JPH0626049B2 - 記録再生装置におけるサ−ボ回路 - Google Patents

記録再生装置におけるサ−ボ回路

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JPH0626049B2
JPH0626049B2 JP62205039A JP20503987A JPH0626049B2 JP H0626049 B2 JPH0626049 B2 JP H0626049B2 JP 62205039 A JP62205039 A JP 62205039A JP 20503987 A JP20503987 A JP 20503987A JP H0626049 B2 JPH0626049 B2 JP H0626049B2
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憲一郎 河崎
正三郎 坂口
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はデジタルオーディオテープレコーダの如く磁気
ヘッドを有する回転ドラムによって、情報をテープに記
録し再生する記録再生装置において、テープ上のトラッ
クを磁気ヘッドが正確にトレースして安定な再生が行え
るように、キャプスタン軸の回転速度を制御するための
サーボ回路の改良に関する。
〔従来の技術〕
従来における自動キャプスタン軸の回転速度を制御する
ためのサーボ回路について第3図〜第11図と共に説明
する。
第3図はデジタルオーディオテープレコーダ(以下、D
ATという)、特に、可変速再生が可能なDATの概略
を示すブロック図にして、1はテープTに記録された1
フレームにおけるAトラックの情報を再生するAトラッ
ク用磁気ヘッド1aとBトラックの情報を再生するBト
ラック用磁気ヘッド1bとを有する回転ドラム、2は該
回転ドラム1を回彫駆動するためのドラムモータ、3は
該ドラムモータ2の回転位相を検出して、前記磁気ヘッ
ド1a,1bの回転位置を検出するパルスジェネレー
タ、4は前記ドラムモータ2の回転周波数を検出する周
波数ジェネレータ、5は前記パルスジェネレータ3と周
波数ジェネレータ4よりの出力によってドラムモータ2
を所定の回転数で回転させるためのドラムサーボ回路、
6はキャプスタン軸を回転するためのキャプスタンモー
タ、7は該キャプスタンモータ6の回転周波数を検出す
る周波数ジェネレータ、8は該周波数ジェネレータ7よ
りの周波数をシステムコントローラ15よりの1倍速再
生(定常再生)、偶数倍速再生あるいは奇数倍速再生信
号等の速度指示信号に応じた分周比で分周する分周回
路、9は該分周回路8よりの分周した周波数を前記周波
数ジェネレータ7よりの周波数に応じた電圧に変換する
周波数/電圧変換器、10は後述する自動トラッキング
回路(以下、ATF回路という)14よりのトラッキン
グエラー信号と前記周波数/電圧変換器9よりの信号と
を加算する加算器、11は該加算器10よりの出力によ
って前記キャプスタンモータ6を前記各倍速に応じた回
転数で制御する駆動回路、12は前記パルスジェネレー
タ3よりの出力によって前記磁気ヘッド1a,1bの何
れが再生出力を送出しているかのパルス信号を出力する
ヘッドスイッチングパルス発生回路、13は前記磁気ヘ
ッド1a,1bよりの再生信号を増幅する再生増幅器、
14は前記ヘッドスイッチングパルス発生回路12より
のパルス信号と再生増幅器13よりのRF信号からトラ
ッキングエラー信号とATFロック信号を送出するAT
F回路にして、詳細は後述する。15は操作者が選択し
た速度指令に基づいて1倍速信号、奇数倍速信号あるい
は偶数倍速信号をATF回路14に、速度指示信号を前
記分周回路8に出力するシステムコントローラである。
而して、回転ドラム1はパルスジェネレータ3と周波数
ジェネレータ4よりの検出出力によってドラムサーボ回
路5を介して所定の回転数で制御される。
一方、テープTはキャプスタン軸によって走行が制御さ
れるので、磁気ヘッド1a,1bによって再生された信
号が再生増幅器13を介してATF回路14に入力され
る。また、パルスジェネレータ3によって検出した信号
によってヘッドスイッチングパルス発生回路12が磁気
ヘッド1a,1bの何れが再生しているかの信号を出力
するので、ATF回路14においてATF信号からトラ
ッキングのズレを検出する。この時、ATF回路14は
システムコントローラ15から入力される倍速信号に基
づいたトラッキングエラー信号を検出する。また、キャ
プスタンモータ6の回転周波数を検出する周波数ジェネ
レータ7よりの信号は、分周回路8により速度指示信号
に応じた分周比で分周された後、周波数/電圧変換器9
によって電圧信号に変換され、その電圧信号と前記トラ
ッキングエラー信号とが加算器10によって加算され、
その出力によって駆動回路11を介して設定された倍速
に応じてキャプスタンモータ6を制御し、正確なるトラ
ッキングの下に再生が行われるものである。
次ぎに、第3図のATF回路14の詳細を第4図と共に
説明する。
21は前記した第3図の再生増幅器13において増幅し
たRF信号中からパイロット信号を抽出するローパスフ
ィルタ、22は該ローパスフィルタ21よりのパイロッ
ト信号のエンベロープを検波するエンベロープ検波器、
23は後述するサンプリングパルス発生回路30よりの
第1のサンプリングパルスSPが入力された時点で、
前記エンベロープ検波器22よりの出力をホールドする
第1のサンプル・ホールド回路、24は該第1のサンプ
ル・ホールド回路23よりのホールド出力から、前記エ
ンベロープ検波器22よりの出力を引算して値を出力す
る引算器、25は後述するアンド回路31よりの第2の
サンプリングパルスSPが入力された時点で、前記引
算器24よりの出力をホールドし、前記した第3図の加
算器10に対してトラッキングエラー信号として出力す
る第2のサンプル・ホールド回路である。
26は前記再生増幅器13よりのRF信号中からシンク
信号を抽出するバンドパスフィルタ、27は該バンドパ
スフィルタ26よりのシンク信号を波形整形する波形整
形回路、28は該波形整形27からの信号と後述するウ
インドウ信号発生回路34からの信号とを入力とするア
ンド回路、29は該アンド回路28よりのシンク信号が
第5図に示すATFフォーマットにおけるシンク信号f
,fの何れかを検出するシンクパターン検出回路、
30は該シンクパターン検出回路29により検出したシ
ンク信号で第1のパルス信号Pと、該パルス信号P
から一定時間後に第2のパルス信号Pを送出するパル
ス発生回路にして、各パルス信号P,Pは前記した
サンプリングパルス信号SP,SPとなる。すなわ
ち、パルス信号Pは前記した第1のサンプル・ホール
ド回路23に対し第1のサンプリングパルスSPとな
り、またパルス信号Pはアンド回路31を介して第2
のサンプル・ホールド回路25のサンプリングパルスS
となる。
アンド回路31は前記した第3図のシステムコントロー
ラ15よりの1倍速信号によって切換えが行われるスイ
ッチ32よりの出力と、パルス発生回路30よりの第2
のパルス信号Pを入力としている。なお、スイッチ3
2の切換状態は1倍速モードの場合を示している。
33は前記した第3図のヘッドスイッチングパルス発生
回路12よりのヘッド切換えパルスに応じて後述するウ
インドウ信号発生回路34がウインドウ信号を出力する
直前にリセット信号を送出するリセット信号発生回路、
34はヘッドスイッチングパルス発生回路12よりのヘ
ッド切換パルスに応じてウインドウ信号を発生するウイ
ンドウ信号発生回路にして、そのウインドウ信号は前記
アンド回路28に出力される。35は前記シンクパター
ン検出回路29より発生する検出パルス波数をカウント
するシンク波数カウンタにして、前記リセット信号発生
回路33よりのリセット信号毎にカウント値はリセット
される。36は前記シンク波数カウンタ35よりのカウ
ント値によって、前記シンクバンドパスフィルタ26よ
り入力されたシンク信号が1ブロック信号か0.5ブロッ
ク信号かを判定するシンク長さ判定回路にして、1ブロ
ック信号と判定した時にフレーム同時保護回路37に、
また0.5ブロック信号以上(1ブロック信号を含む)と
判定した時にフレーム同時保護回路37とアンド回路3
8とに出力を送出する。37は前記シンク長さ判定回路
36よりの0.5ブロック信号、1ブロック信号およびヘ
ッドスイッチングパルス発生回路12よりのヘッド切換
え信号をもとに後述するトラックパターンで定められた
フレーム構成に対し、検出されたシンクの長さが一致す
ることを判断し、1倍速時のサンプルパルスの発生を制
御するフレーム同時保護回路にして、その出力はスイッ
チ32を介してアンド回路38に供給されている。
39は前記したヘッドスイッチングパルス発生回路12
よりのパルス信号によって、AトラックおよびBトラッ
クの各第1のATF1の時のみパルス信号を送出するA
TF1信号発生回路、40は該ATF1信号発生回路3
9よりのパルス信号とヘッドスイッチングパルス発生回
路12よりのパルス信号から、前記システムコントロー
ラ15より偶数倍速信号が入力されている時にはAトラ
ックの第1のATF1のみを選択して出力し、またシス
テムコントローラ15より奇数倍速信号が入力されてい
る時には各トラックの夫々の第1のATF1を選択して
出力するエリア選択回路である。
41は前記第2のサンプル・ホールド回路25よりのホ
ールド電圧からATFロック信号を送出する2つのコン
パレータ41a,41bとアンド回路41cとからなる
ATFロック信号発生回路である。
次ぎに、第5図に示すテープT上に記録されているトラ
ックパターンについて説明する。
各トラックの前の部分と後の部分にあるATF1及びA
TF2はトラッキング用のパイロット信号としてアジマ
ス効果の少ない低周波数の信号fを有し、これは再生
時に両隣接トラックからのクロストークのレベルの大き
さを検出し、両隣接トラックのクロストーク成分のレベ
ル差をトラッキングエラー信号として得るために利用さ
れる。上記パイロット信号fとして130KHzの低周
波信号が使用される。
またATF1及びATF2には、パイロット信号f
記録されている位置を判別するためのシンク信号が記録
されている。シンク信号はクロストークがあるとオント
ラックと隣接トラックとの区別がつかないので、アジマ
ス効果のある周波数で、かつPCM信号に存在しないパ
ターンとなるものが選定される。シンク信号は+アジマ
スに対応するヘッドを1a、−アジマスに対応するヘッ
ドを1bとすると、1aヘッドと1bヘッドとを区別す
るために互に異なるようになっていて、1aヘッドに対
しては周波数522KHzのシンク1信号fが、1bヘ
ッドに対しては周波数784KHzのシンク2信号f
それぞれ所定の位置に記録される。
DATでは消去ヘッドが設けられず、信号の書き替えは
前の記録上に重ね書きする、所謂オーバライトで行われ
る。このため、前の記録のパイロット信号f、シンク
1信号f及びシンク2信号fを消去するための所定
の位置に周波数1.56MHzの消去信号fが記録される。
ATFのパイロット信号はオントラックと両隣接トラッ
クとで全て位置が異なり、オントラックのパイロット信
号のレベルと両隣接トラックのパイロット信号のレベル
とが時間的に各々異なり、3種類のレベルをそれぞれサ
ンプリングすることができるように配置されている。
ATF1,ATF2の各ATF領域はそれぞれ5ブロッ
ク割り当てられ、そのうちの2ブロックにパイロット信
号fが記録されている。シンク信号f,fは一方
の隣接トラックにパイロット信号fが記録されている
位置の中央から1ブロック又は0.5ブロック利用して記
録されている。他方の隣接トラックのパイロット信号f
はオントラックに記録されているシンク信号の最初か
ら2ブロック後にその中央が位置するように記録されて
いる。1ブロックのシンク信号は奇数フレームに、0.5
ブロックのシンク信号は偶数フレームにそれぞれ割り当
てられている。
以上のように、ATFは1aヘッド及び1bヘッドによ
ってシンク信号の周波数が異なり、また奇数フレームと
偶数フレームでシンク信号の記録長が異なる。従って、
連続する4トラックは全て異なるATFが付与されるた
め、区別できるようになっている。上述のようなATF
パターンは4トラック毎に繰返される4トラック完結型
となっている。
次ぎに、可変速再生を行う場合について、エリア選択回
路40によって偶数倍速再生にあってはAトラックの第
1のATF1を選択し、奇数倍速再生にあってはA,B
トラックの各々第1のATF1を選択し、これによって
キャプスタンモータ6を制御しなければならないかを第
6図〜第8図と共に説明する。
第6図(a)は1倍速再生の場合のヘッド1a,1bと1
フレームを形成する2つのトラックA,Bとのトレース
状態を示し、ハッチングの部分がATF1とATF2で
ある。
図からも判るように、ヘッド1aはトラックAのATF
1とATF2の信号を再生し、ヘッド1bはトラックB
のATF1とATF2の信号を再生する。従って、ヘッ
ド1aよりのトラックAの再生信号レベルは第6図(b)
に示す如く高レベルの再生信号が得られ、また、ヘッド
1bよりのトラックBの再生信号レベルは第6図(c)に
示す如く高レベルの再生信号が得られる。よって、キャ
プスタンモータ6の回転速度制御はヘッド1a,1bよ
りの各トラックのATF1,ATF2の計4つのATF
によって得られるトラッキングエラー電圧によって行わ
れる。
また、第7図(a)は偶数倍速再生の場合のヘッド1a,
1bと偶数フレームと奇数フレームの4つのトラック
A,Bとのトレース状態を示し、ハッチング部分がAT
F1とATF2である。
この場合、ヘッド1aによってトラックA上のATF信
号を再生できるのは、偶数フレームトラック中のトラッ
クAにおけるATF1とATF2であるが、該ATF2
は一部が欠けるため、再生信号レベルは第7図(b)に示
す如くになる。従って、高レベルの再生信号は偶数フレ
ームトラックにおけるトラックAのATF1のみとな
る。一方、ヘッド1bによってトラックB上のATF信
号を再生できるのは、偶数フレームトラック中のトラッ
クBにおけるATF1の一部と、奇数フレームトラック
中のトラックBにおけるATF1の一部および奇数フレ
ームトラック中のトラックBにおけるATF2の一部と
なる。従って、ヘッド1bよりのトラックBの再生信号
レベルは第7図(c)の如く全体として低レベルの再生信
号となる。よって、偶数倍速再生におけるキャプスタン
モータ6の回転速度を制御するためのATFとしては、
ヘッド1aにより再生するトラックAのATF1によっ
て得られるトラッキングエラー電圧によって行われる。
さらに、第8図(a)は奇数倍速再生の場合のヘッド1
a,1bと偶数フレームと奇数フレームの4つのトラッ
クA,Bとのトレース状態を示し、ハッチング部分がA
TF1とATF2である。
この場合、ヘッド1aによってトラックA上のATF信
号を再生できるのは、隅数フレームトラック中のトラッ
クAにおけるATF1とATF2であるが、該ATF2
は一部が欠けるため、、再生信号レベルは第8図(b)に
示す如くになる。従って、高レベルの再生信号は偶数フ
レームトラックにおけるAトラックのATF1のみとな
る。一方、ヘッド1bによってトラックB上のATF信
号を再生できるのは、奇数フレームトラック中のトラッ
クBにおけるATF1とATF2であるが、該ATF2
は一部が欠けているため、再生信号レベルは第8図(c)
に示す如くになる。従って、高レベルの再生信号は奇数
フレームトラックにおけるBトラックのATF1のみと
なる。よって、奇数倍速再生におけるキャプスタンモー
タ6の回転速度を制御するためのATFとしては、ヘッ
ド1aにより再生する偶数フレームトラックにおけるト
ラックAのATF1と、ヘッド1bによって再生する奇
数フレームトラックにおけるトラックBのATF1によ
って得られるトラッキングエラー電圧によって行われ
る。
なお、前記説明における偶数倍速再生は2倍速再生であ
るが、4倍速,6倍速……の再生の場合も同様であっ
て、1フレーム内の4つのATFエリアの中から1エリ
アのみ選択し、ATFによるトラッキングエラー電圧を
得てキャプスタンモータ6にトラッキングサーボをかけ
るようにすれば良い。
また、奇数倍速再生においても同様であって、5倍速,
7倍速……時において、1フレーム内の4つのATFエ
リア中からAトラックのATF1とBトラックのATF
1若しはAトラックのATF2とBトラックのATF2
の2エリアを選択し、ATFによるトラッキングエラー
電圧を得てキャプスタンモータ6にトラッキングサーボ
をかけるようにすれば良い。
次ぎに前記した第4図のブロック図について動作を第9
図〜第11図と共に説明する。
再生増幅器13よりの第11図(a)の如きRF信号中か
らバンドパスフィルタ26を介して第9図(a)および第
10図(c)の如きシンク信号と、ローパスフィルタ21
を介して第9図(b)の如きパイロット信号を選択して得
られる。このパイロット信号はエンベロープ検波器22
によって第9図(c)の如きエンベロープが検出され、そ
のエンベロープ信号は次段の第1のサンプル・ホールド
回路23と引算器24に出力される。
一方、シンク信号は波形整形回路27にて第10図(d)
の如く波形整形された後にアンド回路28の一方の入力
端子に出力される。また、このアンド回路28の他方の
入力端にはヘッドスイッチングパルス発生回路12より
のヘッド切換信号によってウインドウ信号を発生するウ
インドウ信号発生回路34よりの第10図(b)の如きウ
インドウ信号が入力されている。従って、アンド回路2
8はウインドウが開いている時に波形整形されたシンク
信号を出力する。
このアンド回路28よりのシンク信号をシンクパターン
検出回路29によって、該シンク信号が第5図に示すA
TFトラックパターン上のfかfかを検出し、第1
0図(e)の如き検出パルスを送出する。そして、この検
出パルスがパルス発生回路30に入力されると、該パル
ス発生回路30は第10図(f)の如く第1のパルス信号
を直ちに出力すると共に一定時間後に第10図(g)
の如く第2のパルス信号Pを送出する。この第1のパ
ルス信号Pが第9図(d)の如くサンプリングパルスS
となって第1のサンプル・ホールド回路23に入力
されるので、該第1のサンプル・ホールド回路23は、
この時、エンベロープ検波器22より出力されているエ
ンベロープのレベルをホールドする。そして、このホー
ルドされた出力とエンベロープ検波器22よりの出力と
は減算器24にて、その差分が計算され出力される。ま
た、パルス発生回路30よりの第2のパルス信号はアン
ド回路31の1つの入力端に出力される。
一方、シンクパターン検出回路29よりの検出パルスは
シンク波数カウンタ35に入力される。このシンク波数
カウンタ35はウインドウ信号が切換わる以前にリセッ
ト信号発生回路33よりの第10図(a)の如きリセット
信号によってクリアされているので、検出パルスの入力
と同時にシンク波数をカウントする。そして、シンクパ
ターン検出回路29よりの検出パルスが1ブロック信号
と0.5ブロック信号とではカウント数が異なるので、シ
ンク波数カウンタ35よりのカウント値によって、1ブ
ロック信号か0.5ブロック以上の信号かをシンク長さ判
定回路36によって判定し、第10図(h),(i)の如く0.
5ブロック以上の信号と1ブロック信号とを判別してフ
レーム同時保護回路37に両信号を出力すると共にアン
ド回路38の一方の入力端に0.5ブロック以上の信号を
出力する。
一方、ヘッドスイッチングパルス発生回路12よりの第
11図(b)の如き信号から、ATF1信号発生回路39
によって、第11図(a)の如き各トラックA,Bにおけ
るATF1と同期したタイミングで第11図(c)の如き
パルス信号を送出する。そして、エリア選択回路40に
おいて、ヘッドスイッチングパルス発生回路12よりの
信号とATF1信号発生回路39よりの信号から、可変
速再生モードにおける偶数倍速再生の場合にはシステム
コントローラ15より偶数倍速信号が入力されているの
で、第11図(d)の如き信号(トラックAのATF1に
同期した信号)を送出し、奇数倍速再生の場合には第1
1図(e)の如き信号(トラックA,Bの各ATF1に同
期した信号)を送出し、アンド回路38の他の入力端に
入力される。
この時、可変速再生モードの時にはシステムコントロー
ラ15より1倍速信号がスイッチ32に入力されていな
いので、該スイッチ32は図示とは逆に接点が切換えら
れている。従って、アンド回路38からはシンク信号が
0.5ブロック信号以上(1ブロック信号を含む)の出力
がシンク長さ判定回路36より出力され、かつエリア選
択回路40よりの選択されたATF1信号が出力された
時にスイッチ32を介して第10図(j)の如きゲート信
号がアンド回路31に出力される。従って、アンド回路
31はパルス発生回路30よりの第2のパルス信号P
が出力された時にサンプリング信号SPを第2のサン
プル回路25に出力する。これにより、第2のサンプル
回路25はサンプリング信号SPが入力された時の減
算器24より第9図(g)の如き出力信号をホールドす
る。そして、このホールドした出力を加算器10へトラ
ッキングエラー信号として送出すると共にATFロック
信号発生回路41に送出する。
このATFロック信号発生回路41は第2のサンプルホ
ールド回路25よりの出力電圧を、各コンパレータ41
a,41bの基準比較電圧Vref1,Vref2と比較し、第2
のサンプリングホールド回路25よりの出力電圧が予じ
め設定した電圧の範囲であると、該コンパレータ41
a,41bより出力が送出されるので、アンド回路41
cよりシステムコントローラ15に対してATFロック
信号を送出する。
すなわち、第12図に示す如くトラックA,Bに対する
ヘッド1a,1bのズレ量が少なければ基準比較電圧Vr
ef1,Vref2の範囲内に第2のサンプル・ホールド回路2
5よりのトラッキングエラー電圧が入るので、ATFロ
ック信号が送出されキャプスタンモータ6のトラッキン
グサーボが正常に動作していることをシステムコントロ
ーラ15により監視することができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、前記した従来例にあって、ATFロック信号
発生回路41は第2のサンプル・ホールド回路25より
のトラッキングエラー電圧のレベルをアナログ的に比較
しているため、オーバライトされたテープを再生した場
合に、消え残ったパイロット信号とオーバライトしたパ
イロット信号が干渉し、トラッキングエラー電圧が大き
く変動するので、ATFロック信号を正確に発生できな
いという問題が発生し、また、ATFロック信号発生回
路がアナログ回路であるために、デジタルIC内に組み
込むことが困難でIC化が難しかった。
〔発明の目的〕
本発明は前記した問題点を解決せんとするもので、トラ
ッキングエラー電圧を得るために発生させるサンプルパ
ルスの数をある一定時間計数し所定の閾値と比較するこ
とにより、トラッキングエラー電圧のレベルが大きく変
動した場合でも、安定にATFロック信号を出力し、か
つ、デジタルIC化が容易な記録再生装置におけるサー
ボ回路を提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
前記した目的を達成するために、本発明にあってはAT
F回路から出力されるサンプリングパルスを計数し、所
定の閾値と比較することによりトラッキングエラー電圧
のレベルが大きく変動した場合でも安定にATFロック
信号が出力されるようにしたことを要旨とするものであ
る。
〔発明の実施例〕
本発明の一実施例を第1図のブロック図と共に説明す
る。なお、前記した従来例の第4図と同一符号は同一回
路を示し、説明は省略する。
本発明と従来例との相違点はATFロック信号発生回路
41と42が相違することである。すなわち、第4図に
おけるATFロック信号発生回路41は第2のサンプル
ホールド回路25よりのトラッキングエラー電圧をアナ
ログ的に処理していたのをATFロック信号発生回路4
2はデジタル的に処理することである。
そのために、本発明の実施例にあっては、ヘッドスイッ
チングパルス発生回路12よりのスイッチングパルスに
よって動作するパルス発生回路42aと、システムコン
トローラ15よりの偶数倍速信号、奇数倍速信号および
1倍速信号の夫々よりの信号に応じて閾値を切換えるこ
とができるデコーダ42bと、アンド回路31よりのサ
ンプリングパルスSPのパルス数をカウントするサン
プリングパルスカウンタ42cおよび前記デコーダ42
bよりの出力がデータ端子に、パルス発生回路42aよ
りのラッチパルスがクロック端子に入力されたD型フリ
ップフロップ42dとより構成されている。
次ぎに、前記した構成に基づいて第2図と共に動作を説
明する。
ヘッド1a,1bによって再生された第2図(a)の如き
RF信号の1フレーム毎に発生される第2図(b)の如き
スイッチングパルス信号によってパルス発生回路42a
より第2図(e)の如きリセットパルス信号が送出される
ので、サンプリングパルスカウンタ42cは一旦リセッ
トされる。そして、アンド回路31より第2図(c)の如
きサンプリングパルスSPが出力されると、サンプリ
ングパルスカウンタ42cは該サンプリングパルスを計
数すると共に、第2図(f)の如き計数値の結果をデコー
ダ42bに出力する。このデコーダ42bは1倍速信号
か、偶数倍速信号あるいは奇数倍速信号に対応した閾値
にシステムコントローラ15よりの出力によって設定さ
れているので、前記サンプリングパルスカウンタ42c
よりのカウント値が、前記設定された閾値を越えると出
力をD型フリップフロップ42dのデータ端子に送出す
る。一方、パルス発生回路42aは4フレーム毎に立ち
下る第2図(d)の如きラッチパルスをD型フリップフロ
ップ42dのクロック端子に送出する。従って、D型フ
リップフロップ42dよりATFロック信号が送出され
る。
そして、パルス発生回路42aから一定周期毎にリセッ
トパルスが出力されると、サンプリングパルスカウンタ
42cは再びサンプリングパルスSPをカウントし始
める。以下、前記した動作を繰り返し行うものである
が、トラッキング動作においてトラッキングがずれる
と、第13図に示す如くシンク信号検出率(サンプリン
グパルスSの発生率)が小さくなり、サンプリングパ
ルスSPのサンプリングパルスカウンタ42cでのカ
ウント数が小さくなるので、デコーダ42bにおいて設
定された閾値を越えなくなるので、該デコーダ42bよ
りの出力は低レベルとなる。従って、D型フリップフロ
ップ42dからのATFロック信号は次の周期から消失
してシステムコントローラ15へのATFロック信号は
無くなる。
〔発明の効果〕
本発明は前記したように、ATFによるトラッキングサ
ーボ回路の動作を監視するための信号を、ATF回路か
ら出力されるサンプリングパルスを計数することによっ
て、シンク信号の検出状態をもとに発生させるようにし
たので、オーバライトされたテープの再生中にトラッキ
ングエラー電圧のレベルが大きく変動しても、安定にト
ラッキングサーボ回路の動作を監視できると共に、トラ
ッキングサーボ回路の動作を監視するための信号がサン
プリングパルスを計数比較することにより、デジタル回
路によって作成でき、従って、IC化を簡単に図ること
ができる等の効果を有するものである。
また、本発明は、再生速度に応じて閾値を設定する閾値
設定回路を設け、再生速度に応じて判定基準となる閾値
を切り換えるようにしたので、通常の1倍速再生時のみ
ならず、偶数倍速あるいは奇数倍速のいわゆる可変速再
生時においても、ATFサーボのロック/アンロック状
態を確実に判定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すATF回路のブロック
図、 第2図は同上のタイミングチャート図、 第3図は全体の構成を示すブロック図、 第4図は同上のATF回路のブロック図、 第5図はATFトラックパターンを示す図、 第6図は1倍速再生時におけるATF検出状態を示す
図、 第7図は偶数倍速再生時におけるATF検出状態を示す
図、 第8図は奇数倍速再生時におけるATF検出状態を示す
図、 第9図〜第11図は第4図の回路におけるタイミングチ
ャート図、 第12図はトラックずれ量に対するトラッキングエラー
電圧を示す図、 第13図はトラックずれ量に対するシンク検出率を示す
図である。 6……キャプスタンモータ、12……ヘッドスイッチン
グパルス発生回路、13はRF信号再生増幅器、14…
…ATF回路、15……システムコントローラ、42…
…ATFロック信号発生回路、42a……パルス発生回
路、42b……デコーダ、42c……サンプリングカウ
ンタ、42d……D型フリップフロップ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 雅文 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292 株式会 社日立製作所家電研究所内 (56)参考文献 特開 昭61−264544(JP,A) 特開 昭62−157359(JP,A) 特開 昭63−214946(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ATF信号からシンク信号とパイロット信
    号とを再生して、該シンク信号の検出位置をもとに両隣
    接トラックのパイロット信号のクロストークのレベル差
    からトラッキングエラー電圧を生成し、このトラッキン
    グエラー電圧によってトラッキングサーボを行う記録再
    生装置におけるサーボ回路において、 ある一定の期間中のシンク信号の検出パルス数を計数す
    る計数回路と、 再生速度に応じて閾値を設定する閾値設定回路と、 前記シンク信号の検出パルス数と前記閾値設定回路の閾
    値を比較し、トラッキングサーボの動作状態を表す信号
    を生成する動作状態生成回路とを設けた ことを特徴とする記録再生装置におけるサーボ回路。
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