JPH06260660A - 半導体歪みセンサ - Google Patents
半導体歪みセンサInfo
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- JPH06260660A JPH06260660A JP4772093A JP4772093A JPH06260660A JP H06260660 A JPH06260660 A JP H06260660A JP 4772093 A JP4772093 A JP 4772093A JP 4772093 A JP4772093 A JP 4772093A JP H06260660 A JPH06260660 A JP H06260660A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】凹溝形成用のエッチング速度のばらつきに伴う
起歪部の横幅のばらつきを低減して高精度の半導体歪み
センサを提供する。 【構成】埋め込み領域2に形成された溝部2aに当初存
在した基板は電気化学エッチングにより表層領域3の接
合界面までエッチングされ、起歪部Aが形成される。凹
溝1aの全斜面1bの底端は埋め込み領域2に接して形
成され、凹溝1aの底部において、埋め込み領域2は露
出する。したがって、凹溝1aが埋め込み領域2の溝部
2aを通じて表層領域3の接合界面に達した後、オーバ
ーエッチを行っても、半導体基板1のサイドエッチは埋
め込み領域2を露出しつつなされ,起歪部Aの周辺部の
厚肉部の横幅がばらつくので、感度ばらつきが減る。
起歪部の横幅のばらつきを低減して高精度の半導体歪み
センサを提供する。 【構成】埋め込み領域2に形成された溝部2aに当初存
在した基板は電気化学エッチングにより表層領域3の接
合界面までエッチングされ、起歪部Aが形成される。凹
溝1aの全斜面1bの底端は埋め込み領域2に接して形
成され、凹溝1aの底部において、埋め込み領域2は露
出する。したがって、凹溝1aが埋め込み領域2の溝部
2aを通じて表層領域3の接合界面に達した後、オーバ
ーエッチを行っても、半導体基板1のサイドエッチは埋
め込み領域2を露出しつつなされ,起歪部Aの周辺部の
厚肉部の横幅がばらつくので、感度ばらつきが減る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体加速度センサ又
は半導体圧力センサ(以下、半導体歪みセンサと総称す
る)に関する。
は半導体圧力センサ(以下、半導体歪みセンサと総称す
る)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の集積化半導体歪みセンサの一例を
図10に示す。このセンサは、n型エピタキシャル層1
01を有するP型基板102を準備し、エピタキシャル
層101のの表面部にP+ 型のピエゾ抵抗領域103を
形成し、ピエゾ抵抗領域103直下の基板102をエピ
タキシャル層101に達するまで異方性エッチングして
凹溝104を穿設し、この凹溝104により薄肉の起歪
部Aを形成している。
図10に示す。このセンサは、n型エピタキシャル層1
01を有するP型基板102を準備し、エピタキシャル
層101のの表面部にP+ 型のピエゾ抵抗領域103を
形成し、ピエゾ抵抗領域103直下の基板102をエピ
タキシャル層101に達するまで異方性エッチングして
凹溝104を穿設し、この凹溝104により薄肉の起歪
部Aを形成している。
【0003】なお、上記異方性エッチングは、エッチン
グ液中にて基板102の裏面と対面して白金電極を配置
し、この白金電極とエピタキシャル層101との間に電
圧を印加して行われる。エッチングがエピタキシャル層
101の接合界面に達すると、エピタキシャル層101
の底面に陽極酸化膜105が形成されエッチングが停止
する。
グ液中にて基板102の裏面と対面して白金電極を配置
し、この白金電極とエピタキシャル層101との間に電
圧を印加して行われる。エッチングがエピタキシャル層
101の接合界面に達すると、エピタキシャル層101
の底面に陽極酸化膜105が形成されエッチングが停止
する。
【0004】この半導体歪みセンサにおいて、起歪部A
の水平幅(横幅)Dは、凹溝104の斜面角Θが一定で
あるので、基板102の裏面(図10における下面)の
エッチング用のマスク106の開口幅Dsにより決定さ
れる。すなわち、この異方性エッチングがエピタキシャ
ル層101の接合界面に達した段階でエッチングをスト
ップすれば、凹溝104の深さは基板102の厚さに等
しくなり、かつ、起歪部Aの水平幅(横幅)Dは、斜面
角Θと基板102の厚さにより決定されることになる。
の水平幅(横幅)Dは、凹溝104の斜面角Θが一定で
あるので、基板102の裏面(図10における下面)の
エッチング用のマスク106の開口幅Dsにより決定さ
れる。すなわち、この異方性エッチングがエピタキシャ
ル層101の接合界面に達した段階でエッチングをスト
ップすれば、凹溝104の深さは基板102の厚さに等
しくなり、かつ、起歪部Aの水平幅(横幅)Dは、斜面
角Θと基板102の厚さにより決定されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、エッチ
ングにより凹溝104の底面がエピタキシャル層101
の接合界面に達した段階でエッチングをただちにストッ
プすることは非常に難しく、例えばこの接合界面に残留
する基板の残部をきれいにエッチングしたりする必要か
ら通常はオーバーエッチとなり、このオーバーエッチが
行われる時間の間、凹溝104の斜面104aはサイド
エッチ(横方向にエッチング)され、凹溝104の実際
の斜面104aは実際には図10に図示するように点線
の位置に達する。
ングにより凹溝104の底面がエピタキシャル層101
の接合界面に達した段階でエッチングをただちにストッ
プすることは非常に難しく、例えばこの接合界面に残留
する基板の残部をきれいにエッチングしたりする必要か
ら通常はオーバーエッチとなり、このオーバーエッチが
行われる時間の間、凹溝104の斜面104aはサイド
エッチ(横方向にエッチング)され、凹溝104の実際
の斜面104aは実際には図10に図示するように点線
の位置に達する。
【0006】その結果、実際の起歪部Aの水平幅はD’
となり、ΔD=D’−Dだけ大きくなってしまい、ΔD
がばらつくことによりセンサの感度がばらついてしま
う。本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、起
歪部の横幅のばらつきを低減して高精度の半導体歪みセ
ンサを提供することを、その目的としている。
となり、ΔD=D’−Dだけ大きくなってしまい、ΔD
がばらつくことによりセンサの感度がばらついてしま
う。本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、起
歪部の横幅のばらつきを低減して高精度の半導体歪みセ
ンサを提供することを、その目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体歪みセン
サは、第1導電型の半導体基板と、前記半導体基板の第
1主面側の表面部に所定厚さに形成される低濃度第2導
電型の表層領域と、前記表層領域の表面部に形成される
第1導電型のピエゾ抵抗領域と、前記ピエゾ抵抗領域直
下にて前記半導体基板に電気化学エッチングにより凹溝
を穿設して形成される薄肉の起歪部とを備える半導体歪
みセンサにおいて、前記半導体基板と前記表層領域との
間に位置して前記凹溝の底部全周において露出する高濃
度第2導電型の埋め込み領域と、前記凹溝に連通して前
記埋め込み領域に穿設され前記起歪部の有効端部を区画
する溝部とを備えることを特徴としている。
サは、第1導電型の半導体基板と、前記半導体基板の第
1主面側の表面部に所定厚さに形成される低濃度第2導
電型の表層領域と、前記表層領域の表面部に形成される
第1導電型のピエゾ抵抗領域と、前記ピエゾ抵抗領域直
下にて前記半導体基板に電気化学エッチングにより凹溝
を穿設して形成される薄肉の起歪部とを備える半導体歪
みセンサにおいて、前記半導体基板と前記表層領域との
間に位置して前記凹溝の底部全周において露出する高濃
度第2導電型の埋め込み領域と、前記凹溝に連通して前
記埋め込み領域に穿設され前記起歪部の有効端部を区画
する溝部とを備えることを特徴としている。
【0008】
【作用】埋め込み領域に形成された溝部に当初存在した
基板は電気化学エッチングにより表層領域の接合界面ま
でエッチングされ、起歪部が形成される。凹溝の全斜面
の底端は埋め込み領域に接して形成され、その結果、凹
溝の底部において、埋め込み領域は半導体基板と表層領
域との間に位置して凹溝の底部全周において露出する。
基板は電気化学エッチングにより表層領域の接合界面ま
でエッチングされ、起歪部が形成される。凹溝の全斜面
の底端は埋め込み領域に接して形成され、その結果、凹
溝の底部において、埋め込み領域は半導体基板と表層領
域との間に位置して凹溝の底部全周において露出する。
【0009】したがって、凹溝が埋め込み領域の溝部を
通じて表層領域の接合界面に達した後、オーバーエッチ
を行っても、半導体基板のサイドエッチは埋め込み領域
を露出しつつなされる。その結果、サイドエッチにより
形成される薄肉部分の厚さは、埋め込み領域が無い従来
に比べて、半導体基板へ埋め込まれた埋め込み領域の埋
め込み深さの分だけ厚くなり、この分だけサイドエッチ
による感度変化率を低下させることができる。
通じて表層領域の接合界面に達した後、オーバーエッチ
を行っても、半導体基板のサイドエッチは埋め込み領域
を露出しつつなされる。その結果、サイドエッチにより
形成される薄肉部分の厚さは、埋め込み領域が無い従来
に比べて、半導体基板へ埋め込まれた埋め込み領域の埋
め込み深さの分だけ厚くなり、この分だけサイドエッチ
による感度変化率を低下させることができる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明の半導体歪み
センサは、半導体基板と表層領域との間に埋め込まれ、
凹溝の底部全周において露出する埋め込み領域を有して
いるので、半導体基板のサイドエッチのばらつきによる
感度変化を簡単に低減できるという優れた効果を奏する
ことができる。
センサは、半導体基板と表層領域との間に埋め込まれ、
凹溝の底部全周において露出する埋め込み領域を有して
いるので、半導体基板のサイドエッチのばらつきによる
感度変化を簡単に低減できるという優れた効果を奏する
ことができる。
【0011】なお、この埋め込み領域は、通常のバイポ
ーラトランジスタ製造プロセスにおける埋め込みコレク
タ領域と同一工程で製造でき、バイポーラトランジスタ
を集積した半導体歪みセンサにおいては、なんら工程延
長を必要としないという利点も有する。
ーラトランジスタ製造プロセスにおける埋め込みコレク
タ領域と同一工程で製造でき、バイポーラトランジスタ
を集積した半導体歪みセンサにおいては、なんら工程延
長を必要としないという利点も有する。
【0012】
【実施例】以下、この発明を適用した半導体加速度セン
サの一実施例を図面に従って説明する。図1において、
パイレックスガラスよりなる穴開きの台座11上にシリ
コンチップ10が接合され、台座11はステム12上に
接合されている。13は金属缶であり、ステム12の周
縁部に溶接されて内部を気密の基準圧力室Sとしてい
る。 ステム12の孔部にシールガラスにより固定され
た端子ピン14の内端はワイヤ15によりシリコンチッ
プ10上の各ボンディングパッド(図示せず)に個別に
接続されている。シリコンチップ10の裏面に凹溝1a
が穿設されており、凹溝1aには、台座11及びステム
12にそれぞれ貫設された被測定圧力導入孔11a、1
2aを通じて被測定圧力が導入される。
サの一実施例を図面に従って説明する。図1において、
パイレックスガラスよりなる穴開きの台座11上にシリ
コンチップ10が接合され、台座11はステム12上に
接合されている。13は金属缶であり、ステム12の周
縁部に溶接されて内部を気密の基準圧力室Sとしてい
る。 ステム12の孔部にシールガラスにより固定され
た端子ピン14の内端はワイヤ15によりシリコンチッ
プ10上の各ボンディングパッド(図示せず)に個別に
接続されている。シリコンチップ10の裏面に凹溝1a
が穿設されており、凹溝1aには、台座11及びステム
12にそれぞれ貫設された被測定圧力導入孔11a、1
2aを通じて被測定圧力が導入される。
【0013】凹溝1aは後述の異方性エッチングにより
形成され、凹溝1aに接するシリコンチップ10の薄肉
の部分は、以下、薄肉起歪部Aと称される。このシリコ
ンチップ10には、2対のピエゾ抵抗領域(図2に2個
表示)Rからなるホイートストーンブリッジ回路が形成
されている。以下、シリコンチップ10の断面を示す図
2を参照して本実施例の半導体圧力センサの構造を説明
する。なお、薄肉起歪部Aの表面部には実際には薄肉起
歪部Aの周辺部に一対のピエゾ抵抗領域Rが形成され、
中央部に位置して一対のピエゾ抵抗領域Rが形成されて
いるが、図2では薄肉起歪部Aの周辺部のピエゾ抵抗領
域R、Rだけが図示されている。
形成され、凹溝1aに接するシリコンチップ10の薄肉
の部分は、以下、薄肉起歪部Aと称される。このシリコ
ンチップ10には、2対のピエゾ抵抗領域(図2に2個
表示)Rからなるホイートストーンブリッジ回路が形成
されている。以下、シリコンチップ10の断面を示す図
2を参照して本実施例の半導体圧力センサの構造を説明
する。なお、薄肉起歪部Aの表面部には実際には薄肉起
歪部Aの周辺部に一対のピエゾ抵抗領域Rが形成され、
中央部に位置して一対のピエゾ抵抗領域Rが形成されて
いるが、図2では薄肉起歪部Aの周辺部のピエゾ抵抗領
域R、Rだけが図示されている。
【0014】シリコンチップ10は、結晶軸が(11
0)面あるいは(100)面に対し数度傾いたP型の半
導体基板1を有し、半導体基板1の表面部にはn+ 型の
埋め込み領域2が形成されており、その上にn型のエピ
タキシャル層3(本発明でいう表層領域)が形成されて
いる。エピタキシャル層3の表面部には、P+ 型の2対
のピエゾ抵抗領域Rが形成されており、ピエゾ抵抗領域
Rの直下に凹溝1aが穿設されている。そして、凹溝1
aにより両面が露出したエピタキシャル層領域が起歪部
Aとなっている。9は凹溝1aに露出する埋め込み領域
2及びエピタキシャル層3の表面に形成される陽極酸化
膜である。
0)面あるいは(100)面に対し数度傾いたP型の半
導体基板1を有し、半導体基板1の表面部にはn+ 型の
埋め込み領域2が形成されており、その上にn型のエピ
タキシャル層3(本発明でいう表層領域)が形成されて
いる。エピタキシャル層3の表面部には、P+ 型の2対
のピエゾ抵抗領域Rが形成されており、ピエゾ抵抗領域
Rの直下に凹溝1aが穿設されている。そして、凹溝1
aにより両面が露出したエピタキシャル層領域が起歪部
Aとなっている。9は凹溝1aに露出する埋め込み領域
2及びエピタキシャル層3の表面に形成される陽極酸化
膜である。
【0015】なお、埋め込み領域2には凹溝1aに連通
する溝部2aがあらかじめ形成されており、凹溝1aは
この埋め込み領域2の溝部2aを包含している。その
他、5はピエゾ抵抗領域Rの各端に接続されるアルミ線
であり、シリコン酸化膜6上に形成されている。アルミ
線6は、シリコン酸化膜6の開口を通じてピエゾ抵抗領
域Rや、その他の各コンタクト部にコンタクトされてい
る。7はプラズマ窒化シリコン膜からなるパッシベーシ
ョン(保護)膜であり、71はワイヤボンディング用の
開口である。
する溝部2aがあらかじめ形成されており、凹溝1aは
この埋め込み領域2の溝部2aを包含している。その
他、5はピエゾ抵抗領域Rの各端に接続されるアルミ線
であり、シリコン酸化膜6上に形成されている。アルミ
線6は、シリコン酸化膜6の開口を通じてピエゾ抵抗領
域Rや、その他の各コンタクト部にコンタクトされてい
る。7はプラズマ窒化シリコン膜からなるパッシベーシ
ョン(保護)膜であり、71はワイヤボンディング用の
開口である。
【0016】このセンサにおいて、薄肉起歪部Aにかか
る差圧により薄肉起歪部Aが歪み、ピエゾ抵抗領域Rの
抵抗値が変化し、それをブリッジ回路で検出することは
従来と同じである。以下、このセンサの製造工程を図2
〜図4を参照して説明する。まず、図3に示すように、
P型基板1を準備し、n+ 埋め込み領域2を所定パター
ンに拡散し、n型エピタキシャル層3をエピタキシャル
成長する。この時、埋め込み領域2には溝部2aが形成
される。溝部2aは、基板1にn+ 不純物をドープしな
いことにより形成されるものであり、凹溝1aの平面形
状を僅かに比例縮小した平面形状を有する埋め込み領域
非形成領域を意味する。
る差圧により薄肉起歪部Aが歪み、ピエゾ抵抗領域Rの
抵抗値が変化し、それをブリッジ回路で検出することは
従来と同じである。以下、このセンサの製造工程を図2
〜図4を参照して説明する。まず、図3に示すように、
P型基板1を準備し、n+ 埋め込み領域2を所定パター
ンに拡散し、n型エピタキシャル層3をエピタキシャル
成長する。この時、埋め込み領域2には溝部2aが形成
される。溝部2aは、基板1にn+ 不純物をドープしな
いことにより形成されるものであり、凹溝1aの平面形
状を僅かに比例縮小した平面形状を有する埋め込み領域
非形成領域を意味する。
【0017】次に、図4に示すように、エピタキシャル
層3の表面にP+ ピエゾ抵抗領域Rを形成し、次いでシ
リコン酸化膜6を形成し、それを選択開口した後、アル
ミ線5をシリコン酸化膜6上に形成し、このアルミ線5
をピエゾ抵抗領域Rの端部にコンタクトさせる。次に、
プラズマ窒化シリコン膜からなる保護膜7、8を形成
し、保護膜8を選択開口してエッチングすべき基板1の
表面を露出させる。また、保護膜7に電気化学エッチン
グ用の開口71(図2参照)を形成する。
層3の表面にP+ ピエゾ抵抗領域Rを形成し、次いでシ
リコン酸化膜6を形成し、それを選択開口した後、アル
ミ線5をシリコン酸化膜6上に形成し、このアルミ線5
をピエゾ抵抗領域Rの端部にコンタクトさせる。次に、
プラズマ窒化シリコン膜からなる保護膜7、8を形成
し、保護膜8を選択開口してエッチングすべき基板1の
表面を露出させる。また、保護膜7に電気化学エッチン
グ用の開口71(図2参照)を形成する。
【0018】次に、このウエハ40(図5参照)を電気
化学エッチングする。この電気化学エッチング工程を図
5、図6を参照して説明する。まず、支持基板46の裏
面に熱板(200℃、図示せず)を接合し、この支持基
板46上に樹脂ワックスWを載せて軟化させ、更にその
上に白金リボン59を挟んでウエハ40のピエゾ抵抗領
域形成側の主面を載せて接着させ、アルミ線5と白金リ
ボン59とをコンタクトする。その後、支持基板46及
びウエハ40を熱板から下ろして樹脂ワックスWを硬化
させる。白金リボン59の先端部は波状に形成され、上
記樹脂ワックスWの硬化状態において白金リボン59の
先端部は開口71から露出するアルミ線に自己の弾性に
より押圧され、良好な電気的接触が取られる。なお、樹
脂ワックスWはウエハ40の側面を被覆している。
化学エッチングする。この電気化学エッチング工程を図
5、図6を参照して説明する。まず、支持基板46の裏
面に熱板(200℃、図示せず)を接合し、この支持基
板46上に樹脂ワックスWを載せて軟化させ、更にその
上に白金リボン59を挟んでウエハ40のピエゾ抵抗領
域形成側の主面を載せて接着させ、アルミ線5と白金リ
ボン59とをコンタクトする。その後、支持基板46及
びウエハ40を熱板から下ろして樹脂ワックスWを硬化
させる。白金リボン59の先端部は波状に形成され、上
記樹脂ワックスWの硬化状態において白金リボン59の
先端部は開口71から露出するアルミ線に自己の弾性に
より押圧され、良好な電気的接触が取られる。なお、樹
脂ワックスWはウエハ40の側面を被覆している。
【0019】この状態でウエハ40及び支持基板46は
エッチング槽61内に垂下され、エッチング液(例え
ば、33wt%KOH溶液,82℃)に浸漬される。ウエ
ハ40のピエゾ抵抗領域非形成側の主面に対向して白金
電極板62が垂下されており、ウエハ40側を正として
白金リボン59と白金電極板62との間に所定のエッチ
ング電圧(例えば約2V)を印加し、電気化学エッチン
グを行う。このようにすると、白金リボン59からエピ
タキシャル層3を通じてP型基板1に両者間の接合を逆
バイアスする電界が形成されるとともに、基板1の電気
化学エッチング(異方性エッチング)が行われ、基板1
に凹溝1aが形成される。エッチングが基板1とエピタ
キシャル層3との接合部近傍に達すると陽極酸化膜9
(図2参照)が形成され、エッチング速度が格段に減速
するので、この接合部近傍でエッチングが停止する。
エッチング槽61内に垂下され、エッチング液(例え
ば、33wt%KOH溶液,82℃)に浸漬される。ウエ
ハ40のピエゾ抵抗領域非形成側の主面に対向して白金
電極板62が垂下されており、ウエハ40側を正として
白金リボン59と白金電極板62との間に所定のエッチ
ング電圧(例えば約2V)を印加し、電気化学エッチン
グを行う。このようにすると、白金リボン59からエピ
タキシャル層3を通じてP型基板1に両者間の接合を逆
バイアスする電界が形成されるとともに、基板1の電気
化学エッチング(異方性エッチング)が行われ、基板1
に凹溝1aが形成される。エッチングが基板1とエピタ
キシャル層3との接合部近傍に達すると陽極酸化膜9
(図2参照)が形成され、エッチング速度が格段に減速
するので、この接合部近傍でエッチングが停止する。
【0020】次に、支持基板46を熱板に載せて樹脂ワ
ックスWを軟化させ、ウエハ40を支持基板46から分
離し、分離したウエハ40を有機溶剤(例えば、トリク
ロロエタン)中に浸漬し、樹脂ワックスWを溶解、洗浄
してウェハ40を取り出す。次に、プラズマ窒化膜(P
ーSiN)8をエッチングし、続いてウエハ40をダイ
シングしてチップ化する。このチップは台座11上に静
電接合法により接合され、ワイヤボンディングが行われ
る。この実施例では電気化学エッチングのための保護膜
7の開口71がワイヤボンディング用の開口を兼ねてい
る。
ックスWを軟化させ、ウエハ40を支持基板46から分
離し、分離したウエハ40を有機溶剤(例えば、トリク
ロロエタン)中に浸漬し、樹脂ワックスWを溶解、洗浄
してウェハ40を取り出す。次に、プラズマ窒化膜(P
ーSiN)8をエッチングし、続いてウエハ40をダイ
シングしてチップ化する。このチップは台座11上に静
電接合法により接合され、ワイヤボンディングが行われ
る。この実施例では電気化学エッチングのための保護膜
7の開口71がワイヤボンディング用の開口を兼ねてい
る。
【0021】以下、本実施例の特徴点を説明する。本実
施例では図2に示すように、凹溝1aの底面がエピタキ
シャル層3の接合界面3aに達しても、電気化学エッチ
ングは多少、持続(オーバーエッチ)され、その結果、
凹溝1aの斜面1bの底端は埋め込み領域2の表面に達
している。結局、この実施例の起歪部Aはその周辺部に
おいて、埋め込み領域2の内、基板1に埋め込まれた深
さだけ厚肉となっている。
施例では図2に示すように、凹溝1aの底面がエピタキ
シャル層3の接合界面3aに達しても、電気化学エッチ
ングは多少、持続(オーバーエッチ)され、その結果、
凹溝1aの斜面1bの底端は埋め込み領域2の表面に達
している。結局、この実施例の起歪部Aはその周辺部に
おいて、埋め込み領域2の内、基板1に埋め込まれた深
さだけ厚肉となっている。
【0022】したがって、エッチング速度のばらつきに
より凹溝1aのサイドエッチ量がばらつき、凹溝1aの
斜面1bの位置が多少ばらついたとしても、この起歪部
Aの厚肉の周辺部の横幅寸法がばらつくこととなり、エ
ピタキシャル層3の横幅寸法がばらつく従来例に比べ
て、一定の付勢力に対する起歪部Aの歪み量のばらつき
量が減少し、結局、感度すなわちピエゾ抵抗領域Rの抵
抗値のばらつきを低減することができる。
より凹溝1aのサイドエッチ量がばらつき、凹溝1aの
斜面1bの位置が多少ばらついたとしても、この起歪部
Aの厚肉の周辺部の横幅寸法がばらつくこととなり、エ
ピタキシャル層3の横幅寸法がばらつく従来例に比べ
て、一定の付勢力に対する起歪部Aの歪み量のばらつき
量が減少し、結局、感度すなわちピエゾ抵抗領域Rの抵
抗値のばらつきを低減することができる。
【0023】また、この感度ばらつきの低減により歩留
りも向上することができる。 (変形態様)図7に変形態様を示す。この態様では、エ
ピタキシャル層3をP+ 分離領域30により複数のN-
エピタキシャル層領域31、32、33に分割してい
る。エピタキシャル層領域31は本発明でいう表層領域
を構成し、エピタキシャル層領域32、33はバイポー
ラトランジスタTのコレクタ耐圧領域となっている。
りも向上することができる。 (変形態様)図7に変形態様を示す。この態様では、エ
ピタキシャル層3をP+ 分離領域30により複数のN-
エピタキシャル層領域31、32、33に分割してい
る。エピタキシャル層領域31は本発明でいう表層領域
を構成し、エピタキシャル層領域32、33はバイポー
ラトランジスタTのコレクタ耐圧領域となっている。
【0024】そして、同じ工程により、埋め込み領域2
とともに、トランジスタTの埋め込みコレクタ領域2
2、23が形成されている。このようにすれば、バイポ
ーラ集積化半導体歪みセンサの製造プロセスを増大させ
ることなく、感度ばらつきを低減することができる。 (変形態様)上記実施例と同様の手法により、図8及び
図9に示す半導体加速度センサを形成することができ、
その起歪部(片持ち梁)Aの横幅のばらつきを低減でき
ることは明白である。
とともに、トランジスタTの埋め込みコレクタ領域2
2、23が形成されている。このようにすれば、バイポ
ーラ集積化半導体歪みセンサの製造プロセスを増大させ
ることなく、感度ばらつきを低減することができる。 (変形態様)上記実施例と同様の手法により、図8及び
図9に示す半導体加速度センサを形成することができ、
その起歪部(片持ち梁)Aの横幅のばらつきを低減でき
ることは明白である。
【0025】ただし加速度センサでは、図9の紙面方向
のサイドに基板1は存在せず、サポート部をなす基板1
の部分18の斜面18aの底端と、マス部をなす基板1
の部分19の斜面19aの底端とが、それぞれ埋め込み
領域2に接しておればよい。
のサイドに基板1は存在せず、サポート部をなす基板1
の部分18の斜面18aの底端と、マス部をなす基板1
の部分19の斜面19aの底端とが、それぞれ埋め込み
領域2に接しておればよい。
【図1】本発明の一実施例の半導体圧力センサの断面図
である。
である。
【図2】図1のセンサのチップ断面図である。
【図3】図1のセンサの製造工程を示すチップ断面図で
ある。
ある。
【図4】図1のセンサの製造工程を示すチップ断面図で
ある。
ある。
【図5】電気化学エッチング工程を示す断面図である。
【図6】図5のウエハ周辺を示す正面図である。
【図7】他の実施例の半導体歪みセンサのチップ断面図
である。
である。
【図8】他の実施例である半導体加速度センサの断面図
である。
である。
【図9】図8のセンサのチップ断面図である。
【図10】従来の半導体圧力センサのチップ断面図であ
る。
る。
1 半導体基板 1a 凹溝 2 埋め込み領域 2a 溝部 3 エピタキシャル層領域(表層領域) A 薄肉起歪部 R ピエゾ抵抗領域
Claims (1)
- 【請求項1】 第1導電型の半導体基板と、前記半導体
基板の第1主面側の表面部に所定厚さに形成される低濃
度第2導電型の表層領域と、前記表層領域の表面部に形
成される第1導電型のピエゾ抵抗領域と、前記ピエゾ抵
抗領域直下にて前記半導体基板に電気化学エッチングに
より凹溝を穿設して形成される薄肉の起歪部とを備える
半導体歪みセンサにおいて、 前記半導体基板と前記表層領域との間に位置して前記凹
溝の底部全周において露出する高濃度第2導電型の埋め
込み領域と、 前記凹溝に連通して前記埋め込み領域に穿設され前記起
歪部の有効端部を区画する溝部とを備えることを特徴と
する半導体歪みセンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4772093A JPH06260660A (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | 半導体歪みセンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4772093A JPH06260660A (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | 半導体歪みセンサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06260660A true JPH06260660A (ja) | 1994-09-16 |
Family
ID=12783158
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4772093A Pending JPH06260660A (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | 半導体歪みセンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06260660A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999017375A1 (fr) * | 1997-09-29 | 1999-04-08 | Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho | Procede d'anodisation d'un substrat de silicium et procede de fabrication d'un detecteur d'acceleration |
| US5949118A (en) * | 1994-03-14 | 1999-09-07 | Nippondenso Co., Ltd. | Etching method for silicon substrates and semiconductor sensor |
| US6284670B1 (en) | 1997-07-23 | 2001-09-04 | Denso Corporation | Method of etching silicon wafer and silicon wafer |
| JP2010177378A (ja) * | 2009-01-28 | 2010-08-12 | New Japan Radio Co Ltd | 半導体装置及びその製造方法 |
-
1993
- 1993-03-09 JP JP4772093A patent/JPH06260660A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5949118A (en) * | 1994-03-14 | 1999-09-07 | Nippondenso Co., Ltd. | Etching method for silicon substrates and semiconductor sensor |
| US6194236B1 (en) | 1994-03-14 | 2001-02-27 | Denso Corporation | Electrochemical etching method for silicon substrate having PN junction |
| US6284670B1 (en) | 1997-07-23 | 2001-09-04 | Denso Corporation | Method of etching silicon wafer and silicon wafer |
| WO1999017375A1 (fr) * | 1997-09-29 | 1999-04-08 | Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho | Procede d'anodisation d'un substrat de silicium et procede de fabrication d'un detecteur d'acceleration |
| JP2010177378A (ja) * | 2009-01-28 | 2010-08-12 | New Japan Radio Co Ltd | 半導体装置及びその製造方法 |
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