JPH06262065A - 人工透析用毒性及び不用物質除去剤 - Google Patents
人工透析用毒性及び不用物質除去剤Info
- Publication number
- JPH06262065A JPH06262065A JP5050735A JP5073593A JPH06262065A JP H06262065 A JPH06262065 A JP H06262065A JP 5050735 A JP5050735 A JP 5050735A JP 5073593 A JP5073593 A JP 5073593A JP H06262065 A JPH06262065 A JP H06262065A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toxic
- artificial dialysis
- axis
- hydroxyapatite
- phosphorus
- Prior art date
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- Pending
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- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 アスペクト比(c軸/a軸)が0.5以上で
あり、比表面積が1m2/g以上であるヒドロキシアパ
タイトで構成されることを特徴とする人工透析用毒性及
び不用物質除去剤。 【効果】 本発明の人工透析用毒性及び不用物質除去剤
は、生体偽害性がなく、血中のリン及びβ2−ミクログ
ロブリン等の毒性及び不用物質を有効に除去することが
でき、しかも人工透析時にCAPD(continous ambula
tory peritonealdialysis)と共に使用すれば、通常人と
同程度の生活を可能とすることができる。
あり、比表面積が1m2/g以上であるヒドロキシアパ
タイトで構成されることを特徴とする人工透析用毒性及
び不用物質除去剤。 【効果】 本発明の人工透析用毒性及び不用物質除去剤
は、生体偽害性がなく、血中のリン及びβ2−ミクログ
ロブリン等の毒性及び不用物質を有効に除去することが
でき、しかも人工透析時にCAPD(continous ambula
tory peritonealdialysis)と共に使用すれば、通常人と
同程度の生活を可能とすることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、血液中から、リン、β
2−ミクログロブリン等の毒性及び不用物質を除去する
人工透析用毒性及び不用物質除去剤に関する。
2−ミクログロブリン等の毒性及び不用物質を除去する
人工透析用毒性及び不用物質除去剤に関する。
【0002】
【従来の技術】慢性腎不全によるリンの腎排泄障害にお
いて、血中にリンが貯留することは、血清中のリン濃度
の上昇を引き起こし、血液透析患者にとって重大な合併
症である二次性副甲状腺亢進症を発症、進行する要因と
なることが知られている。前記発症を防止するために、
従来より、血中のリンの貯留を起こさないよう、リン濃
度の低い食事をとるようにしたり、また腸において摂取
したリンの吸収を減少させるために、リン結合剤とし
て、例えば水酸化カルシウム、炭酸カルシウム、酢酸カ
ルシウム、クエン酸カルシウム、水酸化マグネシウム等
を投与することが提案されている。
いて、血中にリンが貯留することは、血清中のリン濃度
の上昇を引き起こし、血液透析患者にとって重大な合併
症である二次性副甲状腺亢進症を発症、進行する要因と
なることが知られている。前記発症を防止するために、
従来より、血中のリンの貯留を起こさないよう、リン濃
度の低い食事をとるようにしたり、また腸において摂取
したリンの吸収を減少させるために、リン結合剤とし
て、例えば水酸化カルシウム、炭酸カルシウム、酢酸カ
ルシウム、クエン酸カルシウム、水酸化マグネシウム等
を投与することが提案されている。
【0003】しかしながら、厳しい食事制限を長期間に
わたり実行することは非常に困難であり、またリン結合
剤の服用時によっては、該結合剤の成分であるカルシウ
ム、アルミニウム、マグネシウムにより、高カルシウム
血症、高アルミニウム血症、高マグネシウム血症を生じ
る等の欠点がある。
わたり実行することは非常に困難であり、またリン結合
剤の服用時によっては、該結合剤の成分であるカルシウ
ム、アルミニウム、マグネシウムにより、高カルシウム
血症、高アルミニウム血症、高マグネシウム血症を生じ
る等の欠点がある。
【0004】また、人工透析における前記リン除去以外
にも、アミロイド−シスの原因物質であるβ2−ミクロ
グロブリン等を有効に除去することができる除去剤の開
発が望まれている。
にも、アミロイド−シスの原因物質であるβ2−ミクロ
グロブリン等を有効に除去することができる除去剤の開
発が望まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、生体
偽害性がなく、且つ血中のリン及びβ2−ミクログロブ
リン等の毒性及び不用物質を同時に有効に除去すること
ができる人工透析用毒性及び不用物質除去剤を提供する
ことにある。
偽害性がなく、且つ血中のリン及びβ2−ミクログロブ
リン等の毒性及び不用物質を同時に有効に除去すること
ができる人工透析用毒性及び不用物質除去剤を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、アスペ
クト比(c軸/a軸)が0.5以上であり、比表面積が
1m2/g以上であるヒドロキシアパタイトで構成される
ことを特徴とする人工透析用毒性及び不用物質除去剤が
提供される。
クト比(c軸/a軸)が0.5以上であり、比表面積が
1m2/g以上であるヒドロキシアパタイトで構成される
ことを特徴とする人工透析用毒性及び不用物質除去剤が
提供される。
【0007】以下に本発明を更に詳細に説明する。
【0008】本発明の人工透析用毒性物質除去剤は、例
えば人工透析用のカラム等に充填して、血液中のリン、
β2−ミクログロブリン、重金属イオン、感染の原因物
質であるビールス等の、毒性及び不用物質を有効に除去
することができるものであって、特定のアスペクト比及
び特定の比表面積を有するヒドロキシアパタイトから構
成される。本発明におけるヒドロキシアパタイトのアス
ペクト比は、ヒドロキシアパタイト微細結晶の六方晶系
結晶を単位格子ベクトルa,b,cによって表わした場
合、a軸とc軸との比であって、該アスペクト比(c軸
/a軸)は0.5以上、好ましくは1.0以上である。
アスペクト比が0.5未満の場合には、人工透析におけ
る毒性及び不用物質除去能が低下する。また前記ヒドロ
キシアパタイトにおけるa軸及びc軸の長さは、毒性及
び不用物質の除去能を高めるために、c軸方向の結晶の
長さを0.01〜100μm、a軸方向の結晶の長さを
0.01〜5μmとするのが好ましい。
えば人工透析用のカラム等に充填して、血液中のリン、
β2−ミクログロブリン、重金属イオン、感染の原因物
質であるビールス等の、毒性及び不用物質を有効に除去
することができるものであって、特定のアスペクト比及
び特定の比表面積を有するヒドロキシアパタイトから構
成される。本発明におけるヒドロキシアパタイトのアス
ペクト比は、ヒドロキシアパタイト微細結晶の六方晶系
結晶を単位格子ベクトルa,b,cによって表わした場
合、a軸とc軸との比であって、該アスペクト比(c軸
/a軸)は0.5以上、好ましくは1.0以上である。
アスペクト比が0.5未満の場合には、人工透析におけ
る毒性及び不用物質除去能が低下する。また前記ヒドロ
キシアパタイトにおけるa軸及びc軸の長さは、毒性及
び不用物質の除去能を高めるために、c軸方向の結晶の
長さを0.01〜100μm、a軸方向の結晶の長さを
0.01〜5μmとするのが好ましい。
【0009】更に前記ヒドロキシアパタイトの比表面積
は、毒性及び不用物質の吸着能を高めるために、1m2
/g以上、好ましくは2m2/g以上である。該比表面
積が1m2/g以上であれば、前記ヒドロキシアパタイ
トは、緻密質であっても、多孔質であっても良いが、好
ましくは、比表面積を大きくすることができる多孔質で
あるのが望ましい。
は、毒性及び不用物質の吸着能を高めるために、1m2
/g以上、好ましくは2m2/g以上である。該比表面
積が1m2/g以上であれば、前記ヒドロキシアパタイ
トは、緻密質であっても、多孔質であっても良いが、好
ましくは、比表面積を大きくすることができる多孔質で
あるのが望ましい。
【0010】本発明の特定のヒドロキシアパタイトから
構成される人工透析用毒性及び不用物質除去剤を調製す
るには、例えばヒドロキシアパタアイトを合成する公知
の湿式合成法、乾式合成法又は水熱合成法等の方法を用
いて、前記アスペクト比の範囲となるように析出成長さ
せた後、乾燥し、次いで前記比表面積となるように粉砕
する方法等により得ることができる。この際アスペクト
比の大きいヒドロキシアパタイトを調製するには、水熱
合成法が好ましく、また湿式合成法を用いる場合には、
合成後、乾燥若しくは焼成したものをそのまま使用する
ことができる。更に乾燥方法としてスプレードライヤー
等の方法を使用した場合には、そのまま除去剤として使
用することができる。更にまた焼成した後使用する場合
には、焼成時の焼成収縮を考慮に入れ、収縮分だけ大き
く粉砕するのが好ましい。
構成される人工透析用毒性及び不用物質除去剤を調製す
るには、例えばヒドロキシアパタアイトを合成する公知
の湿式合成法、乾式合成法又は水熱合成法等の方法を用
いて、前記アスペクト比の範囲となるように析出成長さ
せた後、乾燥し、次いで前記比表面積となるように粉砕
する方法等により得ることができる。この際アスペクト
比の大きいヒドロキシアパタイトを調製するには、水熱
合成法が好ましく、また湿式合成法を用いる場合には、
合成後、乾燥若しくは焼成したものをそのまま使用する
ことができる。更に乾燥方法としてスプレードライヤー
等の方法を使用した場合には、そのまま除去剤として使
用することができる。更にまた焼成した後使用する場合
には、焼成時の焼成収縮を考慮に入れ、収縮分だけ大き
く粉砕するのが好ましい。
【0011】本発明の人工透析用毒性及び不用物質除去
剤を使用するには、人工透析器のカラム等に充填して用
いることができる。この際の充填量は、血液が本発明の
人工透析用毒性及び不用物質と10秒以上接するように
充填するのが好ましい。
剤を使用するには、人工透析器のカラム等に充填して用
いることができる。この際の充填量は、血液が本発明の
人工透析用毒性及び不用物質と10秒以上接するように
充填するのが好ましい。
【0012】
【発明の効果】本発明の人工透析用リン除去剤は、生体
偽害性がなく、血中のリン及びβ2−ミクログロブリン
等の毒性物質を有効に除去することができ、しかも人工
透析時にCAPD(continous ambulatory peritoneal
dialysis)と共に使用すれば、通常人と同程度の生活を
可能とすることができる。
偽害性がなく、血中のリン及びβ2−ミクログロブリン
等の毒性物質を有効に除去することができ、しかも人工
透析時にCAPD(continous ambulatory peritoneal
dialysis)と共に使用すれば、通常人と同程度の生活を
可能とすることができる。
【0013】
【実施例】以下本発明を実施例により更に詳細に説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0014】
【実施例1】湿式合成したヒドロキシアパタイト20g
を、乾燥機で100℃、24時間乾燥させた後、44〜
150μmに振るい分けを行い、アスペクト比2.5、
比表面積80m2/gのヒドロキシアパタイトからなる
充填剤を調製した。次いで得られた充填剤を、人工透析
器のカラムに10g充填した。該カラムにリン酸イオン
20mg/dl、β2−ミクログロブリン2mg/dl
を添加した後、血清を通過させ、通過後の液中のリン酸
イオン、β2−ミクログロブリンの量を測定した。結果
を表1に示す。
を、乾燥機で100℃、24時間乾燥させた後、44〜
150μmに振るい分けを行い、アスペクト比2.5、
比表面積80m2/gのヒドロキシアパタイトからなる
充填剤を調製した。次いで得られた充填剤を、人工透析
器のカラムに10g充填した。該カラムにリン酸イオン
20mg/dl、β2−ミクログロブリン2mg/dl
を添加した後、血清を通過させ、通過後の液中のリン酸
イオン、β2−ミクログロブリンの量を測定した。結果
を表1に示す。
【0015】
【実施例2〜3】実施例1のアスペクト比、比表面積を
表1に示す各値に代えた以外は、実施例1に従って充填
剤を調製し、同様な測定を行った。結果を表1に示す。
表1に示す各値に代えた以外は、実施例1に従って充填
剤を調製し、同様な測定を行った。結果を表1に示す。
【0016】
【比較例1〜2】実施例1のヒドロキシアパタイトを、
乾式合成した表1に示す各物質、各アスペクト比、各比
表面積に代えた以外は、実施例1に従って充填剤を調製
し、同様な測定を行った。結果を表1に示す。
乾式合成した表1に示す各物質、各アスペクト比、各比
表面積に代えた以外は、実施例1に従って充填剤を調製
し、同様な測定を行った。結果を表1に示す。
【0017】
【比較例3】実施例1のヒドロキシアパタイトを、湿式
合成後、乾燥機で60℃、24時間乾燥したブルッシャ
イトに代えた以外は、実施例1に従って充填剤を調製
し、同様な測定を行った。結果を表1に示す。
合成後、乾燥機で60℃、24時間乾燥したブルッシャ
イトに代えた以外は、実施例1に従って充填剤を調製
し、同様な測定を行った。結果を表1に示す。
【0018】
【比較例4〜6】実施例1のアスペクト比、比表面積
を、表1に示す各値に代えた以外は、実施例1に従って
充填剤を調製し、同様な測定を行った。結果を表1に示
す。
を、表1に示す各値に代えた以外は、実施例1に従って
充填剤を調製し、同様な測定を行った。結果を表1に示
す。
【0019】
【表1】
Claims (1)
- 【請求項1】 アスペクト比(c軸/a軸)が0.5以
上であり、比表面積が1m2/g以上であるヒドロキシ
アパタイトで構成されることを特徴とする人工透析用毒
性及び不用物質除去剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5050735A JPH06262065A (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | 人工透析用毒性及び不用物質除去剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5050735A JPH06262065A (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | 人工透析用毒性及び不用物質除去剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06262065A true JPH06262065A (ja) | 1994-09-20 |
Family
ID=12867108
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5050735A Pending JPH06262065A (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | 人工透析用毒性及び不用物質除去剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06262065A (ja) |
-
1993
- 1993-03-11 JP JP5050735A patent/JPH06262065A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010313 |