JPH0626252B2 - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
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- JPH0626252B2 JPH0626252B2 JP60273252A JP27325285A JPH0626252B2 JP H0626252 B2 JPH0626252 B2 JP H0626252B2 JP 60273252 A JP60273252 A JP 60273252A JP 27325285 A JP27325285 A JP 27325285A JP H0626252 B2 JPH0626252 B2 JP H0626252B2
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- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D30/00—Field-effect transistors [FET]
- H10D30/60—Insulated-gate field-effect transistors [IGFET]
- H10D30/67—Thin-film transistors [TFT]
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体装置に係り、特に、絶縁膜あるいは絶
縁基板等の絶縁体上の半導体に形成したMOSFETに関す
る。
縁基板等の絶縁体上の半導体に形成したMOSFETに関す
る。
従来の装置は第2図に示すごとく絶縁物であるサフアイ
ヤ基板1上の単結晶Si2にソース・ドレイン領域をn
+領域とし、チヤネル領域をn−としたDeep Depletion
型のMOSFETがある。(アイ イー イー イー トラン
ザクシヨン オン エレクトロン デバイス ボリユー
ム イーデイー 13 第846〜855時(1966)参
照)この装置において、弱い反転領域動作(しきい値近
傍のゲート電圧での動作)ではチヤネルがn−領域全体
であるためキヤリアの移動度は大きいが、強い反転領域
(実際の使用時はこの領域での動作が主である)では単
結晶Si2とゲート酸化膜(ゲート絶縁膜)3との界面
領域に発生する蓄積層がチヤネルとなる。したがつて、
キヤリヤはゲート酸化膜3方向に強く引かれ、ゲート酸
化膜3に衝突しながらチヤネル中を進むため、キヤリヤ
の移動度は小さくなる点が問題であつた。また、この様
なdeep depletion型のMOSFETでエンハンスメント形にす
るためには、ゲートの多結晶Si4の電導形をチヤネル
領域と反対の電導型にしなければならない(nチヤネル
MOSFETの場合ではp+)ため、工程が煩雑になるという
問題点もあつた。
ヤ基板1上の単結晶Si2にソース・ドレイン領域をn
+領域とし、チヤネル領域をn−としたDeep Depletion
型のMOSFETがある。(アイ イー イー イー トラン
ザクシヨン オン エレクトロン デバイス ボリユー
ム イーデイー 13 第846〜855時(1966)参
照)この装置において、弱い反転領域動作(しきい値近
傍のゲート電圧での動作)ではチヤネルがn−領域全体
であるためキヤリアの移動度は大きいが、強い反転領域
(実際の使用時はこの領域での動作が主である)では単
結晶Si2とゲート酸化膜(ゲート絶縁膜)3との界面
領域に発生する蓄積層がチヤネルとなる。したがつて、
キヤリヤはゲート酸化膜3方向に強く引かれ、ゲート酸
化膜3に衝突しながらチヤネル中を進むため、キヤリヤ
の移動度は小さくなる点が問題であつた。また、この様
なdeep depletion型のMOSFETでエンハンスメント形にす
るためには、ゲートの多結晶Si4の電導形をチヤネル
領域と反対の電導型にしなければならない(nチヤネル
MOSFETの場合ではp+)ため、工程が煩雑になるという
問題点もあつた。
尚、第2図で5は電極6はシリカである。
他の従来の装置として特開昭55−117281号公報に示され
るように化合物半導体を使用し、禁制帯幅の異なる二種
あるいはそれ以上の化合物半導体を接合(ヘテロ接合)
させ、伝導帯に凹部を形成しチヤネルとしている例があ
る。このように、チヤネルをゲート酸化あるいは絶縁膜
と半導体との界面ではなく、半導体の内部に形成させて
いるので、この従来例ではゲート電圧の高い動作領域で
ゲート酸化膜あるいは絶縁膜とキヤリヤが衝突しないた
め上記の従来例ほどキヤリヤの移動度が小さくなること
はない。しかしながら、化合物半導体でヘテロ接合を2
箇所も形成しなければならず、製造工程が非常に困難に
なると云う問題点があり、また、半導体と酸化膜との界
面ほどではないが、ヘテロ接合面で結晶性が乱れていた
り、凸凹が生じたりしているため、キヤリヤが散乱され
移動度が下がるという問題点もあつた。
るように化合物半導体を使用し、禁制帯幅の異なる二種
あるいはそれ以上の化合物半導体を接合(ヘテロ接合)
させ、伝導帯に凹部を形成しチヤネルとしている例があ
る。このように、チヤネルをゲート酸化あるいは絶縁膜
と半導体との界面ではなく、半導体の内部に形成させて
いるので、この従来例ではゲート電圧の高い動作領域で
ゲート酸化膜あるいは絶縁膜とキヤリヤが衝突しないた
め上記の従来例ほどキヤリヤの移動度が小さくなること
はない。しかしながら、化合物半導体でヘテロ接合を2
箇所も形成しなければならず、製造工程が非常に困難に
なると云う問題点があり、また、半導体と酸化膜との界
面ほどではないが、ヘテロ接合面で結晶性が乱れていた
り、凸凹が生じたりしているため、キヤリヤが散乱され
移動度が下がるという問題点もあつた。
また、最とも一般的な従来構造の表面チヤネル形MOSFET
では、先に述べたSiO2−Si界面でのキヤリヤの衝
突による問題点ばかりでなく、キンク現象というドレイ
ン電流が折れ曲る悪い効果があつた。これなnチヤネル
MOSFETの場合では、チヤネルが形成されるp層の電位が
固定されないため、この電位が動き、npnのバイポー
ラトランジスタがオン状態となる現象である。この現象
が発生すると正常なMOSFET特性は得られない。
では、先に述べたSiO2−Si界面でのキヤリヤの衝
突による問題点ばかりでなく、キンク現象というドレイ
ン電流が折れ曲る悪い効果があつた。これなnチヤネル
MOSFETの場合では、チヤネルが形成されるp層の電位が
固定されないため、この電位が動き、npnのバイポー
ラトランジスタがオン状態となる現象である。この現象
が発生すると正常なMOSFET特性は得られない。
本発明半導体装置の目的はキヤリヤが直接ゲート酸化膜
及いは絶縁膜で散乱されないようにした高速で信頼性の
高いMOSFETを提供することにある。
及いは絶縁膜で散乱されないようにした高速で信頼性の
高いMOSFETを提供することにある。
本発明の特徴とするところは、ゲート絶縁膜の下の半導
体領域にpn接合を形成し、そのフエルミレベルの違い
により、伝導帯の壁を設けたことにある。
体領域にpn接合を形成し、そのフエルミレベルの違い
により、伝導帯の壁を設けたことにある。
本発明の基本的な構造を絶縁物基板上の単結晶Si中に
形成したnチヤネルMOSFETを例にとり説明する。
形成したnチヤネルMOSFETを例にとり説明する。
その断面図を第1図を示し、その原理を示すエネルギ準
位図を第3図に示す。
位図を第3図に示す。
尚、第2図と同一物、相当物には同一符号をつけてい
る。
る。
まず第1図に示す本MOSFETのオフ時の原理を説明する。
ゲートの下の単結晶Si2中にはp・n接合があるが、
第3図(a)に示すようにこの接合による拡散電位のた
めn−領域内では空乏層が底(絶縁物)まで広がつてピ
ンチオフしてしまうためキヤリヤが無くなりn−層には
電流が流れない。また、ゲート直下のp層内では、たと
え空乏層がゲート酸化膜3まで届かなくても、キヤリヤ
が流れるべき方向に逆方向のp・n接合があるため電流
は流れない。したがつてゲート電極4が零電位の場合ソ
ース・ドレイン間はオフ状態となる。
ゲートの下の単結晶Si2中にはp・n接合があるが、
第3図(a)に示すようにこの接合による拡散電位のた
めn−領域内では空乏層が底(絶縁物)まで広がつてピ
ンチオフしてしまうためキヤリヤが無くなりn−層には
電流が流れない。また、ゲート直下のp層内では、たと
え空乏層がゲート酸化膜3まで届かなくても、キヤリヤ
が流れるべき方向に逆方向のp・n接合があるため電流
は流れない。したがつてゲート電極4が零電位の場合ソ
ース・ドレイン間はオフ状態となる。
一方、アイイーデイーエム84の第804〜807頁に
示されるように、伝導形のみが本発明と同様であつて
も、支持体側の単結晶Siが深い準位のドナ不純物で形
成された場合では、本発明の目的を達成することができ
ない。すなわち、第4図(a)に示すように、酸素等の
0.15eV以上の深い準位を形成する不純物が多数添
加されたn−層ではフエルミレベルが禁制帯中央附近に
位置するため、このpn接合により形成される拡散電位
は小さい。さらに、n−層ではあるが深い準位を形成す
る不純物が多量に添加されているため空乏層が伸びず、
ピンチオフ状態にはならない。また、たとえ空乏層がS
i端まで伸びたとしても深い準位を形成する不純物のた
め、再結合電流が発生しリーク電流が多量に流れる。以
上の理由により深い準位を形成する不純物により形成さ
れた層を使用した従来例では全く機能を達成することが
出来ない。
示されるように、伝導形のみが本発明と同様であつて
も、支持体側の単結晶Siが深い準位のドナ不純物で形
成された場合では、本発明の目的を達成することができ
ない。すなわち、第4図(a)に示すように、酸素等の
0.15eV以上の深い準位を形成する不純物が多数添
加されたn−層ではフエルミレベルが禁制帯中央附近に
位置するため、このpn接合により形成される拡散電位
は小さい。さらに、n−層ではあるが深い準位を形成す
る不純物が多量に添加されているため空乏層が伸びず、
ピンチオフ状態にはならない。また、たとえ空乏層がS
i端まで伸びたとしても深い準位を形成する不純物のた
め、再結合電流が発生しリーク電流が多量に流れる。以
上の理由により深い準位を形成する不純物により形成さ
れた層を使用した従来例では全く機能を達成することが
出来ない。
次にオン状態を説明する。ゲート電極4の正の電位を印
加すると、第3図(b)に示すようにゲート酸化膜3近
傍の単結晶Siのバンドが押し上げられるが、ゲート酸
化膜3に接している領域がp形であるため拡散電位によ
り押し上げられ、伝導帯はSi−ゲート酸化膜界面近傍
だけではなく、Si層のほぼ全面に渡つて低いエネルギ
状態となる。この結果、この低いエネルギ状態の領域す
なわちSi層のほぼ全面にキヤリヤが発生し、Si層の
広い領域がチヤネルとなり、キヤリヤがゲート酸化膜3
と衝突する確率が減少し、蓄積状態(ゲート電圧が高い
場合)でも移動度が大きな値となる。この様に、ゲート
酸化膜3と単結晶Si2の界面の数+ÅのSi層にキヤ
リヤ集中せず、ヘテロ接合の物理的接合領域に発生する
場合と異なり、化学的、電気的な接合であるp−n接合
やSi全量にキヤリヤが発生するのでキヤリヤの接合で
の散乱による移動度の減少は低減される。
加すると、第3図(b)に示すようにゲート酸化膜3近
傍の単結晶Siのバンドが押し上げられるが、ゲート酸
化膜3に接している領域がp形であるため拡散電位によ
り押し上げられ、伝導帯はSi−ゲート酸化膜界面近傍
だけではなく、Si層のほぼ全面に渡つて低いエネルギ
状態となる。この結果、この低いエネルギ状態の領域す
なわちSi層のほぼ全面にキヤリヤが発生し、Si層の
広い領域がチヤネルとなり、キヤリヤがゲート酸化膜3
と衝突する確率が減少し、蓄積状態(ゲート電圧が高い
場合)でも移動度が大きな値となる。この様に、ゲート
酸化膜3と単結晶Si2の界面の数+ÅのSi層にキヤ
リヤ集中せず、ヘテロ接合の物理的接合領域に発生する
場合と異なり、化学的、電気的な接合であるp−n接合
やSi全量にキヤリヤが発生するのでキヤリヤの接合で
の散乱による移動度の減少は低減される。
また、信頼性の点で考えると、従来構造MOSFETにおいて
ID−VD特性の飽和領域ではドレイン側のゲート領域に
おいて空乏層がチヤネルであるSi表面にまで達してお
り、この領域に電界が集中して、キヤリヤが加速され、
電子なだれが発生し、大きな運動エネルギを持つたホツ
トエレクトロン(ホツトキヤリヤ)が発生する。このホ
ツトエレクトロンはゲート酸化膜中に入り込み、しきい
値電圧を変動させてしまい、信頼性をそこねるという問
題が発生している。
ID−VD特性の飽和領域ではドレイン側のゲート領域に
おいて空乏層がチヤネルであるSi表面にまで達してお
り、この領域に電界が集中して、キヤリヤが加速され、
電子なだれが発生し、大きな運動エネルギを持つたホツ
トエレクトロン(ホツトキヤリヤ)が発生する。このホ
ツトエレクトロンはゲート酸化膜中に入り込み、しきい
値電圧を変動させてしまい、信頼性をそこねるという問
題が発生している。
一方本発明のMOSFET構造では上述したように、チヤネル
がSi層の内部に広く形成されているため、ゲート酸化
膜−Si界面の電界が集中している領域を流れる電流が
減少、ホツトキヤリヤが減少する。
がSi層の内部に広く形成されているため、ゲート酸化
膜−Si界面の電界が集中している領域を流れる電流が
減少、ホツトキヤリヤが減少する。
また、たとえ、ホツトキヤリヤが発生しても、ゲート酸
化膜3に接している領域で発生するホツトキヤリヤが少
ないため、ホツトキヤリヤがゲート酸化膜3中に飛び込
みしきい値電圧が変化する現象も少なくなり信頼性が向
上する。
化膜3に接している領域で発生するホツトキヤリヤが少
ないため、ホツトキヤリヤがゲート酸化膜3中に飛び込
みしきい値電圧が変化する現象も少なくなり信頼性が向
上する。
一方、深い準位が多数存在する従来例(IEDM84,p80
4〜p807)では本発明の効果を達成できない。即
ち、第4図(b)に示すように深い準位を形成する不純
物により形成されたn−層ではフエルミ準位が禁制帯の
中央附近に位置する。また、深い準位が多数存在するの
でこの領域では電界により発生した電子が深い準位に捕
獲される。このため、実際には、この深い準位により形
成されたn−層は電界により影響されず、p層のゲート
酸化膜附近のバンドのみが押し上げられる。このため、
従来のMOSFETと同様キヤリヤがSi−ゲート酸化膜中に
発生し、本発明のような効果を達成することができな
い。
4〜p807)では本発明の効果を達成できない。即
ち、第4図(b)に示すように深い準位を形成する不純
物により形成されたn−層ではフエルミ準位が禁制帯の
中央附近に位置する。また、深い準位が多数存在するの
でこの領域では電界により発生した電子が深い準位に捕
獲される。このため、実際には、この深い準位により形
成されたn−層は電界により影響されず、p層のゲート
酸化膜附近のバンドのみが押し上げられる。このため、
従来のMOSFETと同様キヤリヤがSi−ゲート酸化膜中に
発生し、本発明のような効果を達成することができな
い。
以上説明した様に本発明はゲートが形成される領域にp
−n接合を形成することによりノーマリオフ化を容易に
し、オン状態ではキヤリヤとゲート酸化膜との衝突を防
止することを特徴としている。
−n接合を形成することによりノーマリオフ化を容易に
し、オン状態ではキヤリヤとゲート酸化膜との衝突を防
止することを特徴としている。
また上述したように、キヤリヤがSi層全層にわたつて
発生するため、電界の集中する領域を流れるキヤリヤは
従来構造に比べ少なくなり、発生するホツトキヤリヤの
数が少なくなり、チヤネル形成領域の電位を変化する割
合が少なくなる。また、たとえ、基板側のn−層にホツ
トキヤリヤが発生しても、この層はソース、ドレインに
つながつているため、この層に蓄積させることはなく、
寄生バイポーラをオンにする効果、すなわち、キンク効
果は発生しない。
発生するため、電界の集中する領域を流れるキヤリヤは
従来構造に比べ少なくなり、発生するホツトキヤリヤの
数が少なくなり、チヤネル形成領域の電位を変化する割
合が少なくなる。また、たとえ、基板側のn−層にホツ
トキヤリヤが発生しても、この層はソース、ドレインに
つながつているため、この層に蓄積させることはなく、
寄生バイポーラをオンにする効果、すなわち、キンク効
果は発生しない。
実施例1 本発明の実施例を第5図を使用し説明する。先ず、
(a)に示すように、石英基板1上に多結晶Siを0.
4μm堆積させた後帯溶融再結晶化法により多結晶Si
を単結晶化する。次に、(b)に示すように、MOSFETを
形成する領域を残し、他の単結晶Si2を酸化する。次
にP(リン)を加速電圧125kVで打ち込み、不純物
濃度1〜3×1016ケ/cm3とする。次に(c)の如く
酸化工程により、ゲート酸化膜3を500Å形成し、次
に、加速電圧75kVで1×1012cm-2BF2(ボロ
ン)をイオン打ち込みゲート酸化膜3から約0.15μ
mのみをp形とする。次に、(d)に示すように、多結
晶Siを形成しリン処理することにより多結晶Siを低
抵抗化する。次に、ホトリソグラフイ技術によりゲート
領域の多結晶Si及び、配線領域となる多結晶Si4を
残し、他の多結晶Siを除去した後、pイオンを打ち込
みソース・ドレイン領域を形成する。次に、(e)に示
すように酸化膜を堆積させた後、コンタクト領域の酸化
膜に穴をあけAl膜を形成する。
(a)に示すように、石英基板1上に多結晶Siを0.
4μm堆積させた後帯溶融再結晶化法により多結晶Si
を単結晶化する。次に、(b)に示すように、MOSFETを
形成する領域を残し、他の単結晶Si2を酸化する。次
にP(リン)を加速電圧125kVで打ち込み、不純物
濃度1〜3×1016ケ/cm3とする。次に(c)の如く
酸化工程により、ゲート酸化膜3を500Å形成し、次
に、加速電圧75kVで1×1012cm-2BF2(ボロ
ン)をイオン打ち込みゲート酸化膜3から約0.15μ
mのみをp形とする。次に、(d)に示すように、多結
晶Siを形成しリン処理することにより多結晶Siを低
抵抗化する。次に、ホトリソグラフイ技術によりゲート
領域の多結晶Si及び、配線領域となる多結晶Si4を
残し、他の多結晶Siを除去した後、pイオンを打ち込
みソース・ドレイン領域を形成する。次に、(e)に示
すように酸化膜を堆積させた後、コンタクト領域の酸化
膜に穴をあけAl膜を形成する。
このAl膜をホトリソグラフイ技術により配線領域5を
形成した後、水素を含む雰囲気中でアニールする。
形成した後、水素を含む雰囲気中でアニールする。
なお、イオン打ち込み層等の活性化はプロセス全般の熱
プロセスにより達成される。
プロセスにより達成される。
以上の工程により形成したnMOSFETの特性を調べたとこ
ろ、リーク電流は0.1pA/μm以下であり、電界効
果移動度も900cm2/V・Sと大きな値を示した。ま
たホツトキヤリヤとなるボデイ電流は10pA/μmと
従来の素子に比べ3桁以下の値となり、ホツトキヤリヤ
にも従来構造に比べ充分強いことが分つた。
ろ、リーク電流は0.1pA/μm以下であり、電界効
果移動度も900cm2/V・Sと大きな値を示した。ま
たホツトキヤリヤとなるボデイ電流は10pA/μmと
従来の素子に比べ3桁以下の値となり、ホツトキヤリヤ
にも従来構造に比べ充分強いことが分つた。
第6図に素子の大きさ、測定条件を同一にした最も一般
的な従来構造の表面チヤネル形nMOSFETと本発明構造n
MOSFETのドレイン電流を比較して示す。(a)の従来構
造では本発明の背景で説明したようにキンクが生じてい
るのに対して(b)の新構造ではキンクが生じておら
ず、しかも従来構造に比べドレイン電流が2倍も流れて
いることが分かる。
的な従来構造の表面チヤネル形nMOSFETと本発明構造n
MOSFETのドレイン電流を比較して示す。(a)の従来構
造では本発明の背景で説明したようにキンクが生じてい
るのに対して(b)の新構造ではキンクが生じておら
ず、しかも従来構造に比べドレイン電流が2倍も流れて
いることが分かる。
第7図は実施例1で作製したnMOSFETの電流の分布を示
したものである。尚、ゲート酸化膜厚は500Å、ゲー
ト幅3.0μm、ソース・ドレイン間電圧5.0V、ソ
ース・ゲート間電圧2.5Vを与えている。従来構造で
は曲線Aの如くゲート酸化膜−Si界面の0.02〜
0.03μmのSi層表面に電流が集中しており、ま
た、Deep Depletion 構造MOSでは曲線Bの如く多少
広がつても高々0.06〜0.08μmの表面層である
のに対し、本発明構造MOSでは曲線Cに示すように表
面から0.3〜0.4μmでSi層のほぼ全層を電流が
平均的に流れている。この結果は、本発明構造MOSで
キヤリヤが全Si層に渡つて分布していることを示して
おり、本発明を数値解析的にも正しいことを示してい
る。
したものである。尚、ゲート酸化膜厚は500Å、ゲー
ト幅3.0μm、ソース・ドレイン間電圧5.0V、ソ
ース・ゲート間電圧2.5Vを与えている。従来構造で
は曲線Aの如くゲート酸化膜−Si界面の0.02〜
0.03μmのSi層表面に電流が集中しており、ま
た、Deep Depletion 構造MOSでは曲線Bの如く多少
広がつても高々0.06〜0.08μmの表面層である
のに対し、本発明構造MOSでは曲線Cに示すように表
面から0.3〜0.4μmでSi層のほぼ全層を電流が
平均的に流れている。この結果は、本発明構造MOSで
キヤリヤが全Si層に渡つて分布していることを示して
おり、本発明を数値解析的にも正しいことを示してい
る。
実施例2 実施例1では本発明によるnMOSFETを説明したが、ここ
ではpMOSFETの実施例を示す。第8図(a)に示すよう
に、実施例1と同様の工程により石英基板1上に厚さ、
0.3μmの単結晶化Si2を形成する。
ではpMOSFETの実施例を示す。第8図(a)に示すよう
に、実施例1と同様の工程により石英基板1上に厚さ、
0.3μmの単結晶化Si2を形成する。
次に、(b)の如くMOSFETを形成する領域を残し、他の
領域のSiを酸化する。次に(ホウ素)を加速電圧30
kVでイオン打ち込みし、不純物濃度を1016ケ/cm3
とする。次に(c)の如く酸化工程によりゲート酸化膜
3を500Å形成し、次にAsを加速電圧25kVで4
×1011cm-2だけイオン打ち込みし、実施例1とは逆に
ゲート酸化膜3から約0.1μmのみをn形とする。次
に(d)の様に多結晶Siを形成し、リン処理すること
により多結晶Siを低抵抗化する。次にホトリソグラフ
イ技術によりゲート領域の多結晶Si及び、配線領域と
なる多結晶Si4を残し、他の多結晶Siを除去した
後、B(ホウ素)イオンを打ち込みソース・ドレイン領
域を形成する。
領域のSiを酸化する。次に(ホウ素)を加速電圧30
kVでイオン打ち込みし、不純物濃度を1016ケ/cm3
とする。次に(c)の如く酸化工程によりゲート酸化膜
3を500Å形成し、次にAsを加速電圧25kVで4
×1011cm-2だけイオン打ち込みし、実施例1とは逆に
ゲート酸化膜3から約0.1μmのみをn形とする。次
に(d)の様に多結晶Siを形成し、リン処理すること
により多結晶Siを低抵抗化する。次にホトリソグラフ
イ技術によりゲート領域の多結晶Si及び、配線領域と
なる多結晶Si4を残し、他の多結晶Siを除去した
後、B(ホウ素)イオンを打ち込みソース・ドレイン領
域を形成する。
その後の工程を実施例と全く同様にして(e)に示すp
MOSFETを形成する。
MOSFETを形成する。
このようにして形成したpMOSFETを実施例と同様に評価
したところ、リーク電流は0.1pA/μmと充分低
く、電界効果移動度は300cm2/V・Sと従来のpMOS
FETに比べ約1.5倍高い値となつた。また、ホツトキ
ヤリヤに関しても充分強いことが分つた。
したところ、リーク電流は0.1pA/μmと充分低
く、電界効果移動度は300cm2/V・Sと従来のpMOS
FETに比べ約1.5倍高い値となつた。また、ホツトキ
ヤリヤに関しても充分強いことが分つた。
実施例3 実施例1では本発明によるnMOSFETを実施例2ではpMO
SFETを説明した。このnMOSFETとpMOSFETのプロセスの
一部を組み合わせることによりcMOSFETを形成すること
ができる。本発明を使用したcMOSFETの断面図を第9図
に示す。この素子の素子特性は、従来の素子に比べ動作
速度は約1.5倍であつた。
SFETを説明した。このnMOSFETとpMOSFETのプロセスの
一部を組み合わせることによりcMOSFETを形成すること
ができる。本発明を使用したcMOSFETの断面図を第9図
に示す。この素子の素子特性は、従来の素子に比べ動作
速度は約1.5倍であつた。
以上の実施例では石英基板上の単結晶Siを使用した実
施例について述べたが、絶縁物上の半導体構造であれば
いかなる構造であつてもよいことは明らかである。例え
ばサフアイヤ基板やスピネル基板上のSi又はSi表面
に形成されたSiO2やSi3N4膜上のSiやGeでもよ
い。III−V化合物半導体、II−VI化合物半導体でも従
来例のようなバンドギヤツプの異なる二物質を重ねたヘ
テロ接合を使用せず、pn接合を使用し本発明の構造と
すれば特性の改善が得られることは明白である。また、
多結晶、非晶質半導体を使用しても本発明を適用できる
ことは明らかである。
施例について述べたが、絶縁物上の半導体構造であれば
いかなる構造であつてもよいことは明らかである。例え
ばサフアイヤ基板やスピネル基板上のSi又はSi表面
に形成されたSiO2やSi3N4膜上のSiやGeでもよ
い。III−V化合物半導体、II−VI化合物半導体でも従
来例のようなバンドギヤツプの異なる二物質を重ねたヘ
テロ接合を使用せず、pn接合を使用し本発明の構造と
すれば特性の改善が得られることは明白である。また、
多結晶、非晶質半導体を使用しても本発明を適用できる
ことは明らかである。
以上説明したように、本発明によれば高速で動作し、信
頼性の高いMOSFETを得ることができる。
頼性の高いMOSFETを得ることができる。
第1図は本発明の基本的構造を示すMOSFETの断面図、第
2図は従来のMOSFETを示す断面図、第3図,第4図は各
々第1図,第2図に示す本発明および従来例のエネルギ
準位を示す図、第5図は本発明の一実施例を示す図、第
6図(a),(b)は従来例および本発明のMOSFETのド
レイン電流を示す図、第7図は本発明のMOSFETの電流の
分布状況を示す図、第8図,第9図は各々本発明の他の
実施例を示す図である。 1……石英基板、2……単結晶Si、3……ゲート絶縁
膜、4……ゲート電極、5……ソース,ドレイン電極、
6……シリカ。
2図は従来のMOSFETを示す断面図、第3図,第4図は各
々第1図,第2図に示す本発明および従来例のエネルギ
準位を示す図、第5図は本発明の一実施例を示す図、第
6図(a),(b)は従来例および本発明のMOSFETのド
レイン電流を示す図、第7図は本発明のMOSFETの電流の
分布状況を示す図、第8図,第9図は各々本発明の他の
実施例を示す図である。 1……石英基板、2……単結晶Si、3……ゲート絶縁
膜、4……ゲート電極、5……ソース,ドレイン電極、
6……シリカ。
Claims (2)
- 【請求項1】絶縁体上の半導体層中にMOSFETが形成され
た半導体装置において、チヤネル領域にはゲート絶縁膜
に隣接してチヤネル領域とは反対導電型の半導体層が設
けられ、ゲート電圧が印加されない状態で該半導体層と
チヤネル領域で形成されるp・n接合の空乏層が上記絶
縁体まで達していることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】上記特許請求の範囲第1項において、半導
体層には価電子帯又は伝導帯端から禁制帯へ0.15e
V以上の深い準位を形成しない不純物が添加されてソー
ス,ドレイン,チヤネル領域および反対導電型半導体層
が形成されていることを特徴とする半導体装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60273252A JPH0626252B2 (ja) | 1985-12-06 | 1985-12-06 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60273252A JPH0626252B2 (ja) | 1985-12-06 | 1985-12-06 | 半導体装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62133762A JPS62133762A (ja) | 1987-06-16 |
| JPH0626252B2 true JPH0626252B2 (ja) | 1994-04-06 |
Family
ID=17525239
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60273252A Expired - Fee Related JPH0626252B2 (ja) | 1985-12-06 | 1985-12-06 | 半導体装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0626252B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3337953B2 (ja) * | 1997-09-05 | 2002-10-28 | シャープ株式会社 | Soi・mosfet及びその製造方法 |
| JP5512140B2 (ja) * | 2009-01-30 | 2014-06-04 | 日本電信電話株式会社 | キャパシタ構造及び半導体素子 |
-
1985
- 1985-12-06 JP JP60273252A patent/JPH0626252B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62133762A (ja) | 1987-06-16 |
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |