JPH06263374A - エスカレータ装置 - Google Patents

エスカレータ装置

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JPH06263374A
JPH06263374A JP5207893A JP5207893A JPH06263374A JP H06263374 A JPH06263374 A JP H06263374A JP 5207893 A JP5207893 A JP 5207893A JP 5207893 A JP5207893 A JP 5207893A JP H06263374 A JPH06263374 A JP H06263374A
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wheelchair
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Matsuhiko Ishida
松彦 石田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 要時に大型車椅子が搭載できるエスカレータ
装置を得る。 【構成】 常時は健常者を搬送し、車椅子(100)使用の
身体傷害者の搬送時に車椅子用運転操作を行う。これに
より、常時は階段をそれぞれ形成して昇降する通常寸法
の踏段の互いに隣接した第2種踏段(31)、第3種踏段(3
2)及び第5種踏段(34)の3つ特殊踏段により車椅子(10
0)を搭載する1つの平面を形成する。 【効果】 車椅子積載用の奥行きの深い踏段を設けない
ので、主枠(1)が大型化せず据付の制約が減少する。さ
らに車長の長い大型車椅子(100)であっても、第2種踏
段(31)、第3種踏段(32)及び第5種踏段(34)による余裕
のあるスペースにより、車椅子(100)使用者が容易に使
用でき車椅子(100)使用者の搬送を安全化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、常時は健常者を搬送
し、要時に車椅子使用の身体傷害者を搬送可能なエスカ
レータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】常時は健常者を搬送し、要時に車椅子使
用の身体傷害者を搬送可能なエスカレータ装置として、
従来、特公平2−14278号公報に示されたエスカレ
ータ装置が知られている。このエスカレータ装置におい
ては車椅子使用の身体傷害者の搬送時に車椅子用運転操
作が行われて、常時は階段をそれぞれ形成して昇降する
通常寸法の踏段の互いに隣接した2つ特殊踏段により車
椅子を搭載する1つの平面が形成される。
【0003】従来のエスカレータ装置は、上記のように
構成されて、互いに隣接した2つの特殊踏段による1つ
の平面に車椅子が搭載されて、車椅子用運転により車椅
子が搬送されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、身体傷害者用の
車椅子として従来の車椅子よりも車長の長い、車長12
0cm程度の電動三輪車等の大型車椅子が普及して、身
体傷害者の戸外活動が活発化してきている。これに対
し、上記のような従来のエスカレータ装置では互いに隣
接した2つの特殊踏段により車椅子を搭載する1つの平
面が形成されると共に、エスカレータ装置の上端部寄り
に隣接した他の特殊踏段が設けられて、これのエスカレ
ータ装置の下端部寄りが下降する斜面が形成される。し
かし、1つの踏段の奥行き寸法は通常40cm程度であ
るため、車長120cm程度の大型車椅子は搭載できな
いという問題点があった。
【0005】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたものであり、要時に大型車椅子が搭載できる
エスカレータ装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明に係るエスカレータ装置においては、傾斜して配
置されて上面側に往路が上端部及び下端部に反転部が、
底面側に帰路がそれぞれ形成された循環路を構成した主
枠と、循環路に多数が連続して配置されて循環運転され
往路の端部では水平移動し往路の中間部では水平姿勢を
保って傾斜移動する第1種踏段と、これら第1種踏段の
相互間に設けられて第1種踏段とともに循環移動しかつ
前後進機構を介して装着され常時は引退位置に配置され
付勢されたときに主枠の下端側部へ突出するフォークが
設けられた第2種踏段と、この第2種踏段に隣接し主枠
の下端部側に配置されて第1種踏段とともに移動し、か
つ上下動可能に装着され常時は下降位置に保持されて突
出したフォークに支持される可動踏段が設けられた第3
種踏段と、主枠に昇降機構を介して装着されて往路の端
部に配置されて常時は後退位置に配置され車椅子用運転
操作による昇降機構の動作により変位し往路の端部に停
止した第2種踏段の入力体に係合し、かつ車椅子用運転
操作により動作して前後進機構を付勢してフォークを突
出させる駆動装置と、第3種踏段の可動踏段の主枠下端
部側に設けられて常時は引退位置に保持されて第2種踏
段のフォークの突出動作を介して動作して少なくとも上
端部が主枠下端部側に突出する係合体と、第3種踏段に
隣接し主枠の下端部側に配置されて第1種踏段とともに
移動し、かつ上下動可能に装着され常時は下降位置に保
持されて突出した第3種踏段の係合体に係合される上昇
踏段が設けられた第5種踏段と、この第5種踏段に設け
られて上昇踏段の上昇変位を案内して水平姿勢に配置す
る案内機構とが設けられる。
【0007】また、この発明の請求項2記載の発明に係
るエスカレータ装置においては、傾斜して配置されて上
面側に往路が上端部及び下端部に反転部が、底面側に帰
路がそれぞれ形成された循環路を構成した主枠と、循環
路に多数が連続して配置されて循環運転され往路の端部
では水平移動し往路の中間部では水平姿勢を保って傾斜
移動する第1種踏段と、これら第1種踏段の相互間に設
けられて第1種踏段とともに循環移動しかつ前後進機構
を介して装着され常時は引退位置に配置され付勢された
ときに主枠の下端側部へ突出するフォークが設けられた
第2種踏段と、この第2種踏段に隣接し主枠の下端部側
に配置されて第1種踏段とともに移動し、かつ上下動可
能に装着され常時は下降位置に保持されて突出したフォ
ークに支持される可動踏段が設けられた第3種踏段と、
主枠に昇降機構を介して装着されて往路の端部に配置さ
れて常時は後退位置に配置され車椅子用運転操作による
昇降機構の動作により変位し往路の端部に停止した第2
種踏段の入力体に係合し、かつ車椅子用運転操作により
動作して前後進機構を付勢してフォークを突出させる駆
動装置と、第3種踏段の可動踏段の主枠下端部側に設け
られて常時は引退位置に保持されて第2種踏段のフォー
クの突出動作を介して動作して少なくとも上端部が主枠
下端部側に突出する係合体と、第3種踏段に隣接し主枠
の下端部側に配置されて第1種踏段とともに移動し、か
つ上下動可能に装着され常時は下降位置に保持されて突
出した第3種踏段の係合体に係合される上昇踏段が設け
られた第5種踏段と、この第5種踏段に設けられて上昇
踏段の上昇変位を案内して水平姿勢に配置する案内機構
と、この案内機構に支持されて常時は下降位置に保持さ
れて上昇踏段が上昇したときに第5種踏段のライザーと
上昇踏段のライザーの間を覆って配置される中間ライザ
ーとが設けられる。
【0008】
【作用】上記のように構成されたこの発明の請求項1記
載の発明では、車椅子使用の身体傷害者の搬送時に車椅
子用運転操作が行われて、常時は階段をそれぞれ形成し
て昇降する通常寸法の踏段の互いに隣接した第2種踏
段、第3種踏段及び第5種踏段の3つ特殊踏段により車
椅子を搭載する1つの平面が形成される。
【0009】また、上記のように構成されたこの発明の
請求項2記載の発明では、車椅子使用の身体傷害者の搬
送時に車椅子用運転操作が行われて、常時は階段をそれ
ぞれ形成して昇降する通常寸法の踏段の互いに隣接した
第2種踏段、第3種踏段及び第5種踏段の3つ特殊踏段
により車椅子を搭載する1つの平面が形成される。ま
た、3つ特殊踏段により車椅子を搭載する1つの平面が
形成されたときに、第5種踏段のライザーと上昇した上
昇踏段のライザーの間が中間ライザーによって塞がれ
る。
【0010】
【実施例】
実施例1.図1〜図23は、この発明の一実施例を示す
図で、図1は縦断側面概念図、図2は図1のA部拡大
図、図3は図2の平面図、図4は図2のB−B線断面
図、図5は図2のC−C線断面図、図6は図2のD−D
線断面図、図7は図2に示す状態で車椅子用運転操作が
行われて駆動機構等が作動した状況を説明した図、図8
は図7のB−B線断面図、図9は図7のC−C線断面
図、図10は図7のD−D線断面図、図11は図7に示
された各踏段の傾斜移動を説明した図で、後述する図2
3のQ部拡大図である。
【0011】図12は図11のE−E線断面図、図13
は図7のF−F線断面図、図14は図2のG−G線断面
図、図15は図4、図5のH−H線断面拡大図、図16
は図2のI−I線断面図、図17は図16のJ−J線断
面拡大図、図18は図17のK部拡大図、図19は図7
のL−L線断面図、図20は図19のM−M線断面図、
図21は図11のN部拡大図、図22は図11のP−P
線断面拡大図、図23は図11の各踏段の傾斜移動状況
を説明した図1相当図である。
【0012】図において、(1)は上端(1a)、下端(1b)を
形成し傾斜して配置されたエスカレータ装置の主枠、
(2)は主枠(1)に設けられて詳細な説明は後述するがレー
ルを主体として構成されて無端状をなす循環路で、主枠
(1)の上面側に往路(2a)が、端部に反転部(2b)が、底面
部に帰路(2c)がそれぞれ形成されている。(3)は循環路
(2)に沿って配置された多数の第1種踏段で、軸(3a)、
軸(3a)の両端にそれぞれ枢持された前輪(3b)及び第1種
踏段(3)の反軸(3a)側に枢着された後輪(3c)が設けられ
ている。(31)は第1種踏段(3)の相互間に配置されて第
1種踏段(3)と同様に構成され循環路(2)中に1個が設け
られて軸(31a)、前輪(31b)及び後輪(31c)を備えた第2
種踏段である。
【0013】(4)は第2種踏段(31)に設けられた前後進
機構で、(41)は長手が第2種踏段(31)の幅方向に配置さ
れて第2種踏段(31)に枢持された前後進機構(4)の軸、
(42)は軸(41)に固定された鎖歯車からなる入力体で、(4
2a)はこれの側面に互いに離れて設けられた複数個のピ
ン穴、(43)は入力体(42)と一体的に構成されたかさ歯
車、(44)は鉛直に配置されて第2種踏段(31)に枢持され
た軸で、(44a)はこれの下端に固定されてかさ歯車(43)
と噛み合うかさ歯車、(45)は軸(44)の上端に固定された
平歯車である。(5)は直線棒状のフォークで、第2種踏
段(31)に固定された案内体(46)に直進運動可能に嵌合さ
れ案内体(46)の溝形開口部から突出して平歯車(45)と噛
み合うラック(5a)が形成されている。
【0014】(45a)は第2種踏段(31)に立設された軸に
枢持されて一側で平歯車(45)に、他側により第2種踏段
(31)にフォーク(5)と対向して設けられた他のフォーク
(5)のラック(5a)に噛み合う平歯車、(6)は阻止機構で、
(6a)はL字状をなしL字の曲部が第2種踏段(31)に枢着
され、入力体(42)の側面に沿うL字の一辺の先端部には
ピン穴(42a)に対応したピン(6b)が設けられた阻止機構
(6)のレバー、(6c)はレバー(6a)の枢着部に設けられて
ピン(6b)がピン穴(42a)に嵌入する方向にレバー(6a)を
付勢するひねりばね、(6d)は第2種踏段(31)に鉛直に設
けられ、かつ鉛直方向に摺動可能に保持されて上端がレ
バー(6a)の反ピン(6b)側の一辺の回動端に下方から対向
したロッドである。
【0015】(32)は第2種踏段(31)に隣接し、かつ主枠
(1)の下端(1b)寄りに配置された第3種踏段で、第1種
踏段(3)と同様に構成されて循環路(2)中に設けられ軸(3
2a)、前輪(32b)及び後輪(32c)を備えている。(32d)は第
3種踏段(32)の可動踏段、(32e)は可動踏段(32d)の主枠
(1)の下端(1b)寄りに設けられて下垂したブラケット、
(32f)は第3種踏段(32)に設けられてライザーを兼ねた
係合体で、ブラケット(32e)の主枠(1)の下端(1b)寄りに
設けられて下端がブラケット(32e)の下端寄りにピン(32
g)により枢持され、主枠(1)の下端(1b)側の面には縦方
向にクリートが設けられている。(32h)は第3種踏段(3
2)の幅方向の両側のフレームの内側にそれぞれ縦方向に
凹設されてピン(32g)の突出部が移動可能に嵌合された
案内溝、(32i)はブラケット(32e)の下縁部寄りに設けら
れた係合孔、(32j)は可動踏段(32d)の裏面に固定されて
フォーク(5)の先端が挿通される係合孔(321)が形成さた
係合片、(32k)は可動踏段(32d)の裏面に固定されて係合
片(32j)よりも主枠(1)の下端(1b)側寄りに配置された支
持片で貫通孔が設けられている。
【0016】(32L)は一端が係合体(32f)の上縁部寄りに
枢着されてブラケット(32e)及び支持片(32k)に挿通され
た連結棒、(32m)は連結棒(32L)の支持片(32k)挿通突出
端に嵌合されて支持片(32k)と支持片(32k)挿通突出端の
大径部との間に配置された圧縮コイルばねである。
【0017】(7)は第3種踏段(32)及び後述する第5種
踏段に設けられたロック機構で、(71)は軸(41)と同様な
ロック機構(7)の軸、(72)は軸(71)に固定された入力体
(42)と同様な入力体、(72a)は入力体(72)の側面に設け
られたピン穴(42a)と同様なピン穴、(73)は第1種踏段
(31)に設けられた阻止機構(6)と同様な阻止機構で、レ
バー(73a)、ピン(73b)、ひねりばね(73c)、ロッド(73d)
によって構成されている。(74)は軸(71)に固定されてこ
の軸(71)の両端部にそれぞれ配置さた平歯車、(75)は第
3種踏段(32)及び第5種踏段に固定されて横断面リップ
付溝形鋼状をなし溝形の開口部が下向きに配置されて、
平歯車(74)の上方に設けられ長手が水平に配置された案
内体、(76)は第3種踏段(32)の場合は案内体(75)及び係
合孔(32i)に遊嵌され下面には案内体(75)の溝の開口部
から突出し平歯車(74)と噛み合うラック(76a)が設けら
れた係合棒である。
【0018】(33)は第2種踏段(31)に隣接し主枠(1)の
上端(1a)寄りに配置された第4種踏段で、第1種踏段
(3)と同様に循環路(2)に設けられ、(33a)は第4種踏段
(33)の幅方向の両縁部の上面を形成する固定踏段、(33
b)は第4種踏段(33)の軸、(33c)は軸(33b)の両端にそれ
ぞれ枢持された前輪、(33d)は第4種踏段(33)の反軸(33
b)側に枢着された後輪、(33e)は固定踏段(33a)の間に配
置された傾斜踏段で車椅子(100)の幅寸法Wよりも広い
幅に形成され、主枠(1)の上端(1a)寄りの縁部がピン(33
f)によって第4種踏段(33)に枢着されている。(33g)は
第4種踏段(33)の主枠(1)の下端(1b)寄りに設けられて
第4種踏段(33)本体の左右を連結した連結部材である。
【0019】(15)は傾斜踏段(33e)の下側に設けられた
可動機構で、(15a)は両端が傾斜踏段(33e)の幅方向の両
側にそれぞれ配置されて、下垂したブラケット(33h)に
固定された可動機構(15)の案内棒、(15b)は案内棒(15a)
の下側にこれとは離れて平行に配置され両端がブラケッ
ト(33h)に枢持され、かつ両端部に互いに反対向きのね
じ(15c)がそれぞれ設けられた作動軸、(15d)は両側のブ
ラケット(33h)寄りにそれぞれ配置されて上端が案内棒
(15a)に遊嵌し、中間部は作動軸(15b)のねじ(15c)にね
じ込まれて下垂して下端部にはローラ(15e)を枢持した
可動機構(15)の入力体、(15f)は入力体(15d)に突設され
てブラケット(33h)に遊貫通されて固定踏段(33a)と一体
に作られたフレーム(33a')の穴に嵌合する保持子、(15
g)は作動軸(15b)に固定された鎖歯車からなる入力体、
(16)は主枠(1)に固定されて往路(2a)に沿って配置され
て入力体(15d)のローラ(15e)に対応した作動レールであ
る。
【0020】(34)は第3種踏段(32)に隣接し主枠(1)の
下端(1b)寄りに配置された第5種踏段で、第1種踏段
(3)と同様に構成されて循環路(2)中に設けられ軸(34
a)、前輪(34b)及び後輪(34c)を備えている。(34d)は第
5種踏段(34)の固定ライザーで、主枠(1)の下端(1b)寄
りに配置され主枠(1)の下端(1b)側の面に縦方向にクリ
ートが設けられている。(34e)は第5種踏段(34)の上昇
踏段、(34f)は上昇踏段(34e)に設けられたライザーで、
主枠(1)の下端(1b)寄りに配置され主枠(1)の下端(1b)側
の面に縦方向にクリートが設けられて、上昇踏段(34e)
の下降時に第5種踏段(34)の固定ライザー(34d)の裏側
に収納される。
【0021】(34g)は第5種踏段(34)本体の幅方向の両
内側面にそれぞれ設けられた下部レール、(34h)は下部
レール(34g)のそれぞれに設けられて下端部が下部レー
ル(34g)に移動可能に係合された下X字リンク、(34i)は
下X字リンク(34h)のそれぞれに配置されて下X字リン
ク(34h)の上端部に移動可能に係合された中間レール、
(34j)は幅方向の両端部がそれぞれ中間レール(34i)に支
持された中間ライザーで、主枠(1)の下端(1b)寄りに配
置され主枠(1)の下端側の面に縦方向にクリートが設け
られて、上昇踏段(34e)の下降時に上昇踏段(34e)のライ
ザー(34f)の裏面側に収納される。
【0022】(34k)は上昇踏段(34e)の下面に設けられて
上昇踏段(34e)の幅方向の両側部にそれぞれ配置された
上部レール、(34L)は上部レール(34k)のそれぞれに設け
られて上端部が上部レール(34k)に、下端部が中間レー
ル(34i)に移動可能に係合された上X字リンク、(34m)は
上X字リンク(34L)に係合された回動腕で、上X字リン
ク(34L)が下降姿勢のときに下降位置に配置され、上X
字リンク(34L)の上昇動作の初期に上昇位置に変位す
る。(341)は下部レール(34g)、下X字リンク(34h)、中
間レール(34i)及び上X字リンク(34L)を主要部材として
構成された案内機構である。
【0023】(34n)は上昇踏段(34e)裏面の第3種踏段(3
2)寄り縁部に配置されて中間部が上昇踏段(34e)に枢着
された回動片で、第3種踏段(32)寄り端部には下向きに
開口した凹所(34p)が設けられ、反凹所(34p)側の端部に
は下方に突出した突部(34q)が設けられている。(34r)は
上昇踏段(34e)裏面に設けられて回動片(34n)の突部(34
q)側を下方に押圧する圧縮コイルばねで、回動片(34n)
を常時は図21に鎖線で示す位置に保持する。
【0024】(34s)は第5種踏段(34)の固定ライザー(34
d)、中間ライザー(34j)及び上昇踏段(34e)のライザー(3
4f)に設けられ、ロック機構(7)の係合棒(76)が嵌合され
る係合孔である。(34t)は一端が第5種踏段(34)の固定
部に連結され、他端は中間レール(34i)に連結された引
っ張りコイルばねからなる付勢体で、中間レール(34i)
を主枠(1)の下端(1b)寄り方向に付勢する。
【0025】(17)は第5種踏段(34)に設けられ主枠(1)
の下端(1b)寄りに配置された車止め装置で、(171)は上
昇踏段(34e)に枢持され長手が第5種踏段(34)の幅方向
に配置された車止め装置(17)の軸、(171a)はロック機構
(7)の軸(71)に固定された鎖歯車(171b)及び第5種踏段
(34)に枢持された鎖車(171c)に無端状に巻掛けられたロ
ーラチェーン、(171d)は車止め装置(17)の軸(171)に固
定されてローラチェーン(171a)に係合した鎖車、(172)
は軸(171)の両端部にそれぞれ固定された歯車、(172a)
は長手下端部が軸(171)寄りに、上端は上昇踏段(34e)の
主枠(1)の下端(1b)寄りに配置されて傾斜し、長手に歯
車(172)に係合したラック(172b)を備えた車止め体で、
案内具(172c)に遊嵌され上端が上昇踏段(34e)に設けら
れた穴に対向し常時は引退位置に配置される。
【0026】(173)は車止め装置(17)の固定機構で、(17
3a)は上昇踏段(34e)に設けられた支持部(173b)により上
下動可能に支持され下端が後述する駆動機構(8)の可動
枠(83)の最上縁に対向した作動棒、(173c)は作動棒(173
a)に一端が固定されて突出し、軸(171)の上方に配置さ
れた腕、(173d)は腕(173c)の突出端に下向きに突設され
て軸(171)に設けられた十字穴(171e)に対向したピン、
(173e)は作動棒(173a)に嵌合されて支持部(173b)と腕(1
73c)との間に配置され、腕(173c)を下方に付勢する圧縮
ばねである。
【0027】(8)は主枠(1)に設けられて第2種踏段(3
1)、第3種踏段(32)、及び第5種踏段(34)の内蔵装置で
ある前後進機構(4)、ロック機構(7)、車止め装置(17)を
自動的に作動させる駆動機構で、第2種踏段(31)、第3
種踏段(32)、第4種踏段(33)及び第5種踏段(34)により
車椅子(100)自体等の物品、また車椅子(100)を使用する
身体傷害者(図示しない)を搬送するときに付勢され
る。(81)は駆動機構(8)の枠、(81a)は枠(81)から立設さ
れた案内棒、(82)は枠(81)に固定され、ねじ(82a)から
なる出力軸を持つ昇降用のブレーキ付電動機、(83)は駆
動機構(8)の可動枠、(83a)は可動枠(83)の下面に固定さ
れねじ(82a)に対応した雌ねじを持つ筒状の係合子、(83
b)は可動枠(83)の下面に固定され案内棒(81a)が嵌合さ
れる筒体からなる案内体である。
【0028】(84)は上記各種踏段の内蔵装置である前後
進機構(4)、ロック機構(7)、車止め装置(17)のそれぞれ
に対応して設けられ、それらの入力体に係合した駆動機
構(8)の駆動装置、(841)は可動枠(83)の主枠(1)の長手
に沿う端部に設けられて軸線が主枠(1)の幅方向に配置
された駆動装置(84)の軸で、鎖歯車(84a)が固定されて
いる。(84b)は鎖歯車(84a)から離れ可動枠(83)に枢着さ
れたは鎖歯車、(84c)は3列ローラチェーンからなり無
端状に構成されて鎖歯車(84a)、鎖歯車(84b)に巻掛けら
れて、3列の中央列が上記各種踏段の各機構の入力部材
に対応した駆動帯、(85)は可動枠(83)に設けられて軸(8
41)を駆動する駆動装置(84)の電動機である。
【0029】(18)は主枠(1)に設けられて往路(2a)の両
端部にそれぞれ配置され、駆動機構(8)の主枠(1)上端寄
りに装着されて第4種踏段(33)の可動機構(15)を自動的
に作動させる変位機構で、駆動機構(8)と同様に構成さ
れ第2種踏段(31)、第3種踏段(32)、第4種踏段(33)及
び第5種踏段(34)により車椅子(100)自体等の物品、車
椅子(100)を使用する身体傷害者(図示しない)を搬送
するときに付勢される。(18a)は主枠(1)の部材から突設
された腕体、(18b)は腕体(18a)から立設された案内棒、
(18c)は腕体(18a)に固定され、ねじ(18d)からなる出力
軸を持つ昇降用のブレーキ付電動機、(284)は変位機構
(18)の前進駆動機構で、(284a)はそのフレーム、(284b)
はフレーム(284a)の下面に固定され、ねじ(18d)に対応
した雌ねじを持つ筒状の係合子、(284c)はフレーム(284
a)の下面に固定され案内棒(18b)が嵌合される筒体から
なる案内体である。
【0030】(2841)は第4種踏段(33)の入力体(15g)に
対応して設けられた変位機構(18)の駆動装置、(284d)は
前進駆動機構(284)の変位機構(18)の主枠(1)の長手に沿
う端部に設けられて軸線が主枠(1)の幅方向に配置され
た駆動装置(2841)の軸で、鎖歯車(284e)が固定されてい
る。(284f)は鎖歯車(284e)から離れフレーム(284a)に枢
着されたは鎖歯車、(284g)は3列ローラチェーンからな
り無端状に構成されて鎖歯車(284e)、鎖歯車(284f)に巻
掛けられて、3列の中央列が可動機構(15)の入力体(15
g)に対応した駆動帯、(284h)はフレーム(284a)に設けら
れて軸(284d)を駆動する駆動装置(2841)の電動機であ
る。
【0031】(9)は第1種踏段(3)、第2種踏段(31)、第
3種踏段(32)、第4種踏段(33)及び第5種踏段(34)の軸
(3a),(31a),(32a),(33b),(34a)に係合されて循環路
(2)に沿って配置された踏段鎖、(10)は主枠(1)に固定さ
れて循環路(2)に沿って配置され前輪(3b),(31b),(32
b),(33c),(34b)を案内する前輪レール、(11)は主枠
(1)に固定されて循環路(2)に沿って配置され後輪(3c),
(31c),(32c),(33d),(34c)を案内する後輪レールであ
る。(12)は駆動機構(8)の枠(81)に設けられて可動枠(8
3)の後退完了を検出するスイッチからなる第1検出器
で、変位機構(18)の前進駆動機構(284)についても配置
されている。
【0032】(13)は駆動機構(8)の枠(81)に設けられて
可動枠(83)の上昇完了を検出するスイッチからなる第2
検出器で、変位機構(18)の前進駆動機構(284)について
も配置されている。(14)は駆動装置(84)の電動機(85)の
軸に設けられて電動機(85)の回転数により動作して第2
種踏段(31)のフォーク(5)の出入量、又はロック機構(7)
の係合棒(76)の出入量を検出する積算スイッチからなる
第3検出器で、駆動装置(2841)の電動機(284h)にも配置
されている。
【0033】上記のように構成されたエスカレータ装置
において、第1種踏段(3)の間に第2種踏段(31)が配置
されて第2種踏段(31)の主枠(1)下端(1b)寄りに第3種
踏段(32)が配置される。また第2種踏段(31)の主枠(1)
上端(1a)寄りに第4種踏段(33)が配置され、第3種踏段
(32)の主枠(1)下端(1b)寄りに第5種踏段(34)が配置さ
れて、第1種踏段(3)、第2種踏段(31)、第3種踏段(3
2)、第4種踏段(33)及び第5種踏段(34)が踏段鎖(9)に
よって連結される。
【0034】そして、常時は図2に示すように第2種踏
段(31)のフォーク(5)は引退位置に、駆動機構(8)の可動
枠(83)は後退位置に保持される。また、ロック機構(7)
の係合棒(76)が、第3種踏段(32)の可動踏段(32d)ブラ
ケット(32e)の係合孔(32i)に嵌合して可動踏段(32d)が
下降位置に、また係合体(32f)は圧縮コイルばね(32m)に
より連結棒(32l)を介して可動踏段(32d)のブラケット(3
2e)寄り位置に保持される。
【0035】また、第5種踏段(34)の固定ライザー(34
d)及び上昇踏段(34e)のライザー(34f)の係合孔(34s)に
ロック機構(7)の係合棒(76)が嵌合して上昇踏段(34e)が
下降位置に保持され、第5種踏段(34)の主枠(1)上端(1
a)寄りに設けられた回動片(34n)は図21に鎖線で示す
傾斜位置に配置される。また、第4種踏段(33)の傾斜踏
段(33e)は後述するように水平位置に、また、第5種踏
段(34)の車止め装置(17)は後述するように引退位置にそ
れぞれ保持される。
【0036】また、阻止機構(6),(73)のピン(6b)、(73
b)が入力体(42),(72)のピン穴(42a),(73a)に嵌合し前
後進機構(4)、ロック機構(7)の動作が阻止される。ま
た。車止め体(172a)は上昇踏段(34e)の踏面から引退し
た位置に配置されて可動枠(83)が後退していることによ
ってピン(173d)が図18に示すように軸(171)の十字穴
(171e)のいずれかに嵌合し固定機構(173)が動作し車止
め装置(17)の動作が阻止される。
【0037】さらに、第2種踏段(31)の主枠(1)上端(1
a)寄りに第4種踏段(33)が配置されて、常時は図2に示
すように前進駆動機構(284)が後退位置に保持され、ま
た可動機構(15)の入力体(15d)は図6に示すように傾斜
踏段(33e)のブラケット(33h)に接した後退位置に配置さ
れてローラ(15e)が作動レール(16)から離れ、保持子(15
f)は固定踏段(33a)のフレーム(33a')の穴に嵌合して傾
斜踏段(33e)が水平位置に保持される。
【0038】このような状態で主枠(1)に設けられた駆
動装置(図示しない)によって踏段鎖(9)を介して第1
種踏段(3)、第2種踏段(31)、第3種踏段(32)、第4種
踏段(33)及び第5種踏段(34)が循環路(2)を循環運転さ
れる。このとき、前輪レール(10)によって前輪(3b),(3
1b),(32b),(33c),(34b)が、後輪レール(11)によって
後輪(3c),(31c),(32c),(33d),(34c)が案内される。
これによって、第1種踏段(3)、第2種踏段(31)、第3
種踏段(32)、第4種踏段(33)及び第5種踏段(34)はそれ
ぞれ通常状態により、循環路(2)の往路(2a)の端部では
水平移動し、往路(2a)の中間部では水平姿勢を保ってそ
れぞれ階段を形成して傾斜移動し、この状態で健常者、
すなわち、一般乗客が搬送される。
【0039】これに対して、例えば車椅子(100)使用者
を主枠(1)の下端(1b)から上端(1a)へ搬送する場合には
次に述べる車椅子用運転が行われる。すなわち、第1種
踏段(3)、第2種踏段(31)、第3種踏段(32)、第4種踏
段(33)及び第5種踏段(34)が往路(2a)の下端(1b)部の水
平移動箇所に停止され、図1、図2に示す状態に配置さ
れる。続いて車椅子(100)使用者が図2に鎖線で示すよ
うに第2種踏段(31)、第3種踏段(32)及び第5種踏段(3
4)の上に乗り込む。
【0040】次に、電動機(82)が付勢されてねじ(82
a)、係合子(83a)及び案内棒(81a)、案内体(83b)に案内
されて可動枠(83)が図7に示すように上昇し、第2検出
器(13)の動作により電動機(82)が消勢されてブレーキが
作動して停止する。これによって駆動帯(84c)が入力体
(42)、入力体(72)に係合する。
【0041】また、可動枠(83)の上昇によりロッド(6
d)、(73d)が押圧されて上昇するので、レバー(6a)、(73
a)が回動しピン(6b)、(73b)が入力体(42),(72)のピン
穴(42a),(73a)から外れる。ついで、電動機(85)が付勢
されて鎖歯車(84a)、鎖歯車(84b)を介して駆動帯(84c)
が運転され入力体(42),(72)が回転する。これによっ
て、第2種踏段(31)において平歯車(45)、平歯車(45
a)、ラック(5a)の噛み合いによってフォーク(5)が図7
に示すように突出して第3種踏段(32)の可動踏段(32d)
裏面に設けられた係合孔(321)に挿入されて、連結棒(32
L)を圧縮コイルばね(32m)の付勢力に抗して押圧する。
そして、電動機(85)が第3検出器(14)の動作により停止
しフォーク(5)が第3種踏段(32)の可動踏段(32d)裏面の
係合片(32j)に係合完了する。
【0042】一方、可動枠(83)の上昇により作動棒(173
a)が押圧されて上昇するので、ピン(173d)が十字穴(171
e)から外れ固定機構(173)の動作が解除される。また、
第3種踏段(32)及び第5種踏段(34)において、電動機(8
5)が付勢されて鎖歯車(84a)、鎖歯車(84b)を介して駆動
帯(84c)が運転され入力体(72)が回転することによっ
て、平歯車(74)、ラック(76a)を介して係合棒(76)が後
退動作する。 これにより、第3種踏段(32)においてブ
ラケット(32e)の係合孔(32i)から係合棒(76)が外れて、
可動踏段(32d)の下降位置保持が解除される。また、第
5種踏段(34)において固定ライザー(34d)及び上昇踏段
(34e)のライザー(34f)に設けられた係合孔(34s)から係
合棒(76)が外れて、上昇踏段(34e)の下降位置保持が解
除される。
【0043】また、第5種踏段(34)において電動機(85)
が付勢されて鎖歯車(84a)、鎖歯車(84b)を介して駆動帯
(84c)が運転され入力体(72)が回転することによって、
(171a)ローラチェーン、鎖歯車(171b)及び鎖車(171c)を
介して軸(171)が回転する。そして、歯車(172)、ラック
(172b)を介して車止め体(172a)が上昇して上昇踏段(34
e)から突出して図7、図9、図13に示す状態となる。
【0044】また、第2種踏段(31)のフォーク(5)が突
出して第3種踏段(32)の可動踏段(32d)裏面に設けられ
た連結棒(32L)を押圧することにより、第3種踏段(32)
の係合体(32f)がブラケット(32e)から離れた位置に変位
して、上端が第5種踏段(34)の上昇踏段(34e)下面に設
けられた回動片(34n)に形成された凹所(34p)に対応して
図7に示す状態となる。以上の状態となると第3検出器
(14)が動作し、電動機(85)が消勢されて停止する。
【0045】さらに、駆動機構(8)の電動機(82)と共に
変位機構(18)の電動機(18c)も付勢され、駆動機構(8)の
場合と同様にねじ(18d)の回転により前進駆動機構(284)
が図7に示すように上昇して、駆動帯(284g)が可動機構
(15)の入力体(15g)に係合し、電動機(82)と一緒に電動
機(18c)が消勢されてブレーキが作用して停止する。次
に変位機構(18)の駆動装置(2841)の電動機(284h)が付勢
されて駆動帯(284g)を介して作動軸(15b)が回転し、ロ
ーラ(15e)を枢持した入力体(15d)がねじ(15c)により前
進してローラ(15e)が作動レール(16)に嵌合し図10に
示す状態となる。これにより、第3検出器(14)の動作に
よって電動機(284h)は停止する。
【0046】この後に電動機(82)、電動機(18c)が逆転
付勢されて可動枠(83)及び前進駆動機構(284)が下降し
第1検出器(12)が押圧されると電動機(82)、電動機(18
c)が消勢され、後退位置に復帰して停止する。また、可
動枠(83)の下降によって阻止機構(6)、阻止機構(73)が
阻止状態に復帰して前後進機構(4)、ロック機構(7)の自
由運動が阻止される。また、車止め機構(17)の固定機構
(173)も阻止状態となり車止め機構(17)が固定される。
【0047】次に、エスカレータ、すなわち第1種踏段
(3)、第2種踏段(31)、第3種踏段(32)、第4種踏段(3
3)及び第5種踏段(34)の全踏段が上昇運転されると、第
2種踏段(31)及び第3種踏段(32)が傾斜移動に移行する
に従ってフオーク(5)に支持された可動踏段(32d)が第2
種踏段(31)と連結されて上昇し図11に示す状態とな
る。
【0048】また、可動踏段(32d)が第2種踏段(31)と
連結されて上昇することにより、上昇踏段(34e)の回動
片(34n)に係合した係合体(32f)により第5種踏段(34)の
上昇踏段(34e)が持ち上げられて上昇する。この上昇踏
段(34e)の上昇動作は下部レール(34g)、下X字リンク(3
4h)、中間レール(34i)及び上X字リンク(34L)を主要部
材として構成された案内機構(341)により案内されて上
昇踏段(34e)は水平姿勢を保った状態で上昇する。また
案内機構(341)の上昇動作時に下X字リンク(34h)、中間
レール(34i)及び上X字リンク(34L)が適宜に水平方向に
変位する。
【0049】そして、上昇踏段(34e)の上昇初期に回動
腕(34m)が上昇位置に変位して回動片(34n)を圧縮コイル
ばね(34r)に抗して図21において時計方向に回動す
る。これによって、回動片(34n)の凹所(34p)に係合体(3
2f)の上端が嵌合して第3種踏段(32)と第5種踏段(34)
相互の水平方向の変位が阻止される。また下部レール(3
4g)、下X字リンク(34h)、中間レール(34i)及び上X字
リンク(34L)、すなわち案内機構(341)自体は水平方向変
位を拘束されることなく上昇動作して、上昇踏段(34e)
を水平姿勢に保った状態で上方へ案内する。
【0050】そして、上昇踏段(34e)の上昇によって付
勢体(34t)により主枠(1)下端(1b)方向へ付勢された中間
ライザー(34j)が固定ライザー(34d)と上昇踏段(34e)の
ライザー(34d)の間の空所を塞いで配置されて図11に
示すように、第2種踏段(31)、第3種踏段(32)及び第5
種踏段(34)による図11に鎖線で示す車椅子(100)使用
者の積載スペースが水平に維持される。
【0051】このため、上昇踏段(34e)の上昇によって
固定ライザー(34d)と上昇踏段(34e)のライザー(34d)の
間の空所が中間ライザー(34j)によって塞がれる。これ
によって、車椅子(100)使用者の搬送時に介護者(図示
しない)が固定ライザー(34d)と上昇踏段(34e)のライザ
ー(34d)の間の空所に衣服等を挟み込まれる恐れが無
く、介護者のの安全性を向上することができる。なお、
上昇踏段(34e)の上昇初期に回動片(34n)を図21におい
て時計方向に回動動作させる手段としてつぎに述べるよ
うな構成が可能である。すなわち、ラチェットレバーを
ソレノイドを設けてプランジャーで押す構造や、リン
ク、ギャ、スクリュウ等による適宜な機構を使用でき
る。
【0052】また、第4種踏段(33)のローラ(15e)が作
動レール(16)に嵌合しているので、第4種踏段(33)が傾
斜移動に移るに従ってローラ(15e)が作動レール(16)に
案内され傾斜踏段(33e)がピン(33f)を中心にして回動す
る。これにより、第4種踏段(33)の傾斜踏段(33e)が主
枠(1)下端(1b)寄りが下に傾斜して図11に示す状態と
なり車椅子(100)使用者が車椅子(100)の前輪を乗り入れ
るスペースの余裕が得られて車椅子(100)使用者搬送時
の安全性を向上することができる。
【0053】そして、第2種踏段(31)、第3種踏段(3
2)、第4種踏段(33)及び第5種踏段(34)が図11の状態
で、斜行上昇して往路(2a)の主枠(1)上端(1a)の水平部
に移行する間に第4種踏段(33)の傾斜踏段(33e)は回動
して水平状態に復元する。また第3種踏段(32)の可動踏
段(32d)も下降し、第5種踏段(34)の上昇踏段(34e)も自
重、車椅子(100)使用者の荷重等により下降して図7の
状態に復帰する。
【0054】次いで、第2種踏段(31)、第3種踏段(3
2)、第4種踏段(33)及び第5種踏段(34)が往路(2a)の主
枠(1)上端(1a)の水平部に到達し、第2種踏段(31)、第
3種踏段(32)、及び第5種踏段(34)が駆動機構(8)の上
に、第4種踏段(33)が変位機構(18)の上に対向して、入
力体(42)が駆動帯(84c)、入力体(72)が駆動帯(184c)、
入力体(15g)が駆動帯(284g)のそれぞれが対応する駆動
帯直上位置に配置されるとエスカレータが消勢されて停
止する。
【0055】そして、駆動機構(8)及び変位機構(18)を
動作させてフオーク(5)を第3種踏段(32)から抜き、案
内体(172a)を第5種踏段(34)の中に引き込んで、第2種
踏段(31)、第3種踏段(32)、及び第5種踏段(34)の上か
ら車椅子(100)使用者をエスカレータから降ろす。すな
わち、往路(2a)の主枠(1)下端(1b)部で行ったと同様
に、先ず電動機(82)、電動機(18c)を付勢して、可動枠
(83)及び前進駆動機構(284)を上昇させ、阻止機構(6)、
阻止機構(73)と固定機構(173)を解錠する。そして、駆
動帯(84c)、駆動帯(184c)、駆動帯(284g)をそれぞれ対
応する入力体(42)、入力体(72)、入力体(15g)に噛み合
わせる。
【0056】次に、電動機(85)、電動機(185)、電動機
(248h)を今度は往路(2a)の主枠(1)下端(1b)部における
場合とは逆回転に付勢し、フオーク(5)、案内体(172a)
をそれぞれの踏段の中に引退収納し、また、同期して入
力体(15d)を後退させて係合棒(76)を係合孔(32j)内に嵌
入し、ローラ(15e)を作動レール(16)から外しさらに保
持子(15f)をブラケット(33a')嵌合させて傾斜踏段(33e)
の自由回動を制止する。
【0057】続いて、電動機(82)、電動機(18c)を前述
の上昇の場合とは逆回転付勢し、可動枠(83)及び前進駆
動機構(284)を下降させる。そして、下降と同期して阻
止機構(6)、阻止機構(73)と固定機構(173)が施錠動作し
てロック機構(7)、車止め装置(17)、前後進機構(4)の運
動を阻止するので、第2種踏段(31)、第3種踏段(32)、
第4種踏段(33)及び第5種踏段(34)は第1種踏段(3)と
同じ機能の踏段に戻る。なお、可動枠(83)及び前進駆動
機構(284)が下降して元位置に到達すると電動機(82)、
電動機(18c)が停止する。
【0058】以上により車椅子(100)使用者を搬送する
際の一連の操作が終了し、この後はエスカレータを通常
通り一般の乗客を搬送する運転が行われる。また、以上
の説明と逆に車椅子(100)使用者を主枠(1)の上端(1a)か
ら下端(1b)へ搬送する場合は、往路(2a)上端(1a)の駆動
機構(8)、変位機構(18)の直上対応位置に第2種踏段(3
1)、第3種踏段(32)、第4種踏段(33)及び第5種踏段(3
4)を停止させ、車椅子(100)使用者を踏段の進行方向に
向かせて第2種踏段(31)、第3種踏段(32)、及び第5種
踏段(34)上に乗せる。
【0059】そして、可動枠(83)と前進駆動機構(284)
を作動させて第2種踏段(31)、第3種踏段(32)、第4種
踏段(33)及び第5種踏段(34)に係合した後エスカレータ
を運転し、第2種踏段(31)、第3種踏段(32)、第4種踏
段(33)及び第5種踏段(34)が往路(2a)下端(1b)の駆動機
構(8)、変位機構(18)の直上対応位置に到達した時エス
カレータを停止する。
【0060】次いで、往路(2a)下端(1b)の駆動機構
(8)、変位機構(18)を作動させ、第2種踏段(31)、第3
種踏段(32)、第4種踏段(33)及び第5種踏段(34)の係合
を解き、車椅子(100)使用者を踏段から降ろし、その後
は一般乗客を運ぶようにする。この場合も、往路(2a)に
おける傾斜下降区間は車椅子(100)使用者が図11とは
逆向き姿勢に搭載されているので、第4種踏段(33)の傾
斜踏段(33e)が主枠(1)下端(1b)寄りが下に傾斜して車椅
子(100)使用者が車椅子(100)の後輪を収容するスペース
の余裕が得られて車椅子(100)使用者を無理なく搬送す
ることができ安全性を向上することができる。
【0061】なお、前述の第2種踏段(31)、第3種踏段
(32)、第4種踏段(33)及び第5種踏段(34)はエスカレー
タ中に1組が設けられたものとしたが、これらの踏段は
エスカレータ中に複数組を設けることも可能である。
【0062】また、車椅子(100)使用者が第2種踏段(3
1)、第3種踏段(32)、及び第5種踏段(34)に乗り込んで
車椅子(100)の車輪にブレーキ(図示しない)を掛けた
後、エスカレータを運転するようにした場合には、車止
め装置(17)はその一連の機構を含めて省略しても車椅子
(100)使用者を安全に搬送することができる。
【0063】このように一般乗客、すなわち健常者を運
ぶ第1種踏段(3)を有するエスカレータ中に、第1種踏
段(3)と同様に健常者を搬送することができ、しかも車
椅子(100)使用者の搬送可能態様に変化する第2種踏段
(31)、第3種踏段(32)、第4種踏段(33)及び第5種踏段
(34)が設けられる。そして、第2種踏段(31)、第3種踏
段(32)、及び第5種踏段(34)によりこれらの踏段の踏段
上面に水平に構成されたスペースと、主枠(1)下端(1b)
寄りが下に傾斜する第4種踏段(33)とによって車椅子(1
00)使用者が搬送される。また、搬送中は車止め装置(1
7)によって、車椅子(100)使用者の転落が防止される。
【0064】このため、車椅子(100)積載用の奥行きの
深い踏段を設けないので、主枠(1)が大型化せず、容易
に据付けることができるエスカレータ装置が得られる。
さらに、1つの踏段の奥行き寸法が通常40cm程度で
ある場合に、車長120cm程度の大型車椅子であって
も、第2種踏段(31)、第3種踏段(32)、第4種踏段(33)
及び第5種踏段(34)による余裕のあるスペースにより、
また車止め装置(17)ともあいまって車椅子(100)使用者
が使い易く、安全に車椅子(100)使用者を搬送できるエ
スカレータ装置を得るものである。
【0065】実施例2.図24は、この発明の他の実施
例を示す前述の図19相当図で、実施例2において図2
4の他は図1〜図23と同様に構成されている。図24
において、図19と同符号は相当部分を示し、(32e)は
可動踏段(32d)の主枠(1)の下端(1b)寄りに設けられて下
垂し表面に縦方向にクリートが設けられたライザー、(3
2f)は第3種踏段(32)に設けられてライザー(32e)の一部
を兼ねた係合体で、ライザー(32e)の幅方向の互いに離
れた2箇所に図21に示す回動片(34n)に対応した位置
に設けられた縦長の空所に嵌合状態に配置され、下端が
ライザー(32e)の下端寄りにピン(32g)により枢持され、
主枠(1)の下端(1b)側の面には縦方向にクリートが設け
られている。
【0066】図24の実施例においても、第2種踏段(3
1)のフォーク(5)が突出して第3種踏段(32)の可動踏段
(32d)裏面に設けられた連結棒(32L)を押圧することによ
り、第3種踏段(32)の係合体(32f)がライザー(32e)から
離れた位置に変位して、上端が第5種踏段(34)の上昇踏
段(34e)下面に設けられた回動片(34n)に形成された凹所
(34p)に対応して図7に示す状態となる。そして、可動
踏段(32d)が第2種踏段(31)と連結されて上昇すること
により、上昇踏段(34e)の回動片(34n)に係合した係合体
(32f)により第5種踏段(34)の上昇踏段(34e)が持ち上げ
られて上昇する。
【0067】したがって、詳細な説明を省略するが図2
4の実施例においても図1〜図23の実施例と同様な作
用が得られることは明白である。また、図24の実施例
において動作して変位する係合体(32f)が小形であるた
め、変位動作を容易化、円滑化することができる。
【0068】
【発明の効果】この発明の請求項1記載の発明は以上説
明したように、傾斜して配置されて上面側に往路が上端
部及び下端部に反転部が、底面側に帰路がそれぞれ形成
された循環路を構成した主枠と、循環路に多数が連続し
て配置されて循環運転され往路の端部では水平移動し往
路の中間部では水平姿勢を保って傾斜移動する第1種踏
段と、これら第1種踏段の相互間に設けられて第1種踏
段とともに循環移動しかつ前後進機構を介して装着され
常時は引退位置に配置され付勢されたときに主枠の下端
側部へ突出するフォークが設けられた第2種踏段と、こ
の第2種踏段に隣接し主枠の下端部側に配置されて第1
種踏段とともに移動し、かつ上下動可能に装着され常時
は下降位置に保持されて突出したフォークに支持される
可動踏段が設けられた第3種踏段と、主枠に昇降機構を
介して装着されて往路の端部に配置されて常時は後退位
置に配置され車椅子用運転操作による昇降機構の動作に
より変位し往路の端部に停止した第2種踏段の入力体に
係合し、かつ車椅子用運転操作により動作して前後進機
構を付勢してフォークを突出させる駆動装置と、第3種
踏段の可動踏段の主枠下端部側に設けられて常時は引退
位置に保持されて第2種踏段のフォークの突出動作を介
して動作して少なくとも上端部が主枠下端部側に突出す
る係合体と、第3種踏段に隣接し主枠の下端部側に配置
されて第1種踏段とともに移動し、かつ上下動可能に装
着され常時は下降位置に保持されて突出した第3種踏段
の係合体に係合される上昇踏段が設けられた第5種踏段
と、この第5種踏段に設けられて上昇踏段の上昇変位を
案内して水平姿勢に配置する案内機構とを設けたもので
ある。
【0069】これによって、車椅子使用の身体傷害者の
搬送時に車椅子用運転操作が行われて、常時は階段をそ
れぞれ形成して昇降する通常寸法の踏段の互いに隣接し
た第2種踏段、第3種踏段及び第5種踏段の3つ特殊踏
段により車椅子を搭載する1つの平面が形成される。し
たがって、車椅子積載用の奥行きの深い踏段を設けない
ので、主枠が大型化せず、容易に据付けることができる
エスカレータ装置が得られる。さらに、車長の長い大型
車椅子であっても、第2種踏段、第3種踏段、及び第5
種踏段による余裕のあるスペースにより、車椅子使用者
が使い易く、車椅子使用者を安全に搬送できるエスカレ
ータ装置を得る効果がある。
【0070】また、この発明の請求項2記載の発明に係
るエスカレータ装置においては、傾斜して配置されて上
面側に往路が上端部及び下端部に反転部が、底面側に帰
路がそれぞれ形成された循環路を構成した主枠と、循環
路に多数が連続して配置されて循環運転され往路の端部
では水平移動し往路の中間部では水平姿勢を保って傾斜
移動する第1種踏段と、これら第1種踏段の相互間に設
けられて第1種踏段とともに循環移動しかつ前後進機構
を介して装着され常時は引退位置に配置され付勢された
ときに主枠の下端側部へ突出するフォークが設けられた
第2種踏段と、この第2種踏段に隣接し主枠の下端部側
に配置されて第1種踏段とともに移動し、かつ上下動可
能に装着され常時は下降位置に保持されて突出したフォ
ークに支持される可動踏段が設けられた第3種踏段と、
主枠に昇降機構を介して装着されて往路の端部に配置さ
れて常時は後退位置に配置され車椅子用運転操作による
昇降機構の動作により変位し往路の端部に停止した第2
種踏段の入力体に係合し、かつ車椅子用運転操作により
動作して前後進機構を付勢してフォークを突出させる駆
動装置と、第3種踏段の可動踏段の主枠下端部側に設け
られて常時は引退位置に保持されて第2種踏段のフォー
クの突出動作を介して動作して少なくとも上端部が主枠
下端部側に突出する係合体と、第3種踏段に隣接し主枠
の下端部側に配置されて第1種踏段とともに移動し、か
つ上下動可能に装着され常時は下降位置に保持されて突
出した第3種踏段の係合体に係合される上昇踏段が設け
られた第5種踏段と、この第5種踏段に設けられて上昇
踏段の上昇変位を案内して水平姿勢に配置する案内機構
と、この案内機構に支持されて常時は下降位置に保持さ
れて上昇踏段が上昇したときに第5種踏段のライザーと
上昇踏段のライザーの間を覆って配置される中間ライザ
ーとを設けたものである。
【0071】これによって、車椅子使用の身体傷害者の
搬送時に車椅子用運転操作が行われて、常時は階段をそ
れぞれ形成して昇降する通常寸法の踏段の互いに隣接し
た第2種踏段、第3種踏段及び第5種踏段の3つ特殊踏
段により車椅子を搭載する1つの平面が形成される。ま
た、3つ特殊踏段により車椅子を搭載する1つの平面が
形成されたときに、第5種踏段のライザーと上昇した上
昇踏段のライザーの間が中間ライザーによって塞がれ
る。したがって、車椅子積載用の奥行きの深い踏段を設
けないので、主枠が大型化せず、容易に据付けることが
できるエスカレータ装置が得られる。さらに、車長の長
い大型車椅子であっても、第2種踏段、第3種踏段、及
び第5種踏段による余裕のあるスペースにより、車椅子
使用者が使い易く、車椅子使用者を一層安全に搬送でき
るエスカレータ装置を得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す縦断側面概念図。
【図2】図1のA部拡大図。
【図3】図2の平面図。
【図4】図2のB−B線断面図。
【図5】図2のC−C線断面図。
【図6】図2のD−D線断面図。
【図7】図2に示す状態で車椅子用運転操作が行われて
駆動機構等が作動した状況を説明した図。
【図8】図7のB−B線断面図。
【図9】図7のC−C線断面図。
【図10】図7のD−D線断面図。
【図11】図7に示された各踏段の傾斜移動を説明した
図で、後述する図23のQ部拡大図。
【図12】図11のE−E線断面図。
【図13】図7のF−F線断面図。
【図14】図2のG−G線断面図。
【図15】図4、図5のH−H線断面拡大図。
【図16】図2のI−I線断面図。
【図17】図16のJ−J線断面拡大図。
【図18】図17のK部拡大図。
【図19】図7のL−L線断面図。
【図20】図19のM−M線断面図。
【図21】図11のN部拡大図。
【図22】図11のP−P線断面拡大図。
【図23】図11の各踏段の傾斜移動状況を説明した図
1相当図。
【図24】この発明の他の実施例を示す前述の図19に
相当する図。
【符号の説明】
1 主枠 1a 上端 1b 下端 2 循環路 2a 往路 2b 反転部 2c 帰路 3 第1種踏段 31 第2種踏段 32 第3種踏段 32d 可動踏段 32f 係合体 34 第5種踏段 34d 固定ライザー 34e 上昇踏段 34f ライザー 34j 中間ライザー 341 案内機構 4 前後進機構 42 入力体 5 フォーク 84 駆動装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傾斜して配置されて上面側に往路が上端
    部及び下端部に反転部が、底面側に帰路がそれぞれ形成
    された循環路を構成した主枠と、上記循環路に多数が連
    続して配置されて循環運転され上記往路の端部では水平
    移動し上記往路の中間部では水平姿勢を保って傾斜移動
    する第1種踏段と、これら第1種踏段の相互間に設けら
    れて上記第1種踏段とともに循環移動しかつ前後進機構
    を介して装着され常時は引退位置に配置され付勢された
    ときに上記主枠の下端部側へ突出するフォークが設けら
    れた第2種踏段と、この第2種踏段に隣接し上記主枠の
    下端部側に配置されて上記第1種踏段とともに移動し、
    かつ上下動可能に装着され常時は下降位置に保持されて
    突出した上記フォークに支持される可動踏段が設けられ
    た第3種踏段と、上記主枠に昇降機構を介して装着され
    て上記往路の端部に配置されて常時は後退位置に配置さ
    れ車椅子用運転操作による上記昇降機構の動作により変
    位し上記往路の端部に停止した上記第2種踏段の入力体
    に係合し、かつ上記車椅子用運転操作により動作して上
    記前後進機構を付勢して上記フォークを突出させる駆動
    装置と、上記第3種踏段の可動踏段の上記主枠下端部側
    に設けられて常時は引退位置に保持されて上記第2種踏
    段のフォークの突出動作を介して動作して少なくとも上
    端部が上記主枠下端部側に突出する係合体と、上記第3
    種踏段に隣接し上記主枠の下端部側に配置されて上記第
    1種踏段とともに移動し、かつ上下動可能に装着され常
    時は下降位置に保持されて突出した上記第3種踏段の係
    合体に係合される上昇踏段が設けられた第5種踏段と、
    この第5種踏段に設けられて上記上昇踏段の上昇変位を
    案内して水平姿勢に配置する案内機構とを備えたエスカ
    レータ装置。
  2. 【請求項2】 傾斜して配置されて上面側に往路が上端
    部及び下端部に反転部が、底面側に帰路がそれぞれ形成
    された循環路を構成した主枠と、上記循環路に多数が連
    続して配置されて循環運転され上記往路の端部では水平
    移動し上記往路の中間部では水平姿勢を保って傾斜移動
    する第1種踏段と、これら第1種踏段の相互間に設けら
    れて上記第1種踏段とともに循環移動しかつ前後進機構
    を介して装着され常時は引退位置に配置され付勢された
    ときに上記主枠の下端部側へ突出するフォークが設けら
    れた第2種踏段と、この第2種踏段に隣接し上記主枠の
    下端部側に配置されて上記第1種踏段とともに移動し、
    かつ上下動可能に装着され常時は下降位置に保持されて
    突出した上記フォークに支持される可動踏段が設けられ
    た第3種踏段と、上記主枠に昇降機構を介して装着され
    て上記往路の端部に配置されて常時は後退位置に配置さ
    れ車椅子用運転操作による上記昇降機構の動作により変
    位し上記往路の端部に停止した上記第2種踏段の入力体
    に係合し、かつ上記車椅子用運転操作により動作して上
    記前後進機構を付勢して上記フォークを突出させる駆動
    装置と、上記第3種踏段の可動踏段の上記主枠下端部側
    に設けられて常時は引退位置に保持されて上記第2種踏
    段のフォークの突出動作を介して動作して少なくとも上
    端部が上記主枠下端部側に突出する係合体と、上記第3
    種踏段に隣接し上記主枠の下端部側に配置されて上記第
    1種踏段とともに移動し、かつ上下動可能に装着され常
    時は下降位置に保持されて突出した上記第3種踏段の係
    合体に係合される上昇踏段が設けられた第5種踏段と、
    この第5種踏段に設けられて上記上昇踏段の上昇変位を
    案内して水平姿勢に配置する案内機構と、この案内機構
    に支持されて常時は下降位置に保持されて上記上昇踏段
    が上昇したときに上記第5種踏段のライザーと上記上昇
    踏段のライザーの間を覆って配置される中間ライザーと
    を備えたエスカレータ装置。
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