JP3148660B2 - エスカレータ装置 - Google Patents

エスカレータ装置

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JP3148660B2
JP3148660B2 JP34358296A JP34358296A JP3148660B2 JP 3148660 B2 JP3148660 B2 JP 3148660B2 JP 34358296 A JP34358296 A JP 34358296A JP 34358296 A JP34358296 A JP 34358296A JP 3148660 B2 JP3148660 B2 JP 3148660B2
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達也 吉川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エスカレータ装
置に係り、例えば、通常の運転を行う通常形態と車椅子
利用者等がエスカレータ装置を容易に利用できる特殊形
態との形態変動が可能となるエスカレータ装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図12は、特開昭60−23283号公
報に開示された従来のエスカレータ装置の特殊踏段群を
示す説明図である。図12において、30は第1の特殊
踏段、30aは第1の特殊踏段30に固設した軸受けに
支承された駆動力伝達軸であり、エスカレータ装置の乗
場口の下部に配置した仕掛部(不図示)により駆動され
る。30bは駆動力伝達軸30aに設けたピニオン、3
0cは駆動力伝達軸30aに設けた歯車部、30dは歯
車部30cと噛み合うピニオン、30eはラックを有し
た弧状の支持部材(以下、フォーク30eと称する)で
あり、第1の特殊踏段30の左右に各々設け、一方をピ
ニオン30bと係合し、他方をピニオン30dと係合し
てライザに設けた貫通孔より後方に突出する。30fは
第1の特殊踏段30の前端部に設けた前輪軸、30gは
前輪軸30fの両側に枢着した一対の前輪、30hは第
1の特殊踏段30の後端部に設けた後輪軸、30iは後
輪軸30hの両側に枢着した一対の後輪である。31は
第2の特殊踏段、31aは第2の特殊踏段31の本体
枠、31bは可動踏板であり、通常形態時は本体枠31
aに収納され、特殊形態時は本体枠31aの上部に位置
するように上下移動可能に本体枠31aに装着する。3
1b1は可動踏板31bに設けたフォーク受け部であ
り、フォーク30eの外形に沿った弧状の貫通孔部にフ
ォーク30eを挿入し係合する。31cは第2の特殊踏
段31の前端側に設けた前輪軸、31dは前輪軸31c
の両端部に枢着した前輪、31eは第2の特殊踏段31
の後端側に設けた後輪軸、31fは後輪軸31eの両端
部に枢着した後輪である。32は通常踏段である。33
は特殊踏段群であり、上述の符号30、31を付した構
成を含む。又、この特殊踏段群33は通常踏段32の間
に介在配置する。、34はエスカレータ装置の本体枠に
設けた前輪用ガイドレールであり、前輪30g及び前輪
31dに係合する。35はエスカレータ本体に設けた後
輪用ガイドレールであり、後輪30i及び後輪31fと
係合する。これら前輪用ガイドレール34、後輪用ガイ
ドレール35により第1の特殊踏段30と第2の特殊踏
段31との進行を案内する。Aは第1の特殊踏段30と
第2の特殊踏段31との間のギャップである。
【0003】又、図13は、特開平4−16493号公
報に開示された従来の他のエスカレータ装置の特殊踏段
群を示す説明図であり、図13(a)は、支持部材を係
合した状態を示す説明図、図13(b)は、図13
(a)に示す支持部材により可動踏板を支持した状態を
示す説明図である。図13において、40は第1の特殊
踏段、40aはクリート(不図示)を有するライザであ
り、第1の特殊踏段40の後面に湾曲して設ける。40
bはライザ40aより後方に突出する角棒状の支持部材
(以下、フォーク40bと称する。)、40cは前輪で
あり、第1の特殊踏段40の前端側に設けた前輪軸(不
図示)に枢着する。40dは後輪であり、第1の特殊踏
段40の後端側に設けた後輪軸(不図示)に枢着する。
なお、図示していないが、この第1の特殊踏段40にお
いても、上述の第1の特殊踏段30と同様に、仕掛部
(不図示)からの駆動力を伝達する駆動力伝達軸30a
やピニオン30b及びピニオン30dに相当する構成を
含む。41は第2の特殊踏段、41aは第2の特殊踏段
41の本体枠、41bは本体枠41aの両側面に設けた
案内溝部、41cは可動踏板であり、通常形態時は本体
枠41aに収納され、特殊形態時は本体枠41aの上部
に位置するように上下移動可能に本体枠41aに装着す
る。41c1は可動踏板41cに設けたフォーク受け部
であり、フォーク40bの外形に沿った直状の貫通孔部
を有し、フォーク40bを挿入してフォーク40bと係
合する。41c2は可動踏板41cの両側面に回動可能
に枢着した案内ローラであり、案内溝部41bの溝に係
合して上下移動を案内される。41dは前輪であり、第
2の特殊踏段41の前端側に設けた前輪軸(不図示)に
枢着する。41eは後輪であり、第2の特殊踏段41の
後端側に設けた後輪軸(不図示)に枢着する。42は特
殊踏段群であり、上述の符号40、41を付した構成を
含む。なお、この特殊踏段群42は、通常踏段(不図
示)の間に介在配置する。Aは図12に示すギャップA
に相当するギャップである。
【0004】次に、形態変動動作について図12、図1
3により説明する。まず、図12に示す特殊踏段群33
の動作を図12により説明する。例えば、昇りに設定し
たエスカレータ装置の場合に、車椅子利用者又は補助者
がエスカレータ装置の乗り場付近の操作部(不図示)に
車椅子運転時用に踏段形態を変動するように指示する
と、乗場口の形態変動位置(不図示)において、駆動力
伝達軸30aは仕掛部(不図示)からの駆動力を受けて
回転し、ピニオン30bと噛み合うフォーク30eとピ
ニオン30dと噛み合うフォーク30eを第1の特殊踏
段30のライザ(不図示)を貫通させて突出し、第2の
特殊踏段31のフォーク受け部31b1に挿入する。な
お、左右のフォーク30eは各々左右のフォーク受け部
31b1に摺動しながら挿入されて、フォーク受け31
b1と係合する。これにより、可動踏板31bは第1の
特殊踏段30に支持されて第1の特殊踏段30と共に移
動可能となる。したがって、足場を大きくでき、車椅子
利用者でも容易にエスカレータ装置を利用することがで
きる特殊形態となる。この後、第1の特殊踏段30及び
第2の特殊踏段31は駆動チェーン(不図示)に駆動さ
れて、エスカレータ装置の傾斜部を進行するに連れて斜
めに上昇する。この際、可動踏板31bは、弧状のフォ
ーク30eと弧状のフォーク受け部31b1との係合に
より第1の特殊踏段30に支持されて共に移動し、本体
枠31aの上方に位置する。
【0005】次に、図13に示す特殊踏段群42の動作
を図13により説明する。上述の特殊踏段群33と同様
に、車椅子利用者又は補助者が車椅子運転時用に踏段形
態を変動するように指示すると、第1の特殊踏段40の
フォーク40bはライザ40aを貫通して後方に突出
し、各々左右のフォーク受け部41c1に摺動しながら
挿入されて、図13(a)に示すようにフォーク受け部
41c1と係合する。これにより、可動踏板41cは第
1の特殊踏段40に支持されて第1の特殊踏段40と共
に移動可能となる。したがって、足場を大きくでき、車
椅子利用者でも容易にエスカレータ装置を利用すること
ができる特殊形態となる。この後、第1の特殊踏段40
及び第2の特殊踏段41は駆動チェーン(不図示示)に
駆動されて、エスカレータ装置の傾斜部を進行するに連
れて斜めに上昇する。この際、可動踏板41cは、角棒
状のフォーク40bとフォーク受け部41c1との係合
により第1の特殊踏段40に支持されると共に案内溝部
41bの溝により案内ローラ41c2が上下移動をガイ
ドされ、第1の特殊踏段40と共に移動して図3(b)
に示すように、本体枠41aの上方に位置する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のエスカレータ装
置の特殊踏段群33及び特殊踏段群42は以上のように
構成されているので、特殊踏段群33の場合はフォーク
30eが弧状のため、フォーク受け部31b1も、その
内部を弧状に加工しなければならず、さらにガタつき防
止や円滑な係合を実現するために、両者の隙間を少なく
すると共に両者の面精度を高くする必要があるので、加
工が比較的困難であり、加工コストが高くなるという欠
点がある。さらに、特殊踏段群33は、弧状のフォーク
30eは弧状のフォーク受け部31b1内を摺動して係
合するので、左右のフォーク30e又は左右のフオーク
受け部31b1の取り付け位置に誤差があると円滑な係
合ができなかったり、可動踏板31bの位置がずれてし
まい、例えばギャップAが左右に渡り均一とならない虞
がある。したがって両者の取り付け精度を高精度とする
必要があるが、人物等が乗る可動踏板31b及びこの可
動踏板31bを支持するフォーク30eは、十分な剛性
を有するものでなくてはならないので、非常に重く高精
度の取り付け作業は困難な作業となり、取り付け作業コ
ストが高くなるという欠点がある。
【0007】次に、特殊踏段群42の場合は、フォーク
40bが角棒状であるので、フォーク40b及びフォー
ク受け部41c1の加工は比較的容易であるが、可動踏
板41cは案内溝部41bの溝により上下移動をガイド
されており、案内溝部41bの一方と他方との溝形状が
不均一であったり、取り付け位置が微妙にずれていたり
すると、可動踏板41cの位置がずれてしまい、ギャッ
プAが左右に渡り均一とならない虞がある。したがっ
て、案内溝部41bを精度よく加工する必要があると共
に案内溝部41bの取り付け位置精度が要求されるの
で、特殊踏段群33と同様に加工コスト及び取り付け作
業コストが高くなる等の欠点がある。さらに、特殊踏段
群42の場合は、案内溝部41bと案内ローラ41c2
との摩擦等により可動踏板41cの上下移動中に異音が
発生して利用者に不快感を与える虞がある等の問題点が
あった。
【0008】この発明は、以上のような問題点を解消す
るためになされたもので、第1の目的は部品の加工精度
や取り付け作業の容易化を図ることのできるエスカレー
タ装置を得ることである。又、第2の目的は安定して形
態変動を可能とするエスカレータ装置を得ることであ
る。又、第3の目的は可動踏板の上下移動の際の異音発
生を防止できるエスカレータ装置を得ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明によるエスカレ
ータ装置は、主枠に配置されて循環移動する複数の通常
踏段間に介在配置された第1の特殊踏段とこの第1の特
殊踏段のライザ側に隣接配置した第2の特殊踏段とを備
え、通常形態と搬送物を搬送状態で前記第1の特殊踏段
と前記第2の特殊踏段との踏板をほぼ同一面とする特殊
形態とに形態変動するエスカレータ装置において、前記
第1の特殊踏段に設けられて前記特殊形態に形態変動時
に駆動されて前記第2の特殊踏段に突出する直状の支持
部材と、前記第1の特殊踏段に設けられて前記第2の特
殊踏段に前記支持部材の突出方向と異なる方向に突出し
前記ライザ側に面する当接部を形成する位置規制部材
と、前記第2の特殊踏段に上下移動可能に設けられた可
動踏板と、前記可動踏板に設けられると共に突出した前
記支持部材と係合する支持受け部と、前記可動踏板に設
けられると共に突出した前記位置規制部の前記当接部と
当接する押さえ受け部とを備えたものである。
【0010】さらに、次の発明によるエスカレータ装置
は、第1の特殊踏段は駆動部により駆動される駆動力伝
達軸を設け、支持部材は形態変動時に前記駆動力伝達軸
に設けた第1の歯車部と噛み合う第1のラックを設け、
位置規制部材は前記駆動伝達軸に設けた第2の歯車部と
噛み合う第2のラックを設けたものである。
【0011】又、次の発明によるエスカレータ装置は、
支持部材と位置規制部材とに互いに係合する係合部を設
け、形態変動時に前記支持部材と前記位置規制部材とが
係合し、前記係合部を介して前記支持部材の動作を伝達
し、前記支持部材により前記位置規制部材を動作するも
のである。
【0012】又、次の発明によるエスカレータ装置は、
第1の特殊踏段はライザに形成される縦溝の溝底面に設
けた貫通孔より位置規制部材を突出し、通常形態時には
前記位置規制部材の先端を前記溝底面の板厚の範囲内に
収納したものである。
【0013】又、次の発明によるエスカレータ装置は、
第2の特殊踏段は突出した支持部材の先端に当接される
当接部材を固設したものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.この発明のエスカレータ装置の一実施の
形態について説明する。図1はこの発明の実施の形態1
によるエスカレータ装置を示す全体説明図である。図1
において、1は主枠であり、下端部(下階)に反転部を
形成する下部機械室1aと上端部(上階)に反転部を形
成する上部機械室1bとこの上部機械室1bと下部機械
室1aとの間に傾斜して架設した傾斜部1cとを有し、
傾斜部1cの上面側を往路、底面側を復路とする循環路
を形成する。2は主枠1の左右両側に立設した欄干、3
は無端状の移動手摺であり、左右の欄干2各々に摺動可
能に巻回する。なお、この移動手摺3は手摺駆動装置
(不図示)により欄干2を循環駆動する。4は通常踏段
であり、主枠1に複数配置され、主枠1の循環路を循環
移動する。
【0015】又、5は第1の特殊踏段、6は第1の特殊
踏段5の後面のライザに隣接して配置した第2の特殊踏
段、7は第1の特殊踏段5の前方に隣接して配置した第
3の特殊踏段、8は特殊踏段群であり、第1の特殊踏段
5と第2の特殊踏段6と第3の特殊踏段7とにより構成
され、通常踏段4の間に介在配置し、主枠1の循環路を
循環移動する。なお、この特殊踏段群8は、通常踏段4
と同等の足場を形成する通常形態と車椅子利用者等が容
易にエスカレータ装置を利用できるように、足場の面積
を大きくした特殊形態とに形態を変動する。
【0016】又、9は無端状のチェーンであり、駆動機
(不図示)により駆動されて移動手摺3と同期して循環
移動する。10は形態変動のために第1の特殊踏段5と
第2の特殊踏段6との機構を駆動する駆動部である仕掛
部であり、下部機械室1a内と上部機械室1b内とに配
置される。11はエスカレータ装置であり、上述の符号
1〜10を付した構成を含む。Bは車椅子利用者、B1
は車椅子、Cは介護者である。なお、この実施の形態1
によるエスカレータ装置11では、特殊踏段群8は3つ
の特殊踏段から構成したが、これに限定するものではな
く、第1の特殊踏段5と第2の特殊踏段6とにより構成
しても良いし、他の特殊踏段を加え、足場がより大きく
なるように構成しても良い。
【0017】図2は図1に示す特殊踏段群8の特殊形態
時の利用状態を示す説明図である。図2において、図1
と同一符号は同一又は相当するものを示し説明を省略す
る。1dは主枠1の内部長手方向の左右に各々設けた前
輪用ガイドレール、1eは主枠1の内部長手方向の左右
に各々設けた後輪用ガイドレールである。通常踏段4及
び特殊踏段群8は、これら前輪用ガイドレール1d及び
後輪用ガイドレール1eに各々の前輪、後輪をガイドさ
れて主枠1の循環路を循環移動する。5aは第1の特殊
踏段5の本体であり、上部に踏板を有し後面に湾曲した
ライザ(後述する)を有する。5bは支持部材(以下フ
ォーク5bと称する)であり、前後方向に沿って長手の
角棒状の外形を有し、この長手部分に前後方向に沿って
ラックを設けると共に、本体5aに設けたリニアガイド
により前後方向に直線的に進退可能に支持される。5c
は位置規制部材であり、弧状の形状を呈し、一端側に当
接部を形成される押さえ部と他端側に外形に沿ったラッ
クとを設け、本体5aに弧状に前後進退可能に支持され
る。
【0018】図2において、6aは第2の特殊踏段6の
本体であり、後方側の端部から上方に湾曲して立設した
ライザを有する。6bは可動踏板であり、上部に踏板を
有し後方側の端部から下方に湾曲したライザを有すると
共に、通常形態時は本体6aに収納され、特殊形態時は
本体6aの上方に位置するように上下移動可能に本体6
aに装着される。6cは可動踏板6bに設けた支持受け
部であり、第1の特殊踏段5側に開口し、フォーク5b
の突出方向に沿って貫通孔を設けて形成した被係合部を
有する。6dは押さえ受け部であり、支持受け部6cに
基端を固定し、その先端を斜め下方に延設し、その延設
端より可動踏板6bの側面方向に丸棒状のピンを立設す
ると共に、この丸棒状のピンと延設部分により、位置規
制部材5cに貫入される開口部の開口縁部を形成する。
なお、丸棒状のピン上に位置規制部材5cの当接部と当
接する被当接部を設ける。6eは可動踏板6bに設けた
車止め部であり特殊形態時に可動踏板6bの踏板より上
方に突出し、車椅子B1の車止めとなる。7aは第3の
特殊踏段7に設けた傾斜踏板であり、特殊形態時に傾斜
して、車椅子利用者Bの足との干渉を回避する。
【0019】図3は図2に示すV方向からの矢視図であ
る。但し、説明に必要な個所のみ図示する。図3におい
て、図1又は図2と同一符号は同一又は相当するものを
示し説明を省略する。5b1はフォーク5bに設けたラ
ックであり、フォーク5bの長手部分に前後方向に沿っ
て設ける。5c1は位置規制部材5cの一端側に設けた
押さえ部、5c2は位置規制部材5cの他端側に外形に
沿って設けたラック、5dは第1の駆動力伝達軸である
正/逆転可能なスプロケット軸であり、第1の特殊踏段
5の本体5aに水平に軸架する。5d1はスプロケット
軸5dに設けたトルクリミッター、5d2はトルクリミ
ッター5d1に嵌着したスプロケット、5d3はスプロ
ケット軸5dのほぼ中央に嵌着した歯車部、5d4はス
プロケット軸5dの両側部に嵌着した歯車部であり、各
々フォーク5bのラック5b1と噛み合う。5d5はス
プロケット軸5dの両端部に嵌着した歯車部であり、各
々位置規制部材5cのラック5c2と噛み合う。5eは
第2の駆動力伝達軸である正/逆転可能なスプロケット
軸であり、本体5aに水平に軸架すると共にスプロケッ
ト軸5dに隣接して並行に配置する。5e1はスプロケ
ット軸5eに設けたトルクリミッター、5e2はスプロ
ケットであり、トルクリミッター5e1に嵌着する。5
e3はスプロケット軸5eのほぼ中央に嵌着した歯車部
であり、歯車部5d3と噛み合う。上述の符号5d〜5
d5及び5e〜5e3を付した構成、フォーク5b及び
位置規制部材5cにより、前後進退機構を構成する。A
は第1の特殊踏段5と可動踏板6bとのギャップであ
り、図12に示すギャップAに相当する。
【0020】図4は通常形態でのフォーク5bと位置規
制部材5cとの位置を示す説明図である。但し、説明に
必要な個所のみ図示している。図4において図1乃至図
3と同一符号は同一又は相当するものを示し説明を省略
する。5c3は位置規制部材5cの押さえ部5c1上の
当接部であり、押さえ受け部6dと当接する部分を示
す。5fは第1の特殊踏段5の本体5aの後面に湾曲し
て設けたライザであり縦方向に複数のクリートを有する
と共にフォーク5b、位置規制部材5cの押さえ部5c
a1を通過する貫通孔を有する。6c1はフォーク5b
と係合する被係合部であり、支持受け部6cにフォーク
5bの突出方向に沿って貫通孔を設けて形成する。6d
1は押さえ部5ca1上の当接部5c3と当接する被当
接部であり、押さえ受け部6dを構成する丸棒状のピン
上に設ける。6d2は位置規制部材5cの押さえ部5c
1に貫入される開口部であり、押さえ受け部6dの斜め
下方に延設した延設部分と丸棒状のピンにより開口縁部
を形成されている。
【0021】図4において、12は本体5aの前端側上
部に水平に貫設した前輪軸であり、チェーン9(図1に
示す)と連結している。13は前輪軸12の両端部に回
動可能に枢着した前輪であり、前輪用ガイドレール1d
(図2に示す)に係合する。14は本体5aの後端側下
部に水平に貫設した後輪軸である。15は後輪軸14の
両側に回動可能に枢着した後輪であり、後輪用ガイドレ
ール1e(図2に示す)に係合する。なお、これら前輪
軸12、前輪13、後輪軸14及び後輪15は、通常踏
段4、第2の特殊踏段6及び第3の特殊踏段7にも同様
に設けられている。Aは第1の特殊踏段5と可動踏板6
bとのギャップであり、図3に示すギャップAに相当す
る。
【0022】図5は図4に示すD部拡大図である。図5
において、5c1、5fは各々図4に示す押さえ部5c
1、ライザ5fに相当する。5f1はライザ5fに縦方
向に沿って複数設けたクリート、5f2は押さえ部5c
1に貫通される貫通孔であり、隣接するクリート5f1
の間に形成される縦溝の溝底面に設ける。図5に示すよ
うに、通常形態では、押さえ部5c1の先端を溝底面の
板厚内に収納するようにしている。
【0023】図6は図5に示す線分AAによる断面図で
ある。図6において、5c1、5f、5f1、5f2は
各々図5に示す押さえ部5c1、ライザ5f、クリート
5f1、貫通孔5f2に相当する。図6に示すように、
クリート5f1は、突出部分の左右両端部をさらに突出
した断面ほぼH状の形状をしており、クリート5f1自
体でも縦溝を形成している。
【0024】次に、動作を図1乃至図8により説明す
る。図7は図1に示す第1の特殊踏段5と仕掛部10と
の係合状態を示す説明図である。但し、説明に必要な個
所のみ図示している。図7において、図1乃至図6と同
一符号は同一又は相当するものを示し説明を省略する。
10aは仕掛部10の軸受け部であり、下部機械室1a
又は上部機械室1b内(図1に示す)に固設する。10
bはラックを設けたラック軸であり、軸受け部10aに
上下動可能に保持される。10cはラック軸10bのラ
ックと噛み合うピニオン、10dは正/逆転可能な駆動
モータであり、ピニオン10cをモータの回転軸に嵌着
する。10eは長方形状のハウジング部であり、ラック
軸10bの上端に水平に設ける。10fはハウジング部
10eの上部に前後方向に沿って設けたチェーンであ
る。
【0025】この仕掛部10は、下部機械室1aに設け
られる場合では、チェーン10fが第1の特殊踏段5に
設けたスプロケット軸5eのスプロケット5e2と噛み
合うように配置され、上部機械室1bに設けられる場合
は、チェーン10fが第1の特殊踏段5に設けたスプロ
ケット軸5dのスプロケット5d2と噛み合うように配
置される。
【0026】図8は特殊形態でのフォーク5bと位置規
制部材5cとの位置を示す説明図である。但し、説明に
必要な個所のみ図示している。図8において図1乃至図
7と同一符号は同一又は相当するものを示し説明を省略
する。θはフォーク5bの突出方向に沿った上下面に対
する当接部5c3の角度を示す。この角度θは、位置規
制部材5cの押さえ部5c1がフォーク5bの突出方向
と異なる方向であるフォーク5bの突出方向に沿った方
向に交わる方向に弧状に突出し、その突出完了時に形成
されるものである。この角度θは、当接部5c3と被当
接部6d1とが当接し易く、又その当接を解除し易く、
さらに十分に押さえ受け部6dを押さえられるように、
ほぼ30度〜60度の範囲内で設定するのが好ましい。
なお、角度θは特に上述の範囲内でなくても良く、押さ
え部5c1の当接部5c3がライザ5f側に面して、押
さえ受け部6dの被当接部6d1の矢示後方側に位置
し、当接部5c3と被当接部6d1とを当接可能とし、
押さえ部5c1により押さえ受け部6dを押さえて、可
動踏板6bのフォーク5bの突出方向(後方)への移動
を規制できれば良い。
【0027】まず、通常形態から特殊形態に変動する動
作について説明する。例えば、エスカレータ装置11が
昇りに設定されている場合、下部機械室1a(図1に示
す)上の乗場口にて、車椅子利用者B又は介護者Cが形
態変動を操作する操作部(不図示)のボタンを押すと、
エスカレータ装置11は、循環移動している通常踏段4
及び特殊踏段群8を特定の位置(乗場口付近)で減速す
ると共に、仕掛部10(図7に示す)の駆動モータ10
dを回転してピニオン10cに噛み合うラック軸10b
を上方に移動し、ハウジング10eに設けたチェーン1
0fをスプロケット5e2の移動軌跡上の所定位置に配
置する。
【0028】次に、エスカレータ装置11は、通常踏段
4及び特殊踏段群8を減速した速度で進行させる。第1
の特殊踏段5が仕掛部10の上部位置まで進行すると、
チェーン10fとスプロケット5e2とが噛み合うの
で、スプロケット5e2は第1の特殊踏段5の進行に伴
い回転すると共にトルクリミッター5e1を介してスプ
ロケット軸5eを回転する。このスプロケット軸5eは
回転に伴って、スプロケット軸5eのほぼ中央に嵌着し
た歯車部5e3と噛み合う歯車部5d3を嵌着したスプ
ロケット軸5dを回転させる。(なお、この場合スプロ
ケット軸5dはスプロケット軸5eの回転と逆に回転す
る。) スプロケット軸5dは回転に伴って、図3に示すスプロ
ケット軸5dの両側に嵌着した歯車部5d4と噛み合う
ラック5b1を有するフォーク5bをライザ5f(図4
に示す)に設けた貫通孔(不図示)を貫通させて可動踏
板6b側に直線的に突出するとほぼ同時に、スプロケッ
ト軸5dの両端部に嵌着した歯車部5d5と噛み合うラ
ック5c2を有する位置規制部材5cをライザ5fに設
けた貫通孔5f2(図5に示す)を貫通させて可動踏板
6b側に突出する。
【0029】図1に示すように、下部機械室1a内(乗
場口付近)では、第1の特殊踏段5と第2の特殊踏段6
とは水平に隣接して位置しているので、図4及び図8に
示すように第1の特殊踏段5と可動踏板6bとはほぼ水
平に隣接する。したがって、フォーク5bは、支持受け
部6cの被係合部6c1に摺動しながら挿入されて支持
受け部6cと係合する。又、位置規制部5cの一端側の
押さえ部5c1は、フォーク5bの突出方向と異なる方
向であるフォーク5bの突出方向に沿った方向に交わる
方向に、弧状の軌跡を描いて、押さえ受け部6dの開口
部6d2を貫入して被当接部6d1の後方側に回り込む
ように突出し、当接部5c3をライザ5f側に面して角
度θを形成すると共に、後方側の斜め上方から被当接部
6d1に当接する。これにより位置規制部5cは、可動
踏板6bを保持して、フォーク5bと支持受け部6cと
の摺動により後方に付勢される可動踏板6bが矢示後方
に移動しないようにする。
【0030】図8に示すように、フォーク5bと位置規
制部材5cの突出が完了すると、チェーン10fと噛み
合うスプロケツト5e2は、フォーク5bとストッパー
(不図示)との当接により、又は位置規制部材5cの押
さえ部5c1が押さえ受け部6dを保持することによ
り、スプロケット軸5dを介してスプロケット軸5eが
回転しなくなった場合に作用するトルクリミッター5e
1のトルク伝達制限作用により空転する。なお、これと
ほぼ同時に、車輪止突出機構(不図示)により、車止め
部6eが可動踏板6bの踏板の上方に突出する。
【0031】次に、図8に示すようにフォーク5bに支
持されると共に位置規制部材5cの押さえ部5c1に位
置規制された可動踏板6bは、図1に示す傾斜部1cを
進行するに伴い、第2の特殊踏段6の本体6aの上方に
移動し、図2に示すように第1の特殊踏段5の踏板とほ
ぼ面一の状態を保ち足場を大きくして進行する。
【0032】ここで、第1の特殊踏段5は、フォーク5
bにより左右からほぼ均等に可動踏板6bを水平に支持
し、位置規制部材5cにより左右からほぼ均等に後方側
から押さえ受け部6dに当接して可動踏板6bを保持す
るので、容易に可動踏板6bの水平方向の姿勢保持がで
きると共にフォーク6bの突出方向に沿った後方側への
移動を規制でき、容易にギャップAをほぼ均一のまま安
定して可動踏板6bを本体6aの上方に移動できる。
【0033】なお、第3の特殊踏段7は、第1の特殊踏
段5と第2の特殊踏段6の形態変動動作とほぼ同時に、
傾斜踏板7aを傾斜機構(不図示)により傾斜する。
【0034】次に、特殊形態から通常形態に変動する動
作について説明する。特殊形態に変動した特殊踏段群8
が上階の降場口に近づくと、エスカレータ装置11は、
検出部(不図示)により特殊踏段群8を検出して上部機
械室1b内に設けた仕掛部10(図7に示す)を上述の
通り駆動してチェーン10fを第1の特殊踏段5のスプ
ロケット5d2の移動軌跡上の所定位置に配置する。な
お、可動踏板6bは上階の降場口に近づくにつれて徐々
に下方に移動して、上部機械室1b内ではほぼ水平とな
る。
【0035】次に、エスカレータ装置11は、通常踏段
4及び特殊踏段群8を減速した速度で進行させる。第1
の特殊踏段5が仕掛部10の上部位置まで進行すると、
チェーン10fとスプロケット5d2とが噛み合うの
で、スプロケット5d2は第1の特殊踏段5の進行に伴
い回転すると共にトルクリミッター5d1を介してスプ
ロケット軸5dを回転する。(なお、この場合のスプロ
ケット軸5dの回転は、上述の通常形態から特殊形態に
変動する動作の場合の回転と逆方向である。)
【0036】このスプロケット軸5dは回転に伴って、
図3に示すスプロケット軸5dの両側に嵌着した歯車部
5d4と噛み合うラック5b1を有するフォーク5bを
第1の特殊踏段5内部に引退すると同時に、スプロケッ
ト軸5dの両端部に嵌着した歯車部5d5と噛み合うラ
ック5c2を有する位置規制部材5cを第1の特殊踏段
5内部に引退する。なお、この際に位置規制部材5cの
押さえ部5c1の先端は、図5、図6に示すように隣接
するクリート5f1間の縦溝の溝底面の板厚内に収納さ
れる。
【0037】フォーク5bと位置規制部材5cとが第1
の特殊踏段5内に引退すると、チェーン10fと噛み合
うスプロケット5d2は、フォーク5b又は位置規制部
材5cがストッパー(不図示)に当接してスプロケット
軸5dが回転しなくなった場合に作用するトルクリミッ
ター5d1のトルク伝達制限作用により空転する。又、
これとほぼ同時に、車輪止突出機構(不図示)により、
車止め部6eが可動踏板6b内に収納される。
【0038】なお、第3の特殊踏段7は、第1の特殊踏
段5と第2の特殊踏段6の形態変動動作と同時に、傾斜
踏段7aの傾斜状態を傾斜機構(不図示)により解除さ
れて傾斜踏段7aを水平とする。
【0039】なお、この実施の形態1によるエスカレー
タ装置11では、位置規制部材5cを弧状の形状とし、
弧状に突出したが、弧状の形状に限らず棒状としても良
いし、弧状に突出せず直線的に突出しても良い。
【0040】なお、この実施の形態1によるエスカレー
タ装置11では、位置規制部材5cの押さえ部5c1に
貫通される貫通孔5f2は、隣接するクリート5f1間
の縦溝の底面部に設けたが、クリート5f1自体により
形成される縦溝の溝底面に設けても良い。
【0041】なお、この実施の形態1によるエスカレー
タ装置11では、押さえ受け部6dは、開口部6d2を
延設部分と丸棒状のピンにより開口縁部を形成される開
口部とし、被当接部6d1を丸棒状のピン上に設けた
が、これに限定するものではなく、例えば、丸棒状のピ
ン部分の形状を押さえ部5c1を挿入可能に開口した円
筒状又は角筒状の形状とし、その内部に被当接部を設
け、開口部と被当接部とを一体の部材で形成しても良
い。
【0042】なお、この実施の形態1によるエスカレー
タ装置11では、位置規制部材5cは押さえ部5c1を
フォーク5bの突出方向と異なる方向であるフォーク5
bの突出方向に沿った方向に交わる方向に突出し、当接
部5c3をフォーク5bの上下面に対して角度θを形成
する場合について述べたが、これに限定するものではな
く、フォーク5bの左右面に対する角度でも良いし、フ
ォーク5bの突出方向に沿った斜めの面に対する角度で
も良く、フォーク5bの突出方向に沿った面に対して所
定の角度を設ければ良い。
【0043】なお、この実施の形態1によるエスカレー
タ装置11では、形態変動におけるフオーク5bと位置
規制部材5cとの進退動作について、仕掛部10のチェ
ーン10fに前後進退機構のスプロケット5d2又はス
プロケット5e2を係合させることにより、第1の特殊
踏段5の進行する力を変換して、スプロケット軸5dの
歯車部5d4に各々噛み合うラック5b1を設けたフォ
ーク5bとスプロケット軸5dの歯車部5d5に各々噛
み合うラック5c2を設けた位置規制部5cとを進退し
たが、これに限定するものではなく、フォーク5bと位
置規制部材5cとの進退を直接駆動しても良い。例え
ば、フォーク5bや位置規制部材5cの前端側にソレノ
イド等の電磁的に進退の駆動力を発生する駆動部を設け
ても良い。
【0044】この実施の形態1によるエスカレータ装置
11によれば、後面のライザを貫通して後方の可動踏板
6bに直線的に突出する直状のフォーク5bと一端側の
押さえ部5c1を可動踏板6bにフォーク5bの突出方
向と異なる方向に突出し、ライザ5f側に面する当接部
5c3を形成する弧状の位置規制部5cとを設けた第1
の特殊踏段5と、フォーク5bの突出方向に沿った被係
合部6c1を有する支持受け部6cと開口部6d2より
押さえ部5c1に貫入されて当接部5c3と当接する押
さえ受け部6dとを有し、本体6aに上下移動可能に装
着される移動踏板6bを設けた第2の特殊踏段6とを備
えたので、特殊形態時には、フォーク5bと支持受け部
6cとの係合及び位置規制部材5cにより押さえ受け部
6dを介して可動踏板6bを保持するので、可動踏板6
bの左右上下方向及びフォーク5bの突出方向に沿った
後方側への移動を規制することができ、第1の特殊踏段
5と可動踏板6bとの間隔(ギャップA)をほぼ均一と
した状態で可動踏板6bを安定して上下移動させること
ができる。
【0045】又、位置規制部材5cはフォーク5bの突
出方向に沿った後方側への移動を規制するので、フォー
ク5bと支持受け部6cとの構造を直状の簡易な構造と
することができると共に、本体6aに可動踏板6bの上
下移動を案内する案内溝部や案内ローラを用いる必要が
なく、加工コストの低減及び取り付け作業の容易化を図
ることができる。
【0046】又、可動踏板6bの上下移動を案内する案
内溝部と案内ローラを用いないので、可動踏板6bの上
下移動の際に案内溝部と案内ローラとの摩擦による異音
等が発生する虞がなく、可動踏板6bの上下移動の際に
利用者に不快感を与えるのを防止できる。
【0047】又、同一の前後進退機構によりフォーク5
bと位置規制部材5cとを進退するので、効率的、かつ
確実にフォーク5bと位置規制部材5cとを同時に動作
させることができる。
【0048】又、位置規制部材5cの押さえ部5c1は
特殊形態に形態変動時はライザ5fの縦溝間に設けた貫
通孔5f2を貫通して突出し、引退時はその先端を溝底
面の板厚内に収納するので、貫通孔5f2からごみ等が
機構部分に侵入するのを防止できると共に外観を良くす
ることができ、さらに靴等が挟まれるのを防止できる。
【0049】又、位置規制部材5cの当接部5c3をフ
ォーク5bの突出方向に沿った面に対して30度〜60
度の範囲内の角度を形成するようにしたので、押さえ部
5c1と押さえ受け部6dとを当接し易く、かつその当
接による保持状態を解除し易くでき、円滑な形態変動を
することができる。
【0050】実施の形態2.上述の実施の形態1による
エスカレータ装置11では、例えば、スプロケット軸5
dやスプロケット軸5e等々を含んで構成する前後進退
機構により、スプロケット軸5dに嵌着した歯車部5d
4と噛み合うラック5b1を有するフォーク5bとスプ
ロケット軸5dに嵌着した歯車部5d5と噛み合うラッ
ク5c2を有する位置規制部材5cとをほぼ同時に進退
する場合について説明したが、この実施の形態2の構成
を示す図9乃至図11に示されるように、支持部材の進
退動作により位置規制部材を進退しても良い。なお、こ
の実施の形態2は、上述の実施の形態1によるエスカレ
ータ装置11に示す第1の特殊踏段5と可動踏板6bと
のより好適な形態を示すものであり、その他の構成は上
述の実施の形態1によるエスカレータ装置11の主要な
構成と同一であるので、同一部分の説明を省略する。
【0051】図9は実施の形態2によるエスカレータ装
置の第1の特殊踏段と可動踏板とを示す説明図である。
図9において図1乃至図8と同一符号は同一又は相当す
るものを示し説明を省略する。5Aは第1の特殊踏段で
あり、図1に示す第1の特殊踏段5と同様に主枠1に配
置されて循環移動する通常踏段4間に介在配置されて循
環移動する。5aaは第1の特殊踏段5Aの本体であ
り、上部に踏板を有し後面に湾曲したライザ5fを有す
る。5baは支持部材(以下フォーク5baと称する)
であり、前後方向に沿って長手の角棒状の外形を有し、
本体5aaに設けたリニアガイドにより前後方向に直線
的に進退可能に支持される。5ba1は連動部であり、
フォーク5baの前方側端部から下方に立設した立設部
の先端から第1の特殊踏段5Aの側面方向に突出した丸
棒状の突部とを有する。5ba2はフォーク5baに設
けたラックであり、フォーク5baの前後方向に沿って
設ける。
【0052】図9において、5caは位置規制部材であ
り、本体5aaに回動可能に枢着される。5ca1は位
置規制部材5caの一端側に設けた弧状の押さえ部、5
ca2は押さえ部5ca1上の当接部であり、押さえ受
け部6dと当接する部分を示す。5ca3は連動部5b
a1に当接される第1の連動当接部であり、押さえ部5
ca1の前方側の端部から弧のほぼ中心方向に延設して
いる。5ca4は本体5aaの側面に軸部を突出し、本
体5aaに回動可能に枢着された枢着部であり、第1の
連動当接部の延設端部に位置すると共に押さえ部5ca
1の弧のほぼ中心に位置する。5ca5は連動部5ba
1に当接される第2の連動当接部であり、ほぼ枢着部5
ca4を境に折り返して第1の連動当接部5ca3の延
設端部から延設し、この第2の連動当接部と第1の連動
当接部とにより、ほぼv字状又はu字状の開口部を形成
すると共に、その延設端部を開口部が広くなるように、
かつ通常形態時には延設端部がほぼ水平となるように角
度を設ける。
【0053】なお、図9に示すように、連動部5ba1
は、位置規制部材5caにより形成される開口部側に丸
棒状の突部を突出している。位置規制部材5caは、連
動部5ba1により第2の連動当接部5ca5の延設端
部を通常形態時には水平に配置される。5fはライザで
あり、図4乃至図6に示すライザ5fに相当する。図9
に示すライザ5fは、第1の特殊踏段5Aの本体5aa
の後面に湾曲して設けられ、縦方向に複数のクリートを
有すると共に、フォーク5ba、位置規制部材5caの
押さえ部5ca1に貫通される貫通孔を有する。
【0054】図9において、6baは可動踏板であり、
第2の特殊踏段6の本体6a(図2に示す)に上下移動
可能に装着されると共に、後方端部から下方に湾曲して
立設したライザを有する。6fは当接部材であり、この
実施の形態2では支持受け部6cの被係合部6c1の後
側にゴム部を固定している。このゴム部6fは特殊形態
時にフォーク5baの先端に当接されて変形する。な
お、ゴム部6fの代わりに板ばねやコイルばね又は弾性
を有する樹脂等々の弾性体を用いても良く、又、支持受
け部6cを後方に延設して支持受け部6cの後端部に固
設しても良い。Aは第1の特殊踏段5Aと可動踏板6b
aとのギャップであり、図3に示すギャップAに相当す
る。
【0055】図10は特殊形態時のフォーク5baと位
置規制部材5caとの位置を示す説明図である。図11
は図10に示すV1方向からの矢視図である。図10及
び図11において図1乃至図9と同一符号は同一又は相
当するものを示し説明を省略する。図10において、θ
1はフォーク5baの突出方向に沿った上下面に対する
当接部5ca2の角度を示す。この角度θ1は、位置規
制部材5caの押さえ部5ca1がフォーク5baの突
出方向と異なる方向であるフォーク5baの突出方向に
沿った方向に交わる方向に弧状に突出し、その突出完了
時に形成されるものである。なお、この角度θ1は図8
に示す角度θに相当する。Aは第1の特殊踏段5Aと可
動踏板6baとのギャップであり、図9に示すギャップ
Aに相当する。
【0056】図11において、5daは第1の駆動力伝
達軸である正/逆転可能なスプロケット軸であり、中央
部付近にトルクリミッター5d1を設け、このトルクリ
ミッター5d1にスプロケット5d2を嵌着し、ほぼ中
央に歯車部5d3を嵌着し、両端部に歯車部5d4を嵌
着すると共に本体5aaに水平に軸架する。なお、歯車
部5d3はスプロケット軸5eに嵌着した歯車部5e3
と噛み合い、歯車部5d4は各々フォーク5baに設け
たラックと噛み合っている。上述の符号5da、5d1
〜5d4及び5e〜5e3を付した構成、フォーク5b
a及び位置規制部材5caにより、前後進退機構を構成
する。Aは第1の特殊踏段5Aと可動踏板6baとのギ
ャップであり、図10に示すギャップAに相当する。
【0057】次に、動作について図9乃至図11により
説明する。なお、この実施の形態2による動作は、フォ
ーク5baと位置規制部5caとの進退動作以外は、上
述の実施の形態1によるエスカレータ装置11の動作と
同一なので同一部分の動作説明を省略する。まず、通常
形態から特殊形態に変動する動作について説明する。例
えば、下部機械室1a(図1に示す)上の乗場口にて、
車椅子利用者B又は介護者Cが形態変動を操作する操作
部(不図示)のボタンを押すと、上述の実施の形態1に
おいて説明したように、仕掛部10はチェーン10f
(図7に示す)をスプロケット5e2の移動軌跡上の所
定位置に配置する。
【0058】次に、第1の特殊踏段5Aが仕掛部10の
上部位置まで進行すると、上述の実施の形態1にて説明
したように、チェーン10fとスプロケット5e2とが
噛み合い、スプロケット5e2は第1の特殊踏段5Aの
進行に伴い回転すると共にトルクリミッター5e1を介
してスプロケット軸5eを回転する。このスプロケット
軸5eは回転に伴って、スプロケット軸5eのほぼ中央
に嵌着した歯車部5e3と噛み合う歯車部5d3を嵌着
したスプロケット軸5daを回転する。スプロケット軸
5daは回転に伴って、図11に示すスプロケット軸5
daの両端に嵌着した歯車部5d4と噛み合うラック5
ba2を有するフォーク5baを、ライザ5f(図10
に示す)に設けた貫通孔(不図示)を貫通させて後方の
可動踏板6ba側に直線的に突出する。フォーク5ba
は支持受け部6cの被係合部6c1に摺動しながら挿入
されて支持受け部6cと係合すると共に、被係合部6c
1の後側に配置したゴム部6fに当接してゴム部6fを
若干変形する。
【0059】又、フォーク5baは、この突出の際に連
動部5ba1を位置規制部材5caの第1の連動当接部
5ca3に当接し、枢着部5ca3を回動中心として位
置規制部材5caを回動して、位置規制部材5caの一
端側の押さえ部5ca1をライザ5fに設けた貫通孔5
f2(図5に示す)を貫通させて後方の可動踏板6ba
側に同時に突出する。
【0060】位置規制部材5caの一端側の押さえ部5
ca1は、連動部5ba1と第1の連動当接部5ca3
との当接により枢着部5ca4を回動中心に回動され
て、フォーク5baの突出方向と異なる方向であるフォ
ーク5baの突出方向に沿った方向に交わる方向に、弧
状の軌跡を描いて押さえ受け部6dの開口部6d2を貫
入して被当接部6d1の後方側に回り込むように突出
し、当接部5ca2をライザ5f側に面して当接部5c
a2の角度θ1を形成すると共に、後方側の斜め上方か
ら押さえ受け部6dの被当接部6d1と当接する。これ
により位置規制部材5caは、可動踏板6baを保持し
て、フォーク5baと支持受け部6cとの摺動により後
方に付勢される可動踏板6baが後方に移動しないよう
にする。なお、チェーン10fと噛み合うスプロケツト
5e2は、フォーク5baとゴム部6fとの当接によ
り、スプロケット軸5daを介してスプロケット軸5e
が回転しなくなった場合に作用するトルクリミッター5
e1のトルク伝達制限作用により空転する。
【0061】第1の特殊踏段5Aは、フォーク5baに
より左右からほぼ均等に可動踏板6baを支持すると共
にフォーク5baの先端をゴム部6fと当接し、位置規
制部5cにより左右からほぼ均等に後方側から押さえ受
け部6dと当接して可動踏板6baを保持しているの
で、容易に可動踏板6baの水平方向の姿勢保持ができ
ると共にフォーク5baの突出方向に沿った前後方向へ
の移動を規制でき、ギャップAをほぼ均一のまま安定し
て可動踏板6baを本体6aの上方に移動できる。
【0062】次に、特殊形態から通常形態に変動する動
作について説明する。特殊形態に変動した第1の特殊踏
段5Aが上階の降場口に近づくと、上述の実施の形態1
において説明したように、仕掛部10のチェーン10f
(図7に示す)が第1の特殊踏段5Aのスプロケット5
d2の移動軌跡上の所定位置に配置される。
【0063】次に、第1の特殊踏段5Aが仕掛部10の
上部位置まで進行すると、チェーン10fとスプロケッ
ト5d2とが噛み合うので、スプロケット5d2は第1
の特殊踏段5の進行に伴い回転すると共にトルクリミッ
ター5d1を介してスプロケット軸5daを回転する。
このスプロケット軸5daは回転に伴って、スプロケッ
ト軸5daの両端部に嵌着した歯車部5d4と噛み合う
ラックを有するフォーク5baを第1の特殊踏段5A内
部に引退する。
【0064】フォーク5baの連動部5ba1は、この
引退動作の際に、位置規制部材5caの第2の連動当接
部5ca5に当接し、位置規制部材5caの枢着部5c
a4を回動中心として、位置規制部材5caを回動して
第1の特殊踏段5A内に同時に引退する。なお、この際
フォーク5baは、図9に示すように第2の連動当接部
5ca5の延設端部を水平にする。又、この際に押さえ
部5ca1の先端は、図5、図6に示す上述の実施の形
態1による位置規制部材5cの押さえ部5c1と同様
に、隣接するクリート5f1間の縦溝の溝底面の板厚内
に収納される。なお、チェーン10fと噛み合うスプロ
ケット5d2は、フォーク5ba又は位置規制部5ca
がストッパー(不図示)に当接してスプロケット軸5d
aが移動しなくなった場合に作用するトルクリミッター
5d1のトルク伝達制限作用により空転する。
【0065】この実施の形態2による、後面のライザを
貫通して後方の可動踏板6ba側に直線的に突出すると
共に、連動部5ba1を位置規制部材5caの第1の連
動当接部5ca3に当接して位置規制部材5caを連動
するフォーク5baとこのフォーク5baの連動部5b
a1に第1の連動当接部5ca3を当接され、一端側の
押さえ部5ca1をライザ5fより後方、かつフォーク
5baの突出方向と異なる方向に突出しライザ5f側に
面する当接部5c3を形成する位置規制部材5caとを
設けた第1の特殊踏段5Aと、フォーク5baの突出方
向に沿った被係合部6c1を有する支持受け部6cと開
口部6d2より押さえ部5ca1に貫入され当接部5c
a2と当接する押さえ受け部6dと支持受け部6cの後
側に固設したゴム部6fとを設けた可動踏板6baとを
搭載したエスカレータ装置によれば、簡単な構造で実施
の形態1によるエスカレータ装置11と同様に、フォー
ク5baと位置規制部材5caとを効率的に、かつ確実
にほぼ同時に動作させることができると共に、フォーク
5baとフォーク受け部6cとの係合及びフォーク5b
aとゴム部6fとの当接、さらに位置規制部材5caが
押さえ受け部6dを介して可動踏板6baを保持するの
で、可動踏板6baの左右上下方向及びフォーク5ba
の突出方向に沿った前後方向の移動を規制することがで
き、第1の特殊踏段5Aと可動踏板6baとの間隔(ギ
ャップA)をほぼ均一とした状態で可動踏板6bを安定
して上下移動させることができる。
【0066】
【発明の効果】この発明によるエスカレータ装置によれ
ば、第1の特殊踏段に設けられて特殊形態に形態変動時
に駆動されて第2の特殊踏段に突出する直状の支持部材
と、第1の特殊踏段に設けられて第2の特殊踏段に支持
部材の突出方向と異なる方向に突出しライザ側に面する
当接部を形成する位置規制部材と、第2の特殊踏段に上
下移動可能に設けられた可動踏板と、可動踏板に設けら
れると共に突出した支持部材と係合する支持受け部と、
可動踏板に設けられると共に突出した位置規制部の当接
部と当接する押さえ受け部とを備えたので、可動踏板の
第1の特殊踏段から離間する方向への移動を規制するこ
とができ、第1の特殊踏段と可動踏板との間隔をほぼ均
一とした状態で可動踏板を安定して上下移動させること
ができる。
【0067】さらに、次の発明によるエスカレータ装置
によれば、第1の特殊踏段は駆動部により駆動される駆
動力伝達軸を設け、支持部材は形態変動時に駆動力伝達
軸に設けた第1の歯車部と噛み合う第1のラックを設
け、位置規制部材は駆動伝達軸に設けた第2の歯車部と
噛み合う第2のラックを設けたので、同一の駆動伝達軸
により支持部材と位置規制部材とを進退させることがで
き、効率的、かつ確実に支持部材と位置規制部材とをほ
ぼ同時に動作させることができる。
【0068】又、次の発明によるエスカレータ装置によ
れば、支持部材と位置規制部材とに互いに係合する係合
部を設け、形態変動時に支持部材と位置規制部材とが係
合し、係合部を介して支持部材の動作を伝達し、支持部
材により位置規制部材を動作するので、簡易、かつ確実
に支持部材と位置規制部材とをほぼ同時に動作させるこ
とができる。
【0069】又、次の発明によるエスカレータ装置によ
れば、第1の特殊踏段はライザに形成される縦溝の溝底
面に設けた貫通孔より位置規制部材を突出し、通常形態
時には位置規制部材の先端を溝底面の板厚の範囲内に収
納したので、貫通孔からごみ等が機構部分に侵入するの
を防止できると共に外観を良くすることができ、さらに
靴等が挟まれるのを防止できる。
【0070】又、次の発明によるエスカレータ装置によ
れば、第2の特殊踏段は突出した支持部材の先端に当接
される当接部材を固設したので、可動踏板の前方への移
動も規制できるので、可動踏板をより安定して上下移動
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるエスカレータ
装置の全体構成を示す説明図である。
【図2】 特殊踏段群の特殊形態時の利用状態を示す説
明図である。
【図3】 図2に示すV方向からの矢視図である。
【図4】 通常状態での支持部材と位置規制部材との位
置を示す説明図である。
【図5】 図4に示すD部拡大図である。
【図6】 図5に示す線分AAによる断面図である。
【図7】 第1の特殊踏段と駆動部との係合状態を示す
説明図である。
【図8】 特殊形態での支持部材と位置規制部材との位
置を示す説明図である。
【図9】 この発明の実施の形態2による第1の特殊踏
段と可動踏板とを示す説明図である。
【図10】 この発明の実施の形態2による第1の特殊
踏段と可動踏板との係合状態を示す説明図である。
【図11】 図10に示すV1方向からの矢視図であ
る。
【図12】 従来のエスカレータ装置の特殊踏段群を示
す説明図である。
【図13】 (a)は従来の他の特殊踏段群の支持部材
を係合した状態を示す説明図、(b)は図13(a)に
示す支持部材により可動踏板を支持した状態を示す説明
図である。
【符号の説明】
1 主枠、 2 欄干、 3 移動手摺、 4 通常踏
段、 5 第1の特殊踏段、 5A 第1の特殊踏段、
5a 本体、 5aa 本体、 5b 支持部材、
5b1 ラック、 5ba 支持部材、 5ba1 連
動部、 5ba2 ラック、 5c 位置規制部材、
5ca 位置規制部材、 5c1 押さえ部、 5ca
1 押さえ部、 5c2 ラック、 5c3 当接部、
5ca2 当接部、 5ca3 第1の連動当接部、
5ca4 枢着部、 5ca5第2の連動当接部、
5d スプロケット軸、 5da スプロケット軸、5
d1 トルクリミッター、 5d2 スプロケット、
5d3 歯車部、 5d4 歯車部、 5d5 歯車
部、 5e スプロケット軸、 5e1 トルクリミッ
ター、 5e2 スプロケット、 5e3 歯車部、
5f ライザ、5f1 クリート、 5f2 貫通孔、
6 第2の特殊踏段、 6a 本体、6b 可動踏
板、 6ba 可動踏板、 6c 支持受け部、 6c
1 被係合部、 6d 押さえ受け部、 6d1 被当
接部、 6d2 開口部、 6e車止部、 6f ゴム
部、 7 第3の特殊踏段、 7a 傾斜踏板、 8特
殊踏段群、 9 チェーン、 10 仕掛部、 10a
軸受け部、 10bラック軸、 10c ピニオン、
10d 駆動モータ、 10e ハウジング、 10
f チェーン、 11 エスカレータ装置。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主枠に配置されて循環移動する複数の通
    常踏段間に介在配置された第1の特殊踏段とこの第1の
    特殊踏段のライザ側に隣接配置した第2の特殊踏段とを
    備え、通常形態と搬送物を搬送状態で前記第1の特殊踏
    段と前記第2の特殊踏段との踏板をほぼ同一面とする特
    殊形態とに形態変動するエスカレータ装置において、前
    記第1の特殊踏段に設けられて前記特殊形態に形態変動
    時に駆動されて前記第2の特殊踏段に突出する直状の支
    持部材と、前記第1の特殊踏段に設けられて前記第2の
    特殊踏段に前記支持部材の突出方向と異なる方向に突出
    し前記ライザ側に面する当接部を形成する位置規制部材
    と、前記第2の特殊踏段に上下移動可能に設けられた可
    動踏板と、前記可動踏板に設けられると共に突出した前
    記支持部材と係合する支持受け部と、前記可動踏板に設
    けられると共に突出した前記位置規制部の前記当接部と
    当接する押さえ受け部とを備えたことを特徴とするエス
    カレータ装置。
  2. 【請求項2】 第1の特殊踏段は駆動部により駆動され
    る駆動力伝達軸を設け、支持部材は形態変動時に前記駆
    動力伝達軸に設けた第1の歯車部と噛み合う第1のラッ
    クを設け、位置規制部材は前記駆動伝達軸に設けた第2
    の歯車部と噛み合う第2のラックを設けたことを特徴と
    する請求項1に記載のエスカレータ装置。
  3. 【請求項3】 支持部材と位置規制部材とに互いに係合
    する係合部を設け、形態変動時に前記支持部材と前記位
    置規制部材とが係合し、前記係合部を介して前記支持部
    材の動作を伝達し、前記支持部材により前記位置規制部
    材を動作することを特徴とする請求項1に記載のエスレ
    ータ装置。
  4. 【請求項4】 第1の特殊踏段はライザに形成される縦
    溝の溝底面に設けた貫通孔より位置規制部材を突出し、
    通常形態時には前記位置規制部材の先端を前記溝底面の
    板厚の範囲内に収納したことを特徴とする請求項1乃至
    請求項3に記載のエスカレータ装置。
  5. 【請求項5】 第2の特殊踏段は突出した支持部材の先
    端に当接される当接部材を固設したことを特徴とする請
    求項1乃至請求項3に記載のエスカレータ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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