JPH0626414A - Ffv用エンジンの始動制御方法 - Google Patents
Ffv用エンジンの始動制御方法Info
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- JPH0626414A JPH0626414A JP18125392A JP18125392A JPH0626414A JP H0626414 A JPH0626414 A JP H0626414A JP 18125392 A JP18125392 A JP 18125392A JP 18125392 A JP18125392 A JP 18125392A JP H0626414 A JPH0626414 A JP H0626414A
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- fuel
- time
- engine
- alcohol concentration
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Links
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Landscapes
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エンジン始動時に検出した燃料中のアルコー
ル濃度と実際に噴射される燃料中のアルコール濃度が相
違することなく、良好な始動性能を得ることができると
ともに、排気エミッションの改善を図る。 【構成】 イグニッションスイッチをONしたときに検
出した燃料中のアルコール濃度Mと前回エンジン停止時
の燃料中のアルコール濃度MOLD との差の絶対値と設定
値Ms を比較し(S105)、|M−MOLD |>Ms の
場合、燃料分離あるいは燃料補給によるアルコール濃度
急変と判断し、通常時始動制御へ移行する前に設定時間
T1 だけ燃料ポンプのみを駆動させて燃料を予混合する
(S108)。その結果、通常時始動制御へ移行したと
きの燃料が均一な混合状態になり、アルコール濃度セン
サで検出したアルコール濃度とインジェクタから噴射さ
れる実際の燃料中のアルコール濃度とが一致し良好な始
動制御性能を得ることができる。
ル濃度と実際に噴射される燃料中のアルコール濃度が相
違することなく、良好な始動性能を得ることができると
ともに、排気エミッションの改善を図る。 【構成】 イグニッションスイッチをONしたときに検
出した燃料中のアルコール濃度Mと前回エンジン停止時
の燃料中のアルコール濃度MOLD との差の絶対値と設定
値Ms を比較し(S105)、|M−MOLD |>Ms の
場合、燃料分離あるいは燃料補給によるアルコール濃度
急変と判断し、通常時始動制御へ移行する前に設定時間
T1 だけ燃料ポンプのみを駆動させて燃料を予混合する
(S108)。その結果、通常時始動制御へ移行したと
きの燃料が均一な混合状態になり、アルコール濃度セン
サで検出したアルコール濃度とインジェクタから噴射さ
れる実際の燃料中のアルコール濃度とが一致し良好な始
動制御性能を得ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、始動時の燃料が分離し
ている場合、この燃料を撹拌混合した後に始動させるF
FV用エンジンの始動制御方法に関する。
ている場合、この燃料を撹拌混合した後に始動させるF
FV用エンジンの始動制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、燃料事情の悪化、排気清浄化の要
請などにより、従来のガソリンに加えて、代替燃料とし
てのアルコールを同時に使用可能なシステムが実用化さ
れつつあり、このシステムを搭載した自動車などの車輌
(Flexible FuelVehicle,以下、
「FFV」と称する)では、ガソリンは勿論のこと、ア
ルコールとガソリンとの混合燃料、あるいは、アルコー
ルのみで走行が可能なようになっており、このFFVで
使用する燃料アルコール濃度(含有率)は、燃料補給の
際のユーザー事情により、0%(ガソリンのみ)から1
00%(アルコールのみ)の間で変化する。
請などにより、従来のガソリンに加えて、代替燃料とし
てのアルコールを同時に使用可能なシステムが実用化さ
れつつあり、このシステムを搭載した自動車などの車輌
(Flexible FuelVehicle,以下、
「FFV」と称する)では、ガソリンは勿論のこと、ア
ルコールとガソリンとの混合燃料、あるいは、アルコー
ルのみで走行が可能なようになっており、このFFVで
使用する燃料アルコール濃度(含有率)は、燃料補給の
際のユーザー事情により、0%(ガソリンのみ)から1
00%(アルコールのみ)の間で変化する。
【0003】この種のFFV用エンジンでは燃料中のア
ルコール濃度によって目標空燃比、MBT進角(Minimu
m Spark Advance for Best Torque )などが決定される
ため、このアルコール濃度を正確に検出することはエン
ジンの運転性能の向上、排気エミッションの改善を図る
上で重要である。なお、燃料中のアルコール濃度によっ
て目標空燃比を可変設定する技術としては、例えば特開
平3−253746号公報に開示されているように、ア
ルコール濃度に基づいて設定した目標空燃比に対応する
補正係数でガソリン燃料100%時の基本燃料噴射量を
補正して適正な燃料噴射量を設定するものがある。
ルコール濃度によって目標空燃比、MBT進角(Minimu
m Spark Advance for Best Torque )などが決定される
ため、このアルコール濃度を正確に検出することはエン
ジンの運転性能の向上、排気エミッションの改善を図る
上で重要である。なお、燃料中のアルコール濃度によっ
て目標空燃比を可変設定する技術としては、例えば特開
平3−253746号公報に開示されているように、ア
ルコール濃度に基づいて設定した目標空燃比に対応する
補正係数でガソリン燃料100%時の基本燃料噴射量を
補正して適正な燃料噴射量を設定するものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、燃料中のア
ルコール濃度が低い場合、低温時に燃料中のアルコール
が分離しやすくなり、しかも、燃料中に水分が多く含ま
れている場合には燃料分離が一層顕在化することが知ら
れている。
ルコール濃度が低い場合、低温時に燃料中のアルコール
が分離しやすくなり、しかも、燃料中に水分が多く含ま
れている場合には燃料分離が一層顕在化することが知ら
れている。
【0005】エンジン始動後所定時間経過すれば燃料が
燃料ポンプにより循環されているために均一混合状態に
なるが、始動時においては燃料ポンプが駆動したばかり
で燃料中のアルコールが完全に混合されておらず、不均
一であるためアルコール濃度検出手段で検出するアルコ
ール濃度が一定せず、実際にインジェクタから噴射され
る燃料中のアルコール濃度との間に開きが生じ、空燃比
制御性、点火時期制御性などに支障を来し、良好な始動
性能を得ることができず、しかも、排気エミッションの
悪化を招く問題がある。
燃料ポンプにより循環されているために均一混合状態に
なるが、始動時においては燃料ポンプが駆動したばかり
で燃料中のアルコールが完全に混合されておらず、不均
一であるためアルコール濃度検出手段で検出するアルコ
ール濃度が一定せず、実際にインジェクタから噴射され
る燃料中のアルコール濃度との間に開きが生じ、空燃比
制御性、点火時期制御性などに支障を来し、良好な始動
性能を得ることができず、しかも、排気エミッションの
悪化を招く問題がある。
【0006】このような問題は燃料補給後の再始動にお
いても補給燃料によりアルコール濃度が急変するために
起り得ると考えられる。
いても補給燃料によりアルコール濃度が急変するために
起り得ると考えられる。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、検出する燃料中のアルコール濃度と実際に噴射され
るアルコール濃度とが一致し、良好な始動制御性能が得
られるばかりでなく、排気エミッションの改善を図るこ
とのできるFFV用エンジンの始動制御方法を提供する
ことを目的としている。
で、検出する燃料中のアルコール濃度と実際に噴射され
るアルコール濃度とが一致し、良好な始動制御性能が得
られるばかりでなく、排気エミッションの改善を図るこ
とのできるFFV用エンジンの始動制御方法を提供する
ことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明によるFFV用エンジンの始動制御方法は、エン
ジン始動時の燃料中のアルコール濃度と前回エンジン停
止時の燃料中のアルコール濃度とを比較し、アルコール
濃度が変化している場合、燃料を予混合させる手順と、
予混合終了後、燃料中のアルコール濃度に基づいて、通
常時始動制御を行う手順とを備えるものである。
本発明によるFFV用エンジンの始動制御方法は、エン
ジン始動時の燃料中のアルコール濃度と前回エンジン停
止時の燃料中のアルコール濃度とを比較し、アルコール
濃度が変化している場合、燃料を予混合させる手順と、
予混合終了後、燃料中のアルコール濃度に基づいて、通
常時始動制御を行う手順とを備えるものである。
【0009】
【作 用】本発明では、始動時の燃料中のアルコール濃
度が前回エンジン停止時のアルコール濃度と比較して変
化していると判断した場合、まず燃料を予混合させて均
一状態にし、その後、この均一に混合された燃料中のア
ルコール濃度に基づいて通常時始動制御を行う。
度が前回エンジン停止時のアルコール濃度と比較して変
化していると判断した場合、まず燃料を予混合させて均
一状態にし、その後、この均一に混合された燃料中のア
ルコール濃度に基づいて通常時始動制御を行う。
【0010】その結果、通常時始動においては常に均一
化された混合燃料となるため、検出した燃料中のアルコ
ール濃度と実際に噴射される燃料中のアルコール濃度と
が一致し、良好な始動制御性能が得られ、排気エミッシ
ョンの改善を図ることができる。
化された混合燃料となるため、検出した燃料中のアルコ
ール濃度と実際に噴射される燃料中のアルコール濃度と
が一致し、良好な始動制御性能が得られ、排気エミッシ
ョンの改善を図ることができる。
【0011】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
する。
【0012】図面は本発明の一実施例を示し、図1,図
2は始動初回制御ルーチンを示すフローチャート、図3
はヒータ通常時制御ルーチンを示すフローチャート、図
4はスタータモータ制御ルーチンを示すフローチャー
ト、図5は燃料噴射制御ルーチンを示すフローチャー
ト、図6はエンジン制御系の概略図、図7は制御装置の
概略図、図8はアルコール濃度と温度条件とによって決
定される始動可能領域と始動不能領域とを示す概念図、
図9は始動可能判定水温マップの概念図、図10はヒー
タの特性図、図11は燃料ポンプ及びPTCヒータの制
御動作を示すタイムチャートである。
2は始動初回制御ルーチンを示すフローチャート、図3
はヒータ通常時制御ルーチンを示すフローチャート、図
4はスタータモータ制御ルーチンを示すフローチャー
ト、図5は燃料噴射制御ルーチンを示すフローチャー
ト、図6はエンジン制御系の概略図、図7は制御装置の
概略図、図8はアルコール濃度と温度条件とによって決
定される始動可能領域と始動不能領域とを示す概念図、
図9は始動可能判定水温マップの概念図、図10はヒー
タの特性図、図11は燃料ポンプ及びPTCヒータの制
御動作を示すタイムチャートである。
【0013】図6において、符号1はエンジン本体で、
図においては水平対向型エンジンを示す。このエンジン
本体1のシリンダヘッド2に吸気ポート2aと排気ポー
ト2bとが形成されている。この吸気ポート2aにはイ
ンテークマニホルド3が連通され、このインテークマニ
ホルド3の上流にエアチャンバ4を介してスロットル通
路5が連通されている。このスロットル通路5の上流側
には、吸気管6を介してエアクリーナ7が取付けられ、
このエアクリーナ7が吸入空気の取り入れ口であるエア
インテークチャンバ8に連通されている。
図においては水平対向型エンジンを示す。このエンジン
本体1のシリンダヘッド2に吸気ポート2aと排気ポー
ト2bとが形成されている。この吸気ポート2aにはイ
ンテークマニホルド3が連通され、このインテークマニ
ホルド3の上流にエアチャンバ4を介してスロットル通
路5が連通されている。このスロットル通路5の上流側
には、吸気管6を介してエアクリーナ7が取付けられ、
このエアクリーナ7が吸入空気の取り入れ口であるエア
インテークチャンバ8に連通されている。
【0014】また、上記排気ポート2bにエキゾースト
マニホルド9を介して排気管10が連通され、この排気
管10に触媒コンバータ11が介装されてマフラ12に
連通されている。一方、上記スロットル通路5にスロッ
トルバルブ5aが設けられ、このスロットル通路5の直
上流の上記吸気管6にインタークーラ13が介装され、
さらに、上記吸気管6の上記エアクリーナ7の下流側に
レゾネータチャンバ14が介装されている。
マニホルド9を介して排気管10が連通され、この排気
管10に触媒コンバータ11が介装されてマフラ12に
連通されている。一方、上記スロットル通路5にスロッ
トルバルブ5aが設けられ、このスロットル通路5の直
上流の上記吸気管6にインタークーラ13が介装され、
さらに、上記吸気管6の上記エアクリーナ7の下流側に
レゾネータチャンバ14が介装されている。
【0015】また、上記レゾネータチャンバ14と上記
インテークマニホルド3とを連通して上記スロットルバ
ルブ5aの上流側と下流側とをバイパスするバイパス通
路15に、アイドルスピードコントロールバルブ(IS
CV)16が介装されている。さらに、このISCV1
6の直下流側に、吸気圧が負圧のとき開弁し、また後述
するターボチャージャ18によって過給されて吸気圧が
正圧になったとき閉弁するチェックバルブ17が介装さ
れている。
インテークマニホルド3とを連通して上記スロットルバ
ルブ5aの上流側と下流側とをバイパスするバイパス通
路15に、アイドルスピードコントロールバルブ(IS
CV)16が介装されている。さらに、このISCV1
6の直下流側に、吸気圧が負圧のとき開弁し、また後述
するターボチャージャ18によって過給されて吸気圧が
正圧になったとき閉弁するチェックバルブ17が介装さ
れている。
【0016】また、符号18はターボチャージャで、排
気側のタービンホイール18aと吸気側のコンプレッサ
ホイール18bとがタービンシャフト18cを介して連
結されている。また、上記ターボチャージャ18の排気
側に設けたウエストゲート弁19に、ウエストゲート弁
作動用アクチュエータ20が連設されている。このウエ
ストゲート弁作動用アクチュエータ20は、ダイヤフラ
ムにより2室に仕切られ、一方が過給圧制御手段の一例
であるウエストゲート弁制御用デューティソレノイド弁
21に連通される圧力室を形成し、他方が上記ウエスト
ゲート弁19を閉方向に付勢するスプリングを収納した
スプリング室を形成している。
気側のタービンホイール18aと吸気側のコンプレッサ
ホイール18bとがタービンシャフト18cを介して連
結されている。また、上記ターボチャージャ18の排気
側に設けたウエストゲート弁19に、ウエストゲート弁
作動用アクチュエータ20が連設されている。このウエ
ストゲート弁作動用アクチュエータ20は、ダイヤフラ
ムにより2室に仕切られ、一方が過給圧制御手段の一例
であるウエストゲート弁制御用デューティソレノイド弁
21に連通される圧力室を形成し、他方が上記ウエスト
ゲート弁19を閉方向に付勢するスプリングを収納した
スプリング室を形成している。
【0017】上記ウエストゲート弁制御用デューティソ
レノイド弁21は、上記レゾネータチャンバ14と上記
ターボチャージャ18の上記コンプレッサホイール18
bの下流とを連通する通路に介装されており、後述する
制御装置(ECU)50から出力される制御信号のデュ
ーティ比rに応じて、上記レゾネータチャンバ14側の
圧力と上記コンプレッサホイール18bの下流側の圧力
とを調圧して上記ウエストゲート弁作動用アクチュエー
タ20の圧力室に供給し、このウエストゲート弁作動用
アクチュエータ20を動作させ、ウエストゲート弁19
による排気ガスリリーフを調整して上記ターボチャージ
ャ18による過給圧を制御する。
レノイド弁21は、上記レゾネータチャンバ14と上記
ターボチャージャ18の上記コンプレッサホイール18
bの下流とを連通する通路に介装されており、後述する
制御装置(ECU)50から出力される制御信号のデュ
ーティ比rに応じて、上記レゾネータチャンバ14側の
圧力と上記コンプレッサホイール18bの下流側の圧力
とを調圧して上記ウエストゲート弁作動用アクチュエー
タ20の圧力室に供給し、このウエストゲート弁作動用
アクチュエータ20を動作させ、ウエストゲート弁19
による排気ガスリリーフを調整して上記ターボチャージ
ャ18による過給圧を制御する。
【0018】また、上記インテークマニホルド3に絶対
圧センサ22が通路22aを介して連通され、この通路
22aに吸気管圧力/大気圧切換ソレノイド弁22bが
介装されている。この吸気管圧力/大気圧切換ソレノイ
ド弁22bは絶対圧センサ22をインテークマニホルド
3側と大気側とに選択的に連通させるもので、絶対圧セ
ンサ22とインテークマニホルド3とが連通されること
で吸気管圧力(過給時には過給圧)を検出することがで
きる。
圧センサ22が通路22aを介して連通され、この通路
22aに吸気管圧力/大気圧切換ソレノイド弁22bが
介装されている。この吸気管圧力/大気圧切換ソレノイ
ド弁22bは絶対圧センサ22をインテークマニホルド
3側と大気側とに選択的に連通させるもので、絶対圧セ
ンサ22とインテークマニホルド3とが連通されること
で吸気管圧力(過給時には過給圧)を検出することがで
きる。
【0019】さらに、上記インテークマニホルド3の各
気筒の各吸気ポート2aの直上流側にインジェクタ23
が臨まされ、このインジェクタ23の燃料噴射方向に低
温始動のための加熱手段の一例であるPTC(Posi
tive Temperature Coeffici
ent)ヒータ3aが対設されている。また、上記シリ
ンダヘッド2の各気筒毎に、その先端を燃焼室に露呈す
る点火プラグ24が取付けられ、この点火プラグ24に
イグナイタ31が接続されている。
気筒の各吸気ポート2aの直上流側にインジェクタ23
が臨まされ、このインジェクタ23の燃料噴射方向に低
温始動のための加熱手段の一例であるPTC(Posi
tive Temperature Coeffici
ent)ヒータ3aが対設されている。また、上記シリ
ンダヘッド2の各気筒毎に、その先端を燃焼室に露呈す
る点火プラグ24が取付けられ、この点火プラグ24に
イグナイタ31が接続されている。
【0020】上記インジェクタ23は燃料分離の影響の
少ないボトムフィード型であり、燃料タンク32内に設
けたインタンク式の燃料ポンプ33から燃料通路34に
介装した燃料フィルタ34aを経て燃料が圧送され、プ
レッシャレギュレータ35にて調圧される。なお、上記
燃料タンク32内には、ガソリンのみの燃料、アルコー
ルのみの燃料、あるいは、アルコールとガソリンとの混
合燃料、すなわち、ユーザーの燃料補給の際の事情によ
りアルコール濃度Mが0%から100%の間で変化する
貯留されている。
少ないボトムフィード型であり、燃料タンク32内に設
けたインタンク式の燃料ポンプ33から燃料通路34に
介装した燃料フィルタ34aを経て燃料が圧送され、プ
レッシャレギュレータ35にて調圧される。なお、上記
燃料タンク32内には、ガソリンのみの燃料、アルコー
ルのみの燃料、あるいは、アルコールとガソリンとの混
合燃料、すなわち、ユーザーの燃料補給の際の事情によ
りアルコール濃度Mが0%から100%の間で変化する
貯留されている。
【0021】また、上記燃料通路34の上記インジェク
タ23の流入側に近接する部分にサージタンク36が形
成され、このサージタンク36に燃料中のアルコール濃
度Mを検出するアルコール濃度センサ37が取付けられ
ている。図においては上記サージタンク36の容量は比
較的小さく、しかも、燃料が混合されやすい形状に形成
されており、また、上記アルコール濃度センサ37とし
ては静電容量式を採用している。
タ23の流入側に近接する部分にサージタンク36が形
成され、このサージタンク36に燃料中のアルコール濃
度Mを検出するアルコール濃度センサ37が取付けられ
ている。図においては上記サージタンク36の容量は比
較的小さく、しかも、燃料が混合されやすい形状に形成
されており、また、上記アルコール濃度センサ37とし
ては静電容量式を採用している。
【0022】また、上記吸気管6の上記エアークリーナ
7の直下流に、吸入空気量センサ(図においては熱式エ
アフローメータ)41が介装され、上記スロットルバル
ブ5aにスロットル開度センサ42が連設されている。
さらに、上記エンジン本体1のシリンダブロック1aに
ノックセンサ43が取付けられるとともに、このシリン
ダブロック1aの左右両バンクを連通する冷却水通路4
4に水温センサ45が臨まされ、上記排気管10の上記
エキゾーストマニホルド9の集合部にO2 センサ46が
臨まされている。
7の直下流に、吸入空気量センサ(図においては熱式エ
アフローメータ)41が介装され、上記スロットルバル
ブ5aにスロットル開度センサ42が連設されている。
さらに、上記エンジン本体1のシリンダブロック1aに
ノックセンサ43が取付けられるとともに、このシリン
ダブロック1aの左右両バンクを連通する冷却水通路4
4に水温センサ45が臨まされ、上記排気管10の上記
エキゾーストマニホルド9の集合部にO2 センサ46が
臨まされている。
【0023】また、前記エンジン本体1に支承されたク
ランクシャフト1bにクランクロータ25が軸着され、
このクランクロータ25の外周に、電磁ピックアップな
どからなるクランク角センサ26が対設されている。さ
らに、上記エンジン本体1のカムシャフト1cに連設す
るカムロータ27に、電磁ピックアップなどからなる気
筒判別用のカム角センサ28が対設されている。尚、上
記クランク角センサ26及び前記カム角センサ28は、
電磁ピックアップなどの磁気センサに限らず、光センサ
などでも良い。
ランクシャフト1bにクランクロータ25が軸着され、
このクランクロータ25の外周に、電磁ピックアップな
どからなるクランク角センサ26が対設されている。さ
らに、上記エンジン本体1のカムシャフト1cに連設す
るカムロータ27に、電磁ピックアップなどからなる気
筒判別用のカム角センサ28が対設されている。尚、上
記クランク角センサ26及び前記カム角センサ28は、
電磁ピックアップなどの磁気センサに限らず、光センサ
などでも良い。
【0024】上記クランクロータ25の外周には各気筒
に対応して突起(あるいはスリット)が所定間隔毎に形
成されており、後述するECU50では上記クランク角
センサ26で検出した突起(あるいはスリット)の間隔
時間からエンジン回転数NEを算出し、また特定の突起
(あるいはスリット)が点火時期および燃料噴射開始時
期を設定する際の基準クランク角となる。
に対応して突起(あるいはスリット)が所定間隔毎に形
成されており、後述するECU50では上記クランク角
センサ26で検出した突起(あるいはスリット)の間隔
時間からエンジン回転数NEを算出し、また特定の突起
(あるいはスリット)が点火時期および燃料噴射開始時
期を設定する際の基準クランク角となる。
【0025】一方、上記カムロータ27の外周には気筒
判別用の突起(あるいはスリット)が形成されており、
上記ECU50では上記カム角センサ28からの上記突
起(あるいはスリット)を検出するパルスの割込みから
気筒判別を行う。
判別用の突起(あるいはスリット)が形成されており、
上記ECU50では上記カム角センサ28からの上記突
起(あるいはスリット)を検出するパルスの割込みから
気筒判別を行う。
【0026】また、図7において符号50はマイクロコ
ンピュータなどからなる制御装置(ECU)で、CPU
51,ROM52,RAM53、バックアップRAM5
4、及びI/Oインターフェース55がバスライン56
を介して互いに接続されている。
ンピュータなどからなる制御装置(ECU)で、CPU
51,ROM52,RAM53、バックアップRAM5
4、及びI/Oインターフェース55がバスライン56
を介して互いに接続されている。
【0027】また、上記ECU50内には定電圧回路5
9が内蔵されており、この定電圧回路59がECUリレ
ー60のリレー接点を介してバッテリ57に接続され、
また、このECUリレー60のリレーコイルがイグニッ
ションスイッチ61を介して上記バッテリ57に接続さ
れている。上記イグニッションスイッチ61がONする
と上記ECUリレー60の接点がONし、バッテリ57
の電圧が上記定電圧回路59に供給され、この定電圧回
路59からECU50の各部に安定化電圧が供給され
る。一方、バックアップRAM54には上記定電圧回路
59から常時バックアップ電圧が印加されている。ま
た、上記バッテリ57に、燃料ポンプリレー62のリレ
ー接点を介して燃料ポンプ33が接続されている。
9が内蔵されており、この定電圧回路59がECUリレ
ー60のリレー接点を介してバッテリ57に接続され、
また、このECUリレー60のリレーコイルがイグニッ
ションスイッチ61を介して上記バッテリ57に接続さ
れている。上記イグニッションスイッチ61がONする
と上記ECUリレー60の接点がONし、バッテリ57
の電圧が上記定電圧回路59に供給され、この定電圧回
路59からECU50の各部に安定化電圧が供給され
る。一方、バックアップRAM54には上記定電圧回路
59から常時バックアップ電圧が印加されている。ま
た、上記バッテリ57に、燃料ポンプリレー62のリレ
ー接点を介して燃料ポンプ33が接続されている。
【0028】また、上記バッテリ57にスタータスイッ
チ63、ヒータリレー64のリレー接点が接続されてい
る。さらに、上記スタータスイッチ63にスタータモー
タリレー65のリレー接点を介してスタータモータ66
が接続され、一方、上記ヒータリレー64のリレー接点
に電流センサ67を介して上記PTCヒータ3aが接続
されている。
チ63、ヒータリレー64のリレー接点が接続されてい
る。さらに、上記スタータスイッチ63にスタータモー
タリレー65のリレー接点を介してスタータモータ66
が接続され、一方、上記ヒータリレー64のリレー接点
に電流センサ67を介して上記PTCヒータ3aが接続
されている。
【0029】一方、上記ECU50の上記I/Oインタ
ーフェース55の入力ポートには、スタータスイッチ6
3、電流センサ67、アルコール濃度センサ37、吸入
空気量センサ41、クランク角センサ26、カム角セン
サ28、スロットル開度センサ42、水温センサ45、
O2 センサ46、絶対圧センサ22、ノックセンサ4
3、車速センサ47が接続され、さらにバッテリ57が
接続されてバッテリ電圧がモニタされる。
ーフェース55の入力ポートには、スタータスイッチ6
3、電流センサ67、アルコール濃度センサ37、吸入
空気量センサ41、クランク角センサ26、カム角セン
サ28、スロットル開度センサ42、水温センサ45、
O2 センサ46、絶対圧センサ22、ノックセンサ4
3、車速センサ47が接続され、さらにバッテリ57が
接続されてバッテリ電圧がモニタされる。
【0030】また、上記I/Oインターフェース55の
出力ポートには、イグナイタ31が接続され、さらに、
駆動回路58を介してISCV16、インジェクタ2
3、燃料ポンプリレー62のリレーコイル、ヒータリレ
ー64のリレーコイル、スタータモータリレー65のリ
レーコイル、ウエストゲート弁制御用デューティソレノ
イド弁21、吸気管圧力/大気圧切換ソレノイド弁22
b、及び図示しないインストルメントパネルに配設し、
燃料の予混合状態とヒータ暖機状態を示すECS(El
ectornic Control System)ラ
ンプ48が接続されている。
出力ポートには、イグナイタ31が接続され、さらに、
駆動回路58を介してISCV16、インジェクタ2
3、燃料ポンプリレー62のリレーコイル、ヒータリレ
ー64のリレーコイル、スタータモータリレー65のリ
レーコイル、ウエストゲート弁制御用デューティソレノ
イド弁21、吸気管圧力/大気圧切換ソレノイド弁22
b、及び図示しないインストルメントパネルに配設し、
燃料の予混合状態とヒータ暖機状態を示すECS(El
ectornic Control System)ラ
ンプ48が接続されている。
【0031】上記ROM52には制御プログラム、各種
マップ類などの固定データが記憶されており、また、上
記RAM53にはデータ処理した後の上記各センサ類、
スイッチ類の出力信号、及び、CPU51で演算処理し
たデータが格納されている。上記CPU51では、イグ
ニッションスイッチ61がONされると、上記ROM5
2に記憶されている制御プログラムに従い、まずスター
タモータ66への通電を禁止する一方で、燃料ポンプ3
3へ通電して燃料を循環させる。また、イグニッション
スイッチ61がONされた直後の燃料中のアルコール濃
度Mと前回エンジン停止時のアルコール濃度MOLD とを
比較し、アルコール濃度が変化している場合、上記燃料
ポンプ33による燃料の循環を設定時間T1 だけ続行
し、通常時始動制御へ移行する前に燃料を予混合させ
る。
マップ類などの固定データが記憶されており、また、上
記RAM53にはデータ処理した後の上記各センサ類、
スイッチ類の出力信号、及び、CPU51で演算処理し
たデータが格納されている。上記CPU51では、イグ
ニッションスイッチ61がONされると、上記ROM5
2に記憶されている制御プログラムに従い、まずスター
タモータ66への通電を禁止する一方で、燃料ポンプ3
3へ通電して燃料を循環させる。また、イグニッション
スイッチ61がONされた直後の燃料中のアルコール濃
度Mと前回エンジン停止時のアルコール濃度MOLD とを
比較し、アルコール濃度が変化している場合、上記燃料
ポンプ33による燃料の循環を設定時間T1 だけ続行
し、通常時始動制御へ移行する前に燃料を予混合させ
る。
【0032】そして、上記設定時間T1経過後に通常時
始動制御へ移行すると、現在のアルコール濃度と温度条
件からエンジンが始動可能か否かを判定する。
始動制御へ移行すると、現在のアルコール濃度と温度条
件からエンジンが始動可能か否かを判定する。
【0033】そして、始動不能と判定した場合には、P
TCヒータ3aに通電して燃料を気化させるに十分な温
度までPTCヒータ3aを加熱した後、スタータモータ
66を駆動してエンジンを始動可能とし、エンジンが完
爆し所定回転数まで上昇すると通常制御へ移行する。
TCヒータ3aに通電して燃料を気化させるに十分な温
度までPTCヒータ3aを加熱した後、スタータモータ
66を駆動してエンジンを始動可能とし、エンジンが完
爆し所定回転数まで上昇すると通常制御へ移行する。
【0034】通常制御では、各センサ類からの出力信号
に基づいて燃料噴射制御、点火時期制御に加え、過給圧
を制御するためのウエストゲート弁制御用デューティソ
レノイド弁21に対するデューティ比rなどを演算す
る。
に基づいて燃料噴射制御、点火時期制御に加え、過給圧
を制御するためのウエストゲート弁制御用デューティソ
レノイド弁21に対するデューティ比rなどを演算す
る。
【0035】次に、上記ECU50による始動制御およ
び燃料噴射制御等について図1〜図5のフローチャート
に従って説明する。
び燃料噴射制御等について図1〜図5のフローチャート
に従って説明する。
【0036】図1のフローチャートはイグニッションス
イッチ61をONし、ECU50へ電源を投入すると同
時に起動する始動初回制御ルーチンで、まず、ステップ
(以下「S」と略称)101でシステムをイニシャライ
ズ(各フラグクリア、カウント値クリア、各I/Oポー
ト出力値を0)し、S102でヒータ通常時制御ルーチ
ンの割込みを禁止した後、S103へ進みスタータモー
タ通電禁止フラグF1をセットし(F1 ←1)、次い
で、S104で燃料ポンプリレー62のリレーコイルに
対するI/Oポート出力値G1 を1として上記燃料ポン
プリレー62をONさせ、燃料ポンプ33を駆動させ
る。
イッチ61をONし、ECU50へ電源を投入すると同
時に起動する始動初回制御ルーチンで、まず、ステップ
(以下「S」と略称)101でシステムをイニシャライ
ズ(各フラグクリア、カウント値クリア、各I/Oポー
ト出力値を0)し、S102でヒータ通常時制御ルーチ
ンの割込みを禁止した後、S103へ進みスタータモー
タ通電禁止フラグF1をセットし(F1 ←1)、次い
で、S104で燃料ポンプリレー62のリレーコイルに
対するI/Oポート出力値G1 を1として上記燃料ポン
プリレー62をONさせ、燃料ポンプ33を駆動させ
る。
【0037】その後、S105へ進みキースイッチON
時にアルコール濃度センサ37で検出した燃料中のアル
コール濃度M(%)と前回エンジン停止直前のアルコー
ル濃度MOLD (バックアップRAM54にストアされて
いる)との差の絶対値と設定値Ms (始動時のアルコー
ル濃度Mの変化が許容範囲かを判断する値で実験などか
ら求める)とを比較し、|M−MOLD |>Ms の場合、
燃料中のガソリンとアルコールとが分離したか、あるい
はエンジン停止後に異なるアルコール濃度の燃料を補給
したためにアルコール濃度Mが急変したと判断し、燃料
を予混合(燃料ポンプのみの駆動による燃料の循環)す
べくS106へ進み、また、|M−MOLD |≦Ms の場
合、燃料中のガソリンとアルコールとの分離、あるいは
アルコール濃度の急変がないため、そのまま通常時始動
制御へ移行すべくS111へジャンプする。
時にアルコール濃度センサ37で検出した燃料中のアル
コール濃度M(%)と前回エンジン停止直前のアルコー
ル濃度MOLD (バックアップRAM54にストアされて
いる)との差の絶対値と設定値Ms (始動時のアルコー
ル濃度Mの変化が許容範囲かを判断する値で実験などか
ら求める)とを比較し、|M−MOLD |>Ms の場合、
燃料中のガソリンとアルコールとが分離したか、あるい
はエンジン停止後に異なるアルコール濃度の燃料を補給
したためにアルコール濃度Mが急変したと判断し、燃料
を予混合(燃料ポンプのみの駆動による燃料の循環)す
べくS106へ進み、また、|M−MOLD |≦Ms の場
合、燃料中のガソリンとアルコールとの分離、あるいは
アルコール濃度の急変がないため、そのまま通常時始動
制御へ移行すべくS111へジャンプする。
【0038】上記S105からS106へ進むとインス
トルメントパネルに配設したECSランプ48を点滅さ
せて燃料の予混合中であることを表示し、S107で予
混合時間を経時すべくタイマをスタートさせてS108
へ進む。
トルメントパネルに配設したECSランプ48を点滅さ
せて燃料の予混合中であることを表示し、S107で予
混合時間を経時すべくタイマをスタートさせてS108
へ進む。
【0039】S108では上記タイマの計時時間TIM
と予混合に充分な設定時間T1 (燃料循環系の燃料が均
一に混合される充分な時間であり実験などから求める)
とを比較し、計時時間TIMがTIM>T1 になるまで
ループを繰返し、TIM>T1 のとき予混合終了と判断
してループを抜けてS109へ進み、上記タイマの計時
をリセットした後、S110へ進む。なお、タイマの計
時がリセットされるとECSランプ48の点滅も解除さ
れる。
と予混合に充分な設定時間T1 (燃料循環系の燃料が均
一に混合される充分な時間であり実験などから求める)
とを比較し、計時時間TIMがTIM>T1 になるまで
ループを繰返し、TIM>T1 のとき予混合終了と判断
してループを抜けてS109へ進み、上記タイマの計時
をリセットした後、S110へ進む。なお、タイマの計
時がリセットされるとECSランプ48の点滅も解除さ
れる。
【0040】上記S108でループを繰返している間、
燃料系においては燃料ポンプ33の駆動により燃料タン
ク32に貯留されている燃料が燃料通路34を経て循環
され、燃料タンク32へリターンされて撹拌され次第に
均一な混合燃料になる。
燃料系においては燃料ポンプ33の駆動により燃料タン
ク32に貯留されている燃料が燃料通路34を経て循環
され、燃料タンク32へリターンされて撹拌され次第に
均一な混合燃料になる。
【0041】そして、上記S109からS110へ進む
と予混合終了時の燃料中のアルコール濃度Mをアルコー
ル濃度センサ37の出力値から検出し、通常時始動制御
へ移行すべく、S111へ進む。
と予混合終了時の燃料中のアルコール濃度Mをアルコー
ル濃度センサ37の出力値から検出し、通常時始動制御
へ移行すべく、S111へ進む。
【0042】上記S105あるいはS110からS11
1へ進むと上記アルコール濃度Mに基づき始動可能判定
水温マップMPTs を検索し、始動可能判定水温Tesを
直接あるいは補間計算により設定する。
1へ進むと上記アルコール濃度Mに基づき始動可能判定
水温マップMPTs を検索し、始動可能判定水温Tesを
直接あるいは補間計算により設定する。
【0043】図8に示すように、この始動可能判定水温
マップMPTs は実験などにより特定した2つの領域、
すなわち、インジェクタ23から噴射する燃料をPTC
ヒータ3aにより加熱せずに始動可能な領域と、そのま
までは始動不能な領域とに区分し、これらの領域の境界
温度を示すもので、図9に示すように、ROM52の一
連のアドレスから構成された始動可能判定水温マップM
PTs にアルコール濃度Mをパラメータとして予め記憶
しておくものである。
マップMPTs は実験などにより特定した2つの領域、
すなわち、インジェクタ23から噴射する燃料をPTC
ヒータ3aにより加熱せずに始動可能な領域と、そのま
までは始動不能な領域とに区分し、これらの領域の境界
温度を示すもので、図9に示すように、ROM52の一
連のアドレスから構成された始動可能判定水温マップM
PTs にアルコール濃度Mをパラメータとして予め記憶
しておくものである。
【0044】これにより水温センサ45によって検出し
たエンジン温度を代表する冷却水温Tw が、そのときの
アルコール濃度Mに応じて設定される始動可能判定水温
Tes以下か否かによってエンジンが始動可能かを判別す
ることができ、S112では、上記冷却水温Tw と、上
記S111で設定した始動可能判定水温Tesとを比較
し、エンジンが始動可能かを判定する。
たエンジン温度を代表する冷却水温Tw が、そのときの
アルコール濃度Mに応じて設定される始動可能判定水温
Tes以下か否かによってエンジンが始動可能かを判別す
ることができ、S112では、上記冷却水温Tw と、上
記S111で設定した始動可能判定水温Tesとを比較
し、エンジンが始動可能かを判定する。
【0045】S112で、Tw >Tesの場合、PTCヒ
ータ3aにより加熱せずに始動可能と判断し、S113
へ進み、スタータモータ通電禁止フラグF1 をクリアし
てスタータモータリレー65への通電を許可し、次い
で、S114でヒータ通常時制御ルーチンの割込みを許
可した後、ルーチンを終了する。
ータ3aにより加熱せずに始動可能と判断し、S113
へ進み、スタータモータ通電禁止フラグF1 をクリアし
てスタータモータリレー65への通電を許可し、次い
で、S114でヒータ通常時制御ルーチンの割込みを許
可した後、ルーチンを終了する。
【0046】一方、上記S112で、Tw ≦Tesの場
合、始動不能と判断し、ヒータ暖機すべくS115へ進
み上記ECSランプ48に対するI/Oポート出力値G
2 を1としてECSランプ48を点灯させ、ヒータ通電
状態を表示し、S116でヒータリレー64のリレーコ
イルに対するI/Oポート出力値G3 を1としてヒータ
リレー64をONさせ、PTCヒータ3aへの通電を開
始する。
合、始動不能と判断し、ヒータ暖機すべくS115へ進
み上記ECSランプ48に対するI/Oポート出力値G
2 を1としてECSランプ48を点灯させ、ヒータ通電
状態を表示し、S116でヒータリレー64のリレーコ
イルに対するI/Oポート出力値G3 を1としてヒータ
リレー64をONさせ、PTCヒータ3aへの通電を開
始する。
【0047】そして、S117でヒータ通電時間を計時
すべくタイマをスタートさせてS118へ進み計時時間
TIMが設定時間T2 以上になるまでループを繰返し、
TIM>T2 となったとき、ループを抜けてS119へ
進み、タイマの計時をリセットした後、S120で電流
センサ67で検出したPTCヒータ3aの消費電流Iと
設定電流ISET とを比較する。
すべくタイマをスタートさせてS118へ進み計時時間
TIMが設定時間T2 以上になるまでループを繰返し、
TIM>T2 となったとき、ループを抜けてS119へ
進み、タイマの計時をリセットした後、S120で電流
センサ67で検出したPTCヒータ3aの消費電流Iと
設定電流ISET とを比較する。
【0048】上記S120では、I≧ISET のとき、再
び電流センサ67からPTCヒータ3aの消費電流Iを
読込んで設定電流ISET と比較する手順を繰返し、I<
ISET の場合にはヒータ暖機完了と判別してS121へ
進み、ECSランプ48に対するI/Oポート出力値G
2 を0とし、ECランプ48を消灯してドライバにヒー
タ暖機終了を知らせた後、S113へ進みスタータモー
タ通電禁止フラグF1をクリアしてスタータモータリレ
ー65への通電を許可し、S114でヒータ通常時制御
ルーチンの割込みを許可した後、ルーチンを終了する。
び電流センサ67からPTCヒータ3aの消費電流Iを
読込んで設定電流ISET と比較する手順を繰返し、I<
ISET の場合にはヒータ暖機完了と判別してS121へ
進み、ECSランプ48に対するI/Oポート出力値G
2 を0とし、ECランプ48を消灯してドライバにヒー
タ暖機終了を知らせた後、S113へ進みスタータモー
タ通電禁止フラグF1をクリアしてスタータモータリレ
ー65への通電を許可し、S114でヒータ通常時制御
ルーチンの割込みを許可した後、ルーチンを終了する。
【0049】ここで、図10に示すように、PTCヒー
タ3aは、通電後、ヒータ消費電流Iが立ち上り、温度
が上昇してキューリー点に達すると、抵抗値が急激に上
昇して消費電流Iが減少し始め、その後、PTCヒータ
3aの温度が略飽和状態となって消費電流Iが略一定の
値となるため、消費電流Iのみではヒータ暖機完了状態
を判断することができない。
タ3aは、通電後、ヒータ消費電流Iが立ち上り、温度
が上昇してキューリー点に達すると、抵抗値が急激に上
昇して消費電流Iが減少し始め、その後、PTCヒータ
3aの温度が略飽和状態となって消費電流Iが略一定の
値となるため、消費電流Iのみではヒータ暖機完了状態
を判断することができない。
【0050】したがって、ヒータ通電開始初期を避けて
設定時間T2経過後にヒータ消費電流Iと設定電流ISE
T とを比較してヒータ暖機完了判定を行なうことによ
り、誤判定を防止する。
設定時間T2経過後にヒータ消費電流Iと設定電流ISE
T とを比較してヒータ暖機完了判定を行なうことによ
り、誤判定を防止する。
【0051】その結果、上記S120からS121へ進
む時点で、PTCヒータ3aが燃料を気化させることが
可能な温度まで加熱されており、S113でスタータモ
ータ通電禁止フラグF1 をクリアして、スタータモータ
リレー65をONし、スタータモータ66を駆動させ
て、同時にインジェクタ23から燃料を噴射させても、
上記PTCヒータ3aにより燃料の気化促進がなされる
ため、低温時であってもエンジンを始動することが可能
となる。
む時点で、PTCヒータ3aが燃料を気化させることが
可能な温度まで加熱されており、S113でスタータモ
ータ通電禁止フラグF1 をクリアして、スタータモータ
リレー65をONし、スタータモータ66を駆動させ
て、同時にインジェクタ23から燃料を噴射させても、
上記PTCヒータ3aにより燃料の気化促進がなされる
ため、低温時であってもエンジンを始動することが可能
となる。
【0052】上記始動初回制御ルーチンのS114でヒ
ータ通常時制御ルーチン割込みが許可されると、図3の
ヒータ通常時制御ルーチンが所定時間毎に起動される。
ータ通常時制御ルーチン割込みが許可されると、図3の
ヒータ通常時制御ルーチンが所定時間毎に起動される。
【0053】このヒータ通常時制御ルーチンでは、ま
ず、S201で冷却水温Tw と設定値TLA4 (壁面付着
燃料が気化可能となる壁面温度に相当する冷却水温で、
例えば25℃、但し、Tes<TLA4 )とを比較し、Tw
>TLA4 の場合、PTCヒータ3aから燃料が液滴して
も壁面温度で気化可能と判断してS202へ進み、ま
た、Tw ≦TLA4 の場合、液滴燃料の気化が困難と判断
してS203へ進み、ヒータリレー64のリレーコイル
に対するI/Oポート出力値G3 を1としてヒータリレ
ー64をONさせてPTCヒータ3aの加熱を始動初回
制御ルーチンから続行しルーチンを抜ける。また、S2
01でTw >TLA4 と判断されてS202へ進むと、現
運転状態がアイドルかを判断する。アイドルの判定条件
は、例えばスロットル開度と車速とに基づいて判断し、
スロットル全閉かつ車速センサ47で車速V=0と検出
された場合アイドルと判断する。
ず、S201で冷却水温Tw と設定値TLA4 (壁面付着
燃料が気化可能となる壁面温度に相当する冷却水温で、
例えば25℃、但し、Tes<TLA4 )とを比較し、Tw
>TLA4 の場合、PTCヒータ3aから燃料が液滴して
も壁面温度で気化可能と判断してS202へ進み、ま
た、Tw ≦TLA4 の場合、液滴燃料の気化が困難と判断
してS203へ進み、ヒータリレー64のリレーコイル
に対するI/Oポート出力値G3 を1としてヒータリレ
ー64をONさせてPTCヒータ3aの加熱を始動初回
制御ルーチンから続行しルーチンを抜ける。また、S2
01でTw >TLA4 と判断されてS202へ進むと、現
運転状態がアイドルかを判断する。アイドルの判定条件
は、例えばスロットル開度と車速とに基づいて判断し、
スロットル全閉かつ車速センサ47で車速V=0と検出
された場合アイドルと判断する。
【0054】上記S202でアイドルと判断した場合S
203へ進み、上述と同様PTCヒータ3aを加熱しル
ーチンを抜ける。アイドル運転時の燃料噴射量は少な
く、この燃料が上記PTCヒータ3aに衝突すると気化
潜熱によりPTCヒータ3aの表面が低温化して多くの
燃料が液化して不規則に各気筒へ供給されるのでアイド
ル不安定を招くおそれがあるため、アイドル時はPTC
ヒータ3aを加熱して燃料の液化を防止する。
203へ進み、上述と同様PTCヒータ3aを加熱しル
ーチンを抜ける。アイドル運転時の燃料噴射量は少な
く、この燃料が上記PTCヒータ3aに衝突すると気化
潜熱によりPTCヒータ3aの表面が低温化して多くの
燃料が液化して不規則に各気筒へ供給されるのでアイド
ル不安定を招くおそれがあるため、アイドル時はPTC
ヒータ3aを加熱して燃料の液化を防止する。
【0055】また、上記S202で非アイドルと判断さ
れた場合S204へ進み、ヒータリレー64に対するI
/Oポート出力値G3 を0としヒータリレー64をOF
Fさせてヒータ非通電としてルーチンを抜ける。
れた場合S204へ進み、ヒータリレー64に対するI
/Oポート出力値G3 を0としヒータリレー64をOF
Fさせてヒータ非通電としてルーチンを抜ける。
【0056】また、図4に示すフローチャートは所定時
間毎に起動されるスタータモータ制御ルーチンで、ま
ず、S301でスタータスイッチ63がONされている
かを判別し、スタータスイッチ63がONと判別すると
S302へ進んでスタータモータ通電禁止フラグF1 の
値を参照し、スタータモータ66への通電が許可されて
いるかを判別する。
間毎に起動されるスタータモータ制御ルーチンで、ま
ず、S301でスタータスイッチ63がONされている
かを判別し、スタータスイッチ63がONと判別すると
S302へ進んでスタータモータ通電禁止フラグF1 の
値を参照し、スタータモータ66への通電が許可されて
いるかを判別する。
【0057】上記S302でF1 =0、すなわち、スタ
ータモータ66への通電が許可されているときには、S
303へ進み、スタータモータリレー65のリレーコイ
ルに対するI/Oポート出力値G4 を1としスタータモ
ータリレー65をONし、スタータモータ66によるエ
ンジンクランキングを可能にしてルーチンを抜ける。一
方、上記S301でスタータスイッチ63がOFFのと
き、あるいは上記S302でF1 =1であり、スタータ
モータ66への通電が禁止させているときには、それぞ
れのステップからS304へ分岐し、スタータモータリ
レー65のリレーコイルに対するI/Oポート出力値G
4 を0としてスタータモータリレー65をOFFしスタ
ータモータ66を駆動不可としてルーチンを抜ける。
ータモータ66への通電が許可されているときには、S
303へ進み、スタータモータリレー65のリレーコイ
ルに対するI/Oポート出力値G4 を1としスタータモ
ータリレー65をONし、スタータモータ66によるエ
ンジンクランキングを可能にしてルーチンを抜ける。一
方、上記S301でスタータスイッチ63がOFFのと
き、あるいは上記S302でF1 =1であり、スタータ
モータ66への通電が禁止させているときには、それぞ
れのステップからS304へ分岐し、スタータモータリ
レー65のリレーコイルに対するI/Oポート出力値G
4 を0としてスタータモータリレー65をOFFしスタ
ータモータ66を駆動不可としてルーチンを抜ける。
【0058】また、図5に示すフローチャートは所定時
間毎に起動される燃料噴射制御ルーチンで、まず、S4
01でエンジン回転数NE が“0”か否か、すなわち、
エンジンが回転しているか否かを判別する。そして、N
E =0、すなわち、エンジンが停止している場合には、
S402へ進み、燃料噴射パルス幅Ti を0として(T
i ←0)、ルーチンを抜け、NE ≠0のときにはS40
1からS403へ進み、燃料噴射パルス幅演算ルーチン
を呼出し、吸入空気量Q、エンジン回転数NE、アルコ
ール濃度Mに応じて設定した目標空燃比、および、空燃
比フィードバック補正係数等から最適な燃料噴射パルス
幅Ti を求めS404で、上記燃料噴射パルス幅Ti を
セットして所定タイミングで出力し、また、S405で
今回検出した燃料中のアルコール濃度Mでバックアップ
RAM54の所定アドレスに格納されている前回のアル
コール濃度MOLD を更新し(MOLD ←M)、ルーチンを
抜ける。
間毎に起動される燃料噴射制御ルーチンで、まず、S4
01でエンジン回転数NE が“0”か否か、すなわち、
エンジンが回転しているか否かを判別する。そして、N
E =0、すなわち、エンジンが停止している場合には、
S402へ進み、燃料噴射パルス幅Ti を0として(T
i ←0)、ルーチンを抜け、NE ≠0のときにはS40
1からS403へ進み、燃料噴射パルス幅演算ルーチン
を呼出し、吸入空気量Q、エンジン回転数NE、アルコ
ール濃度Mに応じて設定した目標空燃比、および、空燃
比フィードバック補正係数等から最適な燃料噴射パルス
幅Ti を求めS404で、上記燃料噴射パルス幅Ti を
セットして所定タイミングで出力し、また、S405で
今回検出した燃料中のアルコール濃度Mでバックアップ
RAM54の所定アドレスに格納されている前回のアル
コール濃度MOLD を更新し(MOLD ←M)、ルーチンを
抜ける。
【0059】上記アルコール濃度MOLD の更新はエンジ
ン停止(イグニッションスイッチOFF)と共に中止さ
れるので、次回の始動時に読出されるアルコール濃度M
OLDは前回エンジン停止直前の検出値を示すことにな
る。
ン停止(イグニッションスイッチOFF)と共に中止さ
れるので、次回の始動時に読出されるアルコール濃度M
OLDは前回エンジン停止直前の検出値を示すことにな
る。
【0060】図11に始動制御の一例をタイムチャート
にて示す。
にて示す。
【0061】まず、イグニッションスイッチ61をON
すると(経過時間t0 )、燃料ポンプ33がONして燃
料タンク32中の燃料が燃料通路34を介して循環され
る。始動制御は、イグニッションスイッチ61をONし
たときの燃料中のアルコール濃度Mと前回エンジン停止
時のアルコール濃度MOLD との差の絶対値(|M−MOL
D |)によって相違し、さらに、冷却水温Tw によって
も相違する。
すると(経過時間t0 )、燃料ポンプ33がONして燃
料タンク32中の燃料が燃料通路34を介して循環され
る。始動制御は、イグニッションスイッチ61をONし
たときの燃料中のアルコール濃度Mと前回エンジン停止
時のアルコール濃度MOLD との差の絶対値(|M−MOL
D |)によって相違し、さらに、冷却水温Tw によって
も相違する。
【0062】図11(b)の示すように、|M−MOLD
|>Ms の場合、燃料中のガソリンとアルコールとが分
離しているとみなして上記イグニッションスイッチ61
をONした時(経過時間t0 )から設定時間T1 の間、
上記燃料ポンプ33のみを駆動させて、通常時始動制御
へ移行する前に燃料を予混合する。その間、スタータス
イッチ63をONしても(経過時間t1 )、スタータモ
ータ66は駆動せずエンジンは起動しない。
|>Ms の場合、燃料中のガソリンとアルコールとが分
離しているとみなして上記イグニッションスイッチ61
をONした時(経過時間t0 )から設定時間T1 の間、
上記燃料ポンプ33のみを駆動させて、通常時始動制御
へ移行する前に燃料を予混合する。その間、スタータス
イッチ63をONしても(経過時間t1 )、スタータモ
ータ66は駆動せずエンジンは起動しない。
【0063】そして、設定時間T1 経過後、冷却水温T
w がTw ≦Tesであれば、同図11(b)(i)に示す
ように、PTCヒータ3aに対する通電を開始してPT
Cヒータ3aを暖機し、その間、スタータモータ66の
駆動を停止させておく(経過時間t2 〜t4 )。
w がTw ≦Tesであれば、同図11(b)(i)に示す
ように、PTCヒータ3aに対する通電を開始してPT
Cヒータ3aを暖機し、その間、スタータモータ66の
駆動を停止させておく(経過時間t2 〜t4 )。
【0064】その後、ヒータ暖機完了後にスタータモー
タ66に対する通電を許可しエンジンを起動させる(経
過時間t4 )。
タ66に対する通電を許可しエンジンを起動させる(経
過時間t4 )。
【0065】ついで、冷却水温Tw がTw >TLA4 に達
したとき(但し、非アイドル状態とする)、上記PTC
ヒータ3aに対する通電を停止する(経過時間t5 )。
したとき(但し、非アイドル状態とする)、上記PTC
ヒータ3aに対する通電を停止する(経過時間t5 )。
【0066】一方、燃料の予混合終了時の冷却水温Tw
がTw >Tesで、しかもこの冷却水温Tw がTw ≦TLA
4 あるいはアイドル運転のときには、同図(b)(i
i)に実線で示すように、PTCヒータ3aに対する通
電を開始するとともにスタータモータ66を駆動させて
エンジンを起動させる(経過時間t2 )。そして、冷却
水温Tw がTw >TLA4 に達したとき(但し、非アイド
ル状態とする)、上記PTCヒータ3aに対する通電を
停止する(経過時間t5 )。
がTw >Tesで、しかもこの冷却水温Tw がTw ≦TLA
4 あるいはアイドル運転のときには、同図(b)(i
i)に実線で示すように、PTCヒータ3aに対する通
電を開始するとともにスタータモータ66を駆動させて
エンジンを起動させる(経過時間t2 )。そして、冷却
水温Tw がTw >TLA4 に達したとき(但し、非アイド
ル状態とする)、上記PTCヒータ3aに対する通電を
停止する(経過時間t5 )。
【0067】また、同図(b)(ii)において、予混
合終了時の冷却水温Tw がTw >TLA4 で、しかも非ア
イドル運転のときには、破線で示すように、PTCヒー
タ3aに対する通電は行わない。
合終了時の冷却水温Tw がTw >TLA4 で、しかも非ア
イドル運転のときには、破線で示すように、PTCヒー
タ3aに対する通電は行わない。
【0068】同図(c)に示すように、イグニッション
スイッチ61をONしたとき(経過時間t0 )の燃料中
のアルコール濃度Mと前回エンジン停止時のアルコール
濃度MOLD との差の絶対値(|M−MOLD |)が、|M
−MOLD |≦Ms の場合、燃料中のガソリンとアルコー
ルとが分離していないとみなし、冷却水温Tw がTw≦
Tesのときには、同図(c)(i)に示すようにPTC
ヒータ3aに対する通電を開始して、所定時間ヒータ暖
機を行い、その間、スタータモータ66への通電を停止
させておく(経過時間t0 〜t3 )。
スイッチ61をONしたとき(経過時間t0 )の燃料中
のアルコール濃度Mと前回エンジン停止時のアルコール
濃度MOLD との差の絶対値(|M−MOLD |)が、|M
−MOLD |≦Ms の場合、燃料中のガソリンとアルコー
ルとが分離していないとみなし、冷却水温Tw がTw≦
Tesのときには、同図(c)(i)に示すようにPTC
ヒータ3aに対する通電を開始して、所定時間ヒータ暖
機を行い、その間、スタータモータ66への通電を停止
させておく(経過時間t0 〜t3 )。
【0069】そして、ヒータ暖機完了後にスタータモー
タ66に対する通電を許可してエンジンを起動させる
(経過時間t3 )。
タ66に対する通電を許可してエンジンを起動させる
(経過時間t3 )。
【0070】また、上記PTCヒータ3aに対する通電
は冷却水温Tw がTw >TLA4 に達したとき(但し、非
アイドル状態とする)、停止させる(経過時間t5 )。
は冷却水温Tw がTw >TLA4 に達したとき(但し、非
アイドル状態とする)、停止させる(経過時間t5 )。
【0071】また、同図(c)(ii)に実線で示すよ
うに、上記イグニッションスイッチ61をONしたとき
の冷却水温Tw がTw >Tesで、しかも、この冷却水温
TwがTw ≦TLA4 あるいはアイドル運転のときには、
PTCヒータ3aに対する通電を開始するとともに、ス
タータモータ66に対する通電を許可する(経過時間t
0 )。従って、その後、スタータスイッチ63をONす
ると同時にエンジンが起動する(経過時間t1 )。
うに、上記イグニッションスイッチ61をONしたとき
の冷却水温Tw がTw >Tesで、しかも、この冷却水温
TwがTw ≦TLA4 あるいはアイドル運転のときには、
PTCヒータ3aに対する通電を開始するとともに、ス
タータモータ66に対する通電を許可する(経過時間t
0 )。従って、その後、スタータスイッチ63をONす
ると同時にエンジンが起動する(経過時間t1 )。
【0072】そして、冷却水温Tw がTw >TLA4 に達
したとき(但し、非アイドル状態とする)、上記PTC
ヒータ3aに対する通電を停止する(経過時間t5 )。
したとき(但し、非アイドル状態とする)、上記PTC
ヒータ3aに対する通電を停止する(経過時間t5 )。
【0073】また、同図(c)(ii)においてイグニ
ッションスイッチ61をONしたとき(経過時間t0 )
の冷却水温Tw がTw >TLA4 で、しかも非アイドル運
転のときには、破線で示すようにPTCモータ3aに対
する通電は行わない。
ッションスイッチ61をONしたとき(経過時間t0 )
の冷却水温Tw がTw >TLA4 で、しかも非アイドル運
転のときには、破線で示すようにPTCモータ3aに対
する通電は行わない。
【0074】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
エンジン始動時の燃料中のアルコール濃度が前回停止時
のアルコール濃度に比し変化している場合、通常時始動
制御へ移行する前に燃料を予混合するので、常に均一混
合状態でエンジンを始動させることができ、検出した燃
料中のアルコール濃度と実際に噴射される燃料のアルコ
ール濃度とが一致し、良好な始動制御性能が得られ、そ
の上、排気エミッションの改善を図ることができるなど
優れた効果が奏される。
エンジン始動時の燃料中のアルコール濃度が前回停止時
のアルコール濃度に比し変化している場合、通常時始動
制御へ移行する前に燃料を予混合するので、常に均一混
合状態でエンジンを始動させることができ、検出した燃
料中のアルコール濃度と実際に噴射される燃料のアルコ
ール濃度とが一致し、良好な始動制御性能が得られ、そ
の上、排気エミッションの改善を図ることができるなど
優れた効果が奏される。
【図1】始動初回制御ルーチンを示すフローチャート
【図2】同上
【図3】ヒータ通常時制御ルーチンを示すフローチャー
ト
ト
【図4】スタータモータ制御ルーチンを示すフローチャ
ート
ート
【図5】燃料噴射制御ルーチンを示すフローチャート
【図6】エンジン制御系の概略図
【図7】制御装置の概略図
【図8】アルコール濃度と温度条件とによって決定され
る始動可能領域と始動不能領域とを示す概念図
る始動可能領域と始動不能領域とを示す概念図
【図9】始動可能判定水温マップの概念図
【図10】ヒータの特性図
【図11】燃料ポンプ及びPTCヒータの制御動作を示
すタイムチャート
すタイムチャート
M…燃料中のアルコール濃度 MOLD …(前回のエンジン停止時の)燃料中のアルコー
ル濃度
ル濃度
Claims (1)
- 【請求項1】 エンジン始動時の燃料中のアルコール濃
度と前回エンジン停止時の燃料中のアルコール濃度とを
比較し、アルコール濃度が変化している場合、燃料を予
混合させる手順と、 予混合終了後、燃料中のアルコール濃度に基づいて通常
時始動制御を行う手順とを備えることを特徴とするFF
V用エンジンの始動制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18125392A JPH0626414A (ja) | 1992-07-08 | 1992-07-08 | Ffv用エンジンの始動制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18125392A JPH0626414A (ja) | 1992-07-08 | 1992-07-08 | Ffv用エンジンの始動制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0626414A true JPH0626414A (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=16097474
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18125392A Pending JPH0626414A (ja) | 1992-07-08 | 1992-07-08 | Ffv用エンジンの始動制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0626414A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6997172B2 (en) | 2003-03-18 | 2006-02-14 | Nissan Motor Co., Ltd. | Fuel properties estimation for internal combustion engine |
| JP2007262915A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-11 | Toyota Motor Corp | アルコール混合燃料の制御装置 |
| JP2008019830A (ja) * | 2006-07-14 | 2008-01-31 | Denso Corp | 内燃機関の燃料濃度学習装置 |
| JP2009180130A (ja) * | 2008-01-30 | 2009-08-13 | Nissan Motor Co Ltd | エンジンの始動制御装置 |
| JP2010090781A (ja) * | 2008-10-07 | 2010-04-22 | Toyota Motor Corp | バイオ混合燃料金属成分検知装置 |
| JP2011027001A (ja) * | 2009-07-23 | 2011-02-10 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の制御装置 |
| JP2012189017A (ja) * | 2011-03-11 | 2012-10-04 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の燃料供給システム |
| US11441510B2 (en) * | 2020-05-21 | 2022-09-13 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Control apparatus for fuel supply apparatus |
-
1992
- 1992-07-08 JP JP18125392A patent/JPH0626414A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6997172B2 (en) | 2003-03-18 | 2006-02-14 | Nissan Motor Co., Ltd. | Fuel properties estimation for internal combustion engine |
| JP2007262915A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-11 | Toyota Motor Corp | アルコール混合燃料の制御装置 |
| JP2008019830A (ja) * | 2006-07-14 | 2008-01-31 | Denso Corp | 内燃機関の燃料濃度学習装置 |
| JP2009180130A (ja) * | 2008-01-30 | 2009-08-13 | Nissan Motor Co Ltd | エンジンの始動制御装置 |
| JP2010090781A (ja) * | 2008-10-07 | 2010-04-22 | Toyota Motor Corp | バイオ混合燃料金属成分検知装置 |
| JP2011027001A (ja) * | 2009-07-23 | 2011-02-10 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の制御装置 |
| JP2012189017A (ja) * | 2011-03-11 | 2012-10-04 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の燃料供給システム |
| US8839769B2 (en) | 2011-03-11 | 2014-09-23 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel supply system of internal combustion engine |
| US11441510B2 (en) * | 2020-05-21 | 2022-09-13 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Control apparatus for fuel supply apparatus |
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