JPH0626426A - 内燃機関の燃料噴射装置 - Google Patents
内燃機関の燃料噴射装置Info
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- JPH0626426A JPH0626426A JP4179889A JP17988992A JPH0626426A JP H0626426 A JPH0626426 A JP H0626426A JP 4179889 A JP4179889 A JP 4179889A JP 17988992 A JP17988992 A JP 17988992A JP H0626426 A JPH0626426 A JP H0626426A
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- valve
- fuel injection
- air
- fuel
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- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、エアアシスト装置を有する内燃機
関の燃料噴射装置に関し、微粒化停止時の吸気不足を防
止することを目的とする。 【構成】 エア供給源と、前記エア供給源及び前記燃料
噴射弁1の噴口1a近傍を連通する第一エア供給通路9
と、前記エア供給源及び吸気通路2の前記噴口1a近傍
を除くスロットル弁5の下流側を連通する第二エア供給
通路10と、前記第一及び第二エア供給通路9,10の
一方だけが連通状態となるように他方を閉鎖する閉鎖手
段8と、機関状態により燃料の微粒化を実行させる時は
前記第一エア供給通路9だけが連通状態となるように、
また機関状態により燃料の微粒化を停止させる時は前記
第二エア供給通路10だけが連通状態となるように前記
閉鎖手段8を制御する第一制御手段、とを有するエアア
シスト装置を具備する
関の燃料噴射装置に関し、微粒化停止時の吸気不足を防
止することを目的とする。 【構成】 エア供給源と、前記エア供給源及び前記燃料
噴射弁1の噴口1a近傍を連通する第一エア供給通路9
と、前記エア供給源及び吸気通路2の前記噴口1a近傍
を除くスロットル弁5の下流側を連通する第二エア供給
通路10と、前記第一及び第二エア供給通路9,10の
一方だけが連通状態となるように他方を閉鎖する閉鎖手
段8と、機関状態により燃料の微粒化を実行させる時は
前記第一エア供給通路9だけが連通状態となるように、
また機関状態により燃料の微粒化を停止させる時は前記
第二エア供給通路10だけが連通状態となるように前記
閉鎖手段8を制御する第一制御手段、とを有するエアア
シスト装置を具備する
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エアアシスト装置を有
する内燃機関の燃料噴射装置に関する。
する内燃機関の燃料噴射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エアアシスト装置は、燃料噴射弁から噴
射された燃料をアシストエアによって良好に微粒化する
ためのものであり、そのためにアシストエア噴射口が、
燃料噴射弁の噴口近傍に設けられている。
射された燃料をアシストエアによって良好に微粒化する
ためのものであり、そのためにアシストエア噴射口が、
燃料噴射弁の噴口近傍に設けられている。
【0003】走行停止直後に再始動する時、機関全体が
高温度となっていることがあり、それにより燃料噴射弁
への燃料供給通路内に燃料のベーパが形成される可能性
がある。実開平2−126074号公報及び特願平3−
205838号には、このような時にアシストエアの供
給を停止することにより、吸気行程において燃料噴射弁
の噴口近傍に生じる負圧を維持し、燃料を噴射しやすく
してベーパにより生じる燃料供給不足を解決し、この時
の始動性を改良しようとする燃料噴射装置が開示されて
いる。
高温度となっていることがあり、それにより燃料噴射弁
への燃料供給通路内に燃料のベーパが形成される可能性
がある。実開平2−126074号公報及び特願平3−
205838号には、このような時にアシストエアの供
給を停止することにより、吸気行程において燃料噴射弁
の噴口近傍に生じる負圧を維持し、燃料を噴射しやすく
してベーパにより生じる燃料供給不足を解決し、この時
の始動性を改良しようとする燃料噴射装置が開示されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術におい
て、確かに高温始動時の燃料不足は解消されるが、アシ
ストエアの供給が停止されるために、その分の吸気量が
不足して逆にこの時の始動性が悪化することがある。
て、確かに高温始動時の燃料不足は解消されるが、アシ
ストエアの供給が停止されるために、その分の吸気量が
不足して逆にこの時の始動性が悪化することがある。
【0005】従って、本発明の目的は、機関状態による
微粒化停止時における吸気不足を防止することのできる
エアアシスト装置を有する内燃機関の燃料噴射装置を提
供することである。
微粒化停止時における吸気不足を防止することのできる
エアアシスト装置を有する内燃機関の燃料噴射装置を提
供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による第一の内燃
機関の燃料噴射装置は、燃料噴射弁と、前記燃料噴射弁
から噴射される燃料を微粒化させるためのエアアシスト
装置とを具備し、前記エアアシスト装置が、エア供給源
と、前記エア供給源及び前記燃料噴射弁の噴口近傍を連
通する第一エア供給通路と、前記エア供給源及び吸気通
路の前記噴口近傍を除くスロットル弁の下流側を連通す
る第二エア供給通路と、前記第一及び第二エア供給通路
の一方だけが連通状態となるように他方を閉鎖する閉鎖
手段と、機関状態により燃料の微粒化を実行させる時は
前記第一エア供給通路だけが連通状態となるように、ま
た機関状態により燃料の微粒化を停止させる時は前記第
二エア供給通路だけが連通状態となるように前記閉鎖手
段を制御する第一制御手段、とを有することを特徴とす
る。
機関の燃料噴射装置は、燃料噴射弁と、前記燃料噴射弁
から噴射される燃料を微粒化させるためのエアアシスト
装置とを具備し、前記エアアシスト装置が、エア供給源
と、前記エア供給源及び前記燃料噴射弁の噴口近傍を連
通する第一エア供給通路と、前記エア供給源及び吸気通
路の前記噴口近傍を除くスロットル弁の下流側を連通す
る第二エア供給通路と、前記第一及び第二エア供給通路
の一方だけが連通状態となるように他方を閉鎖する閉鎖
手段と、機関状態により燃料の微粒化を実行させる時は
前記第一エア供給通路だけが連通状態となるように、ま
た機関状態により燃料の微粒化を停止させる時は前記第
二エア供給通路だけが連通状態となるように前記閉鎖手
段を制御する第一制御手段、とを有することを特徴とす
る。
【0007】また、本発明による第二の内燃機関の燃料
噴射装置は、燃料噴射弁と、前記燃料噴射弁から噴射さ
れる燃料を微粒化させるためのエアアシスト装置とを具
備し、前記エアアシスト装置が、エア供給源と、前記エ
ア供給源及び前記燃料噴射弁の噴口近傍を連通する第一
エア供給通路と、前記第一エア供給通路に設けられ、そ
れを開閉可能なエア供給時期制御弁と、エア供給時期と
燃料噴射時期とが、機関状態により燃料の微粒化を実行
させる時は同期するように、また機関状態により燃料の
微粒化を停止させる時は同期しないように前記エア供給
時期制御弁及び/又は前記燃料噴射弁を制御する第二制
御手段、とを有することを特徴とする。
噴射装置は、燃料噴射弁と、前記燃料噴射弁から噴射さ
れる燃料を微粒化させるためのエアアシスト装置とを具
備し、前記エアアシスト装置が、エア供給源と、前記エ
ア供給源及び前記燃料噴射弁の噴口近傍を連通する第一
エア供給通路と、前記第一エア供給通路に設けられ、そ
れを開閉可能なエア供給時期制御弁と、エア供給時期と
燃料噴射時期とが、機関状態により燃料の微粒化を実行
させる時は同期するように、また機関状態により燃料の
微粒化を停止させる時は同期しないように前記エア供給
時期制御弁及び/又は前記燃料噴射弁を制御する第二制
御手段、とを有することを特徴とする。
【0008】また、本発明による第三の内燃機関の燃料
噴射装置は、前記第一の内燃機関の燃料噴射装置におい
て、前記第一エア供給通路及び第二エア供給通路は、機
関状態によって制御されるエア量調整弁を介し、前記エ
ア供給源として吸気通路のスロットル弁上流側に接続さ
れていることを特徴とする。
噴射装置は、前記第一の内燃機関の燃料噴射装置におい
て、前記第一エア供給通路及び第二エア供給通路は、機
関状態によって制御されるエア量調整弁を介し、前記エ
ア供給源として吸気通路のスロットル弁上流側に接続さ
れていることを特徴とする。
【0009】
【作用】前述の第一の燃料噴射装置は、機関状態により
燃料の微粒化を実行させる時には、第一制御手段が第一
エア供給通路だけが連通状態となるように閉鎖手段を制
御し、エアが第一エア供給通路を通り吸気通路の燃料噴
射弁の噴口近傍に供給され、機関状態により燃料の微粒
化を停止させる時には、第一制御手段が第二エア供給通
路だけが連通状態となるように閉鎖手段を制御し、エア
が第二エア供給通路を通り吸気通路の燃料噴射弁の噴口
近傍を除くスロットル弁の下流側に供給される。
燃料の微粒化を実行させる時には、第一制御手段が第一
エア供給通路だけが連通状態となるように閉鎖手段を制
御し、エアが第一エア供給通路を通り吸気通路の燃料噴
射弁の噴口近傍に供給され、機関状態により燃料の微粒
化を停止させる時には、第一制御手段が第二エア供給通
路だけが連通状態となるように閉鎖手段を制御し、エア
が第二エア供給通路を通り吸気通路の燃料噴射弁の噴口
近傍を除くスロットル弁の下流側に供給される。
【0010】また、前述の第二の燃料噴射装置は、第二
制御手段が、機関状態により燃料の微粒化を実行させる
時にエア供給時期と燃料噴射時期とが同期するように、
また機関状態により燃料の微粒化を停止させる時にエア
供給時期と燃料噴射時期とが同期しないようにエア供給
時期制御弁及び/又は燃料噴射弁を制御する。
制御手段が、機関状態により燃料の微粒化を実行させる
時にエア供給時期と燃料噴射時期とが同期するように、
また機関状態により燃料の微粒化を停止させる時にエア
供給時期と燃料噴射時期とが同期しないようにエア供給
時期制御弁及び/又は燃料噴射弁を制御する。
【0011】また、前述の第三の燃料噴射装置は、吸気
通路のスロットル弁下流の負圧を利用するエア供給が第
一の燃料噴射装置と同様に行われ、さらに、エア量調整
弁が機関状態によってエア供給量を制御する。
通路のスロットル弁下流の負圧を利用するエア供給が第
一の燃料噴射装置と同様に行われ、さらに、エア量調整
弁が機関状態によってエア供給量を制御する。
【0012】
【実施例】図1は、本発明による燃料噴射装置の第一実
施例を示す概略図である。同図において、1は燃焼室へ
燃料を供給するための燃料噴射弁、2は吸気弁3を介し
て燃焼室とエアクリーナ4とを連通する吸気通路であ
る。吸気通路2には、スロットル弁5が設けられ、スロ
ットル弁5の上流側には吸入空気量を測定するエアフロ
ーメータ6が配置されている。
施例を示す概略図である。同図において、1は燃焼室へ
燃料を供給するための燃料噴射弁、2は吸気弁3を介し
て燃焼室とエアクリーナ4とを連通する吸気通路であ
る。吸気通路2には、スロットル弁5が設けられ、スロ
ットル弁5の上流側には吸入空気量を測定するエアフロ
ーメータ6が配置されている。
【0013】図2は、燃料噴射弁1の拡大断面図であ
る。同図に示すように、燃料噴射弁1は、ケース7に挿
入されて吸気通路外壁2aに固定されている。ケース7
には、燃料噴射弁1の二つの噴口1aから吸気通路へ通
じる二つの通路7a,7bが形成され、これらの通路7
a,7bは、それぞれ吸気通路外壁2aのケース7回り
に形成されたリング状空間2cとエア噴射通路7c,7
dによって連通されている。二つのエア噴射通路7c,
7dは、噴射された空気が通路7a,7bを通り滑らか
に燃焼室方向に流れるように斜めに形成されている。
る。同図に示すように、燃料噴射弁1は、ケース7に挿
入されて吸気通路外壁2aに固定されている。ケース7
には、燃料噴射弁1の二つの噴口1aから吸気通路へ通
じる二つの通路7a,7bが形成され、これらの通路7
a,7bは、それぞれ吸気通路外壁2aのケース7回り
に形成されたリング状空間2cとエア噴射通路7c,7
dによって連通されている。二つのエア噴射通路7c,
7dは、噴射された空気が通路7a,7bを通り滑らか
に燃焼室方向に流れるように斜めに形成されている。
【0014】リング状空間2cは、第一エア通路9を介
して切換電磁弁8の一方の下流側に接続され、切換電磁
弁8の他方の下流側は、第二エア通路10を介して吸気
通路2のスロットル弁5の下流側に接続されている。第
二エア通路10には、燃料噴射弁1のケース7に設けら
れたエア噴射通路7c,7dと同程度の絞りが形成され
ている。切換電磁弁8の上流側は、第一ダクト11を介
してアイドル回転数制御弁12の第一圧力室12aに接
続されている。
して切換電磁弁8の一方の下流側に接続され、切換電磁
弁8の他方の下流側は、第二エア通路10を介して吸気
通路2のスロットル弁5の下流側に接続されている。第
二エア通路10には、燃料噴射弁1のケース7に設けら
れたエア噴射通路7c,7dと同程度の絞りが形成され
ている。切換電磁弁8の上流側は、第一ダクト11を介
してアイドル回転数制御弁12の第一圧力室12aに接
続されている。
【0015】図3は、アイドル回転数制御弁12の拡大
断面図である。同図に示すように、アイドル回転数制御
弁12は、切換電磁弁8の上流側に接続された第一圧力
室12aと、第二ダクト13を介して吸気通路2のスロ
ットル弁5の上流側に接続された第二圧力室12bとを
有し、第一圧力室12aと第二圧力室12bとは、互い
に第一弁12cを介して連通している。また第二圧力室
12bは、第二弁12dを介して吸気通路2のスロット
ル弁5の下流側と連通している。
断面図である。同図に示すように、アイドル回転数制御
弁12は、切換電磁弁8の上流側に接続された第一圧力
室12aと、第二ダクト13を介して吸気通路2のスロ
ットル弁5の上流側に接続された第二圧力室12bとを
有し、第一圧力室12aと第二圧力室12bとは、互い
に第一弁12cを介して連通している。また第二圧力室
12bは、第二弁12dを介して吸気通路2のスロット
ル弁5の下流側と連通している。
【0016】第一弁12c及び第二弁12dは、アイド
ル回転数制御弁12のハウジングに対して回転不能であ
るが軸方向に移動可能な弁軸12e上に設けられ、弁軸
12eの内部ネジとステップモータ12fの回転軸に形
成された外部ネジとが、螺合している。それにより、ス
テップモータ12fを駆動することによって、第一弁1
2c及び第二弁12dは、弁軸12eと共に上下動す
る。
ル回転数制御弁12のハウジングに対して回転不能であ
るが軸方向に移動可能な弁軸12e上に設けられ、弁軸
12eの内部ネジとステップモータ12fの回転軸に形
成された外部ネジとが、螺合している。それにより、ス
テップモータ12fを駆動することによって、第一弁1
2c及び第二弁12dは、弁軸12eと共に上下動す
る。
【0017】弁軸12eが最下位置にある時、第一弁1
2cは両圧力室12a,12bの間の第一連通口12g
を最小に開放し、第二弁12dは第二圧力室と吸気通路
2の間の第二連通口12hを閉鎖する。弁軸12eが上
昇にすると、第二連通口12hは、第二弁12dのスト
レート部12d′によって閉鎖されたままであるが、第
一連通口12gは、第一弁12cのテーパ部12c″に
よって徐々に大きく開放される。第一弁12cのストレ
ート部12c′が、第一連通口12gに達した時点で第
一連通口12gは、最大に開放され、この時第二弁12
dのテーパ部12d″が徐々に第二連通口12hを開放
し始める。
2cは両圧力室12a,12bの間の第一連通口12g
を最小に開放し、第二弁12dは第二圧力室と吸気通路
2の間の第二連通口12hを閉鎖する。弁軸12eが上
昇にすると、第二連通口12hは、第二弁12dのスト
レート部12d′によって閉鎖されたままであるが、第
一連通口12gは、第一弁12cのテーパ部12c″に
よって徐々に大きく開放される。第一弁12cのストレ
ート部12c′が、第一連通口12gに達した時点で第
一連通口12gは、最大に開放され、この時第二弁12
dのテーパ部12d″が徐々に第二連通口12hを開放
し始める。
【0018】吸気通路2のスロットル弁5の下流側に
は、吸気行程により負圧が生じるために、吸気行程の間
はアイドル回転数制御弁12を介してスロットル弁5の
上流側から下流側へのエアの供給が行われる。弁軸12
eのリフト量に対するエア供給量のグラフを図4に示
す。同図において、Aは第一連通口12gを介し第一ダ
クト11を通り供給されるエア量であり、Bは第二連通
口12hを介して供給されるエア量である。点線は両者
の合計を示す。スロットル弁5の開度は、弁軸12eが
最下位置であっても一定量のエアが第一ダクト11を通
り供給されることを考慮して設定されている。
は、吸気行程により負圧が生じるために、吸気行程の間
はアイドル回転数制御弁12を介してスロットル弁5の
上流側から下流側へのエアの供給が行われる。弁軸12
eのリフト量に対するエア供給量のグラフを図4に示
す。同図において、Aは第一連通口12gを介し第一ダ
クト11を通り供給されるエア量であり、Bは第二連通
口12hを介して供給されるエア量である。点線は両者
の合計を示す。スロットル弁5の開度は、弁軸12eが
最下位置であっても一定量のエアが第一ダクト11を通
り供給されることを考慮して設定されている。
【0019】アイドル回転数制御は、例えば機関暖機以
前のアイドル時において、アイドル回転数制御弁12を
介して供給するエア量を増加させることにより、この時
のアイドル回転数を高め、安定した燃焼及び早期暖機を
実現するものである。このエア量を決定する弁軸12e
のリフト量は、例えば機関温度によって制御される。
前のアイドル時において、アイドル回転数制御弁12を
介して供給するエア量を増加させることにより、この時
のアイドル回転数を高め、安定した燃焼及び早期暖機を
実現するものである。このエア量を決定する弁軸12e
のリフト量は、例えば機関温度によって制御される。
【0020】本実施例の燃料噴射装置は、図5に示すフ
ローチャートに従って切換電磁弁8を制御する。まず、
ステップ101において、冷却水温センサ(図示せず)
及び吸気温センサ(図示せず)から現在の冷却水温度及
び現在の吸気温度を検出する。次に、ステップ102に
おいて、両温度とスタータスイッチからの信号を基に機
関高温時の再始動モードであるかどうかが判断される。
この判断が肯定されれば、ステップ103に進み、切換
電磁弁8は、第一ダクト11と第一エア通路9とを連通
させる。また、ステップ102の判断が否定されれば、
ステップ104に進み、切換電磁弁8は、第一ダクト1
1と第二エア通路10とを連通させる。
ローチャートに従って切換電磁弁8を制御する。まず、
ステップ101において、冷却水温センサ(図示せず)
及び吸気温センサ(図示せず)から現在の冷却水温度及
び現在の吸気温度を検出する。次に、ステップ102に
おいて、両温度とスタータスイッチからの信号を基に機
関高温時の再始動モードであるかどうかが判断される。
この判断が肯定されれば、ステップ103に進み、切換
電磁弁8は、第一ダクト11と第一エア通路9とを連通
させる。また、ステップ102の判断が否定されれば、
ステップ104に進み、切換電磁弁8は、第一ダクト1
1と第二エア通路10とを連通させる。
【0021】それにより、機関高温時の再始動モードで
ない場合は、エアが第一ダクト11及び第一エア通路を
通り燃料噴射弁1の噴口1a近傍に供給され、噴口1a
から噴射される燃料を良好に微粒化することができる。
また、機関高温時の再始動モードである場合は、燃料噴
射弁1への燃料供給通路内に燃料のベーパが形成されて
いることがあるが、この時エアが燃料噴射弁1の噴口1
a近傍に供給されることはなく、噴口1a近傍の負圧が
維持されて燃料が噴射されやすくなるために、ベーパに
よる燃料供給不足を防止することができる。
ない場合は、エアが第一ダクト11及び第一エア通路を
通り燃料噴射弁1の噴口1a近傍に供給され、噴口1a
から噴射される燃料を良好に微粒化することができる。
また、機関高温時の再始動モードである場合は、燃料噴
射弁1への燃料供給通路内に燃料のベーパが形成されて
いることがあるが、この時エアが燃料噴射弁1の噴口1
a近傍に供給されることはなく、噴口1a近傍の負圧が
維持されて燃料が噴射されやすくなるために、ベーパに
よる燃料供給不足を防止することができる。
【0022】また、この時エアは第一ダクト11及び第
二エア通路10を通り吸気通路2のスロットル弁5の下
流側に供給されるために、吸気不足となって始動性が悪
化することは防止され、さらに、この時供給されるエア
量は、第二エア通路10に設けられた絞りによって燃料
噴射弁1の噴口近傍に供給されるはずの量とほぼ等しく
することができる。
二エア通路10を通り吸気通路2のスロットル弁5の下
流側に供給されるために、吸気不足となって始動性が悪
化することは防止され、さらに、この時供給されるエア
量は、第二エア通路10に設けられた絞りによって燃料
噴射弁1の噴口近傍に供給されるはずの量とほぼ等しく
することができる。
【0023】本実施例は、このように、通常必要とされ
るアイドル回転数制御装置を利用することで、比較的簡
単にエアアシスト装置を構成することができ、さらにア
イドル回転数制御の際に、燃料噴射弁1の噴口1a近傍
に供給可能なエアが所定量まで増加されるために、燃料
の微粒化実行時におけるその程度を向上させることがで
きる。また、第二エア通路10を省略して切換電磁弁8
の代わりに閉鎖弁を設け、燃料の微粒化停止時に、この
閉鎖弁により第一エア通路を閉鎖すると共に、アイドル
回転数制御弁12の第二弁12dにより第二連通口12
hを開放して必要量のエアをスロットル弁5の下流側に
供給することも可能であるが、アイドル回転数制御弁1
2の作動回数が増加するために、その寿命が早まる問題
を生じる。従って、切換電磁弁8の上流の第一及び第二
ダクトの間にアイドル回転数制御弁12を設ければ、切
換電磁弁8の作動の前後においてアイドル回転数制御弁
12を作動させることがなく、その寿命が長くなる。
るアイドル回転数制御装置を利用することで、比較的簡
単にエアアシスト装置を構成することができ、さらにア
イドル回転数制御の際に、燃料噴射弁1の噴口1a近傍
に供給可能なエアが所定量まで増加されるために、燃料
の微粒化実行時におけるその程度を向上させることがで
きる。また、第二エア通路10を省略して切換電磁弁8
の代わりに閉鎖弁を設け、燃料の微粒化停止時に、この
閉鎖弁により第一エア通路を閉鎖すると共に、アイドル
回転数制御弁12の第二弁12dにより第二連通口12
hを開放して必要量のエアをスロットル弁5の下流側に
供給することも可能であるが、アイドル回転数制御弁1
2の作動回数が増加するために、その寿命が早まる問題
を生じる。従って、切換電磁弁8の上流の第一及び第二
ダクトの間にアイドル回転数制御弁12を設ければ、切
換電磁弁8の作動の前後においてアイドル回転数制御弁
12を作動させることがなく、その寿命が長くなる。
【0024】図6は、本発明による燃料噴射装置の第二
実施例を示す概略図である。第一実施例との違いについ
てのみ以下に説明する。本構造は、第一実施例における
切換電磁弁8、第二エア通路10、アイドル回転数制御
弁12、第一ダクト11、及び第二ダクト13が省略さ
れ、第一エア通路9が吸気通路2のスロットル弁5の上
流側に直接接続されている。
実施例を示す概略図である。第一実施例との違いについ
てのみ以下に説明する。本構造は、第一実施例における
切換電磁弁8、第二エア通路10、アイドル回転数制御
弁12、第一ダクト11、及び第二ダクト13が省略さ
れ、第一エア通路9が吸気通路2のスロットル弁5の上
流側に直接接続されている。
【0025】さらに、第一エア通路9には、それを開閉
可能なエア供給時期制御弁14が設けられ、その上流に
はエアポンプ15が設置されている。エアポンプ15
は、スロットル弁5の開度が大きくなりその下流側の負
圧が小さくなった時においても一定量のエアを供給可能
とするものである。エア供給時期制御弁14の開閉制御
及び燃料噴射弁1の燃料噴射時期制御は、図7に示すタ
イムチャートのように行われる。
可能なエア供給時期制御弁14が設けられ、その上流に
はエアポンプ15が設置されている。エアポンプ15
は、スロットル弁5の開度が大きくなりその下流側の負
圧が小さくなった時においても一定量のエアを供給可能
とするものである。エア供給時期制御弁14の開閉制御
及び燃料噴射弁1の燃料噴射時期制御は、図7に示すタ
イムチャートのように行われる。
【0026】機関高温時の再始動モードでない通常モー
ドの場合は、上側のタイムチャートに示すように、吸気
弁が開くと同時にエア供給時期制御弁14が開き、エア
が燃料噴射弁1の噴口1a近傍に供給され、それに同期
して燃料噴射弁1の燃料噴射が実行される。それによ
り、燃料の微粒化が実現される。
ドの場合は、上側のタイムチャートに示すように、吸気
弁が開くと同時にエア供給時期制御弁14が開き、エア
が燃料噴射弁1の噴口1a近傍に供給され、それに同期
して燃料噴射弁1の燃料噴射が実行される。それによ
り、燃料の微粒化が実現される。
【0027】また、機関高温時の再始動モードの場合
は、下側のタイムチャートに示すように、吸気弁が開く
と同時にエア供給時期制御弁14が開き、エアが燃料噴
射弁1の噴口1a近傍に供給されるが、それ以前に燃料
噴射弁1の燃料噴射は終了しており、燃料噴射時には燃
料噴射弁1の噴口1a近傍の負圧が維持され、第一実施
例と同様な効果を得ることができる。
は、下側のタイムチャートに示すように、吸気弁が開く
と同時にエア供給時期制御弁14が開き、エアが燃料噴
射弁1の噴口1a近傍に供給されるが、それ以前に燃料
噴射弁1の燃料噴射は終了しており、燃料噴射時には燃
料噴射弁1の噴口1a近傍の負圧が維持され、第一実施
例と同様な効果を得ることができる。
【0028】本実施例において、機関高温時の再始動モ
ードの時、燃料噴射時期を一定としてエア供給時期を吸
気弁が開いている間において遅らせても、同様な効果が
得られることは明らかである。またこの時、燃料噴射時
期が最初となるように両方の時期を変えることも可能で
ある。
ードの時、燃料噴射時期を一定としてエア供給時期を吸
気弁が開いている間において遅らせても、同様な効果が
得られることは明らかである。またこの時、燃料噴射時
期が最初となるように両方の時期を変えることも可能で
ある。
【0029】第一実施例において、アイドル回転数制御
弁を省略することも可能であり、また機関高負荷時にも
エアアシストを実行するために、第二実施例と同様にエ
アポンプを設けることも可能である。もちろん機関高負
荷時のエアアシストを断念すれば、第二実施例において
エアプンプを省略することができる。機関高温時の再始
動以外の機関状態でも、燃料噴射弁の噴口近傍にエアを
供給したくない時には、本発明を応用できる。
弁を省略することも可能であり、また機関高負荷時にも
エアアシストを実行するために、第二実施例と同様にエ
アポンプを設けることも可能である。もちろん機関高負
荷時のエアアシストを断念すれば、第二実施例において
エアプンプを省略することができる。機関高温時の再始
動以外の機関状態でも、燃料噴射弁の噴口近傍にエアを
供給したくない時には、本発明を応用できる。
【0030】
【発明の効果】このように、本発明による燃料噴射装置
によれば、通常時に燃料噴射弁の噴口近傍に供給されて
いたエアを、所定の機関状態の時に、吸気通路のスロッ
トル弁下流の他の位置に供給することで、燃料噴射弁の
噴口近傍における負圧が維持され、燃料が噴射されやす
くなってベーパによる燃料供給不足は解決される共にそ
の分の吸気が不足するは防止される。また、通常時に燃
料噴射弁の噴口近傍に燃料噴射と同期して供給されてい
たエアを、所定の機関状態の時に、同期しないように供
給することでも、同様に燃料噴射弁の噴口近傍における
負圧が維持され、燃料が噴射されやすくなってベーパに
よる燃料供給不足は解決される共にその分の吸気が不足
するは防止される。
によれば、通常時に燃料噴射弁の噴口近傍に供給されて
いたエアを、所定の機関状態の時に、吸気通路のスロッ
トル弁下流の他の位置に供給することで、燃料噴射弁の
噴口近傍における負圧が維持され、燃料が噴射されやす
くなってベーパによる燃料供給不足は解決される共にそ
の分の吸気が不足するは防止される。また、通常時に燃
料噴射弁の噴口近傍に燃料噴射と同期して供給されてい
たエアを、所定の機関状態の時に、同期しないように供
給することでも、同様に燃料噴射弁の噴口近傍における
負圧が維持され、燃料が噴射されやすくなってベーパに
よる燃料供給不足は解決される共にその分の吸気が不足
するは防止される。
【図1】本発明による内燃機関の燃料噴射装置の第一実
施例を示す概略図である。
施例を示す概略図である。
【図2】図1のP部詳細図である
【図3】アイドル回転数制御弁の拡大断面図である
【図4】アイドル回転数制御弁の弁軸のリフト量に対す
るエア供給量を示すグラフである。
るエア供給量を示すグラフである。
【図5】切換電磁弁の制御フローチャートである。
【図6】本発明による内燃機関の燃料噴射装置の第二実
施例を示す概略図である。
施例を示す概略図である。
【図7】エア供給時期制御弁の開閉制御及び燃料噴射弁
の燃料噴射時期を表すタイムチャートである。
の燃料噴射時期を表すタイムチャートである。
1…燃料噴射弁 2…吸気通路 5…スロットル弁 8…切換電磁弁 9…第一エア通路 10…第二エア通路 11…第一ダクト 12…アイドル回転数制御弁 13…第二ダクト 14…エア供給時期制御弁 15…エアポンプ
Claims (3)
- 【請求項1】 燃料噴射弁と、前記燃料噴射弁から噴射
される燃料を微粒化させるためのエアアシスト装置とを
具備し、前記エアアシスト装置が、エア供給源と、前記
エア供給源及び前記燃料噴射弁の噴口近傍を連通する第
一エア供給通路と、前記エア供給源及び吸気通路の前記
噴口近傍を除くスロットル弁の下流側を連通する第二エ
ア供給通路と、前記第一及び第二エア供給通路の一方だ
けが連通状態となるように他方を閉鎖する閉鎖手段と、
機関状態により燃料の微粒化を実行させる時は前記第一
エア供給通路だけが連通状態となるように、また機関状
態により燃料の微粒化を停止させる時は前記第二エア供
給通路だけが連通状態となるように前記閉鎖手段を制御
する第一制御手段、とを有することを特徴とする内燃機
関の燃料噴射装置。 - 【請求項2】 燃料噴射弁と、前記燃料噴射弁から噴射
される燃料を微粒化させるためのエアアシスト装置とを
具備し、前記エアアシスト装置が、エア供給源と、前記
エア供給源及び前記燃料噴射弁の噴口近傍を連通する第
一エア供給通路と、前記第一エア供給通路に設けられ、
それを開閉可能なエア供給時期制御弁と、エア供給時期
と燃料噴射時期とが、機関状態により燃料の微粒化を実
行させる時は同期するように、また機関状態により燃料
の微粒化を停止させる時は同期しないように前記エア供
給時期制御弁及び/又は前記燃料噴射弁を制御する第二
制御手段、とを有することを特徴とする内燃機関の燃料
噴射装置。 - 【請求項3】 前記第一エア供給通路及び第二エア供給
通路は、機関状態によって制御されるエア量調整弁を介
し、前記エア供給源として吸気通路のスロットル弁上流
側に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の
内燃機関の燃料噴射装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4179889A JPH0626426A (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 内燃機関の燃料噴射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4179889A JPH0626426A (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 内燃機関の燃料噴射装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0626426A true JPH0626426A (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=16073674
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4179889A Pending JPH0626426A (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 内燃機関の燃料噴射装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0626426A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5509397A (en) * | 1994-03-11 | 1996-04-23 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Air supply system preventing backflow |
-
1992
- 1992-07-07 JP JP4179889A patent/JPH0626426A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5509397A (en) * | 1994-03-11 | 1996-04-23 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Air supply system preventing backflow |
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