JPH0626526Y2 - 帯状体用コア - Google Patents

帯状体用コア

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JPH0626526Y2
JPH0626526Y2 JP1987169097U JP16909787U JPH0626526Y2 JP H0626526 Y2 JPH0626526 Y2 JP H0626526Y2 JP 1987169097 U JP1987169097 U JP 1987169097U JP 16909787 U JP16909787 U JP 16909787U JP H0626526 Y2 JPH0626526 Y2 JP H0626526Y2
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resin
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resin injection
annular plate
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睦男 赤尾
皐児 井上
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、映画用のネガあるいはポジフィルム、ネガあ
るいはポジのマイクロフィルム、長巻35mmフィルム(J
135)、写真植字用フィルム、コンピュウター用フィル
ム、電算写植ペーパー等の写真感光材料帯状体(ロール
フィルムやロールペーパー)用のコア(巻芯)に関す
る。
〔従来の技術〕
映画用のネガあるいはポジフィルム等は、帯状体用コア
に巻き付けた状態で販売され、また使用されている。こ
の帯状体用コアは、熱可塑性樹脂、ほとんどが耐衝撃性
ポリスチレン樹脂でできており、例えば、第6図及び第
7図に示すものがあり、第6図は樹脂注入部と反対側か
ら見た正面図、第7図は第6図中B−B線断面図であ
る。
これらの図に示す帯状体用コアは、同じ幅の外円筒11と
内円筒12の各々中央部間がこの軸芯と直角方向に配され
た一枚の円環板13で連接されている。そして、この円環
板13の両面には、両円筒11、12と円環板13で形成される
円溝の断面と略同形のリブ14が片面に八枚づつ、左右対
称にかつ前記軸芯から放射方向に両円筒11、12を連接し
て配設されている。
このリブ14の内一方のリブ14(図中、上側のリブ)の端
面略中央は、コアを射出成形法で形成する際の熱可塑性
樹脂を注入する樹脂注入口に対応する樹脂注入部Gとな
っている。
また、内円筒12の筒長方向には、撮影機あるいは映写機
の軸の爪片等を係止する溝18が設けられ、外円筒11の筒
長方向には、フィルムの端部を挿入するスリット状溝19
が設けられている。
最近、本出願人は圧縮強度を向上するために、樹脂注入
部Gを外円筒11と内円筒12及び2つのリブ14に囲まれた
略扇形の円環板の少なくとも片表面の略中央に設けるこ
とを提案した(実開昭61-128256号公報)。また、リブ
の上端を切欠いて軽量化しても、圧縮強度を向上させる
ことができる帯状体用コアを提案した(実開昭61-86367
号公報)。
また、帯状体用コアの他の例としては、フランジを一体
化したものや(実開昭49-18536号公報等)、フランジの
一方を着脱可能とし、長尺フィルムを巻回状態のまま収
納できるものがあった(実公昭59-24025号公報)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
以上のような従来の帯状体用コアでは、外円筒の外表面
はもちろん、外円筒の内表面及び内円筒の外表面並びに
内表面等全ての面がフラットに形成されており、可動金
型用コアよりキャビティーとの接触面積が広い場合は、
帯状体用コアを取り出す時に、キャビティーとの摩擦抵
抗の方が大きくなり、帯状体用コアがキャビティー側に
残り取り出し機で取り出すことがしばしば出来なかっ
た。
さらに、樹脂注入部と反対側は熱可塑性樹脂が遅れて流
れるため、流動性の悪い樹脂ではウェルドラインが強く
発生し、外観が悪化するとともに圧縮強度や落下強度が
低下していた。
本考案は以上の問題点を解決し、帯状体用コアをキャビ
ティーから確実に取り出すことができ、かつ外観及び物
理強度が向上した帯状体用コアを提供することを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記目的を達成するために、樹脂注入部と反
対側に位置する外円筒の可動金型用コア側の内表面に環
状凸部を形成し、帯状体用コアと可動金型用コアとの間
の摩擦抵抗を金型キャビティーとの間の摩擦抵抗より大
きくするとともに、樹脂注入部と反対側における樹脂の
流動性を良好にしたものである。
すなわち、本考案の帯状体用コアは、外円筒と、該外円
筒の軸芯と軸芯が一致する内円筒と、両円筒の軸芯と直
角方向に形成され、かつ両円筒の各々の略中央部間を連
接する一枚の円環板と、該円環板の両面に略左右対称
で、かつ前記軸芯から放射方向に形成されて両円筒を連
接するリブと、円環板を中心にして樹脂注入部と反対側
に位置する外円筒の可動金型用コア側の内表面に前記軸
芯と直角方向に形成された2以上の環状凸部とを有する
ことを特徴として構成されている。
凸部は、樹脂注入部と反対側に位置する外円筒の内表面
に環状に形成されるとともに、その外円筒の可動金型用
コア側(すなわち、可動金型用コアと接触する面)に形
成されている。この構成により、樹脂の流動性が良好に
なるとともに、摩擦力が大きくなっている。
内円筒はこの帯状体を使用する装置の軸端に挿入される
部分である。この外円筒と内円筒の軸芯を一致させて、
両円筒の各々略中央部間を前記軸芯と直角方向に位置す
る一枚の円環板で連接する。その結果、この連接部の断
面はH形になる。この円環板には、例えば、リブとリブ
の間の部分に適宜窓孔などを設けることもできる。
円環板の両面に複数のリブを略左右対称にかつ前記軸芯
から放射方向に両円筒を連接して配設する。この複数の
リブの内の隣合う2つのリブと前記外円筒及び内円筒で
囲まれて、円環板は複数の扇形をした各部分に分割され
る。そして、この分割された扇形をした円環板の略中央
又はリブの端両略中央に樹脂注入部Gを配設するのがゲ
ート残加工処理が不用になるので好ましい。この場合も
樹脂注入部Gは樹脂流動バランスの点から偶数ケにする
のが一般的である。
リブの枚数はコアのサイズ、要求される強度などに応じ
て適当になるように定めればよいが、通常2〜32枚であ
る。リブの形状、厚さ等はすべて同一でなくてもよい
が、中央の円環板に対し左右対称とするのが樹脂流動バ
ランスの点から好ましい。このようなコアであれば、映
写機の軸の爪片等を係止する溝やフィルムの端部を挿入
するスリット状溝の有無や形状、寸法、厚さ、リブ形状
等は帯状体の種類や巻長、サイズや要求される特性に応
じ公知のいかなるものであってもよいことは言うまでも
ない。
また、各部の肉厚は均一でもよく、部分的に厚くした
り、薄くしたりすることもできる。
そのほか、この帯状体用コアにはその用途に応じて適当
な加工が施される。この加工は、例えば、映画用フィル
ムのコアの場合には爪を係止する溝又は凹みとか、フィ
ルムの端部を挿入するスリットやフィルムを保持するフ
ランジ等形成する加工である。
また、2つのリブに囲まれた略扇形の円環板には社名や
商品名や金型No.等各種の表示を刻設することもでき
る。
コアの材料は、熱可塑性樹脂であれば特に限定されない
が、ポリプロピレン樹脂、ポリスチレン樹脂、ABS樹
脂等が好ましく、特に安価で寸法精度が良好で、ヒケ発
生が少なく、物理強度も比較的大きな耐衝撃性ポリスチ
レン樹脂を少くとも50重量%含む樹脂が好ましい。この
熱可塑性樹脂中には要求特性にあった各種公知の添加剤
を含ませることができるのはいうまでもない。添加剤は
例えば、滑剤、帯電防止剤、遮光性物質、白色顔料、着
色顔料、着色染料、酸化防止剤、金属粉末、高級脂肪
酸、脂肪酸金属塩、カップリング剤等である。
射出成形には金型内真空射出成形も含まれる。また、こ
の帯状体用コアには、例えば、フランジ、各種の部品を
取り付けたり印刷やラベル貼などを行うことができる。
本考案の帯状体用コアの用途は、帯状体であれば特に限
定されるものではなく、ビデオテープ、オーディオテー
プ、映画用フィルム、写真植字フィルム、コンピュータ
ー用フィルム、電算写植ペーパー等に用いることができ
る。特に、映画用ポジフィルムやマイクロポジフィルム
等の巻芯用として好適である。
〔作用〕
本考案の帯状体用コアでは、外円筒の内表面に形成され
た環状凸部が環状凸部を形成する可動金型用コアの凹部
と嵌合して摩擦抵抗が大きくなり、帯状体用コアは可動
金型用コアの引抜きに追従して取り出される。また、環
状凸部によって樹脂の流動空間が広くなり、樹脂注入の
際、樹脂の流動性を向上させている。
実施例 本考案の帯状体用コアの一実施例を第1図から第3図に
基づいて説明する。
第1図は樹脂注入部と反対側から見た帯状体用コアの斜
視図、第2図は樹脂注入部と反対側から見た帯状体用コ
アの正面図、第3図は第2図中A−A線断面図である。
これらの図において、帯状体用コアは、略同じ幅の外円
筒1と内円筒2とが軸芯を一致させて設けられ、両円筒
1、2の各々の中央部間が前記軸芯と直角方向に設けら
れた一枚の円環板3で連接されている。この円環板3の
両面には、片面8枚づつ合計16枚のリブ4…4が円環板
3を挟んだ左右対称に形成されている。
各リブ4は、いずれも軸方向端部に逆台形状の切欠部7
が穿設され、かつ、前記軸芯から放射方向に配設され、
外円筒1の内表面と内円筒2の外表面とを接続してい
る。すなわち、円環板3はリブ4によって8個の略扇形
をした部分に分割されており、この略扇形をした部分の
一方の側(図中下側)の略中央が、樹脂を注入する際に
金型の樹脂注入口に対応する樹脂注入部Gとなってい
る。この樹脂注入部Gには、樹脂の注入が完了した際に
樹脂注入口に発生する樹脂注入口残6が突出して残留し
てもあと加工を不要にしている。
そして、樹脂注入部Gと反対側(図中上側)の外円筒1
の内表面は、可動金型用コアに接触するものであり、こ
の内表面に、円環板3に平行な3条の環状凸部5…5が
形成されている。
内円筒2には撮影機あるいは映写機の軸爪等を係止する
溝8が設けられており、一方、外円筒1にはフィルムの
端部を挿入するスリット状の溝9が設けられている。
第4図及び第5図は他の実施例を示すもので、第4図は
帯状体用コアの樹脂注入部と反対側から見た斜視図、第
5図は帯状体用コアの樹脂注入部側から見た斜視図であ
る。
この実施例の帯状体用コアは、リブ4に切欠部7が形成
されておらず、また、一方のリブ7に円弧状の凹部9が
形成され、この凹部9に樹脂注入部Gが設けられ樹脂注
入口残6が突出して残留してもあと加工を不要にしてい
る。環状凸部5は、第1図〜第3図に示した実施例と同
様に構成されている。
次に、本考案品I〜III、比較品及び従来品の特性を比
較した実験結果について説明する。
本考案品I 本考案品Iは、外径が3インチの35mm幅の映画フィルム
2000フィート巻用のものであり、第1図〜第3図に示す
構成である。そして、外円筒1の肉厚が2.1mm、内円筒
2の肉厚が2.0mm、円環板3の肉厚が2.2mm、リブ4の肉
厚が2.0mm、外円筒1の外径が76.2mm、内円筒2の内径
が25.9mm、両円筒1、2の筒長が34.5mmである。また、
リブ4は縦15mm×横21mmで、切欠部7はリブ4の外端縁
の両隅角部から各円筒1、2の筒長方向と30度の角度で
斜めに下降し、円環板3側の端縁と平行に10mmで進行
し、全体として逆台形になっている。
凸部5は樹脂注入部と反対側の外円筒1の内表面に円環
板に平行に2.5mm間隔で、高さ0.3mm、幅0.5mmで3本形
成した。
本考案品II 本考案品IIは、リブ4の形状が縦10mm×横21mmの長方形
に形成されている他は、本考案品Iと同一である。
本考案品III 本考案品IIIは、本考案品Iと同一の環状凸部5を形成
した他は、現行品と同一である。
比較品 比較品は、凸部5が形成されていない他は、本考案品II
と同一である。
従来品 従来品は、第6図及び第7図に示すもので、リブ4の寸
法は縦15mm×横21mmである。
なお、以上の帯状体用コアは、耐衝撃性ポリスチレン樹
脂(旭化成(株)製商品名スタイロン)を用い、樹脂注
入部Gから射出成形により形成された。
実験結果を第1表に示す。
評価は下記による。
◎…非常に優れている ○…優れている ●…実用限度内 A:ウェルドライン発生度合 目視検査による。
B:射出成形性 成形品の離型性及びショートショット、変形(そり、よ
じれ)等の成形故障の発生しにくさを官能評価。
C:圧縮強度 東洋精機製作所“ストログラフR型”圧縮試験機で測定
した時の最大値。
D:落下強度 35mm幅の映画用ポジフィルムを2000フィート巻いた製品
を高さ30cmから落下させた時の帯状体用コアの破壊の状
況により官能評価。
〔考案の効果〕
本考案は、樹脂注入部と反対側に位置する外円筒の可動
金型用コア側の内表面に前記軸芯と直角方向に形成され
た2以上の環状凸部を形成することにより、キャビティ
ーからの取り出し性を良くすることができ、かつ、樹脂
の流動性が良化してウェルドラインを少なくできるの
で、外観及び物理強度を向上させることができる。さら
に、環状凸部が外円筒の可動金型用コア側の内表面に形
成されているので、手の触覚によりフィルムの端部を挿
入するスリット状溝の方向を即座に理解でき、極めて容
易かつ確実に定められた方向になるように帯状体用コア
を取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は樹脂注入部と反対側から見た帯状体用コアの斜
視図、第2図は樹脂注入部と反対側から見た帯状体用コ
アの正面図、第3図は第2図中A−A線断面図、第4図
は樹脂注入部と反対側から見た他の帯状体用コアの斜視
図、第5図は樹脂注入部側から見た他の帯状体用コアの
斜視図、第6図は樹脂注入部側から見た従来の帯状体用
コアの正面図、第7図は第6図中B−B線断面図であ
る。 1……外円筒、2……内円筒、3……円環板 4……リブ、5……環状凸部 6……樹脂注入口残、G……樹脂注入部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−63866(JP,A) 実開 昭61−86367(JP,U) 実開 昭59−67217(JP,U) 実開 昭61−196015(JP,U) 実開 昭61−128256(JP,U) 米国特許4989802(US,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外円筒と、該外円筒の軸芯と軸芯が一致す
    る内円筒と、両円筒の軸芯と直角方向に形成され、かつ
    両円筒の各々の略中央部間を連接する一枚の円環板と、
    該円環板の両面に略左右対称で、かつ前記軸芯から放射
    方向に形成されて両円筒を連接するリブと、円環板を中
    心にして樹脂注入部と反対側に位置する外円筒の可動金
    型用コア側の内表面に前記軸芯と直角方向に形成された
    2以上の環状凸部とを有する帯状体用コア
JP1987169097U 1987-11-06 1987-11-06 帯状体用コア Expired - Lifetime JPH0626526Y2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987169097U JPH0626526Y2 (ja) 1987-11-06 1987-11-06 帯状体用コア
US07/268,372 US4989802A (en) 1987-11-06 1988-11-07 Core for web material
US07/926,297 US5252369A (en) 1987-11-06 1992-08-10 Core for web material
US07/952,148 US5414032A (en) 1987-11-06 1992-09-28 Resin composition for a core for web material

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JP1987169097U JPH0626526Y2 (ja) 1987-11-06 1987-11-06 帯状体用コア

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0175068U JPH0175068U (ja) 1989-05-22
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US4989802A (en) 1987-11-06 1991-02-05 Fuji Photo Film Co., Ltd. Core for web material

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