JPH0626801Y2 - 簡易位置度測定装置 - Google Patents
簡易位置度測定装置Info
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- JPH0626801Y2 JPH0626801Y2 JP12766388U JP12766388U JPH0626801Y2 JP H0626801 Y2 JPH0626801 Y2 JP H0626801Y2 JP 12766388 U JP12766388 U JP 12766388U JP 12766388 U JP12766388 U JP 12766388U JP H0626801 Y2 JPH0626801 Y2 JP H0626801Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はワークの外周部に径外方向に突出する突部の型
ずれや突設位置等を検知し、ワークの良否を判別する簡
易位置度測定装置に関する。
ずれや突設位置等を検知し、ワークの良否を判別する簡
易位置度測定装置に関する。
本考案の簡易位置度測定装置は、成形型を型締めしてワ
ークを成形するためにワークの突部の厚み方向に型ずれ
が発生することがある鋳造品、緞造品、射出成型品、例
えば等速ジョイントで使用されるインポートジョイント
等のワークの良否の判定に有効である。
ークを成形するためにワークの突部の厚み方向に型ずれ
が発生することがある鋳造品、緞造品、射出成型品、例
えば等速ジョイントで使用されるインポートジョイント
等のワークの良否の判定に有効である。
[従来の技術] 外周部に径外方向に突出するワークとして例えばインポ
ートジョイントが知られている。このインポートジョイ
ントの位置度、型ずれの良否を判別するにあたり、従来
では、三次元測定装置等により、第10図に示すよう
に、ワークWの中心から所定寸法D3離れた突部W10
の基準点G1、G2を得、そして、ワークWの軸心M1
を通る中心線P1と基準点G1との間の寸法D1を測定
し、基準点G2と中心線P1との間の寸法D2を測定す
ることにしていた。
ートジョイントが知られている。このインポートジョイ
ントの位置度、型ずれの良否を判別するにあたり、従来
では、三次元測定装置等により、第10図に示すよう
に、ワークWの中心から所定寸法D3離れた突部W10
の基準点G1、G2を得、そして、ワークWの軸心M1
を通る中心線P1と基準点G1との間の寸法D1を測定
し、基準点G2と中心線P1との間の寸法D2を測定す
ることにしていた。
しかしながら測定寸法がD1、D2、D3と3箇所ある
ために測定誤差が加算される傾向にあり、必要とする測
定精度を得にくい不具合がある。また、ワークWの突部
W10の位置度を求めるためには、寸法D1、D2、D
3を演算しなければならず、直接的に測定できない。そ
のためワークWの突部W10の良否の判定に時間を必要
とし、迅速かつ簡易に使用することが要請される現場で
使用する測定手段としては、更に改良が望まれていた。
ために測定誤差が加算される傾向にあり、必要とする測
定精度を得にくい不具合がある。また、ワークWの突部
W10の位置度を求めるためには、寸法D1、D2、D
3を演算しなければならず、直接的に測定できない。そ
のためワークWの突部W10の良否の判定に時間を必要
とし、迅速かつ簡易に使用することが要請される現場で
使用する測定手段としては、更に改良が望まれていた。
また、従来より、実開昭56−97701号公報に開示
されている測定装置が提供されている。この測定装置
は、球面形状をもつワークの基準面から球心位置まで距
離を測定するための球心測定装置である。この測定装置
では、正規の形状と寸法とをもつ原器であるマスタの球
状面に固定ボールおよび可動ボールを当接し、このとき
の可動ボールの位置を基準値としている。そして、実際
の製品であるワークの良否を判別するにあたっては、ワ
ークの球状面に固定ボールおよび可動ボールを当接し、
可動ボールの移動量を測定し、前記した基準値と移動量
との差を検出することによりワークの良否を判別するこ
とにしている。
されている測定装置が提供されている。この測定装置
は、球面形状をもつワークの基準面から球心位置まで距
離を測定するための球心測定装置である。この測定装置
では、正規の形状と寸法とをもつ原器であるマスタの球
状面に固定ボールおよび可動ボールを当接し、このとき
の可動ボールの位置を基準値としている。そして、実際
の製品であるワークの良否を判別するにあたっては、ワ
ークの球状面に固定ボールおよび可動ボールを当接し、
可動ボールの移動量を測定し、前記した基準値と移動量
との差を検出することによりワークの良否を判別するこ
とにしている。
[考案が解決しようとする課題] 本考案は、ワークの突部の位置度を求めるために、寸法
D1、D2、D3を測定して演算する前記した測定装
置、更には、固定ボールおよび可動ボールを使用する前
記した実開昭56−97701号公報の測定装置とは異
なる方式の測定装置を提供するものである。
D1、D2、D3を測定して演算する前記した測定装
置、更には、固定ボールおよび可動ボールを使用する前
記した実開昭56−97701号公報の測定装置とは異
なる方式の測定装置を提供するものである。
本考案の目的は、V字当接溝をもつ2個一組の測定子を
ワークに対して前進および後退可能に保持すると共に、
その2個一組の測定子を揺動可能に保持することによ
り、外周部に径外方向に突出する突部をもつワークの突
部の良否を簡単に判別することができる簡易位置度測定
装置を提供することにある。
ワークに対して前進および後退可能に保持すると共に、
その2個一組の測定子を揺動可能に保持することによ
り、外周部に径外方向に突出する突部をもつワークの突
部の良否を簡単に判別することができる簡易位置度測定
装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の簡易位置度測定装置は、 外周部に径外方向に突出する突部をもつワークを保持す
るワーク保持部と、 先端にワークの突部の厚み方向の半分に当接するV字当
接溝をもつ第1測定子と、 先端にワークの突部の厚み方向の他の半分に当接しかつ
第1測定子のV字当接溝と同じ形状のV字当接溝をもつ
第2測定子と、 ワーク保持部に保持されているワークに向けて第1測定
子および第2測定子の双方を前進可能およびワークから
離間可能に保持すると共に、第1測定子および第2測定
子の少なくとも一方を、ワーク保持部に保持されている
ワークの軸心を中心としてワークの回りを揺動するよう
に揺動可能に保持する測定子保持部と、 前記一方が揺動する方向における第1測定子および第2
測定子の相対ずれ量を検知してワークの良否を判別する
検知部とで構成されていることを特徴とするものであ
る。
るワーク保持部と、 先端にワークの突部の厚み方向の半分に当接するV字当
接溝をもつ第1測定子と、 先端にワークの突部の厚み方向の他の半分に当接しかつ
第1測定子のV字当接溝と同じ形状のV字当接溝をもつ
第2測定子と、 ワーク保持部に保持されているワークに向けて第1測定
子および第2測定子の双方を前進可能およびワークから
離間可能に保持すると共に、第1測定子および第2測定
子の少なくとも一方を、ワーク保持部に保持されている
ワークの軸心を中心としてワークの回りを揺動するよう
に揺動可能に保持する測定子保持部と、 前記一方が揺動する方向における第1測定子および第2
測定子の相対ずれ量を検知してワークの良否を判別する
検知部とで構成されていることを特徴とするものであ
る。
ワーク保持部としては、ワークをこれの周方向に回動さ
せ得るように回動可能であることが望ましい。ワーク保
持部に保持されるワークとしては、外周部に径外方向に
突出する突部をもつものであればよく、例えば、等速ジ
ョイントで使用されるインポートジョイント更には外歯
をもつギヤ等とすることができる。
せ得るように回動可能であることが望ましい。ワーク保
持部に保持されるワークとしては、外周部に径外方向に
突出する突部をもつものであればよく、例えば、等速ジ
ョイントで使用されるインポートジョイント更には外歯
をもつギヤ等とすることができる。
検知部としては、簡易測定性を考慮してダイヤルゲー
ジ、ノギス等を採用できる。
ジ、ノギス等を採用できる。
[作用] 本考案の簡易位置度測定装置では、第1測定子のV字当
接溝はワークの突部の厚み方向の半分に当接され、第2
測定子のV字当接溝はワークの突部の厚み方向の半分に
当接される。そして、第1測定子と第2測定子とのずれ
量によりワークの突部の良否が判別される。
接溝はワークの突部の厚み方向の半分に当接され、第2
測定子のV字当接溝はワークの突部の厚み方向の半分に
当接される。そして、第1測定子と第2測定子とのずれ
量によりワークの突部の良否が判別される。
[実施例] 以下、本考案の一実施例について第1図〜第7図を参照
して説明する。
して説明する。
本実施例の簡易位置度測定装置で測定するワークWはイ
ンポートジョイントである。本実施例の簡易位置度測定
装置は、ワーク保持部1と、第1測定子2と、第2測定
子3と、測定子保持部4と、検知部5とで構成されてい
る。
ンポートジョイントである。本実施例の簡易位置度測定
装置は、ワーク保持部1と、第1測定子2と、第2測定
子3と、測定子保持部4と、検知部5とで構成されてい
る。
第1図に示すようにワーク保持部1は、外周部に径外方
向に突出する突部W10をもつワークWを水平方向に保
持するものである。ワーク保持部1は、ワークWの周方
向に水平向きで回転可能かつ所定の回転位置に固定可能
な回転ユニット10と、回転ユニット10に配設されワ
ークWを挟持するための3組のクランプ爪11と、回転
ユニット10を基準位置に固定するためのボルト12と
を備えている。ここで、ワークWは回転ユニット10に
より1次位置決めされ、更にクランプ爪11で最終的に
位置決めされる。
向に突出する突部W10をもつワークWを水平方向に保
持するものである。ワーク保持部1は、ワークWの周方
向に水平向きで回転可能かつ所定の回転位置に固定可能
な回転ユニット10と、回転ユニット10に配設されワ
ークWを挟持するための3組のクランプ爪11と、回転
ユニット10を基準位置に固定するためのボルト12と
を備えている。ここで、ワークWは回転ユニット10に
より1次位置決めされ、更にクランプ爪11で最終的に
位置決めされる。
第1図に示すように第1測定子2の先端には、ワークW
の突部W10の厚み方向の上半分に当接するV字形状の
V字当接溝20が形成されている。V字当接溝20には
逃げ溝20aが形成されている。
の突部W10の厚み方向の上半分に当接するV字形状の
V字当接溝20が形成されている。V字当接溝20には
逃げ溝20aが形成されている。
第2図に示すように第2測定子3の先端には、第1測定
子2のV字当接溝20と同じ形状のV字当接溝30が形
成されている。第2測定子3のV字当接溝30は、ワー
クWの突部W10の厚み方向の他の半分つまり下半分に
当接するものである。第5図に示すように、第1測定子
2には球面凹状のボール受け部21が複数個形成されて
おり、各ボール受け部21にはスライドボール22、2
3がそれぞれ保持されている。第2図に示すように第2
測定子3にも同様にボール受け部31が形成され、ボー
ル受け部31にはスライドボール32、33が保持され
ている。
子2のV字当接溝20と同じ形状のV字当接溝30が形
成されている。第2測定子3のV字当接溝30は、ワー
クWの突部W10の厚み方向の他の半分つまり下半分に
当接するものである。第5図に示すように、第1測定子
2には球面凹状のボール受け部21が複数個形成されて
おり、各ボール受け部21にはスライドボール22、2
3がそれぞれ保持されている。第2図に示すように第2
測定子3にも同様にボール受け部31が形成され、ボー
ル受け部31にはスライドボール32、33が保持され
ている。
測定子保持部4は、ボールスライド方式で第1測定子2
および第2測定子3を前進および後退可能、揺動可能に
保持するものである。本実施例では、測定子保持部4
は、第1図および第2図に示すように、固定台40と、
固定台40に配設されガイド面41をもつガイド台42
と、矢印A方向につまりワークWに向けて前進した矢印
Aと反対の方向につまりワークWから離間したりする可
動部44と、可動部44を前進させたり離間させたりす
る際に操作されるハンドル45と、可動部44を矢印A
方向に付勢するバネ47とを備えている。第7図に示す
ように、ガイド台42と可動台44との間には滑りボー
ル48が介在しており、可動部44の移動性を確保して
いる。
および第2測定子3を前進および後退可能、揺動可能に
保持するものである。本実施例では、測定子保持部4
は、第1図および第2図に示すように、固定台40と、
固定台40に配設されガイド面41をもつガイド台42
と、矢印A方向につまりワークWに向けて前進した矢印
Aと反対の方向につまりワークWから離間したりする可
動部44と、可動部44を前進させたり離間させたりす
る際に操作されるハンドル45と、可動部44を矢印A
方向に付勢するバネ47とを備えている。第7図に示す
ように、ガイド台42と可動台44との間には滑りボー
ル48が介在しており、可動部44の移動性を確保して
いる。
更に、第1図に示すように可動部44の先端部にはガイ
ドプレート49が配設されている。第5図に示すよう
に、ガイドプレート49は、ワーク保持部1に保持され
ているワークWの回転中心である軸心W2を中心として
所定の半径rで曲成された円弧状とされている。そし
て、第5図および第6図に示すように、ガイドプレート
49はスライドボール22、23により挟持されてお
り、その結果、第1測定子2は可動部44の先端部に保
持されている。したがって、第5図に示すように第1測
定子2に矢印B方向に外力が作用すると、ガイドプレー
ト49にそってスライドボール22、23が転動するの
で、第1測定子2は、ワーク保持部1に保持されている
ワークWの回転中心である軸心W2を中心として周方向
につまり矢印B方向に揺動することができる。第2測定
子3の場合も同様な機構である。即ち、第2図に示すよ
うに可動部44に設けられたガイドプレート49にそっ
てスライドボール32、33が転動するので、第2測定
子3もワークWの軸心W2を中心としてガイドプレート
49にそって矢印B方向に揺動することができる。
ドプレート49が配設されている。第5図に示すよう
に、ガイドプレート49は、ワーク保持部1に保持され
ているワークWの回転中心である軸心W2を中心として
所定の半径rで曲成された円弧状とされている。そし
て、第5図および第6図に示すように、ガイドプレート
49はスライドボール22、23により挟持されてお
り、その結果、第1測定子2は可動部44の先端部に保
持されている。したがって、第5図に示すように第1測
定子2に矢印B方向に外力が作用すると、ガイドプレー
ト49にそってスライドボール22、23が転動するの
で、第1測定子2は、ワーク保持部1に保持されている
ワークWの回転中心である軸心W2を中心として周方向
につまり矢印B方向に揺動することができる。第2測定
子3の場合も同様な機構である。即ち、第2図に示すよ
うに可動部44に設けられたガイドプレート49にそっ
てスライドボール32、33が転動するので、第2測定
子3もワークWの軸心W2を中心としてガイドプレート
49にそって矢印B方向に揺動することができる。
検知部5は、第2測定子3に固定されたダイヤルゲージ
ホルダー50と、ダイヤルゲージホルダー50に保持さ
れたダイヤルゲージ51と、測定子保持部4を装備した
図略の定盤に固定されたダイヤルゲージホルダー52
と、ダイヤルゲージホルダー52を介して図略の定盤に
保持されたダイヤルゲージ53とを備えている。ダイヤ
ルゲージ51の検出棒51aの先端部は、ダイヤルゲー
ジ51に内蔵されているバネにより第1測定子2の側面
に付勢されて当接している。同様にダイヤルゲージ53
の検出棒53aの先端部は、ダイヤルゲージ53に内蔵
されているバネにより第1測定子2側の当接部25に付
勢されて当接している。ここで、第1測定子2と第3図
測定子3とが矢印A方向の向きで共に変位してワーク保
持部1に接近した場合には、その変位量はダイヤルゲー
ジ53の針の指す目盛りで検知される。また第1測定子
2と第2測定子3とがワークWの周方向つまり矢印B方
向の向きで相対変位している場合には、その変位量はダ
イヤルゲージ51の針の指す目盛りで検知される。
ホルダー50と、ダイヤルゲージホルダー50に保持さ
れたダイヤルゲージ51と、測定子保持部4を装備した
図略の定盤に固定されたダイヤルゲージホルダー52
と、ダイヤルゲージホルダー52を介して図略の定盤に
保持されたダイヤルゲージ53とを備えている。ダイヤ
ルゲージ51の検出棒51aの先端部は、ダイヤルゲー
ジ51に内蔵されているバネにより第1測定子2の側面
に付勢されて当接している。同様にダイヤルゲージ53
の検出棒53aの先端部は、ダイヤルゲージ53に内蔵
されているバネにより第1測定子2側の当接部25に付
勢されて当接している。ここで、第1測定子2と第3図
測定子3とが矢印A方向の向きで共に変位してワーク保
持部1に接近した場合には、その変位量はダイヤルゲー
ジ53の針の指す目盛りで検知される。また第1測定子
2と第2測定子3とがワークWの周方向つまり矢印B方
向の向きで相対変位している場合には、その変位量はダ
イヤルゲージ51の針の指す目盛りで検知される。
さて、簡易位置度測定装置を使用する場合についてその
作用と共に説明する。先ず、正規の形状および寸法をも
つ原器であるマスタW3を用い、ワーク保持部1にマス
タW3を保持し、マスタW3の突部W10をワーク保持
部1の基準位置に設定する。そして、その状態で、ハン
ドル45を操作して測定子保持部4の可動部44を矢印
A方向に、つまりワーク保持部1に向けて前進させ、こ
れにより第1測定子2のV字測定溝20をマスタW3の
突部W10の上半分に当接させるとともに、第2測定子
3のV字当接溝30をマスタW3の突部W10の下半分
に当接させる。正規の形状および寸法をもつ原器である
マスタW3の場合には、矢印B方向における第1測定子
2と第2測定子3との間のずれ量は実質的にないので、
ダイヤルゲージ51の針は目盛り0を指している。
作用と共に説明する。先ず、正規の形状および寸法をも
つ原器であるマスタW3を用い、ワーク保持部1にマス
タW3を保持し、マスタW3の突部W10をワーク保持
部1の基準位置に設定する。そして、その状態で、ハン
ドル45を操作して測定子保持部4の可動部44を矢印
A方向に、つまりワーク保持部1に向けて前進させ、こ
れにより第1測定子2のV字測定溝20をマスタW3の
突部W10の上半分に当接させるとともに、第2測定子
3のV字当接溝30をマスタW3の突部W10の下半分
に当接させる。正規の形状および寸法をもつ原器である
マスタW3の場合には、矢印B方向における第1測定子
2と第2測定子3との間のずれ量は実質的にないので、
ダイヤルゲージ51の針は目盛り0を指している。
次に、クランプ爪11を外してワーク保持部1からマス
タW3を外してワーク保持部1に、実際の鋳造品または
緞造品であるワークWをクランプ爪11でワーク保持部
1に保持し、ワークWの突部W10のワーク保持部1の
基準位置に設定する。この状態では、第3図に一部を示
すように、ダイヤルゲージの針51は目盛り「0」を指
している。第1測定子2および第2測定子3がワークW
に当接していないからである。
タW3を外してワーク保持部1に、実際の鋳造品または
緞造品であるワークWをクランプ爪11でワーク保持部
1に保持し、ワークWの突部W10のワーク保持部1の
基準位置に設定する。この状態では、第3図に一部を示
すように、ダイヤルゲージの針51は目盛り「0」を指
している。第1測定子2および第2測定子3がワークW
に当接していないからである。
そして、その状態で、ハンドル45を押圧操作して測定
子保持部4の可動部44を矢印A方向に、つまりワーク
保持部1に向けて前進させ、これにより第1測定子2の
V字当接溝20をワークWの突部W10の上半分に当接
させるとともに、第2測定子3のV字当接溝30をワー
クWの突部W10の下半分に当接させる。
子保持部4の可動部44を矢印A方向に、つまりワーク
保持部1に向けて前進させ、これにより第1測定子2の
V字当接溝20をワークWの突部W10の上半分に当接
させるとともに、第2測定子3のV字当接溝30をワー
クWの突部W10の下半分に当接させる。
このときバネ47の付勢力により第1測定子2および第
2測定子3はワークWの突部W10に付勢されて密接し
ている。
2測定子3はワークWの突部W10に付勢されて密接し
ている。
ところで、ワークWの突部W10の上半分と下半分との
間に型ずれが発生しているときには、ずれ量に相当する
量、第1測定子2および第2測定子3が相対的に変位す
る。即ち、ワークWの突部W10の厚み方向の上半分と
下半分とがワークWの周方向(矢印B方向)にずれてい
る場合には、第1測定子2および第2測定子3はワーク
Wの周方向に相対変位しており、その相対変位量はタイ
ヤルゲージ51の針により定量的に検知される。第1測
定子2および第2測定子3との矢印B方向における相対
変位の動きは、スライドボール22、23、スライドボ
ール32、33の転動作用により円滑に行なわれる。
間に型ずれが発生しているときには、ずれ量に相当する
量、第1測定子2および第2測定子3が相対的に変位す
る。即ち、ワークWの突部W10の厚み方向の上半分と
下半分とがワークWの周方向(矢印B方向)にずれてい
る場合には、第1測定子2および第2測定子3はワーク
Wの周方向に相対変位しており、その相対変位量はタイ
ヤルゲージ51の針により定量的に検知される。第1測
定子2および第2測定子3との矢印B方向における相対
変位の動きは、スライドボール22、23、スライドボ
ール32、33の転動作用により円滑に行なわれる。
このようにして1個の突部W10の測定が終了したら、
測定子保持部4のハンドル45を操作して可動部46を
ワーク保持部1から離間するように後退させ、第1測定
子2および第2測定子3をワークWから逃がす。する
と、第1測定子2と第2測定子3とが合致するように整
列し、ダイヤルゲージ51、53の針は目盛り「0」を
指す。
測定子保持部4のハンドル45を操作して可動部46を
ワーク保持部1から離間するように後退させ、第1測定
子2および第2測定子3をワークWから逃がす。する
と、第1測定子2と第2測定子3とが合致するように整
列し、ダイヤルゲージ51、53の針は目盛り「0」を
指す。
なお、可動部44を後退させた場合に、ハンドル45に
形成されている図略の係止爪を係止させれば、可動部4
4はワークWから逃げている状態で保持される。
形成されている図略の係止爪を係止させれば、可動部4
4はワークWから逃げている状態で保持される。
次に、ワークWの突部W10と別の突部W11を測定す
る場合には、ボルト12を緩めるか外すかし、その状態
でワーク保持部1の回転ユニット10を回転させ、別の
突部W11を基準位置に設定する。そして、前述同様
に、ハンドル45を操作して測定子保持部4の可動部4
4を矢印A方向につまりワーク保持部1に向けて前進さ
せ、これにより第1測定子2のV字当接溝20をワーク
Wの突部W11の上半分に当接させるとともに、第2測
定子3のV字当接溝30をワークWの突部W11の下半
分に当接させる。そして、ダイヤルゲージ51の針が指
す目盛りで別の突部W11の良否を定量的に判別する。
る場合には、ボルト12を緩めるか外すかし、その状態
でワーク保持部1の回転ユニット10を回転させ、別の
突部W11を基準位置に設定する。そして、前述同様
に、ハンドル45を操作して測定子保持部4の可動部4
4を矢印A方向につまりワーク保持部1に向けて前進さ
せ、これにより第1測定子2のV字当接溝20をワーク
Wの突部W11の上半分に当接させるとともに、第2測
定子3のV字当接溝30をワークWの突部W11の下半
分に当接させる。そして、ダイヤルゲージ51の針が指
す目盛りで別の突部W11の良否を定量的に判別する。
以上説明したように本実施例では、ワークWの突部W1
0、W11等の厚み方向の上半分と下半分との周方向
(矢印B方向)のずれ量を簡単に検知することができ
る。
0、W11等の厚み方向の上半分と下半分との周方向
(矢印B方向)のずれ量を簡単に検知することができ
る。
本考案の他の実施例を第8図および第9図に示す。この
実施例は前記した実施例の場合と基本的には同じであ
る。ただし、この実施例の場合、測定保持部6は、第1
保持部60と、第1保持部60の間に配設された第2保
持部61と、第2保持部61の間に配設された第3保持
部62と、第1保持部60と第2保持部61との間に介
装された転動ボール63と、第2保持部61と第3保持
部62との間に介装された転動ボール64とを備えてい
る。第3保持部62には、弾性収縮自在なバネ65を介
して第1測定子2が配置されている。更に、第2保持部
61には、弾性収縮自在なバネ65を介して第2測定子
3が配置されている。第8図および第9図に示す実施例
においても、前記した実施例と同様に、第1測定子2に
スライドボール22及び23が保持されていると共に、
第3保持部62にガイドプレート49が設けられてい
る。更に第2測定子3にスライドボール32及び33が
保持されていると共に、第2保持部61にガイドプレー
ト49が設けられている。
実施例は前記した実施例の場合と基本的には同じであ
る。ただし、この実施例の場合、測定保持部6は、第1
保持部60と、第1保持部60の間に配設された第2保
持部61と、第2保持部61の間に配設された第3保持
部62と、第1保持部60と第2保持部61との間に介
装された転動ボール63と、第2保持部61と第3保持
部62との間に介装された転動ボール64とを備えてい
る。第3保持部62には、弾性収縮自在なバネ65を介
して第1測定子2が配置されている。更に、第2保持部
61には、弾性収縮自在なバネ65を介して第2測定子
3が配置されている。第8図および第9図に示す実施例
においても、前記した実施例と同様に、第1測定子2に
スライドボール22及び23が保持されていると共に、
第3保持部62にガイドプレート49が設けられてい
る。更に第2測定子3にスライドボール32及び33が
保持されていると共に、第2保持部61にガイドプレー
ト49が設けられている。
ここで、第1測定子2および第2測定子3に矢印B方向
に外力が作用すると、バネ65が弾性変形すると共に、
スライドボール22、23がガイドプレート49にそっ
て転動し、スライドボール32、33がガイドプレート
49にそって転動するので、第1測定子2および第2測
定子3は周方向に揺動することが可能である。
に外力が作用すると、バネ65が弾性変形すると共に、
スライドボール22、23がガイドプレート49にそっ
て転動し、スライドボール32、33がガイドプレート
49にそって転動するので、第1測定子2および第2測
定子3は周方向に揺動することが可能である。
第8図および第9図に示す実施例では、第2保持部61
は、転動ローラ63の転動により、第1保持部60に対
して矢印A方向に移動することができ、これにより第2
保持部61に保持されている第2測定子3はワークWに
対して前進したり、離間したりすることができる。第3
保持部62は、転動ローラ64の転動により、第2保持
部61に対して矢印A方向に移動することができ、これ
により第3保持部62に保持されている第1測定子2は
ワークWに対して前進したり、離間したりすることがで
きる。
は、転動ローラ63の転動により、第1保持部60に対
して矢印A方向に移動することができ、これにより第2
保持部61に保持されている第2測定子3はワークWに
対して前進したり、離間したりすることができる。第3
保持部62は、転動ローラ64の転動により、第2保持
部61に対して矢印A方向に移動することができ、これ
により第3保持部62に保持されている第1測定子2は
ワークWに対して前進したり、離間したりすることがで
きる。
第9図に示すように検知部7は、第1保持部60に固定
された当て板70と、第2保持部61に保持され検知棒
71が当て板70に当接するダイヤルゲージ72と、第
2保持部61に固定された当て板73と、第3保持部6
2に保持され検出棒74が当て板73に当接するダイヤ
ルゲージ75とを備えており、更に、検出棒78の先端
が第1測定子2に当接するダイヤルゲージ77と、検出
棒80の先端が第2測定子3に当接するダイヤルゲージ
79とを備えている。なお、ダイヤルゲージ77は第2
測定子3に保持され、ダイヤルゲージ79は第1保持部
60に保持されている。
された当て板70と、第2保持部61に保持され検知棒
71が当て板70に当接するダイヤルゲージ72と、第
2保持部61に固定された当て板73と、第3保持部6
2に保持され検出棒74が当て板73に当接するダイヤ
ルゲージ75とを備えており、更に、検出棒78の先端
が第1測定子2に当接するダイヤルゲージ77と、検出
棒80の先端が第2測定子3に当接するダイヤルゲージ
79とを備えている。なお、ダイヤルゲージ77は第2
測定子3に保持され、ダイヤルゲージ79は第1保持部
60に保持されている。
この実施例では、第1保持部60に対する第2保持部6
1の相対移動量はダイヤルゲージ72の針の目盛りで検
知される。第2保持部61に対する第3保持部62の相
対移動量はダイヤルゲージ75の針の目盛りで検知され
る。
1の相対移動量はダイヤルゲージ72の針の目盛りで検
知される。第2保持部61に対する第3保持部62の相
対移動量はダイヤルゲージ75の針の目盛りで検知され
る。
第1測定子2の矢印B方向の第2測定子3との相対ずれ
量はダイヤルゲージ77で検知される。第2測定子3の
矢印B方向のずれ量はダイヤルゲージ79で検知され
る。
量はダイヤルゲージ77で検知される。第2測定子3の
矢印B方向のずれ量はダイヤルゲージ79で検知され
る。
この実施例においても、前記した実施例の場合と同じ効
果が得られ、第1測定子2および第2測定子3をワーク
Wの突部W10に当接する操作により、ワークWの突部
W10の厚み方向の上半分と下半分との周方向(矢印B
方向)のずれ、および、ワークWの厚み方向の上半分と
下半分との径方向(矢印A方向)のずれを簡単に検知す
ることができるものである。
果が得られ、第1測定子2および第2測定子3をワーク
Wの突部W10に当接する操作により、ワークWの突部
W10の厚み方向の上半分と下半分との周方向(矢印B
方向)のずれ、および、ワークWの厚み方向の上半分と
下半分との径方向(矢印A方向)のずれを簡単に検知す
ることができるものである。
なお、上記した実施例では第1測定子2および第2測定
子3の双方をワークWの軸心W2を中心として揺動する
構成としているが、これに代えていずれか一方を非揺動
タイプとしてもよい。
子3の双方をワークWの軸心W2を中心として揺動する
構成としているが、これに代えていずれか一方を非揺動
タイプとしてもよい。
[考案の効果] 本考案の簡易位置度測定装置によれば、第1測定子およ
び第2測定子をワークの突部に当接する操作により、ワ
ークの突部の厚み方向の半分と他の半分との周方向のず
れを簡単に検知することができる。
び第2測定子をワークの突部に当接する操作により、ワ
ークの突部の厚み方向の半分と他の半分との周方向のず
れを簡単に検知することができる。
第1図〜第7図は本考案の一実施例を示し、第1図は平
面図、第2図は側面図、第3図は第1測定子および第2
測定子を当接させる前の状態の概略平面図、第4図は第
1測定子および第2測定子を当接させた後の状態の概略
平面図、第5図は第1測定子の要部の概略平面図、第6
図は第1測定子の要部の概略側面図、第7図は可動部の
可動機構を模式的に示す断面図である。 第8図および第9図は本考案の他の実施例を示し、第8
図は平面図、第9図は側面図である。 第10図は従来装置の測定手段を示す説明図である。 図中、1はワーク保持部、10は回転ユニット、2は第
1測定子、20はV字当接溝、22、23はスライドボ
ール、3は第2測定子、30はV字当接溝、32、33
はスライドボール、4は測定子保持部、44は可動台、
45はハンドル、49はガイドプレート、5は検知部を
それぞれ示す。
面図、第2図は側面図、第3図は第1測定子および第2
測定子を当接させる前の状態の概略平面図、第4図は第
1測定子および第2測定子を当接させた後の状態の概略
平面図、第5図は第1測定子の要部の概略平面図、第6
図は第1測定子の要部の概略側面図、第7図は可動部の
可動機構を模式的に示す断面図である。 第8図および第9図は本考案の他の実施例を示し、第8
図は平面図、第9図は側面図である。 第10図は従来装置の測定手段を示す説明図である。 図中、1はワーク保持部、10は回転ユニット、2は第
1測定子、20はV字当接溝、22、23はスライドボ
ール、3は第2測定子、30はV字当接溝、32、33
はスライドボール、4は測定子保持部、44は可動台、
45はハンドル、49はガイドプレート、5は検知部を
それぞれ示す。
Claims (1)
- 【請求項1】外周部に径外方向に突出する突部をもつワ
ークを保持するワーク保持部と、 先端に前記ワークの前記突部の厚み方向の半分に当接す
るV字当接溝をもつ第1測定子と、 先端に前記ワークの前記突部の厚み方向の他の半分に当
接しかつ前記第1測定子の前記V字当接溝と同じ形状の
V字当接溝をもつ第2測定子と、 前記ワーク保持部に保持されている前記ワークに向けて
前記第1測定子および前記第2測定子の双方を前進可能
および前記ワークから離間可能に保持すると共に、前記
第1測定子および前記第2測定子の少なくとも一方を、
前記ワーク保持部に保持されている前記ワークの軸心を
中心として前記ワークの回りを揺動するように揺動可能
に保持する測定子保持部と、 前記一方が揺動する方向における前記第1測定子および
前記第2測定子の相対ずれ量を検知して前記ワークの良
否を判別する検知部とで構成されていることを特徴とす
る簡易位置度測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12766388U JPH0626801Y2 (ja) | 1988-09-29 | 1988-09-29 | 簡易位置度測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12766388U JPH0626801Y2 (ja) | 1988-09-29 | 1988-09-29 | 簡易位置度測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0248805U JPH0248805U (ja) | 1990-04-04 |
| JPH0626801Y2 true JPH0626801Y2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=31380292
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12766388U Expired - Lifetime JPH0626801Y2 (ja) | 1988-09-29 | 1988-09-29 | 簡易位置度測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0626801Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2532519Y2 (ja) * | 1991-05-31 | 1997-04-16 | いすゞ自動車株式会社 | 軸間距離測定具 |
| CN113074687B (zh) * | 2021-04-01 | 2022-11-25 | 倪根林 | 一种测量仪及测量方法 |
| CN113899278B (zh) * | 2021-09-29 | 2023-11-21 | 中国航发动力股份有限公司 | 一种扇形外环两侧面位置度检测装置及检测方法 |
| CN116182762B (zh) * | 2023-04-26 | 2023-07-21 | 南京泰普森自动化设备有限公司 | 位置度测量组件、装置及方法 |
-
1988
- 1988-09-29 JP JP12766388U patent/JPH0626801Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0248805U (ja) | 1990-04-04 |
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