JPH0626944B2 - 無段変速機のライン圧制御装置 - Google Patents
無段変速機のライン圧制御装置Info
- Publication number
- JPH0626944B2 JPH0626944B2 JP59254778A JP25477884A JPH0626944B2 JP H0626944 B2 JPH0626944 B2 JP H0626944B2 JP 59254778 A JP59254778 A JP 59254778A JP 25477884 A JP25477884 A JP 25477884A JP H0626944 B2 JPH0626944 B2 JP H0626944B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- line pressure
- continuously variable
- target
- variable transmission
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60W—CONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
- B60W2552/00—Input parameters relating to infrastructure
- B60W2552/15—Road slope, i.e. the inclination of a road segment in the longitudinal direction
Landscapes
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、Vベルト式無段変速機の駆動プーリ及び従動
プーリに変速動作を行わせるに際し、これら駆動プーリ
及び従動プーリの夫々に設けられたシリンダ室に供給さ
れる作動圧油の油圧(ライン圧)を制御する無段変速機
のライン圧制御装置に関する。
プーリに変速動作を行わせるに際し、これら駆動プーリ
及び従動プーリの夫々に設けられたシリンダ室に供給さ
れる作動圧油の油圧(ライン圧)を制御する無段変速機
のライン圧制御装置に関する。
(従来技術) 夫々V字状の溝が形成された駆動プーリと従動プーリと
を有し、この両プーリ間にベルトが張架されて構成され
る無段変速機を介して、エンジンと車輪との間の動力の
伝達を行うようにされた車輌においては、無断変速機の
駆動プーリ及び従動プーリに設けられたシリンダ室の夫
々に供給される作動圧油の流量に応じて両プーリの溝幅
が拡大もしくは縮小されることにより、変速比が連続的
に変化せしめられる。
を有し、この両プーリ間にベルトが張架されて構成され
る無段変速機を介して、エンジンと車輪との間の動力の
伝達を行うようにされた車輌においては、無断変速機の
駆動プーリ及び従動プーリに設けられたシリンダ室の夫
々に供給される作動圧油の流量に応じて両プーリの溝幅
が拡大もしくは縮小されることにより、変速比が連続的
に変化せしめられる。
斯かる車輌における無段変速機については、車輌のエン
ジンと車輪との間の駆動力の伝達を効率良く、かつ、確
実に行うため、ベルトと駆動プーリ及び従動プーリの夫
々との間の滑りを極力低減せしめ、しかも、ベルトの耐
久性を損わないようにすべく、ベルトに対する駆動プー
リ及び従動プーリの夫々の押圧力を伝達すべき駆動力に
対して常時適正に保つようにすることが望まれる。
ジンと車輪との間の駆動力の伝達を効率良く、かつ、確
実に行うため、ベルトと駆動プーリ及び従動プーリの夫
々との間の滑りを極力低減せしめ、しかも、ベルトの耐
久性を損わないようにすべく、ベルトに対する駆動プー
リ及び従動プーリの夫々の押圧力を伝達すべき駆動力に
対して常時適正に保つようにすることが望まれる。
このため、従来においては、駆動プーリ及び従動プーリ
と夫々に設けられるシリンダ室に供給される作動圧油の
油圧(ライン圧)を、エンジン回転数と変速比に関連さ
せて、あるいは、例えば、特開昭58-39871号公報に示さ
れる如く、吸気負圧等に現れるエンジン負荷と変速比に
関連させて制御し、ベルトに対する駆動プーリ及び従動
プーリの夫々の押圧力を伝達すべき駆動力に対応させて
変化させるべくはかった無段変速機のライン圧制御装置
が提案されている。
と夫々に設けられるシリンダ室に供給される作動圧油の
油圧(ライン圧)を、エンジン回転数と変速比に関連さ
せて、あるいは、例えば、特開昭58-39871号公報に示さ
れる如く、吸気負圧等に現れるエンジン負荷と変速比に
関連させて制御し、ベルトに対する駆動プーリ及び従動
プーリの夫々の押圧力を伝達すべき駆動力に対応させて
変化させるべくはかった無段変速機のライン圧制御装置
が提案されている。
しかしながら、上述の如くに、ライン圧をエンジン回転
数あるいはエンジン負荷と変速比に関連させて制御する
ようにした従来の無段変速機のライン圧制御装置にあっ
ては、実際のエンジン回転数あるいはエンジン負荷及び
変速比を計測し、その結果に基づいて制御されたライン
圧を発生させるようになされているので、エンジン回転
数あるいはエンジン負荷及び変速比等の変化に対しての
応答性あるいは追従性が良好でなく、車輌のアクセルベ
ダルが踏込まれて加速が行われる場合等において、ライ
ン圧制御がエンジン回転数あるいはエンジン負荷及び変
速比等の比較的早い変化に対応できず、ベルトと駆動ペ
ーリ及び従動プーリとの間に滑りが発生することになる
等の不都合を生じる虞がある。また、このようなベルト
と駆動プーリ及び従動プーリとの間の滑りを回避する対
策として、予めライン圧を高めておくことが考えられる
が、斯かる場合には、燃費の悪化がまねかれることにな
る不都合が生じる。さらに、エンジンブレーキ作動時や
クラッチ断続切換作動時等においては、エンジン回転数
あるいはエンジン負荷及び変速比以外のものにベルト伝
達力が支配されることになるため、適正なライン圧が得
られないという問題もある。
数あるいはエンジン負荷と変速比に関連させて制御する
ようにした従来の無段変速機のライン圧制御装置にあっ
ては、実際のエンジン回転数あるいはエンジン負荷及び
変速比を計測し、その結果に基づいて制御されたライン
圧を発生させるようになされているので、エンジン回転
数あるいはエンジン負荷及び変速比等の変化に対しての
応答性あるいは追従性が良好でなく、車輌のアクセルベ
ダルが踏込まれて加速が行われる場合等において、ライ
ン圧制御がエンジン回転数あるいはエンジン負荷及び変
速比等の比較的早い変化に対応できず、ベルトと駆動ペ
ーリ及び従動プーリとの間に滑りが発生することになる
等の不都合を生じる虞がある。また、このようなベルト
と駆動プーリ及び従動プーリとの間の滑りを回避する対
策として、予めライン圧を高めておくことが考えられる
が、斯かる場合には、燃費の悪化がまねかれることにな
る不都合が生じる。さらに、エンジンブレーキ作動時や
クラッチ断続切換作動時等においては、エンジン回転数
あるいはエンジン負荷及び変速比以外のものにベルト伝
達力が支配されることになるため、適正なライン圧が得
られないという問題もある。
(発明の目的) 斯かる点に鑑み本発明は、無段変速機のベルトが張架さ
れる駆動プーリ及び従動プーリに設けられたシリンダ室
に供給されるライン圧を制御して、駆動プーリ及び従動
プーリとベルトとの間に滑りを発生することなく確実に
駆動力の伝達が行われるようになし、かつ、ベルトの耐
久性が向上せしめられるようになすことができ、しか
も、ライン圧制御のエンジン出力等の変化に対する応答
性あるいは追従性を良好なものになし得、さらに、エン
ジンブレーキ作動時等においても適正なライン圧を得る
ことができるようにされた無段変速機のライン圧制御装
置を提供することを目的とする。
れる駆動プーリ及び従動プーリに設けられたシリンダ室
に供給されるライン圧を制御して、駆動プーリ及び従動
プーリとベルトとの間に滑りを発生することなく確実に
駆動力の伝達が行われるようになし、かつ、ベルトの耐
久性が向上せしめられるようになすことができ、しか
も、ライン圧制御のエンジン出力等の変化に対する応答
性あるいは追従性を良好なものになし得、さらに、エン
ジンブレーキ作動時等においても適正なライン圧を得る
ことができるようにされた無段変速機のライン圧制御装
置を提供することを目的とする。
(発明の構成) 本発明に係る無段変速機のライン圧制御装置は、第1図
にその基本構成が示される如く、夫々にベルトが張架さ
れるV字状の溝が形成されるとともにシリンダ室が設け
られた駆動プーリ及び従動プーリを有し、各シリンダ室
に供給される作動圧油の作用により駆動プーリ及び従動
プーリの溝の幅を変化させて変速比を連続的に変え得る
とともに、各シリンダ室に供給される作動圧油の油圧に
応じて駆動プーリと従動プーリとの間におけるベルト伝
達力を変化し得るようにされて車輌に搭載された無段変
速機構のシリンダ室に、作動圧油を選択的に供給する作
動圧油制御部と、この作動圧油制御部によりシリンダ室
に供給される作動圧油の油圧を変化させるライン圧調整
部と、ライン圧調整部を車輌に要求される走行性能(目
標性能という)に応じて制御するライン圧制御部とを備
えて構成される。そして、ライン圧制御部は、目標性能
を設定する目標性能設定手段、設定された目標性能を達
成するため必要な駆動力の伝達に要される無段変速機構
の駆動プーリと従動プーリとの間における目標ベルト伝
達力を算出するベルト伝達力演算手段、及び、シリンダ
室に供給される作動圧油の油圧を目標ベルト伝達力が得
られるものとすべくライン圧調整部に制御信号を送出す
るライン圧制御信号供給手段を含むものとされる。
にその基本構成が示される如く、夫々にベルトが張架さ
れるV字状の溝が形成されるとともにシリンダ室が設け
られた駆動プーリ及び従動プーリを有し、各シリンダ室
に供給される作動圧油の作用により駆動プーリ及び従動
プーリの溝の幅を変化させて変速比を連続的に変え得る
とともに、各シリンダ室に供給される作動圧油の油圧に
応じて駆動プーリと従動プーリとの間におけるベルト伝
達力を変化し得るようにされて車輌に搭載された無段変
速機構のシリンダ室に、作動圧油を選択的に供給する作
動圧油制御部と、この作動圧油制御部によりシリンダ室
に供給される作動圧油の油圧を変化させるライン圧調整
部と、ライン圧調整部を車輌に要求される走行性能(目
標性能という)に応じて制御するライン圧制御部とを備
えて構成される。そして、ライン圧制御部は、目標性能
を設定する目標性能設定手段、設定された目標性能を達
成するため必要な駆動力の伝達に要される無段変速機構
の駆動プーリと従動プーリとの間における目標ベルト伝
達力を算出するベルト伝達力演算手段、及び、シリンダ
室に供給される作動圧油の油圧を目標ベルト伝達力が得
られるものとすべくライン圧調整部に制御信号を送出す
るライン圧制御信号供給手段を含むものとされる。
このように構成されることにより、ライン圧制御部によ
り、設定された目標性能、例えば、車輌のエンジンの負
荷を変化させるアクセル調整部の操作状態に応じて設定
された目標車輌加速度あるいは目標車輌減速度に応じて
ライン圧が制御され、当該目標性能が、ベルトと駆動プ
ーリ及び従動プーリとの間に滑りを生ぜしめず、しか
も、ベルトの耐久性を低下させない適正なベルトに対す
る駆動プーリ及び従動プーリの押圧力をもって達成され
るようになされる。従って、ベルトに対する駆動プーリ
及び従動プーリの押圧力を伝達すべき駆動力に対して適
正になすライン圧制御が、エンジン出力等の変化に対し
て良好な応答性あるいは追従性をもってなされることに
なる。
り、設定された目標性能、例えば、車輌のエンジンの負
荷を変化させるアクセル調整部の操作状態に応じて設定
された目標車輌加速度あるいは目標車輌減速度に応じて
ライン圧が制御され、当該目標性能が、ベルトと駆動プ
ーリ及び従動プーリとの間に滑りを生ぜしめず、しか
も、ベルトの耐久性を低下させない適正なベルトに対す
る駆動プーリ及び従動プーリの押圧力をもって達成され
るようになされる。従って、ベルトに対する駆動プーリ
及び従動プーリの押圧力を伝達すべき駆動力に対して適
正になすライン圧制御が、エンジン出力等の変化に対し
て良好な応答性あるいは追従性をもってなされることに
なる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第2図は本発明に係る無段変速機のライン圧制御装置の
一例が適用される車輌の駆動制御部の概要を示す。第2
図において、エンジン1の吸気通路2にはエンジン1の
負荷を変化させるスロットルバルブ3が配設されてい
る。このスロットルバルブ3はスロットルアクチュエー
タ4により開閉駆動され、その開度はスロットルポジシ
ョンセンサ5で検出されるようになされている。なお、
吸気通路2のスロットルバルブ3下流側の末部は、分岐
路2a,2b,2c,2dとなって各気筒に連通するよ
うにされており、これら各分岐路2a,2b,2c,2
dには、図示されていない燃料噴射弁が配設されてい
る。
一例が適用される車輌の駆動制御部の概要を示す。第2
図において、エンジン1の吸気通路2にはエンジン1の
負荷を変化させるスロットルバルブ3が配設されてい
る。このスロットルバルブ3はスロットルアクチュエー
タ4により開閉駆動され、その開度はスロットルポジシ
ョンセンサ5で検出されるようになされている。なお、
吸気通路2のスロットルバルブ3下流側の末部は、分岐
路2a,2b,2c,2dとなって各気筒に連通するよ
うにされており、これら各分岐路2a,2b,2c,2
dには、図示されていない燃料噴射弁が配設されてい
る。
エンジン1の出力軸6はクラッチ7及び切換歯車列8を
介して無段変速機9に接続され、この無段変速機9の出
力軸10はディファレンシャルギア11を介して駆動輪
12に接続されている。
介して無段変速機9に接続され、この無段変速機9の出
力軸10はディファレンシャルギア11を介して駆動輪
12に接続されている。
また、エンジン1の出力軸6の回転数を検出するエンジ
ン回転数検出センサ13,クラッチ7の出力軸14の回
転数を検出するクラッチ出力軸回転数検出センサ15,
無段変速機9の入力軸16の回転数を検出する変速機入
力軸回転数検出センサ17,さらに無段変速機9の出力
軸10の回転数、従って、車速を検出する変速機出力軸
回転数検出センサ18が、夫々、所定の位置に設置され
ている。そして、前述のスロットルポジションセンサ5
からのスロットルポジション信号P5,上述のエンジン
回転数検出センサ13からのエンジン回転数信号P2,
クラッチ出力軸回転数検出センサ15からのクラッチ出
力軸回転数信号P4,変速機入力軸回転数検出センサ1
7からの変速機入力軸回転数信号P6、変速機出力軸回
転数検出センサ18からの変速機出力軸回転数信号P8
の夫々は、インターフェース部19とCPU20とメモ
リ21とを主要構成要素として構成される電子制御回路
部22に入力される。
ン回転数検出センサ13,クラッチ7の出力軸14の回
転数を検出するクラッチ出力軸回転数検出センサ15,
無段変速機9の入力軸16の回転数を検出する変速機入
力軸回転数検出センサ17,さらに無段変速機9の出力
軸10の回転数、従って、車速を検出する変速機出力軸
回転数検出センサ18が、夫々、所定の位置に設置され
ている。そして、前述のスロットルポジションセンサ5
からのスロットルポジション信号P5,上述のエンジン
回転数検出センサ13からのエンジン回転数信号P2,
クラッチ出力軸回転数検出センサ15からのクラッチ出
力軸回転数信号P4,変速機入力軸回転数検出センサ1
7からの変速機入力軸回転数信号P6、変速機出力軸回
転数検出センサ18からの変速機出力軸回転数信号P8
の夫々は、インターフェース部19とCPU20とメモ
リ21とを主要構成要素として構成される電子制御回路
部22に入力される。
さらに、運転者により操作されるアクセルベダル23の
踏込量、即ち、アクセル開度がアクセル開度検出センサ
24により検出され、ブレーキペダル25の踏込状態が
ブレーキ作動検出センサ26により検出され、さらに、
シフトレバー27の変速位置がシフトレバーポジション
検出センサ28により検出され、またさらに走行路面の
勾配が勾配センサ55により検出されて、アクセルペダ
ル23の踏込量に応じたアクセル開度信号P1,ブレー
キペダル25が踏込まれることによって得られるブレー
キ作動信号P3,シフトレバー27のポジションに応じ
たシフトレバーボジション信号P7及び路面勾配に応じ
た勾配信号P9が、夫々、電子制御回路部22に入力さ
れる。
踏込量、即ち、アクセル開度がアクセル開度検出センサ
24により検出され、ブレーキペダル25の踏込状態が
ブレーキ作動検出センサ26により検出され、さらに、
シフトレバー27の変速位置がシフトレバーポジション
検出センサ28により検出され、またさらに走行路面の
勾配が勾配センサ55により検出されて、アクセルペダ
ル23の踏込量に応じたアクセル開度信号P1,ブレー
キペダル25が踏込まれることによって得られるブレー
キ作動信号P3,シフトレバー27のポジションに応じ
たシフトレバーボジション信号P7及び路面勾配に応じ
た勾配信号P9が、夫々、電子制御回路部22に入力さ
れる。
そして、電子制御回路部22からは、各センサから得ら
れて入力される信号P1〜P9に基づいて、諸制御信号
S1,S2,S3,S4,S5及びS6が送出される。
れて入力される信号P1〜P9に基づいて、諸制御信号
S1,S2,S3,S4,S5及びS6が送出される。
第3図は、本発明に係る無段変速機のライン圧制御装置
の一例を、それが適用されて、上述のエンジン1から駆
動輪12に至る動力伝達系に介設されたクラッチ7,切
換歯車列8,無段変速機9及び電子制御回路部22を含
んで構成された電子制御式無段変速装置全体とともに概
略的に示す。
の一例を、それが適用されて、上述のエンジン1から駆
動輪12に至る動力伝達系に介設されたクラッチ7,切
換歯車列8,無段変速機9及び電子制御回路部22を含
んで構成された電子制御式無段変速装置全体とともに概
略的に示す。
ここで、電子制御回路部22からの諸制御信号S1〜S
6は、クラッチ接続制御信号S1がクラッチ制御弁29
の接続ソレノイド30にこれを励磁すべく、クラッチ遮
断制御信号S2がクラッチ制御弁29の遮断ソレノイド
31にこれを励磁すべく、シフトアップ制御信号S3が
変速制御弁32の増速ソレノイド33にこれを所定のデ
ューティで励磁すべく、シフトダウン制御信号S4が変
速制御弁32の減速ソレノイド34にこれを所定のデュ
ーティで励磁すべく、ライン圧制御信号S5がライン圧
制御弁37にこれを後述する如くに作動させるべく、そ
して、スロットル制御信号S6がスロットルアクチュエ
ータ4にこれを作動させてスロットルバルブ3の開度を
調整すべく、夫々、供給されるものとされている。
6は、クラッチ接続制御信号S1がクラッチ制御弁29
の接続ソレノイド30にこれを励磁すべく、クラッチ遮
断制御信号S2がクラッチ制御弁29の遮断ソレノイド
31にこれを励磁すべく、シフトアップ制御信号S3が
変速制御弁32の増速ソレノイド33にこれを所定のデ
ューティで励磁すべく、シフトダウン制御信号S4が変
速制御弁32の減速ソレノイド34にこれを所定のデュ
ーティで励磁すべく、ライン圧制御信号S5がライン圧
制御弁37にこれを後述する如くに作動させるべく、そ
して、スロットル制御信号S6がスロットルアクチュエ
ータ4にこれを作動させてスロットルバルブ3の開度を
調整すべく、夫々、供給されるものとされている。
そして、クラッチアクチュエータ41,無段変速機9及
びシフトアクチュエータ44には、上述のクラッチ制御
弁29,変速制御弁32及び運転者のマニュアル操作に
よってシフトレバー27がリバースR,ニュートラル
N,ドライブD,ローLの各変速位置に切換えられて制
御されるシフト制御弁43の各々を介して、オイルポン
プ36によりオイルタンクからフィルタ35を介して吸
引されて吐出される作動圧油が各油路を通じて供給され
る。
びシフトアクチュエータ44には、上述のクラッチ制御
弁29,変速制御弁32及び運転者のマニュアル操作に
よってシフトレバー27がリバースR,ニュートラル
N,ドライブD,ローLの各変速位置に切換えられて制
御されるシフト制御弁43の各々を介して、オイルポン
プ36によりオイルタンクからフィルタ35を介して吸
引されて吐出される作動圧油が各油路を通じて供給され
る。
このように作動圧油が供給されて制御される電子制御式
無段変速装置は、以下に述べるようにして、エンジン1
の出力の駆動輪12への伝達及びそれに関する制御を行
うことができるように構成されている。
無段変速装置は、以下に述べるようにして、エンジン1
の出力の駆動輪12への伝達及びそれに関する制御を行
うことができるように構成されている。
即ち、エンジン1の出力軸6の回転は、先ず、出力軸6
の端部に設けられたフライホイール38に断続的に圧接
結合し、出力軸6と同軸的に回動するクラッチ7に伝達
される。このクラッチ7はフライホイール38に圧接す
る摩擦板39と、この摩擦板39を押圧する押圧板が固
着されたダイアフラム状のクラッチスプリング40とを
有しており、クラッチ接続制御信号S1がクラッチ制御
弁29の接続ソレノイド30に送出されるときには、接
続ソレノイド30が励磁されてオン状態となり、これに
より、作動圧油が開口ポートからクラッチアクチュエー
タ41に供給されて、その内部でピストンがスプリング
の弾力に抗して移動し、レバー42を反時計回りに回動
せしめる。この結果、開状態のクラッチスプリング40
が閉じる状態に動かされて、摩擦板39を押圧し、クラ
ッチ7が接続状態とされる。これにより、エンジン1の
出力軸6の回転がクラッチ7の出力側に伝達される。
の端部に設けられたフライホイール38に断続的に圧接
結合し、出力軸6と同軸的に回動するクラッチ7に伝達
される。このクラッチ7はフライホイール38に圧接す
る摩擦板39と、この摩擦板39を押圧する押圧板が固
着されたダイアフラム状のクラッチスプリング40とを
有しており、クラッチ接続制御信号S1がクラッチ制御
弁29の接続ソレノイド30に送出されるときには、接
続ソレノイド30が励磁されてオン状態となり、これに
より、作動圧油が開口ポートからクラッチアクチュエー
タ41に供給されて、その内部でピストンがスプリング
の弾力に抗して移動し、レバー42を反時計回りに回動
せしめる。この結果、開状態のクラッチスプリング40
が閉じる状態に動かされて、摩擦板39を押圧し、クラ
ッチ7が接続状態とされる。これにより、エンジン1の
出力軸6の回転がクラッチ7の出力側に伝達される。
また、クラッチ遮断制御信号S2がクラッチ制御弁29
の遮断ソレノイド31に送出されるときには、遮断ソレ
ノイド31が励磁されてオンとされ、クラッチアクチュ
エータ41から作動圧油が排出されるとともに、その内
部でスプリングの弾力によりピストンが戻されて、クラ
ッチスプリング40が開く状態となる。これにより、摩
擦板39のフライホイール38に対する押圧状態が解除
されて、クラッチ7が遮断状態とされる。この状態で
は、エンジン1の出力軸6の回転はクラッチ7の出力側
に伝達されない。
の遮断ソレノイド31に送出されるときには、遮断ソレ
ノイド31が励磁されてオンとされ、クラッチアクチュ
エータ41から作動圧油が排出されるとともに、その内
部でスプリングの弾力によりピストンが戻されて、クラ
ッチスプリング40が開く状態となる。これにより、摩
擦板39のフライホイール38に対する押圧状態が解除
されて、クラッチ7が遮断状態とされる。この状態で
は、エンジン1の出力軸6の回転はクラッチ7の出力側
に伝達されない。
さらに、クラッチ制御弁29の接続ソレノイド30及び
遮断ソレノイド31に対して、クラッチ接続制御信号S
1及びクラッチ遮断制御信号S2のいずれも送出されな
いときには、クラッチ制御弁29の開口ポートが閉ざさ
れ、クラッチアクチェエータ41内のピストンはその直
前の状態に維持され、従って、摩擦板39のフライホイ
ール38に対する押圧状態が保持される。
遮断ソレノイド31に対して、クラッチ接続制御信号S
1及びクラッチ遮断制御信号S2のいずれも送出されな
いときには、クラッチ制御弁29の開口ポートが閉ざさ
れ、クラッチアクチェエータ41内のピストンはその直
前の状態に維持され、従って、摩擦板39のフライホイ
ール38に対する押圧状態が保持される。
このように作動するクラッチ7の出力側には、無段変速
機9の入力軸16へ、シフトレバー27の前述した各変
速位置に応じて、エンジン1の出力軸6の回転が伝達さ
れるように切換歯車列8が設けられている。この切断歯
車列8は、シフトレバー27がドライブDもしくはロー
Lの位置にされると、シフトアクチュエータ44のピス
トンが図のD方向に移動し、クラッチ7の出力軸14に
固着された前進用の歯車45に無段変速機9の入力軸1
6に設けられた歯車46が係合して、無段変速機9の入
力軸16をクラッチ7の出力軸14と逆方向に回転せし
める。一方、シフトレバー27がリバースRの位置にさ
れると、シフトアクチュエータ44のピストンが図のR
方向に移動し、無段変速機9の入力軸16に設けられた
歯車47がクラッチ7の出力軸14に固着された後退用
の歯車48に係合している遊び歯車49と係合して、無
段変速機9の入力軸16を上述のドライブDの場合と
は、逆方向、即ち、クラッチ7の出力軸14と同方向に
回動せしめる。さらに、シフトレバー27がニュートラ
ルNの位置にされるときには、シフトアクチュエータ4
4のピストンがシリンダの中央部に保持され、クラッチ
7の出力軸14の回転が無段変速機9の入力軸16に伝
達されないようになされる。
機9の入力軸16へ、シフトレバー27の前述した各変
速位置に応じて、エンジン1の出力軸6の回転が伝達さ
れるように切換歯車列8が設けられている。この切断歯
車列8は、シフトレバー27がドライブDもしくはロー
Lの位置にされると、シフトアクチュエータ44のピス
トンが図のD方向に移動し、クラッチ7の出力軸14に
固着された前進用の歯車45に無段変速機9の入力軸1
6に設けられた歯車46が係合して、無段変速機9の入
力軸16をクラッチ7の出力軸14と逆方向に回転せし
める。一方、シフトレバー27がリバースRの位置にさ
れると、シフトアクチュエータ44のピストンが図のR
方向に移動し、無段変速機9の入力軸16に設けられた
歯車47がクラッチ7の出力軸14に固着された後退用
の歯車48に係合している遊び歯車49と係合して、無
段変速機9の入力軸16を上述のドライブDの場合と
は、逆方向、即ち、クラッチ7の出力軸14と同方向に
回動せしめる。さらに、シフトレバー27がニュートラ
ルNの位置にされるときには、シフトアクチュエータ4
4のピストンがシリンダの中央部に保持され、クラッチ
7の出力軸14の回転が無段変速機9の入力軸16に伝
達されないようになされる。
クラッチ7の出力軸14の回転が伝達される無段変速機
9は、切換歯車列8の出力軸と同軸的に回転する入力軸
16と、この入力軸16と一体的に回転駆動される駆動
プーリ50と、この駆動プーリ50の回転がVベルト5
1を介して伝達される従動プーリ52と、この従動プー
リ52と一体的に回動する出力軸10とを有している。
9は、切換歯車列8の出力軸と同軸的に回転する入力軸
16と、この入力軸16と一体的に回転駆動される駆動
プーリ50と、この駆動プーリ50の回転がVベルト5
1を介して伝達される従動プーリ52と、この従動プー
リ52と一体的に回動する出力軸10とを有している。
駆動プーリ50は、可動円錐板50aと固定円錐板50
bとを有しており、これら可動円錐板50aと固定円錐
板50bとは、互いにその円錐状の面を対向してV字状
のプーリ溝を形成している。可動円錐板50aは、その
背後にシリンダ室50cが設けられており、このシリン
ダ室50cへの作動圧油の供給状態により固定円錐板5
0bと近接もしくは離隔するように軸方向に摺動可能で
あり、また、固定円錐板50bは入力軸16に固着され
ている。一方、従動プーリ52も上述の駆動プーリ50
と同様な構成であって、可動円錐板52aと固定円錐板
52bによりV字状のプーリ溝を形成しており、可動円
錐板52aは、その背後に設けられたシリンダ室52c
への作動圧油の供給状態により固定円錐板52bと近接
するように軸方向に摺動可能であり、また、固定円錐板
52bは出力軸10に固着されている。
bとを有しており、これら可動円錐板50aと固定円錐
板50bとは、互いにその円錐状の面を対向してV字状
のプーリ溝を形成している。可動円錐板50aは、その
背後にシリンダ室50cが設けられており、このシリン
ダ室50cへの作動圧油の供給状態により固定円錐板5
0bと近接もしくは離隔するように軸方向に摺動可能で
あり、また、固定円錐板50bは入力軸16に固着され
ている。一方、従動プーリ52も上述の駆動プーリ50
と同様な構成であって、可動円錐板52aと固定円錐板
52bによりV字状のプーリ溝を形成しており、可動円
錐板52aは、その背後に設けられたシリンダ室52c
への作動圧油の供給状態により固定円錐板52bと近接
するように軸方向に摺動可能であり、また、固定円錐板
52bは出力軸10に固着されている。
これら、駆動プーリ50と従動プーリ52に形成された
各プーリ溝に対してVベルト51が張架され、これによ
り、駆動プーリ50の回転が従動プーリ52に伝達され
る。そして、駆動プーリ50の回転を従動プーリ52へ
伝達する際には、駆動プーリ50のプーリ溝の幅で定ま
るVベルト51の駆動プーリ50側における回転半径
と、従動プーリ52のプーリ溝の幅で定まるVベルト5
1の従動プーリ52側における回転半径とを変更するこ
とにより駆動プーリ50と従動プーリ52との回転比を
変えることができるものとなっている。
各プーリ溝に対してVベルト51が張架され、これによ
り、駆動プーリ50の回転が従動プーリ52に伝達され
る。そして、駆動プーリ50の回転を従動プーリ52へ
伝達する際には、駆動プーリ50のプーリ溝の幅で定ま
るVベルト51の駆動プーリ50側における回転半径
と、従動プーリ52のプーリ溝の幅で定まるVベルト5
1の従動プーリ52側における回転半径とを変更するこ
とにより駆動プーリ50と従動プーリ52との回転比を
変えることができるものとなっている。
駆動プーリ50及び従動プーリ52の夫々のプーリ溝の
幅の変更は、夫々の可動円錐板50a及び52aを軸方
向に摺動させることにより行われ、斯かる可動円錐板5
0a及び52aの摺動制御が、前述した電子制御回路部
22からのシフトアップ制御信号S3及びシフトダウン
制御信号S4を受ける変速制御弁32により行われる。
即ち、電子制御回路部22からのシフトアップ制御信号
S3が変速制御弁32の増速ソレノイド33に供給され
たときには、増速ソレノイド33が間歇的に通電励磁さ
れてオン・オフ状態にされ、これによりシフトアップ制
御信号S3の制御デューティに応じて駆動プーリ50の
シリンダ室50cに作動圧油が供給されるとともに従動
プーリ52のシリンダ室52cから作動圧油が排除さ
れ、一方、シフトダウン制御信号S4が減速ソレノイド
34に供給されたときには、減速ソレノイド34が間歇
的に励磁されてオン・オフ状態にされ、これにより、シ
フトダウン制御信号S4の制御デューティに応じて従動
プーリ52のシリンダ室52cに作動圧油が供給される
とともに駆動プーリ50のシリンダ室50cから作動圧
油が排除される。また、増速ソレノイド33及び減速ソ
レノイド34が共にオフ状態とされたときには、駆動プ
ーリ50及び従動プーリ52の夫々のシリンダ室50c
及び52cに対する作動圧油の供給及び排除が停止され
る。
幅の変更は、夫々の可動円錐板50a及び52aを軸方
向に摺動させることにより行われ、斯かる可動円錐板5
0a及び52aの摺動制御が、前述した電子制御回路部
22からのシフトアップ制御信号S3及びシフトダウン
制御信号S4を受ける変速制御弁32により行われる。
即ち、電子制御回路部22からのシフトアップ制御信号
S3が変速制御弁32の増速ソレノイド33に供給され
たときには、増速ソレノイド33が間歇的に通電励磁さ
れてオン・オフ状態にされ、これによりシフトアップ制
御信号S3の制御デューティに応じて駆動プーリ50の
シリンダ室50cに作動圧油が供給されるとともに従動
プーリ52のシリンダ室52cから作動圧油が排除さ
れ、一方、シフトダウン制御信号S4が減速ソレノイド
34に供給されたときには、減速ソレノイド34が間歇
的に励磁されてオン・オフ状態にされ、これにより、シ
フトダウン制御信号S4の制御デューティに応じて従動
プーリ52のシリンダ室52cに作動圧油が供給される
とともに駆動プーリ50のシリンダ室50cから作動圧
油が排除される。また、増速ソレノイド33及び減速ソ
レノイド34が共にオフ状態とされたときには、駆動プ
ーリ50及び従動プーリ52の夫々のシリンダ室50c
及び52cに対する作動圧油の供給及び排除が停止され
る。
従って、増速ソレノイド33がシフトアップ制御信号S
3によりオン・オフ状態とされる場合には、可動円錐板
50aが固定円錐板50bに近接する方向に移動せしめ
られて、可動円錐板50aと固定円錐板50bとで形成
されるプーリ溝の幅が縮小され、Vベルト51の駆動プ
ーリ50側における回転半径が拡大する。また、これと
同時に、可動円錐板52aが固定円錐板52bから離隔
する方向に移動せしめられて、可動円錐板52aと固定
円錐板52bとで形成されるプーリ溝の幅が拡大され、
Vベルト51の従動プーリ52側における回転半径が縮
小される。従って、無段変速機9における変速比が小と
なる。一方、減速ソレノイド34がシフトダウン制御信
号S4によりオン・オフ状態とされる場合には、上述の
場合と逆に、駆動プーリ50のプーリ溝の幅が拡大され
て、Vベルト51の駆動プーリ50側における回転半径
が縮小され、これと同時に、従動プーリ52のプーリ溝
の幅が縮小されて、Vベルト51の従動プーリ52側に
おける回転半径が拡大される。従って、この場合には、
無段変速機9における変速比が大とされる。さらに、増
速ソレノイド33及び減速ソレノイド34に対して、シ
フトアップ制御信号S3及びシフトダウン制御信号S4
のいずれもが送出されず、各ソレノイドがオフ状態とさ
れる場合には、駆動プーリ50及び従動プーリ52の夫
々のプーリ溝の幅は変化せしめられずに維持され、従っ
て、Vベルト51の駆動プーリ50側及び従動プーリ5
2側における夫々の回転半径が維持されて、無段変速機
9における変速比が、増速ソレノイド33及び減速ソレ
ノイド34がオフ状態とされた直前のものに保たれる。
3によりオン・オフ状態とされる場合には、可動円錐板
50aが固定円錐板50bに近接する方向に移動せしめ
られて、可動円錐板50aと固定円錐板50bとで形成
されるプーリ溝の幅が縮小され、Vベルト51の駆動プ
ーリ50側における回転半径が拡大する。また、これと
同時に、可動円錐板52aが固定円錐板52bから離隔
する方向に移動せしめられて、可動円錐板52aと固定
円錐板52bとで形成されるプーリ溝の幅が拡大され、
Vベルト51の従動プーリ52側における回転半径が縮
小される。従って、無段変速機9における変速比が小と
なる。一方、減速ソレノイド34がシフトダウン制御信
号S4によりオン・オフ状態とされる場合には、上述の
場合と逆に、駆動プーリ50のプーリ溝の幅が拡大され
て、Vベルト51の駆動プーリ50側における回転半径
が縮小され、これと同時に、従動プーリ52のプーリ溝
の幅が縮小されて、Vベルト51の従動プーリ52側に
おける回転半径が拡大される。従って、この場合には、
無段変速機9における変速比が大とされる。さらに、増
速ソレノイド33及び減速ソレノイド34に対して、シ
フトアップ制御信号S3及びシフトダウン制御信号S4
のいずれもが送出されず、各ソレノイドがオフ状態とさ
れる場合には、駆動プーリ50及び従動プーリ52の夫
々のプーリ溝の幅は変化せしめられずに維持され、従っ
て、Vベルト51の駆動プーリ50側及び従動プーリ5
2側における夫々の回転半径が維持されて、無段変速機
9における変速比が、増速ソレノイド33及び減速ソレ
ノイド34がオフ状態とされた直前のものに保たれる。
このように、駆動プーリ50及び従動プーリ52の夫々
のシリンダ室50c及び52cに対する作動圧油の供給
状態が変化せしめられることにより、変速比を連続的に
変え得るようにされた無段変速機9においては、要求さ
れる走行駆動力が大である程、Vベルト51に対する可
動円錐板50a及び52aの押圧力を増大させて、Vベ
ルト51によるベルト伝達力(Vベルト51の伝達トル
ク容量)を増加させる必要がある。この本例において
は、オイルポンプ36から変速制御弁32を介してシリ
ンダ室50cもしくは52cに供給される作動圧油の油
圧、即ち、ライン圧が、電子制御回路部22からのライ
ン圧制御信号S5を受けるライン圧制御弁37によって
調整されるようになされている。即ち、ライン圧制御弁
37は、例えば、ソレノイド37aに供給されるライン
圧制御信号S5のレベルの大小に応じて、そこを通過し
て排出される油量を変化させることができるようにされ
ており、この場合、ライン圧制御信号S5のレベルが大
である程排出される油量が減少せしめられてライン圧が
大とされる。
のシリンダ室50c及び52cに対する作動圧油の供給
状態が変化せしめられることにより、変速比を連続的に
変え得るようにされた無段変速機9においては、要求さ
れる走行駆動力が大である程、Vベルト51に対する可
動円錐板50a及び52aの押圧力を増大させて、Vベ
ルト51によるベルト伝達力(Vベルト51の伝達トル
ク容量)を増加させる必要がある。この本例において
は、オイルポンプ36から変速制御弁32を介してシリ
ンダ室50cもしくは52cに供給される作動圧油の油
圧、即ち、ライン圧が、電子制御回路部22からのライ
ン圧制御信号S5を受けるライン圧制御弁37によって
調整されるようになされている。即ち、ライン圧制御弁
37は、例えば、ソレノイド37aに供給されるライン
圧制御信号S5のレベルの大小に応じて、そこを通過し
て排出される油量を変化させることができるようにされ
ており、この場合、ライン圧制御信号S5のレベルが大
である程排出される油量が減少せしめられてライン圧が
大とされる。
上述の如くの本発明に係る無段変速機のライン圧制御装
置の一例においては、車輌の加速時に、アクセル開度検
出センサ24により検出されるアクセル開度αの変化か
ら、加速のためアクセルペダル23が踏込まれたことが
検知される。そして、電子制御回路部22により、アク
セル開度αの変化分α′に基づいて、そのとき得られる
べき車輌の加速度が目標車輌加速度GT(目標性能の一
つ)として設定され、この目標車輌加速度GTが、アク
セルペダル23が加速のため踏込まれている期間中継続
的に、しかも、最小燃料消費量のもとに得られるように
なるエンジン回転数Ne及びスロットルバルブ開度Th
が、目標エンジン回転数TNe及び目標スロットルバル
ブ開度TThとして夫々設定される。そして、斯かる目
標エンジン回転数TNeが得られるように変速制御弁3
2にシフトアップ制御信号S3もしくはシフトダウン制
御信号S4が供給されて無段変速機9の変速比の制御が
行われるとともに、斯かる目標スロットルバルブ開度T
Thが得られるようにスロットルアクチュエータ4にス
ロットル制御信号S6が供給されてスロットルバルブ3
の制御が行われる。
置の一例においては、車輌の加速時に、アクセル開度検
出センサ24により検出されるアクセル開度αの変化か
ら、加速のためアクセルペダル23が踏込まれたことが
検知される。そして、電子制御回路部22により、アク
セル開度αの変化分α′に基づいて、そのとき得られる
べき車輌の加速度が目標車輌加速度GT(目標性能の一
つ)として設定され、この目標車輌加速度GTが、アク
セルペダル23が加速のため踏込まれている期間中継続
的に、しかも、最小燃料消費量のもとに得られるように
なるエンジン回転数Ne及びスロットルバルブ開度Th
が、目標エンジン回転数TNe及び目標スロットルバル
ブ開度TThとして夫々設定される。そして、斯かる目
標エンジン回転数TNeが得られるように変速制御弁3
2にシフトアップ制御信号S3もしくはシフトダウン制
御信号S4が供給されて無段変速機9の変速比の制御が
行われるとともに、斯かる目標スロットルバルブ開度T
Thが得られるようにスロットルアクチュエータ4にス
ロットル制御信号S6が供給されてスロットルバルブ3
の制御が行われる。
この場合、車輌が走行中アクセルベダル23が踏込まれ
て、加速状態に入り、例えば、第4図にて横軸に車速V
をとり、縦軸に走行駆動力Feをとって示される走行駆
動力特性において、カーブF1上の点d1からカーブF
2上の点d2に移行したとすると、この点d2と点d1
との間の駆動力の差に応じた加速度が目標車輌加速度G
Tとされる。これらの点d1及びd2は、アクセル開度
α,加速のためアクセルベダルが踏込まれたときのアク
セル開度αの変化分α′及び車速Vをあらわす無段変速
機9の出力軸回転数No等から知ることができる。そし
て、この目標車輌加速度Grを、車輌の加速状態が解除
されて、再びカーブF1上の点d4に戻るまでの間継続
的に保つには、点d2を通る走行駆動力特性カープF2
上を点d4に対応する点d3まで移行することが必要と
なる。このためには、エンジン1は、カーブF2上の点
d2から点d3の間を横切るエンジン出力をパラメータ
とした走行駆動特性カーブWに従って、そのエンジン出
力をω1→ω2→ω3→ω4と順次変化せしめていくこ
とが要求される。そして、本例においては、斯かるエン
ジン出力のω1→ω2→ω3→ω4という変化が最小燃
料消費量のもとに得られるようにエンジン回転数Ne及
びスロットルバルブ開度Thが制御される。
て、加速状態に入り、例えば、第4図にて横軸に車速V
をとり、縦軸に走行駆動力Feをとって示される走行駆
動力特性において、カーブF1上の点d1からカーブF
2上の点d2に移行したとすると、この点d2と点d1
との間の駆動力の差に応じた加速度が目標車輌加速度G
Tとされる。これらの点d1及びd2は、アクセル開度
α,加速のためアクセルベダルが踏込まれたときのアク
セル開度αの変化分α′及び車速Vをあらわす無段変速
機9の出力軸回転数No等から知ることができる。そし
て、この目標車輌加速度Grを、車輌の加速状態が解除
されて、再びカーブF1上の点d4に戻るまでの間継続
的に保つには、点d2を通る走行駆動力特性カープF2
上を点d4に対応する点d3まで移行することが必要と
なる。このためには、エンジン1は、カーブF2上の点
d2から点d3の間を横切るエンジン出力をパラメータ
とした走行駆動特性カーブWに従って、そのエンジン出
力をω1→ω2→ω3→ω4と順次変化せしめていくこ
とが要求される。そして、本例においては、斯かるエン
ジン出力のω1→ω2→ω3→ω4という変化が最小燃
料消費量のもとに得られるようにエンジン回転数Ne及
びスロットルバルブ開度Thが制御される。
ところで、第5図に示される如く、横軸にエンジン回転
数Neをとり、縦軸にエンジントルクTをとって示すエ
ンジン1の動力源特性には最適燃料消費ゾーンZが存在
するが、上述の制御にあたっては、このゾーンZをエン
ジン出力をパラメータとする動力源特性カーブW′のう
ちのエンジン出力がω1,ω2,ω3,ω4 であるものが横切
る点e1,e2,e3,e4 におけるエンジン回転数Ne1,N
e2,Ne3,Ne4が夫々目標エンジン回転数TNeとさ
れ、また、スロットルバルブ開度Thをパラメータとす
る動力源特性カーブTHのうちの、点e1,e2,e3,e4
を通るもののスロットルバルブ開度Th1,Th2,Th3,
Th4 が夫々目標スロットルバルブ開度TThとされ
る。そして、電子制御回路部22からのシフトアップ制
御信号S3及びシフトダウン制御信号S4が、所定の態
様で変速制御弁32の増速ソレノイド33及び減速ソレ
ノイド34に供給され、これにより、目標エンジン回転
数TNeが順次達成されていくような無段変速機9の変
速比制御が行われるとともに、電子制御回路部22から
のスロットル制御信号S6が所定の態様でスロットルア
クチュエータ4に供給され、上述の目標スロットルバル
ブ開度TThが順次達成されるようなスロットルバルブ
3の開度制御が行われる。これにより、車輌の加速時、
エンジン1は最適燃料消費状態でそのエンジン出力がω
1→ω2→ω3→ω4と順次変化するものとなり、その
結果、アクセルベダル23が加速のため踏込まれている
期間中、設定された目標車輌加速度Grが継続して得ら
れることになる。
数Neをとり、縦軸にエンジントルクTをとって示すエ
ンジン1の動力源特性には最適燃料消費ゾーンZが存在
するが、上述の制御にあたっては、このゾーンZをエン
ジン出力をパラメータとする動力源特性カーブW′のう
ちのエンジン出力がω1,ω2,ω3,ω4 であるものが横切
る点e1,e2,e3,e4 におけるエンジン回転数Ne1,N
e2,Ne3,Ne4が夫々目標エンジン回転数TNeとさ
れ、また、スロットルバルブ開度Thをパラメータとす
る動力源特性カーブTHのうちの、点e1,e2,e3,e4
を通るもののスロットルバルブ開度Th1,Th2,Th3,
Th4 が夫々目標スロットルバルブ開度TThとされ
る。そして、電子制御回路部22からのシフトアップ制
御信号S3及びシフトダウン制御信号S4が、所定の態
様で変速制御弁32の増速ソレノイド33及び減速ソレ
ノイド34に供給され、これにより、目標エンジン回転
数TNeが順次達成されていくような無段変速機9の変
速比制御が行われるとともに、電子制御回路部22から
のスロットル制御信号S6が所定の態様でスロットルア
クチュエータ4に供給され、上述の目標スロットルバル
ブ開度TThが順次達成されるようなスロットルバルブ
3の開度制御が行われる。これにより、車輌の加速時、
エンジン1は最適燃料消費状態でそのエンジン出力がω
1→ω2→ω3→ω4と順次変化するものとなり、その
結果、アクセルベダル23が加速のため踏込まれている
期間中、設定された目標車輌加速度Grが継続して得ら
れることになる。
そして、本例では上述の如くに、アクセル開度αの変化
分α′に基づいてそのとき得られるべき車輌の加速度が
目標車輌加速度GTとして設定され、この目標車輌加速
度GTを得るべく無段変速機9の変速比の制御並びにス
ロットルバルブ3の開度の制御がなされるとともに、電
子制御回路部22により上述の目標車輌加速度GTを達
成するに必要最小限の油圧がシリンダ室50cに作用す
るようにされる。このため、電子制御回路部22は、先
ず、目標性能である目標車輌加速度GTを達成するにあ
たって必要とされる走行駆動力Feを算出し、次に、こ
の走行駆動力Feの伝達に要される目標ベルト伝達力f
を算出して、算出された目標ベルト伝達力fから、これ
を生じさせるに必要最小限のライン圧PLを決定し、こ
のライン圧PLを発生させるためのライン圧制御信号S
5をライン圧制御弁37のソレノイド37aに供給する
ようにされる。これによりライン圧制御弁37が作動せ
しめられて、排出される油量が増減され、ライン圧が調
整される。このようにライン圧が目標車輌加速度GTに
応じて調整されることにより、Vベルト51と駆動プー
リ50及び従動プーリ52との間の滑りが回避される必
要最小限の油圧で、目標車輌加速度GTを達成する目標
ベルト伝達力fが得られる。
分α′に基づいてそのとき得られるべき車輌の加速度が
目標車輌加速度GTとして設定され、この目標車輌加速
度GTを得るべく無段変速機9の変速比の制御並びにス
ロットルバルブ3の開度の制御がなされるとともに、電
子制御回路部22により上述の目標車輌加速度GTを達
成するに必要最小限の油圧がシリンダ室50cに作用す
るようにされる。このため、電子制御回路部22は、先
ず、目標性能である目標車輌加速度GTを達成するにあ
たって必要とされる走行駆動力Feを算出し、次に、こ
の走行駆動力Feの伝達に要される目標ベルト伝達力f
を算出して、算出された目標ベルト伝達力fから、これ
を生じさせるに必要最小限のライン圧PLを決定し、こ
のライン圧PLを発生させるためのライン圧制御信号S
5をライン圧制御弁37のソレノイド37aに供給する
ようにされる。これによりライン圧制御弁37が作動せ
しめられて、排出される油量が増減され、ライン圧が調
整される。このようにライン圧が目標車輌加速度GTに
応じて調整されることにより、Vベルト51と駆動プー
リ50及び従動プーリ52との間の滑りが回避される必
要最小限の油圧で、目標車輌加速度GTを達成する目標
ベルト伝達力fが得られる。
上述の如くの車輌の加速時における一連の制御は、電子
制御回路部22のCPU20の動作に基づいて行われる
が、斯かるCPU20が実行するプログラムの一例を第
6図,第7図、第8図A及びB、及び、第9図のフロー
チャートを参照して説明する。
制御回路部22のCPU20の動作に基づいて行われる
が、斯かるCPU20が実行するプログラムの一例を第
6図,第7図、第8図A及びB、及び、第9図のフロー
チャートを参照して説明する。
まず、第6図に示される如く、スタート後、プロセス6
0で各部の初期設定を行い、次に、プロセス61でまず
各センサから得られる信号に基づいて得られるデータを
入力してプロセス62に進み、プロセス62でクラッチ
制御のためのプログラムを実行し、続いて、プロセス6
3で変速比及びスロットルバルブ開度制御のためのプロ
グラムを実行した後、プロセス64でライン圧制御のた
めのプログラムを実行してプロセス61に戻る。
0で各部の初期設定を行い、次に、プロセス61でまず
各センサから得られる信号に基づいて得られるデータを
入力してプロセス62に進み、プロセス62でクラッチ
制御のためのプログラムを実行し、続いて、プロセス6
3で変速比及びスロットルバルブ開度制御のためのプロ
グラムを実行した後、プロセス64でライン圧制御のた
めのプログラムを実行してプロセス61に戻る。
上述のプロセス62において実行されるクラッチ制御の
ためのプログラムの一例は、第7図に示される如くのも
のとされる。ここでは、スタート後、ディシジョン70
で、現在、シフトレバー27がニュートラルレンジ(N
レンジ)の位置に置かれている状態であるか否かを判断
し、シフトレバー27がニュートラルレンジの位置に置
かれている状態である場合には、プロセル71で車速フ
ラグをリセット状態にして、続くプロセス72でクラッ
チ制御弁29の遮断ソレノイド31にクラッチ遮断制御
信号S2を送出し、遮断ソレノイド31をオン状態にす
るとともに接続ソレノイド30をオフ状態とする。これ
により、クラッチ7は、遮断状態とされる。ディシジョ
ン70で、シフトレバー27がニュートラルレンジの位
置に置かれている状態でないと判断された場合には、デ
ィシジョン73で、現在の車速Vが、予め設定された所
定の車速Vaより大であるか否かを判断する。ここで、
車速Vaは、エンジン停止を起こす虞れが大である車速
に設定されており、車速Vが斯かる車速Vaより大であ
ると判断された場合には、続くプロセス74で車速フラ
グをセットしてディシジョン75に進む。
ためのプログラムの一例は、第7図に示される如くのも
のとされる。ここでは、スタート後、ディシジョン70
で、現在、シフトレバー27がニュートラルレンジ(N
レンジ)の位置に置かれている状態であるか否かを判断
し、シフトレバー27がニュートラルレンジの位置に置
かれている状態である場合には、プロセル71で車速フ
ラグをリセット状態にして、続くプロセス72でクラッ
チ制御弁29の遮断ソレノイド31にクラッチ遮断制御
信号S2を送出し、遮断ソレノイド31をオン状態にす
るとともに接続ソレノイド30をオフ状態とする。これ
により、クラッチ7は、遮断状態とされる。ディシジョ
ン70で、シフトレバー27がニュートラルレンジの位
置に置かれている状態でないと判断された場合には、デ
ィシジョン73で、現在の車速Vが、予め設定された所
定の車速Vaより大であるか否かを判断する。ここで、
車速Vaは、エンジン停止を起こす虞れが大である車速
に設定されており、車速Vが斯かる車速Vaより大であ
ると判断された場合には、続くプロセス74で車速フラ
グをセットしてディシジョン75に進む。
ディシジョン75においては、エンジン回転数Neの変
化分Ne′が正か負かを判断し、エンジン回転数Neの
変化分Ne′が正である場合には、ディシジョン76で
エンジン回転数Neがクラッチ出力軸回転数Ncより大
であるか否かを判断する。エンジン回転数Neがクラッ
チ出力軸回転数Ncより大であると判断された場合に
は、プロセス77でクラッチ制御弁29の接続ソレノイ
ド30にクラッチ接続制御信号S1を送出し、接続ソレ
ノイド30をオン状態とするとともに遮断ソレノイド3
1をオフ状態にする。これにより、クラッチ7の摩擦板
39がフライホイール38を押圧する状態にせしめら
れ、クラッチ7の伝達トルク容量が漸増していく。ま
た、ディシジョン76で、エンジン回転数Neがクラッ
チ出力軸回転数Ncより小であると判断された場合には
プロセス79に進み、プロセス79でクラッチ接続制御
信号S1及びクラッチ遮断制御信号S2がいずれも送出
されないようにされ、接続ソレノイド30及び遮断ソレ
ノイド31の両者がオフ状態にされる。これにより、ク
ラユチ7の摩擦板39のフライホイール38に対する押
圧状態が現状維持され、従って、クラッチ7の伝達トル
ク容量が現状維持される。
化分Ne′が正か負かを判断し、エンジン回転数Neの
変化分Ne′が正である場合には、ディシジョン76で
エンジン回転数Neがクラッチ出力軸回転数Ncより大
であるか否かを判断する。エンジン回転数Neがクラッ
チ出力軸回転数Ncより大であると判断された場合に
は、プロセス77でクラッチ制御弁29の接続ソレノイ
ド30にクラッチ接続制御信号S1を送出し、接続ソレ
ノイド30をオン状態とするとともに遮断ソレノイド3
1をオフ状態にする。これにより、クラッチ7の摩擦板
39がフライホイール38を押圧する状態にせしめら
れ、クラッチ7の伝達トルク容量が漸増していく。ま
た、ディシジョン76で、エンジン回転数Neがクラッ
チ出力軸回転数Ncより小であると判断された場合には
プロセス79に進み、プロセス79でクラッチ接続制御
信号S1及びクラッチ遮断制御信号S2がいずれも送出
されないようにされ、接続ソレノイド30及び遮断ソレ
ノイド31の両者がオフ状態にされる。これにより、ク
ラユチ7の摩擦板39のフライホイール38に対する押
圧状態が現状維持され、従って、クラッチ7の伝達トル
ク容量が現状維持される。
一方、ディシジョン75において、エンジン回転数Ne
の変化分Ne′が負であると判断された場合には、ディ
シジョン78に進み、そこで、エンジン回転数Neがク
ラッチ出力軸回転数Ncより小であるか否かを判断し、
エンジン回転数Neがクラッチ出力軸回転数Ncより小
である場合には、プロセス77に進む。これにより、上
述同様にクラッチ7の伝達トルク容量が漸増していく。
ディシジョン78において、エンジン回転数Neがクラ
ッチ出力軸回転数Ncより小でないと判断された場合に
は、プロセス79に進み、上述した如くに、接続ソレノ
イド30及び遮断ソレノイド31の両者がオフ状態にさ
れる。
の変化分Ne′が負であると判断された場合には、ディ
シジョン78に進み、そこで、エンジン回転数Neがク
ラッチ出力軸回転数Ncより小であるか否かを判断し、
エンジン回転数Neがクラッチ出力軸回転数Ncより小
である場合には、プロセス77に進む。これにより、上
述同様にクラッチ7の伝達トルク容量が漸増していく。
ディシジョン78において、エンジン回転数Neがクラ
ッチ出力軸回転数Ncより小でないと判断された場合に
は、プロセス79に進み、上述した如くに、接続ソレノ
イド30及び遮断ソレノイド31の両者がオフ状態にさ
れる。
前述のディシジョン73で、現在の所定の車速Vが車速
Vaより大でないと判断された場合には、ディシジョン
80に進み、そこでアクセルベダル23がオン状態、即
ち、アクセルペダル23が踏込まれているか否かを判断
し、アクセルペダル23がオン状態であると判断された
場合には、ディシジョン75に進み、以下、上述の如く
のフローで進む。
Vaより大でないと判断された場合には、ディシジョン
80に進み、そこでアクセルベダル23がオン状態、即
ち、アクセルペダル23が踏込まれているか否かを判断
し、アクセルペダル23がオン状態であると判断された
場合には、ディシジョン75に進み、以下、上述の如く
のフローで進む。
一方、ディシジョン80でアクセルペダル23がオン状
態でないと判断された場合には、ディシジョン81で車
速フラグがセット状態であるか否かを判断し、車速フラ
グがセット状態である場合には、ディシジョン82でブ
レーキペダル25がオン状態、即ち、ブレーキペダル2
5が踏込まれているか否かを判断して、ブレーキペダル
25がオン状態であると判断された場合には、ディシジ
ョン83へ進む。また、ディシジョン81において、車
速フラグがセット状態にないと判断された場合にはプロ
セス72に進み、上述した如くに遮断ソレノイド31を
オン状態にするとともに接続ソレノイド31をオフ状態
とする。
態でないと判断された場合には、ディシジョン81で車
速フラグがセット状態であるか否かを判断し、車速フラ
グがセット状態である場合には、ディシジョン82でブ
レーキペダル25がオン状態、即ち、ブレーキペダル2
5が踏込まれているか否かを判断して、ブレーキペダル
25がオン状態であると判断された場合には、ディシジ
ョン83へ進む。また、ディシジョン81において、車
速フラグがセット状態にないと判断された場合にはプロ
セス72に進み、上述した如くに遮断ソレノイド31を
オン状態にするとともに接続ソレノイド31をオフ状態
とする。
そして、ディシジョン83において、エンジン回転数N
eが所定の値、例えば1500rpm 以下であるか否かが判断
される。ここで、エンジン回転数1500rpm は、ブレーキ
ペダル25のオン状態において、エンジン停止を起こす
虞れがある回転数であり、エンジン回転数Neが斯かる
1500rpm 以下でない場合には、ディシジョン75へ進
み、以下、上述の如くのフローで進む。そして、エンジ
ン回転数Neが1500rpm 以下である場合には、プロセス
71に進み、以下、上述の如くのフローで進む。
eが所定の値、例えば1500rpm 以下であるか否かが判断
される。ここで、エンジン回転数1500rpm は、ブレーキ
ペダル25のオン状態において、エンジン停止を起こす
虞れがある回転数であり、エンジン回転数Neが斯かる
1500rpm 以下でない場合には、ディシジョン75へ進
み、以下、上述の如くのフローで進む。そして、エンジ
ン回転数Neが1500rpm 以下である場合には、プロセス
71に進み、以下、上述の如くのフローで進む。
ディシジョン82による判断の結果、ブレーキペダル2
5がオン状態でないと判断された場合には、ディシジョ
ン84に進み、そこで、エンジン回転数Neが所定の
値、例えば1000rpm 以下であるか否かを判断する。ここ
で、エンジン回転数1000rpm は、ブレーキペダル25の
オフ状態において、エンジン停止を起こす虞れのある回
転数であり、エンジン回転数Neが斯かる1000rpm 以下
でない場合には、ディシジョン75へ進み、以下、上述
の如くのフローで進む。一方、エンジン回転数Neが10
00rpm 以下である場合には、プロセス71に進み、以
下、上述の如くのフローで進む。
5がオン状態でないと判断された場合には、ディシジョ
ン84に進み、そこで、エンジン回転数Neが所定の
値、例えば1000rpm 以下であるか否かを判断する。ここ
で、エンジン回転数1000rpm は、ブレーキペダル25の
オフ状態において、エンジン停止を起こす虞れのある回
転数であり、エンジン回転数Neが斯かる1000rpm 以下
でない場合には、ディシジョン75へ進み、以下、上述
の如くのフローで進む。一方、エンジン回転数Neが10
00rpm 以下である場合には、プロセス71に進み、以
下、上述の如くのフローで進む。
次に、第6図に示されるプログラムのプロセス63にお
いて実行される変速比及びスロットルバルブ開度制御の
ためのプログラムの一例は、第8図A及びBに示される
如くのものとされる。ここでは、まず、第8図Aに示さ
れる如く、スタート後、ディシジョン101でアクセル
開度信号P1に基づいてアクセル開度αの変化状況を判
断し、アクセル開度αが増加したと判断された場合に
は、プロセス102に進み、また、アクセル開度αが変
化していないと判断された場合にはディシジョン103
に進む。
いて実行される変速比及びスロットルバルブ開度制御の
ためのプログラムの一例は、第8図A及びBに示される
如くのものとされる。ここでは、まず、第8図Aに示さ
れる如く、スタート後、ディシジョン101でアクセル
開度信号P1に基づいてアクセル開度αの変化状況を判
断し、アクセル開度αが増加したと判断された場合に
は、プロセス102に進み、また、アクセル開度αが変
化していないと判断された場合にはディシジョン103
に進む。
そして、アクセル開度αが増加したと判断された場合に
進むプロセス102で加速要求を示す変速フラグをセッ
トし、プロセス104に進む。一方、アクセル開度αが
変化していないと判断された場合に進むディシジョン1
03で変速フラグがセット状態にあるか否かを判断し、
セット状態にあると判断された場合にはプロセス104
に進む。プロセス104では、ディシジョン101にお
いて用いられたアクセル開度αからその変化分α′を
得、この変化分α′に基づき、第10図に示される如く
の変化分α′と目標車輌加速度GTとの対応関係を表わ
すマップから目標車輌加速度GTを設定する。続くプロ
セス105で、車速Vとしてその時の実際の車速Vcを
読み込み、続くプロセス106で、勾配信号P9から得
られる路面勾配Kとプロセス105で読み込まれた実際
の車速Vcとに基づいて、その時の車輌の走行抵抗FL
を算出する。なお、この走行抵抗FLは、勾配抵抗RK
ところがり抵抗Rrと空気抵抗Riとから算出される。
進むプロセス102で加速要求を示す変速フラグをセッ
トし、プロセス104に進む。一方、アクセル開度αが
変化していないと判断された場合に進むディシジョン1
03で変速フラグがセット状態にあるか否かを判断し、
セット状態にあると判断された場合にはプロセス104
に進む。プロセス104では、ディシジョン101にお
いて用いられたアクセル開度αからその変化分α′を
得、この変化分α′に基づき、第10図に示される如く
の変化分α′と目標車輌加速度GTとの対応関係を表わ
すマップから目標車輌加速度GTを設定する。続くプロ
セス105で、車速Vとしてその時の実際の車速Vcを
読み込み、続くプロセス106で、勾配信号P9から得
られる路面勾配Kとプロセス105で読み込まれた実際
の車速Vcとに基づいて、その時の車輌の走行抵抗FL
を算出する。なお、この走行抵抗FLは、勾配抵抗RK
ところがり抵抗Rrと空気抵抗Riとから算出される。
続いて、第8図Bに示される如く、プロセス107に進
み、プロセス104で設定された目標車輌加速度GTを
達成するための走行駆動力Feを、プロセス106で得
られた走行抵抗FLに加速抵抗Raを加算することによ
り算出する。そして、続くプロセス108において、プ
ロセス107で算出した走行駆動力Feを最小燃料消費
量で達成するために必要とされるエンジン出力Pe、即
ち、前述した第4図に示される如くのエンジン出力
ω1,ω2,ω3,ω4を算出し、プロセス109に進
む。プロセス109では、第5図に示される如くの点e
1,e2,e3,e4においてプロセス108で算出さ
れたエンジン出力Peを発生させるに必要とされる、前
述した第5図においてエンジン回転数Ne1,Ne2,Ne
3,Ne4 で示される如くの目標エンジン回転数TNe及
び同じく第5図においてスロットルバルブ開度Th1,T
h2,Th3,Th4 で示される如くの目標スロットルバル
ブ開度TThを算出する。
み、プロセス104で設定された目標車輌加速度GTを
達成するための走行駆動力Feを、プロセス106で得
られた走行抵抗FLに加速抵抗Raを加算することによ
り算出する。そして、続くプロセス108において、プ
ロセス107で算出した走行駆動力Feを最小燃料消費
量で達成するために必要とされるエンジン出力Pe、即
ち、前述した第4図に示される如くのエンジン出力
ω1,ω2,ω3,ω4を算出し、プロセス109に進
む。プロセス109では、第5図に示される如くの点e
1,e2,e3,e4においてプロセス108で算出さ
れたエンジン出力Peを発生させるに必要とされる、前
述した第5図においてエンジン回転数Ne1,Ne2,Ne
3,Ne4 で示される如くの目標エンジン回転数TNe及
び同じく第5図においてスロットルバルブ開度Th1,T
h2,Th3,Th4 で示される如くの目標スロットルバル
ブ開度TThを算出する。
そして、ディシジョン110でそのときの実際のエンジ
ン回転数Neがプロセス109で算出された目標エンジ
ン回転数TNeより高いか否かを判断する。この判断の
結果、実際のエンジン回転数Neが目標エンジン回転数
TNeより高い場合には、プロセス111で、シフトア
ップ制御信号S3を変速制御弁32の増速ソレノイド3
3に送出して増速ソレノイド33をオン・オフ状態と
し、減速ソレノイド34をオフ状態とする。これによ
り、無段変速機9における変速比が小とされ、その結
果、無段変速機9の入力軸回転数Npが低下せしめら
れ、このとき、クラッチ7は接続状態にあるのでエンジ
ン回転数Neも低下せしめられる。
ン回転数Neがプロセス109で算出された目標エンジ
ン回転数TNeより高いか否かを判断する。この判断の
結果、実際のエンジン回転数Neが目標エンジン回転数
TNeより高い場合には、プロセス111で、シフトア
ップ制御信号S3を変速制御弁32の増速ソレノイド3
3に送出して増速ソレノイド33をオン・オフ状態と
し、減速ソレノイド34をオフ状態とする。これによ
り、無段変速機9における変速比が小とされ、その結
果、無段変速機9の入力軸回転数Npが低下せしめら
れ、このとき、クラッチ7は接続状態にあるのでエンジ
ン回転数Neも低下せしめられる。
一方、ディシジョン110での判断の結果、エンジン回
転数Neが目標エンジン回転数TNeより低い場合に
は、プロセス112で、変速制御弁32の減速ソレノイ
ド34にシフトダウン制御信号S4を送出して減速ソレ
ノイド34をオン・オフ状態とし、増速ソレノイド33
をオフ状態とする。これにより無段変速機9における変
速比が大とされ、その結果、無段変速機9の入力軸回転
数Np、従って、エンジン回転数Neは上昇せしめられ
る。このようにして、プロセス111もしくは112の
動作により、実際のエンジン回転数Neを目標エンジン
回転数TNeに一致せしめるようにする。
転数Neが目標エンジン回転数TNeより低い場合に
は、プロセス112で、変速制御弁32の減速ソレノイ
ド34にシフトダウン制御信号S4を送出して減速ソレ
ノイド34をオン・オフ状態とし、増速ソレノイド33
をオフ状態とする。これにより無段変速機9における変
速比が大とされ、その結果、無段変速機9の入力軸回転
数Np、従って、エンジン回転数Neは上昇せしめられ
る。このようにして、プロセス111もしくは112の
動作により、実際のエンジン回転数Neを目標エンジン
回転数TNeに一致せしめるようにする。
続いて、ディシジョン113に進み、その時の実際のス
ロットルバルブ開度Thがプロセス109で算出された
目標スロットルバルブ開度TThより大であるか否かを
判断し、大である場合には、プロセス114でスロット
ルアクチュエータ4にスロットルバルブ開度を減少させ
るスロットル制御信号S6を送出して、スロットルバル
ブ開度Thを減少せしめ、また、小である場合には、プ
ロセス115でスロットルアクチュエータ4にスロット
ルバルブ開度を増加させるスロットル制御信号S6を送
出して、スロットルバルブ開度Thを増加せしめる。斯
かるプロセス114もしくは115の動作により、実際
のスロットルバルブ開度Thを目標スロットルバルブ開
度TThに一致せしめる。
ロットルバルブ開度Thがプロセス109で算出された
目標スロットルバルブ開度TThより大であるか否かを
判断し、大である場合には、プロセス114でスロット
ルアクチュエータ4にスロットルバルブ開度を減少させ
るスロットル制御信号S6を送出して、スロットルバル
ブ開度Thを減少せしめ、また、小である場合には、プ
ロセス115でスロットルアクチュエータ4にスロット
ルバルブ開度を増加させるスロットル制御信号S6を送
出して、スロットルバルブ開度Thを増加せしめる。斯
かるプロセス114もしくは115の動作により、実際
のスロットルバルブ開度Thを目標スロットルバルブ開
度TThに一致せしめる。
このようにしてディシジョン101からプロセス115
に至るフローではアクセル踏込み中あるいはその後の踏
込保持期間中、最小燃料消費量で所定の目標車輌加速度
GTを得るべく変速比nとスロットルバルブ開度Thの
制御がなされる。
に至るフローではアクセル踏込み中あるいはその後の踏
込保持期間中、最小燃料消費量で所定の目標車輌加速度
GTを得るべく変速比nとスロットルバルブ開度Thの
制御がなされる。
一方、第8図Aに示される前述したディシジョン101
においてアクセル開度αが減少していると判断された場
合には、プロセス116に進んで変速フラグをリセット
した後、プロセス117に進み、定車速走行を要求して
いることを示す車速フラグをリセットし、続いて、前述
したディシジョン103において変速フラグがセット状
態でないと判断された場合とともにディシジョン118
に進む。ディシジョン118では、シフトレバーポジシ
ョン信号P7から判別されるシフトレバー27の位置が
ローレンジ(Lレンジ)か否かを判断し、ローレンジ
(Lレンジ)でないと判断された場合には続くディシジ
ョン119で車速フラグがセット状態か否かを判断す
る。ここで、車速フラグがセット状態でないと判断され
た場合にはプロセス120に進み、前述したプロセス1
05と同様に車速Vとしてその時の実際の車速Vcを読
込み、続くプロセス121で車速フラグをセットしてプ
ロセス122に進む。一方、ディシジョン119におい
て車速フラグがセット状態にあると判断された場合には
直接プロセス122に進む。そして、プロセス122で
目標車輌加速度GTを0に設定してプロセス106に進
み、以下、前述したと同様に、プロセス106〜プロセ
ス115を順次実行する。この場合目標車輌加速度GT
が0に設定されるので加速抵抗Raが0とされ、プロセ
ス107で算出される車輌の走行駆動力Feが走行抵抗
FLと等しくなって、車輌は定車速で走行し、さらに、
この定車速走行時においても最適燃料消費状態が維持さ
れる。
においてアクセル開度αが減少していると判断された場
合には、プロセス116に進んで変速フラグをリセット
した後、プロセス117に進み、定車速走行を要求して
いることを示す車速フラグをリセットし、続いて、前述
したディシジョン103において変速フラグがセット状
態でないと判断された場合とともにディシジョン118
に進む。ディシジョン118では、シフトレバーポジシ
ョン信号P7から判別されるシフトレバー27の位置が
ローレンジ(Lレンジ)か否かを判断し、ローレンジ
(Lレンジ)でないと判断された場合には続くディシジ
ョン119で車速フラグがセット状態か否かを判断す
る。ここで、車速フラグがセット状態でないと判断され
た場合にはプロセス120に進み、前述したプロセス1
05と同様に車速Vとしてその時の実際の車速Vcを読
込み、続くプロセス121で車速フラグをセットしてプ
ロセス122に進む。一方、ディシジョン119におい
て車速フラグがセット状態にあると判断された場合には
直接プロセス122に進む。そして、プロセス122で
目標車輌加速度GTを0に設定してプロセス106に進
み、以下、前述したと同様に、プロセス106〜プロセ
ス115を順次実行する。この場合目標車輌加速度GT
が0に設定されるので加速抵抗Raが0とされ、プロセ
ス107で算出される車輌の走行駆動力Feが走行抵抗
FLと等しくなって、車輌は定車速で走行し、さらに、
この定車速走行時においても最適燃料消費状態が維持さ
れる。
また、前述したディシジョン118においてローレンジ
Lであると判断された場合には、プロセス123に進
み、ここで、車速Vに応じた目標変速比nTを設定し、
続くプロセス124において、目標車輌減速度gTを目
標変速比nTに基づいて設定する。次にディシジョン1
25に進んで、そのときの入力軸回転数Npと出力軸回
転数Nsとの比 即ち、そのときの実際の変速比nがプロセス123で設
定された目標変速比nTより大であるか否かを判断し、
大である場合にはプロセス126に進んで、変速比nを
小となすべく、シフトアップ制御信号S3を増速ソレノ
イド33に送出し、一方、小である場合にはプロセス1
27に進んで、変速比nを大となすべくシフトダウン制
御信号S4を減速ソレノイド34に送出して変速比の制
御を行う。
Lであると判断された場合には、プロセス123に進
み、ここで、車速Vに応じた目標変速比nTを設定し、
続くプロセス124において、目標車輌減速度gTを目
標変速比nTに基づいて設定する。次にディシジョン1
25に進んで、そのときの入力軸回転数Npと出力軸回
転数Nsとの比 即ち、そのときの実際の変速比nがプロセス123で設
定された目標変速比nTより大であるか否かを判断し、
大である場合にはプロセス126に進んで、変速比nを
小となすべく、シフトアップ制御信号S3を増速ソレノ
イド33に送出し、一方、小である場合にはプロセス1
27に進んで、変速比nを大となすべくシフトダウン制
御信号S4を減速ソレノイド34に送出して変速比の制
御を行う。
そして、続くプロセス128においてスロットルバルブ
開度Thを減少せしめるべく所定の態様でスロットル制
御信号S6をスロットルアクチュエータ4に供給し、こ
れを閉方向に作動させる。
開度Thを減少せしめるべく所定の態様でスロットル制
御信号S6をスロットルアクチュエータ4に供給し、こ
れを閉方向に作動させる。
このように、プロセス123〜プロセス128において
は、車速Vに応じて目標変速比nTが設定され、この目
標変速比nTを達成するように変速比制御が行われるの
で、車輌に効果的なエンジンブレーキが作用して、減速
がスムーズに行われる。
は、車速Vに応じて目標変速比nTが設定され、この目
標変速比nTを達成するように変速比制御が行われるの
で、車輌に効果的なエンジンブレーキが作用して、減速
がスムーズに行われる。
また、第6図に示されるプログラムのプロセス64にお
いて実行されるライン圧制御のためのプログラムの一例
は、第9図に示される如くのものとされる。ここでは、
スタート後、プロセス150にて、前述した変速比及び
スロットル開度の制御を行うプログラムにおけるプロセ
ス104,122及び124で夫々算出された、目標車
輌加速度GTもしくは目標車輌減速度gTを得るに必要
とされる走行駆動力Feを設定し、この走行駆動力Fe
を、無段変速機9においてVベルト51と駆動プーリ5
0及び従動プーリ52との間に滑りを生じることなく伝
達するのに必要な目標ベルト伝達力fを下記の式(1)か
ら算出する。
いて実行されるライン圧制御のためのプログラムの一例
は、第9図に示される如くのものとされる。ここでは、
スタート後、プロセス150にて、前述した変速比及び
スロットル開度の制御を行うプログラムにおけるプロセ
ス104,122及び124で夫々算出された、目標車
輌加速度GTもしくは目標車輌減速度gTを得るに必要
とされる走行駆動力Feを設定し、この走行駆動力Fe
を、無段変速機9においてVベルト51と駆動プーリ5
0及び従動プーリ52との間に滑りを生じることなく伝
達するのに必要な目標ベルト伝達力fを下記の式(1)か
ら算出する。
(但し、lはディファレンシャルギア11の半径、rt
は駆動輪12のタイヤ有効半径である。) 次に、プロセス151に進み、プロセス150で算出さ
れた目標ベルト伝達力fを生じさせるための必要最小限
のライン圧PLを下記の式(2)から算出する。
は駆動輪12のタイヤ有効半径である。) 次に、プロセス151に進み、プロセス150で算出さ
れた目標ベルト伝達力fを生じさせるための必要最小限
のライン圧PLを下記の式(2)から算出する。
(但し、μtは駆動プーリ50及び従動プーリ52とV
ベルト51間の摩擦係数,Asは可動円錐板50a及び
52aのVベルト51に対する受圧面積,θは駆動プー
リ50及び従動プーリ52のプーリ溝の頂角である。) 次のプロセス152では、プロセス151で算出された
必要最小限のライン圧PLを発生させるために必要とさ
れるライン圧制御信号S5を、第11図において縦軸に
ライン圧をとり横軸に信号レベルをとって示される特性
カーブに基づき、この特性カーブ上のライン圧PLに対
応して得られる信号レベルLLを有するものとして形成
する。そして、続くプロセス153において、プロセス
152で形成されたライン圧制御信号S5をライン圧制
御弁37のソレノイド37aに供給し、このライン圧制
御信号S5の信号レベルLLに応じてライン圧制御弁3
7における圧油の排出量を調整し、従動プーリ52のシ
リンダ室52c(もしくは、駆動プーリ50のシリンダ
室50c)に作用するライン圧を制御する。上述の如く
にライン圧の制御を行った後は、第6図に示されるプロ
セス61に戻り、以後、前述した一連の制御動作を繰り
返す。
ベルト51間の摩擦係数,Asは可動円錐板50a及び
52aのVベルト51に対する受圧面積,θは駆動プー
リ50及び従動プーリ52のプーリ溝の頂角である。) 次のプロセス152では、プロセス151で算出された
必要最小限のライン圧PLを発生させるために必要とさ
れるライン圧制御信号S5を、第11図において縦軸に
ライン圧をとり横軸に信号レベルをとって示される特性
カーブに基づき、この特性カーブ上のライン圧PLに対
応して得られる信号レベルLLを有するものとして形成
する。そして、続くプロセス153において、プロセス
152で形成されたライン圧制御信号S5をライン圧制
御弁37のソレノイド37aに供給し、このライン圧制
御信号S5の信号レベルLLに応じてライン圧制御弁3
7における圧油の排出量を調整し、従動プーリ52のシ
リンダ室52c(もしくは、駆動プーリ50のシリンダ
室50c)に作用するライン圧を制御する。上述の如く
にライン圧の制御を行った後は、第6図に示されるプロ
セス61に戻り、以後、前述した一連の制御動作を繰り
返す。
このようにして、本例では、目標車輌加速度GTもしく
は目標車輌減速度gTを設定し、この目標車輌加速度G
Tもしくは目標車輌減速度gTを達成するための走行駆
動力Fe,目標ベルト伝達力f,ライン圧PL及びライ
ン圧制御信号S5を順次得て、ライン圧制御するように
なされるので、車輌の加速時P定車速時及び減速時(エ
ンジンブレーキ時)等において、夫々適正なライン圧を
応答性良く得、無段変速機9の駆動プーリ50と従動プ
ーリ52との間におけるVベルト51を介しての適正な
駆動力伝達を行うことができる。
は目標車輌減速度gTを設定し、この目標車輌加速度G
Tもしくは目標車輌減速度gTを達成するための走行駆
動力Fe,目標ベルト伝達力f,ライン圧PL及びライ
ン圧制御信号S5を順次得て、ライン圧制御するように
なされるので、車輌の加速時P定車速時及び減速時(エ
ンジンブレーキ時)等において、夫々適正なライン圧を
応答性良く得、無段変速機9の駆動プーリ50と従動プ
ーリ52との間におけるVベルト51を介しての適正な
駆動力伝達を行うことができる。
なお、上述の例においては、目標性能として車輌加速度
を設定したが、本発明に係る無段変速機のライン圧制御
装置は、これに限られることなく、目標性能として、例
えば、エンジン出力あるいは車速等を設定するようにし
てもよく、このようにエンジン出力あるいは車速を目標
性能として設定する場合にも、上述の例と同様に、設定
された目標エンジン出力あるいは目標車速を達成するた
めの目標ベルト伝達力を算出し、それに対する必要最小
限のライン圧を発生させるような制御を行うものとされ
る。
を設定したが、本発明に係る無段変速機のライン圧制御
装置は、これに限られることなく、目標性能として、例
えば、エンジン出力あるいは車速等を設定するようにし
てもよく、このようにエンジン出力あるいは車速を目標
性能として設定する場合にも、上述の例と同様に、設定
された目標エンジン出力あるいは目標車速を達成するた
めの目標ベルト伝達力を算出し、それに対する必要最小
限のライン圧を発生させるような制御を行うものとされ
る。
(発明の効果) 以上の説明から明らかな如く、本発明に係る無段変速機
のライン圧制御装置によれば、電子制御回路部等の形で
形成される制御部により、設定された目標性能、例え
ば、車輌のエンジンの負荷を変化させるアクセル調整部
の操作状態に応じて設定された目標車輌加速度あるいは
目標車輌減速度達成するため必要な走行駆動力の伝達に
要される無段変速機構の駆動プーリと従動プーリとの間
における目標ベルト伝達力が得られるものとされるべく
ライン圧が制御され、それによって当該目標性能が、無
段変速機のベルトと駆動プーリ及び従動プーリとの間に
滑りを生ぜしめず、しかも、ベルトの耐久性を低下させ
ない適正なベルトに対する駆動プーリ及び従動プーリの
押圧力をもって達成されるようになされるので、無段変
速機のベルトに対する駆動プーリ及び従動プーリの押圧
力を伝達すべき駆動力に対して適正なものに維持するた
めのライン圧制御を、車輌の加速時,定車速時及びエン
ジンブレーキ作動時等の各走行状態におけるエンジン出
力等の変化に対して、極めて良好な応答性あるいは追従
性をもって行うことができる。
のライン圧制御装置によれば、電子制御回路部等の形で
形成される制御部により、設定された目標性能、例え
ば、車輌のエンジンの負荷を変化させるアクセル調整部
の操作状態に応じて設定された目標車輌加速度あるいは
目標車輌減速度達成するため必要な走行駆動力の伝達に
要される無段変速機構の駆動プーリと従動プーリとの間
における目標ベルト伝達力が得られるものとされるべく
ライン圧が制御され、それによって当該目標性能が、無
段変速機のベルトと駆動プーリ及び従動プーリとの間に
滑りを生ぜしめず、しかも、ベルトの耐久性を低下させ
ない適正なベルトに対する駆動プーリ及び従動プーリの
押圧力をもって達成されるようになされるので、無段変
速機のベルトに対する駆動プーリ及び従動プーリの押圧
力を伝達すべき駆動力に対して適正なものに維持するた
めのライン圧制御を、車輌の加速時,定車速時及びエン
ジンブレーキ作動時等の各走行状態におけるエンジン出
力等の変化に対して、極めて良好な応答性あるいは追従
性をもって行うことができる。
第1図は本発明に係る無段変速機のライン圧制御装置の
基本構成図、第2図は本発明に係る無段変速機のライン
圧制御装置の一例が適用される車輌の駆動制御部を示す
概略構成図、第3図は本発明に係る無段変速機のライン
圧制御装置の一例をこれが適用されて構成された電子制
御式無段変速装置とともに示す概略構成図、第4図,第
5図,第10図及び第11図は第3図に示される例の動
作説明に供される特性図、第6図,第7図,第8図A及
びB、及び、第9図は第3図に示される例に用いられる
電子制御回路部における動作プログラムの一例を示すフ
ローチャートである。 図中、1はエンジン、3はスロットルバルブ、7はクラ
ッチ、9は無段変速機、22は電子制御回路部、23は
アクセルペダル、24はアクセル開度検出センサ、32
は変速制御弁、37はライン圧制御弁である。
基本構成図、第2図は本発明に係る無段変速機のライン
圧制御装置の一例が適用される車輌の駆動制御部を示す
概略構成図、第3図は本発明に係る無段変速機のライン
圧制御装置の一例をこれが適用されて構成された電子制
御式無段変速装置とともに示す概略構成図、第4図,第
5図,第10図及び第11図は第3図に示される例の動
作説明に供される特性図、第6図,第7図,第8図A及
びB、及び、第9図は第3図に示される例に用いられる
電子制御回路部における動作プログラムの一例を示すフ
ローチャートである。 図中、1はエンジン、3はスロットルバルブ、7はクラ
ッチ、9は無段変速機、22は電子制御回路部、23は
アクセルペダル、24はアクセル開度検出センサ、32
は変速制御弁、37はライン圧制御弁である。
Claims (2)
- 【請求項1】夫々にベルトが張架されるV字状の溝が形
成されるとともにシリンダ室が設けられた駆動プーリ及
び従動プーリを有し、上記シリンダ室に供給される作動
圧油の作用により上記溝の幅を変化させて変速比を連続
的に変えることができるとともに、上記シリンダ室に供
給される作動圧油の油圧に応じて上記駆動プーリと上記
従動プーリとの間におけるベルト伝達力を変えることが
できるものとされて車輌に搭載された無段変速機構の上
記シリンダ室に、作動圧油を選択的に供給する作動圧油
制御部と、 該作動圧油制御部により上記シリンダ室に供給される作
動圧油の油圧を変化させるライン圧調整部と、 上記車輌についての目標性能を設定する手段,上記目標
性能を達成するため必要な駆動力の伝達に要される上記
駆動プーリと上記従動プーリとの間における目標ベルト
伝達力を算出する手段、及び、上記シリンダ室に供給さ
れる作動圧油の油圧を上記目標ベルト伝達力が得られる
ものとすべく上記ライン圧調整部に制御信号を送出する
手段を含む制御部と、 を具備して成る無段変速機のライン圧制御装置。 - 【請求項2】目標性能を設定する手段が車輌のエンジン
の負荷を変化させるアクセル調整部の操作状態に応じて
目標車輌加速度を設定する手段を形成していることを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の無段変速機のライ
ン圧制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59254778A JPH0626944B2 (ja) | 1984-12-01 | 1984-12-01 | 無段変速機のライン圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59254778A JPH0626944B2 (ja) | 1984-12-01 | 1984-12-01 | 無段変速機のライン圧制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61132433A JPS61132433A (ja) | 1986-06-19 |
| JPH0626944B2 true JPH0626944B2 (ja) | 1994-04-13 |
Family
ID=17269748
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59254778A Expired - Lifetime JPH0626944B2 (ja) | 1984-12-01 | 1984-12-01 | 無段変速機のライン圧制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0626944B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102008064406B4 (de) * | 2008-11-03 | 2016-03-24 | Ps Automation Gmbh | Anzeigeeinrichtung für einen Stellantrieb und Stellantrieb für eine Armatur |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56138556A (en) * | 1980-03-28 | 1981-10-29 | Aisin Warner Ltd | Hydraulic pressure controlling apparatus for v-belt type stepless transmission for vehicle |
| JPH0137935Y2 (ja) * | 1981-04-13 | 1989-11-15 |
-
1984
- 1984-12-01 JP JP59254778A patent/JPH0626944B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61132433A (ja) | 1986-06-19 |
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