JPH0627252B2 - ポリカ−ボネ−ト樹脂組成物 - Google Patents
ポリカ−ボネ−ト樹脂組成物Info
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- JPH0627252B2 JPH0627252B2 JP62159728A JP15972887A JPH0627252B2 JP H0627252 B2 JPH0627252 B2 JP H0627252B2 JP 62159728 A JP62159728 A JP 62159728A JP 15972887 A JP15972887 A JP 15972887A JP H0627252 B2 JPH0627252 B2 JP H0627252B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はポリカーボネート樹脂組成物に関するものであ
る。さらに詳しくいえば、本発明は、例えば自動車バン
パーなどの自動車分野成形品や家電分野成形品などの材
料として好適な、優れた熱安定性、低温耐衝撃性、漆黒
性、耐溶剤性などを有するポリカーボネート樹脂組成物
に関するものである。
る。さらに詳しくいえば、本発明は、例えば自動車バン
パーなどの自動車分野成形品や家電分野成形品などの材
料として好適な、優れた熱安定性、低温耐衝撃性、漆黒
性、耐溶剤性などを有するポリカーボネート樹脂組成物
に関するものである。
従来、ポリカーボネート樹脂は引張強度、曲げ強度、衝
撃強度などの機械的強度や耐熱性などに優れる上に、成
形精度の良好なエンジニアリング樹脂として知られてお
り、各種分野において幅広く用いられているが、低温耐
衝撃性、耐溶剤性、流動性に劣るなどの欠点を有してい
る。
撃強度などの機械的強度や耐熱性などに優れる上に、成
形精度の良好なエンジニアリング樹脂として知られてお
り、各種分野において幅広く用いられているが、低温耐
衝撃性、耐溶剤性、流動性に劣るなどの欠点を有してい
る。
ポリカーボネート樹脂のこのような欠点を改良するため
に、このポリカーボネート樹脂に、ポリエステルエーテ
ルエラストマーを配合した組成物(特公昭57−265
38公報)や、ポリエステル樹脂およびアクリル系ゴム
を配合した組成物(特公昭55−9435号公報、特開
昭53−129246号公報、特開昭59−93748
号公報)などが知られている。
に、このポリカーボネート樹脂に、ポリエステルエーテ
ルエラストマーを配合した組成物(特公昭57−265
38公報)や、ポリエステル樹脂およびアクリル系ゴム
を配合した組成物(特公昭55−9435号公報、特開
昭53−129246号公報、特開昭59−93748
号公報)などが知られている。
しかしながら、これらの組成物においては、耐溶剤性お
よび流動性はある程度改良されているものの、低温耐衝
撃性の改良は不十分である上に、ゴム成分に起因すると
思われる熱安定性の低下や漆黒性の低下(着色外観がパ
ール状になる)などの問題があり、用途が制限されるの
を免れない。
よび流動性はある程度改良されているものの、低温耐衝
撃性の改良は不十分である上に、ゴム成分に起因すると
思われる熱安定性の低下や漆黒性の低下(着色外観がパ
ール状になる)などの問題があり、用途が制限されるの
を免れない。
〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明の目的は、このような従来のポリエステルエーテ
ルエラストマーやポリエステル樹脂およびアクリル系ゴ
ムを配合したポリカーボネート樹脂組成物が有する欠点
を改良し、熱安定性、低温耐衝撃性、漆黒性、耐溶剤性
などに優れたポリカーボネート樹脂組成物を提供するこ
とにある。
ルエラストマーやポリエステル樹脂およびアクリル系ゴ
ムを配合したポリカーボネート樹脂組成物が有する欠点
を改良し、熱安定性、低温耐衝撃性、漆黒性、耐溶剤性
などに優れたポリカーボネート樹脂組成物を提供するこ
とにある。
本発明者らは、前記の優れた特徴を有するポリカーボネ
ート樹脂組成物を開発するために鋭意研究を重ねた結
果、ポリカーボネート樹脂に、芳香族ポリエステル樹
脂、特定の組成を有するイソプレン系グラフト共重合体
を所定の割合で配合することにより、その目的を達成し
うることを見出し、この知見に基づいて本発明を完成す
るに至った。
ート樹脂組成物を開発するために鋭意研究を重ねた結
果、ポリカーボネート樹脂に、芳香族ポリエステル樹
脂、特定の組成を有するイソプレン系グラフト共重合体
を所定の割合で配合することにより、その目的を達成し
うることを見出し、この知見に基づいて本発明を完成す
るに至った。
すなわち、本発明の第一の発明は、(A)ポリカーボネ
ート樹脂100重量部に対し、(B)芳香族ポリエステ
ル樹脂4〜150重量部、(C)(イ)イソプレン5〜
100重量%とアクリル酸エステル0〜95重量%とか
らなる共重合体100重量部の存在下に、(ロ)芳香族
モノビニル化合物およびシアン化ビニル化合物を必須成
分とし、場合によりメタクリル酸エステルを加えたビニ
ル系単量体20〜100重量部および(ハ)多官能性ビ
ニル単量体0〜5重量部を重合させてなるイソプレン系
グラフト共重合体1〜80重量部を配合したことを特徴
とするポリカーボネート樹脂組成物を提供するものであ
る。
ート樹脂100重量部に対し、(B)芳香族ポリエステ
ル樹脂4〜150重量部、(C)(イ)イソプレン5〜
100重量%とアクリル酸エステル0〜95重量%とか
らなる共重合体100重量部の存在下に、(ロ)芳香族
モノビニル化合物およびシアン化ビニル化合物を必須成
分とし、場合によりメタクリル酸エステルを加えたビニ
ル系単量体20〜100重量部および(ハ)多官能性ビ
ニル単量体0〜5重量部を重合させてなるイソプレン系
グラフト共重合体1〜80重量部を配合したことを特徴
とするポリカーボネート樹脂組成物を提供するものであ
る。
本発明において(A)成分として用いるポリカーボネー
ト樹脂は、一般式、 (式中Zは単結合、エーテル結合あるいは炭素数1〜8
のアルキレン基、炭素数2〜8のアルキリデン基、炭素
数5〜15のシクロアルキレン基、炭素数5〜15のシ
クロアルキリデン基、スルホニル基、チオニル基、カル
ボニル基、または式、 で示される基、Rは水素原子、塩素原子、臭素原子また
は炭素数1〜8のアルキル基、mは0または1〜4の整
数である) で表される構造単位を有する重合体である。
ト樹脂は、一般式、 (式中Zは単結合、エーテル結合あるいは炭素数1〜8
のアルキレン基、炭素数2〜8のアルキリデン基、炭素
数5〜15のシクロアルキレン基、炭素数5〜15のシ
クロアルキリデン基、スルホニル基、チオニル基、カル
ボニル基、または式、 で示される基、Rは水素原子、塩素原子、臭素原子また
は炭素数1〜8のアルキル基、mは0または1〜4の整
数である) で表される構造単位を有する重合体である。
このポリカーボネート樹脂は溶剤法、すなわち塩化メチ
レンなどの溶剤中で公知の酸受容体、分子量調整剤の存
在下、二価フェノールとホスゲンのようなカーボネート
前駆体との反応または二価フェノールとジフェニルカー
ボネートのようなカーボネート前駆体とのエステル交換
反応によって製造することができる。
レンなどの溶剤中で公知の酸受容体、分子量調整剤の存
在下、二価フェノールとホスゲンのようなカーボネート
前駆体との反応または二価フェノールとジフェニルカー
ボネートのようなカーボネート前駆体とのエステル交換
反応によって製造することができる。
ここで、好適に使用しうる二価フェノールとしてはビス
フェノール類があり、特に2,2−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)プロパン(ビスフェノールA)が好まし
い。また、ビスフェノールAの一部または全部を他の二
価フェノールで置換したものであってもよい。ビスフェ
ノールA以外の二価フェノールとしては、例えばビスフ
ェノールA以外のビス(4−ヒドロキシフェニル)アル
カン、ハイドロキノン、4,4′−ジヒドロキシジフェ
ニル、ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロアルカ
ン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルフイド、ビス
(4−ヒドロキシフェニル)スルホン、ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)スルホキシド、ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)エーテルのような化合物またはビス(3,5
−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ビス
(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ンのようなハロゲン化ビスフェノール類を挙げることが
できる。これら二価フェノールは二価フェノールのホモ
ポリマーまたは2種以上のコポリマーもしくはブレンド
物であってもよい。さらに、本発明で用いるポリカーボ
ネート樹脂は多官能性芳香族化合物を二価フェノールお
よび/またはカーボネート前駆体と反応させた熱可塑性
ランダム分枝ポリカーボネートであってもよい。
フェノール類があり、特に2,2−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)プロパン(ビスフェノールA)が好まし
い。また、ビスフェノールAの一部または全部を他の二
価フェノールで置換したものであってもよい。ビスフェ
ノールA以外の二価フェノールとしては、例えばビスフ
ェノールA以外のビス(4−ヒドロキシフェニル)アル
カン、ハイドロキノン、4,4′−ジヒドロキシジフェ
ニル、ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロアルカ
ン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルフイド、ビス
(4−ヒドロキシフェニル)スルホン、ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)スルホキシド、ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)エーテルのような化合物またはビス(3,5
−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ビス
(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ンのようなハロゲン化ビスフェノール類を挙げることが
できる。これら二価フェノールは二価フェノールのホモ
ポリマーまたは2種以上のコポリマーもしくはブレンド
物であってもよい。さらに、本発明で用いるポリカーボ
ネート樹脂は多官能性芳香族化合物を二価フェノールお
よび/またはカーボネート前駆体と反応させた熱可塑性
ランダム分枝ポリカーボネートであってもよい。
本発明に用いるポリカーボネート樹脂は、機械的強度お
よび成形性の点から、その粘度平均分子量が10,00
0〜100,000のものが好ましく、特に20,00
0〜40,000のものが好適である。
よび成形性の点から、その粘度平均分子量が10,00
0〜100,000のものが好ましく、特に20,00
0〜40,000のものが好適である。
本発明において(B)成分として用いる芳香族ポリエス
テル樹脂は、種々のものを使用することができるが、特
に二官能性カルボン酸成分とアルキレングリコール成分
を重縮合して得られるポリエステル樹脂が好適である。
テル樹脂は、種々のものを使用することができるが、特
に二官能性カルボン酸成分とアルキレングリコール成分
を重縮合して得られるポリエステル樹脂が好適である。
ここで、二官能性カルボン酸成分としてはテレフタル
酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸などの芳香
族ジカルボン酸が挙げられる。これらの中ではテレフタ
ル酸が好ましく、本発明の効果を損なわない範囲で他の
二官能性カルボン酸成分を併用することができる。それ
らは、例えばシュウ酸、マロン酸、アジピン酸、スベリ
ン酸、アゼライン酸、セバシン酸またはデカンジカルボ
ン酸などの脂肪族ジカルボン酸およびそれらのエステル
形成性誘導体である。これらの他のジカルボン酸成分の
配合割合は全ジカルボン酸に対し一般に20モル%以内
とすべきである。
酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸などの芳香
族ジカルボン酸が挙げられる。これらの中ではテレフタ
ル酸が好ましく、本発明の効果を損なわない範囲で他の
二官能性カルボン酸成分を併用することができる。それ
らは、例えばシュウ酸、マロン酸、アジピン酸、スベリ
ン酸、アゼライン酸、セバシン酸またはデカンジカルボ
ン酸などの脂肪族ジカルボン酸およびそれらのエステル
形成性誘導体である。これらの他のジカルボン酸成分の
配合割合は全ジカルボン酸に対し一般に20モル%以内
とすべきである。
次に、アルキレングリコール成分としては、特に制限さ
れないが、具体的にはエチレングリコール、プロピレン
−1,2−グリコール、プロピレン−1,3−グリコー
ル、ブチレン−1,4−グリコール、ブチレン−2,3
−グリコール、ヘキサン−1,6−ジオール、オクタン
−1,8−ジオール、ネオペンチルグリコールまたはデ
カン−1,10−ジオールの如き1〜15の炭素原子を
有する脂肪族ジオールなどを用いることができる。なか
でも、エチレングリコール、ブチレングリコールが好適
である。
れないが、具体的にはエチレングリコール、プロピレン
−1,2−グリコール、プロピレン−1,3−グリコー
ル、ブチレン−1,4−グリコール、ブチレン−2,3
−グリコール、ヘキサン−1,6−ジオール、オクタン
−1,8−ジオール、ネオペンチルグリコールまたはデ
カン−1,10−ジオールの如き1〜15の炭素原子を
有する脂肪族ジオールなどを用いることができる。なか
でも、エチレングリコール、ブチレングリコールが好適
である。
このようなポリエステル樹脂として特にポリエチレンテ
レフタレート、ポリブチレンテレフタレートが好適であ
る。
レフタレート、ポリブチレンテレフタレートが好適であ
る。
この(B)成分である芳香族ポリエステル樹脂の製造
は、チタン、ゲルマニウム、アンチモンなどを含有する
重縮合触媒の存在下または不存在下で通常の方法で実施
することができる。例えば、ポリエチレンテレフタレー
トは通常テレフタル酸とエチレングリコールとをエステ
ル化反応せしめるかまたはジメチルテレフタレートの如
きテレフタル酸の低級アルキルエステルとエチレングリ
コールとをエステル交換反応せしめて、テレフタル酸の
グリコールエステルおよび/またはその低重合体を製造
する第1段階の反応と、該グリコールエステルおよび/
またはその低重合体をさらに重合せしめて重合度の高い
ポリマーとする第2段階の反応、いわゆる重合反応とに
より製造される。
は、チタン、ゲルマニウム、アンチモンなどを含有する
重縮合触媒の存在下または不存在下で通常の方法で実施
することができる。例えば、ポリエチレンテレフタレー
トは通常テレフタル酸とエチレングリコールとをエステ
ル化反応せしめるかまたはジメチルテレフタレートの如
きテレフタル酸の低級アルキルエステルとエチレングリ
コールとをエステル交換反応せしめて、テレフタル酸の
グリコールエステルおよび/またはその低重合体を製造
する第1段階の反応と、該グリコールエステルおよび/
またはその低重合体をさらに重合せしめて重合度の高い
ポリマーとする第2段階の反応、いわゆる重合反応とに
より製造される。
本発明のポリカーボネート樹脂組成物においては、
(A)成分のポリカーボネート樹脂100重量部に対し
て、(B)成分の芳香族ポリエステル樹脂を4〜150
重量部、好ましくは10〜100重量部配合することが
必要である。この量が4重量部未満では該樹脂組成物の
耐溶剤性が向上せず、150重量部を越えると低温耐衝
撃性が低下する。
(A)成分のポリカーボネート樹脂100重量部に対し
て、(B)成分の芳香族ポリエステル樹脂を4〜150
重量部、好ましくは10〜100重量部配合することが
必要である。この量が4重量部未満では該樹脂組成物の
耐溶剤性が向上せず、150重量部を越えると低温耐衝
撃性が低下する。
本発明において(C)成分として用いるイソプレン系グ
ラフト共重合体は、(イ)イソプレン5〜100重量%
とアクリル酸エステル0〜95重量%とからなる共重合
体100重量部の存在下に、(ロ)芳香族モノビニル化
合物およびシアン化ビニル化合物を必須成分とし、場合
によりメタクリル酸エステルを加えたビニル系単量体2
0〜100重量部を重合させたもの、あるいはこのビニ
ル系単量体の1種または2種以上20〜100重量部お
よび(ハ)多官能性ビニル単量体5重量部以下を重合さ
せたものである。
ラフト共重合体は、(イ)イソプレン5〜100重量%
とアクリル酸エステル0〜95重量%とからなる共重合
体100重量部の存在下に、(ロ)芳香族モノビニル化
合物およびシアン化ビニル化合物を必須成分とし、場合
によりメタクリル酸エステルを加えたビニル系単量体2
0〜100重量部を重合させたもの、あるいはこのビニ
ル系単量体の1種または2種以上20〜100重量部お
よび(ハ)多官能性ビニル単量体5重量部以下を重合さ
せたものである。
このアクリレート・イソプレン系グラフト共重合体に用
いる前記(イ)成分の共重合体のアクリル酸エステルが
95重量%を超えると低温耐衝撃性が低下する。また、
(ロ)成分のビニル系単量体の使用量が、(イ)成分の
共重合体100重量部に対して、20重量部未満では得
られるグラフト共重合体の樹脂組成物における分散性が
悪くて、該樹脂組成物の漆黒性および外観が不良とな
り、一方100重量部を越えると該樹脂組成物の耐衝撃
性が低下する。さらに、(ハ)成分の多官能性ビニル単
量体は該樹脂組成物の低温耐衝撃性をさらに向上させる
ためのものであるが、(イ)成分の共重合体100重量
部に対して、5重量部より多く用いても低温耐衝撃性は
向上せず、特に2重量部以下の使用量が好ましい。
いる前記(イ)成分の共重合体のアクリル酸エステルが
95重量%を超えると低温耐衝撃性が低下する。また、
(ロ)成分のビニル系単量体の使用量が、(イ)成分の
共重合体100重量部に対して、20重量部未満では得
られるグラフト共重合体の樹脂組成物における分散性が
悪くて、該樹脂組成物の漆黒性および外観が不良とな
り、一方100重量部を越えると該樹脂組成物の耐衝撃
性が低下する。さらに、(ハ)成分の多官能性ビニル単
量体は該樹脂組成物の低温耐衝撃性をさらに向上させる
ためのものであるが、(イ)成分の共重合体100重量
部に対して、5重量部より多く用いても低温耐衝撃性は
向上せず、特に2重量部以下の使用量が好ましい。
前記(イ)成分の共重合体のアクリル酸エステルとして
は、例えばエチルアクリレート、ブチルアクリレート、
2−エチルヘキシルアクリレート、n−オクチルアクリ
レート、イソノニルアクリレート、メトキシエチルアク
リレート、ヒドロキシエチルアクリレートなどが挙げら
れ、これらの1種または2種以上を混合して使用しても
よい。
は、例えばエチルアクリレート、ブチルアクリレート、
2−エチルヘキシルアクリレート、n−オクチルアクリ
レート、イソノニルアクリレート、メトキシエチルアク
リレート、ヒドロキシエチルアクリレートなどが挙げら
れ、これらの1種または2種以上を混合して使用しても
よい。
前記(ロ)成分のビニル系単量体として用いられるメタ
クリル酸エステルとしては、例えばメチルメタクリレー
ト、エチルメタクリレート、ブチルメタクリレート、メ
トキシエチルメタクリレート、グリシジルメタクリレー
トなどが、芳香族モノビニル化合物としては、例えばス
チレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、ビニル
キシレン、ハロゲン化スチレンなどが、シアン化ビニル
化合物としては、例えば、アクリロニトリル、メタクリ
ロニトリルなどが挙げられる。これらのビニル系単量体
としては芳香族モノビニル化合物およびシアン化ビニル
化合物は必須成分であり、場合によりメタクリル酸エス
テルを加えて用いられる。
クリル酸エステルとしては、例えばメチルメタクリレー
ト、エチルメタクリレート、ブチルメタクリレート、メ
トキシエチルメタクリレート、グリシジルメタクリレー
トなどが、芳香族モノビニル化合物としては、例えばス
チレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、ビニル
キシレン、ハロゲン化スチレンなどが、シアン化ビニル
化合物としては、例えば、アクリロニトリル、メタクリ
ロニトリルなどが挙げられる。これらのビニル系単量体
としては芳香族モノビニル化合物およびシアン化ビニル
化合物は必須成分であり、場合によりメタクリル酸エス
テルを加えて用いられる。
さらに、(ハ)成分の多官能性ビニル単量体としては、
例えばジビニルベンゼン、ジビニルトルエン、エチレン
グリコールジアクリレート、エチレングリコールジメタ
クリレート、ポリエチレングリコールジアクリレート、
ポリエチレングリコールジメタクリレート、1,3−ブ
タンジオールジアクリレート、ジアリルフタレート、ト
リアリルトリメリテート、ジアリルマレート、トリメチ
ロールプロパンメタクリレートなどが挙げられ、これら
はそれぞれ単独で用いてもよいし、2種以上組み合わせ
て用いてもよい。
例えばジビニルベンゼン、ジビニルトルエン、エチレン
グリコールジアクリレート、エチレングリコールジメタ
クリレート、ポリエチレングリコールジアクリレート、
ポリエチレングリコールジメタクリレート、1,3−ブ
タンジオールジアクリレート、ジアリルフタレート、ト
リアリルトリメリテート、ジアリルマレート、トリメチ
ロールプロパンメタクリレートなどが挙げられ、これら
はそれぞれ単独で用いてもよいし、2種以上組み合わせ
て用いてもよい。
本発明において、(C)成分として用いるイソプレン系
グラフト共重合体は、前記の(イ)成分共重合体の存在
下に、(ロ)成分のビニル系単量体またはこれと(ハ)
成分の多官能性ビニル単量体を前記の割合で用いて、例
えば塊状重合、懸濁重合、乳化重合などの公知の方法に
よって重合させることにより製造することができる。前
記重合方法の中では特に乳化重合が好適である。
グラフト共重合体は、前記の(イ)成分共重合体の存在
下に、(ロ)成分のビニル系単量体またはこれと(ハ)
成分の多官能性ビニル単量体を前記の割合で用いて、例
えば塊状重合、懸濁重合、乳化重合などの公知の方法に
よって重合させることにより製造することができる。前
記重合方法の中では特に乳化重合が好適である。
このようにして得られたイソプレン系グラフト共重合体
の平均粒径は、特に限定はされないが該樹脂組成物の低
温耐衝撃性および耐溶剤性の点から、好ましくは0.1〜
0.3μm、特に好ましくは0.15〜0.25μmの範囲で
あることが特に好ましい。
の平均粒径は、特に限定はされないが該樹脂組成物の低
温耐衝撃性および耐溶剤性の点から、好ましくは0.1〜
0.3μm、特に好ましくは0.15〜0.25μmの範囲で
あることが特に好ましい。
本発明のポリカーボネート樹脂組成物においては、
(A)成分のポリカーボネート樹脂100重量部に対し
て、(C)成分のイソプレン系グラフト共重合体を1〜
80重量部、好ましくは2〜60重量部の割合で配合す
ることが必要である。この量が1重量部未満では該樹脂
組成物は低温耐衝撃性が向上せず、一方80重量部を越
えると漆黒性および剛性が低下する。
(A)成分のポリカーボネート樹脂100重量部に対し
て、(C)成分のイソプレン系グラフト共重合体を1〜
80重量部、好ましくは2〜60重量部の割合で配合す
ることが必要である。この量が1重量部未満では該樹脂
組成物は低温耐衝撃性が向上せず、一方80重量部を越
えると漆黒性および剛性が低下する。
本発明の第二の発明は、前記(A)、(B)および
(C)成分にさらに、(D)成分として(ニ)テレフタ
ル酸を70モル%以上含有するジカルボン酸および/ま
たはそのエステル形成性誘導耐、(ホ)アルキレングリ
コールおよび(ヘ)平均分子量500〜5000のポリ
アルキレングリコールを、(ヘ)成分が全ポリエステル
エーテルエラストマー重量の20〜80%になるような
割合で重縮合させてなるポリエステルエーテルエラスト
マー4〜150重量部を配合したことを特徴とするポリ
カーボネート樹脂組成物を提供するものである。
(C)成分にさらに、(D)成分として(ニ)テレフタ
ル酸を70モル%以上含有するジカルボン酸および/ま
たはそのエステル形成性誘導耐、(ホ)アルキレングリ
コールおよび(ヘ)平均分子量500〜5000のポリ
アルキレングリコールを、(ヘ)成分が全ポリエステル
エーテルエラストマー重量の20〜80%になるような
割合で重縮合させてなるポリエステルエーテルエラスト
マー4〜150重量部を配合したことを特徴とするポリ
カーボネート樹脂組成物を提供するものである。
本発明において(D)成分として用いるポリエステルエ
ーテルエラストマーは、(ニ)テレフタル酸を70モル
%以上含有するジカルボン酸および/またはそのエステ
ル形成性誘導体、(ホ)アルキレングリコールおよび
(ヘ)平均分子量500〜5000のポリアルキレング
リコールの3成分を共重合させて得られた共重合体であ
る。
ーテルエラストマーは、(ニ)テレフタル酸を70モル
%以上含有するジカルボン酸および/またはそのエステ
ル形成性誘導体、(ホ)アルキレングリコールおよび
(ヘ)平均分子量500〜5000のポリアルキレング
リコールの3成分を共重合させて得られた共重合体であ
る。
このポリエステルエーテルエラストマーに用いる(ニ)
成分は、テレフタル酸を70モル%以上含有するジカル
ボン酸やそのエステル形成性誘導体であり、テレフタル
酸以外のジカルボン酸としては、脂肪族、脂環式および
芳香族のいずれでもよい。これらのジカルボン酸は、通
常分子量300以下のものが使用され、例えばアジピン
酸、セバチン酸などの脂肪族ジカルボン酸、シクロヘキ
サンジカルボン酸類などの脂環式ジカルボン酸、イソフ
タル酸、ナフタリンジカルボ酸類などの芳香族ジカルボ
ン酸などを用いることができる。また、エステル形成性
誘導体としては、例えばテレフタル酸および前記ジカル
ボン酸の酸無水物、エステル、酸塩化物などが挙げられ
る。(ホ)成分のアルキレングリコールとしては、例え
ばエチレングリコール、プロピレングリコール、テトラ
メチレングリコールなどが挙げられる。これらはそれぞ
れ単独で用いてもよいし、2種以上組み合わせて用いて
もよい。
成分は、テレフタル酸を70モル%以上含有するジカル
ボン酸やそのエステル形成性誘導体であり、テレフタル
酸以外のジカルボン酸としては、脂肪族、脂環式および
芳香族のいずれでもよい。これらのジカルボン酸は、通
常分子量300以下のものが使用され、例えばアジピン
酸、セバチン酸などの脂肪族ジカルボン酸、シクロヘキ
サンジカルボン酸類などの脂環式ジカルボン酸、イソフ
タル酸、ナフタリンジカルボ酸類などの芳香族ジカルボ
ン酸などを用いることができる。また、エステル形成性
誘導体としては、例えばテレフタル酸および前記ジカル
ボン酸の酸無水物、エステル、酸塩化物などが挙げられ
る。(ホ)成分のアルキレングリコールとしては、例え
ばエチレングリコール、プロピレングリコール、テトラ
メチレングリコールなどが挙げられる。これらはそれぞ
れ単独で用いてもよいし、2種以上組み合わせて用いて
もよい。
また、(ヘ)成分のポリアルキレングリコールは、平均
分子量が500〜5000の範囲のものであり、特に分
子中の酸素原子に対する炭素原子の数の比が2.0〜4.3
の範囲にあるものが好ましい。このようなものとして
は、例えばポリテトラメチレングリコール、ポリエチレ
ングリコール、ポリプロピレングリコールおよびこれら
の共重合体などが挙げられるが、これらの中でポリテト
ラメチレングリコールおよびポリエチレングリコールが
好適である。これらはそれぞれ単独で用いてもよいし、
2種以上組み合わせて用いてもよい。
分子量が500〜5000の範囲のものであり、特に分
子中の酸素原子に対する炭素原子の数の比が2.0〜4.3
の範囲にあるものが好ましい。このようなものとして
は、例えばポリテトラメチレングリコール、ポリエチレ
ングリコール、ポリプロピレングリコールおよびこれら
の共重合体などが挙げられるが、これらの中でポリテト
ラメチレングリコールおよびポリエチレングリコールが
好適である。これらはそれぞれ単独で用いてもよいし、
2種以上組み合わせて用いてもよい。
ポリエステルエーテルエラストマーにおける前記(ヘ)
成分のポリアルキレングリコールの含有量は20〜80
重量%、好ましくは30〜80重量%、特に好ましくは
50〜80重量%の範囲で選ばれる。このポリエステル
エーテルエラストマーの重合度については、o−クロロ
フェノール中1.2g/100m濃度で35℃の温度に
おいて測定した還元粘度として、0.5〜5.0、好ましく
は0.7〜4の範囲のものが望ましい。
成分のポリアルキレングリコールの含有量は20〜80
重量%、好ましくは30〜80重量%、特に好ましくは
50〜80重量%の範囲で選ばれる。このポリエステル
エーテルエラストマーの重合度については、o−クロロ
フェノール中1.2g/100m濃度で35℃の温度に
おいて測定した還元粘度として、0.5〜5.0、好ましく
は0.7〜4の範囲のものが望ましい。
本発明組成物においては、(D)成分のポリエステルエ
ーテルエラストマーを、(A)成分のポリカーボネート
樹脂100重量部に対して4〜150重量部、好ましく
は10〜100重量部の割合で配合する。この配合量が
4重量部未満では組成物の耐溶剤性が向上せず、一方1
50重量部を越えると低温耐衝撃性が低下する。
ーテルエラストマーを、(A)成分のポリカーボネート
樹脂100重量部に対して4〜150重量部、好ましく
は10〜100重量部の割合で配合する。この配合量が
4重量部未満では組成物の耐溶剤性が向上せず、一方1
50重量部を越えると低温耐衝撃性が低下する。
本発明のポリカーボネート樹脂組成物には、本発明の目
的を損なわない範囲で、例えば無機質充填剤、各種添加
剤、他の合成樹脂、エラストマーなどを必要に応じて配
合することができる。
的を損なわない範囲で、例えば無機質充填剤、各種添加
剤、他の合成樹脂、エラストマーなどを必要に応じて配
合することができる。
前記無機質充填剤はポリカーボネート樹脂組成物の機械
的強度や耐久性の向上または増量を目的として配合され
るものであり、このようなものとしては、例えばガラス
繊維、ガラスビーズ、ガラスフレーク、カーボンブラッ
ク、硫酸カルシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸カルシウ
ム、酸化チタン、アルミナ、シリカ、アスベスト、タル
ク、クレー、マイカ、石英粉などが挙げられる。また、
前記各種添加剤としては、例えばヒンダードフェノール
系や、亜リン酸エステル系、リン酸エステル系などのリ
ン系、アミン系などの酸化防止剤、ベンゾトリアゾール
系やベンゾフェノン系などの紫外線吸収剤、脂肪族カル
ボン酸エステル系やパラフィン系などの外部滑剤、常用
の難燃化剤、離型剤、帯電防止剤、着色剤などが挙げら
れる。上記ヒンダードフェノール系酸化防止剤として
は、例えば2,6−ジ第三ブチル−p−クレゾール(B
H T)、イルガノックス1076(チバガイギー社
製、商品名)、イルガノックス1010(チバガイギー
社製、商品名)、エチル330(エチル社製、商品
名)、スミライザーGM(住友化学(株)製、商品名)
などが好ましく用いられる。また、その他の合成樹脂と
しては、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリス
チレン、AS樹脂、ABS樹脂、ポリメチルメタクリレ
ートなどの各樹脂を挙げることができる。また、エラス
トマーとしては、イソブチレン−イソプレンゴム、スチ
レン−ブタジエンゴム、エチレン−プロピレンゴム、ア
クリル系エラストマーなどが挙げられる。
的強度や耐久性の向上または増量を目的として配合され
るものであり、このようなものとしては、例えばガラス
繊維、ガラスビーズ、ガラスフレーク、カーボンブラッ
ク、硫酸カルシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸カルシウ
ム、酸化チタン、アルミナ、シリカ、アスベスト、タル
ク、クレー、マイカ、石英粉などが挙げられる。また、
前記各種添加剤としては、例えばヒンダードフェノール
系や、亜リン酸エステル系、リン酸エステル系などのリ
ン系、アミン系などの酸化防止剤、ベンゾトリアゾール
系やベンゾフェノン系などの紫外線吸収剤、脂肪族カル
ボン酸エステル系やパラフィン系などの外部滑剤、常用
の難燃化剤、離型剤、帯電防止剤、着色剤などが挙げら
れる。上記ヒンダードフェノール系酸化防止剤として
は、例えば2,6−ジ第三ブチル−p−クレゾール(B
H T)、イルガノックス1076(チバガイギー社
製、商品名)、イルガノックス1010(チバガイギー
社製、商品名)、エチル330(エチル社製、商品
名)、スミライザーGM(住友化学(株)製、商品名)
などが好ましく用いられる。また、その他の合成樹脂と
しては、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリス
チレン、AS樹脂、ABS樹脂、ポリメチルメタクリレ
ートなどの各樹脂を挙げることができる。また、エラス
トマーとしては、イソブチレン−イソプレンゴム、スチ
レン−ブタジエンゴム、エチレン−プロピレンゴム、ア
クリル系エラストマーなどが挙げられる。
本発明のポリカーボネート樹脂組成物は、ポリカーボネ
ート樹脂に、必須成分として芳香族ポリエステル樹脂、
イソプレン系グラフト共重合体、また必要に応じ、ポリ
エステル−エーテルエラストマー、さらに前記各成分を
所定の割合で配合し、混練することにより調製すること
ができる。この配合、混練は、通常用いられている方
法、例えばリボンブレンダー、ヘンセシェルミキサー、
バンバリーミキサー、ドラムタンブラー、単軸スクリュ
ー押出機、2軸スクリュー押出機、コニーダ、多軸スク
リュー押出機などを用いる方法により行うことができ
る。混練に際しての加熱温度は通常250〜300℃の
範囲が適当である。
ート樹脂に、必須成分として芳香族ポリエステル樹脂、
イソプレン系グラフト共重合体、また必要に応じ、ポリ
エステル−エーテルエラストマー、さらに前記各成分を
所定の割合で配合し、混練することにより調製すること
ができる。この配合、混練は、通常用いられている方
法、例えばリボンブレンダー、ヘンセシェルミキサー、
バンバリーミキサー、ドラムタンブラー、単軸スクリュ
ー押出機、2軸スクリュー押出機、コニーダ、多軸スク
リュー押出機などを用いる方法により行うことができ
る。混練に際しての加熱温度は通常250〜300℃の
範囲が適当である。
このようにして得られたポリカーボネート樹脂組成物は
既知の種々の成形方法、例えば射出成形、押出成形、圧
縮成形、カレンダー成形、回転成形などを適用して自動
車用バンパーなど自動車分野の成形品や家電分野などの
成形品を製造することができる。
既知の種々の成形方法、例えば射出成形、押出成形、圧
縮成形、カレンダー成形、回転成形などを適用して自動
車用バンパーなど自動車分野の成形品や家電分野などの
成形品を製造することができる。
次に実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、本
発明はこれらの例によってなんら限定されるものではな
い。
発明はこれらの例によってなんら限定されるものではな
い。
なお、樹脂組成物の物性は次のようにして求めた。
(1)アイゾット衝撃強さ ASTM D 256に準拠して求めた(温度−30
℃)。
℃)。
(2)熱安定性 メルトインデクサー内で300℃、15分間滞留させた
のち、押出したストランドの状態を目視で判定した。
のち、押出したストランドの状態を目視で判定した。
○:良好 △:発泡、変色が若干ある ×:発泡、変色が激しい (3)耐溶剤性 1/4楕円法(中辻他、色材、39巻、455頁、19
66年に準拠) トルエン/イソオクタン/メタノール=42.5/42.5
/15(容量%)の混合溶剤に5分間浸漬した後の限界
歪みを示す。
66年に準拠) トルエン/イソオクタン/メタノール=42.5/42.5
/15(容量%)の混合溶剤に5分間浸漬した後の限界
歪みを示す。
(4)漆黒性 組成物100重量部にカーボンブラック0.3重量部を添
加し、射出成形して縦80mm、横80mm、厚み3.2mmの
平板を製造し、その外観を目視で判定した。
加し、射出成形して縦80mm、横80mm、厚み3.2mmの
平板を製造し、その外観を目視で判定した。
○:黒色度が高く、色調が均一 △:黒色度が普通で、色調にややむらがある ×:黒色度が低く、色調にむらがある 製造例1イソプレン系グラフト共重合体の製造 耐圧反応釜に、イオン交換水200重量部、ラウリル硫
酸ナトリウム3重量部、過硫酸カリウム0.3重量部、炭
酸ナトリウム0.2重量部を仕込み、十分窒素置換したの
ち、イソプレン100重量部を投入し、50℃まで昇温
して60時間重合した。
酸ナトリウム3重量部、過硫酸カリウム0.3重量部、炭
酸ナトリウム0.2重量部を仕込み、十分窒素置換したの
ち、イソプレン100重量部を投入し、50℃まで昇温
して60時間重合した。
次に、この反応混合物に、イオン交換水80重量部、硫
酸第一鉄0.01重量部、ナトリウムホルムアルデヒドス
ルホキシレート0.3重量部、クメンハイドロパーオキサ
イド0.1重量部を添加、溶解、混合し、50℃に保ちな
がら、スチレン15重量部、アクリロニトリル5重量部
およびメチルメタアクリレート20重量部を4時間かけ
て連続添加し、その後、3時間重合して反応を完了させ
た。
酸第一鉄0.01重量部、ナトリウムホルムアルデヒドス
ルホキシレート0.3重量部、クメンハイドロパーオキサ
イド0.1重量部を添加、溶解、混合し、50℃に保ちな
がら、スチレン15重量部、アクリロニトリル5重量部
およびメチルメタアクリレート20重量部を4時間かけ
て連続添加し、その後、3時間重合して反応を完了させ
た。
反応終了後の上記ラテックスを0.1重量%硫酸アルミニ
ウム水溶液に投入し、凝固させた。凝固に際し、ヒンダ
ードフェノール系酸化防止剤・イルガノックス1076
(チバガイギー社製、商品名)をポリマーに対し0.5重
量部添加した。
ウム水溶液に投入し、凝固させた。凝固に際し、ヒンダ
ードフェノール系酸化防止剤・イルガノックス1076
(チバガイギー社製、商品名)をポリマーに対し0.5重
量部添加した。
凝固したゴムは、水洗乾燥して、平均粒径0.22μmの
所定のグラフト共重合体を得た。
所定のグラフト共重合体を得た。
製造例2イソプレン系グラフト共重合体の製造 製造例1において、スチレン15重量部、アクリロニト
リル5重量部およびメチルメタアクリレート20重量部
の代わりに、アクリロニトリル10重量部とスチレン3
0重量部とジビニルベンゼン0.5重量部との混合物を用
いた以外は、製造例1と全く同様にしてグラフト共重合
体を製造した。
リル5重量部およびメチルメタアクリレート20重量部
の代わりに、アクリロニトリル10重量部とスチレン3
0重量部とジビニルベンゼン0.5重量部との混合物を用
いた以外は、製造例1と全く同様にしてグラフト共重合
体を製造した。
製造例3アクリレート・イソプレン系グラフト共重合体
の製造 耐圧反応釜に、イオン交換水200重量部、ドデシルフ
ェニルエーテルジスルホン酸ナトリウム2重量部、過硫
酸カリウム0.2重量部、硫酸ナトリウム0.5重量部およ
びブチルアクリレート80重量部を仕込み、十分窒素置
換したのち、イソプレン20重量部を投入し、60℃ま
で昇温して30時間重合した。
の製造 耐圧反応釜に、イオン交換水200重量部、ドデシルフ
ェニルエーテルジスルホン酸ナトリウム2重量部、過硫
酸カリウム0.2重量部、硫酸ナトリウム0.5重量部およ
びブチルアクリレート80重量部を仕込み、十分窒素置
換したのち、イソプレン20重量部を投入し、60℃ま
で昇温して30時間重合した。
次に、この反応混合物に、イオン交換水80重量部、硫
酸第一鉄0.01重量部、ナトリウムホルムアルデヒドス
ルホキシレート0.3重量部、クメンハイドロパーオキサ
イド0.1重量部を添加、溶解、混合し、60℃に保ちな
がら、アクリロニトリル10重量部およびスチレン30
重量部の混合物を4時間かけて連続添加し、その後、3
時間重合して反応を完了させた。
酸第一鉄0.01重量部、ナトリウムホルムアルデヒドス
ルホキシレート0.3重量部、クメンハイドロパーオキサ
イド0.1重量部を添加、溶解、混合し、60℃に保ちな
がら、アクリロニトリル10重量部およびスチレン30
重量部の混合物を4時間かけて連続添加し、その後、3
時間重合して反応を完了させた。
反応終了後の上記ラテックスを0.05重量%硫酸アルミ
ニウム水溶液に投入し、凝固させた。凝固に際し、ヒン
ダードフェノール系酸化防止剤・イルガノックス107
6(チバガイギー社製、商品名)をポリマーに対し0.5
重量部添加した。
ニウム水溶液に投入し、凝固させた。凝固に際し、ヒン
ダードフェノール系酸化防止剤・イルガノックス107
6(チバガイギー社製、商品名)をポリマーに対し0.5
重量部添加した。
凝固したゴムは、水洗乾燥して、平均粒径0.18μmの
所定のグラフト共重合体を得た。
所定のグラフト共重合体を得た。
製造例4アクリレート・イソプレン・ブタジエン系グラ
フト共重合体の製造 製造例3において、ブチルアクリレート80重量部の代
わりに、2−エチルヘキシルアクリレート70重量部を
仕込み、十分窒素置換したのち、イソプレン20重量部
の代わりに、ブタジエン20重量部、イソプレン10重
量部を投入した以外は、製造例3と全く同様にしてグラ
フト共重合体を製造した。
フト共重合体の製造 製造例3において、ブチルアクリレート80重量部の代
わりに、2−エチルヘキシルアクリレート70重量部を
仕込み、十分窒素置換したのち、イソプレン20重量部
の代わりに、ブタジエン20重量部、イソプレン10重
量部を投入した以外は、製造例3と全く同様にしてグラ
フト共重合体を製造した。
実施例1〜14、比較例1〜10 ビスフェノールA系ポリカーボネート樹脂(出光石油化
学(株)製、商品名「タフロンA−3000」粘度平均
分子量29/300)100重量部に対し、芳香族ポリ
エステル樹脂、ポリエステルエーテルエラストマー(東
洋紡績(株)製、商品名「ペルプレンP−150B」)
および製造例1〜4で得たイソプレン系グラフト共重合
体と市販のグラフト共重合体を別表に示す割合で配合
し、これを270℃で混練してペレット化した。このペ
レットについての試験結果を該表に示す。
学(株)製、商品名「タフロンA−3000」粘度平均
分子量29/300)100重量部に対し、芳香族ポリ
エステル樹脂、ポリエステルエーテルエラストマー(東
洋紡績(株)製、商品名「ペルプレンP−150B」)
および製造例1〜4で得たイソプレン系グラフト共重合
体と市販のグラフト共重合体を別表に示す割合で配合
し、これを270℃で混練してペレット化した。このペ
レットについての試験結果を該表に示す。
なお、使用した芳香族ポリエステル樹脂およびグラフト
共重合体の種類を次に示す。
共重合体の種類を次に示す。
AA200:三菱レーヨン(株)製PET 〔η〕1.20d/g MA523:三菱レーヨン(株)製PET 〔η〕0.78d/g 2002:ポリプラスチック(株)製PBT 〔η〕1.06d/g W529:三菱レーヨン(株)製「メタブレンW52
9」 アクリルゴムにスチレンおよびメタクリル酸メチルをグ
ラフトした重合体 (MAS樹脂) KM330:ローム&ハース社製「パラロイドKM33
0」 MAS樹脂 HIA15:呉羽化学工業(株)製「HIA15」 オクチルアクリレートとブタジエンを共重合させて得ら
れるゴムラテックスに、スチレン、メタクリル酸メチル
を添加し、グラフト重合させて得られたグラフト共重合
体(MABS樹脂) 〔発明の効果〕 本発明のポリカーボネート樹脂組成物は、ポリカーボネ
ート樹脂に、特定の組成を有する芳香族ポリエステル、
イソプレン系グラフト共重合体および必要に応じてポリ
エステルエーテルエラストマーを配合したものであっ
て、熱安定性、低温耐衝撃性、漆黒性、耐溶剤性などに
優れており、例えば自動車バンパーなどの自動車分野成
形品や家電分野成形品などの材料として好適に用いられ
る。
9」 アクリルゴムにスチレンおよびメタクリル酸メチルをグ
ラフトした重合体 (MAS樹脂) KM330:ローム&ハース社製「パラロイドKM33
0」 MAS樹脂 HIA15:呉羽化学工業(株)製「HIA15」 オクチルアクリレートとブタジエンを共重合させて得ら
れるゴムラテックスに、スチレン、メタクリル酸メチル
を添加し、グラフト重合させて得られたグラフト共重合
体(MABS樹脂) 〔発明の効果〕 本発明のポリカーボネート樹脂組成物は、ポリカーボネ
ート樹脂に、特定の組成を有する芳香族ポリエステル、
イソプレン系グラフト共重合体および必要に応じてポリ
エステルエーテルエラストマーを配合したものであっ
て、熱安定性、低温耐衝撃性、漆黒性、耐溶剤性などに
優れており、例えば自動車バンパーなどの自動車分野成
形品や家電分野成形品などの材料として好適に用いられ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 51:04) (72)発明者 加藤 鉱二 神奈川県大和市上和田2412 上和田団地4 −7−402 (56)参考文献 特開 昭60−71666(JP,A) 特開 昭60−71665(JP,A) 特開 昭60−212457(JP,A) 特開 昭60−127350(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】(A)ポリカーボネート樹脂100重量部
に対し、(B)芳香族ポリエステル樹脂4〜150重量
部並びに(C)(イ)イソプレン5〜100重量%とア
クリル酸エステル0〜95重量%とからなる共重合体1
00重量部の存在下に、(ロ)芳香族モノビニル化合物
およびシアン化ビニル化合物を必須成分とし、場合によ
りメタクリル酸エステルを加えたビニル系単量体20〜
100重量部および(ハ)多官能性ビニル単量体0〜5
重量部を重合させてなるイソプレン系グラフト共重合体
1〜80重量部を配合したことを特徴とするポリカーボ
ネート樹脂組成物。 - 【請求項2】(A)ポリカーボネート樹脂100重量部
に対し、(B)芳香族ポリエステル樹脂4〜150重量
部、(C)(イ)イソプレン5〜100重量部%とアク
リル酸エステル0〜95重量部%とからなる共重合体1
00重量部の存在下に、(ロ)芳香族モノビニル化合物
およびシアン化ビニル化合物を必須成分とし、場合によ
りメタクリル酸エステルを加えたビニル系単量体20〜
100重量部および(ハ)多官能性ビニル単量体0〜5
重量部を重合させてなるイソプレン系グラフト共重合体
1〜80重量部並びに(D)(ニ)テレフタル酸を70
モル%以上含有するジカルボン酸および/またはそのエ
ステル形成性誘導体、(ホ)アルキレングリコールおよ
び(ヘ)平均分子量500〜5000のポリアルキレン
グリコールを、(ヘ)成分が全ポリエステルエーテルエ
ラストマー重量の20〜80%になるような割合で重縮
合させてなるポリエステルエーテルエラストマー10〜
150重量部を配合したことを特徴とするポリカーボネ
ート樹脂組成物。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62159728A JPH0627252B2 (ja) | 1987-06-29 | 1987-06-29 | ポリカ−ボネ−ト樹脂組成物 |
| AU17364/88A AU596309B2 (en) | 1987-06-29 | 1988-06-03 | Polycarbonate composition |
| CA000568964A CA1317049C (en) | 1987-06-29 | 1988-06-08 | Polycarbonate composition |
| BR8803137A BR8803137A (pt) | 1987-06-29 | 1988-06-24 | Composicao de policarbonato |
| DE3854367T DE3854367T2 (de) | 1987-06-29 | 1988-06-28 | Polycarbonatzusammensetzung. |
| EP88110321A EP0297517B1 (en) | 1987-06-29 | 1988-06-28 | Polycarbonate composition |
| KR1019880007935A KR910007597B1 (ko) | 1987-06-29 | 1988-06-29 | 폴리카아보네이트 조성물 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62159728A JPH0627252B2 (ja) | 1987-06-29 | 1987-06-29 | ポリカ−ボネ−ト樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS646050A JPS646050A (en) | 1989-01-10 |
| JPH0627252B2 true JPH0627252B2 (ja) | 1994-04-13 |
Family
ID=15699978
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62159728A Expired - Lifetime JPH0627252B2 (ja) | 1987-06-29 | 1987-06-29 | ポリカ−ボネ−ト樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0627252B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3916309B2 (ja) * | 1997-11-12 | 2007-05-16 | 電気化学工業株式会社 | 樹脂フレーム組立品およびその組立方法 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2551447B1 (fr) * | 1983-08-31 | 1987-03-27 | Elf Aquitaine | Compositions de resines ayant une resistance amelioree au choc renfermant un polymere thermoplastique, un additif choc du type copolymere greffe, et eventuellement d'autres additifs, et copolymere greffe correspondant, a caractere d'additif choc |
| FR2551446B1 (fr) * | 1983-08-31 | 1987-03-20 | Elf Aquitaine | Compositions de resines ayant une resistance amelioree au choc renfermant un polymere thermoplastique, un additif choc du type copolymere greffe, et eventuellement d'autres additifs, et copolymere greffe correspondant, a caractere d'additif choc |
| JPS60127350A (ja) * | 1983-11-10 | 1985-07-08 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | 熱可塑性樹脂組成物 |
| DE3562256D1 (en) * | 1984-03-23 | 1988-05-26 | Mobay Corp | Thermoplastic compositions having improved mechanical properties |
-
1987
- 1987-06-29 JP JP62159728A patent/JPH0627252B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS646050A (en) | 1989-01-10 |
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