JPH0627284Y2 - 複合ドリル - Google Patents

複合ドリル

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JPH0627284Y2
JPH0627284Y2 JP1986203472U JP20347286U JPH0627284Y2 JP H0627284 Y2 JPH0627284 Y2 JP H0627284Y2 JP 1986203472 U JP1986203472 U JP 1986203472U JP 20347286 U JP20347286 U JP 20347286U JP H0627284 Y2 JPH0627284 Y2 JP H0627284Y2
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JP
Japan
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drill
central portion
weight
cemented carbide
outer peripheral
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巌 森
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Mitsubishi Materials Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、ドリル本体の先端部がドリルの軸線を含む
中心部と中心部の外周に設けられた外周部とを備えた複
合ドリルに関するものである。
「従来の技術およびその問題点」 一般に、ドリルとしては、高速度鋼製のものと超硬合金
製のものとが知られている。前記高速度鋼製のドリル
は、穿孔速度が20m/minと遅く、一方、前記超硬合金
製のドリルは、穿孔速度が50m/minと高速度鋼製のも
のより速いが、折損しやすい。そこで、穿孔速度を低下
させずに折損しにくいドリルとして、ドリルの中心部と
外周部とに組成の異なる超硬合金を採用した複合ドリル
が考えられたが、十分な効果を上げることができなかっ
た。
「考案の目的」 この考案は、工具の折損を防止することができ、したが
って工具寿命を向上させることができる複合ドリルを提
供することを目的とする。
「考案の構成」 この考案は、ドリル本体の少なくとも先端部がドリルの
軸線を含む中心部と中心部の外周に設けられた外周部と
を備えた複合ドリルにおいて、前記中心部を超硬合金に
よって構成し、前記外周部をTiCN基サーメットによ
って構成してなり、前記中心部は、その中心線が前記ド
リルの軸線からずれていることを特徴とする。
「作用」 上記構成によれば、ドリル本体の中心部の超硬合金とそ
の表面のTiCN基サーメットとの境界面の方向を切削
加工時のトルクの方向と異なる方向にすることができ
る。
「実施例」 以下、この考案の一実施例について第1図を参照して説
明する。
第1図はこの考案の複合ドリルを示す図である。この複
合ドリル31は、ドリル本体13を有している。このド
リル本体13の先端部15には、先端から後方へ向かう
切屑排出溝17、17が形成されており、この切屑排出
溝17の回転方向を向く面の先端部には切刃19が設け
られている。このような工具本体13の先端部15は、
外周部23の内側にドリル本体13の軸線Aから偏心し
た軸線Bを有して設けられた中心部33とから構成され
ている。前記中心部33は、前記軸線Bを中心として断
面円形状に形成されている。そして、前記中心部33
は、靱性の高い超硬合金によって構成されている。この
超硬合金は、Co;5〜30重量%、残部WCからなる
ものである。また、外周部23は、TiCNを主成分と
する高硬度サーメットよって構成されている。このTi
CN基サーメットは、WC;5〜20重量%、TaC;
5〜20重量%、MoC;5〜20重量%、Ni;1
〜10重量%、Co;1〜20重量%、残部TiCNか
らなるものである。
このように、この複合ドリル31にあっては、中心部3
3を、靱性の高い超硬合金によって構成しているから、
工具の折損を防止することができ、したがって工具寿命
を向上させることができる。また、外周部23を、Ti
CNを主成分とする高硬度サーメットによって構成して
いるから、穿孔速度も向上させることができる。
ちなみに、高速度鋼製ドリル、従来の超硬ドリル、従来
の複合超硬ドリル、本考案の複合ドリルについて、実験
によって、穿孔速度、送り速度、1穴当あたりの加工時
間、摩耗または折損までの加工個数を求めたところ、第
1表に示すような結果が得られた。この表からも明らか
なように、本考案の複合ドリルは、従来のドリルの2倍
以上の耐折損性を有している。
次に、本考案の他の実施例について説明する。なお、以
下に述べる実施例において上記実施例と同様な部分には
同一符号を付してその説明を省略する。また、以下に述
べる実施例においても上記実施例と同様な効果が得られ
るのは勿論である。
第2図に示す複合ドリル31は、前記複合ドリル11に
おいて、断面円形状の中心部33の中心線Bをドリル本
体13の軸線Aに対して偏心して形成してなるものであ
る。
「考案の効果」 以上に説明したように、この考案によれば、中心部を超
硬合金によって構成し、外周部をTiCN基サーメット
によって構成しているから、工具の折損を防止すること
ができ、したがって工具寿命を向上させることができる
という効果が得られる。また、ドリル本体の中心部を超
硬合金によって構成し、外周部をTiCN基サーメット
によって構成するとともに、前記中心部の中心線が前記
ドリルの軸線からずれた構成としているので、切削加工
時にドリルに加わるトルクの方向が、中心部と外周部と
の境界面とは異なる方向に向けられることになり、した
がって、表面に設けられた超硬合金層が中心部の境界面
から剥がれる現象を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す図であって、第1図
(a)はその軸線方向先端視図、第1図(b)はその側
面図である。 13……ドリル本体、15……先端部、23……外周
部、31……複合ドリル、33……中心部、A……軸
線、B……軸線。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドリル本体の少なくとも先端部がドリルの
    軸線を含む中心部と中心部の外周に設けられた外周部と
    を備えた複合ドリルにおいて、前記中心部を超硬合金に
    よって構成し、前記外周部をTiCN基サーメットによ
    って構成してなり、前記中心部は、その中心線が前記ド
    リルの軸線からずれていることを特徴とする複合ドリ
    ル。
  2. 【請求項2】前記中心部を構成する超硬合金は、Co;
    5〜30重量%、残部WCからなるものであるととも
    に、前記外周部を構成するTiCN基サーメットは、W
    C;5〜20重量%、TaC;5〜20重量%、Mo2
    c;5〜20重量%、Ni;1〜10重量%、Co;1
    〜20重量%、残部TiCNからなるものであることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の複合ド
    リル。
JP1986203472U 1986-12-24 1986-12-24 複合ドリル Expired - Lifetime JPH0627284Y2 (ja)

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JPS63103910U JPS63103910U (ja) 1988-07-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6133645A (ja) * 1984-07-25 1986-02-17 住友電気工業株式会社 生体用センサ−
JPS61127911U (ja) * 1985-01-29 1986-08-11

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JPS63103910U (ja) 1988-07-06

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