JPH0627423U - 運搬用台車 - Google Patents

運搬用台車

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JPH0627423U
JPH0627423U JP6416492U JP6416492U JPH0627423U JP H0627423 U JPH0627423 U JP H0627423U JP 6416492 U JP6416492 U JP 6416492U JP 6416492 U JP6416492 U JP 6416492U JP H0627423 U JPH0627423 U JP H0627423U
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trolley
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JP6416492U
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祥 福岡
市次 宇杉
正明 大東
義夫 高橋
達夫 村井
敏仁 加藤
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Sekisui Kasei Co Ltd
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Sekisui Kasei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 運搬用台車として、積載物品に応じて、一側
面を除く3面の枠からなる側枠体を備えた側枠付き台車
としても、また側枠体を取外した通常の台車としても、
さらには断熱台車としても使用でき、しかもその組替え
操作を1人の作業者でもって容易に行なえるようにす
る。 【構成】 平面四角形をなすキャスター12付の台車1
と、後面部用枠30とその両側にそれぞれヒンジ連結部
4を介して折畳み可能に連接された側面部用枠40,4
0とよりなる側枠体3とを備え、台車1の一方の相対向
側縁において底面より立ち上った側板13と、これに対
応する側枠体3の両側面部用枠40の下端部とに、互い
に係合し得る係合用切欠17と係合ピン46,47とに
よる係合手段を設けて、側枠体3を台車1に組付け自在
に設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、部品、食品その他の各種物品の運搬作業に使用する運搬用台車、特 に側枠体を備えた側枠付き台車として、また側枠体を取外した通常の台車として 、さらには断熱台車としても、積載対象物に応じて適宜組替え使用が可能な運搬 用台車に関するものである。
【0002】
【従来の技術と考案が解決しようとする課題】
従来より、例えば食品工場等での食品運搬用、製造工場内や工場間の部品運搬 用その他の各種物品の運搬用として、手押し式の台車、あるいは台車の一側辺を 除く側辺に側枠体を組付けた側枠付き台車(かご車)等が一般に使用されている 。また積載対象物が断熱を要する食品等の場合には、前記側枠体に断熱カバーを 被装した断熱台車も使用されている。
【0003】 しかしながら、これらの手押し式の台車および側枠付き台車は、それぞれが別 個の台車として構成されているだけにすぎず、積載対象物の変更に応じた多様な 使用はできないものである。すなわち、積載対象物の種類よっては、手押し式の 台車のほうが適している場合と、側枠付き台車や断熱台車のほうが適している場 合とがあるが、従来の前記各台車ではそのままの形で使用するか、あるいは予め 双方の台車を準備しておく必要がある。
【0004】 殊に側枠付き台車において、側枠体を不要の際に取外しておけるように、台車 の側辺部に対し側枠体を脱着可能に構成することも考えられるが、この場合、そ の取外しおよび組込み作業が、1人の作業者でも容易に行なえる構造とすること が望まれる。
【0005】 本考案は、上記に鑑みてなしたものであって、手押し式の台車としても、一側 面を除いて他の3面を囲む側枠体を備えた側枠付き台車として、また側枠体を取 外して通常の台車として、さらには断熱台車として、積載対象物に応じて適宜組 替え使用が可能で、しかもその組替えを1人の作業者でもって容易に行なえるよ うにした運搬用台車を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決する本考案の運搬用台車は、平面四角形をなすキャスター 付の台車と、後面部用枠とその両側にそれぞれヒンジ連結部を介して折畳み可能 に連接された側面部用枠との3枚の枠よりなる側枠体とからなり、台車の一方の 相対向側縁において底面より立ち上った側板と、これに対応する側枠体の両側面 部用枠の下端部とに、互いに係合し得る係合手段が設けられ、該係合手段により 、側枠体が台車に組付け自在に設けられてなることを特徴とする。
【0007】 また前記に加えて、台車に断熱板よりなる底板を載接し、さらに台車に組付け られた側枠体に対しこれに略沿って装着自在で、かつかつ後面部、両側面部、上 面部および前面部を前面開放可能に連設してなる断熱カバーを備えた構成とする ことができる。
【0008】 さらに、請求項3の考案は、前記の運搬用台車において、側枠体を台車に組付 ける手段として、側枠体の側面部用枠と対応する一方の相対向する側板には、そ れぞれ側板長さ方向に所要の間隔を存して複数個所に、上縁に開口する係合用切 欠が形成され、また側枠体の両側面部用枠には、その下端部における前記係合用 切欠との対応位置に、それぞれ両枠の相対向方向に突出しかつ前記係合用切欠に 対し上端開口部より嵌入し得る係合ピンが設けられるとともに、それぞれ少なく とも一つの係合ピンは先端部が拡径形成されて切欠周縁に係合可能に形成されて おり、これらの係合ピンの係合用切欠に対する係合により、側枠体が台車に対し 組付け自在に設けられてなることを特徴とする。
【0009】 また請求項4の考案は、前記の運搬用台車において側枠体を台車に組付ける手 段として、側枠体の側面部用枠と対応する一方の相対向する側板には、それぞれ 側板長さ方向に所要の間隔を存して複数個所に係合用孔が形成されるとともに、 側板外面における前記係合用孔よりやや下方位置に受け板が突設され、また側枠 体の両側面部用枠には、その下端部に有する横バーの前記係合用孔との対応位置 に、それぞれ両枠の相対向方向に突出しかつ横バーが前記受け板上に載接した状 態において前記係合用孔に対し嵌入し得る係合ピンが設けられ、さらに前記係合 ピンが係合用孔に嵌入した状態においてその抜脱を阻止する手段が設けられてな ることを特徴とする。
【0010】
【作用】
上記の構成よりなる本考案の運搬用台車によれば、側枠体を台車から取外して 単なる台車として使用できる。この場合、使用しない側枠体は、両側面部用枠を 後面部用枠に対し折り畳んだ嵩低い状態にしておくことができる。
【0011】 そして、側枠体を平面略コ字形に開いた状態で台車に組付けることにより、側 枠付き台車、特に側枠体の前方側を除く3面を囲む側枠付き台車として使用する ことができる。
【0012】 例えば、側枠体を台車に組付ける手段として、請求項3のように構成されてい る場合、側枠体の両側面部用枠を後面部用枠に対し略直角もしくそれよりやや拡 開した状態にして、その内方部に台車を入れ、係合用切欠を有する両側板をそれ ぞれ側面部用枠と対応位置させる。そして両側面部用枠の前部を持ち上げるよう にして後方へ傾け、その下端部に設けた係合ピンを台車の係合用切欠が設けられ た側板上に位置させておいて、台車を足で押し込みながら側面部用枠の前部を徐 々に下げるようにすれば、後面部用枠に近い側の係合ピンが係合用切欠に対し上 端開口部から嵌入するとともに、前部側の係合ピンも係合用切欠に嵌入すること になるもので、これにより、前記係合ピンを係合用切欠に容易に係合させること ができる。
【0013】 このようにして1人の作業者で所定の係合状態に組付けることができる。しか も両側面部用枠の少なくとも一つの略キノコ状をなす係合ピンが係合用切欠の周 縁に係合して外側方への抜脱が阻止され、所定の組付け状態に保持される。
【0014】 また、請求項4の構成による場合は、両側面部用枠の下端部の横バーを台車の 相対向側面に突設された受け板上に載置した状態にして、該横バーに突設した係 合ピンを台車の相対向側板に有する係合孔に嵌入し、さらに係止手段によりその 抜脱を阻止することにより、側枠体を台車に対し1人で容易に組付けることがで きる。
【0015】 また上記の側枠付き台車とした場合において、特に請求項2のように、台車の 底板を断熱板とし、さらに側枠体に対応その後面、両側面、上面および前面を覆 う断熱カバーを装設するすることにより、冷凍食品等の断熱を必要とする物品の 運搬、保管用に好適な断熱台車として使用することができる。
【0016】
【実施例】
次に本考案の1実施例を図面に基いて説明する。
【0017】 図示する実施例は、特に側枠体とは別に脱着可能な手押し用ハンドルを備えて いる場合の例を示している。そして図1はキャスター付きの台車(1)と手押し 用ハンドル(2)を示し、図2は側枠体(3)を示している。
【0018】 キャスター付の台車(1)は、概略次のように構成されている。
【0019】 枠および桟部材等とにより構成される平面略四角形をなす台枠(11)の四隅 部下面にキャスター(12)が付設されている。この4個のキャスター(12) は、通常の台車と同様に、台車後方側の2個のキャスター(12)が回動自在に 取付けられて移動方向自在に設けられている。
【0020】 前記台枠(11)の四周側縁には、それぞれ底面より立ち上った側板(13) (13)(14)(14)が設けられており、図の場合、一方(前後)の相対向 する側板(13)(13)は、他方(左右)の相対向する側板(14)(14) よりやや高く形成されている。台枠(11)上には側板(13)(14)の内側 に、合成樹脂発泡板等の断熱板その他よりなる底板(15)が載設されている。 この底板(15)の厚みは、その上面より前記の高い側板(13)の上部が突出 状となるように設定されている。
【0021】 また台枠(11)の後部側左右2個所の隅角部には、隣接する両側板(13) (14)の内側に、上方に開口するハンドル用の支持パイプ(16)(16)が 垂設されている。そのため前記の底板(15)の前記支持パイプ(16)に対応 する角部の個所は切欠形成されている。
【0022】 さらに前記の台車(1)の一方の相対向する側板(13)(13)には、図の ように、それぞれ側板長さ方向に所要の間隔を存して2個所に、上縁に開口しか つ下部で1方側に屈曲した略鉤形状の係合用切欠(17)(17)が形成されて おり、後述するように該切欠(17)に対する係合手段により側枠体(3)が組 付けられるようになっている。
【0023】 そして、手押し用ハンドル(2)は、図1に示すようにパイプ材等を略逆U形 に屈曲形成してその中央部を把持部(21)として形成するとともに、両側部分 (22)(22)の下端部(22a)(22a)を上記台車(1)における支持 パイプ(16)(16)に対し上方より嵌合自在に設けている。このように嵌合 して、ハンドル(2)を台車(1)に組込むことにより、これを手押し式の運搬 用台車として使用できることになる。
【0024】 なお、前記のように下端部(22a)を支持パイプ(16)に嵌合した状態に おいて、一定以上の入り込みを防止するるために、支持パイプ(16)の下端を 閉塞する等、支持パイプ(16)およびハンドル両側部(22)の一部に何等か のストッパー手段を設けておくのが望ましい。
【0025】 また側枠体(3)は、次の構成を有している。
【0026】 図2に示すように、後面部用枠(30)と、その両側にそれぞれヒンジ連結部 (4)を介して連接された側面部用枠(40)(40)との3枚の枠よりなるも ので、不使用の際は、両側面部用枠(40)(40)を、図3のように後面部用 枠(30)に対して嵩低く折り畳んでおけるように形成されている。
【0027】 前記後面部用枠(30)および両側面部用枠(40)は、スチール製パイプ等 の棒材を略逆U形状に屈曲形成するとともに、この枠部材(31)および(41 )の下端部における両側部分間に、それぞれ横バー(32)および(42)を架 渡して、後面部用枠(30)は台車(1)の一側辺(図の場合、左右の一側辺) に略対応する幅を持つ枠状に、また両側面部用枠(40)は台車(1)の他方の 相対向する側辺(図の場合、前後の側辺)に略対応する幅を持つ枠状に形成して ある。また各枠内にはそれぞれ補強用の縦部材(33)および(43)と、横桟 部材(34)(44)とを配している。
【0028】 前記の後面部用枠(30)は、枠部材(31)の両側部分の下端部(31a) が横バー(32)よりやや下方に延成されて、該下端部(31a)にキャスター (35)が付設され、また両側面部用枠(40)は、枠部材(41)の後面部用 枠(30)との連接側とは反対側部分の下端部(41a)が横バー(42)より やや下方に延成されて、該下端部(41a)にキャスター(45)が付設されて いる。これにより、側枠体(3)の移動および両側面部用枠(40)(40)の 開閉操作、さらには台車(1)に対する組付け、取外し操作も1人の作業者で容 易に行なえるようになっている。
【0029】 そして、前記の側枠体(3)の両側面部用枠(40)(40)の下端部に有す る横バー(42)(42)には、上記した台車(1)の側板(13)(13)に 有する係合用切欠(17)との対応位置に、それぞれ両枠(40)(40)の相 対向方向に突出しかつ前記係合用切欠(17)に対し上端開口部(17a)より 嵌入し係合し得る係合ピン(46)(47)が設けられている。
【0030】 これらの係合ピン(46)(47)は、係合用切欠(17)の内奥部に係合し た状態において側枠体(3)がやや持ち上げられた状態になる高さ位置に設けら れている。そのため図の実施例では、横バー(42)に上向きの支持板(42a )が突設されて、該支持板(42a)に前記係合ピン(46)(47)が突設さ れている。
【0031】 前記両枠の係合ピン(46)(47)のうち、それぞれ少なくとも一つの係合 ピン、例えば図のように後面部用枠(30)側とは反対側(つまり側枠体の前側 )の係合ピン(47)は先端部(47a)が拡径された略キノコ状をなしており 、係合用切欠(17)に嵌入した状態において、前記先端部(47a)が切欠周 縁に係合して外側方への抜脱が阻止されるようになっている。
【0032】 すなわち、この実施例による場合、手押し用ハンドル(2)を取外した台車( 1)に対する側枠体(3)の組付けは、次のよう手順で行なうことができる。
【0033】 まず、図7の鎖線に示すように、側枠体(3)の両側面部用枠(40)(40 )を後面部用枠(30)に対し略直角もしくそれよりやや拡開した状態にしてお いて、その内方部に台車(1)を位置させる。特に係合用切欠(17)を有する 両側板(13)(13)がそれぞれ前記側面部用枠(40)(40)と対応位置 する方向にして同図鎖線の状態よりやや内方に位置させる。
【0034】 そして図4および図5に示すように、両側面部用枠(40)の前部を持ち上げ るようにして後方へ傾け、その下端部に設けた係合ピン(46)(47)を台車 (1)の係合用切欠(17)が設けられた側板(13)上に位置させておいて、 台車(1)を足で押し込みながら側面部用枠(40)の前部を徐々に下げるよう にすれば、後面部用枠(30)に近い側の係合ピン(46)が係合用切欠(17 )に対し上端開口部(17a)から嵌入するとともに、前部側の係合ピン(47 )も係合用切欠(17)に嵌入することになる。
【0035】 したがって、前記のように嵌入した状態において、台車(1)を側枠体(3) にさらに押し込むようにして、前記係合ピン(46)(47)を鉤形状の係合用 切欠(17)の内奥部に係合させればよく、1人の作業者で図6および図7に示 す所定の係合状態で側枠体(3)を台車(1)に組付けることができる。
【0036】 この状態においては、係合用切欠(17)に対する係合ピン(46)(47) の係合によって、側枠体(3)の前方および上方への動きが規制され、しかも少 なくとも一つの略キノコ状をなす係合ピン(47)の拡径された先端部が係合用 切欠(17)の周縁に係合することにより、外側方への抜脱が阻止されて、所定 の組付け状態に保持される。
【0037】 さらに、前記両側面部用枠(40)(40)の枠部材(41)(41)の前側 下端部に、先端部が拡径した略キノコ状なす凸起(48)を設け、他方前記側枠 体(3)の前部開口側になる台車(1)の側板(14)の両端部に、前記の組付 け状態において凸起(48)に係止自在なフック状等の係止部材(18)を枢設 しておいて、該係止部材(18)の凸起(48)に対する係合により、台車(1 )に対する側枠体(3)の後面側への移動を阻止するようにすれば、前記の係合 による組付け状態が一層確実なものになる。したがって側枠付き運搬用台車とし て好適に使用できる。
【0038】 なお、前記の側板(13)に形成される係合用切欠(17)は、図のような鉤 形状をなすものに限らず、単に下方に真直ぐに落し込んだ切欠であってもよい。 この場合、これに嵌入し係合する係合ピン(46)(47)の前後方向の移動を 規制できるが、上方向の動きは規制できないので、前記嵌入状態において、上方 向の動きを規制する何等かの係止手段を設けておく。
【0039】 図8および図9は、側枠体(3)を台車(1)に組付ける手段の他の実施例を を示している。
【0040】 この実施例において、台車(1)の一方の相対向する側板(13)(13)に は、前記の係合用切欠(17)の変りに、それぞれ側板長さ方向に所要の間隔を 存して2個の係合用孔(19)(19)が形成されるとともに、側板(13)外 面における前記係合用孔(19)よりやや下方位置に受け板(5)が突設されて いる。
【0041】 また側枠体(3)の両側面部用枠(40)(40)には、その下端部に有する 横バー(42)の前記係合用孔(19)との対応位置に、それぞれ両枠の相対向 方向に突出して横バー(42)が前記受け板(5)上に載接した状態において前 記係合用孔(19)に対し嵌入し得る係合ピン(49)が設けられている。
【0042】 さらに前記係合ピン(49)が係合用孔(19)に嵌入した状態において、そ の抜脱を阻止する手段として、前記と同様に、枠部材(41)の前側下端部と台 車(1)の側板(14)とに略キノコ状の凸起(48)とフック状の係止部材( 18)がそれぞれ設けられている。
【0043】 この実施例の場合においても、上記と同様に、側枠体(3)の両側面部用枠( 40)(40)を拡開した状態にして、その内方部に台車(1)を両側板(13 )(13)が側面部用枠(40)(40)と対応するように位置させておいて、 例えば両側面部用枠(40)(40)を後方へ傾けるようにして持ち上げて、そ の下端部の横バー(42)を台車(1)の受け板(5)上に載置した状態にして 、該横バー(42)に突設した係合ピン(49)を前記の係合孔(19)に嵌入 し、さらに係止部材(18)を凸起(48)に係止することにより、所定の組付 け状態に保持できる。
【0044】 特にこの場合、係合用孔(19)に対する係合ピン(49)の嵌入によって、 側枠体(3)の上下および前後の動きが規制され、また係止部材(18)が凸起 (48)に係止することによって、両側面部用枠(40)(40)の外側方への 拡がり、つまり係止ピン(49)の係合用孔(19)からの抜脱を阻止すること ができ、所定の組付け状態に確実に保持できる。
【0045】 上記のように、側枠体(3)を台車(1)に組付けることにより、側枠体(3 )の前方側を除く3面を囲む側枠付き台車として使用することができる。この際 、側枠体(3)の前方側より積載物品を出入できる。
【0046】 図の(8)は側枠体(3)の両側面部用枠(40)(40)間に掛架されて該 両側面部用枠(40)(40)間の間隔を規制する掛止バーであり、一端部が一 方の側面部用枠(40)の前側部分においてリング連結部(81)を介して連結 されるとともに、他端のフック部(82)を他方の側面部用枠(40)に固設し た係止用パイプ(83)に対し係止自在に設けており、これにより両側面部用枠 (40)(40)の拡開や倒れを防止するようにしている。この掛止バーを脱着 可能に設けておくこともできる。
【0047】 図10は、台車(1)に組付けられた側枠体(3)に対し装着して使用される 断熱カバー(6)を示している。
【0048】 この断熱カバー(6)は、断熱性があってかつ折曲可能な可撓性のシート状物 よりなり、側枠体(3)の後面部用枠(30)に略相応する後面部(61)の両 側に、両側面部用枠(40)(40)に略相応する両側面部(62)(62)を 折曲部を介して連設するとともに、後面部(61)の上縁に、上面部(63)お よび前面部(64)を順次折曲部を介して連設して、全体を展開可能に構成して いる。
【0049】 そして上面部(63)および前面部(64)の両側縁と、両側面部(62)( 62)の上端縁および前端縁とに、互いに係合するスライド式ファスナー等の開 閉手段(65)が設けられており、これによって側枠体(3)に装着した状態( 図11)において前面部(64)を開閉できるようになっている。前記の開閉手 段(65)としては、面ファスナー等の他の係止手段を利用することも可能であ る。
【0050】 また、前記の断熱カバー(6)を台車(1)組付けた側枠体(3)に装着する 手段として、後面部(61)と側面部(62)との連設部分、側面部(62)の 上縁や前縁および上面部の両側縁等の所要個所に、側枠体(3)の各枠の枠部材 (31)(41)に対し巻回し止着できる面ファスナー付きの装着片(66)を 設けている。これにより図11のように装着できることになる。もちろん、他の 係合具や係合手段を用いて装着するようにしてもよい。
【0051】 さらに、図の場合、両側面(62)(62)の下端部には、台車(1)の側板 (13)内側に突出する側枠体(3)の係止ピン(46)(47)または(49 )に係合する鳩目等による係合孔(67)が設けられている。また後面部(61 )の下端外面にこれに対応する台車(1)の一方の側板(14)に装設された面 ファスナー(14a)に係合する面ファスナー(68)が設けられている。さら に前面部(64)の下端内面にも、他方の側板(14)に装設された面ファスナ ー(14a)と係合する面ファスナー(69)が設けられている。これにより、 側枠体(3)に装着された断熱カバー(6)の下端を台車(1)に結合できるよ うになっている。
【0052】 なお、断熱カバー(6)を図11のごとく装着して断熱台車として使用する場 合、下面については底板(15)として発泡板等の断熱板を用いて断熱する。
【0053】 図の(70)は通気性のあるネット等のシート材により形成されたポケット部 で、冷却、蓄冷材や保温材等を収納するためのものである。(71)は前面部( 64)の下半部を、図11のように上方に折返して開放する場合に該下半部を止 着しておくために設けた面ファスナーである。
【0054】 上記の断熱カバー(6)を構成するシート状物としては、断熱性を有するもの であればどのようなものであってもよいが、例えば図12に例示するように、発 泡ポリエチレンシート等の柔軟性のある1もしくは複数層の発泡シート(75) を中間層にして、その両側に、アルミ箔や蒸着層等の金属層を含む表面材(76 )を積層したもの、または図13のように前記発泡シート(75)を中間層にし て、その片側に前記同様の表面材(76)を他方側にポリエチレンラミネートク ロス等の布製シート(77)を積層したものを例示できる。
【0055】 前記の金属層を含む表面材(76)は、例えばポリエチレンをラミネートした クロスにアルミ蒸着(箔)を施し、さらにポリエステルフィルムを積層したアル ミシート等を例示できる。
【0056】 また上記した実施例では、断熱カバー(6)を側枠体(3)の内側に装着する 場合を示したが、断熱カバー(6)を側枠体(3)の外側に被覆して装着するこ とも可能である。
【0057】
【考案の効果】
上記したように本考案によれば、後面部用枠とこれに対し折畳み自在に連接 した両側面部用枠とからなる側枠体をキャスター付き台車に組付けて、側枠付き 台車として使用することも、また側枠体を取外して通常の台車として使用するこ とも、さらには断熱カバーを装着して断熱台車として使用することもできるもの で、積載対象物の種類等に応じて適宜組替え使用が可能であり、積載物品に最も 適合した状態で使用できる。
【0058】 しかも、側枠体の組付けおよび取外し等の組替え作業が行ない易く、1人の作 業者でも容易に組替えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】台車と手押し用ハンドルを分離して示す一部を
欠截した斜視図である。
【図2】側枠体の斜視図である。
【図3】側枠体を折畳んだ状態の平面図である。
【図4】台車に側枠体を組付ける操作状態を示す一部の
断面図である。
【図5】同上の一部の斜視図である。
【図6】台車に側枠体を組付けた状態の一部の斜視図で
ある。
【図7】同上の横断平面図である。
【図8】台車に側枠体を組付ける手段の他の実施例を示
す組付け前の一部の斜視図である。
【図9】同上の組付け状態の側面図である。
【図10】断熱カバーの斜視図である。
【図11】断熱カバーを側枠体に装着した状態の斜視図
である。
【図12】断熱カバーに使用するシート状物を例示する
一部の拡大断面図である。
【図13】同上の他の例を示す一部の拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
(1) 台車 (2) 手押し用ハンドル (3) 側枠体 (5) 受け板 (6) 断熱カバー (11) 台車の台枠 (13)(14) 側板 (15) 底板 (17) 係合用切欠 (18) 係止部材 (19) 係合用孔 (30) 後面部用枠 (31) 枠部材 (32) 両側面部 (35) キャスター (40) 側面部用枠 (41) 枠部材 (42) 横バー (45) キャスター (46)(47)(49) 係合ピン (47a) 拡径した先端部 (48) 凸起 (6) 断熱カバー (61) 後面部 (62) 側面部 (63) 上面部 (64) 前面部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【図4】
【図12】
【図1】
【図2】
【図5】
【図7】
【図6】
【図8】
【図9】
【図13】
【図10】
【図11】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 大東 正明 奈良県天理市西長柄町289−82 (72)考案者 高橋 義夫 茨城県猿島郡総和町下辺見2274 (72)考案者 村井 達夫 奈良県桜井市忍阪400−1 (72)考案者 加藤 敏仁 埼玉県越谷市神明町1−190−16

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】平面四角形をなすキャスター付の台車と、
    後面部用枠とその両側にそれぞれヒンジ連結部を介して
    折畳み可能に連接された側面部用枠との3枚の枠よりな
    る側枠体とからなり、台車の一方の相対向側縁において
    底面より立ち上った側板と、これに対応する側枠体の両
    側面部用枠の下端部とに、互いに係合し得る係合手段が
    設けられ、該係合手段により、側枠体が台車に組付け自
    在に設けられてなることを特徴とする運搬用台車。
  2. 【請求項2】台車に断熱板よりなる底板が載接され、さ
    らに台車に組付けられた側枠体に対し装着自在で、かつ
    後面部、両側面部、上面部および前面部を前面開放可能
    に連設してなる断熱カバーを備えてなる請求項1に記載
    の運搬用台車。
  3. 【請求項3】側枠体の側面部用枠と対応する一方の相対
    向する側板には、それぞれ側板長さ方向に所要の間隔を
    存して複数個所に、上縁に開口する係合用切欠が形成さ
    れ、また側枠体の両側面部用枠には、その下端部におけ
    る前記係合用切欠との対応位置に、それぞれ両枠の相対
    向方向に突出しかつ前記係合用切欠に対し上端開口部よ
    り嵌入し得る係合ピンが設けられるとともに、それぞれ
    少なくとも一つの係合ピンは先端部が拡径形成されて切
    欠周縁に係合可能に形成されており、これらの係合ピン
    の係合用切欠に対する係合により、側枠体が台車に対し
    組付け自在に設けられてなることを特徴とする請求項1
    または2に記載の運搬用台車。
  4. 【請求項4】側枠体の側面部用枠と対応する一方の相対
    向する側板には、それぞれ側板長さ方向に所要の間隔を
    存して複数個所に係合用孔が形成されるとともに、側板
    外面における前記係合用孔よりやや下方位置に受け板が
    突設され、また側枠体の両側面部用枠には、その下端部
    に有する横バーの前記係合用孔との対応位置に、それぞ
    れ両枠の相対向方向に突出しかつ横バーが前記受け板上
    に載接した状態において前記係合用孔に対し嵌入し得る
    係合ピンが設けられ、さらに前記係合ピンが係合用孔に
    嵌入した状態においてその抜脱を阻止する手段が設けら
    れてなる請求項1または2に記載の運搬用台車。
JP6416492U 1992-09-14 1992-09-14 運搬用台車 Pending JPH0627423U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011225073A (ja) * 2010-04-19 2011-11-10 Monzen:Kk 集配用運搬車
JP2018520050A (ja) * 2015-07-16 2018-07-26 ラジオ・フライヤー・インコーポレイテッドRadio Flyer, Inc. 折り畳み式ワゴン
JP2019142099A (ja) * 2018-02-20 2019-08-29 積水化学工業株式会社 更生管運搬台車装置

Citations (1)

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JPS5536033B2 (ja) * 1976-10-18 1980-09-18

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