JPH0627475B2 - 引戸装置 - Google Patents

引戸装置

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JPH0627475B2
JPH0627475B2 JP60252323A JP25232385A JPH0627475B2 JP H0627475 B2 JPH0627475 B2 JP H0627475B2 JP 60252323 A JP60252323 A JP 60252323A JP 25232385 A JP25232385 A JP 25232385A JP H0627475 B2 JPH0627475 B2 JP H0627475B2
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幹雄 石井
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、雨戸、扉、パーティションあるいはいわゆる
サンルーム用の採光用引戸等に用いる引戸装置に係り、
より詳しくは、戸体どうしの係合構造に関する。
(従来の技術) 第7図に示すように、本発明者等は、戸体5A〜5Cの
幅方向の端面c,dが戸体パネル面に対して非直角をな
す傾斜面に形成された複数枚の戸体をレール等に沿って
摺動させるか、あるいは戸車や吊車をレールに沿って転
動させる構成の引戸装置を開発している。このような戸
体端面c,dの構造は、戸体を戸体収容部(図示せず)
に収容する場合に、各戸体どうしが戸体収容部内に収容
される際に端面c,dどうしが擦動して容易に重なり合
うようにするためである。なお、27は戸体どうしを連
動させるための連結リンク、42はシール材である。
しかし、この引戸装置においては、例えば第8図に示す
ように、戸枠1の曲成部1xのおいて、戸体5A,5B
どうしの突合わせ部の端面c,dの向きが異なるため、
シール材42によるシール作用が不完全となり、気水密
性が劣るという問題点があった。
また、特開昭50−52837号公報には、第9図
(a)に示すように、帯板状をなす引戸単体60の両端
を円弧状に折り曲げて裂口61を有する連結部62を形
成し、引戸単体60の一端の連結部62の先端縁62a
を隣接する引戸単体60に裂口61より挿入して相互に
係合させることにより、引戸単体60が連なって移動す
るように構成されたものが開示されている。
しかし連結部62をこのような裂口61の形状にする
と、連結部62に中空形状となるので、この連結部62
どうしが連結された場合、この中間部62が先端部分の
遊びとなるため、その遊び部分がガタつきとなり、その
部分から風雨が入り込み、戸体端面どうしの突き合わせ
部における気水密性が保てないという問題点があった。
また、裂口61を形成する先端が線接触であり、部材や
駆動頻度により部分的に著しく摩耗したり、特に先端部
分に衝撃がかかり、変形するおそれがあった。また、連
結部62が中空となるので、その中空部に塵埃等の異物
が入り易く、特に裂口61内に付着性の異物が入った場
合は取りにくく、また、幼児等がこの裂口61に指を挟
む可能性があり、危険であるという問題点があった。ま
た、連結部62が裂口61を備えた中空状をなすため、
第9図(b)に示すように、戸枠63の曲成部63x等
の湾曲部分においては、連結部62の一方の鈎状頭部6
2bと他方の連結部62の鈎状首部62cが中空部分の
ガタで引っかかり、連結部62、62どうしが相互に固
着して円滑に回動せず、移動しにくいという問題点があ
った。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、上記した問題点に鑑み、戸体端面どうしの突
合わせ部における気水密性が向上すると共に、強度、安
定性、連結部において異物の混入防止、円滑な連動開閉
操作の面においてすぐれた構造を有する連動式の引戸装
置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、戸体の幅方向の端部に、隣接する戸体に係脱
自在に係合させる係合部を設け、各係合部は、その水平
断面形状が先端に丸味を持たせかつ厚みのある弧状の鈎
形をなすと共に、隣接する戸体の係合部を互いに係合さ
せた状態においては、前記丸味を持たせた先端円弧面が
隣接する戸体の係合部の円弧状内面に嵌まる形で相互に
抱持するように構成したものである。
(作用) 本発明においては、戸体の係合部の先端は丸味を持たせ
た円弧面をなし、一方の係合部の先端円弧面が相手側係
合部の円弧状内面(凹面)に嵌まり込む形で互いに隙間
なく面接触する、この面接触は、隣接する戸体どうしが
直線状につながる際のみならず、角度をなしてつながる
場合にも保持される。また、戸体にかかる荷重は、この
面接触部分を介して隣接する戸体に伝達される。
(実施例) 以下本発明の一実施例を図面により説明する。
第2図は本発明の一実施例を示す全体図であり、第1図
および第3図はそれぞれ第2図の戸体の直線状、曲線状
突合わせ部を示す平面図、第4図は第2図における戸体
収容状態を示す一部拡大平面断面図、第5図は第2図の
A−A断面図であり、これらの図において、まず、戸枠
1や戸体収容部4等の構成について説明する。
戸枠1は左右それぞれ複数枚(本例では5枚)の戸体5
A〜5E,5A′〜5E′(以下これらを戸体5と称す
ることがある)の走行部Aおよび障子の装着部Bを左右
対称に備えたものであり、左右にそれぞれ2個所の戸枠
曲成部1xを有する。該戸枠1は、室内外に並設する上
レール2a,2bを設ける上枠1a、下レール3を設け
る下枠1bおよび縦枠1cにより構成され、これらの枠
1a,1b,1cはいずれもアルミニュウム等の型材に
より製作される。戸枠1の両端にはそれぞれ5枚の戸体
5A〜5E,5A′〜5E′を収容する戸体収容部4が
設けられている。この戸体収容部4は片側のみに設けら
れる場合もある。
第4図に示すように、上レールの戸体収容部4の天井部
に設けられる上レールは、室外側レール2aにつながる
部分2a′は上レールaに対して鈍角をなすようになだ
らかに曲成され、室内側レール2bにつながる部分は、
該レール2bがそのまま延長された部分2b″と、該部
分2b″から鈍角をなすようになだらかに曲成され、前
記レール2a′に対する間隔が拡大されて該レール2
a′に対して平行をなす部分2b′とにより構成され
る。なお、障子収容部Bを第4図の反対側に設け、戸体
収容部4の前面(室外)側を後面(室内側)として構成
する場合もある。
次に戸体5について説明する。戸体5は、第5図に示す
ように、いずれも型材でなる上下の横桟7と左右の縦桟
8とを図示しないねじで連結してなる枠内に、前後2枚
の薄板9を設け、その薄板9内に発泡材10を充填した
ものを示しているが、この戸体の構造としてはこの例以
外に、透明パネルを用いたもの、格子を用いたもの等、
用途に応じて種々のものが採用される。
各戸体5の上部には、戸体幅方向に間隔を有して、第4
図、第5図に示すように、各戸体に対してそれぞれ2個
ずつの吊車6を、軸16を中心として首振り自在に取付
け、上レール2a,2a′,2b,2b″,2b′上に
転動自在に載設する。なお、18は吊車6の取付け枠1
7の側面に横方向に回転自在に取付けられ、上レール2
a,2a′(または2b,2b″,2b′)の側面に転
動自在に接触することにより戸体5の移動を円滑化する
ローラである。
しかして、本実施例においては、第1図、第4図および
第6図に示すように、戸体5の幅方向の端部50、51
を係合部とし、各係合部50、51は、その先端を丸味
を持たせた円弧面aとなしかつ全体として厚みのある弧
状の鈎形をなす水平断面形状に形成すると共に、隣接す
る戸体5の係合部50、51を互いに係合させた状態に
おいては、前記丸味を持たせた先端円弧面aが隣接する
戸体の係合部の円弧状内面bに嵌まる形で相互に回動自
在に抱持するように構成したものである。
本実施例においては、第6図に示すように、縦桟8およ
びその上下端に設けたコーナーピース31を鉤形に形成
し、前記これらの鉤形形成部の先端に軸20を植設して
該軸20にガイドローラ19を回転自在に取付けた例を
示している。該ガイドローラ19は、下枠1bに設けら
れる凹溝状の下レール3に回転自在に嵌合れ、戸体5の
移動を円滑化する役目を果たす。
本発明において、各戸体5はそれぞれ単独で動かすよう
にしてもよいが、連動させるようにすることにより、開
閉操作が容易となるので、本実施例においては、戸体ど
うしを連動させる機構を設けている。この連動機構につ
いて、第5図および第6図により説明する。
この実施例の連動機構24は、移動連結子25と、固定
連結子26と、連結リンク27とにより構成され、移動
連結子25は、矩形状をなす基板25aの上下面に複数
個の転動子25bをそれぞれ取付けると共に、その基板
25aに長孔cを設けて形成されており、この移動連結
子25は、戸体5の上桟7および下桟7にその全長にわ
たって設けられたガイド21に沿って移動自在に係合さ
れている。なお、前記転動子25bの代わりにスライダ
ーを取付けてもよい。
前記固定連結子26はほぼL字形をなす金属板であっ
て、戸体収容部側戸体5Aのガイド21内を移動する移
動連結子25をリンク27を介して取付けた固定連結子
26は、ねじ28により戸体5Aに隣接する戸体5Bに
取付けられ、また、戸体5Bのガイド21内を移動する
移動連結子25をリンク27を介して取付けた固定連結
子26は、戸体5Bに隣接する戸体5Cに取付けられ
る。しかも、固定連結子26は、戸体5B,5Cの縦桟
8に設けた凹部8a、および縦桟8に取付けたコーナー
ピース31に設けた凹部31aにわたって収容されてい
る。そして、連結リンク27は、その一端部を固定連結
子26の水平部に枢軸29を介して回動自在に取付ける
と共に、他端部に取付けた枢軸30を移動連結子25の
長孔25cに移動自在に係合させて設けられている。こ
の連結リンク27は、前記コーナーピース31の溝31
bに出入自在であり、従って以上の構成の連動機構24
は、前記溝31b、凹部8aおよび31aにより、戸枠
1において、戸体5の厚み以内に納められるようになっ
ている。
この連動機構24の作用について説明すると、第4図の
ように、戸体収容部4内に戸体5A,5B,5Cが収容
された状態においては、戸体5Cに取付けられた連結リ
ンク27は、反戸枠1側に位置し、連結リンク27の先
端の転動子25bは、戸体5Cのガイド21の反戸枠1
側に収容されている。
ここで、まず戸体5Cを矢印40に示すように戸枠1の
方向に移動させると、戸体5Cに取付けられた連結リン
ク27の先端の転動子25bは、戸体5Bのガイド21
に沿って転動し、戸体5Cはその先の戸体5Dと鉤形の
係合部50,51が係合したままで移動する。そして、
移動中の転動子25bが戸体5Bのガイド21の端部に
当接すると、戸体5Bが連結リンク27を介して引張ら
れ、戸体収容部4から引出され、戸体5Bの係合部51
が先行する戸体5Cの係合部50に掛かり、戸枠1側へ
移動する。すなわち、第1図に示すように、戸体5Cを
矢印40の方向に移動させると、隣接する戸体5Bは、
Pに示す位置から矢印43に示すように動き、係合部5
1が戸体5Cの係合部50の内面曲線部aに沿って擦動
し、実線に示すように、係合部50,51どうしが係合
する。
戸体5A〜5Eを第2図のように閉じた状態において
は、戸枠1の直線部においては、第1図に示すように、
丸味を持たせた先端円弧面aが隣接する戸体の係合部の
円弧状内面bに嵌まる形で相互に面接触させて抱持する
ように係合しているので、気水密性が良いことは勿論の
こと、曲成部1xにおいても、第3図に示すように、係
合部50,51どうしが相互に係合した状態を保持する
ことができるので、曲成部1xにおいても、気水密成を
高めることができる。
また、係合部50、51どうしが面接触するために接触
面積も多くなり、その結果、戸体の開閉による衝撃荷重
も分散されることになり、部分的に過度に衝撃がかから
ず、またかかったとしても、係合部50、51が丸味を
持たせた先端円弧面であるから、断面係数が大きく、か
つ係合部50、51に厚みを持たせているので、衝撃に
強い。また、戸体5の係合部に丸味を持たせた先端円弧
面aと円弧状内面bとの面接触で連結するものであるか
ら、係合部間の隙間もほとんどないので、塵埃等の異物
も入りにくく、指などを挟む危険成もない。
また、係合部50、51は、丸味を持たせた先端円弧面
aが隣接する戸体の係合部の円弧状内面bに嵌まる形で
相互に抱持するように構成されているので、第3図のよ
うに戸枠1の曲成部1xにおいても、一方の係合部50
の先端円弧面aは相手側係合部51の円弧状内面bに対
して回動自在な状態を保持し、係合部50,51でのガ
タつきがないので、閉じる方向(戸体収容部4から出す
方向)はもちろん、収納方向においても戸体どうしの曲
成部1xにおける相対的な回動の抵抗にならず、円滑な
移動が可能となる。
全戸体5が建物開口部すなわち戸枠1にある状態から戸
体収容部4に収容する場合は、前記と逆の動作により戸
体5が戸体収容部4内にて重ねて収容されるが、この場
合、戸枠1を戸体5が走行する間は係合部50,51が
係合した状態で戸体が移動し、戸車6が上レール2aか
ら2a′および2b″から2b′に移動する際に、これ
らのレールによって戸体5がガイドされることによって
係合部50,51が離れ、戸体5どうしが重ね合わされ
る。
以上本発明を実施例により説明したが、本発明を実施す
る場合、各戸体5の戸車が下レール上を転動する場合に
も本発明を適用できる。また、前記連動機構24を設け
た場合には、モータ等によって自動的に開閉する構成あ
るいは、カーテンの開閉機構のように、紐やチェーンを
引くことにより、戸体を連動させる機構も採用できる。
(発明の効果) 以上述べたように、本発明においては、戸体の幅方向の
端部に、隣接する戸体に係脱自在に係合させる係合部を
設け、各係合部は、その水平断面形状が先端に丸味を持
たせかつ厚みのある弧状の鈎形をなすと共に、隣接する
戸体の係合部を互いに係合させた状態において、前記丸
味を持たせた先端円弧面が隣接する戸体の係合部の円弧
状内面に嵌まる形で相互に抱持するように構成したの
で、直線部で突合わされる戸体どうしの間の気水密性が
向上することはいうにおよばず、戸枠曲成部で戸体の戸
体端部が突合わされる場合も、端部の係合部は係合した
ままの状態であるので、気水密性が保持される。
また、係合部が面接触しかつ先端が円弧面をなすので係
合部の強度が増大して変形等のおそれがない。また、係
合部が面接触する構造であるため、係合部間に隙間が形
成されず、指等を挟む危険がなく安全であり、また塵埃
等が入りにくい上、掃除も容易である。また、係合部に
ガタつきがないため、戸枠曲成部において、戸体の閉じ
方向、収納方向について、いずれも係合部どうしが引っ
かかることはなく、戸体の円滑な連動が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す戸体突合わせ部の平面
図、第2図は本発明の一実施例を示す引戸装置の全体の
平面図、第3図は該実施例における戸枠曲成部の戸体突
合わせ部を示す平面図、第4図は該実施例の戸体収容部
における戸体収容状態を示す平面図、第5図は第2図の
A−A断面図、第6図は該実施例における連動構成およ
び戸体どうしの係合機構を示す分解斜視図、第7図は従
来の引戸装置の組合わせ状態を示す平面図、第8図は従
来の問題点を説明する平面図、第9図(a)は公知の連
動式引戸装置を示す平面図、同(b)はその戸枠曲成部
における係合状態を示す平面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】戸体の幅方向の端部に、隣接する戸体に係
    脱自在に係合させる係合部を設け、各係合部は、その水
    平断面形状が先端に丸味を持たせかつ厚みのある弧状の
    鈎形をなすと共に、隣接する戸体の係合部を互いに係合
    させた状態においては、前記丸味を持たせた先端円弧面
    が隣接する戸体の係合部の円弧状内面に嵌まる形で相互
    に抱持するように構成したことを特徴とする引戸装置。
JP60252323A 1985-11-11 1985-11-11 引戸装置 Expired - Lifetime JPH0627475B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60252323A JPH0627475B2 (ja) 1985-11-11 1985-11-11 引戸装置

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JP60252323A JPH0627475B2 (ja) 1985-11-11 1985-11-11 引戸装置

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Publication Number Publication Date
JPS62112882A JPS62112882A (ja) 1987-05-23
JPH0627475B2 true JPH0627475B2 (ja) 1994-04-13

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JPS5052837A (ja) * 1973-09-07 1975-05-10

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JPS62112882A (ja) 1987-05-23

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