JPH06274957A - 光磁気記録用磁気ヘッドのクリーニングディスク - Google Patents

光磁気記録用磁気ヘッドのクリーニングディスク

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JPH06274957A
JPH06274957A JP6511593A JP6511593A JPH06274957A JP H06274957 A JPH06274957 A JP H06274957A JP 6511593 A JP6511593 A JP 6511593A JP 6511593 A JP6511593 A JP 6511593A JP H06274957 A JPH06274957 A JP H06274957A
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disk
magneto
head
magnetic head
cleaning
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JP6511593A
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Kazuhiro Kimura
和浩 木村
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 光磁気記録再生装置に内蔵されるディスク回
転駆動手段に装着されて回転駆動される円盤状のディス
ク基板14と、このディスク基板14の表面に光磁気記
録用磁気ヘッドの光磁気ディスクに対するヘッド摺動面
と摺接するクリーニング層15を備える。 【効果】 ヘッド,ディスクの摩耗やキズの発生又は両
者間のスペーシングの乱れとそれに伴うエラーの増加の
原因を無くすことができ、機械的,電気的動作の信頼性
を長期間に亘って確保することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光磁気記録用磁気ヘッ
ドのヘッド摺動面に付着した汚れをクリーニングする光
磁気記録用磁気ヘッドのクリーニングディスクに関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、光磁気記録再生装置において
は、小型化,低コスト化,低消費電力化,機構の簡素化
等の目的で、磁気ヘッドは光磁気ディスクの回転駆動と
共に接触摺動する方式或いは光磁気ディスクの回転に伴
う空気流によって浮上する方式が採用されている。
【0003】このとき、光磁気ディスクがカートリッジ
に回転可能に収納され、光磁気記録再生装置に対して装
着又は取り出し可能な構造である場合には、カートリッ
ジの光磁気記録再生装置への装着時又は取り出し時に装
置内に塵埃等が入りやすい。このため、記録動作時に光
磁気ディスクと摺接する磁気ヘッドのヘッド摺動面に塵
埃が付着し、長期間の使用により塵埃がヘッド摺動面に
堆積する。
【0004】かかる動作が繰り返し発生すると、ヘッ
ド,ディスクの摩耗増加、キズの発生、ヘッドとディス
ク間のスペーシングの乱れとそれに伴うエラーの増加の
原因となる。
【0005】したがって、磁気ヘッドのヘッド摺動面に
付着した塵埃等の汚れは除去する必要があるが、人の手
によって磁気ヘッドに直接触れて当該ヘッド摺動面をク
リーニングすることは装置の構造上、その分解を伴う場
合もあり容易でない。また、磁気ヘッドやその周辺に損
傷を与える危険もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、かか
る従来の技術的な課題を解消するために、磁気ヘッドの
ヘッド摺動面に付着した汚れを除去して磁気ヘッド及び
光磁気ディスクの損傷並びにスペーシングの乱れを防止
し、また機械的,電気的動作の信頼性を長期間確保し得
る光磁気記録用磁気ヘッドのクリーニングディスクを提
供することを目的とする。
【0007】また、本発明は、光磁気記録再生装置に内
蔵される光磁気記録用磁気ヘッドのヘッド摺動面を簡便
にクリーニングすることができる取扱い性に優れた光磁
気記録用磁気ヘッドのクリーニングディスクを提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光磁気記録
用磁気ヘッドのクリーニングディスクは、光磁気記録再
生装置に内蔵されるディスク回転駆動手段に装着されて
回転駆動される円盤状のディスク基板と、このディスク
基板の表面に光磁気記録用磁気ヘッドの光磁気ディスク
に対するヘッド摺動面と摺接するクリーニング層を備え
てなることを特徴とする。
【0009】上記クリーニングディスクは、上下一対の
ハーフからなるカートリッジに回転可能に収納されるこ
とを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明においては、円盤状のディスク基板の表
面に光磁気記録用磁気ヘッドの光磁気ディスクに対する
ヘッド摺動面を払拭するクリーニング層を設けてなるク
リーニングディスクを、光磁気記録再生装置のディスク
回転駆動手段に装着し回転駆動せしめることにより、磁
気ヘッドのヘッド摺動面が回転駆動するクリーニングデ
ィスクのクリーニング層に摺接して、このクリーニング
層によって上記磁気ヘッドのヘッド摺動面に付着した汚
れが払拭される。
【0011】また、本発明では、クリーニングディスク
が上下一対のハーフからなるカートリッジに回転可能に
収納されているので、取扱いが容易なもとなり、また通
常の光磁気ディスクをカートリッジに収納したものと同
様に、単にこのカートリッジを光磁気記録再生装置に装
着することで簡単に磁気ヘッドのヘッド摺動面の汚れが
払拭される。また、カートリッジを取り出す作業も同じ
く、光磁気記録再生装置のエジェクトボタンを押すだけ
で簡単にカートリッジを取り出せる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を適用した具体的な実施例につ
いて図面を参照しながら詳細に説明する。本実施例は、
光磁気記録再生装置に装着されて記録再生が行われる光
磁気ディスクの代わりにクリーニングディスクを用い、
これをカートリッジに収納して光磁気記録再生装置に内
蔵される磁気ヘッドのヘッド摺動面の汚れを払拭する例
である。なお、クリーニングディスクの説明をする前
に、このクリーニングディスクが使用される光磁気記録
再生装置の構成について簡単に説明する。
【0013】光磁気記録再生装置は、図4に示すよう
に、主としてカートリッジ1に回転可能に収納された光
磁気ディスク2を挾んで、ポリカーボネート等からなる
透明基板の片面に形成された磁性膜と対向する位置に磁
気ヘッド3が設けられ、その反対側に上記磁気ヘッド3
と相対向してレーザビームを照射する光学ヘッド4が配
されて構成されている。
【0014】上記磁気ヘッド3は、装置の小型化,低コ
スト化,低消費電力化等の目的で、記録動作時には常に
光磁気ディスク2と接触して摺動するようになされてい
る。かかる磁気ヘッド3は、図5及び図6に示すよう
に、例えば断面略E字状をなすマグネット5の主磁極5
aを取り囲むようにコイル6を所定数巻回することによ
り構成されている。
【0015】また、この磁気ヘッド3では、記録動作時
において光磁気ディスク2に対して常に接触した状態で
記録するため、上記光磁気ディスク2に対して摺接する
摺動部7を有している。上記摺動部7の光磁気ディスク
2に対する対向面は、記録動作時に該光磁気ディスク2
に対して摺接するヘッド摺動面3aとなされている。ま
た、上記磁気ヘッド3は、記録動作時にコイルバネ8の
弾発力によって光磁気ディスク2側へ押し付けられ、常
にこの光磁気ディスク2と摺接するようになされてい
る。
【0016】なお、上記構成の磁気ヘッド3は、ヘッド
ベース9に取付けられたヘッド支持アーム10の先端に
取付けられるようになっている。
【0017】一方、光学ヘッド4は、対物レンズを介し
てレーザビームを光磁気ディスク2の磁性膜が設けられ
た面とは反対側の面に照射するようになされており、上
記光磁気ディスク2に対して完全に非接触となるに位置
に上記磁気ヘッド3と相対向して設けられている。
【0018】上記のように構成された光磁気記録再生装
置においては、装置内にカートリッジ1がローディング
されディスク回転駆動手段(図示は省略する。)に光磁
気ディスク2が装着されると、当該カートリッジ1に開
設されたヘッド挿入用開口窓部11を介して光磁気ディ
スク2の磁性膜が形成された面上に磁気ヘッド3が設け
られる。そして、この磁気ヘッド3と相対向する位置
に、やはりカートリッジ1に開設された光学ヘッド挿入
用開口窓部12を介して光学ヘッド4が配設される。
【0019】そして、情報信号を記録しようとする光磁
気ディスク2の一部に、上記磁気ヘッド3によって磁場
が印加され、その磁場におかれた光磁気ディスク2の一
部に光学ヘッド4よりレーザビームが照射される。そし
て、その部分の昇温,消磁がなされ、しかる後、光磁気
ディスク2の回転に伴ってレーザビームの照射部から外
れた消磁箇所は温度の低下とともに磁気ヘッド3の作る
磁場の向きに再び磁化される。ここで、上記磁気ヘッド
3によって磁界変調を行うことにより、光磁気ディスク
2の磁性膜には、磁化方向を上向きと下向きに並べたデ
ィジタル記録がなされる。一方、再生は、磁化部へレー
ザビームを照射し、その反射光の偏光を検出する方式,
いわゆるカー効果を利用した方式で行われる。なお、再
生時には、磁気ヘッド3は使用されない。
【0020】ところで、記録動作時においては、磁気ヘ
ッド3が光磁気ディスク2に対して常に接触した状態に
あることから、当該光磁気ディスク2の表面上に存在す
る塵埃が磁気ヘッド3のヘッド摺動面3aに付着する。
これは、摺動型の磁気ヘッド3のみならず、図8及び図
9に示す浮上型の磁気ヘッド3においても同様である。
浮上型の磁気ヘッド3は、光磁気ディスク2の回転駆動
により発生する空気流によって浮上するが、ディスクの
回転駆動開始時は光磁気ディスク2に接触するのが一般
的で、さらに浮上高さも数10μm以下とかなり低いた
めに、ディスク上にゴミ等の汚れがあった場合、それら
が磁気ヘッド3のヘッド摺動面(厳密に言えばABS
面)3aに付着することは避けられない。
【0021】これを解消するために、光磁気ディスク2
の代わりにクリーニングディスクをカートリッジに収納
し、このクリーニングディスクによって上記磁気ヘッド
3のヘッド摺動面3aの汚れをクリーニングする。以
下、クリーニングディスクについて説明する。
【0022】クリーニングディスク13は、図1ないし
図3に示すように、主として円盤状のディスク基板14
を有し、そのディスク基板14の磁気ヘッド3が摺接す
る側の一面上にクリーニング層15を備えて構成されて
いる。上記ディスク基板14は、光磁気ディスク2と同
じくポリカーボネート等の透明な剛性樹脂材料によっ
て、該光磁気ディスク2と略同じ外径寸法(64mm)
とされた円盤として形成されている。
【0023】そして、このディスク基板14の中央部に
は、光磁気記録再生装置内に配設されるディスク回転駆
動手段を構成するディスクテーブルの中心部に配設され
たセンタリング部材(図示は省略する。)が係合する円
形状のセンター孔16が穿設されている。
【0024】また、上記ディスク基板14のクリーニン
グ層15が形成されない面側の中央部には、図3に示す
ように、上記センター孔16を囲んで、円環状に突出し
て設けられる金属板収納部17が一体的に形成されてい
る。この金属板収納部17は、肉厚の薄いディスク基板
14に穿設されるセンター孔16の深さを深くすること
なく、このクリーニングディスク13が装着されるディ
スクテーブル側に配設されるセンタリング部材の上記セ
ンター孔16に対する突出量を大きくなし、上記クリー
ニングディスク13の回転中心を上記ディスクテーブル
の軸心に一致させて装着させるセンタリング操作を確実
に行わせるように機能するものである。さらに、この金
属板収納部17の先端面17aは、上記ディスクテーブ
ルへの装着基準面として機能する。
【0025】そして、上記ディスク基板14のクリーニ
ング層15が形成される面側の中央部には、センター孔
16を囲んで後述するチャッキング用の金属板18が配
設される円環状をなす金属板収納凹部19が形成されて
いる。この金属板収納凹部19は、上記金属板収納部1
7の外周径より小径であって、ディスク基板14の厚さ
に略等しい深さに形成されてなる。また、金属板収納凹
部19の開口内周径は、上記センター孔16の開口径よ
り大きくなされている。したがって、この金属板収納凹
部19の底部には、円環状をなす平坦面が設けられる。
この平坦面が上記金属板18を載置する載置面となる。
【0026】上記金属板収納凹部19に収納保持される
金属板18は、例えばステンレス板等の金属材料を円盤
状に打ち抜き加工することにより形成されるものであ
る。かかる金属板18は、上記金属板収納凹部19に収
納されるに足る大きさの円盤として形成されるととも
に、この金属板収納凹部19に収納保持されたときに、
その外周面18aが当該金属板収納凹部19の内周面1
9aと接触しないような大きさに形成されている。ま
た、この金属板18の中心部には、製造工程上ハンドリ
ングするために使用される小さな円形の中心孔20が形
成されている。
【0027】そして、このように形成されたディスク基
板14の主面には、磁気ヘッド3のヘッド摺動面3aに
付着した汚れをクリーニングするためのクリーニング層
15が設けられている。かかるクリーニング層15は、
例えば最大外径寸法が65mm,最小内径寸法が24m
mの範囲内に形成されるように、その中央に貫通孔5a
を有した円環状をなすシートとして形成される。
【0028】上記クリーニング層15は、動物繊維,植
物繊維,合成繊維,化学繊維等からなる織布及び不織
布,スポンジ類,紙類,革類等、さらにこれらの表面に
毛羽(ケバ)を有する軟質材からなる物、或いはセラミ
ックス,ガラス,金属等の微粒子をクリーニング層表面
に固着させた層により構成される。このクリーニング層
15は、例えばディスク基板14に対して接着剤等によ
って固定されるようになっている。なお、上記クリーニ
ング層15とディスク基板14を合わせた厚みは、後述
するカートリッジに収納されたときに当該カートリッジ
内で回転可能となるように、2.9mm以下とすること
が望ましい。
【0029】そして、上記のようにして構成されたクリ
ーニングディスク13は、その取扱いを容易なものとな
すために、上下ハーフからなるカートリッジに収納され
る。カートリッジは、図1に示すように、クリーニング
ディスク13を回転自在に収納するに足る大きさとなさ
れた矩形状をなす上下一対の上ハーフ21と下ハーフ2
2とから構成され、これらが突合わされることにより薄
い筐体として形成されている。
【0030】上記上ハーフ21には、カートリッジ内に
収納されたクリーニングディスク13のクリーニング層
15の一部を臨ませるとともに、そのクリーニング層1
5に磁気ヘッド3を接触させるためのヘッド挿入用開口
窓部23が設けられている。かかるヘッド挿入用開口窓
部23は、上記クリーニング層15を外周から内周に亘
って外方に臨ませるに足る大きさの長方形状をなす開口
として形成されている。
【0031】上記下ハーフ22には、光磁気記録再生装
置に内蔵された光学ヘッド4と対向する光学ヘッド挿入
用開口窓部24と、ディスク回転駆動手段が挿入される
センター孔25が設けられている。上記光学ヘッド挿入
用開口窓部24は、図1中矢印Xで示すカートリッジの
上記装置への挿入方向と略直交する方向に、上記下ハー
フ22の一側面22a近傍部からセンター孔25の近傍
部に亘って平面略矩形状をなす切欠きとして設けられて
いる。この光学ヘッド挿入用開口窓部24には、上記カ
ートリッジに収納されたクリーニングディスク13の他
方の主面部が、その外周より内周に亘って外方に臨むよ
うになされている。
【0032】なお、磁気ヘッド3のヘッド摺動面3aに
付着した汚れを払拭することに鑑みれば、上記光学ヘッ
ド挿入用開口窓部24は必要ない。本例では、光磁気デ
ィスク2が収納されたカートリッジ1を使用しているた
めに、ヘッド挿入用開口窓部23が設けられている。
【0033】上記センター孔25は、上記カートリッジ
に収納したクリーニングディスク13の金属板収納部1
7を外方に臨ませるに足る大きさの円形状をなす孔とし
て設けられている。そして、このセンター孔25には、
上記カートリッジに収納されたクリーニングディスク1
3の金属板18を磁気吸着し、当該クリーニングディス
ク13を回転操作するディスク回転駆動手段が臨むよう
になっている。
【0034】そして、このように構成された上下ハーフ
21,22よりなるカートリッジには、ヘッド挿入用開
口窓部23と光学ヘッド挿入用開口窓部24を開閉自在
となすシャッタ部材26が設けられている。かかるシャ
ッタ部材26は、カートリッジの外側面部に沿って図1
中矢印A方向に移動可能に支持されている。上記シャッ
タ部材26は、例えばプラスチック等の樹脂材料を射出
成形する等して一体的に形成されてなるもので、上記ヘ
ッド挿入用開口窓部23を開閉する第1の開閉板部27
と、上記光学ヘッド挿入用開口窓部24を開閉する第2
の開閉板部28と、これらを連結する連結板部29とか
ら構成されている。
【0035】上記第1の開閉板部27は、少なくともヘ
ッド挿入用開口窓部23を閉塞するに足る大きさの方形
体として形成されている。同様に、第2の開閉板部28
は、上記光学ヘッド挿入用開口窓部24を覆うに足る大
きさの方形体として形成されている。そして、これら開
閉板部27,28を連結する連結板部29は、上記カー
トリッジの外側面部に対して摺接可能な板状体として形
成され、その長手方向の両側縁部に上記第1の開閉板部
27と第2の開閉板部28を連結している。
【0036】この連結板部28には、カートリッジの外
側面部にシャッタ部材26のスライド方向に沿って形成
された溝部に係合して当該シャッタ部材26を摺動自在
となす係合部30,31が設けられている。また、この
連結板部29には、光磁気記録再生装置側に設けられる
シャッタ閉蓋操作部材によって上記シャッタ部材26が
自動的に閉蓋操作されるシャッタ閉蓋操作孔32が設け
られている。上記シャッタ開閉操作孔32は、上記連結
板部29の略中央部分に平面矩形状をなす孔として開設
されている。
【0037】そして、上記のように構成されたシャッタ
部材26は、上記カートリッジの外側面部に設けられた
溝部に係合部30,31が係合することによって、上記
カートリッジに対するスライドにより、ヘッド挿入用開
口窓部23と光学ヘッド挿入用開口窓部24を閉蓋する
位置と、これらヘッド挿入用開口窓部23と光学ヘッド
挿入用開口窓部24を開蓋させる位置とに亘って移動さ
れるようになされている。
【0038】なお、上記カートリッジ内には、シャッタ
部材26をロックするシャッタロック33と誤記録防止
用のライトプロテクー34が配設されている。なお、上
記ライトプロテクー34も磁気ヘッド3のヘッド摺動面
3aに付着した汚れを払拭することに鑑みると必要では
ないが、光磁気ディスクが収納されたカートリッジを利
用していることからカートリッジ内に設けられる。
【0039】上述のようにカートリッジに収納されたク
リーニングディスク13によって磁気ヘッド3のヘッド
摺動面3aに付着された汚れを落とすには、以下のよう
に行う。先ず、カートリッジを光磁気記録再生装置にロ
ーディングさせる。すると、そのローディング途中にお
いてシャッタ部材26が移動せしめられ、カートリッジ
に収納されたクリーニングディスク13のクリーニング
層15がヘッド挿入用開口窓部23より外方に臨む。ま
た、ディスク基板14がディスク回転駆動手段に装着さ
れる。
【0040】次に、上記ヘッド挿入用開口窓部23と対
向する位置に磁気ヘッド3を設け、この状態から磁気ヘ
ッド3をクリーニング層15上に降ろし、クリーニング
ディスク13を回転駆動させる。すると、磁気ヘッド3
は、図7に示すように、クリーニング層15上を摺動す
る。浮上型磁気ヘッド3の場合には、図8に示すよう
に、少なくとも浮上するまでの間はクリーニング層15
上を摺動するが、当該クリーニング層15の表面が録再
用の光磁気ディスク2の表面よりも荒れた状態である場
合、浮上高さが極めて低くなるか、又は浮上できない状
態となるため、クリーニング層15に接触摺動する時間
は確保できる。
【0041】また、ディスクが回転してから磁気ヘッド
3が降りるタイプのダイナミックローディング方式の場
合には、クリーニングディスク13を回転駆動させた後
で、磁気ヘッド3をクリーニング層15上へ降ろすこと
になるが、一般に降ろす瞬間に磁気ヘッド3はクリーニ
ング層15に接触するからやはり接触摺動する時間は確
保できる。すなわち、摺動方式,浮上方式のいずれの場
合も、磁気ヘッド3のヘッド摺動面3aをクリーニング
層15に接触摺動させることができる。
【0042】このように、回転駆動されるクリーニング
ディスク13のクリーニング層15上を磁気ヘッド3が
摺動することにより、ヘッド摺動面3aに付着した汚れ
がクリーニング層15によって除去されることになる。
例えば、布類,スポンジ類,紙類,革類等の軟質材で構
成されるクリーニング層15の場合、摺動するヘッド摺
動面3aの汚れは拭き取りにより除去される。また、セ
ラミックス,ガラス,金属等の微粒子を表面に固着させ
たクリーニング層15の場合、摺動するヘッド摺動面3
aの汚れは削り取りにより除去される。なお、前者の軟
質層上に後者の微粒子を遊離状態で散布した状態のクリ
ーニング層15においても後者同様の作用がある。
【0043】そして、上記磁気ヘッド3を適当な時間摺
動させた後、装置に設けられるエジェクトボタンを押す
ことによって、クリーニングディスク13が収納された
カートリッジ1が取り出せる。このように、光磁気記録
再生装置に通常の光磁気ディスクが収納されたカートリ
ッジを装着させる操作と全く同じ操作をすることによっ
て、簡単に磁気ヘッド3のヘッド摺動面3aに付着した
汚れを払拭することができる。
【0044】以上、本発明を適用した具体的な実施例に
ついて説明したが、本発明は上述の実施例に限定される
ことなく種々の変更が可能である。例えば、クリーニン
グ効果を向上させる目的で、クリーニングディスク13
を装置へ装着する前にクリーニング層15上に水,有機
溶剤,液体洗浄剤等の媒介剤を適下し、前記の動作を行
うことも可能である。実際に、化学繊維からなる織布を
クリーニング層15とし、その上にエチルアルコールを
滴下した場合、通常室内環境下で1ヵ月以上連続摺動を
行った摺動型磁気ヘッドのヘッド摺動面に付着した汚れ
は、約1分のクリーニング動作でほぼ完全に除去され
た。
【0045】また、通常の録音動作時の磁気ヘッドと録
再用ディスクの間の摩擦力を低くし、より滑らかな接
触,摺動を行うことを目的として、クリーニング層の表
面に潤滑剤を滴下し、これを用いてクリーニング動作を
行うことにより、ヘッド摺動面への潤滑剤塗布が可能と
なる。潤滑剤としては、例えば液体潤滑剤の直接塗布,
或いは固体潤滑剤を溶媒に溶かし、それをクリーニング
層15上へ滴下した状態の塗布が可能である。
【0046】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明に係るクリーニングディスクにおいては、磁気ヘッド
のヘッド摺動面をクリーニングするクリーニング層をデ
ィスク基板の主面に設けてなるクリーニングディスク
を、光磁気記録再生装置に装着させ、回転駆動するクリ
ーニング層に上記磁気ヘッドを接触摺動させるようにし
ているので、当該ヘッド摺動面に付着した汚れを上記ク
リーニング層によって確実に除去することができる。し
たがって、ヘッド,ディスクの摩耗やキズの発生又は両
者間のスペーシングの乱れとそれに伴うエラーの増加の
原因を無くすことができ、機械的,電気的動作の信頼性
を長期間に亘って確保することができる。
【0047】また、本発明では、上下一対のハーフから
なるカートリッジにクリーニングディスクを回転可能に
収納しているので、取扱いが容易なもとなり、また通常
の光磁気ディスクをカートリッジに収納したものと同様
に、単にこのカートリッジを光磁気記録再生装置に装着
することで簡単に磁気ヘッドのヘッド摺動面の汚れを除
去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クリーニングディスクをカートリッジに収納す
る例を示す分解斜視図である。
【図2】クリーニングディスクの部拡大平面図である。
【図3】クリーニングディスクの要部拡大断面図であ
る。
【図4】光磁気記録再生装置の概略的構成を示す斜視図
である。
【図5】摺動型磁気ヘッドの側面図である。
【図6】摺動型磁気ヘッドのヘッド摺動面を示す底面図
である。
【図7】摺動型磁気ヘッドのヘッド摺動面に付着した汚
れをクリーニング層によって除去する例を一部破断して
示す側面図である。
【図8】浮上型磁気ヘッドの側面図である。
【図9】浮上型磁気ヘッドのヘッド摺動面を示す底面図
である。
【図10】浮上型磁気ヘッドのヘッド摺動面に付着した
汚れをクリーニング層によって除去する例を一部破断し
て示す側面図である。
【符号の説明】
3・・・磁気ヘッド 3a・・・ヘッド摺動面 4・・・光学ヘッド 13・・・クリーニングディスク 14・・・ディスク基板 15・・・クリーニング層 21・・・上ハーフ 22・・・下ハーフ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光磁気記録再生装置に内蔵されるディス
    ク回転駆動手段に装着されて回転駆動される円盤状のデ
    ィスク基板と、このディスク基板の表面に光磁気記録用
    磁気ヘッドの光磁気ディスクに対するヘッド摺動面と摺
    接するクリーニング層を備えてなることを特徴とする光
    磁気記録用磁気ヘッドのクリーニングディスク。
  2. 【請求項2】 上下一対のハーフからなるカートリッジ
    内に回転可能に収納されることを特徴とする請求項1記
    載の光磁気記録用磁気ヘッドのクリーニングディスク。
JP6511593A 1993-03-24 1993-03-24 光磁気記録用磁気ヘッドのクリーニングディスク Pending JPH06274957A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0885920A1 (en) * 1997-06-20 1998-12-23 Unitika Ltd. Polyamide resin composition and molded articles
US6711102B1 (en) * 1999-11-25 2004-03-23 Matsushita Electrical Industrial Co., Ltd. Magneto-optical cleaning disk

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