JPH06277876A - ディーゼル機関用弁棒とその製造方法 - Google Patents

ディーゼル機関用弁棒とその製造方法

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JPH06277876A
JPH06277876A JP9205993A JP9205993A JPH06277876A JP H06277876 A JPH06277876 A JP H06277876A JP 9205993 A JP9205993 A JP 9205993A JP 9205993 A JP9205993 A JP 9205993A JP H06277876 A JPH06277876 A JP H06277876A
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valve rod
diesel engine
welding
valve
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JP9205993A
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Yoshizo Hashimoto
橋本芳造
Takatoshi Tomoyasu
友保孝敏
Tadao Tanaka
田中忠夫
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Kobe Steel Ltd
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N Z K KK
Kobe Steel Ltd
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    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
    • F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 耐熱鋼よりなる舶用又は発電用ディーゼル機
関用弁棒製造の肉盛において、耐蝕性と共に耐割れ性等
の溶接性も優れた触火面が得られる材料及び施工法を提
供する。 【構成】 肉盛金属の組成が、C:0.01〜0.50
%、Si:0.1〜2.0%、Cr:35〜55%、Al+
Ti:0.5〜2.5%、N:0.01〜0.6%を含有
し、更にMn:2%以下、V:3%以下、Nb:0.2〜
0.8%、Mo:5%以下、W:5%以下、Fe:5%以
下の1種又は2種以上を含有し、残部がNiと不可避的
不純物である並びに弁棒の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は舶用、発電用等の大型デ
ィーゼル機関用弁棒(以下、「弁棒」と称する)とその製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】弁棒は、通常、図1に示すように、傘部
2に触火面3とフェース面4を有している。このような
弁棒1の寿命を決定する要因は大きく分けて2つある。
1つはシート面の摩耗、腐食、もう1つは触火面の腐食
である。
【0003】これらの耐性を高めるため、肉盛技術が多
用されている。従来より、シート面の肉盛については多
くの開発が行われており、ステライト合金やNi自溶性
合金(コルモノイ合金)等が目的に応じて使用されてい
る。
【0004】一方、触火面の肉盛は、シート面ほど一般
的には行われていないが、ハードな環境下で用いる弁棒
では肉盛による耐久性の向上が図られている。しかし、
シート面ほど研究もされておらず、肉盛材としても一般
的な高温耐食材であるインコネル等が用いられているに
すぎない。シート面に用いるステライトやコルモノイ合
金では、触火面のような広い面積の肉盛に対しては耐割
れ性が不十分で実用的ではない。
【0005】近年、ディーゼル機関のランニングコスト
低減のため、不純物の多い燃料が用いられることが多
く、触火面の腐食が助長され、弁棒の寿命が低下してき
ている。その対策の1つとして、前述のインコネル合金
等を肉盛する弁棒等が供給されてきているが、十分な耐
食性とはいえない。
【0006】一方、弁棒の素材面からの開発も行われて
おり、その中でナイモニック80A(N80A)が不純物
の多い重質油の腐食にもかなり耐える材料として注目さ
れ、特に大型弁棒でかなり実績を挙げてきている。
【0007】しかし、N80AはNi基の超合金であ
り、大型弁棒を全てこの素材で作ると極めて高価なもの
となり、普及一般化がしにくい状況にある。また、N8
0Aは溶接性の悪い母材であり、補修による繰り返し使
用にも限界がある。
【0008】こうした状況下において、安価な母材(オ
ーステナイト又はマルテンサイトステンレス鋼)に肉盛
して触火面の十分な耐食性を示す弁棒が必要となってき
ている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来、こうした高温下
における耐食肉盛材としては、特開平1−273693
号にて新しいNi合金が提案されている。この材料は主
にシート面用として開発されたものであるが、高温腐食
に極めて優れた性能を有しており、触火面の肉盛材とし
て有望なものである。しかし、シート面に比べて遥かに
広い面積の肉盛が必要となる触火面への適用は、耐割れ
性が大きな問題となる。
【0010】本発明は、上記従来技術の問題点を解決
し、優れた耐食性を有すると共に耐割れ性等の溶接作業
性も優れた触火面を有するディーゼル機関用弁棒並びに
肉盛施工法を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決するために、材料の成分面での見直しと施工法の
開発に努めた結果、触火面への高耐食性合金の肉盛を可
能としたものである。すなわち、材料の成分としてAl
+Ti量の最適化、或いは更にNb量の最適化を行うと共
に、施工法としてはPTA(粉体プラズマアーク)法を採
用し、積層、予熱条件等の開発により、割れのない施工
を確立し、ここに本発明をなしたものである。
【0012】すなわち、本発明は、耐熱鋼よりなる舶用
又は発電用ディーゼル機関用弁棒であって、その触火面
に肉盛金属を有し、該肉盛金属の組成が、C:0.01
〜0.50%、Si:0.1〜2.0%、Cr:35〜55
%、Al+Ti:0.5〜2.5%、N:0.01〜0.6%
を含有し、更にMn:2%以下、V:3%以下、Nb:
0.2〜0.8%、Mo:5%以下、W:5%以下、Fe:
5%以下の1種又は2種以上を含有し、残部が実質的に
Ni又はNi+Coと不可避的不純物からなる組成である
ことを特徴とするディーゼル機関用弁棒を要旨としてい
る。
【0013】また、その製造方法は、耐熱鋼よりなる舶
用又は発電用ディーゼル機関用弁棒の触火面にPTA溶
接により肉盛金属を形成するに際し、溶接材料とし
て、C:0.01〜0.50%、Si:0.1〜2.0%、
Cr:35〜55%、Al+Ti:0.5〜2.5%、N:
0.01〜0.6%を含有し、更にMn:2%以下、V:
3%以下、Nb:0.2〜0.8%、Mo:5%以下、W:
5%以下、Fe:5%以下の1種又は2種以上を含有
し、残部が実質的にNi又はNi+Coと不可避的不純物
からなる組成の溶接材料を用い、予熱温度を、傘径1
50mmφ以下の弁棒の場合は200℃以上、傘径150
mmを超える弁棒の場合は200+(D−150)×0.5
℃以上(ここで、D:弁棒の傘径(mm))とし、触火面
中心部から外へ渦巻状にビードを形状する施工法で行う
ことを特徴としている。
【0014】
【作用】
【0015】以下に本発明を更に詳細に説明する。
【0016】弁棒の母材の材質としては、耐熱鋼を用い
る。マルテンサイト系の耐熱鋼も小型バルブでは用いら
れるが、大型バルブでは靭性が要求されるため、高靭性
の鍛造オーステナイト耐熱鋼が最も適している。
【0017】まず、触火面の肉盛材料の成分限定理由に
ついて説明する。
【0018】C:Cは固溶体を強化して肉盛金属の硬さ
を得る成分で、0.01%未満では十分な硬さが得られ
ない。一方、0.50%を超えると溶接時の割れを発生
する。したがって、C量は0.01〜0.50%の範囲と
する。
【0019】Si:Siは作業性を安定化させる成分であ
り、0.1%未満では母材とのなじみが悪く、一方、2.
0%を超えると溶融金属が流れすぎて融合不良を発生す
る。したがって、Si量は0.1〜2.0%の範囲とす
る。
【0020】Cr:Crは耐食、耐熱性を得るために必要
な成分であり、35%以上でその効果が認められるが、
35%未満では耐熱性が不十分で、耐酸化、耐食性が劣
化する。また、55%を超えると溶接時に割れが発生し
易くなる。したがって、Cr量は35〜55%の範囲と
する。
【0021】Al、Ti:Al、TiはNiと金属間化合物
を形成して硬さを得る成分であり、AlとTiは等量の効
果がある。しかし、Al+Ti合計量で0.5%未満では
その効果が得られない。Al又はTiを増やすと硬さは上
昇するが脆化するため、耐割れ性面から上限がある。す
なわち、弁棒のシート面の溶接では4.0%程度まで添
加しても溶接可能であるが、触火面の肉盛では面積が広
く、2.5%以下に抑えないと割れのない施工が困難と
なることが判明した。したがって、Al+Ti合計量を
0.5〜2.5%の範囲とする。なお、Al又はTiの一方
のみを添加し得ることはいうまでもない。
【0022】N:NはCrと窒化物を形成して硬さを安
定させる効果がある。しかし、0.01%未満ではその
効果がなく、また0.6%を超えると湯流れが悪く作業
性が低下する。したがって、N量は0.01〜0.6%の
範囲とする。
【0023】更に、以下の成分の1種又は2種以上を適
量にて含有させる必要がある。
【0024】Nb:Nbは高温硬さの安定化に効果があ
り、そのためには0.2%以上が必要である。しかし、
0.8%を超えると溶接割れが発生するので、Nb量は
0.2〜0.8%の範囲とする。
【0025】Mn:Mnは固溶体強化により常温硬さの向
上と作業性改善に効果があるが、2%を超えると逆にス
ラグが多くなり、なじみ不良となるので、Mn量は2%
以下とする。
【0026】W、Mo:W、MoはMnと同じく固溶体強
化の効果があるが、作業性には殆ど影響しない。しか
し、それぞれ5%を超える添加は耐割れ性を阻害するの
で、W、Mo量はともに5%以下とする。
【0027】Fe:Feは硬さ安定と耐割れ性改善に効果
がある。但し、耐食性を悪くするため、添加量は5%以
下とする。
【0028】V:Vは3%以下の添加で500℃までの
硬さを安定にする。
【0029】残部:残部は実質的にNiである。Niは合
金のベース材となるものであり、Al、Ti、Nb等と金
属間化合物を形成し、合金としての硬さを得る。ベース
材としては他にFe、Coが一般的に考えられるが、Fe
は硬さが十分に得られず、また耐酸化性も不十分であ
る。Coのみでは硬さが十分得られない。Niの一部をC
oで置換しても同様の効果が得られる。なお、不可避的
不純物はできるだけ少ないのが望ましい。
【0030】次に本発明における肉盛溶接施工法につい
て説明する。
【0031】上述の本発明の肉盛材料は加工性が悪く、
ワイヤ状材料を得ることは難しく、したがって、MIG
施工は困難である。また、被覆アーク溶接では耐ブロー
ホール性が極めて悪く、適用が難しい。そのため、溶接
法について検討した結果、鋳造棒を用いるTIG施工
と、粉末材料を用いるPTA施工が適用可能である。
【0032】本発明の肉盛材料は、耐食性は極めて優れ
ているが、大型弁棒の触火面のような広い面積の肉盛で
は溶接時に割れが発生し易く、施工面での十分な検討が
必要であった。この点に関して、TIG施工とPTA施
工を比較すると、溶接金属の清浄度と自動溶接の安定性
からPTA施工の方が割れが発生しにくいことが判明し
た。特に300mmφ以上の大型弁棒では、TIG施工で
割れのない施工は困難である。更に大型弁棒に割れのな
い安定した施工を行うには、以下に示すように、肉盛手
順、熱管理が重要であることが判明した。
【0033】〈積層法〉積層法としては、渦巻状で、触
火面中心部から外へ向かう施工が最も有効である。同心
円状の渦巻とすることで応力は均一化される。逆に、外
側から内側へ向かう施工では、外側を拘束した状態での
施工となり、割れの危険が大きくなる。応力の均一化で
は他のブロック法や対称法等もあるが、いずれも間欠的
な施工となり、効率が極めて悪くなる。
【0034】〈予熱温度〉予熱温度は弁棒の大きさによ
り最適値は異なる。150mmφ以下の弁棒では、予熱な
しでは割れのない施工も可能であるが、なじみを良く
し、融合不良などの発生を少なくするために、適度な予
熱は有効であり、200℃以上の予熱が望ましい。
【0035】一方、弁棒の傘径が大きくなると割れ感受
性は急激に高くなるため、予熱管理が最も重要なポイン
トとなる。種々の大きさの弁棒で施工条件を検討した結
果、傘径をD(mm)とすると、150mmφを超える弁棒の
場合、予熱の最適温度は200+(D−150)×0.5
℃以上で、割れのない施工が可能となった。
【0036】〈後熱処理〉肉盛溶接後、必要に応じて時
効熱処理を行ってもよい。本発明による肉盛部は肉盛溶
接ままでもHv350程度以上の硬さが得られ、一般的
な使用では十分な耐摩耗性であるが、より厳しい環境下
で使われる場合には、600〜950℃×4〜100hr
の時効熱処理により硬さを向上させるのが望ましい。
【0037】なお、弁棒の傘径が300mmφ以上の場合
は通常、2層盛以上の肉盛を行うが、その際、1層目の
肉盛材料として、Al+Ti合計量を0.5〜1.0%、N
b量を0.4%以下とした組成のものを用いるのが好まし
い。Al+Ti合計量が1.0%以上、またNb量が0.4
%以上では1層目の硬さが高くなり、2層溶接時に割れ
が発生し易くなる。
【0038】以上の肉盛施工法により、触火面に上記肉
盛材料による肉盛金属が得られる。なお、肉盛金属は、
肉盛層部分、或いはこの肉盛層を含めて肉盛層表面下少
なくとも1mmまでの領域に相当する部分である。
【0039】次に本発明の実施例を示す。
【0040】
【実施例1】
【0041】本例は肉盛金属の耐食性及び硬さ(耐摩耗
性)を調べた例である。表1に示す組成の肉盛粉末材料
を用い、母材(SUS304:30mmt×150mmφ)上
にPTA施工(予熱温度:200〜250℃、積層法:
渦巻状で中心より外側へのビード形成)により2層の肉
盛溶接を行い、肉盛層の表面硬さ及び耐食性を調べた。
耐食性は、肉盛表面の溶着金属から3mm(径)×30mm
(長さ)の試験片を採取し、20%V2O5+80%Na2S
O4の腐食灰中で900℃×50hr浸漬した後の腐食減
量(mg)を測定して評価した。その結果を表1に併記す
る。
【0042】表1に示すように、本発明例は全て優れた
耐食性を示し、硬さもHv380以上で良好な耐摩耗性
も期待できる。
【0043】一方、比較例No.1〜4、7〜8は、耐食
成分が全て本発明範囲内のため、耐食性は良好である。
しかし、比較例No.1ではAl+Tiが少なく硬さが低く
なっている。比較例No.2〜4、7では割れが発生し
た。比較例No.6はMnが高く融合不良を発生した。比
較例No.8はCが高く硬くなりすぎ、割れが発生した。
また比較例No.5はCrが低く耐食性が不充分である。
【0044】
【表1】
【0045】
【実施例2】
【0046】本例は実際の弁棒に肉盛溶接した例であ
る。傘径150〜450mmφの弁棒(母材:オーステナ
イト耐熱ステンレス鋼SUH-36)の触火面にPTA施
工で肉盛を行った。表1の肉盛粉末材料と表2の施工条
件を表3のように組み合わせた。溶接作業性を調べた結
果を表3に示す。
【0047】表3において、本発明例(イ)〜(ホ)は、全
て割れのない良好な溶接結果が得られている。
【0048】これに対し、比較例(い)〜(に)では、肉盛
粉末材料は本発明範囲内の組成を用いているが、施工条
件が不備のため、割れ発生となっている。
【0049】比較例(ほ)〜(ぬ)では、肉盛粉末材料が本
発明範囲外の組成で高く外れているため、施工条件は適
正であっても、割れやスラグ巻込み、ブローホール等を
発生した。比較例(る)〜(を)も従来材粉末を用いたもの
で、割れを発生した。
【0050】
【表2】
【0051】
【表3】
【0052】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
耐摩耗性は勿論のこと、耐食性に優れると共に耐割れ性
等の作業性も優れた触火面を有するディーゼル機関用弁
棒を従来より安価に提供することができる。特に大型弁
棒で広い面積の触火面の肉盛に適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】弁棒を説明する断面図である。
【符号の説明】
1 弁棒 2 傘 3 触火面 4 フェース面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中忠夫 東京都町田市南成瀬3−12−8

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐熱鋼よりなる舶用又は発電用ディーゼ
    ル機関用弁棒であって、その触火面に肉盛金属を有し、
    該肉盛金属の組成が、C:0.01〜0.50%、Si:
    0.1〜2.0%、Cr:35〜55%、Al+Ti:0.5
    〜2.5%、N:0.01〜0.6%を含有し、更にMn:
    2%以下、V:3%以下、Nb:0.2〜0.8%、Mo:
    5%以下、W:5%以下、Fe:5%以下の1種又は2
    種以上を含有し、残部が実質的にNi又はNi+Coと不
    可避的不純物からなる組成であることを特徴とするディ
    ーゼル機関用弁棒。
  2. 【請求項2】 弁棒の素材が鍛造加工したオーステナイ
    ト耐熱鋼である請求項1に記載のディーゼル機関用弁
    棒。
  3. 【請求項3】 耐熱鋼よりなる舶用又は発電用ディーゼ
    ル機関用弁棒の触火面にPTA溶接により肉盛金属を形
    成するに際し、溶接材料として、C:0.01〜0.5
    0%、Si:0.1〜2.0%、Cr:35〜55%、Al
    +Ti:0.5〜2.5%、N:0.01〜0.6%を含有
    し、更にMn:2%以下、V:3%以下、Nb:0.2〜
    0.8%、Mo:5%以下、W:5%以下、Fe:5%以
    下の1種又は2種以上を含有し、残部が実質的にNi又
    はNi+Coと不可避的不純物からなる組成の溶接材料を
    用い、予熱温度を、傘径150mmφ以下の弁棒の場合
    は200℃以上、傘径150mmを超える弁棒の場合は2
    00+(D−150)×0.5℃以上(ここで、D:弁棒
    の傘径(mm))とし、触火面中心部から外へ渦巻状にビ
    ードを形状する施工法で行うことを特徴とするディーゼ
    ル機関用弁棒の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の方法において、傘径が
    300mmφ以上の弁棒に対して2層盛以上の肉盛を行う
    に際し、1層目の溶接材料として、請求項3に記載の溶
    接材料の成分のうち、Al+Ti:0.5〜1.0%、N
    b:0.4%以下に規制した溶接材料を用い、2層目の溶
    接材料として請求項3に記載の溶接材料を用いることを
    特徴とするディーゼル機関用弁棒の製造方法。
  5. 【請求項5】 肉盛溶接後、600〜950℃×4〜1
    00hrの時効熱処理を行う請求項3又は4に記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 弁棒の素材が鍛造加工したオーステナイ
    ト耐熱鋼である請求項3、4又は5に記載の方法。
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