JPH0627805A - 現像装置及びその現像ローラの着磁方法 - Google Patents
現像装置及びその現像ローラの着磁方法Info
- Publication number
- JPH0627805A JPH0627805A JP4201818A JP20181892A JPH0627805A JP H0627805 A JPH0627805 A JP H0627805A JP 4201818 A JP4201818 A JP 4201818A JP 20181892 A JP20181892 A JP 20181892A JP H0627805 A JPH0627805 A JP H0627805A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- developing roller
- image area
- toner
- image
- area
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 感光体の非画像域に対応する現像ローラの非
画像領域にトナーが付着することを防止した現像装置を
提供する。 【構成】 感光体の画像域に対応する現像ローラ3の画
像領域Fに、誘電体中に着磁された磁性粉を分散して成
る誘電層7cを設け、その両外側の非画像領域Gには、
リング状の非磁性部材7dを設け、誘電層7cと非磁性
部材7dを導電性の芯材6のまわりに一体に固定する。
画像領域にトナーが付着することを防止した現像装置を
提供する。 【構成】 感光体の画像域に対応する現像ローラ3の画
像領域Fに、誘電体中に着磁された磁性粉を分散して成
る誘電層7cを設け、その両外側の非画像領域Gには、
リング状の非磁性部材7dを設け、誘電層7cと非磁性
部材7dを導電性の芯材6のまわりに一体に固定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、現像ローラによってト
ナーを担持搬送し、そのトナーによって、潜像担持体に
形成された静電潜像を可視像化する現像装置及びその現
像ローラの着磁方法に関するものである。
ナーを担持搬送し、そのトナーによって、潜像担持体に
形成された静電潜像を可視像化する現像装置及びその現
像ローラの着磁方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機、ファクシミリ、プリンタなどの
画像形成装置において、上記形式の乾式型の現像装置を
用いることは従来より周知である。
画像形成装置において、上記形式の乾式型の現像装置を
用いることは従来より周知である。
【0003】ここで、潜像担持体上の可視像が形成され
る領域に対応した現像ローラの軸線方向の範囲を画像領
域、その両外側の範囲を非画像領域と称することにする
と、かかる画像領域に担持されたトナーが、静電潜像の
可視像化に供される。
る領域に対応した現像ローラの軸線方向の範囲を画像領
域、その両外側の範囲を非画像領域と称することにする
と、かかる画像領域に担持されたトナーが、静電潜像の
可視像化に供される。
【0004】その際、現像ローラの非画像領域にもトナ
ーが付着し、これが現像ローラの回転に伴って搬送され
る。すなわち、実際に静電潜像の可視像化に供されるこ
とのないトナーが現像ローラに担持されて搬送されるの
である。従来は、このようなトナーも潜像担持体上の非
画像領域に多量に付着することがあった。
ーが付着し、これが現像ローラの回転に伴って搬送され
る。すなわち、実際に静電潜像の可視像化に供されるこ
とのないトナーが現像ローラに担持されて搬送されるの
である。従来は、このようなトナーも潜像担持体上の非
画像領域に多量に付着することがあった。
【0005】このように潜像担持体に不要なトナーが付
着すると、トナーが無駄に消費されるだけでなく、潜像
担持体の回転に伴ってトナーが飛散し、この担持体周辺
に配設された各種のプロセス機器をトナーで汚してしま
うおそれもある。また潜像担持体の表面を清掃するクリ
ーニング装置に多大な負担をかける不具合も免れない。
着すると、トナーが無駄に消費されるだけでなく、潜像
担持体の回転に伴ってトナーが飛散し、この担持体周辺
に配設された各種のプロセス機器をトナーで汚してしま
うおそれもある。また潜像担持体の表面を清掃するクリ
ーニング装置に多大な負担をかける不具合も免れない。
【0006】現像ローラとして、導電性の芯材のまわり
に、着磁された磁性粉を誘電体中に分散させて成る誘電
層を積層した現像ローラを用い、その磁力によって磁性
トナーを現像ローラ上に担持して搬送する現像装置も公
知であるが、かかる現像装置においても、前述した欠点
を免れることはできない。
に、着磁された磁性粉を誘電体中に分散させて成る誘電
層を積層した現像ローラを用い、その磁力によって磁性
トナーを現像ローラ上に担持して搬送する現像装置も公
知であるが、かかる現像装置においても、前述した欠点
を免れることはできない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来の欠点を除去した現像装置とその現像ローラの着磁
方法を提供することにある。
従来の欠点を除去した現像装置とその現像ローラの着磁
方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、静電潜像の形成される潜像担持体に対置さ
れ、前記静電潜像の可視像化に供されるトナーを外表面
に担持して搬送する現像ローラを具備し、該現像ローラ
が導電性の芯材と、該芯材のまわりに積層された外層と
を有する現像装置において、前記潜像担持体上の可視像
が形成される領域に対応した現像ローラの軸線方向の範
囲を画像領域、その外側の範囲を非画像領域としたと
き、現像ローラ外層の外表面から芯材側の内側面までの
間の単位面積当りの電気抵抗の大きさを、前記画像領域
よりも非画像領域の方が大きくなるように設定した現像
装置を提案する。
成するため、静電潜像の形成される潜像担持体に対置さ
れ、前記静電潜像の可視像化に供されるトナーを外表面
に担持して搬送する現像ローラを具備し、該現像ローラ
が導電性の芯材と、該芯材のまわりに積層された外層と
を有する現像装置において、前記潜像担持体上の可視像
が形成される領域に対応した現像ローラの軸線方向の範
囲を画像領域、その外側の範囲を非画像領域としたと
き、現像ローラ外層の外表面から芯材側の内側面までの
間の単位面積当りの電気抵抗の大きさを、前記画像領域
よりも非画像領域の方が大きくなるように設定した現像
装置を提案する。
【0009】また同じ目的を達成するため、静電潜像が
形成される潜像担持体に対置され、前記静電潜像の可視
像化に供される磁性トナーを担持して搬送する現像ロー
ラを備えた現像装置において、前記潜像担持体上の可視
像が形成される領域に対応した現像ローラの軸線方向の
範囲を画像領域、その外側の範囲を非画像領域としたと
き、現像ローラは、その画像領域において、着磁された
磁性粉を誘電体に分散して成る誘電層を有し、かつその
非画像領域においては、非磁性部材を有し、該非磁性部
材と前記誘電層は、導電性の現像ローラ芯材のまわりに
設けられている現像装置を提案する。
形成される潜像担持体に対置され、前記静電潜像の可視
像化に供される磁性トナーを担持して搬送する現像ロー
ラを備えた現像装置において、前記潜像担持体上の可視
像が形成される領域に対応した現像ローラの軸線方向の
範囲を画像領域、その外側の範囲を非画像領域としたと
き、現像ローラは、その画像領域において、着磁された
磁性粉を誘電体に分散して成る誘電層を有し、かつその
非画像領域においては、非磁性部材を有し、該非磁性部
材と前記誘電層は、導電性の現像ローラ芯材のまわりに
設けられている現像装置を提案する。
【0010】その際、前記非磁性部材が、絶縁性材料よ
り成ることが望ましい。
り成ることが望ましい。
【0011】また本発明は、誘電層の磁性粉を、現像ロ
ーラ軸線方向の誘電層長さよりも長い着磁ヨークによっ
て着磁する現像ローラの着磁方法を提案する。
ーラ軸線方向の誘電層長さよりも長い着磁ヨークによっ
て着磁する現像ローラの着磁方法を提案する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を従来の構成と対比し
ながら、図面を参照して詳細に説明する。
ながら、図面を参照して詳細に説明する。
【0013】図1は本発明一実施の現像装置2を備えた
画像形成装置の部分図である。この図において、符号1
は潜像担持体の一構成例であるベルト状の感光体であ
り、この感光体1は矢印B方向に走行駆動される。この
感光体1の表面には、周知の帯電工程や露光工程を経て
所定の静電潜像が形成される。
画像形成装置の部分図である。この図において、符号1
は潜像担持体の一構成例であるベルト状の感光体であ
り、この感光体1は矢印B方向に走行駆動される。この
感光体1の表面には、周知の帯電工程や露光工程を経て
所定の静電潜像が形成される。
【0014】感光体1に対向して配置された現像装置2
は、必要に応じて補助剤が外添されるトナー(一成分系
現像剤)Tを収容した現像容器4と、反時計方向に回転
駆動される現像ローラ3を有している。現像ローラ3は
感光体1に対置され、この例では、該ローラ3が感光体
1に対して当接し、その両者の対接部分において、現像
ローラ3と感光体1が同じ方向に移動する。図1ではト
ナーTを模式的に示してある。
は、必要に応じて補助剤が外添されるトナー(一成分系
現像剤)Tを収容した現像容器4と、反時計方向に回転
駆動される現像ローラ3を有している。現像ローラ3は
感光体1に対置され、この例では、該ローラ3が感光体
1に対して当接し、その両者の対接部分において、現像
ローラ3と感光体1が同じ方向に移動する。図1ではト
ナーTを模式的に示してある。
【0015】図2は、かかる現像ローラ3と感光体1と
の相対位置関係の一例を示す図である。
の相対位置関係の一例を示す図である。
【0016】図1に示すように現像容器4内のトナーT
は、回転する現像ローラ3の外表面7aに供給されたあ
と、該ローラ3に圧接したトナー層厚規制ブレード5に
より所定の厚さに薄層化され、しかも所定の極性に摩擦
帯電される。
は、回転する現像ローラ3の外表面7aに供給されたあ
と、該ローラ3に圧接したトナー層厚規制ブレード5に
より所定の厚さに薄層化され、しかも所定の極性に摩擦
帯電される。
【0017】現像ローラ3は、上述のように薄層化され
たトナーをその外表面7aに担持して搬送するものであ
り、搬送されるトナーは、現像ローラ3と感光体1がト
ナーを介して互いに当接する現像領域Dにおいて、感光
体1に形成された静電潜像の可視像化に供される。すな
わち、現像ローラ3上のトナーが、感光体1上の静電潜
像に静電的に移行し、該潜像にトナーが付着して潜像を
トナー像として可視像化するのである。かかるトナー像
は、図示していない転写紙に転写され、その転写後の感
光体表面は同じく図示していないクリーニング装置によ
って清掃され、残留トナーが除去される。
たトナーをその外表面7aに担持して搬送するものであ
り、搬送されるトナーは、現像ローラ3と感光体1がト
ナーを介して互いに当接する現像領域Dにおいて、感光
体1に形成された静電潜像の可視像化に供される。すな
わち、現像ローラ3上のトナーが、感光体1上の静電潜
像に静電的に移行し、該潜像にトナーが付着して潜像を
トナー像として可視像化するのである。かかるトナー像
は、図示していない転写紙に転写され、その転写後の感
光体表面は同じく図示していないクリーニング装置によ
って清掃され、残留トナーが除去される。
【0018】現像ローラ3は、図3に示すように例えば
金属より成る導電性の芯材6と、そのまわりに一体的に
積層された外層7とを有し、芯材6は円柱状に形成さ
れ、その両端の小径部はローラ軸部6aとなっている。
金属より成る導電性の芯材6と、そのまわりに一体的に
積層された外層7とを有し、芯材6は円柱状に形成さ
れ、その両端の小径部はローラ軸部6aとなっている。
【0019】本例では、上述の外層7が、着磁された磁
性粉、例えばフェライト粉又は有機磁性体粉を誘電体に
分散して成る誘電層によって構成されている。また前述
のトナーTは磁性トナーより成り、現像ローラ3の着磁
された磁性粉の磁力によってこのトナーが現像ローラ3
上に担持される。磁性粉を含まない誘電体、又はその他
の物質によって外層7を構成し、帯電したトナーと、こ
れとは逆極性に帯電した現像ローラ外表面7aとの間に
作用する静電気力によって、トナーを現像ローラ3上に
担持するように構成することもできる。
性粉、例えばフェライト粉又は有機磁性体粉を誘電体に
分散して成る誘電層によって構成されている。また前述
のトナーTは磁性トナーより成り、現像ローラ3の着磁
された磁性粉の磁力によってこのトナーが現像ローラ3
上に担持される。磁性粉を含まない誘電体、又はその他
の物質によって外層7を構成し、帯電したトナーと、こ
れとは逆極性に帯電した現像ローラ外表面7aとの間に
作用する静電気力によって、トナーを現像ローラ3上に
担持するように構成することもできる。
【0020】感光体1上には、図2に符号Cで示した領
域に静電潜像が形成され、これが現像装置2のトナーに
よって可視像化される。この領域Cの外側の各領域Eに
は可視像は形成されず、領域Cの範囲内においてのみ、
静電潜像及び可視像が形成されるのである。
域に静電潜像が形成され、これが現像装置2のトナーに
よって可視像化される。この領域Cの外側の各領域Eに
は可視像は形成されず、領域Cの範囲内においてのみ、
静電潜像及び可視像が形成されるのである。
【0021】ここで、感光体1上の可視像が形成される
領域Cに対応した現像ローラ3の軸線方向の範囲を画像
領域Fとし、その各外側の範囲を非画像領域Gと称する
ことにすると、現像ローラ3の画像領域F上に担持され
たトナーによって感光体1の静電潜像が可視像化され
る。
領域Cに対応した現像ローラ3の軸線方向の範囲を画像
領域Fとし、その各外側の範囲を非画像領域Gと称する
ことにすると、現像ローラ3の画像領域F上に担持され
たトナーによって感光体1の静電潜像が可視像化され
る。
【0022】ところが、先にも説明したように、現像ロ
ーラ3の非画像領域Gの表面にもトナーが担持され、こ
れが現像領域Dに搬送される。このように現像ローラ3
の軸線方向における両端部領域、すなわち上述の非画像
領域Gにトナーが付着する理由としては次に挙げるもの
が考えられる。
ーラ3の非画像領域Gの表面にもトナーが担持され、こ
れが現像領域Dに搬送される。このように現像ローラ3
の軸線方向における両端部領域、すなわち上述の非画像
領域Gにトナーが付着する理由としては次に挙げるもの
が考えられる。
【0023】(1) トナー層厚規制部材5と現像ロー
ラ3との間の隙間が、非画像領域Gを含めた現像ローラ
端部において、現像剤置のシール材(図示せず)の影響
によって大きくなり、ここを通過するトナーの量が増え
る。 (2) 現像ローラ3の端部側には駆動ギアが付設さ
れ、そのギアの駆動むらによって、この駆動側の現像ロ
ーラ端部に担持されるトナーの量が増加する。
ラ3との間の隙間が、非画像領域Gを含めた現像ローラ
端部において、現像剤置のシール材(図示せず)の影響
によって大きくなり、ここを通過するトナーの量が増え
る。 (2) 現像ローラ3の端部側には駆動ギアが付設さ
れ、そのギアの駆動むらによって、この駆動側の現像ロ
ーラ端部に担持されるトナーの量が増加する。
【0024】非画像領域Gの磁気力(磁性粉への着磁
量)を小さくし、ここにトナーが付着し難くする構成も
公知であるが、かかる構成を採用しても、上述の理由に
よって、非画像領域Gへのトナーの付着を防止すること
は難しい。
量)を小さくし、ここにトナーが付着し難くする構成も
公知であるが、かかる構成を採用しても、上述の理由に
よって、非画像領域Gへのトナーの付着を防止すること
は難しい。
【0025】従来の現像装置においては、上述のように
して現像ローラ3の非画像領域Gに担持されたトナー
が、現像領域Dにおいて、感光体1の非画像部Eに多量
に付着する不具合があった。このように感光体1上に不
要な多量のトナーが付着すると、これが、感光体1の回
転に伴って飛散したり、消費トナー量が徒らに増えた
り、感光体1を清掃するクリーニング装置の負担が増大
する不具合を免れない。
して現像ローラ3の非画像領域Gに担持されたトナー
が、現像領域Dにおいて、感光体1の非画像部Eに多量
に付着する不具合があった。このように感光体1上に不
要な多量のトナーが付着すると、これが、感光体1の回
転に伴って飛散したり、消費トナー量が徒らに増えた
り、感光体1を清掃するクリーニング装置の負担が増大
する不具合を免れない。
【0026】現像ローラ3に付設された前述の駆動ギア
の影響で、現像ローラ端部と感光体1との接触圧(又は
ギャップ)が変動し、これによって感光体1に移行する
トナー量が増大し、そのトナーが飛散しやすくなること
もある。
の影響で、現像ローラ端部と感光体1との接触圧(又は
ギャップ)が変動し、これによって感光体1に移行する
トナー量が増大し、そのトナーが飛散しやすくなること
もある。
【0027】現像ローラ3の非画像領域Gに付着したト
ナーを、現像領域Dの下流側に設けたスポンジによって
拭き取る構成も公知であるが、かかる構成によっても非
画像領域G上にトナーが付着し、これが感光体1に移行
する不具合を防止することはできない。
ナーを、現像領域Dの下流側に設けたスポンジによって
拭き取る構成も公知であるが、かかる構成によっても非
画像領域G上にトナーが付着し、これが感光体1に移行
する不具合を防止することはできない。
【0028】本発明は上述の不具合を除去するものであ
る。図3に例示した構成では、現像ローラ3の外層7の
厚みtが、画像領域Fよりも非画像領域Gにおいて厚く
形成されている。換言すれば、芯材6の径が、画像領域
Fにおけるよりも、非画像領域Gにおいて小さく形成さ
れているのである。外層7の外径は現像ローラ3の全長
に亘って均一となっている。
る。図3に例示した構成では、現像ローラ3の外層7の
厚みtが、画像領域Fよりも非画像領域Gにおいて厚く
形成されている。換言すれば、芯材6の径が、画像領域
Fにおけるよりも、非画像領域Gにおいて小さく形成さ
れているのである。外層7の外径は現像ローラ3の全長
に亘って均一となっている。
【0029】このような構成により、現像ローラ外層7
の外表面7aから、その芯材6側の内側面7bまでの単
位面積当りの電気抵抗の大きさが、画像領域Fよりも非
画像領域Gの方が大きくなる。すなわち、図4に示すよ
うに、外層7の外表面7aに単位面積ΔA(cm2)を考
え、この領域における外表面7aから内側面7bに至る
までの厚さtに亘る電気抵抗をR(Ω/cm2)としたと
き、この抵抗Rが、画像領域Fよりも非画像領域Gにお
ける方が大きくなるのである。
の外表面7aから、その芯材6側の内側面7bまでの単
位面積当りの電気抵抗の大きさが、画像領域Fよりも非
画像領域Gの方が大きくなる。すなわち、図4に示すよ
うに、外層7の外表面7aに単位面積ΔA(cm2)を考
え、この領域における外表面7aから内側面7bに至る
までの厚さtに亘る電気抵抗をR(Ω/cm2)としたと
き、この抵抗Rが、画像領域Fよりも非画像領域Gにお
ける方が大きくなるのである。
【0030】この構成により、非画像領域G上に担持さ
れたトナーが感光体1に移行する不具合を阻止ないしは
効果的に抑制することができる。その理由は以下の通り
である。なお、以下の説明でき、上述の電気抵抗R(Ω
/cm2)を単に「外層の電気抵抗」と称することもあ
る。
れたトナーが感光体1に移行する不具合を阻止ないしは
効果的に抑制することができる。その理由は以下の通り
である。なお、以下の説明でき、上述の電気抵抗R(Ω
/cm2)を単に「外層の電気抵抗」と称することもあ
る。
【0031】一般に、感光体1の表面電位が一定である
とした場合、現像ローラ3から感光体1へ移行するトナ
ーの量は、トナーの電荷量に左右される。今、感光体1
と現像ローラ3との間の電位差をV、1個のトナーの電
荷量をQとすると、感光体1に移行する総トナー量はV
/Qとなる。すなわち、トナーの電荷量が大きいと感光
体1へ移行するトナー量は少なくなり、逆にトナー電荷
量が小さいと、感光体1へ移行するトナー量は多くな
る。
とした場合、現像ローラ3から感光体1へ移行するトナ
ーの量は、トナーの電荷量に左右される。今、感光体1
と現像ローラ3との間の電位差をV、1個のトナーの電
荷量をQとすると、感光体1に移行する総トナー量はV
/Qとなる。すなわち、トナーの電荷量が大きいと感光
体1へ移行するトナー量は少なくなり、逆にトナー電荷
量が小さいと、感光体1へ移行するトナー量は多くな
る。
【0032】一方、現像ローラ3における前述の「外層
の電気抵抗R」が大きいと、現像ローラ3上のトナーの
電荷が外層7を通して導電性の芯材6へ逃げにくくな
り、トナーの電荷が保持されやすくなる。このため、ト
ナーの電荷量が大きくなり、感光体1へ移行するトナー
量は減少する傾向を示す。逆に、「外層の電気抵抗R」
が小さいと、現像ローラ3上のトナーの電荷が外層7を
通して導電性の芯材6に逃げやすくなるため、トナーの
電荷量は小さくなり、感光体1へ移行するトナー量は増
大する傾向を示す。
の電気抵抗R」が大きいと、現像ローラ3上のトナーの
電荷が外層7を通して導電性の芯材6へ逃げにくくな
り、トナーの電荷が保持されやすくなる。このため、ト
ナーの電荷量が大きくなり、感光体1へ移行するトナー
量は減少する傾向を示す。逆に、「外層の電気抵抗R」
が小さいと、現像ローラ3上のトナーの電荷が外層7を
通して導電性の芯材6に逃げやすくなるため、トナーの
電荷量は小さくなり、感光体1へ移行するトナー量は増
大する傾向を示す。
【0033】図5及び図6は上記事実を説明するグラフ
であり、図5は感光体1上の地肌部へのトナーの付着
量、すなわち地肌汚れと、現像ローラの「外層の電気抵
抗R」との関係を示し、図6は転写紙上のベタ画像の濃
度と、現像ローラの「外層の電気抵抗R」との関係の一
例を示している。これらのグラフから判るように、「外
層の電気抵抗R」が大きくなると、感光体1へのトナー
の移行量が減少し、地肌汚れが少なくなると共に、ベタ
画像の濃度も低下する。逆に「外層の電気抵抗R」が小
さくなると、感光体1へのトナーの移行量が増大し、地
肌汚れが著しくなり、ベタ画像の濃度も高まる。但し、
トナーや感光体の特性が変われば、図5及び図6に示し
た特性線は同図においてシフトする。
であり、図5は感光体1上の地肌部へのトナーの付着
量、すなわち地肌汚れと、現像ローラの「外層の電気抵
抗R」との関係を示し、図6は転写紙上のベタ画像の濃
度と、現像ローラの「外層の電気抵抗R」との関係の一
例を示している。これらのグラフから判るように、「外
層の電気抵抗R」が大きくなると、感光体1へのトナー
の移行量が減少し、地肌汚れが少なくなると共に、ベタ
画像の濃度も低下する。逆に「外層の電気抵抗R」が小
さくなると、感光体1へのトナーの移行量が増大し、地
肌汚れが著しくなり、ベタ画像の濃度も高まる。但し、
トナーや感光体の特性が変われば、図5及び図6に示し
た特性線は同図においてシフトする。
【0034】上述した事実にもかかわらず、従来は現像
ローラの外層の厚みをその軸線方向全体に亘って一定と
し、「外層の電気抵抗R」の大きさを、非画像領域と画
像領域の全体に亘って均一に設定していた。このため非
画像領域に担持されたトナーも多量に感光体1に移行し
ていたのである。
ローラの外層の厚みをその軸線方向全体に亘って一定と
し、「外層の電気抵抗R」の大きさを、非画像領域と画
像領域の全体に亘って均一に設定していた。このため非
画像領域に担持されたトナーも多量に感光体1に移行し
ていたのである。
【0035】このような観点から、図3に示した現像ロ
ーラ3においては、その非画像領域Gの「外層の電気抵
抗R」を画像領域Fにおける「外層の電気抵抗R」より
も大きく設定し、非画像領域G上のトナーが感光体1へ
移行し難くしたのである。このようにして、トナーの飛
散を防止し、また無駄なトナーの消費を抑え、感光体1
を清掃するクリーニング装置の負担を軽減できるのであ
る。
ーラ3においては、その非画像領域Gの「外層の電気抵
抗R」を画像領域Fにおける「外層の電気抵抗R」より
も大きく設定し、非画像領域G上のトナーが感光体1へ
移行し難くしたのである。このようにして、トナーの飛
散を防止し、また無駄なトナーの消費を抑え、感光体1
を清掃するクリーニング装置の負担を軽減できるのであ
る。
【0036】画像領域Fにおける外層7の厚みについて
は、従来の現像ローラの外層厚みと同じく設定し、この
領域Fにおける「外層の電気抵抗R」を、従来と同じレ
ベルに設定したので、転写紙上のベタ画像の濃度が低下
する不具合を阻止できる。
は、従来の現像ローラの外層厚みと同じく設定し、この
領域Fにおける「外層の電気抵抗R」を、従来と同じレ
ベルに設定したので、転写紙上のベタ画像の濃度が低下
する不具合を阻止できる。
【0037】図7に示す実施例においては、現像ローラ
3の非画像領域Gに、外層7の誘電体よりも体積固有抵
抗率の大なるプライマー38などの中間層を芯材6のま
わりに一体的に設け、かかるプライマー38とその外側
の誘電体によって、非画像領域Gの外層を構成した。か
かる構成によっても、図3の場合と同様に、「外層の電
気抵抗R」を、画像領域Fにおけるよりも非画像領域G
における方が大きくなるように設定でき、図3と同じ作
用効果を得ることができる。なお、図7の例では、非画
像領域Gにおける誘電体の厚みが、画像領域Fにおける
誘電体(外層7)の厚みよりも、プライマー38の分だ
け薄くなっているが、両者の厚みに大きな差はない。
3の非画像領域Gに、外層7の誘電体よりも体積固有抵
抗率の大なるプライマー38などの中間層を芯材6のま
わりに一体的に設け、かかるプライマー38とその外側
の誘電体によって、非画像領域Gの外層を構成した。か
かる構成によっても、図3の場合と同様に、「外層の電
気抵抗R」を、画像領域Fにおけるよりも非画像領域G
における方が大きくなるように設定でき、図3と同じ作
用効果を得ることができる。なお、図7の例では、非画
像領域Gにおける誘電体の厚みが、画像領域Fにおける
誘電体(外層7)の厚みよりも、プライマー38の分だ
け薄くなっているが、両者の厚みに大きな差はない。
【0038】これに対して、図8に示す実施例では、画
像領域Fと非画像領域Gの外層を構成する誘電体の厚み
は同じであるが、画像領域Fと非画像領域Gの外層を、
符号107,207で示すように別々の材料で構成し、
後者の非画像領域Gの外層207を、前者の画像領域F
の外層107よりも体積固有抵抗率の大きな材料で構成
した。これによっても、図3に示した実施例と全く同じ
作用効果を奏することができる。
像領域Fと非画像領域Gの外層を構成する誘電体の厚み
は同じであるが、画像領域Fと非画像領域Gの外層を、
符号107,207で示すように別々の材料で構成し、
後者の非画像領域Gの外層207を、前者の画像領域F
の外層107よりも体積固有抵抗率の大きな材料で構成
した。これによっても、図3に示した実施例と全く同じ
作用効果を奏することができる。
【0039】上述のように、各種の態様で「外層の電気
抵抗R」を画像領域Fにおけるよりも非画像領域Gにお
ける方が大きくなるように設定することができる。
抵抗R」を画像領域Fにおけるよりも非画像領域Gにお
ける方が大きくなるように設定することができる。
【0040】ところで、図1に示した現像装置2の現像
ローラ3は、前述のように、その外層7が誘電体中に磁
性粉を分散したものより成る。このような現像ローラ3
の磁性粉は、従来、図9乃至図11に示すような着磁ヨ
ーク8によって着磁されていた。
ローラ3は、前述のように、その外層7が誘電体中に磁
性粉を分散したものより成る。このような現像ローラ3
の磁性粉は、従来、図9乃至図11に示すような着磁ヨ
ーク8によって着磁されていた。
【0041】着磁ヨーク8は、軟磁性材料より成り、現
像ローラ3の外表面の曲率に合せた半割型の凹曲面をも
つヨーク9と、その凹曲面に刻設した複数溝列に、図1
1に示す如く折り返し態位をもって埋設した導線10と
で構成されている。この導線10は一般にコイルと称せ
られ、接着剤等によって各溝に固定的に接着されるよう
になっている。
像ローラ3の外表面の曲率に合せた半割型の凹曲面をも
つヨーク9と、その凹曲面に刻設した複数溝列に、図1
1に示す如く折り返し態位をもって埋設した導線10と
で構成されている。この導線10は一般にコイルと称せ
られ、接着剤等によって各溝に固定的に接着されるよう
になっている。
【0042】図12は、上記着磁ヨーク8によって着磁
される前の従来の現像ローラ3であり、導電性のスリー
ブ状の芯材6のまわりに、外層7が一体に積層され、こ
の外層7は、高分子化合物より成る誘電体中に、フェラ
イトや有機磁性体から成る磁性粉を分散したものから構
成されている。かかる誘電体中に、特性をコントロール
する目的でカーボンなどを混入することもある。
される前の従来の現像ローラ3であり、導電性のスリー
ブ状の芯材6のまわりに、外層7が一体に積層され、こ
の外層7は、高分子化合物より成る誘電体中に、フェラ
イトや有機磁性体から成る磁性粉を分散したものから構
成されている。かかる誘電体中に、特性をコントロール
する目的でカーボンなどを混入することもある。
【0043】従来は、図9に示すように現像ローラ3が
着磁ヨーク8よりも長くなっており、かかる現像ローラ
3を、ヨーク8の凹曲面の曲率中心に、その現像ローラ
3の軸線が合致するように配置し、その現像ローラ3を
所定の角度ずつ間欠的に回転させ、これが停止したとき
に導線10に高圧パルス電流を流して磁性粉を着磁して
いた。このようにして現像ローラ3は、その軸線方向に
延びる多数の磁極がその全周に亘って多数形成される。
これが所謂ボンド磁石である。
着磁ヨーク8よりも長くなっており、かかる現像ローラ
3を、ヨーク8の凹曲面の曲率中心に、その現像ローラ
3の軸線が合致するように配置し、その現像ローラ3を
所定の角度ずつ間欠的に回転させ、これが停止したとき
に導線10に高圧パルス電流を流して磁性粉を着磁して
いた。このようにして現像ローラ3は、その軸線方向に
延びる多数の磁極がその全周に亘って多数形成される。
これが所謂ボンド磁石である。
【0044】ここで、現像ローラ3を、その全長に亘っ
て均一に着磁してしまうと、その画像領域Fだけでな
く、非画像領域Gの着磁量も多くなり、前述のように現
像動作を行うとき、非画像領域Gに多量のトナーが付着
する。
て均一に着磁してしまうと、その画像領域Fだけでな
く、非画像領域Gの着磁量も多くなり、前述のように現
像動作を行うとき、非画像領域Gに多量のトナーが付着
する。
【0045】そこで、従来から、図13に示すように現
像ローラ3の非画像領域Gにおける着磁量を落とし、こ
こに付着するトナーの量が少なくなるようにしている。
その際、着磁ヨーク8の溝寸法や着磁ヨーク8の端部の
エッジ効果の影響などによって、図13に示した着磁量
分布(パターン)の両端部が、符号X,Yで示すように
乱れ、着磁された各極の現像ローラ軸線方向の位置がず
れてしまう。このため、現像ローラ3の画像領域Fより
も非画像領域Gに入り込んだところまで着磁し、画像領
域Fの着磁量分布がフラット状態となるようにし、この
領域Fに均一量のトナーを付着させることができるよう
にしている。なお、図13における符号Pは、現像ロー
ラ3の各端部を示しており、これは図16においても同
様である。
像ローラ3の非画像領域Gにおける着磁量を落とし、こ
こに付着するトナーの量が少なくなるようにしている。
その際、着磁ヨーク8の溝寸法や着磁ヨーク8の端部の
エッジ効果の影響などによって、図13に示した着磁量
分布(パターン)の両端部が、符号X,Yで示すように
乱れ、着磁された各極の現像ローラ軸線方向の位置がず
れてしまう。このため、現像ローラ3の画像領域Fより
も非画像領域Gに入り込んだところまで着磁し、画像領
域Fの着磁量分布がフラット状態となるようにし、この
領域Fに均一量のトナーを付着させることができるよう
にしている。なお、図13における符号Pは、現像ロー
ラ3の各端部を示しており、これは図16においても同
様である。
【0046】上述した理由により、従来は現像ローラ3
の非画像領域Gの着磁量を少なくしてはあるが、この領
域Gについても着磁せざるを得ず、従って実際の現像動
作時に、この領域Gに多量のトナーが付着し、これが感
光体1に移行して前述の如きトナー飛散などの不具合が
発生していた。
の非画像領域Gの着磁量を少なくしてはあるが、この領
域Gについても着磁せざるを得ず、従って実際の現像動
作時に、この領域Gに多量のトナーが付着し、これが感
光体1に移行して前述の如きトナー飛散などの不具合が
発生していた。
【0047】また現像ローラ3の非画像領域Fに付着し
たトナーは、この領域Fの着磁量分不が乱れているの
で、現像ローラ自体からその外方に飛散しやすくなる。
たトナーは、この領域Fの着磁量分不が乱れているの
で、現像ローラ自体からその外方に飛散しやすくなる。
【0048】先にも説明したように、現像ローラ3の非
画像領域Gに付着したトナーを、スポンジなどで掻き取
ったり、シールによってトナーの飛散を防止することは
従来より行われているが、そのトナー付着量が多くなる
と、現像ローラ3に対するスポンジの押付力を大きくし
なければならないので、現像ローラの回転トルクが上昇
したり、現像装置の組立作業が複雑となる不具合を免れ
ない。
画像領域Gに付着したトナーを、スポンジなどで掻き取
ったり、シールによってトナーの飛散を防止することは
従来より行われているが、そのトナー付着量が多くなる
と、現像ローラ3に対するスポンジの押付力を大きくし
なければならないので、現像ローラの回転トルクが上昇
したり、現像装置の組立作業が複雑となる不具合を免れ
ない。
【0049】また現像ローラの非画像領域Gに本来必要
のない着磁パターンを形成しているため、現像ローラ3
の全長が徒らに長くなる不具合もあった。
のない着磁パターンを形成しているため、現像ローラ3
の全長が徒らに長くなる不具合もあった。
【0050】そこで、図14に示す実施例においては、
図1に示した現像装置に用いられる現像ローラ3が、そ
の画像領域Fにおいて、着磁された磁性粉を誘電体に分
散して成る誘電層7cを有し、しかもその非画像領域G
においては、非磁性部材7dを有しており、かかる非磁
性部材7dと誘電層7cは、円柱状に形成された導電性
の芯材6のまわりに一体に固定されている。磁性部材7
dと誘電層7cの外表面7aは、その全体が円筒状に形
成されている。
図1に示した現像装置に用いられる現像ローラ3が、そ
の画像領域Fにおいて、着磁された磁性粉を誘電体に分
散して成る誘電層7cを有し、しかもその非画像領域G
においては、非磁性部材7dを有しており、かかる非磁
性部材7dと誘電層7cは、円柱状に形成された導電性
の芯材6のまわりに一体に固定されている。磁性部材7
dと誘電層7cの外表面7aは、その全体が円筒状に形
成されている。
【0051】換言すれば、誘電層7cは、図12に例示
した従来の現像ローラ3の外層7と全く同じく構成さ
れ、その両側の非画像領域Gに、リング状の非磁性部材
7dが配設されているのである。
した従来の現像ローラ3の外層7と全く同じく構成さ
れ、その両側の非画像領域Gに、リング状の非磁性部材
7dが配設されているのである。
【0052】図14に示した現像ローラ3の磁性粉を着
磁するときは、図15に例示するように、その軸線方向
の誘電層7cの長さよりも長い着磁ヨーク8を用いる。
この着磁ヨーク8の構成は、従来のヨークと変りはな
く、現像ローラ3の着磁方法も先に説明したところと変
りはない。
磁するときは、図15に例示するように、その軸線方向
の誘電層7cの長さよりも長い着磁ヨーク8を用いる。
この着磁ヨーク8の構成は、従来のヨークと変りはな
く、現像ローラ3の着磁方法も先に説明したところと変
りはない。
【0053】上述のように誘電層7cの磁性粉を、この
層7cよりも長い着磁ヨーク8で着磁するので、現像ロ
ーラ3の誘電層7c、すなわち画像領域Fにおいては、
その着磁量分布が図16に示すように均一なフラット状
態となる。これに対し、その両側の非画像領域Gには非
磁性部材7dが設けられているので、この領域Gは着磁
されることはない。すなわち、画像領域Fは、乱れのな
い分布で着磁され、非画像領域Gは全く着磁されること
はないのである。
層7cよりも長い着磁ヨーク8で着磁するので、現像ロ
ーラ3の誘電層7c、すなわち画像領域Fにおいては、
その着磁量分布が図16に示すように均一なフラット状
態となる。これに対し、その両側の非画像領域Gには非
磁性部材7dが設けられているので、この領域Gは着磁
されることはない。すなわち、画像領域Fは、乱れのな
い分布で着磁され、非画像領域Gは全く着磁されること
はないのである。
【0054】このような現像ローラ3を、図1に示した
現像装置2に組み込んで、先に説明したところと全く同
様にして現像動作を行うと、その画像領域Fには均一量
の磁性トナーTが付着し、これによって感光体1上に濃
度の均一な可視像を形成することができる。
現像装置2に組み込んで、先に説明したところと全く同
様にして現像動作を行うと、その画像領域Fには均一量
の磁性トナーTが付着し、これによって感光体1上に濃
度の均一な可視像を形成することができる。
【0055】一方、非画像領域Gは着磁されていないの
で、ここに磁性トナーが付着することはない。このた
め、現像ローラ3の回転に伴ってトナーが飛散したり、
この領域Gに対応する感光体1の表面にトナーが移行す
ることを防止でき、前述した従来の全ての欠点を除去す
ることができる。
で、ここに磁性トナーが付着することはない。このた
め、現像ローラ3の回転に伴ってトナーが飛散したり、
この領域Gに対応する感光体1の表面にトナーが移行す
ることを防止でき、前述した従来の全ての欠点を除去す
ることができる。
【0056】また画像領域F、すなわち誘電層7cにお
ける着磁量分布を均一にでき、着磁量分布のばらついた
現像ローラ3の端部領域を除去できるので、該ローラ3
を短かくすることができ、そのコストを低減できると共
に、現像装置の小型化が可能となる。
ける着磁量分布を均一にでき、着磁量分布のばらついた
現像ローラ3の端部領域を除去できるので、該ローラ3
を短かくすることができ、そのコストを低減できると共
に、現像装置の小型化が可能となる。
【0057】ところで、よく知られているように、図1
に示した現像装置2によって現像動作を行うとき、感光
体1上の地肌部にトナーが付着する地肌汚れを防止する
ため、現像ローラ3の芯材6にバイアス電圧を印加する
のが普通である。その際、図14に示した現像ローラ3
の非磁性部材7dを導電性材料によって構成したとする
と、芯材6にバイアス電圧を印加することにより、非磁
性部材7dにもバイアス電圧が印加され、その静電気力
によってその外表面にトナーが付着するおそれがある。
に示した現像装置2によって現像動作を行うとき、感光
体1上の地肌部にトナーが付着する地肌汚れを防止する
ため、現像ローラ3の芯材6にバイアス電圧を印加する
のが普通である。その際、図14に示した現像ローラ3
の非磁性部材7dを導電性材料によって構成したとする
と、芯材6にバイアス電圧を印加することにより、非磁
性部材7dにもバイアス電圧が印加され、その静電気力
によってその外表面にトナーが付着するおそれがある。
【0058】そこで、本例では、非磁性部材7dを電気
絶縁性材料によって構成し、芯材6にバイアス電圧を印
加したときも、絶縁性材料7dの外表面にトナーが付着
することを防止している。
絶縁性材料によって構成し、芯材6にバイアス電圧を印
加したときも、絶縁性材料7dの外表面にトナーが付着
することを防止している。
【0059】また非磁性部材7dの外表面には、前述の
シールやトナー層厚規制部材5(図1)が圧接してこれ
らが互いに摺動するので、この非磁性部材7dを誘電層
7cと同等ないしはそれ以上の耐摩耗性に優れた材料に
よって構成することが望ましい。
シールやトナー層厚規制部材5(図1)が圧接してこれ
らが互いに摺動するので、この非磁性部材7dを誘電層
7cと同等ないしはそれ以上の耐摩耗性に優れた材料に
よって構成することが望ましい。
【0060】上述した各種の要求を満足させるべく、非
磁性部材7dを、例えばフッ素系樹脂、ポリオレフィン
系樹脂、ポリアミド系樹脂、或いはポリエステル系樹脂
などによって構成することが有利である。
磁性部材7dを、例えばフッ素系樹脂、ポリオレフィン
系樹脂、ポリアミド系樹脂、或いはポリエステル系樹脂
などによって構成することが有利である。
【0061】
【発明の効果】請求項1に記載の構成によれば、現像ロ
ーラの非画像領域に付着したトナーが潜像担持体に移行
する不具合を効果的に抑制することができ、トナーの飛
散を防ぎ、トナーの無駄な消費を抑えることができる。
ーラの非画像領域に付着したトナーが潜像担持体に移行
する不具合を効果的に抑制することができ、トナーの飛
散を防ぎ、トナーの無駄な消費を抑えることができる。
【0062】請求項2に記載の構成によれば、現像ロー
ラの非画像領域へのトナーの付着を抑えることができ
る。
ラの非画像領域へのトナーの付着を抑えることができ
る。
【0063】請求項3に記載の構成によれば、現像ロー
ラの芯材にバイアス電圧を印加したときも、非画像領域
の非磁性部材外表面に多量のトナーが付着する不具合を
防止できる。
ラの芯材にバイアス電圧を印加したときも、非画像領域
の非磁性部材外表面に多量のトナーが付着する不具合を
防止できる。
【0064】請求項4に記載の構成によれば、画像領域
に均一量のトナーを担持でき、しかも全長の短かい現像
ローラを供することが可能である。
に均一量のトナーを担持でき、しかも全長の短かい現像
ローラを供することが可能である。
【図1】本発明一実施例の現像装置を備えた画像形成装
置の概略図である。
置の概略図である。
【図2】図1に示した現像ローラと感光体との相対位置
関係を示す説明図である。
関係を示す説明図である。
【図3】図1に示した現像ローラの第1の実施例を示す
断面図である。
断面図である。
【図4】図3に示した現像ローラの外層の単位面積当り
の抵抗を説明する図である。
の抵抗を説明する図である。
【図5】現像ローラ外層の電気抵抗の大きさと、感光体
上の地肌汚れの発生との相関特性の一例を示す図であ
る。
上の地肌汚れの発生との相関特性の一例を示す図であ
る。
【図6】現像ローラ外層の電気抵抗の大きさと、転写紙
上のベタ画像の濃度との関係の一例を示す図である。
上のベタ画像の濃度との関係の一例を示す図である。
【図7】図1に示した現像ローラの第2の実施例を示す
断面図である。
断面図である。
【図8】図1に示した現像ローラの第3の実施例を示す
断面図である。
断面図である。
【図9】従来の現像ローラの着磁方法の一例を示す図で
ある。
ある。
【図10】図9の右方より見た部分断面図である。
【図11】図9に示した着磁ヨークの平面図である。
【図12】図11に示した着磁ヨークによって着磁され
る従来の現像ローラの断面図である。
る従来の現像ローラの断面図である。
【図13】図12に示した従来の現像ローラの着磁量分
布を示す図である。
布を示す図である。
【図14】図1に示した現像ローラの第4の実施例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図15】本発明に係る現像ローラの着磁方法の一例を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図16】図14に示した現像ローラの着磁量分布を示
す図である。
す図である。
2 現像装置 3 現像ローラ 6 芯材 7 外層 7a 外表面 7b 内側面 7c 誘電層 7d 非磁性部材 8 着磁ヨーク 107 外層 207 外層 C 領域 F 画像領域 G 非画像領域 T トナー
Claims (4)
- 【請求項1】 静電潜像の形成される潜像担持体に対置
され、前記静電潜像の可視像化に供されるトナーを外表
面に担持して搬送する現像ローラを具備し、該現像ロー
ラが導電性の芯材と、該芯材のまわりに積層された外層
とを有する現像装置において、 前記潜像担持体上の可視像が形成される領域に対応した
現像ローラの軸線方向の範囲を画像領域、その外側の範
囲を非画像領域としたとき、現像ローラ外層の外表面か
ら芯材側の内側面までの間の単位面積当りの電気抵抗の
大きさを、前記画像領域よりも非画像領域の方が大きく
なるように設定したことを特徴とする現像装置。 - 【請求項2】 静電潜像が形成される潜像担持体に対置
され、前記静電潜像の可視像化に供される磁性トナーを
担持して搬送する現像ローラを備えた現像装置におい
て、 前記潜像担持体上の可視像が形成される領域に対応した
現像ローラの軸線方向の範囲を画像領域、その外側の範
囲を非画像領域としたとき、現像ローラは、その画像領
域において、着磁された磁性粉を誘電体に分散して成る
誘電層を有し、かつその非画像領域においては、非磁性
部材を有し、該非磁性部材と前記誘電層は、導電性の現
像ローラ芯材のまわりに設けられていることを特徴とす
る現像装置。 - 【請求項3】 前記非磁性部材が、絶縁性材料より成る
請求項2に記載の現像装置。 - 【請求項4】 誘電層の磁性粉を、現像ローラ軸線方向
の誘電層長さよりも長い着磁ヨークによって着磁する請
求項2又は3に記載の現像装置の現像ローラ着磁方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4201818A JPH0627805A (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 現像装置及びその現像ローラの着磁方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4201818A JPH0627805A (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 現像装置及びその現像ローラの着磁方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0627805A true JPH0627805A (ja) | 1994-02-04 |
Family
ID=16447417
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4201818A Pending JPH0627805A (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 現像装置及びその現像ローラの着磁方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0627805A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015001542A (ja) * | 2013-06-13 | 2015-01-05 | 信越ポリマー株式会社 | 弾性ローラ、現像装置及び画像形成装置 |
-
1992
- 1992-07-07 JP JP4201818A patent/JPH0627805A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015001542A (ja) * | 2013-06-13 | 2015-01-05 | 信越ポリマー株式会社 | 弾性ローラ、現像装置及び画像形成装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3501428B2 (ja) | トナー搬送ローラおよび画像形成装置 | |
| US4564285A (en) | Developing device having dispersed floating electrodes in a dielectric layer | |
| JP2948238B2 (ja) | 現像装置 | |
| JPH0731454B2 (ja) | 現像装置 | |
| JPH06175477A (ja) | 現像装置 | |
| JPH0226224B2 (ja) | ||
| JPH0627805A (ja) | 現像装置及びその現像ローラの着磁方法 | |
| JP4980519B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JP3599187B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JPH09274380A (ja) | 一成分現像装置 | |
| JP2627675B2 (ja) | 現像装置 | |
| JP3042908B2 (ja) | 現像装置 | |
| JP3272126B2 (ja) | 一成分現像装置 | |
| JP2983262B2 (ja) | 現像装置 | |
| JP3546632B2 (ja) | 現像装置 | |
| JP2001166572A (ja) | 非磁性一成分現像装置及び画像形成装置 | |
| JP3528069B2 (ja) | 現像装置 | |
| JPH10232552A (ja) | 現像装置 | |
| JP2916844B2 (ja) | 現像装置 | |
| JP2905250B2 (ja) | 現像装置及びそのトナー担持体の製造方法 | |
| JP2930681B2 (ja) | 現像装置 | |
| JP2906544B2 (ja) | 現像装置 | |
| JP2004117783A (ja) | 画像形成装置 | |
| JPH10307468A (ja) | 現像装置及びそれを備えた電子写真装置 | |
| JPS5919954A (ja) | 現像方法 |