JPH06280221A - 道路標示材 - Google Patents

道路標示材

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JPH06280221A
JPH06280221A JP3240426A JP24042691A JPH06280221A JP H06280221 A JPH06280221 A JP H06280221A JP 3240426 A JP3240426 A JP 3240426A JP 24042691 A JP24042691 A JP 24042691A JP H06280221 A JPH06280221 A JP H06280221A
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JP
Japan
Prior art keywords
experimental example
road marking
marking material
glass beads
ratio
Prior art date
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Pending
Application number
JP3240426A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Tanaka
中 一 行 田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KIKUSUI TAPE KK
Original Assignee
KIKUSUI TAPE KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 さらに再帰反射率を向上させることができ
る、ガラスビーズを固着した道路標示材を提供すること
である。 【構成】 ガラスビーズが固着された表面層に一定の間
隔を隔てて交互に凹凸を形成し、凸凹のその長さの比率
を1:0.4〜1:1に選んだ、道路標示材である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、道路標示材に関し、
特にたとえば道路のセンターライン,横断歩道,指示ラ
インなどの道路標示材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、フラットな表面にガラスビー
ズを混入した道路標示材が知られている。このような道
路標示材は、ガラスビーズを散布しない他のものに比
べ、再帰反射率が高くより目立ち易く、道路標示材とし
て好適なものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、事故の
未然防止の必要性等から、さらに再帰反射率が高くより
目立ち易い、道路標示材の開発が望まれている。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、さ
らに再帰反射率を向上させることができる、ガラスビー
ズを固着した道路標示材を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、ガラスビー
ズが固着された表面層に一定の間隔を隔てて交互に凹凸
を形成し、凸凹のその長さの比率を1:0.4〜1:1
に選んだ、道路標示材である。
【0006】
【作用】凹凸によって、水平面に交差する面が形成され
る。水平面および交差面に光が入射されると、それぞれ
の面で反射が起こり、しかも戻ってくる光量は後者から
の方が大きく、したがって、全体として再帰反射率が大
きくなる。
【0007】
【発明の効果】この発明によれば、表面が凹凸に形成さ
れたガラスビーズ面であるので、従来のフラットな表面
にガラスビーズが散布されただけの道路標示材に比べ、
再帰反射率がよくなり、よく目立つ道路標示材を得るこ
とができる。
【0008】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0009】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す斜視図であ
る。道路標示材10は、帯状に形成された表面層すなわ
ちシート基材12を含む。シート基材12は、たとえ
ば、熱可塑性エストラマー、石油系合成樹脂、着色顔
料、炭酸カルシウムなどの充填剤およびガラスビーズな
どが高温加熱され均一に混合されたものである。なお、
ガラスビーズ14の或るものは、図2に示すように、シ
ート基材12の表面から一部分露出した状態でシート基
材12の表面近くに散布される。
【0010】シート基材12の裏面には、アスファルト
道路やコンクリート道路に貼着できる粘着剤層16が積
層される。粘着剤層16には、さらに、その表面にシリ
コンなどが塗布された剥離シート18が仮着される。こ
の剥離シート18は、道路標示材10が路面(図示せ
ず)に貼着される際に剥がされる。
【0011】シート基材12の表面には、その長さ方向
に一定の間隔を隔てて交互に山と谷が形成される。山す
なわち凸部20および谷すなわち凹部22の長さは、そ
れぞれ、図3で示すように、シート基材12の長さ方向
においてAおよびBで示される。また、凸部20および
凹部22の厚さは、それぞれ、CおよびDで示される。
そして、これら凸部20の長さAおよび凹部22の長さ
Bは、それぞれの長さが相対比で1:0.4〜1:1の
範囲に形成される。また、好ましくは、凸部20の厚さ
Cおよび凹部22の厚さDは、それぞれの厚さが相対比
で2.0:1.5〜7.0:1.5の範囲に形成され
る。
【0012】なお、シート基材12の凹凸形状について
は、図3に示すように、凸部20がいわゆるほぼ台形に
形成される。また、シート基材12のそれ以外の変形例
としては、図5に示すように、凸部20および凹部22
によって形成される面が水平面に直交するもの,図6に
示すように凸部20および凹部22が波形に形成される
ものなどが考えられる。
【0013】この発明は、このようにAおよびBの比率
を適当に選定することによって、ガラスビーズによる再
帰反射率を大きくして見易くするものである。
【0014】なお、上述の実施例においては、シート貼
着式の道路標示材について説明した。しかしながら、こ
の発明は、この他にたとえば溶融式やペイント式のもの
であって適当に表面に凹凸が形成され得る道路標示材に
も簡単に適用できるものである。
【0015】実験例I 実験例Iでは、熱可塑性エストラマー、石油系合成樹
脂、着色顔料、炭酸カルシウムなどの充填剤およびガラ
スビーズなどを所定の配合比で混合し、高温加熱して溶
融状態の混合物を作った。次いで、この溶融状態にある
混合物を図1に示すように成型しながら表面にガラスビ
ーズを適当量固着させた。このガラスビーズの粒径を、
たとえば、420〜840μmとし、その屈折率は1.
90として、測定試料1および2を得た。
【0016】試料番号1および2については、凸部の長
さA,凸部の厚さCおよび凹部の厚さDを、それぞれ、
50mm,2.5mmおよび1.5mmとし、凹部の長
さBを、A:Bが1:1に形成した。測定試料2は、そ
の表面がフラットな従来例すなわち比較例である。
【0017】次に、このように作成した測定試料1およ
び2について、それぞれの再帰反射率を測定するための
測定用光学系24を用意した。
【0018】この光学系24は、図4に示すように、光
源26を含む。この光源26は、たとえば、15m離れ
た位置に水平に置かれた測定試料に対し、入射角86°
で光を入射する。試料に入射した光は、試料表面に均一
に分布されたガラスビーズ14により光源26に向かっ
て再帰反射する。光源26の上方には輝度計28が配備
される。この輝度計28は、光源26に向かって再帰反
射した光の強さを観測角0.2°の位置で測定するもの
である。
【0019】このような光学系24での測定手順として
は、まず、試料表面の照度E(lux)を測定する。こ
れは入射してくる光の方向に試料の受光面を向けること
によって測定できる。次に、輝度計28で試料表面の輝
度L(cd/m2 )を測定する。測定された面輝度Lお
よび面照度Eをもとに、次式によって再帰反射率q(m
cd/luxm2 )が求められる。
【0020】 〔路材協会報:No.40 ,第10頁昭和59年 7月 5日発行〕
【0021】なお、再帰反射率qの測定は暗室内で行な
い、乾燥時および湿潤時のそれぞれの状態で行なわれ
た。なお、この湿潤時の状態は夜間降雨時を想定したも
のである。
【0022】この結果を表1に示した。
【0023】
【表1】
【0024】表1から、測定試料1が、従来例としての
測定試料2に比べ、乾燥時においても湿潤時においても
より高い値を示したことがわかる。このように、凸部の
長さAと凹部の長さBとを適当に選べば、再帰反射率を
高める効果があるのである。
【0025】実験例II この実験例では、上述の実験例Iと同じようにして測定
試料3および4を作成し、同じようにして測定した。た
だし、固着するガラスビーズの屈折率が1.52に変え
られている。
【0026】この実験例IIの結果を表2に示した。
【0027】
【表2】
【0028】表2においても、表1とほぼ同様の傾向を
示し、試料3が試料4(従来例)と比較し、より大きい
再帰反射率を示すことがわかる。
【0029】実験例III この実験例では、上述の実験例Iと同じようにして測定
試料5および6を作成し、同じようにして測定した。た
だし、凸部の長さAおよび凹部の長さBは、実験例Iに
比べて2倍の長さに形成されている。
【0030】この実験例IIIの結果を表3に示した。
なお、表3において、試料6が従来例である。
【0031】
【表3】
【0032】実験例IV この実験例では、上述の実験例IIIと同じようにして
測定試料7および8を作成し、同じようにして測定し
た。ただし、ガラスビーズの屈折率は1.52である。
【0033】この実験例IVの結果を表4に示した。な
お、表4において、試料8が従来例である。
【0034】
【表4】
【0035】このように、実験例I〜IVによって、
A:Bの比率を1:1にすれば、従来のフラットなもの
に比べて再帰反射率の変化が改善できるということがわ
かった。
【0036】次に、実験例VおよびVIにおいて、C:
Dの比率による再帰反射率の変化を測定する。
【0037】実験例V この実験例Vでは、上述の実験例Iと同じようにして測
定試料101〜108を作成し、同じようにして測定し
た。ただし、この実験例Vでは、A:Bのそれぞれの比
率ごとに、C:Dを2.0:1.5,2.5:1.5,
・・・,7.0:1.5と変えた。
【0038】この実験例Vの結果を表5に示した。
【0039】
【表5】
【0040】ここで測定された8個の測定試料101〜
108のそれぞれの再帰反射率は、表1の試料番号2の
従来例のものに比べて、乾燥時および湿潤時のいずれの
場合も、大きい。このように、C:Dが或る程度変わっ
ても、凹凸による再帰反射率の改善の効果は発揮され得
ることがわかる。
【0041】実験例VI この実験例では、上述の実験例Vと同じようにして測定
試料111〜118を作成し、同じようにして測定し
た。ただし、AおよびBがそれぞれ2倍にされている。
【0042】この実験例VIの結果を表6に示した。
【0043】
【表6】
【0044】次の実験例VIIおよびVIIIにおいて
は、A:Bの比率をさらに1:1以下に設定し、C:D
の比率については、上述の実験例VおよびVIの場合と
同じ比率での再帰反射率の変化を測定する。
【0045】実験例VII この実験例では、上述の実験例Vと同じようにして測定
試料121〜144を作成し、同じようにして測定し
た。ただし、この実験例VIIでは、A:Bの比率を
1:0.4〜1:0.8と変えた。
【0046】この実験例VIIの結果を表7に示した。
【0047】
【表7】
【0048】表7においても、表5とほぼ同様の傾向を
示した。このように、A:Bの比率が1:1以下の1:
0.4〜1:0.8となり、その比率ごとにC:Dが変
わっても、依然として再帰反射率の変化が改善できた。
【0049】実験例VIII この実験例では、上述の実験例VIIと同じようにして
測定試料145〜168を作成し、同じようにして測定
した。ただし、AおよびBがそれぞれ2倍にされてい
る。
【0050】この実験例VIIIの結果を表8に示し
た。
【0051】
【表8】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1の要部断面図である。
【図3】図1の側面図である。
【図4】図1実施例の再帰反射率の測定装置の一例を説
明するための図解図である。
【図5】図1実施例のシート基材の変形例を示す図解図
である。
【図6】図1実施例のシート基材の変形例を示す図解図
である。
【符号の説明】
10 道路標示材 12 シート基材 14 ガラスビーズ 20 凸部 22 凹部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラスビーズが固着された表面層、およ
    び前記表面層に一定の間隔を隔てて交互に形成される凹
    凸を含み、 前記凸凹のその長さの比率が1:0.4〜1:1に選ば
    れている、道路標示材。
  2. 【請求項2】 前記凹凸の厚さの比率が1.5:2.0
    〜1.5:7.0に選ばれる、請求項1の道路標示材。
JP3240426A 1991-08-26 1991-08-26 道路標示材 Pending JPH06280221A (ja)

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