JPH0628440U - たて型ロータリーバルブ - Google Patents
たて型ロータリーバルブInfo
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- JPH0628440U JPH0628440U JP6972492U JP6972492U JPH0628440U JP H0628440 U JPH0628440 U JP H0628440U JP 6972492 U JP6972492 U JP 6972492U JP 6972492 U JP6972492 U JP 6972492U JP H0628440 U JPH0628440 U JP H0628440U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】たて型ロータリーバルブにおいて、原料投入口
と原料排出口の面間距離を変化させずに、シール部材を
調整すること。 【構成】たて型ロータリーバルブを、上部に原料投入口
3を備え下部に原料排出口6を備えるバルブハウジング
2と、このバルブハウジング2内部に設けられ垂直軸回
りに水平回転し原料収納室38を有するロータ4と、こ
のロータ4の上下に介装され原料投入口3および原料排
出口と回転移動する原料収納室38とを個別に連通せし
める連通口53,58を備えた上下のシール部材7,8
と、前記バルブハウジング2の上カバー21に設置され
シール部材7,8をロータの軸方向に押圧する押圧機構
9で構成し、原料投入口から原料収納室内に投入された
原料をロータの回転で原料排出口に移送して外部に排出
するようにし、かつ原料投入口3と上のシール部材7の
連通口58を上下動自在に連通させる。
と原料排出口の面間距離を変化させずに、シール部材を
調整すること。 【構成】たて型ロータリーバルブを、上部に原料投入口
3を備え下部に原料排出口6を備えるバルブハウジング
2と、このバルブハウジング2内部に設けられ垂直軸回
りに水平回転し原料収納室38を有するロータ4と、こ
のロータ4の上下に介装され原料投入口3および原料排
出口と回転移動する原料収納室38とを個別に連通せし
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と、前記バルブハウジング2の上カバー21に設置され
シール部材7,8をロータの軸方向に押圧する押圧機構
9で構成し、原料投入口から原料収納室内に投入された
原料をロータの回転で原料排出口に移送して外部に排出
するようにし、かつ原料投入口3と上のシール部材7の
連通口58を上下動自在に連通させる。
Description
【0001】
本願考案は、粉粒物や穀物原料を圧力差のある系路内への供給、あるいは排出 に用いられるたて型ロータリーバルブの改良に関する。
【0002】
たて型ロータリーバルブとして本出願人は、先に「たて型ロータリーバルブの シール装置」(特開昭61−38276)を出願した。これは図19に示すごと く、まず原料投入口500から原料を供給し、原料収納室501に収納する。ロ ータ502を回転させると、原料収納室501は原料投入口500と上のシール 板503の連通口504から離れた位置で、押圧機構507で押圧された上下の シール板503,505でシールされつつ回転移送され、原料収納室501が原 料排出口506と連通した時点で、系外へ排出させるよう構成した装置である。
【0003】 また投入した原料を気流により排出するよう構成した「たて型ロータリーバル ブ」(特開昭62−27228)、および原料の投入口と排出口を複数組設けた 「たて型ロータリーバルブ」(特開昭62−62062)等の出願もした。
【0004】 さらにロータを上下に分割したハウジングで、挟み込むようにしてシールして なる装置「竪型ロータリーバルブのシール装置」(特開昭52−16769)が 従来開示されている。
【0005】
しかし前記従来の何れの装置においても、原料投入口500がバルブに固定さ れているため、押圧装置によりシール部材を締め付けた場合、原料投入口500 の上面508と原料排出口506の下面509の距離が変化した。そのため、た て型ロータリーバルブに連結された配管の何処かにその距離を吸収する部材を配 置せねばならず、配管ラインとしては強度に不安があった。
【0006】 かかる現状に鑑み本願考案者は鋭意研究の結果、原料投入口とシール板を相対 的に移動自在に係合させれば、原料投入口500の上面508と原料排出口50 6の下面509の距離を変化させないで、シール部材を押圧することが可能であ ることを知見し、本願考案を完成させた。
【0007】 すなわち本願考案は、上部に原料投入口を備え下部に原料排出口を備えるバル ブハウジングと、このバルブハウジング内部に設けられ垂直軸回りに水平回転し 原料収納室を有するロータと、このロータの上下に介装され原料投入口および排 出口と回転移動する原料収納室とを個別に連通せしめる連通口を備えた上下のシ ール部材と、前記バルブハウジングの上カバーに設置されシール部材をロータの 軸方向に押圧する押圧機構とから構成され、原料投入口から原料収納室内に投入 された原料をロータの回転で原料排出口に移送し、自重により外部に排出するよ うにし、かつ原料投入口と上のシール部材の連通口を上下動自在に連通させたこ とを特徴とするたて型ロータリーバルブである。
【0008】
図1において、1は本願考案にかかる縦型ロータリーバルブを示し、該バルブ 1は、円筒状のバルブハウジング2と、その内部に配設されたロータ4とを備え て成る。 バルブハウジング2は、円筒状の本体20と、これの上下を塞ぐ円板状の上カ バー21、下カバー22とからなり、本体20の上下端外周に半径方向外方に突 設されたフランジ部23,24とカバー21,22の周辺部とを、パッキン25 ,26を介在させて、ボルト・ナット27により結着している。これによりバル ブハウジング2内に、密閉状の内部室28が形成される。
【0009】 前記上カバー21の周辺部よりの1部には、原料投入口3を形成する筒部材2 9を挿通するための開口30が設けられ、筒部材29は開口30に溶接等により 固定され、気密性を保持する。
【0010】 バルブハウジング2の内部室28内には、たて型ロータリーバルブ本体をなす ロータ4が設けられ、ロータ4は円板状の上下の基板33,34と、この間の周 辺寄り部に放射状に縦設介装された複数の筒体35とからなる。 上下の基板33,34には、それぞれ各筒体35の内側と連通する筒体35の 個数と同数の開口部36,37が設けられ、筒体35の内部空間と開口36,3 7とにより、原料収納室38が形成される。
【0011】 ロータ4はその上下の基板33,34の中心部を縦通するごとく設けられた垂 直な駆動軸5に、筒状ホルダ39およびキー40を介して連結される。駆動軸5 は上下のカバー21,22の中心部に設けられた貫通口41,42を通って上下 のカバー21,22の外方に延出される。なお、図中43,44は、貫通口41 ,42と駆動軸5の間をシールするグランドパッキンである。
【0012】 駆動軸5は、後述するごとく上方への延出部を後述のモータに直結して回転駆 動され、下端部45は、下カバー22に付設した支持ステイ46により軸受47 を介して回転自在に支持され、また、上カバー21に付設した支持ステイ48に より、上方延出部の中間部49を軸受50を介して支持する。以上の駆動軸5に よりロータ4は、バルブハウジング2内で回転駆動されることとなる。
【0013】 上記筒体35は、図6に示されるごとく、駆動軸5から等距離かつ円周方向に 等間隔で配備されている。本実施例では6個配備されている。
【0014】 下カバー22の周辺より部の一部には、原料排出口6を設け、原料排出口6は 、下カバー22に形成された開口部51の周辺から起立形成された筒状延出部5 2で形成される。かかる排出口6は、既述の原料投入口3と実施例では、駆動軸 5に対して180度変位した位置に設けられる。このことにより原料投入口3お よび原料排出口6は、ある筒体35の原料収納室38が原料投入口3と一致する 位置にある場合、駆動軸5に関してこの筒体35と反対側の位置にある他の筒体 35の収納室38が、原料排出口6と一致する位置にある。従って一個の筒体3 5の原料収納室38が、原料投入口3および原料排出口6の両者と同時に連通す ることはない。
【0015】 原料投入口3、原料排出口6、および原料収納室38の断面は円形であり、そ れらの直径はほぼ等しい。また、原料投入口3および原料排出口6は、何れも原 料収納室38と軸心が一致するような位置に配置されており、筒体35が所定の 位置に来たときに、筒体35は、原料投入口3あるいは原料排出口6と一致する 。
【0016】 そしてロータ4の上下の基板33,34の各上下には、円板状をしたシール板 7,8を配設する。下部シール板8は下カバー22上に配置される。下部シール 板8の上面には、ロータ4の下部基板34が所定圧力で摺接する。下部シール板 8の一部には、既述の原料排出口6と対応する箇所に連通口を備え、中央部に駆 動軸5の挿通口54を備える。図中55は下部シール板8を下カバー22に固定 する回り止め用ストッパーである。
【0017】 かかる下部シール板8において、原料排出口6と連通する連通口53のロータ 回転方向の下流側に、例えば作動時にロータ4が図1において上方から見て右回 転するとすれば、紙面の手前側の部分に脱気口56を設ける。(図7参照)
【0018】 下部シール板8に設けられる脱気口56は、ある筒体35の原料収納室38が 原料排出口6と連通している状態にあるときには、該収納室38と連通しない箇 所に図7のごとく設けられる。上記実施例においては、脱気口56は駆動軸5に 関して原料排出口6から円周方向に、90度変位した箇所に設けられる。また下 部シール板8の脱気口56と一致する箇所において下カバー22には、大気と連 通された脱気管57が設けられている。
【0019】 従って、ロータ4の1個の筒体35に着目すると、該筒体35はロータ4の回 転にともない、最初に原料投入口3を介して原料を受け、次にこの原料を原料排 出口6に排出し、このときその原料収納室38内には、排出系路側の比較的高圧 の気体が流入かつ充満するが、引き続きこの高圧気体は上記脱気口56および脱 気管57を介して原料収納室38内から大気中へ脱気される。
【0020】 すなわち、排出系路側の高圧気体が原料収納室38内に残留していると、筒体 35が再び原料投入口3から原料を受けるときに、かかる残留高圧気体が供給系 路側に流入して、原料の流れを阻害するので好ましくない。 ただし、排出系路側の圧力がそれほど高くないシステム中で、上記たて型ロー タリーバルブ1を使用する場合には、脱気口56および脱気管57は必要ではな い。
【0021】 一方、上部シール板7はロータ4の上部基板33上に配設され、この上部シー ル板7には、原料投入口3と連通する連通口58を備えている。連通口58の上 部には少し大きめの孔が同軸的に形成されており、そこに筒部材29が例えばO リングのようなシール部材59を介して、摺動自在に挿通されている。上部シー ル板7の中央部には、駆動軸5の挿通口60が設けられている。
【0022】 かく構成することにより、上部シール部材7および上部カバー21と相対的に 移動が可能となり、後述する押圧機構9により、上部シール板7が下方に押圧さ れても、原料投入口3の上面85と原料排出口6の下面86との距離は変化する ことがない。
【0023】 押圧機構9は上部カバー21に縦設されたホルダ61と、ホルダ61内の下部 に収納されたパッキン62と、パッキン62を加圧するナット63と、ナット6 3を縦貫してその下端部65を上部シール板7の上面の一部に当接するアジャス トスクリュー66とからなる。上部シール板7上にはスクリュー66の下端部6 5と係合する凹部67を備え、アジャストスクリュー66の螺回動で上部シール 板7を押圧し、ロータ4の上下の基板33,34と上下のシール板7,8間のシ ール圧力を調整する。
【0024】 かかる押圧機構9はシール圧力を均等化するため好ましくは複数、実施例では 図3に示すごとく、駆動軸5に関して180度離間して2個設けた。なお凹部6 7とアジャストスクリュー66との係合関係は、上記押圧の他上部シール板7の 回り止め用にも資する。
【0025】 以上の上下のシール板7,8の材料としては、焼結金属あるいはセミックが好 適に用いられるが、テフロンのように柔らかいプラスチック材を用いることもで きる。上部シール板7を柔らかい部材7aで構成する場合は、図8のごとく該シ ール板7の上に金属材からなるバックアップ材7bを設けるのが好ましい。7c は両者7a,7bの回り止め用ストッパーである。また67aは、スクリュー6 6の下端部65と係合する凹部である。
【0026】 上記たて型ロータリーバルブ1の作動は次の如くである。 最初に原料投入口3から原料を投入し、ロータ4の回転で例えばaの原料収納 室38が投入口3の直下に臨んだ場合には、この原料収納室38に収納し、ロー タ4を更に回転させ、原料収納室38は原料投入口3と上部シール板7の連通口 58から離れた位置では上下のシール板7,8でシールされる。シール圧力は既 述の押圧機構9で調整されてシールを行い、この場合上下の部材7,8が板状で ありかつ上下の基板33,34は上下にサンドイッチされることから、十分な面 圧も得られ、又、面接触のため高い気密性が保持される。ロータが回転して原料 収納室38がbの位置に達すると原料排出口6と連通し、原料収納室38内の原 料を排出し、排出後ロータの回転で脱気孔56に達し、脱気を行って次の原料の 受け入れを円滑に行う。以上を反復する。
【0027】 ところで、本実施例では次の如き媒体循環機構を採用した。 即ち10はバルブハウジング本体20の周壁の一部に設けた媒体導入口を表わ し、また、11は下カバー22の一部に設けた媒体排出口で、これらを切換弁9 0,91を備える配管92,93で外部に連通せしめ、バルブハウジング2の内 部室28に媒体を導入する。媒体は原料、或いは次工程における処理方法等に応 じて選定すれば良く、例えば、原料収納室38の壁面に付着し易い原料の場合に は冷水を内部室28に供給して筒体35を冷却する。また次工程で原料を加熱処 理する場合には、予熱として水蒸気或いは熱水等を内部室28内に供給して筒体 35を加熱する。さらに、次工程で加圧処理を行う場合にはその圧力よりも高圧 の媒体を内部室28内に導入し、これによりシール箇所からの微細な原料の漏洩 防止を図ることができる。
【0028】 一方、上記たて型ロータリーバルブ1の使用時間が増大するにつれ、上部シー ル板7の下面と下部シール板8の上面は摩耗する。しかしながら、上部及び下部 シール板7,8は、夫々、ロータ4の上下の基板33,34と面接触しているた め、かかる摩耗は均一的なものである。従って、たて型ロータリーバルブ1を使 用する上では、押圧機構9のアジャストスクリュー66の押圧力を適時に調節す ることにより、ロータ4の原料収納室38の、バルブハウジング2の内部室28 に対するシールは容易に維持される。
【0029】 次に、前記上部シール板7の押圧機構9の変更実施例を説明する。 図9は、押圧機構の駆動源として油圧シリンダを用いた例である。前記パッキ ン62、ナット63を通るアジャストスクリュー66に代えてロッド68を上部 シール板7に当接係合せしめ、架台69で支持される油圧シリンダ70への圧油 の供給でロッド68を下動させ、シール板7を加圧する。本実施例では、シール 面7dの圧力を一定に保つために、該圧力により変化するモータ15の負荷電流 を検出して油圧シリンダ70の作動制御した。
【0030】 すなわち、駆動軸5を回転駆動するためのモータ15の負荷電流を電流計71 で検出し、この信号をコントローラ72に入力し、信号に応じてコントローラ7 2でサーボバルブ73に指令し、油圧シリンダ70の圧力を制御し、シール面の 圧力を調整する。なお、より正確な制御のためのセンサとして、実施例ではロッ ド68と上部シール板7との当接部に圧力センサ74を設置しロッド68の加圧 力を検出し、シリンダ圧力を制御してもよい。またシール面からの媒体、例えば 水蒸気等のリーク量を検出し、これに応じて油圧シリンダ70を制御しても良い 。
【0031】 図10,図11は押圧機構9の更なる他の実施例を示す。 図10は、下部シール板8と下カバー22との間に皿バネ75を介装したもの で、シール板8の一部に下向きの凹部76を、また下カバー22の一部にこれと 遊合する突部77を設け、シール板8と下カバー22との間の平面内での動きを 規制し、突部77の周りに皿バネ75を配設し、バネガイドを行わせた。
【0032】 図11は、既述のアジャストスクリュー66の下端部65の下端面と、上部シ ール板7の凹部67aの底面67bとの間にコイルバネ78を介装したもので、 凹部67aの深さを図1より大きくし、スクリュー先端の抜けを防止している。 以上の図10,11の実施例によれば前記実施例に比して、たて型ロータリー バルブ1の作動時におけるロータ4の上下振動を有効に吸収できる。
【0033】 図12は、本考案にかかるたて型ロータリーバルブ1の具体的な使用例で、該 たて型ロータリーバルブ1を加圧加熱処理装置において、原料投入装置13及び 製品排出装置16として使用した例を示す。 12は蒸煮缶で、飽和水蒸気を用いて原料、例えば大豆等を加圧加熱する装置 である。13は原料投入装置で本考案にかかるたて型ロータリーバルブ1を用い 、原料投入口3の上方に原料フィーダ14を臨ませ、原料排出口6を蒸煮缶12 の入口部80に連結し、たて型ロータリーバルブ1を介して気密に原料を蒸煮缶 12に供給し、既述の配管92,93を付設して、加熱水蒸気を内部室28に導 入し、蒸煮缶12に投入される原料をたて型ロータリバルブ1内で予熱する。図 中15はロータ駆動用モータであり、チェン、スプロケット機構81により既述 の駆動軸5を駆動している。
【0034】 蒸煮缶12で加圧加熱処理された原料は、製品排出装置16に移送されて排出 される。かかる製品排出装置16としても、たて型ロータリーバルブ1を用い、 蒸煮缶12の排出口82、製品排出装置16の原料投入口3に連結し、ここから 処理後の原料を受け入れ、原料排出口6から製品として取り出す。
【0035】 上述から理解される如く、たて型ロータリーバルブ1より成る製品排出装置1 6においては、蒸煮缶12の排出口82から、ロータ4の原料収納室38内に、 処理済製品とともに送り込まれた高温かつ高圧の気体は、原料排出口6から製品 が排出される時点で原料収納室38から放出される。従って、製品排出装置16 として使用されるたて型ロータリーバルブ1には、脱気孔56及び脱気管57は 必ずしも必要なものではない。
【0036】 ところで、上記実施例においては、ロータ4の原料収納室38内の原料は自重 により原料排出口6に落下していた。すなわちたて型ロータリーバルブ1からの 原料排出は重力を以て自発的に行われていた。 図13には、本考案の変更実施例に係るたて型ロータリーバルブ100の縦断 面が示されており、該バルブ100においては、ロータ4の原料収納室38内に 一旦収納された原料が、たて型ロータリーバルブ100の排出側に在る原料処理 システムにおけるのと同一の加熱媒体により、強制的に原料排出口6に排出せし められている。 なお、該ロータリーバルブ100の加熱媒体導入機構以外の基本的構造及び基 本的機能は、前記ロータリーバルブ1のものと同様であることから、不要な説明 を省略するとともに、たて型ロータリーバルブ1と同一の部材には同一番号を付 している。
【0037】 たて型ロータリーバルブ100のバルブハウジング2の上カバー21には、原 料排出口6の軸心と一致した軸心を有する貫通口101が形成されている。貫通 口101には、原料排出口6の径と同一の径を有する加熱媒体導入口103を形 成するための、筒部材104が挿通される。筒部材104と上記貫通口101と の間は、前記同様溶接等により固定され、シールされる。上部シール板7には、 加熱媒体導入口103と同心的かつ略同一面積の円形連通口109が形成される 。該連通口109は、原料排出口6と連通状態にある原料収納室38に、加熱媒 体導入口103を連通し、もって加熱媒体を原料収納室38内に送り込み、これ により原料収納室38内の原料を強制的に排出口6に排出させるために配備され ている。 そして原料投入口3あるいは加熱媒体入口103と、上部シール板7の係合手 段は、図1の実施例と同じである。
【0038】 図14および図15には、図13に示されたたて型ロータリーバルブ100の 平面図および底面図が示されている。すなわち、駆動軸5に関して、対称的に2 個の押圧機構9が配備され、かつ下部カバー22には、脱気管57が形成されて いる。
【0039】 図16は、たて型ロータリーバルブ100を、気流式加熱装置に応用した例を 示す。気流式加熱装置200は、過熱水蒸気が通気され原料を気流輸送しながら 加熱処理する加熱パイプ209、加熱処理後の原料と加熱水蒸気を分離するサイ クロン203、該サイクロン203の排出口206に設けられ原料を系外へ気密 的に放出する排出バルブ208、加熱水蒸気を循環させる循環ブロワー205、 原料との接触により温度の低下した過熱水蒸気を加熱するスーパーヒーター20 7、そして原料の投入装置として用いられているたて型ロータリーバルブ100 とにより構成されている。加熱パイプ209の上流側には、たて型ロータリーバ ルブ100の原料排出口6と、また下流側はサイクロン203の入口202とそ れぞれ連結される。
【0040】 そしてさらにサイクロン203の出口204と循環ブロワー205の吸引口、 該ブロワー205の吐出口とたて型ロータリーバルブ100の加熱媒体入口10 3をスーパーヒーター207を介して、それぞれ配管210,211,212で 連結し、循環系201を形成する。213は配管211に連結された飽和水蒸気 供給管で、循環系201へ飽和水蒸気を供給するものである。
【0041】 気流加熱装置200は以上のごとく構成されており、原料フィーダ14より原 料投入口3を介してたて型ロータリーバルブ100へ供給された原料は、図1に おけるロータ4が半周した後、過熱水蒸気の気流の作用で原料排出口6より排出 される。 次いで原料は、気流に乗り加熱パイプ209内で加熱処理された後、サイクロ ン203で加熱水蒸気と分離されて、排出バルブ208より製品として回収され る。一方、加熱水蒸気は、循環ブロワー205の作用により循環系201を流通 する。
【0042】 図17には、加熱媒体入口103の部分的変更例が示されている。すなわち、 加熱媒体導入口103の途中には、これと同心的に媒体流路の面積を減少させる バッフル部材310が配置されている。バッフル部材310は、円筒部312、 円錐部311、および円筒部312を筒部材104の内壁に連結するための2枚 の支持板313とを備えてなる。
【0043】 かかる構成によれば、加熱媒体導入口103に導かれた加熱媒体は、バッフル 部材310により流速が上昇せしめられた後に、原料収納室38内に供給される 。従って該室38内の原料の排出が一層効果的に行なわれる。しかも、流速の高 められた上記加熱媒体は、ロータ4の筒体35の内壁に沿って原料収納室38に 供給されることから、原料の排出が一層確実なものとなる。特に筒体35の内壁 への原料の付着が、確実に防止される。
【0044】 図17には、加熱媒体導入口103の別の部分的変更実施例が示されている。 すなわち、加熱媒体導入口103の途中には、旋回流発生用のねじれ羽根部材4 10が配置されている。ねじれ羽根部材410は、加熱媒体導入口103と同心 的に配置される円筒部413、該円筒部413を筒部材104の内壁に連結する 4枚のねじれ羽根414とを備えてなる。ねじれ羽根414は、円筒部413の 円周方向に等角度間隔で配列され、かつそれぞれ所定角度だけ傾斜せしめられて いる。円筒部413の上部および下部には、円錐部411,412が形成されて いる。
【0045】 かかる構成によれば、加熱媒体導入口103に導かれた加熱媒体の流れは、ね じれ羽根部材410により回転せしめられ、よって加熱媒体は旋回流となって原 料収納室38内へ流入する。これにより、原料収納室38からの原料の排出が、 一層促進される。
【0046】
本願考案は以上のごとく構成されており、原料投入口に対して上部シール板を シール部材を介して上下動自在に係合したので、本願考案にかかるたて型ロータ リーバルブと連結する配管をリジッドにすることができる。
【0047】
【図1】本願考案にかかるたて型ロータリーバルブの正
面断面図
面断面図
【図2】図1における原料投入口の拡大図
【図3】図1の平面図
【図4】図1の下面図
【図5】図4の4−4視断面図
【図6】図1の6−6視断面図
【図7】たて型ロータリバルブの展開図
【図8】シール部材の他の実施例図
【図9】押圧機構の他の実施例図
【図10】振動吸収機構の他の実施例図
【図11】振動吸収機構の他の実施例図
【図12】本願考案にかかるたて型ロータリバルブの使
用例
用例
【図13】たて型ロータリバルブの他の実施例図
【図14】図13の平面図
【図15】図13の下面図
【図16】図13に示されたたて型ロータリバルブの使
用例
用例
【図17】図13に示されたたて型ロータリバルブの加
熱媒体入口の他の実施例図
熱媒体入口の他の実施例図
【図18】図13に示されたたて型ロータリバルブの加
熱媒体入口の他の実施例図
熱媒体入口の他の実施例図
【図19】従来のたて型ロータリバルブの正面断面図
【0048】
1 たて型ロータリバルブ 2 バルブハウジング 3 原料投入口 4 ロータ 5 駆動軸 6 原料排出口 7 上部シール板 8 下部シール板 9 押圧機構 13 原料投入装置 16 製品排出装置 29 筒部材 38 原料収納室 59 シール部材 100 たて型ロータリーバルブ 104 筒部材 200 気流加熱装置 310 バッフル部材 410 ねじれ羽根部材
Claims (2)
- 【請求項1】上部に原料投入口を備え下部に原料排出口
を備えるバルブハウジングと、このバルブハウジング内
部に設けられ垂直軸回りに水平回転し原料収納室を有す
るロータと、このロータの上下に介装され原料投入口お
よび排出口と回転移動する原料収納室とを個別に連通せ
しめる連通口を備えた上下のシール部材と、前記バルブ
ハウジングの上カバーに設置されシール部材をロータの
軸方向に押圧する押圧機構とから構成され、原料投入口
から原料収納室内に投入された原料をロータの回転で原
料排出口に移送し、自重により外部に排出するように
し、かつ原料投入口と上のシール部材の連通口を上下動
自在に連通させたことを特徴とするたて型ロータリーバ
ルブ。 - 【請求項2】上部に原料投入口と気流入口を備え下部に
原料排出口を備えるバルブハウジングと、このバルブハ
ウジング内部に設けられ垂直軸回りに水平回転し原料収
納室を有するロータと、このロータの上下に介装され原
料投入口および排出口と回転移動する原料収納室とを個
別に連通せしめる連通口を備えた上下のシール部材と、
前記バルブハウジングの上カバーに設置されシール部材
をロータの軸方向に押圧する押圧機構とから構成され、
原料投入口から原料収納室内に投入された原料をロータ
の回転で原料排出口と気流入口に移送し、前記気流入口
から供給される気流によって外部に移送するようにし、
かつ原料投入口と上のシール部材の連通口を上下動自在
に連通させたことを特徴とするたて型ロータリーバル
ブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992069724U JP2573079Y2 (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | たて型ロータリーバルブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992069724U JP2573079Y2 (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | たて型ロータリーバルブ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0628440U true JPH0628440U (ja) | 1994-04-15 |
| JP2573079Y2 JP2573079Y2 (ja) | 1998-05-28 |
Family
ID=13411078
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992069724U Expired - Lifetime JP2573079Y2 (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | たて型ロータリーバルブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2573079Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53103231A (en) * | 1977-02-21 | 1978-09-08 | Toto Ltd | Valve |
| JPS6262062A (ja) * | 1985-09-10 | 1987-03-18 | Kikkoman Corp | たて型ロ−タリ−バルブ |
-
1992
- 1992-09-11 JP JP1992069724U patent/JP2573079Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53103231A (en) * | 1977-02-21 | 1978-09-08 | Toto Ltd | Valve |
| JPS6262062A (ja) * | 1985-09-10 | 1987-03-18 | Kikkoman Corp | たて型ロ−タリ−バルブ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2573079Y2 (ja) | 1998-05-28 |
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