JPH0628442U - 定流量弁 - Google Patents
定流量弁Info
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- JPH0628442U JPH0628442U JP7158592U JP7158592U JPH0628442U JP H0628442 U JPH0628442 U JP H0628442U JP 7158592 U JP7158592 U JP 7158592U JP 7158592 U JP7158592 U JP 7158592U JP H0628442 U JPH0628442 U JP H0628442U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 定流量弁において、形状の小形化と、流量調
節作動の安定とを図る。 【構成】 弁箱1内には、前部に流量調節弁6が、中央
部に中仕切4が、後部に弁座部材19がある。ピストン
弁体10は円筒状で、中仕切4の中央を摺動自在に貫通
している。ピストン弁体10はフランジ部12を有し、
フランジ部12の外縁は、弁箱1に固着されたシリンダ
13に摺動自在に接触している。シリンダ内室14は流
入口21と通水連結状態にある。シリンダ外室15はピ
ストン弁体10内の流水路11と通水連結状態にある。
ピストン弁体10の後端は、側壁に流水孔20を有する
弁座部材19に摺動自在に嵌入している。
節作動の安定とを図る。 【構成】 弁箱1内には、前部に流量調節弁6が、中央
部に中仕切4が、後部に弁座部材19がある。ピストン
弁体10は円筒状で、中仕切4の中央を摺動自在に貫通
している。ピストン弁体10はフランジ部12を有し、
フランジ部12の外縁は、弁箱1に固着されたシリンダ
13に摺動自在に接触している。シリンダ内室14は流
入口21と通水連結状態にある。シリンダ外室15はピ
ストン弁体10内の流水路11と通水連結状態にある。
ピストン弁体10の後端は、側壁に流水孔20を有する
弁座部材19に摺動自在に嵌入している。
Description
【0001】
この考案は上水道などに用いられる定流量弁の改良に係り、特に大流量用の大 形弁に適する定流量弁に関する。
【0002】
定流量弁は、1次側と2次側との圧力差に変動が生じても、弁の通過流量を常 に一定に保つように作用する弁である。このような定流量弁は従来既に公知であ り、種々の形態のものが開発されている。本考案者も既に、弁内での死に水の発 生がなく、基準流量の調節設定が容易な定流量弁を提案(実願平3−92398 号)している。
【0003】 この本考案者の提案した定流量弁の構造は、弁箱の内部にシリンダを固設し、 このシリンダ内に摺動自在なピストン弁体を設け、シリンダの内室と弁流入口と を通水連結し、シリンダの内室と外室との圧力差によって移動するピストン弁体 により弁機構部を開閉して流量を一定に保つようになっている。
【0004】
ところが、前記既提案の定流量弁では、大流量用の大形の弁の場合に問題が出 る。即ち、この定流量弁では、流入口から入った水は、弁内中央にシリンダが位 置する為、一旦広がってシリンダの外側を通って流れ、弁機構部で再び合流した 上で、流出口から流れ出る。この為、弁機構部で合流の際、流量が大きいと、そ の流れによってピストン弁体が吸い込まれて移動する現象が生じ、定流量調節作 用が乱されるのである。
【0005】 更に、既提案の定流量弁では、ピストン弁体が中空で、この中空部を通ってシ リンダ内室の水が入れ替わるようになっているが、大形の弁では、この中空部が 必要以上に大きくなり、形状的な無駄が存する。
【0006】 本考案は以上の点に鑑み、大流量用のものでも定流量調節機能が正確で、かつ 、弁全体を小形にできる定流量弁を提供せんとするものである。
【0007】
本考案の定流量弁の技術的手段は、弁箱と、弁箱内の前部に設けられた流量調 節弁と、弁箱内の中央部に設けられた中仕切と、弁箱内壁に固着されたシリンダ と、中仕切の中央を貫通する摺動自在なピストン弁体と、弁箱内の後部に固定さ れた弁座部材とからなり、ピストン弁体は円筒状で、内部が流水路となり、また ピストン弁体の胴壁にはフランジ部が固着され、このフランジ部の外縁はシリン ダの内壁に摺動自在に接触しており、シリンダの前端面は中仕切で遮蔽されて、 フランジ部との間にシリンダ内室が形成され、このシリンダ内室と弁箱の流入口 とは通水連結され、ピストン弁体の胴壁には通水孔が設けられていて、ピストン 弁体内の流水路とシリンダ外室とは通水連結され、ピストン弁体には前方に付勢 するバネが取付けられており、弁座部材の内部にピストン弁体の後端が摺動自在 に嵌入し、弁座部材の側壁には流水孔が形成されていて、ピストン弁体の位置に より流水孔の開口量が変動するようになっていることにある。
【0008】
本考案の定流量弁では、流入口から入った水は流量調節弁を通り、ピストン弁 体内の流水路を経て、弁座部材の流水孔を通り、更に弁座部材と弁箱との間の流 水路を経て、弁箱後端の流出口へと流れる。この流水の際、流量調節弁の位置及 び流水孔の位置で絞り抵抗を受ける。
【0009】 シリンダ内室は流入口と通水連結されているので、シリンダ内室の水圧は流入 水圧(1次側水圧)と同じで、高圧である。他方、シリンダ外室はピストン弁体 内の流水路と通水連結され、ここの水圧は流量調節弁で絞り抵抗を受けた分だけ 低い。従って、ピストン弁体のフランジ部の両面では水圧差があるが、外室側に はバネ圧が作用しているので、これらの力が釣り合う位置にピストン弁体が自動 的に移動する。
【0010】 ピストン弁体の後端は弁座部材に嵌入しているので、弁座部材の側壁に設けら れた流水孔の実質開口量はピストン弁体の後端の位置により変動する。ピストン 弁体が前方に移動すると、開口量が増加し、後方に移動すると、開口量が減少す る。
【0011】 流入水圧が一定の場合には、ピストン弁体はその水圧に対応した位置でほぼ静 止状態を保つ。流入水圧に変動が生じた場合は、シリンダ内室の水圧も変動する ので、両面の力の釣り合い関係が破れ、ピストン弁体は新たな釣り合い点に移動 し、弁座部材の流水孔の開口量が変わる。このようにして、流入水圧の変動に応 じて開口量を自動調節し、流量を常に一定に保つのである。
【0012】
本考案の定流量弁の実施例を図面について説明する。弁箱1は前部2と後部3 との2分割構造であり、中仕切4を間に挟み込んだ状態で固定されている。なお 、前部2と中仕切4とは、後部3に対してそれぞれ別個にボルト止めされている 。
【0013】 弁箱前部2には前フランジ部材5がボルト止めされ、この前フランジ部材5に は流量調節弁6が組込まれている。流量調節弁6はボールバルブ形式であり、弁 軸を外部から回動させると、弁が開閉する。流量調節弁6の上部には指示針7が 付いていて、弁開度を外部から知ることができる。また、前フランジ部材5には 通水パイプ8用の接続口9が設けられている。
【0014】 ピストン弁体10は中仕切4の中央部を貫通し、軸線方向に摺動自在である。 ピストン弁体10は円筒状で、内部は流水路11となる。ピストン弁体10の外 周面にはフランジ部12が設けられていて、このフランジ部12の外周縁は、弁 箱後部3の内壁面に固着されたシリンダ13と摺動自在、且つ水密に接触してい る。
【0015】 シリンダ13の前方端面は中仕切4によって遮蔽されていて、中仕切4とフラ ンジ部12の間の空間がシリンダ内室14となる。他方、シリンダ13の後方端 面は開放されていて、フランジ部12の後方の空間はシリンダ外室15となる。
【0016】 弁箱後部3には通水パイプ8用の接続口16が設けられていて、この接続口1 6はシリンダ内室14に開口している。また、ピストン弁体10の胴面には通水 孔17が設けられていて、流水路11とシリンダ外室15とは連通状態にある。 更にピストン弁体10にはコイルバネ18が作用しており、ピストン弁体10は 常に前方へ移動せんとする力、即ち、開弁方向の力を受けている。
【0017】 19はキャップ状の弁座部材であり、弁箱後部3に固着されている。弁座部材 9の内部にはピストン弁体10の後端が摺動自在に嵌入している。また弁座部材 19の胴壁には流水孔20が設けられている。そして、この流水孔20は、ピス トン弁体10の位置移動によって、全閉から全開まで実質開口量が変動する。
【0018】 次に前記定流量弁の作動について説明する。配水管(図示せず)によって送ら れてきた水は、前フランジ部材5の流入口21から流れ込む。ここでの水圧をP 1とする。水は流量調節弁6の方へと流れるが、一部の水は、側面の接続口9か ら通水パイプ8を通り、接続口16を経て、シリンダ内室14に導かれる。従っ て、シリンダ内室14は1次側と連通関係にあり、シリンダ内室14の水圧はP 1である。
【0019】 流量調節弁6では、使用状況に応じた基準流量を設定する。この調節弁6はボ ールバルブ形式であるので、弁の開度と、流量とがよく比例し、流量調節を外部 から正確に行うことができる。また、弁の開度、即ち流量は指示針7によって知 ることができる。
【0020】 流量調節弁6を通過した水は、弁通過時に絞り抵抗を受けて減圧し、その水圧 はP2になる。即ちP2<P1である。その後、この水はピストン弁体10内の 流水路11を通って弁座部材19の方へ流れる。この際、一部の水は通水孔17 を通ってシリンダ外室15に流れ込む。従って、シリンダ外室15の水圧はP2 である。
【0021】 以上の如く、シリンダ内室14の水圧はP1で、シリンダ外室15の水圧はP 2であるから、これらの水圧がフランジ部12の両面に作用している。P1>P 2で、両面の水圧には差があるが、他方、フランジ部12の外面にはバネの押圧 力が作用しているので、両面の力が釣り合う位置にピストン弁体10が移動し、 その位置でほぼ静止状態を保つ。この際のピストン弁体10の位置に応じて、流 水孔20の開口量が定まる。そして、この開口部分を通って水が流出し、更に、 この水は弁箱後部3の内壁と、弁座部材19の外壁との間の流水路22を通って 流出口23から流れ出る。なお、流水孔20を通過する際に、絞り抵抗を受ける ので、流出口23での水圧はP3であり、P3<P2である。
【0022】 ところで、もし流入圧P1が常に一定であるとすると、ピストン弁体10は静 止したままであり、流出圧P3も一定となり、一定の流量で水が流れる。しかし 、実際の使用状態では、種々の原因により流入圧P1に変動が生ずる。前記定流 量弁ではP1に変動があると、これに連動してシリンダ内室15の水圧が高低変 化し、更にこれに伴ってピストン弁体10が新たな釣合い位置に移動し、流水孔 20の開口量が変化して、弁が自動的に開閉調節される。即ち、P1が下がると 弁を開き、反対にP1が上がると弁を絞って、通過流量を、水圧の変動にかかわ らず、常に一定に調節するのである。
【0023】 なお、本考案の定流量弁に於いて、弁箱1、ピストン弁体10、弁座部材19 などの詳細な形状や構造は、前記実施例に限定されるものではなく、実用新案登 録請求の範囲に記載した範囲内で自由に設計変更可能である。
【0024】
本考案の定流量弁では、1次側の水圧変動に伴って、ピストン弁体が自動的に 移動し、高圧変動の場合は弁開度を絞り、低圧変動の場合は弁開度を大にして、 通過流量を常に一定に保つ。また水はピストン弁体の内部を流れるので、弁内部 に無駄なスペースが無く、弁全体の形状を小型化できる。更に、弁座部材の流水 孔は側面に設けられていて、ピストン弁体の内部を流れてきた水を側方へと導く ので、流れに伴う弁体吸い込み現象が発生せず、ピストン弁体の位置の安定を図 ることができ、定流量調節作動が正確になる。特に、この点は大流量用の大形弁 の場合に有益である。
【図1】本考案の定流量弁の実施例の断面図。
【図2】平面図。
【図3】左側面図。
【符号の説明】 1 弁箱 2 弁箱前部 3 弁箱後部 4 中仕切 5 前フランジ部材 6 流量調節弁 8 通水パイプ 9 パイプ接続口 10 ピストン弁体 11 流水路 12 フランジ部 13 シリンダ 14 シリンダ内室 15 シリンダ外室 16 パイプ接続口 17 通水孔 18 バネ 19 弁座部材 20 流水孔 21 流入口 22 流水路 23 流出口
Claims (1)
- 【請求項1】 弁箱と、弁箱内の前部に設けられた流量
調節弁と、弁箱内の中央部に設けられた中仕切と、弁箱
内壁に固着されたシリンダと、中仕切の中央を貫通する
摺動自在なピストン弁体と、弁箱内の後部に固定された
弁座部材とからなり、ピストン弁体は円筒状で、内部が
流水路となり、またピストン弁体の胴壁にはフランジ部
が固着され、このフランジ部の外縁はシリンダの内壁に
摺動自在に接触しており、シリンダの前端面は中仕切で
遮蔽されて、フランジ部との間にシリンダ内室が形成さ
れ、このシリンダ内室と弁箱の流入口とは通水連結さ
れ、ピストン弁体の胴壁には通水孔が設けられていて、
ピストン弁体内の流水路とシリンダ外室とは通水連結さ
れ、ピストン弁体には前方に付勢するバネが取付けられ
ており、弁座部材の内部にピストン弁体の後端が摺動自
在に嵌入し、弁座部材の側壁には流水孔が形成されてい
て、ピストン弁体の位置により流水孔の開口量が変動す
るようになっている定流量弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7158592U JP2507819Y2 (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 定流量弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7158592U JP2507819Y2 (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 定流量弁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0628442U true JPH0628442U (ja) | 1994-04-15 |
| JP2507819Y2 JP2507819Y2 (ja) | 1996-08-21 |
Family
ID=13464915
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7158592U Expired - Lifetime JP2507819Y2 (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 定流量弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2507819Y2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001349464A (ja) * | 2000-06-05 | 2001-12-21 | Koguma Kikai Kk | 弁装置 |
| JP2016514237A (ja) * | 2013-02-28 | 2016-05-19 | アイエムアイ ハイドロニック エンジニアリング インターナショナル ソシエテ アノニムImi Hydronic Engineering International S.A. | 圧力独立制御弁及び釣合い弁 |
| JP2020069066A (ja) * | 2018-10-31 | 2020-05-07 | ニッタン株式会社 | 負圧湿式予作動スプリンクラー設備における流量制御弁 |
| CN116447366A (zh) * | 2023-04-11 | 2023-07-18 | 宁波方太厨具有限公司 | 稳流阀及包含其的热水器组件 |
-
1992
- 1992-09-18 JP JP7158592U patent/JP2507819Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001349464A (ja) * | 2000-06-05 | 2001-12-21 | Koguma Kikai Kk | 弁装置 |
| JP2016514237A (ja) * | 2013-02-28 | 2016-05-19 | アイエムアイ ハイドロニック エンジニアリング インターナショナル ソシエテ アノニムImi Hydronic Engineering International S.A. | 圧力独立制御弁及び釣合い弁 |
| JP2020069066A (ja) * | 2018-10-31 | 2020-05-07 | ニッタン株式会社 | 負圧湿式予作動スプリンクラー設備における流量制御弁 |
| CN116447366A (zh) * | 2023-04-11 | 2023-07-18 | 宁波方太厨具有限公司 | 稳流阀及包含其的热水器组件 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2507819Y2 (ja) | 1996-08-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |