JPH0628486A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH0628486A
JPH0628486A JP4205916A JP20591692A JPH0628486A JP H0628486 A JPH0628486 A JP H0628486A JP 4205916 A JP4205916 A JP 4205916A JP 20591692 A JP20591692 A JP 20591692A JP H0628486 A JPH0628486 A JP H0628486A
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JP
Japan
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pattern
dot
image processing
thick line
processing apparatus
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JP4205916A
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English (en)
Inventor
Takashi Sone
崇 曽根
Jun Sato
潤 佐藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 グラフィックプロセッサ等の画像処理装置の
プログラムステップ数を削減し、その処理能力を高め
る。 【構成】 グラフィックプロセッサ等に、各種太線に対
応して用意されるi行×j列のドットパターンを保持す
るパターンメモリPMと、所定のアルゴリズムに従って
指定される2点間の中心経路を求める太線座標発生部B
LCGと、i進のカウンタCTRAから出力される行選
択信号A0〜A4ならびにj進のカウンタCTRBから
出力される列選択信号B0〜B4に従って上記ドットパ
ターンの各ドットを中心経路に沿って順次参照するパタ
ーンセレクタPSとを含む太線描画機構を設ける。これ
により、始点及び終点ならびに線種を指定するだけで、
その線幅方向のパターンが一定でない各種太線を単一コ
マンドにより描画できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は画像処理装置に関し、
例えば、グラフィックプロセッサならびにその太線描画
に利用して特に有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図形や画像等を効率的に作成・表示する
グラフィックプロセッサ等の画像処理装置がある。ま
た、このようなグラフィックプロセッサ等による太線描
画を効率的に行う一つの手段として、ペルと呼ばれる画
素の集合体を指定された2点間において移動させる太線
描画方式が知られている。
【0003】ペルを用いた太線描画方式については、例
えば、特開昭63−91787号公報等に記載されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のグラフィックプ
ロセッサ等において、直線を含む各種の線は、基本的に
1ドット分の線幅を単位として描画される。このため、
図14に例示されるように、地図等で用いられかつその
線幅方向のパターンが一定でない太線の描画は、図9の
私鉄表示用太線に代表されるように、例えば始点(X
s,Ys)及び終点(Xe,Ye)間の中心経路となる
直線を描画するためのコマンドすなわち、 DRWL1 SWL2(Xs,Ys)*(Xe,Ye) と、この中心経路に平行した4本の点線を描画するため
のコマンドすなわち、 DRWL2 SWL3(Xs,Ys−2)*(Xe,Y
e−2) DRWL2 SWL3(Xs,Ys−1)*(Xe,Y
e−1) DRWL2 SWL3(Xs,Ys+1)*(Xe,Y
e+1) DRWL2 SWL3(Xs,Ys+2)*(Xe,Y
e+2) とにより実現される。つまり、この方式では、1本の太
線を描画するために線幅方向のドット数に相当する数の
コマンドが必要となり、これによってグラフィックプロ
セッサのステップ数が増大し、その処理能力が低下す
る。
【0005】これに対処するため、上記に記載されるよ
うなペルによる太線描画方式を採ることで、コマンドの
単一化を図ることが考えられる。しかし、この方式は、
ペルの軌跡が一定の幅を持つものであるため、その線幅
方向のパターンが固定化された太線の描画方式としては
有効であるが、前記図14に例示されるようなその線幅
方向のパターンが一定でない太線の描画には適さない。
【0006】この発明の目的は、新しい機能を有するグ
ラフィックプロセッサ等の画像処理装置を提供すること
にある。この発明の他の目的は、画像処理装置のプログ
ラムステップ数を削減し、その処理能力を高めることに
ある。
【0007】この発明の前記ならびにその他の目的と新
規な特徴は、この明細書の記述及び添付図面から明らか
になるであろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次
の通りである。すなわち、グラフィックプロセッサ等の
画像処理装置に、各種太線に対応して用意されるi行×
j列のドットパターンを保持するパターンメモリと、所
定のアルゴリズムに従って指定される2点間の中心経路
を求める太線座標発生部と、i進及びj進のカウンタの
出力信号に従って、上記ドットパターンの各ドットを中
心経路に沿って描画方向及び線幅方向に順次参照するパ
ターンセレクタとを含む太線描画機構を設ける。
【0009】
【作用】上記手段によれば、始点及び終点ならびに線種
を指定するだけで、その線幅方向のパターンが一定でな
い各種太線を単一コマンドによって描画しうるグラフィ
ックプロセッサ等の画像処理装置を実現できる。この結
果、画像処理装置のプログラムステップ数を削減し、そ
の処理能力を高めることができる。
【0010】
【実施例】図1には、この発明が適用されたグラフィッ
クプロセッサの太線描画機構の一実施例のブロック図が
示されている。同図をもとに、まずこの実施例のグラフ
ィックプロセッサの太線描画機構の構成及び動作の概要
について説明する。なお、図1の各ブロックを構成する
回路素子は、グラフィックプロセッサを構成する他の回
路素子とともに、共通のプリント基板上に搭載される。
【0011】図1において、この実施例の太線描画機構
は、特に制限されないが、太線座標発生部BLCGとパ
ターンメモリPMならびにパターンセレクタPSをその
基本構成とする。このうち、太線座標発生部BLCGに
は、グラフィックプロセッサのソフトウエアつまりは図
示されない中央処理ユニットから、描画すべき太線の始
点(Xs,Ys)及び終点(Xe,Ye)が与えられ、
パターンメモリPMには、描画すべき太線の線種SWL
が与えられる。
【0012】太線描画機構は、さらに、i進つまり5進
のカウンタCTRA(第1のカウンタ)とj進つまり5
進のカウンタCTRB(第2のカウンタ)ならびに画像
メモリアドレス発生部GMAG及び描画色選択部GMD
Sを備える。このうち、カウンタCTRA及びCTRB
には、太線座標発生部BLCGから歩進用の内部制御信
号UA及びUBがそれぞれ供給され、その計数値は、各
カウンタの内部でデコードされた後、行選択用の選択信
号A0〜A4ならびに列選択用の選択信号B0〜B4と
してパターンセレクタPSに供給される。
【0013】太線座標発生部BLCGは、特に制限され
ないが、マイクロプログラム方式のサブプロセッサから
なり、所定のアルゴリズムに従って与えられた始点(X
s,Ys)及び終点(Xe,Ye)間の中心経路を求め
るとともに、所定の組み合わせで内部制御信号UA及び
UBを選択的に形成し、カウンタCTRA及びCTRB
を選択的に歩進させる。この結果、カウンタCTRA及
びCTRBの出力信号すなわち行選択信号A0〜A4な
らびに列選択信号B0〜B4が所定の順序で形成され、
これによってパターンセレクタPSのドットパターンの
参照順序が設定される。太線座標発生部BLCGにより
得られる太線の中心経路は、ドット単位でX座標CX及
びY座標CYとして順次出力され、画像メモリアドレス
発生部GMAGを介して画像メモリGMに伝達される。
なお、各種太線の中心経路を求めるためのアルゴリズム
は、例えば太線座標発生部内のメモリに格納されたマイ
クロプログラムを書き換えることで任意に変更すること
ができる。
【0014】一方、パターンメモリPMは、各種太線に
対応して用意されるi行×j列つまり5行×5列のドッ
トパターンを保持するとともに、これらのドットパター
ンを中央処理ユニットから与えられる線種SWLに従っ
てパターン単位すなわち25ドット単位で読み出し、パ
ターンセレクタPSに出力する。パターンメモリPM内
により保持される各種太線のドットパターンは、例えば
グラフィックプロセッサのキーボードから所定のコマン
ドを入力することによって任意に追加・修正でき、さら
にはその行及び列の大きさを変更することもできる。
【0015】パターンセレクタPSは、パターンメモリ
PMから出力されるドットパターンを一時的に保持する
5行×5列のパターンラッチPLと、このパターンラッ
チPLにより保持されるドットパターンをドット単位で
参照・抽出する多数のスイッチとを備える。これらのス
イッチは、カウンタCTRA及びCTRBから出力され
る行選択信号A0〜A4ならびに列選択信号B0〜B4
に従って選択的にオン状態とされ、ドットパターンの対
応するドットを選択的に抽出して、ドットデータDDと
して描画色選択部GMDSに伝達する。パターンセレク
タPSの具体的な構成及び動作については、後で詳細に
説明する。
【0016】描画色選択部GMDSは、パターンセレク
タPSから出力されるドットデータDDに所定の着色処
理を行い、画素データを形成して、画像メモリGMに出
力する。これらの画素データは、画像メモリGMの前記
画像メモリアドレス発生部GMAGにより指定されるア
ドレスに格納された後、所定の順序で図示されないCR
T(陰極線管)ディスプレイに読み出され・表示され
る。
【0017】図2には、図1の太線描画機構に含まれる
パターンセレクタPSの一実施例の回路図が示されてい
る。同図により、この実施例の太線描画機構に含まれる
パターンセレクタPSの具体的な構成及び動作について
説明する。
【0018】図2において、この実施例のパターンセレ
クタPSは、特に制限されないが、5行×5列の単位ラ
ッチ回路UL00〜UL04ないしUL40〜UL44
からなるパターンラッチPLを備える。パターンラッチ
PLを構成する各単位ラッチ回路の入力ノードは、図示
されない信号経路を介してパターンメモリPMの対応す
る出力端子にそれぞれ結合される。また、各列に配置さ
れる5個の単位ラッチ回路UL00〜UL40ないしU
L04〜UL44の出力ノードは、対応するスイッチS
A00〜SA40ないしSA04〜SA44を介して内
部ノードD0〜D4にそれぞれ共通結合される。これら
のスイッチの制御ゲートは、各行ごとに5個ずつすなわ
ちスイッチSA00〜SA04ないしSA40〜SA4
4の組み合わせでそれぞれ共通結合され、前記カウンタ
CTRAからその出力信号すなわち行選択信号A0〜A
4がそれぞれ供給される。
【0019】パターンセレクタPSは、さらに、上記内
部ノードD0〜D4とその出力端子DDとの間に設けら
れる5個のスイッチSB0〜SB4を備える。これらの
スイッチの制御ゲートには、前記カウンタCTRBから
その出力信号すなわち列選択信号B0〜B4がそれぞれ
供給される。
【0020】これらのことから、パターンメモリPMか
ら読み出されパターンセレクタPSのパターンラッチP
Lによって保持されるドットパターンは、まず行選択信
号A0〜A4に従って5個ずつ選択され、対応する内部
ノードD0〜D4に出力される。そして、列選択信号B
0〜B4に従ってさらに1個ずつ選択され、パターンセ
レクタPSの出力信号すなわちドットデータDDとな
る。これらのドットデータDDは、前述のように、描画
色選択部GMDSによって所定の画素データに変換され
た後、画像メモリGMに順次書き込まれる。なお、ドッ
トパターンの行及び列方向のドット数を任意に設定する
ことが可能な場合、パターンセレクタPSのパターンラ
ッチPL及びスイッチの行及び列方向の素子数をその最
大数に合わせて大きくする必要があることは言うまでも
ない。
【0021】図4には、図1のグラフィックプロセッサ
に用いられる私鉄表示用太線ドットパターンの一実施例
のパターン構成図が示され、図5には、図1のグラフィ
ックプロセッサにおける太線描画座標とその処理方向を
説明するための一実施例の概念図が示されている。ま
た、図6及び図7には、図4のドットパターンを用いて
座標Za方向及び座標Zb方向に描画される私鉄表示用
太線の一実施例のパターン構成図がそれぞれ示され、図
8には、図1のグラフィックプロセッサの私鉄表示用太
線描画コマンドを説明するための一実施例の概念図が示
されている。これらの図をもとに、この実施例のグラフ
ィックプロセッサによる太線描画の具体的方法とその特
徴について説明する。なお、以下のパターン構成図で
は、ドットパターンの各ドットが、それぞれ四角形で表
される。また、CRTディスプレイにおいて明るく表示
されるべき論理“1”のドットに対して斜線が施され、
暗く表示されるべき論理“0”のドットは空白のままと
される。
【0022】この実施例のグラフィックプロセッサにお
いて、各種太線に対応して用意されるドットパターン
は、図4の私鉄表示用太線に代表して示されるように、
5行×5列で格子状に組み合わされた25個のドットに
より構成される。これらのドットパターンは、太線描画
機構のパターンメモリPMに格納され、必要に応じてパ
ターンセレクタPS内のパターンラッチPLに読み出さ
れる。このとき、各ドットパターンの行つまり描画方向
ならびに列つまり線幅方向と画像処理のために想定され
るX軸及びY軸との対応は、図5に示されるように、太
線の進行方向が座標Za〜Zhのいずれにあるかによっ
て選択的に設定される。
【0023】すなわち、太線の進行方向が図5の座標Z
aにある場合、ドットパターンの行つまり描画方向は+
X方向に設定され、その列つまり線幅方向は+Y方向に
設定される。また、太線の進行方向が座標Zbにある場
合、ドットパターンの描画方向は+Y方向にあり、その
線幅方向は+X方向に設定される。さらに、太線の進行
方向が座標Zc及びZdにある場合、ドットパターンの
描画方向はそれぞれ+Y方向及び−X方向に設定され、
その線幅方向はそれぞれ−X方向及び+Y方向に設定さ
れる。そして、太線の進行方向が座標Ze,Zf,Zg
及びZhにある場合、ドットパターンの描画方向はそれ
ぞれ−X方向,−Y方向,−Y方向ならびに+X方向に
設定され、その線幅方向はそれぞれ−Y方向,−X方
向,+X方向ならびに−Y方向に設定される。後述する
ように、太線座標発生部BLCGにより求められる中心
経路とカウンタCTRA及びCTRBの計数値とによる
画像メモリGMのアドレス演算は、上記対応に従って選
択的に行われる。
【0024】ここで、私鉄表示用太線が始点(Xs,Y
s)すなわち(0,2)から終点(Xe,Ye)すなわ
ち(19,8)に向かって描画される図6の場合を例
に、この実施例のグラフィックプロセッサによる太線描
画方法を具体的に説明する。
【0025】太線描画機構の太線座標発生部BLCGに
は、描画処理の開始に先立って、中央処理ユニットから
私鉄表示用太線の始点(0,2)及び終点(19,8)
が与えられ、パターンメモリPMには、私鉄表示用太線
を示す線種SWL1が与えられる。これを受けて、パタ
ーンメモリPMから私鉄表示用太線に対応する図4のド
ットパターンが読み出され、パターンセレクタPSのパ
ターンラッチPLに送られる。また、太線座標発生部B
LCGでは、所定のアルゴリズムに従って、始点(0,
2)及び終点(19,8)間を結ぶ中心経路が求められ
るとともに、カウンタCTRA及びCTRBの初期値が
ともに0に設定され、画像メモリGMの対応するアドレ
スを指定するともに0のX座標CX及びY座標CYが画
像メモリアドレス発生部GMAGに出力される。さら
に、カウンタCTRA及びCTRBの初期値がともに0
に設定されることで、パターンセレクタPSに供給され
る行選択信号A0〜A4ならびに列選択信号B0〜B4
のうち対応する行選択信号A0及び列選択信号B0のみ
が択一的にハイレベルとされる。なお、太線座標発生部
BLCGは、私鉄表示用太線の中心経路を求める際に、
私鉄表示用太線の進行方向が図5の座標Zaに対応する
ものであることを識別する。
【0026】パターンセレクタPSでは、行選択信号A
0が択一的にハイレベルとされることで、対応する5個
のスイッチSA00〜SA04が一斉にオン状態とな
り、単位ラッチ回路UL00〜UL04の保持パターン
が対応する内部ノードD0〜D4に出力される。また、
列選択信号B0が択一的にハイレベルとされることで、
まず内部ノードD0に出力された単位ラッチ回路UL0
0の保持パターンすなわち論理“0”が択一的に選択さ
れ、ドットデータDDとして描画色選択部GMDSに送
られる。さらに、内部制御信号UBが所定の間隔をおい
て4回形成され、カウンタCTRBの計数値が1から4
に順次歩進される。これにともなって、内部ノードD1
〜D4に出力された単位ラッチ回路UL01〜UL04
の保持パターンすなわち論理“0”,“1”,“0”及
び“0”が順次択一的に選択され、ドットデータDDと
して描画色選択部GMDSに送られる。このとき、画像
メモリGMのアドレスを指定するためのX座標CXは0
のままとされ、Y座標CYはカウンタCTRBの計数値
を加算すべく順次更新される。
【0027】この後、カウンタCTRBの計数値が初期
値0に戻されるとともに、内部制御信号UAが1回だけ
形成され、カウンタCTRAの計数値が1に更新され
る。したがって、単位ラッチ回路UL10〜UL14の
保持パターンすなわち論理“00100”が順次択一的
に選択され、ドットデータDDとして描画色選択部GM
DSに送られる。このとき、画像メモリGMのアドレス
を指定するためのX座標CXは1に更新され、Y座標C
YはやはりカウンタCTRBの計数値を加算すべく順次
更新される。次に、カウンタCTRBの計数値が再度初
期値0に戻され、カウンタCTRAの計数値が2に更新
されると、単位ラッチ回路UL20〜UL24の保持パ
ターンすなわち論理“11111”が順次択一的に選択
され、ドットデータDDとして描画色選択部GMDSに
送られる。このとき、画像メモリGMのアドレスを指定
するためのX座標CXは2に更新されるが、Y座標CY
は、私鉄表示用太線の中心経路の座標が(2,3)に更
新されることから、カウンタCTRBの計数値にさらに
1を加えた値とされる。
【0028】以下、同様な処理がドットパターンを単位
として繰り返され、パターンラッチPLの単位ラッチ回
路UL00〜UL04ないしUL40〜UL44によっ
て保持されるドットパターンがドットごとに順次択一的
に選択され、ドットデータDDとして描画色選択部GM
DSに順次送られる。また、これにあわせて、画像メモ
リGMのアドレスを指定するためのX座標CX及びY座
標CYが、中心経路の座標とカウンタCTRA及びCT
RBの計数値とに従って順次更新される。そして、ドッ
トパターン5個分について上記処理が繰り返された結果
として、始点(0,2)及び終点(19,8)間を結ぶ
私鉄表示用太線が、中央処理ユニットの介在を受けるこ
となく自律的に描画される。言い換えるならば、上記太
線描画処理は、中央処理ユニットからみた場合、図8に
例示されるように、私鉄表示用太線の始点(Xs,Y
s)つまり(0,2)ならびに終点(Xe,Ye)つま
り(19,8)と、私鉄表示用太線であることを示す線
種SWLつまりSWL1とを与えるための単一コマン
ド、すなわち、 DRWL SWL1(Xs,Ys)*(Xe,Ye) を発行するだけで開始され、終結される。この結果、グ
ラフィックプロセッサのプログラムステップ数が削減さ
れ、相応してその処理能力が高められるものとなる。な
お、この発明による効果は、太線の線幅が大きいほど顕
著なものとなる。また、従来の太線描画方式では、図形
の拡大・縮小に際しても多数のコマンドを発行しなくて
はならないが、本発明の場合、始点及び終点の座標を変
更するだけで済み、極めて効率化されるものとなる。
【0029】次に、私鉄表示用太線が始点(2,0)か
ら終点(8,19)に向かって描画される図7の場合、
私鉄表示用太線の進行方向は図5の座標Zbに対応する
ものとなり、その描画方向は+Y方向またその線幅方向
は+X方向となる。描画処理が開始されると、太線描画
機構ではまずパターンメモリPMから私鉄表示用太線に
対応する図4のドットパターンが読み出され、パターン
セレクタPSのパターンラッチPLに送られる。また、
太線座標発生部BLCGでは、始点(2,0)及び終点
(8,19)間を結ぶ中心経路が求められるとともに、
カウンタCTRA及びCTRBの初期値がともに0に設
定される。これにより、画像メモリアドレス発生部GM
AGに対してともに0のX座標CX及びY座標CYが与
えられるとともに、行選択信号A0及び列選択信号B0
がそれぞれ択一的にハイレベルとされ、ドットパターン
の参照・抽出処理が開始される。
【0030】以下、図6の場合と同様な処理がドットパ
ターンを単位として繰り返され、パターンラッチPLに
より保持されるドットパターンがドットごとに順次択一
的に選択され、ドットデータDDとして描画色選択部G
MDSに送られる。また、これにあわせて、画像メモリ
GMのアドレスを指定するためのX座標CXが、中心経
路の座標とカウンタCTRBの計数値とに従って、さら
にはY座標CYが、中心経路の座標とカウンタCTRA
の計数値とに従ってそれぞれ順次更新される。そして、
ドットパターン5個分について上記処理が繰り返された
結果として、始点(2,0)及び終点(8,19)間を
結ぶ私鉄表示用太線が、中央処理ユニットの介在を受け
ることなく自律的に描画されるものとなる。
【0031】図10には、図1のグラフィックプロセッ
サに用いられる私鉄表示用太線ドットパターンの他の実
施例のパターン構成図が示されている。また、図11に
は、図10のドットパターンによりX軸と平行に描画さ
れる私鉄表示用太線の一実施例のパターン構成図が示さ
れ、図12及び図13には、X軸と0度近傍及び45度
近傍の角度をなして描画される私鉄表示用太線の一実施
例のパターン構成図がそれぞれ示されている。これらの
図をもとに、図1のグラフィックプロセッサに用いられ
るドットパターンのもう一つの実施例とその応用例につ
いて説明する。なお、この実施例は、前記図4ないし図
8の実施例を基本的に踏襲するものであるため、これと
異なる部分についてのみ説明を追加する。
【0032】図10において、私鉄表示用太線に対応す
るドットパターンは、特に制限されないが、その描画方
向に対応して3種類用意される。すなわち、図10の
(a)に示されるドットパターンは、図11に例示され
るように、私鉄表示用太線の描画方向がX軸又はY軸と
平行しあるいはX軸又はY軸と中間的な角度をなす場合
において一般的に用いられる。ところが、図10の
(b)に示されるドットパターンは、図12に例示され
るように、私鉄表示用太線の描画方向がX軸と0度近傍
の角度をなす場合において効果的とされ、図10の
(c)に示されるドットパターンは、図13に例示され
るように、私鉄表示用太線の描画方向がX軸つまりはY
軸と45度近傍の角度をなす場合において効果的とされ
る。
【0033】このように、各種太線のドットパターンを
その描画方向に対応して複数種類用意することで、描画
方向による太線の歪みを抑制し、より見やすく明確な太
線描画を実現することができるものとなる。なお、描画
方向に対応したドットパターンの選択は、太線描画機構
により自律的に行ってもよいが、外部からの指示により
従属的に行ってもよい。
【0034】以上の複数の実施例に示されるように、こ
の発明をグラフィックプロセッサ等の画像処理装置なら
びにその太線描画に適用することで、次のような作用効
果を得ることができる。すなわち、 (1)グラフィックプロセッサ等の画像処理装置に、各
種太線に対応して用意されるi行×j列のドットパター
ンを保持するパターンメモリと、所定のアルゴリズムに
従って指定される2点間の中心経路を求める太線座標発
生部と、i進及びj進のカウンタの出力信号に従って上
記ドットパターンの各ドットを中心経路に沿って描画方
向及び線幅方向に順次参照するパターンセレクタとを含
む太線描画機構を設けることで、始点及び終点ならびに
線種を指定するだけで、その線幅方向のパターンが一定
でない各種太線を単一コマンドによって描画することが
できるという効果が得られる。 (2)上記(1)項により、太線を含む図形の拡大・縮
小を、始点及び終点の座標を変更するだけで効率的に実
現できるという効果が得られる。 (3)上記(1)項及び(2)項において、ドットパタ
ーンを各種太線の描画方向に対応して複数種類用意する
ことで、描画方向による太線の歪みを抑制し、より見や
すく明確な太線を描画できるという効果が得られる。 (4)上記(1)項〜(3)項により、描画される太線
の画質を高めつつ、グラフィックプロセッサ等の画像処
理装置のプログラムステップ数を削減し、その処理能力
を高めることができるという効果が得られる。
【0035】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、この発明は、上記実
施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例え
ば、図1において、太線座標発生部BLCGは、ストア
ドプログラム方式のプロセッサを用いてもよいし、すべ
ての描画処理をハードウエア的に行うものとしてもよ
い。パターンセレクタPSは、図3に示されるように、
ドットパターンの描画方向のiビットつまり5ビットを
受けるj個つまり5個のシフトレジスタSR10〜SR
14(第1のシフトレジスタ)と、これらのシフトレジ
スタの出力信号R0〜R4をパラレルに受けて線幅方向
にシフトする1個のjビットつまり5ビットのシフトレ
ジスタSR2(第2のシフトレジスタ)とを基本に構成
することができる。
【0036】ここで、シフトレジスタSR10〜SR1
4は、パターンメモリPMの対応する出力信号MC00
〜MC40ないしMC04〜MC44を内部制御信号D
L1に従ってパラレルに取り込み、その保持データを内
部制御信号DS1に従って1ビットずつ描画方向にシフ
トする。また、シフトレジスタSR2は、シフトレジス
タSR10〜SR14の出力信号R0〜R4を内部制御
信号DL2に従ってパラレルに取り込み、その保持デー
タを内部制御信号DS2に従って1ビットずつ線幅方向
にシフトして、ドットデータDDとして出力する。この
方式を採った場合、シフトレジスタSR10〜SR14
ならびにSR2のビット数によって線幅の繰り返し周期
が制約を受けるが、カウンタと多数のスイッチを用いた
図2の場合に比較してハードウエア量を削減できるとい
う利点がある。
【0037】図4及び図10に示されるドットパターン
は、その行及び列方向のドット数を任意に設定できる
し、そのパターンも任意である。また、図10では、用
意されるドットパターンが3種類に限定されているが、
各種太線の描画方向に対応してさらに多数のドットパタ
ーンを用意できる。本実施例では、ドットパターンの各
ドットを1ビットに対応させ、選択されたドットデータ
DDをもとに描画色選択部GMDSによる着色処理を行
っているが、各ドットをnビット構成とし、選択された
nビットのドットデータにより2のn乗種類の着色処理
を選択的に行うことができる。ドットパターンの各ドッ
トを画像メモリGMに入力されるドットデータと同じビ
ット数にすれば、描画色選択部GMDSを省略すること
もできる。パターンセレクタPSにおけるドットパター
ンの参照は、1ドット単位のみならず、例えば線幅方向
の5ドットを単位に行うことができる。太線描画処理の
方向は、終点から始点に向かって進めることができる
し、一つのドットパターン内において例えば線幅方向に
往復してジクザグに進めることもできる。
【0038】この実施例の太線描画機構により描画処理
を受ける太線は、その線幅方向に一定のパターンを持つ
ものであってもよいし、任意の曲線であってもよい。こ
の場合、曲線の各着目点において接線を想定し、同様な
描画処理を行えばよい。太線描画機構による描画処理
は、その一部を中央処理ユニットによりソフトウエア的
に実現してもよい。さらに、図1に示される太線描画機
構のブロック構成や図2及び図3に示されるパターンセ
レクタPSの具体的構成ならびに太線描画機構による描
画処理の手順及びコマンド形式等、種々の実施形態を採
りうる。
【0039】以上の説明では、主として本発明者によっ
てなされた発明をその背景となった利用分野であるグラ
フィックプロセッサに適用した場合について説明した
が、それに限定されるものではなく、例えば、画像処理
機能を有するワードプロセッサやワークステーション等
にも適用できる。この発明は、少なくとも画像処理機能
を有し太線描画を行う画像処理装置に広く適用できる。
【0040】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、グラフィックプロセッサ等
の画像処理装置に、各種太線に対応して用意されるi行
×j列のドットパターンを保持するパターンメモリと、
所定のアルゴリズムに従って指定される2点間の中心経
路を求める太線座標発生部と、i進及びj進のカウンタ
の出力信号に従って上記ドットパターンの各ドットを中
心経路に沿って描画方向及び線幅方向に順次参照するパ
ターンセレクタとを含む太線描画機構を設けることで、
始点及び終点ならびに線種を指定するだけで、その線幅
方向のパターンが一定でない各種太線を単一コマンドに
よって描画しうるグラフィックプロセッサ等の画像処理
装置を実現することができる。この結果、画像処理装置
のプログラムステップ数を削減し、その処理能力を高め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されたグラフィックプロセッサ
の太線描画機構の一実施例を示す部分的なブロック図で
ある。
【図2】図1の太線描画機構に含まれるパターンセレク
タの第1の実施例を示す回路図である。
【図3】図1の太線描画機構に含まれるパターンセレク
タの第2の実施例を示す回路図である。
【図4】図1のグラフィックプロセッサに用いられる私
鉄表示用太線ドットパターンの第1の実施例を示すパタ
ーン構成図である。
【図5】図1のグラフィックプロセッサにおける太線描
画座標とその処理方向の一実施例を示す概念図である。
【図6】図4のドットパターンを用いて座標Za方向に
描画される私鉄表示用太線の一実施例を示すパターン構
成図である。
【図7】図4のドットパターンを用いて座標Zb方向に
描画される私鉄表示用太線の一実施例を示すパターン構
成図である。
【図8】図1のグラフィックプロセッサにおける私鉄表
示用太線描画コマンドの一実施例を示す概念図である。
【図9】この発明に先立って本願発明者等が開発したグ
ラフィックプロセッサにおける私鉄表示用太線描画コマ
ンドの一例を示す概念図である。
【図10】図1のグラフィックプロセッサに用いられる
私鉄表示用太線ドットパターンの第2の実施例を示すパ
ターン構成図である。
【図11】図10のドットパターンを用いてX軸と平行
方向に描画される私鉄表示用太線の一実施例を示すパタ
ーン構成図である。
【図12】図10のドットパターンを用いてX軸に対し
て0度近傍方向に描画される私鉄表示用太線の一実施例
を示すパターン構成図である。
【図13】図10のドットパターンを用いてX軸に対し
て45度近傍方向に描画される私鉄表示用太線の一実施
例を示すパターン構成図である。
【図14】図1のグラフィックプロセッサの太線描画方
式を応用しうる地図上の太線の一実施例を示す記号図で
ある。
【符号の説明】
BLCG・・・太線座標発生部、CTRA,CTRB・
・・カウンタ、GMAG・・・画像メモリアドレス発生
部、PM・・・パターンメモリ、PS・・・パターンセ
レクタ、GMDS・・・描画色選択部、GM・・・画像
メモリ。PL・・・パターンラッチ、UL00〜UL0
4ないしUL40〜UL44・・・単位ラッチ回路、S
A00〜SA04ないしSA40〜SA44,SB0〜
SB4・・・スイッチ。SR10〜SR14,SR2・
・・シフトレジスタ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともその線幅方向のパターンが一
    定でない所定の太線を単一のコマンドによって描画しう
    ることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 上記画像処理装置は、各種太線に対応し
    て用意されるi行×j列のドットパターンを保持するパ
    ターンメモリと、所定のアルゴリズムに従って指定され
    る2点間の中心経路を求める太線座標発生部と、上記中
    心経路に沿って上記ドットパターンを参照するパターン
    セレクタとを含む太線描画機構を具備するものであるこ
    とを特徴とする請求項1の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 上記ドットパターンの内容は、外部から
    書き換えうるものであることを特徴とする請求項2の画
    像処理装置。
  4. 【請求項4】 上記パターンセレクタは、上記中心経路
    に沿って上記ドットパターンを1ドット単位で参照する
    ものであり、かつこのようなドットパターンの参照を太
    線の線幅方向にj回ずつまた描画方向にi回ずつ繰り返
    すものであることを特徴とする請求項2又は請求項3の
    画像処理装置。
  5. 【請求項5】 上記パターンセレクタは、上記ドットパ
    ターンの描画方向のiドットを受けてループ状にシフト
    するiビットのj個の第1のシフトレジスタと、上記j
    個の第1のシフトレジスタの出力信号をパラレルに受け
    て線幅方向にシフトする1個のjビットの第2のシフト
    レジスタとを含むものであることを特徴とする請求項4
    の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 上記太線描画機構は、上記ドットパター
    ンの各ドットを描画方向に順次指定するi進の第1のカ
    ウンタと、上記ドットパターンの各ドットを線幅方向に
    順次指定するj進の第2のカウンタとを含むものである
    ことを特徴とする請求項5の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 上記第1及び第2のカウンタの初期値及
    び歩進周期は、外部から設定しうるものであることを特
    徴とする請求項6の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 上記ドットパターンの各ドットの参照順
    序は、太線の描画方向に応じて選択的に切り換えられる
    ものであることを特徴とする請求項6又は請求項7の画
    像処理装置。
  9. 【請求項9】 上記ドットパターンは、各種太線の描画
    方向に対応して複数種類が用意されるものであることを
    特徴とする請求項2,請求項3,請求項4,請求項5,
    請求項6,請求項7又は請求項8の画像処理装置。
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