JPH06285342A - 分離膜用補強材及びその製造方法 - Google Patents
分離膜用補強材及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH06285342A JPH06285342A JP9688393A JP9688393A JPH06285342A JP H06285342 A JPH06285342 A JP H06285342A JP 9688393 A JP9688393 A JP 9688393A JP 9688393 A JP9688393 A JP 9688393A JP H06285342 A JPH06285342 A JP H06285342A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reinforcing material
- fibers
- fiber
- separation membrane
- treatment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 寸法安定性に優れたイオン交換膜用補強材及
びその製造方法を提供すること。 【構成】 ポリ塩化ビニル繊維が伸張した状態で、互い
に絡み合った構造の不織布からなるイオン交換膜用補強
材である。このイオン交換膜用補強材は、ポリ塩化ビニ
ル繊維からなる繊維ウエブを水流で絡合した後、テンタ
ーで固定した状態で、加熱により収縮処理するイオン交
換膜用補強材の製造方法である。
びその製造方法を提供すること。 【構成】 ポリ塩化ビニル繊維が伸張した状態で、互い
に絡み合った構造の不織布からなるイオン交換膜用補強
材である。このイオン交換膜用補強材は、ポリ塩化ビニ
ル繊維からなる繊維ウエブを水流で絡合した後、テンタ
ーで固定した状態で、加熱により収縮処理するイオン交
換膜用補強材の製造方法である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はイオン交換膜のような分
離膜用の補強材及びその製造方法に関する。
離膜用の補強材及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的なスチレン−ジビニルベン
ゼン系共重合樹脂膜からなるイオン交換膜の補強材とし
て、カレンダー加工した不織布が知られていた(特開昭
60−251904号)。しかしながら、この不織布は
寸法安定性に劣るため、イオン交換膜の使用中に変形し
てしまい、処理液の流路が妨げられるという問題があっ
た。
ゼン系共重合樹脂膜からなるイオン交換膜の補強材とし
て、カレンダー加工した不織布が知られていた(特開昭
60−251904号)。しかしながら、この不織布は
寸法安定性に劣るため、イオン交換膜の使用中に変形し
てしまい、処理液の流路が妨げられるという問題があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の欠点を
解決するためになされたものであり、寸法安定性に優れ
た分離膜用補強材及びその製造方法を提供することを目
的とする。
解決するためになされたものであり、寸法安定性に優れ
た分離膜用補強材及びその製造方法を提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は繊維が伸張した
状態で、互いに絡み合った構造を主体とする不織布から
なる分離膜用補強材である。なお、繊維が収縮性を有し
ていると、より寸法安定性に優れ、特に、ポリ塩化ビニ
ル繊維であると、イオン交換樹脂との親和性が高いの
で、剥離しにくい。
状態で、互いに絡み合った構造を主体とする不織布から
なる分離膜用補強材である。なお、繊維が収縮性を有し
ていると、より寸法安定性に優れ、特に、ポリ塩化ビニ
ル繊維であると、イオン交換樹脂との親和性が高いの
で、剥離しにくい。
【0005】本発明は絡合処理した繊維ウエブを固定し
た状態で収縮処理を施す分離膜用補強材の製造方法であ
る。なお、絡合処理方法が水流絡合法であると、寸法安
定性ばかりでなく、強度も優れた分離膜用補強材が得ら
れる。更に、収縮処理の後にカレンダー処理を行なう
と、均一な厚みの分離膜用補強材が得られる。
た状態で収縮処理を施す分離膜用補強材の製造方法であ
る。なお、絡合処理方法が水流絡合法であると、寸法安
定性ばかりでなく、強度も優れた分離膜用補強材が得ら
れる。更に、収縮処理の後にカレンダー処理を行なう
と、均一な厚みの分離膜用補強材が得られる。
【0006】
【作用】本発明の分離膜用補強材(以下、「補強材」と
いうことがある)は、繊維が既に伸張した状態で、互い
に絡み合った構造を主体とする不織布からなるため、更
に外力を加えても伸張しにくく、寸法安定性に優れてい
る。
いうことがある)は、繊維が既に伸張した状態で、互い
に絡み合った構造を主体とする不織布からなるため、更
に外力を加えても伸張しにくく、寸法安定性に優れてい
る。
【0007】本発明の繊維としては、例えば、レーヨン
などの再生繊維、アセテート繊維などの半合成繊維、ナ
イロン繊維、ビニロン繊維、ビニリデン繊維、ポリ塩化
ビニル繊維、ポリエステル繊維、アクリル繊維、ポリエ
チレン繊維、ポリプロピレン繊維、ポリウレタン繊維な
どの合成繊維、ガラス繊維などの無機繊維、綿などの植
物繊維、羊毛などの動物繊維、或いは、機械的又は化学
的に分割することにより極細繊維を生じる分割性繊維
や、2種類以上の樹脂成分からなるサイドバイサイド
型、芯鞘型、偏芯型などの複合型繊維であっても良い。
などの再生繊維、アセテート繊維などの半合成繊維、ナ
イロン繊維、ビニロン繊維、ビニリデン繊維、ポリ塩化
ビニル繊維、ポリエステル繊維、アクリル繊維、ポリエ
チレン繊維、ポリプロピレン繊維、ポリウレタン繊維な
どの合成繊維、ガラス繊維などの無機繊維、綿などの植
物繊維、羊毛などの動物繊維、或いは、機械的又は化学
的に分割することにより極細繊維を生じる分割性繊維
や、2種類以上の樹脂成分からなるサイドバイサイド
型、芯鞘型、偏芯型などの複合型繊維であっても良い。
【0008】なお、繊維が収縮性を有する繊維であれ
ば、収縮により、より緊密に伸張した状態となるため、
より寸法安定性に優れた補強材である。
ば、収縮により、より緊密に伸張した状態となるため、
より寸法安定性に優れた補強材である。
【0009】この収縮性を有する繊維としてはポリ塩化
ビニル繊維があり、この繊維は一般的なイオン交換膜の
原料である、スチレン−ジビニルベンゼン系共重合樹脂
との親和性が高く、補強材とイオン交換膜とが剥離する
という問題も生じないので、好適に使用することができ
る。
ビニル繊維があり、この繊維は一般的なイオン交換膜の
原料である、スチレン−ジビニルベンゼン系共重合樹脂
との親和性が高く、補強材とイオン交換膜とが剥離する
という問題も生じないので、好適に使用することができ
る。
【0010】また、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン
繊維などのポリオレフィン系繊維、或いはこれらポリオ
レフィン系の樹脂成分を含む分割性繊維や複合型繊維
は、耐アルカリ性や耐酸性にも優れているため、様々な
溶液を分離する分離膜の補強材として使用できるという
特長がある。
繊維などのポリオレフィン系繊維、或いはこれらポリオ
レフィン系の樹脂成分を含む分割性繊維や複合型繊維
は、耐アルカリ性や耐酸性にも優れているため、様々な
溶液を分離する分離膜の補強材として使用できるという
特長がある。
【0011】本発明の補強材は、前述のような各種繊維
をカード法、エアレイ法、或いは湿式法などにより繊維
ウエブを形成した後、水流絡合法やニードルパンチ法な
どの絡合方法によって、繊維ウエブを絡合させる。これ
らの絡合方法の中でも、水流絡合法により絡合させる
と、繊維の絡合度がより高くなり、繊維ウエブ全体に亘
って、均一に絡合させることができるので、より寸法安
定性に優れているばかりでなく、強度的にもより優れた
ものが得られる。この水流絡合法の場合には、例えば、
水圧20〜150kg/cm2の水流を繊維ウエブに作用させ
て絡合させる。
をカード法、エアレイ法、或いは湿式法などにより繊維
ウエブを形成した後、水流絡合法やニードルパンチ法な
どの絡合方法によって、繊維ウエブを絡合させる。これ
らの絡合方法の中でも、水流絡合法により絡合させる
と、繊維の絡合度がより高くなり、繊維ウエブ全体に亘
って、均一に絡合させることができるので、より寸法安
定性に優れているばかりでなく、強度的にもより優れた
ものが得られる。この水流絡合法の場合には、例えば、
水圧20〜150kg/cm2の水流を繊維ウエブに作用させ
て絡合させる。
【0012】このようにして絡合した繊維ウエブをテン
ターなどで固定した状態で、収縮処理をする方法や、絡
合した繊維ウエブに張力をかけた状態で熱固定する方法
などにより、本発明の分離膜用補強材を得ることができ
る。前者は、塩化ビニル繊維のように、収縮性を有する
繊維を使用した場合に有効な方法であり、収縮処理によ
り繊維は収縮するが、絡合した繊維ウエブは固定されて
いるために、繊維が伸張した状態で、互いに絡み合った
構造の不織布が得られる。また、後者は、収縮性を有し
ない繊維を使用した場合に有効な方法であり、絡合した
繊維ウエブに張力をかけて、繊維が伸張した状態で熱固
定するため、繊維が伸張した状態で、互いに絡み合った
構造の不織布が得られる。
ターなどで固定した状態で、収縮処理をする方法や、絡
合した繊維ウエブに張力をかけた状態で熱固定する方法
などにより、本発明の分離膜用補強材を得ることができ
る。前者は、塩化ビニル繊維のように、収縮性を有する
繊維を使用した場合に有効な方法であり、収縮処理によ
り繊維は収縮するが、絡合した繊維ウエブは固定されて
いるために、繊維が伸張した状態で、互いに絡み合った
構造の不織布が得られる。また、後者は、収縮性を有し
ない繊維を使用した場合に有効な方法であり、絡合した
繊維ウエブに張力をかけて、繊維が伸張した状態で熱固
定するため、繊維が伸張した状態で、互いに絡み合った
構造の不織布が得られる。
【0013】なお、収縮処理としては、例えば、加熱処
理や化学処理などの方法があるが、前者の方が製造上取
り扱いやすい。なお、この収縮処理と同時に、繊維を融
着又は溶着させると、収縮し、伸張した状態で固定され
るため、より寸法安定性に優れた補強材が得られる。
理や化学処理などの方法があるが、前者の方が製造上取
り扱いやすい。なお、この収縮処理と同時に、繊維を融
着又は溶着させると、収縮し、伸張した状態で固定され
るため、より寸法安定性に優れた補強材が得られる。
【0014】この収縮処理は繊維の自由な収縮を妨げな
いように、無圧下で行なうのが好ましい。また、十分に
収縮させ、融着又は溶着させるように、繊維の収縮開始
温度の10℃以上の温度で熱処理するのが好ましい。よ
り好ましくは、50℃以上である。例えば、収縮開始温
度がおよそ100℃のポリ塩化ビニル繊維からなる絡合
した繊維ウエブの場合には、160℃以上で熱処理する
のが好ましい。
いように、無圧下で行なうのが好ましい。また、十分に
収縮させ、融着又は溶着させるように、繊維の収縮開始
温度の10℃以上の温度で熱処理するのが好ましい。よ
り好ましくは、50℃以上である。例えば、収縮開始温
度がおよそ100℃のポリ塩化ビニル繊維からなる絡合
した繊維ウエブの場合には、160℃以上で熱処理する
のが好ましい。
【0015】なお、このようにして得た不織布に、ポリ
塩化ビニル系樹脂をスプレー法などにより付与して、イ
オン交換膜の原料であるスチレン−ジビニルベンゼン系
共重合樹脂との親和性を高くしたり、より寸法安定性や
強度的に優れた補強材とすることもできる。
塩化ビニル系樹脂をスプレー法などにより付与して、イ
オン交換膜の原料であるスチレン−ジビニルベンゼン系
共重合樹脂との親和性を高くしたり、より寸法安定性や
強度的に優れた補強材とすることもできる。
【0016】このようにして得た不織布は、既に繊維が
伸張しているため、この不織布に外力を加えても、これ
以上繊維は伸張しないので、寸法安定性に優れた補強材
である。
伸張しているため、この不織布に外力を加えても、これ
以上繊維は伸張しないので、寸法安定性に優れた補強材
である。
【0017】更に、収縮処理後にカレンダー処理を行な
うと、均一な厚さの補強材を得ることができ、不織布の
毛羽による欠陥を生じるという問題も生じない。また、
カレンダー処理をすることにより、不織布の空隙率を調
節することができるため、より補強材として必要な物性
に適応させることができる。なお、カレンダー処理によ
り繊維をフィルム化してしまうと、強度的に弱くなる傾
向があるため、不織布を構成する繊維の種類によって、
加熱加圧条件を適宜調整するのが好ましい。
うと、均一な厚さの補強材を得ることができ、不織布の
毛羽による欠陥を生じるという問題も生じない。また、
カレンダー処理をすることにより、不織布の空隙率を調
節することができるため、より補強材として必要な物性
に適応させることができる。なお、カレンダー処理によ
り繊維をフィルム化してしまうと、強度的に弱くなる傾
向があるため、不織布を構成する繊維の種類によって、
加熱加圧条件を適宜調整するのが好ましい。
【0018】以下に、本発明の実施例を記載するが、以
下の実施例に限定されるものではない。
下の実施例に限定されるものではない。
【0019】
(実施例1〜5)ポリ塩化ビニル繊維(2.5デニール
×51mm)100重量%をカーディングして得た繊維ウ
エブを、水圧90kg/cm2の水流で絡合させた後、テンタ
ーでその幅を固定した状態で、150、155、16
0、165、170℃(順に、実施例1、2、3、4、
5)で1分間の加熱により収縮処理を施し、補強材を得
た。これらの補強材の目付と厚みは表1に示す通りであ
る。
×51mm)100重量%をカーディングして得た繊維ウ
エブを、水圧90kg/cm2の水流で絡合させた後、テンタ
ーでその幅を固定した状態で、150、155、16
0、165、170℃(順に、実施例1、2、3、4、
5)で1分間の加熱により収縮処理を施し、補強材を得
た。これらの補強材の目付と厚みは表1に示す通りであ
る。
【0020】
【表1】
【0021】(実施例6)実施例3の補強材を、更に、
温度70℃、線圧150kg/cm でカレンダー処理して、
本発明の補強材を得た。この補強材の目付と厚みも表1
に示す通りである。
温度70℃、線圧150kg/cm でカレンダー処理して、
本発明の補強材を得た。この補強材の目付と厚みも表1
に示す通りである。
【0022】(比較例1)実施例1と同様に水流絡合し
た繊維ウエブを補強材とした。この補強材の目付と厚み
も表1に示す通りである。
た繊維ウエブを補強材とした。この補強材の目付と厚み
も表1に示す通りである。
【0023】(比較例2)実施例1と同様に水流絡合し
た繊維ウエブを、加熱による収縮処理を施さず、温度1
60℃、線圧150kg/cmでカレンダー処理して、補強
材とした。この補強材の目付と厚みも表1に示す通りで
ある。
た繊維ウエブを、加熱による収縮処理を施さず、温度1
60℃、線圧150kg/cmでカレンダー処理して、補強
材とした。この補強材の目付と厚みも表1に示す通りで
ある。
【0024】(実施例7〜8)芯成分がポリプロピレン
樹脂で、鞘成分がポリエチレン樹脂からなる偏芯型複合
繊維(0.9デニール×38mm)100重量%をカーデ
ィングして得た繊維ウエブを、水圧90kg/cm2の水流で
絡合させた後、テンターでその幅を固定した状態で、1
40、150℃(順に、実施例7、8)で1分間の加熱
により収縮処理を施し、補強材を得た。これらの補強材
の目付と厚みは表1に示す通りである。
樹脂で、鞘成分がポリエチレン樹脂からなる偏芯型複合
繊維(0.9デニール×38mm)100重量%をカーデ
ィングして得た繊維ウエブを、水圧90kg/cm2の水流で
絡合させた後、テンターでその幅を固定した状態で、1
40、150℃(順に、実施例7、8)で1分間の加熱
により収縮処理を施し、補強材を得た。これらの補強材
の目付と厚みは表1に示す通りである。
【0025】(実施例9)実施例8の補強材を更に、温
度70℃、線圧150kg/cmでカレンダー処理して、本
発明の補強材を得た。この補強材の目付と厚みも表1に
示す通りである。
度70℃、線圧150kg/cmでカレンダー処理して、本
発明の補強材を得た。この補強材の目付と厚みも表1に
示す通りである。
【0026】(比較例3)実施例7と同様に水流絡合し
た繊維ウエブを補強材とした。この補強材の目付と厚み
も表1に示す通りである。
た繊維ウエブを補強材とした。この補強材の目付と厚み
も表1に示す通りである。
【0027】(引張強伸度試験)5cm幅に裁断した、実
施例1〜9及び比較例1〜3の補強材の引張強伸度を、
引張強伸度測定機((株)オリエンテック製)により測定
した。この結果は表1に示すように、本発明の補強材は
引張伸度が小さいため、寸法安定性に優れていることが
わかる。
施例1〜9及び比較例1〜3の補強材の引張強伸度を、
引張強伸度測定機((株)オリエンテック製)により測定
した。この結果は表1に示すように、本発明の補強材は
引張伸度が小さいため、寸法安定性に優れていることが
わかる。
【0028】
【発明の効果】本発明の分離膜用補強材は、繊維が伸張
した状態で、互いに絡み合った構造を主体とする不織布
からなり、繊維が既に伸張した状態にあり、更に外力を
加えても伸張しにくいため、寸法安定性に優れたもので
ある。
した状態で、互いに絡み合った構造を主体とする不織布
からなり、繊維が既に伸張した状態にあり、更に外力を
加えても伸張しにくいため、寸法安定性に優れたもので
ある。
【0029】本発明の繊維が収縮性を有していると、収
縮により、より緊密に伸張した状態となるため、より寸
法安定性に優れたものである。
縮により、より緊密に伸張した状態となるため、より寸
法安定性に優れたものである。
【0030】本発明の繊維がポリ塩化ビニル繊維である
と、収縮性を有しているため、より緊密に伸張した状態
となるばかりでなく、イオン交換膜の原料であるスチレ
ン−ジビニルベンゼン系共重合樹脂膜との親和性も高い
ため、特に好ましい分離膜用補強材となる。
と、収縮性を有しているため、より緊密に伸張した状態
となるばかりでなく、イオン交換膜の原料であるスチレ
ン−ジビニルベンゼン系共重合樹脂膜との親和性も高い
ため、特に好ましい分離膜用補強材となる。
【0031】本発明は絡合処理した繊維ウエブを固定し
た状態で、収縮処理をするので、繊維が伸張した状態
で、互いに絡み合った構造を主体とする不織布を容易に
得ることができる。
た状態で、収縮処理をするので、繊維が伸張した状態
で、互いに絡み合った構造を主体とする不織布を容易に
得ることができる。
【0032】本発明の絡合処理が水流絡合であると、繊
維の絡合度が高く、しかも繊維ウエブ全体に亘って、均
一に絡合させることができるので、より寸法安定性に優
れているばかりでなく、強度的にも優れたものが得られ
る。
維の絡合度が高く、しかも繊維ウエブ全体に亘って、均
一に絡合させることができるので、より寸法安定性に優
れているばかりでなく、強度的にも優れたものが得られ
る。
【0033】本発明では、収縮処理の後にカレンダー処
理を行なうと、均一な厚さの補強材となり、不織布の毛
羽による欠陥を生じるという問題が生じない。また、カ
レンダー処理をすることにより、不織布の空隙率を調節
することができるため、補強材としてより必要な物性に
適応させることができる。
理を行なうと、均一な厚さの補強材となり、不織布の毛
羽による欠陥を生じるという問題が生じない。また、カ
レンダー処理をすることにより、不織布の空隙率を調節
することができるため、補強材としてより必要な物性に
適応させることができる。
Claims (6)
- 【請求項1】 繊維が伸張した状態で、互いに絡み合っ
た構造を主体とする不織布からなることを特徴とする分
離膜用補強材。 - 【請求項2】 繊維が収縮性を有することを特徴とする
請求項1記載の分離膜用補強材。 - 【請求項3】 繊維がポリ塩化ビニル繊維であることを
特徴とする請求項1記載の分離膜用補強材。 - 【請求項4】 絡合処理した繊維ウエブを固定した状態
で、収縮処理をすることを特徴とする分離膜用補強材の
製造方法。 - 【請求項5】 絡合処理が水流絡合であることを特徴と
する請求項4記載の分離膜用補強材の製造方法。 - 【請求項6】 収縮処理の後に、カレンダー処理を行な
うことを特徴とする請求項4又は請求項5記載の分離膜
用補強材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09688393A JP3431947B2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | イオン交換膜用補強材及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09688393A JP3431947B2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | イオン交換膜用補強材及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06285342A true JPH06285342A (ja) | 1994-10-11 |
| JP3431947B2 JP3431947B2 (ja) | 2003-07-28 |
Family
ID=14176808
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09688393A Expired - Fee Related JP3431947B2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | イオン交換膜用補強材及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3431947B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111087055A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-05-01 | 佛山市云米电器科技有限公司 | 一种基于两态低形变离子交换膜制备电脱盐装置的方法 |
-
1993
- 1993-03-31 JP JP09688393A patent/JP3431947B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111087055A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-05-01 | 佛山市云米电器科技有限公司 | 一种基于两态低形变离子交换膜制备电脱盐装置的方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3431947B2 (ja) | 2003-07-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2703971B2 (ja) | 極細複合繊維およびその織布または不織布 | |
| US5124194A (en) | Hot-melt-adhesive, micro-fiber-generating conjugate fibers and a woven or non-woven fabric using the same | |
| JP2545260B2 (ja) | 嵩高補強不織布 | |
| AU618468B2 (en) | Needling process for spunbonded composites | |
| US3551271A (en) | Nonwoven fabrics containing heterofilaments | |
| EP0696655A1 (en) | Melt-adhesive composite fibers, process for producing the same, and fused fabric or surface material obtained therefrom | |
| SE514726C2 (sv) | Förfarande för framställning av hydroentanglat nonwovenmaterial med förhöjd våtstyrka samt material framställt genom förfarandet | |
| JPH031426B2 (ja) | ||
| JP2951559B2 (ja) | 嵩高性不織布およびその製造方法 | |
| JPH06285342A (ja) | 分離膜用補強材及びその製造方法 | |
| JP3907712B2 (ja) | 不織布及の製造方法 | |
| US6001752A (en) | Melt-adhesive composite fibers, process for producing the same, and fused fabric or surface material obtained therefrom | |
| JPWO2018225671A1 (ja) | 長繊維不織布およびそれを用いたフィルター補強材 | |
| JPH10158966A (ja) | 嵩高性不織布及びその製造方法 | |
| JPH0819611B2 (ja) | 高フイツト性不織布及びその製造法 | |
| JPH02169723A (ja) | 熱分割型複合繊維及びその不織布 | |
| JPH10325059A (ja) | 不織布及び不織布の製造方法 | |
| JPH0253540B2 (ja) | ||
| US20070141926A1 (en) | Hydroentangled elastic nonwoven sheet | |
| JP2790336B2 (ja) | 人工皮革製造に適した不織布の製造方法 | |
| JPH073598A (ja) | 不織布、および貼り合わせ不織布 | |
| JP2612350B2 (ja) | 伸縮性複合繊維 | |
| JP2980294B2 (ja) | ステープル、不織布およびその製造方法 | |
| JPH08269855A (ja) | 伸縮性不織布及びその製造方法 | |
| JPH0138903B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |