JPH06286194A - 熱転写記録装置 - Google Patents

熱転写記録装置

Info

Publication number
JPH06286194A
JPH06286194A JP7657693A JP7657693A JPH06286194A JP H06286194 A JPH06286194 A JP H06286194A JP 7657693 A JP7657693 A JP 7657693A JP 7657693 A JP7657693 A JP 7657693A JP H06286194 A JPH06286194 A JP H06286194A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
energization time
time data
density
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7657693A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeyuki Nomura
岳之 能村
Osamu Hattori
修 服部
Makoto Shiraki
信 白木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP7657693A priority Critical patent/JPH06286194A/ja
Publication of JPH06286194A publication Critical patent/JPH06286194A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】基準データに変換係数を乗算し、所望のデータ
を算出することで、必要なデータ量を画質を劣化させる
ことなく削減すること。 【構成】記録前にシステムコントローラ401は基準記
録条件で基準濃度特性を実現するための基準通電時間デ
ータと、選択された記録条件で基準濃度特性を実現する
ための変換係数とを通電データ格納部501から読みだ
す。次にシステムコントローラ401は前記基準通電時
間データに前記変換係数を乗算することにより、選択さ
れた記録条件での全ての階調での通電時間データを算出
し、この算出した通電時間データに応じてサーマルヘッ
ド7の発熱体を発熱させ、中間調記録を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、階調を有する画像を印
画する熱転写記録装置に係り、特に記録速度の違い、色
材の違い等によらず、一定の中間調表現の印画を得るの
に好適な熱転写記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】サーマルヘッドを用いて中間調記録を行
う熱転写記録装置においては、非線形な関係にあるサー
マルヘッドへの通電時間と記録濃度を所定の中間調記録
を再現するための制御や、サーマルヘッドの温度に依存
する記録濃度を温度によらずに所定の中間調記録を再現
するための制御が必要である。また、装置内で設定され
た濃度特性を変更しようとする場合、サーマルヘッドへ
の通電時間を変更する必要がある。
【0003】前記制御に関するものとしては、例えば特
開平1−133758号公報が開示されている。この発
明では、記録前に検出されたサーマルヘッドの温度に応
じて、基準となる濃度特性になるようなサーマルヘッド
への記録パルス幅を生成し、記録を行うものである。ま
た、濃度特性を変更するものとしては、ルック・アップ
・テーブル(以下、LUTと記す)を用いて画像データ
の階調を変更しようとする濃度特性になるように変換す
る手段が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術のうち、
制御に関する技術は、サーマルヘッドの温度によらずに
略一定の濃度特性が安定して得られるというものである
が、図2に示すように基準濃度特性の他に濃度特性Aや
Bを実現しようとする場合や、記録速度、使用する色材
にかかわらず同一の濃度特性を実現しようとする等、記
録条件を変更する場合、それぞれに対してサーマルヘッ
ドへの通電時間データが必要となり、データ量が増加し
てしまうという問題があった。また、濃度特性変更に関
する技術は、サーマルヘッドへの通電時間を変えずに濃
度特性を変更できるというものであるが、LUTを用い
る場合、変更しようとする濃度特性によっては階調数が
圧縮されてしまったり、階調数が少ない場合には必要以
上に階調があいてしまい、忠実な中間調再現ができず、
画質が劣化するという問題があった。
【0005】本発明の目的は、かかる問題点を解消し、
記録条件を変更しても必要なデータを増加させることな
く、中間調記録を安定に行い、画質劣化のない、常に良
好な記録を可能とした熱転写記録装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、あらかじめ基準となる記録条件での基準
通電時間データと、記録条件、例えば濃度特性,記録速
度,記録密度等を変更した時の変更通電時間データとを
それぞれ設定し、前記基準通電時間データと変更通電時
間データとの比を変換係数として求め、前記基準通電時
間データ、および記録条件を変更するための変換係数を
ROM等の記憶手段に記録しておく。記録時には基準以
外の記録条件が選択された場合、前記記憶手段から前記
基準通電時間データと選択された記録条件への変換係数
とを読みだし、前記基準通電時間データに選択された変
換係数を乗算し、所望の記録条件での全ての階調での通
電時間データを算出し、該通電時間データで記録を行
う。
【0007】
【作用】サーマルヘッドへの通電時間データを基準の記
録条件でのデータと、記録条件を変更した場合の変換係
数のみで構成,記憶するため、必要なデータ量を削減で
きる。また、全ての階調に対して変更後の通電時間デー
タを求めるため、階調数が圧縮されたり、階調が必要以
上にあくことなく、画質劣化のない、良好な記録結果が
得られる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面によって説明す
る。
【0009】図1は、本発明による熱転写記録装置の第
1の実施例を示すブロック図であって、1は画像源、2
は画像メモリ、3は中間調制御部、401はシステムコ
ントローラ、501は通電データ格納部、6はアナログ
/ディジタル変換部(以下、A/D部と記す)、7はサ
ーマルヘッド、8はサーミスタ、9はインク紙、10は
記録紙、11はドラム、12は濃度特性切替部である。
【0010】図2は図1に示す実施例で実現する濃度特
性図で、基準濃度特性の他に濃度特性AとBがあり、縦
軸は濃度、横軸は階調である。基準濃度特性は、例え
ば、ビデオ入力画像に対して設定されたもので、コント
ラストをつけ、メリハリのあるものにする。濃度特性A
は、例えば、視覚的に濃度を均等に割り振ったものであ
る。濃度特性Bは、例えば、階調と濃度との関係をリニ
アに設定したものである。以下、2種類以上の濃度特性
の中から1種類を選択して記録する動作について説明す
る。
【0011】画像メモリ2には記録前に画像源1から取
り込まれた画像データが書き込まれている。記録命令が
出されるとシステムコントローラ401は濃度特性切替
部12から記録時における濃度特性の情報を入力する。
1色目の記録前に、システムコントローラ401はサー
マルヘッド7の裏面に取り付けられたサーミスタ8から
の温度情報をA/D部6でディジタルデータに変換した
のち入力する。サーマルヘッド7の温度に応じてシステ
ムコントローラ401は、まず通電データ格納部501
から図2に示す基準濃度特性を記録するためのサーマル
ヘッド7への基準通電時間データを受け取り、次に濃度
特性切替部12で選択された濃度特性が基準濃度特性以
外、即ち、図2において濃度特性AまたはBが選択され
た場合、通電データ格納部501から濃度特性切替部1
2で選択された濃度特性を実現するための変換係数を受
け取る。さらにシステムコントローラ401では基準通
電時間データに変換係数を乗算し、選択された濃度特性
を実現するための変換通電時間データを算出する。中間
調制御部3は画像メモリ2から画像データを読みだすと
同時に、システムコントローラ401から前記算出され
た変換通電時間データを受け取り、サーマルヘッド7に
この通電時間に応じた時間幅のストローブ信号を送る。
サーマルヘッド7は入力されたストローブ信号の時間幅
だけ発熱体に電流を流し、これに応じて発熱体が発熱す
る。
【0012】ドラム11の周面上には記録紙10が巻き
付けられ、その上にインク紙9が重ねられサーマルヘッ
ド7により押しつけられている。中間調制御部3によっ
て指定された通電時間に従って発熱体が発熱し、発熱量
に応じて1色目のインクがインク紙9から記録紙10上
に記録,転写され中間調記録が行われる。以下、2色目
以降も同様にして記録が行われ、濃度特性切替部12で
選択された濃度特性が得られる。次に、サーミスタ8で
検出された温度での基準通電時間データの算出、および
濃度特性切替部12で選択された濃度特性を実現するた
めの変換通電時間データの算出について図3により説明
する。
【0013】図3は、図1の第1の実施例における基準
濃度特性を実現するための基準通電時間データを示すも
ので、縦軸は通電時間データ、横軸は階調である。ま
た、基準通電時間データは温度方向に一定温度間隔(例
えば、2℃おき)でデータを代表させている(以下、代
表温度列と記す)。
【0014】記録命令が出されると、サーミスタ8でサ
ーマルヘッド7の温度を検出し、A/D部6でディジタ
ルデータに変換された後、システムコントローラ401
に入力される。システムコントローラ401では検出さ
れた温度Tsをはさむ代表温度列Tm,Tn(Tm<T
s<Tn)を特定し、通電データ格納部501から代表
温度列Tm,Tnの各通電時間データを読みだし、検出
された温度Tsでの基準通電時間データを算出する。以
下、ある階調Aでの基準通電時間データ算出について説
明する。階調Aでの代表温度列Tm,Tnの各通電時間
データをDTm,DTnとし、検出温度Tsでの通電時
間データをDTsとするとDTsは(数1)式で表され
る。
【0015】
【数1】DTs=a×DTn+b×DTm ただし、a=(Ts−Tm)/(Tn−Tm) b=(Tn−Ts)/(Tn−Tm) 上記処理により、全ての階調での基準通電時間データを
算出するものである。次に濃度特性切替部12で選択さ
れた濃度特性を実現するための変換通電時間データの算
出について説明する。
【0016】(数1)式で基準通電時間データが算出さ
れると、システムコントローラ401では濃度特性切替
部12で選択された濃度特性情報に従って、通電データ
格納部501から変換係数FAを読みだし、(数2)式
により選択された濃度特性を実現するための変換通電時
間データDTTsを算出する。
【0017】
【数2】DTTs=DTs×FA なお、変換係数FAは、ある特定温度において、選択さ
れた濃度特性を実現するようにあらかじめ設定された変
更データと、基準濃度特性を実現するようにあらかじめ
設定された基準データとの比、即ち、
【0018】
【数3】FA=変更データ/基準データ により求められている。また、変換係数はインク紙9を
構成している色ごとに設定されている。
【0019】上記処理によって算出された変換通電時間
データDTTsにより、中間調制御部3はサーマルヘッ
ド7にストローブ信号を送り、記録が行われる。
【0020】以上のように、通電データ格納部501に
は基準通電時間データと変換係数のみを記憶するだけで
良く、データ容量を低減することができる。また、全て
の階調について通電時間データを設定するので、画質劣
化がない。
【0021】図4は、本発明による熱転写記録装置の第
2の実施例を示すブロック図であって、402はシステ
ムコントローラ、502は通電データ格納部、13は記
録速度切替部、141はドラムモータ制御部である。こ
こで記録速度とは1ライン当りの記録時間で示すもので
ある。その他、図1に示す実施例と同様の部材には同一
番号を付してある。
【0022】図5は、図4に示す実施例におけるストロ
ーブ信号図である。図5(a)は基準記録速度、図5
(b)は基準記録速度よりも遅い、即ち、1ライン当り
の記録時間が長い場合、図5(c)は基準記録速度より
も早い、即ち、1ライン当りの記録時間が短い場合のス
トローブ信号を示している。また、Hレベルは非通電、
Lレベルは通電である。ここで、基準記録速度よりも遅
くする場合は、例えば、高濃度を得るために設定するも
のである。基準記録速度よりも早くする場合は、例え
ば、試し打ちするために設定するものである。一般に同
じ通電時間データで記録する場合、記録速度を遅く、即
ち、1ライン当りの記録時間を長くすると、1ライン当
りの記録時間から通電時間を引いたサーマルヘッド7へ
の非通電時間(以下、冷却時間と記す)が長くなり、サ
ーマルヘッド7が必要以上に冷却され温度が低下してし
まい、全階調にわたって濃度が低くなってしまう。逆に
記録速度を早く、即ち、1ライン当りの記録時間を短く
すると、冷却時間が短くなり、サーマルヘッド7が十分
に冷却されず温度が上昇してしまい、全階調にわたって
濃度が高くなり、さらに高濃度域では表面が荒れて、光
沢がなくなってしまう。以下、2種類以上の記録速度の
中から1種類を選択して記録する動作について説明す
る。
【0023】画像メモリ2には記録前に画像源1から取
り込まれた画像データが書き込まれている。記録命令が
出されるとシステムコントローラ402は記録速度切替
部13から記録速度の情報を入力する。1色目の記録前
に、システムコントローラ402はサーマルヘッド7の
裏面に取り付けられたサーミスタ8からの温度情報をA
/D部6でディジタルデータに変換したのち入力する。
サーマルヘッド7の温度に応じてシステムコントローラ
402は、まず通電データ格納部502から基準記録速
度における基準濃度特性を記録するためのサーマルヘッ
ド7への基準通電時間データを受け取り、次に記録速度
切替部13で選択された記録速度が基準記録速度以外の
場合、通電データ格納部502から記録速度切替部13
で選択された記録速度で基準濃度特性を実現するための
変換係数を受け取る。さらにシステムコントローラ40
2では基準通電時間データに変換係数を乗算し、選択さ
れた記録速度で基準濃度特性を実現するための変換通電
時間データを算出する。システムコントローラ402
は、記録速度切替部13からの記録速度の情報に応じ
て、ドラムモータ制御部141にドラム11の回転速度
制御信号を出す。ドラムモータ制御部141は前記回転
速度制御信号にもとづいて記録速度切替部13で選択さ
れた記録速度になるようにドラム11を回転,制御す
る。中間調制御部3は画像メモリ2から画像データを読
みだすと同時に、システムコントローラ402から前記
算出された変換通電時間データを受け取り、サーマルヘ
ッド7にこの変換通電時間に応じた時間幅のストローブ
信号を送る。サーマルヘッド7は入力されたストローブ
信号の時間幅だけ発熱体に電流を流し、これに応じて発
熱体が発熱し、記録が行われる。次に、記録速度切替部
13で選択された記録速度で、基準濃度特性を実現する
ための変換通電時間データの算出について説明する。
【0024】基準記録速度での基準濃度特性を実現する
ための基準通電時間データDTsは図1に示す第1の実
施例で説明したように(数1)式で求められる。次に記
録速度切替部13で選択された記録速度で基準濃度特性
を実現するための変換通電時間データの算出について説
明する。
【0025】(数1)式で基準通電時間データが算出さ
れると、システムコントローラ402では記録速度切替
部13で選択された記録速度情報に従って、通電データ
格納部502から変換係数FBを読みだし、(数4)式
により選択された記録速度で基準濃度特性を実現するた
めの変換通電時間データDTTsを算出する。
【0026】
【数4】DTTs=DTs×FB なお、変換係数FBは、ある特定温度において、選択さ
れた記録速度で基準濃度特性を実現するようにあらかじ
め設定された変更データと、基準記録速度で基準濃度特
性を実現するようにあらかじめ設定された基準データと
の比、即ち、
【0027】
【数5】FB=変更データ/基準データ により求められている。例えば、図5(b)に示すよう
に基準記録速度より遅い場合、通電時間データを基準通
電時間データより長くしなければならないので、変換係
数FBは1以上になる。逆に図5(c)に示すように基
準記録速度より早い場合、通電時間データを基準通電時
間データより短くしなければならないので、変換係数F
Bは1以下になる。
【0028】上記処理によって全ての階調について算出
された変換通電時間データDTTsにより、中間調制御
部3はサーマルヘッド7にストローブ信号を送り、記録
が行われる。
【0029】以上のように、通電データ格納部502に
は基準通電時間データと変換係数のみを記憶するだけで
良く、データ容量を低減することができ、記録速度を変
えても画質を劣化させることなく、同一の濃度特性を得
ることができる。
【0030】図6は、本発明による熱転写記録装置の第
3の実施例を示すブロック図であって、403はシステ
ムコントローラ、503は通電データ格納部、15は記
録密度切替部、142はドラムモータ制御部である。こ
こで記録密度とは単位長さ当りのライン数で示すもの
で、ビデオ信号を高精細に記録するために、例えば、サ
ーマルヘッド7の発熱体の密度より密に設定したもの、
ディジタルデータを記録するために、例えば、サーマル
ヘッド7の発熱体の密度と同じに設定したものである。
その他、図1に示す実施例と同様の部材には同一番号を
付してある。以下、2種類以上の記録密度の中から1種
類を選択して記録する動作について説明する。
【0031】画像メモリ2には記録前に画像源1から取
り込まれた画像データが書き込まれている。記録命令が
出されるとシステムコントローラ403は記録密度切替
部15から記録密度の情報を入力する。1色目の記録前
に、システムコントローラ403はサーマルヘッド7の
裏面に取り付けられたサーミスタ8からの温度情報をA
/D部6でディジタルデータに変換したのち入力する。
サーマルヘッド7の温度に応じてシステムコントローラ
403は、まず通電データ格納部503から基準記録密
度における基準濃度特性を記録するためのサーマルヘッ
ド7への基準通電時間データを受け取り、次に記録密度
切替部15で選択された記録密度が基準記録密度以外の
場合、通電データ格納部503から記録密度切替部15
で選択された記録密度で基準濃度特性を実現するための
変換係数を受け取る。さらにシステムコントローラ40
3では基準通電時間データに変換係数を乗算し、選択さ
れた記録密度で基準濃度特性を実現するための変換通電
時間データを算出する。システムコントローラ403
は、記録密度切替部15からの記録密度情報に応じて、
ドラムモータ制御部142にドラム11の回転量制御信
号を出す。ドラムモータ制御部142は、前記回転量制
御信号にもとづいて記録密度切替部15で選択された記
録密度になるようにドラム11の回転量を制御する。中
間調制御部3は画像メモリ2から画像データを読みだす
と同時に、システムコントローラ403から前記算出さ
れた通電時間データを受け取り、サーマルヘッド7にこ
の変換通電時間に応じた時間幅のストローブ信号を送
る。サーマルヘッド7は入力されたストローブ信号の時
間幅だけ発熱体に電流を流し、これに応じて発熱体が発
熱し、記録が行われる。次に、記録密度切替部15で選
択された記録密度で基準濃度特性を実現するための変換
通電時間データの算出について説明する。
【0032】基準記録密度での基準濃度特性を実現する
ための基準通電時間データDTsは図1に示す第1の実
施例で説明したように(数1)式で求められる。次に記
録密度切替部15で選択された記録密度で基準濃度特性
を実現するための変換通電時間データの算出について説
明する。
【0033】(数1)式で基準通電時間データが算出さ
れると、システムコントローラ403では記録速度切替
部15で選択された記録密度情報に従って、通電データ
格納部503から変換係数FCを読みだし、(数6)式
により選択された記録密度で基準濃度特性を実現するた
めの変換通電時間データDTTsを算出する。
【0034】
【数6】DTTs=DTs×FC なお、変換係数FCは、ある特定温度において、選択さ
れた記録密度で基準濃度特性を実現するようにあらかじ
め設定された変更データと、基準記録密度で基準濃度特
性を実現するようにあらかじめ設定された基準データと
の比、即ち、
【0035】
【数7】FC=変更データ/基準データ により求められている。例えば、基準記録密度よりも密
に記録する場合は、濃度が高くなるため通電時間データ
を基準通電時間データより短くする必要があるので、変
換係数FCは1以下になる。逆に、基準記録密度よりも
粗に記録する場合は、濃度が低くなるため通電時間デー
タを基準通電時間データより長くする必要があるので、
変換係数FCは1以上になる。
【0036】上記処理によって全ての階調について算出
された変換通電時間データDTTsにより、中間調制御
部3はサーマルヘッド7にストローブ信号を送り、記録
が行われる。
【0037】以上のように、通電データ格納部503に
は基準通電時間データと変換係数のみを記憶するだけで
良く、データ容量を低減することができ、記録密度を変
えても画質を劣化させることなく、同一の濃度特性を得
ることができる。
【0038】図7は、本発明による熱転写記録装置の第
4の実施例を示すブロック図であって、404はシステ
ムコントローラ、504は通電データ格納部、16はメ
ディア判別部である。その他、図1に示す実施例と同様
の部材には同一番号を付してある。
【0039】図8は、図7に示す実施例で使用するメデ
ィアの濃度特性図で、基準メディアの他にメディアAと
Bがあり、縦軸は濃度、横軸は通電時間である。図8に
示すように、同じ通電時間で記録してもメディアの違い
により濃度特性も異なっている。ここで設定するメディ
アは、例えば、高濃度を出すもの、色再現が良好なもの
である。以下、2種類以上のメディアの中から1種類を
選択して記録する動作について説明する。
【0040】画像メモリ2には記録前に画像源1から取
り込まれた画像データが書き込まれている。記録命令が
出されるとシステムコントローラ404はメディア判別
部16から記録に使用するメディアの種類の情報を入力
する。1色目の記録前に、システムコントローラ404
はサーマルヘッド7の裏面に取り付けられたサーミスタ
8からの温度情報をA/D部6でディジタルデータに変
換したのち入力する。サーマルヘッド7の温度に応じて
システムコントローラ404は、まず通電データ格納部
504から基準メディア使用時における基準濃度特性を
記録するためのサーマルヘッド7への基準通電時間デー
タを受け取り、次にメディア判別部16で選択されたメ
ディアが基準メディア以外の場合、通電データ格納部5
04からメディア判別部16で選択されたメディアで基
準濃度特性を実現するための変換係数を受け取る。さら
にシステムコントローラ404では基準通電時間データ
に変換係数を乗算し、選択されたメディアで基準濃度特
性を実現するための変換通電時間データを算出する。中
間調制御部3は画像メモリ2から画像データを読みだす
と同時に、システムコントローラ404から前記算出さ
れた通電時間データを受け取り、サーマルヘッド7にこ
の変換通電時間に応じた時間幅のストローブ信号を送
る。サーマルヘッド7は入力されたストローブ信号の時
間幅だけ発熱体に電流を流し、これに応じて発熱体が発
熱する。次に、メディア判別部16で選択されたメディ
アで、基準濃度特性を実現するための変換通電時間デー
タの算出について説明する。
【0041】基準メディアでの基準濃度特性を実現する
ための基準通電時間データDTsは図1に示す第1の実
施例で説明したように(数1)式で求められる。次にメ
ディア判別部16で選択されたメディアで基準濃度特性
を実現するための変換通電時間データの算出について説
明する。
【0042】(数1)式で基準通電時間データが算出さ
れると、システムコントローラ404ではメディア判別
部16で選択されたメディア情報に従って、通電データ
格納部504から変換係数FDを読みだし、(数8)式
により選択されたメディアで基準濃度特性を実現するた
めの変換通電時間データDTTsを算出する。
【0043】
【数8】DTTs=DTs×FD なお、変換係数FDは、ある特定温度において、選択さ
れたメディアで基準濃度特性を実現するようにあらかじ
め設定された変更データと、基準メディアで基準濃度特
性を実現するようにあらかじめ設定された基準データと
の比、即ち、
【0044】
【数9】FD=変更データ/基準データ により求められている。
【0045】上記処理によって全ての階調について算出
された変換通電時間データDTTsにより、中間調制御
部3はサーマルヘッド7にストローブ信号を送り、記録
が行われる。
【0046】以上のように、通電データ格納部504に
は基準通電時間データと変換係数のみを記憶するだけで
良く、データ容量を低減することができ、メディアを変
えても画質を劣化させることなく、同一の濃度特性を得
ることができる。また、本実施例では同一の濃度特性を
実現する場合について説明したが、選択するメディアの
持つ特性を活かした濃度特性を実現するような変換係数
を設定することにより違った濃度特性も実現できる。さ
らに、図1,図4,図6に示す各実施例の変換係数を複
数組合せることにより、記録条件を複数変えることもで
きる。
【0047】図9は、本発明による熱転写記録装置の第
5の実施例を示すブロック図であって、405はシステ
ムコントローラ、505は通電データ格納部、20はデ
ータ読み込み部である。その他、図1に示す実施例と同
様の部材には同一番号を付してある。以下、データ読み
込み部20から読み込まれたデータにもとづく記録動作
について説明する。
【0048】画像メモリ2には記録前に画像源1から取
り込まれた画像データが書き込まれている。記録命令が
出されると、1色目の記録前に、システムコントローラ
405はサーマルヘッド7の裏面に取り付けられたサー
ミスタ8からの温度情報をA/D部6でディジタルデー
タに変換したのち入力する。サーマルヘッド7の温度に
応じてシステムコントローラ405は、まず通電データ
格納部505から基準記録条件における基準濃度特性を
記録するためのサーマルヘッド7への基準通電時間デー
タを受け取り、次にデータ読み込み部20から外部から
設定する濃度特性を実現するための変換係数データを受
け取る。さらにシステムコントローラ405では基準通
電時間データに変換係数データを乗算し、変換通電時間
データを算出する。中間調制御部3は画像メモリ2から
画像データを読みだすと同時に、システムコントローラ
405から前記算出された変換通電時間データを受け取
り、サーマルヘッド7にこの通電時間に応じた時間幅の
ストローブ信号を送る。サーマルヘッド7は入力された
ストローブ信号の時間幅だけ発熱体に電流を流し、これ
に応じて発熱体が発熱し、外部から設定した濃度特性で
記録が行われる。次に、変換通電時間データの算出につ
いて説明する。
【0049】基準記録条件での基準濃度特性を実現する
ための基準通電時間データDTsは図1に示す第1の実
施例で説明したように(数1)式で求められる。次にデ
ータ読み込み部20から読みだされるデータで設定され
る濃度特性を実現するための変換通電時間データの算出
について説明する。
【0050】(数1)式で基準通電時間データが算出さ
れると、システムコントローラ405ではデータ読み込
み部20から変換係数FEを読みだし、(数10)式に
より外部から設定する任意の濃度特性を実現するための
変換通電時間データDTTsを算出する。
【0051】
【数10】DTTs=DTs×FE なお、変換係数FEは、ある特定温度において、任意に
設定した濃度特性を実現するようにあらかじめ設定され
た変更データと、基準記録条件で基準濃度特性を実現す
るようにあらかじめ設定された基準データとの比、即
ち、
【0052】
【数11】FE=変更データ/基準データ により求められている。
【0053】上記処理によって全ての階調について算出
された変換通電時間データDTTsにより、中間調制御
部3はサーマルヘッド7にストローブ信号を送り、外部
から設定した任意の濃度特性で記録が行われる。
【0054】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
以下の効果がある。
【0055】基準とする記録条件での基準通電時間デー
タと、記録条件を変えた場合でも同一の濃度特性を実現
する通電時間データを算出するための変換係数のみを持
っていればよいので、必要なデータ量を低減することが
できる。また、記録条件を変えた場合でも全ての階調に
ついて通電時間データを算出し、記録するので、画質劣
化がない。さらに、記録条件の異なる変換係数を組み合
わせて算出するので、記録条件を複数組み合わせても所
望の濃度特性を得ることができる。
【0056】また、装置外から変換係数を読み込むよう
にしたので、装置内で設定している濃度特性以外に任意
の濃度特性を画質を劣化させることなく実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施例を示すブロック図で
ある。
【図2】濃度特性図である。
【図3】通電時間データ図である。
【図4】本発明による第2の実施例を示すブロック図で
ある。
【図5】ストローブ信号図である。
【図6】本発明による第3の実施例を示すブロック図で
ある。
【図7】本発明による第4の実施例を示すブロック図で
ある。
【図8】濃度特性図である。
【図9】本発明による第5の実施例を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
3…中間調制御部、401…システムコントローラ、5
01…通電データ格納部、7…サーマルヘッド、9…イ
ンク紙、10…記録紙、12…濃度特性切替部、13…
記録速度切替部、141…ドラムモータ制御部、15…
記録密度切替部、16…メディア判別部、20…データ
読み込み部。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録紙に重ねられた面順次に色材を有する
    インク紙に複数の発熱体を有するサーマルヘッドを当接
    し、通電によって前記サーマルヘッドの発熱体を発熱さ
    せ、通電時間に応じて前記発熱体から前記インク紙への
    印加熱量を変化させ、前記記録紙に色材を転写して階調
    記録を行う熱転写記録装置において、複数の濃度特性の
    中から記録時の濃度特性を選択する濃度特性切替手段を
    有し、基準濃度特性を実現するための前記サーマルヘッ
    ドへの基準通電時間データと、基準濃度特性以外の濃度
    特性を実現するための通電時間データを前記基準通電時
    間データから求めるための変換係数とを記憶手段に記憶
    させ、前記濃度特性切替手段で選択された濃度特性が基
    準濃度特性以外の場合、前記記憶手段から前記基準通電
    時間データと前記変換係数を読みだし、乗算して全ての
    階調について独立した通電時間データを算出することを
    特徴とする熱転写記録装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、基準記録速度とそれ以
    外に複数設定された記録速度の中から記録時の記録速度
    を選択、切替る記録速度切替手段を有し、基準記録速度
    での基準濃度特性を実現するための前記サーマルヘッド
    への基準通電時間データと、基準記録速度以外の記録速
    度で基準濃度特性と略同一の濃度特性を実現するための
    通電時間データを前記基準通電時間データから求めるた
    めの変換係数とを記憶手段に記憶させ、前記記録速度切
    替手段で選択された記録速度が基準記録速度以外の場
    合、前記記憶手段から前記基準通電時間データと前記変
    換係数を読みだし、乗算して全ての階調について独立し
    た通電時間データを算出することを特徴とする熱転写記
    録装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、基準記録密度とそれ以
    外に複数設定された記録密度の中から記録時の記録密度
    を選択、切替る記録密度切替手段を有し、基準記録密度
    での基準濃度特性を実現するための前記サーマルヘッド
    への基準通電時間データと、基準記録密度以外の記録密
    度で基準濃度特性と略同一の濃度特性を実現するための
    通電時間データを前記基準通電時間データから求めるた
    めの変換係数とを記憶手段に記憶させ、前記記録密度切
    替手段で選択された記録密度が基準記録密度の場合、前
    記記憶手段から前記基準通電時間データと前記変換係数
    を読みだし、乗算して全ての階調について独立した通電
    時間データを算出することを特徴とする熱転写記録装
    置。
  4. 【請求項4】請求項1において、基準メディアとそれ以
    外に複数設定されたメディアの中から記録時のメディア
    を選択、切替るメディア判別手段を有し、基準メディア
    での基準濃度特性を実現するための前記サーマルヘッド
    への基準通電時間データと、基準メディア以外のメディ
    アで基準濃度特性と略同一の濃度特性を実現するための
    通電時間データを前記基準通電時間データから求めるた
    めの変換係数とを記憶手段に記憶させ、前記メディア判
    別手段で選択されたメディアが基準メディア以外の場
    合、前記記憶手段から前記基準通電時間データと前記変
    換係数を読みだし、乗算して全ての階調について独立し
    た通電時間データを算出することを特徴とする熱転写記
    録装置。
  5. 【請求項5】請求項4において、基準メディアでの基準
    濃度特性を実現するための前記サーマルヘッドへの基準
    通電時間データと、基準メディア以外のメディアで任意
    の濃度特性を実現するための通電時間データを前記基準
    通電時間データから求めるための変換係数とを記憶手段
    に記憶させ、前記メディア判別手段で選択されたメディ
    アが基準メディア以外の場合、前記記憶手段から前記基
    準通電時間データと前記変換係数を読みだし、乗算して
    全ての階調について独立した通電時間データを算出する
    ことを特徴とする熱転写記録装置。
  6. 【請求項6】請求項1,2,3または4において、濃度
    特性,記録速度,記録密度,メディアの記録条件を複数
    組合せて変更する場合に、基準通電時間データに変更す
    る記録条件の変換係数を順次乗算して全ての階調につい
    て独立した通電時間データを算出することを特徴とする
    熱転写記録装置。
  7. 【請求項7】請求項1において、外部から前記サーマル
    ヘッドへの通電時間データもしくは変換係数を読み込む
    データ読み込み手段を設け、任意の濃度特性を設定でき
    るようにしたことを特徴とする熱転写記録装置。
JP7657693A 1993-04-02 1993-04-02 熱転写記録装置 Pending JPH06286194A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7657693A JPH06286194A (ja) 1993-04-02 1993-04-02 熱転写記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7657693A JPH06286194A (ja) 1993-04-02 1993-04-02 熱転写記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06286194A true JPH06286194A (ja) 1994-10-11

Family

ID=13609090

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7657693A Pending JPH06286194A (ja) 1993-04-02 1993-04-02 熱転写記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06286194A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4540991A (en) Thermal printing system
US5142302A (en) Thermal transfer video printer having improved temperature correction function of coloring density
JPS602385A (ja) 感熱記録装置
US6567111B2 (en) Image recording method and apparatus
JPH06286194A (ja) 熱転写記録装置
JPS6090779A (ja) カラ−画像記録装置
JP2928628B2 (ja) 感熱記録装置
JP2695008B2 (ja) 感熱記録装置
JP2895282B2 (ja) 熱転写記録装置
JPH0648848B2 (ja) 熱記録方法
JPH08118704A (ja) 熱記録装置
JPH02263680A (ja) インクカセットおよび熱転写プリンタ
JP2991561B2 (ja) 階調データ補正装置及びそれを具備した熱転写記録装置
JPH07214812A (ja) 熱転写記録装置
JPH0768808A (ja) 溶融型熱転写印刷装置
JPH0315565A (ja) 熱転写記録装置
JPH05305723A (ja) 熱転写式プリンタのサーマルヘッド
JP2944145B2 (ja) ビデオプリンタ
JPH04107161A (ja) 熱転写階調データ補正装置
JPH03290270A (ja) カラープリンタ
JP2642249B2 (ja) カラー感熱プリンタ
JPH0761019A (ja) 熱転写記録装置
JPH04193553A (ja) 熱転写記録装置
JPH08202382A (ja) 音声信号の再生装置
JP2000062234A (ja) 熱転写プリンタ