JPH06287366A - ポリプロピレン樹脂組成物 - Google Patents
ポリプロピレン樹脂組成物Info
- Publication number
- JPH06287366A JPH06287366A JP5077186A JP7718693A JPH06287366A JP H06287366 A JPH06287366 A JP H06287366A JP 5077186 A JP5077186 A JP 5077186A JP 7718693 A JP7718693 A JP 7718693A JP H06287366 A JPH06287366 A JP H06287366A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polypropylene resin
- resin
- recyclability
- polypropylene
- resin composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 ポリプロピレン樹脂に、フェノール樹脂やエ
ポキシ樹脂などのベンゼン核を含有する熱硬化性樹脂硬
化物の粉砕品を配合したポリプロピレン樹脂組成物。 【効果】 無機充填材の配合量の少ないポリプロピレン
樹脂組成物を得ることができ、ポリプロピレン樹脂のリ
サイクル性の向上及び性能の向上をはかることができ
る。
ポキシ樹脂などのベンゼン核を含有する熱硬化性樹脂硬
化物の粉砕品を配合したポリプロピレン樹脂組成物。 【効果】 無機充填材の配合量の少ないポリプロピレン
樹脂組成物を得ることができ、ポリプロピレン樹脂のリ
サイクル性の向上及び性能の向上をはかることができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、強度、弾性率等の機械
的特性、耐熱性等に優れたポリプロピレン樹脂組成物に
関する。
的特性、耐熱性等に優れたポリプロピレン樹脂組成物に
関する。
【0002】
【従来の技術】ポリプロピレン樹脂はオレフィン系樹脂
のひとつであり、熱可塑性樹脂の中では硬度や弾性率等
の機械的性質、高周波における誘電特性や破壊電圧等の
電気特性、耐熱性及び耐薬品性に優れ、テレビやラジオ
の部品等の電気器具、食品や薬品等の包装用フィルム、
温泉用・工場温水用のパイプ、食品容器、衣服地や工業
用ロープ等の繊維製品等の広い用途に使用されている。
又最近は自動車のバンパー、エンジンルームの内装品、
インストルメントパネル等の大型部品にも使用されるよ
うになっており、ポリプロピレンのリサイクル性の優れ
た点をいかして今後ますます自動車用途等の使用量は増
加する傾向がある。
のひとつであり、熱可塑性樹脂の中では硬度や弾性率等
の機械的性質、高周波における誘電特性や破壊電圧等の
電気特性、耐熱性及び耐薬品性に優れ、テレビやラジオ
の部品等の電気器具、食品や薬品等の包装用フィルム、
温泉用・工場温水用のパイプ、食品容器、衣服地や工業
用ロープ等の繊維製品等の広い用途に使用されている。
又最近は自動車のバンパー、エンジンルームの内装品、
インストルメントパネル等の大型部品にも使用されるよ
うになっており、ポリプロピレンのリサイクル性の優れ
た点をいかして今後ますます自動車用途等の使用量は増
加する傾向がある。
【0003】ポリプロピレン製品の優れた特性は、その
樹脂自体によるものの他に添加剤を配合することにより
さらにその特性を高めることができる。添加剤としては
タルク、ケイソウ土、ガラス繊維、炭酸カルシウム、マ
イカ等の無機充填材であり、これらを加えることにより
機械特性、耐熱性等の特性が向上する。現在自動車のバ
ンパー等の成形品はそのリサイクル性の良いことが求め
られている。従来これらの用途には無機質充填材を多量
に入れることが必要で、その場合リサイクル性が低下す
る問題が生じていた。リサイクル性を向上させるために
は配合する無機質充填材の量を減少させ、なおかつ強度
を維持・向上する方法が求められている。
樹脂自体によるものの他に添加剤を配合することにより
さらにその特性を高めることができる。添加剤としては
タルク、ケイソウ土、ガラス繊維、炭酸カルシウム、マ
イカ等の無機充填材であり、これらを加えることにより
機械特性、耐熱性等の特性が向上する。現在自動車のバ
ンパー等の成形品はそのリサイクル性の良いことが求め
られている。従来これらの用途には無機質充填材を多量
に入れることが必要で、その場合リサイクル性が低下す
る問題が生じていた。リサイクル性を向上させるために
は配合する無機質充填材の量を減少させ、なおかつ強度
を維持・向上する方法が求められている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、このよう
な観点からポリプロピレン樹脂への無機質充填材の配合
量を減少し、なおかつ強度を向上する方法を種々検討し
た結果、良好な配合剤を見いだし、本発明を完成するに
至ったものである。
な観点からポリプロピレン樹脂への無機質充填材の配合
量を減少し、なおかつ強度を向上する方法を種々検討し
た結果、良好な配合剤を見いだし、本発明を完成するに
至ったものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ポリプロピレ
ン樹脂にベンゼン核を含有する熱硬化性樹脂硬化物の粉
砕品を配合してなるポリプロピレン樹脂組成物に関する
ものである。本発明における熱硬化性樹脂硬化物の粉砕
品は熱硬化性樹脂に種々の添加物を配合したものが主で
あり、非常に剛性の高いものであり、従来の無機充填材
に代わり使用することができ、性能的には無機充填材と
同等又はそれ以上である。ベンゼン核含有の熱硬化性樹
脂としては、フェノール及びアルキルフェノールを主骨
格とするフェノール樹脂や、ビスフェノール、あるいは
フェノール又はアルキルフェノールのノボラックを主骨
格とするエポキシ樹脂であり、その硬化物は剛性及び耐
熱性に優れている。樹脂硬化物は樹脂単独でもよいが、
他の成分としてシリカ、タルク、炭酸カルシウム、ガラ
ス繊維等の無機質充填材、あるいは木粉、くるみ粉等の
有機質充填材を含有し、緻密で均一な組成の硬化物が、
さらに剛性が向上することから、ポリプロピレン樹脂に
対して強度向上配合剤として極めて有効である。
ン樹脂にベンゼン核を含有する熱硬化性樹脂硬化物の粉
砕品を配合してなるポリプロピレン樹脂組成物に関する
ものである。本発明における熱硬化性樹脂硬化物の粉砕
品は熱硬化性樹脂に種々の添加物を配合したものが主で
あり、非常に剛性の高いものであり、従来の無機充填材
に代わり使用することができ、性能的には無機充填材と
同等又はそれ以上である。ベンゼン核含有の熱硬化性樹
脂としては、フェノール及びアルキルフェノールを主骨
格とするフェノール樹脂や、ビスフェノール、あるいは
フェノール又はアルキルフェノールのノボラックを主骨
格とするエポキシ樹脂であり、その硬化物は剛性及び耐
熱性に優れている。樹脂硬化物は樹脂単独でもよいが、
他の成分としてシリカ、タルク、炭酸カルシウム、ガラ
ス繊維等の無機質充填材、あるいは木粉、くるみ粉等の
有機質充填材を含有し、緻密で均一な組成の硬化物が、
さらに剛性が向上することから、ポリプロピレン樹脂に
対して強度向上配合剤として極めて有効である。
【0006】上記の熱硬化性樹脂と充填材の組成物はそ
のまま硬化して粉砕したものでもよいし、成形材料とし
て加熱・加圧して成形品を得る際に生じるスプルー、ラ
ンナー等を粉砕してもよい。上記の熱硬化性硬化物の粉
砕物をポリプロピレン樹脂に配合することにより無機充
填材の割合を減少してリサイクル性を向上させることが
でき、さらに性能向上をもたらすことができる。本発明
のポリプロピレン樹脂組成物は製品形状として成形品、
パイプ、シート等に適用でき、それぞれの用途におい
て、要求特性を満足するものである。熱硬化性樹脂硬化
物の配合量については特に規定するものではないが、ポ
リプロピレン100重量部に対し3〜70重量部程度が
剛性の向上効果が特に良好である。
のまま硬化して粉砕したものでもよいし、成形材料とし
て加熱・加圧して成形品を得る際に生じるスプルー、ラ
ンナー等を粉砕してもよい。上記の熱硬化性硬化物の粉
砕物をポリプロピレン樹脂に配合することにより無機充
填材の割合を減少してリサイクル性を向上させることが
でき、さらに性能向上をもたらすことができる。本発明
のポリプロピレン樹脂組成物は製品形状として成形品、
パイプ、シート等に適用でき、それぞれの用途におい
て、要求特性を満足するものである。熱硬化性樹脂硬化
物の配合量については特に規定するものではないが、ポ
リプロピレン100重量部に対し3〜70重量部程度が
剛性の向上効果が特に良好である。
【0007】
≪実施例≫フェノール樹脂成形材料(ガラス繊維30
%、タルク20%を含有)の成形時に発生するスプル
ー、ランナーを粉砕し、平均粒径40μmの粉砕品を得
た。次いでポリプロピレン60重量部、上記粉末40重
量部を加熱混合し均一組成となし、厚さ3mmのシート
を作成した。 ≪比較例≫ポリプロピレン60重量部、タルク40重量
部を加熱混合し均一組成となし、厚さ3mmのシートを
作成した。これらのシートについて強度試験を行った。
結果は下記の通りである。
%、タルク20%を含有)の成形時に発生するスプル
ー、ランナーを粉砕し、平均粒径40μmの粉砕品を得
た。次いでポリプロピレン60重量部、上記粉末40重
量部を加熱混合し均一組成となし、厚さ3mmのシート
を作成した。 ≪比較例≫ポリプロピレン60重量部、タルク40重量
部を加熱混合し均一組成となし、厚さ3mmのシートを
作成した。これらのシートについて強度試験を行った。
結果は下記の通りである。
【0008】 測定方法は、JIS K 7203による。
【0009】上記の通り本発明のポリプロピレン樹脂組
成物は良好な特性を示している。即ち、添加する無機充
填材の量は半分でありながら、性能は向上していること
がわかる。
成物は良好な特性を示している。即ち、添加する無機充
填材の量は半分でありながら、性能は向上していること
がわかる。
【0010】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のポリプロピレン樹脂組成物はベンゼン核を含有する熱
硬化性樹脂硬化物の粉砕物を配合しているので、無機充
填材の配合量の少ないポリプロピレン樹脂組成物を得る
ことができ、ポリプロピレン樹脂のリサイクル性の向上
及び性能の向上をはかることができる。
のポリプロピレン樹脂組成物はベンゼン核を含有する熱
硬化性樹脂硬化物の粉砕物を配合しているので、無機充
填材の配合量の少ないポリプロピレン樹脂組成物を得る
ことができ、ポリプロピレン樹脂のリサイクル性の向上
及び性能の向上をはかることができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 ポリプロピレン樹脂にベンゼン核を含有
する熱硬化性樹脂硬化物の粉砕品を配合してなるポリプ
ロピレン樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5077186A JPH06287366A (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-02 | ポリプロピレン樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5077186A JPH06287366A (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-02 | ポリプロピレン樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06287366A true JPH06287366A (ja) | 1994-10-11 |
Family
ID=13626791
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5077186A Pending JPH06287366A (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-02 | ポリプロピレン樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06287366A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105837948A (zh) * | 2016-06-21 | 2016-08-10 | 惠安县威科电子科技有限公司 | 一种利用废旧聚丙烯材料制备的汽车内部装饰板材 |
| WO2026071311A1 (ko) * | 2024-09-30 | 2026-04-02 | 한국기술교육대학교 산학협력단 | 폴리프로필렌 복합체, 그 제조방법 및 이를 이용하여 제조한 자동차 부품 |
-
1993
- 1993-04-02 JP JP5077186A patent/JPH06287366A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105837948A (zh) * | 2016-06-21 | 2016-08-10 | 惠安县威科电子科技有限公司 | 一种利用废旧聚丙烯材料制备的汽车内部装饰板材 |
| CN105837948B (zh) * | 2016-06-21 | 2018-02-06 | 惠安集睿信息科技有限公司 | 一种利用废旧聚丙烯材料制备的汽车内部装饰板材 |
| WO2026071311A1 (ko) * | 2024-09-30 | 2026-04-02 | 한국기술교육대학교 산학협력단 | 폴리프로필렌 복합체, 그 제조방법 및 이를 이용하여 제조한 자동차 부품 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |