JPH0629049B2 - 横型製袋充填包装機のシール体駆動制御装置 - Google Patents

横型製袋充填包装機のシール体駆動制御装置

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JPH0629049B2
JPH0629049B2 JP63335157A JP33515788A JPH0629049B2 JP H0629049 B2 JPH0629049 B2 JP H0629049B2 JP 63335157 A JP63335157 A JP 63335157A JP 33515788 A JP33515788 A JP 33515788A JP H0629049 B2 JPH0629049 B2 JP H0629049B2
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B9/00Enclosing successive articles, or quantities of material, e.g. liquids or semiliquids, in flat, folded, or tubular webs of flexible sheet material; Subdividing filled flexible tubes to form packages
    • B65B9/06Enclosing successive articles, or quantities of material, in a longitudinally-folded web, or in a web folded into a tube about the articles or quantities of material placed upon it
    • B65B9/067Enclosing successive articles, or quantities of material, in a longitudinally-folded web, or in a web folded into a tube about the articles or quantities of material placed upon it the web advancing continuously

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、筒状成形された内部に被包装物を充填した
フィルムを給送しつつ、その給送経路を挟んで対向配置
した1対のシール体により該フィルムにエンドシールを
施す横型製袋充填包装機において、前記シール体の駆動
を制御することにより実包装長を短く設定可能として、
該フィルムを被包装物に対しタイトに包装し得るように
したシール体駆動制御装置に関するものである。
従来技術 筒状に成形した包材フィルム中に各種の被包装物を順次
充填し、該フィルムの長手方向の両端縁重合部に縦シー
ルを施すと共に、充填された被包装物を挟む前後で横方
向のシール並びに切断を施して、ピロー状の包装体を多
数製造する包装機が広く普及している。前記横方向のシ
ール(以下「エンドシール」という)を施す手段は、一
般にフィルム給送経路を挟んで対向配置した1対のシー
ル体(切断用のナイフを備える)で構成される。
水平方向に被包装物の供給が行なわれる横型製袋充填包
装機では、フィルムは連続的に給送されるので、1対の
シール体がフィルムに当接してシール並びに切断を施す
際に、該シール体の速度をフィルム給送速度に同期させ
る必要がある。このため横型製袋充填包装機に一般に採
用される回転式エンドシール機構では、1対のシール体
の回転に不等速運動を与え、シール・切断時における該
シール体の回転周速をフィルム給送速度に同期させるよ
うにしてある。また、一般にボックスモーション方式と
称するエンドシール機構でも、シール・切断時に該シー
ル体を水平移動させると共に、その移動速度をフィルム
給送速度に同期させ、シール後は再び上昇離間してから
下降し、再び水平移動に移る構成が採用されている。
発明が解決しようとする課題 従来の横型製袋充填包装機では、横シールを施すための
シール体は、機械的な伝動系を介して駆動されるように
なっている。すなわち該シール体の回転速度も機械的に
調節されるが、その速度可変範囲は極めて限定され、大
きく変化させることはできない、従って機械的伝動系で
は、第6図に示す如く、供給現在位置Q1に対するシール
体角度Q3に関するタイミングテーブルを基に駆動されて
いる。このため被包装物の高さが大きい場合は、第4図
(b)に示すように、シール体40,40が被包装物10
(並びにフィルム)と干渉してしまうことがある。
また、被包装物に施される実包装長を短く設定してフィ
ルムをタイトに密着させた包装とすることは、仕上り状
態を良好にみせ、しかもフィルム包装長が短くなるので
経済的である。しかし前述の如く被包装物の高さが大き
い場合は、シール・切断時にシール体の先端が、先行す
る被包装物の後端部または後行する被包装物の前端部に
接触干渉し、前記の如きタイトな包装を施し得ない欠点
が指摘される。
発明の目的 この発明は、前述した離点を好適に解決するべく提案さ
れたものであって、被包装物にシール体が干渉すること
がなく、また実包装長を短くなし得るシール体駆動制御
装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 前記課題を克服し、所期の目的を達成するため本発明に
係るシール体駆動制御装置は、フィルムのカットピッ
チ、その他包装機を作動させるに必要な各種データを入
力する入力手段と、原反ロールから引き出したフィルム
を、前記入力手段で入力されたカットピッチおよび現在
の包装能力から求められるフィルム供給速度に従って連
続給送するフィルム繰り出し手段と、前記フィルム繰り
出し手段で連続給送され、筒状に成形されたフィルム中
に所定間隔で被包装物を供給する製品供給手段と、前記
筒状フィルムの給送路を挟んで対向配置され、該フィル
ムに供給された各被包装物の前後で、該フィルムにその
給送方向と交差する方向にエンドシールを施す一対のシ
ール体を備えたエンドシール機構と、前記シール体を所
定の回転速度で駆動するモータとからなる横型製袋充填
包装機において、 前記包装機の各作動機構を同期運転させる基準タイミン
グ信号を発生する基準タイミング信号発生手段と、 前記シール体が噛合った位置から略45〜90°未満で
の所定角度値に関するデータとして設定される変曲点を
記憶する記憶手段と、 前記シール体の噛合位置からその前後に亘る前記変曲点
までの角度範囲に関して、該シール体が噛合して筒状フ
ィルムをシールする際のフィルム移動速度と該シール体
の横方向移動速度とが同一値となるような、前記基準タ
イミング信号に対する該シール体の回転位置を設定する
第1タイミング曲線と、前記シール体の1回転における
残りの角度範囲に関し、現在の包装能力に応じて前記第
1のタイミング曲線により該シール体が1回転するよう
タイミング設定するべく、前記基準タイミング信号に対
する該シール体の回転位置を設定する第2のタイミング
曲線とを演算する演算手段と、 前記演算手段により演算された第1および第2のタイミ
ング曲線に応じて、前記基準タイミング信号発生手段か
らの基準タイミング信号に対して前記シール体の回転位
置信号を発生し、これにより前記シール体駆動用モータ
を回転制御する不等速回転制御手段とから構成したこと
を特徴としている。
実施例 次に、本発明に係るシール体駆動制御装置につき、好適
な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明す
る。第2図は、本発明の一実施例に係る横型製袋充填装
機を斜視状態で示す概略図である。この包装機は、被包
装物10を1個当てづつ供給するコンベヤ12の駆動を
担当するモータAと、フィルム16を繰出すロール3
2,32の駆動を担当するサーボモータBと、エンドシ
ール機構20の駆動を担当するサーボモータCと、前記
コンベヤ12に所定間隔で設けたアタッチメント14で
下流に送出される各被包装物10の送出し位置を監視し
て供給原点信号を発生すると共に、該被包装物10の現
在位置を検出し、包装機の各作動機構を同期運転させる
基準タイミング信号を発生するロータリーエンコーダの
如き基準タイミング信号発生手段S1とを備えている。
また、第1図に示す如く、基準タイミング信号発生手段
S1から発される各被包装物10の送出し位置に関する供
給現在位置信号その他フィルムのカットピッチ等の各種
データの入力を受けて、これを演算する制御回路22が
設けられている。この制御回路22で演算された制御信
号により、フィルム16の繰出し用サーボモータBの作
動およびエンドシール機構20の駆動用サーボモータC
の作動が夫々制御される。
前記コンベヤ12は、無端チェン24に所定ピッチで設
けた位置決め用アタッチメント14を備え、各アタッチ
メント14により被包装物10を1個当てづつ所定間隔
で押送して、下流側に位置する製袋器26に連続的に供
給する。このコンベヤ12は、図示の駆動軸28に設け
たチェン動力伝達機構を介してモータAにより駆動され
る。このモータAは、例えば交流誘動電動機であって、
第1図に示すインバータ等の可変速制御装置30による
可変速制御がなされる。
前記駆動軸28には、先に述べた基準タイミング信号発
生手段S1が配設され、供給コンベヤ12に設けた前記ア
タッチメント14の位置、すなわち被包装物10を下流
の製袋器26に送込む位置を常に監視している。この基
準タイミング信号発生手段S1からの被包装物10の送込
み位置に関する供給現在位置信号は、後述の制御回路2
2に入力される。
原反ロール(図示せず)から引出されたフィルム16
は、1対の繰出しロール32,32により挟圧され、供
給コンベヤ12の下流側に配設した製袋器26に向け繰
出される。そして、この製袋器26を経て筒状の袋体1
6aに成形されたフィルム16は、その長手方向におけ
る端縁部の重合面を1対の送りロール34,34により
挟圧されて下流側に給送されると共に、1対のシール用
ロール36,36によりセンターシールが施される。な
お前記1対の繰出しロール32,32は、図示のタイミ
ングベルトおよびプーリからなる動力伝達系を介して、
サーボモータBにより駆動される。
このサーボモータBからは、駆動軸38を介して更に動
力が分岐され、前記各1対の送りロール34,34およ
びシール用ロール36,36を同期的に駆動し得るよう
になっている。前記サーボモータBの回転数は、ロータ
リーエンコーダRE1により常時検出され、その回転数を
制御回路22にフィードバックすることにより該サーボ
モータBのサーボ制御がなされる。なお、フィルム16
における長手方向の端縁部には、一定間隔でレジマーク
が印刷されており(図示せず)、このレジマークは第2
図に示す光電素子からなるセンサS2により読取り検出さ
れる。
またエンドシール機構20のシール体40,40は、ベ
ルト伝動系を介してサーボモータCにより回転駆動さ
れ、筒状フィルム16aに供給されている被包装物10
の間において横シール切断が行なわれる。また、該サー
ボモータCも、ロータリーエンコーダRE2によりその回
転をサーボ制御される。このシール体40,40として
は、図示例の回転式シール機構以外に、筒状フィルム1
6aの給送方向に沿って同期的に水平移動し、シール・
切断を施した後に弧を描いて上昇並びに下降して水平移
動する型式のシール機構も好適に使用可能である。
なおシール体40,40の回転と関連する回転系中に、
該シール体40,40の噛合時に原点位置を発生するた
めのエンドシール原点センサS3が設けられている。そし
て該原点センサS3により検出されるエンドシールの原点
信号を基準として、前記光電センサS2の検出面を筒状フ
ィルム16aのレジマークが早く通過したときは、その
値を検出して制御回路22を介してサーボモータBに減
速指令を出し、反対にレジマークが光電センサS2を遅く
通過した場合は、その値を検出してサーボモータBに増
速指令を出して、印刷模様合せを行なうようになってい
る。
第1図に示す制御回路22は中央処理ユニット(CP
U)を内蔵し、この中央処理ユニットは、機能的に入力
データの演算処理を行なう演算部42と、モータA,サ
ーボモータBおよびサーボモータCの制御を行なうモー
タ制御部44と、制御データを格納するレジスタ部56
とを備えている。操作盤54は、各種データを入力する
キー、包装機の起動・停止を指令するボタン、速度設定
ボリューム等を有し、キー入力されたデータは操作盤イ
ンターフェンス58を介してレジスタ部56に記憶され
る。
操作盤54にて入力されるデータは、数10品目の品種
名および各品種に対する包装データが本体内蔵のメモリ
に登録可能で、これら仕様に変更があった都度、フィル
ム16の1袋分の包装切断長により定まるカットピッ
チ、被包装物10の高さ寸法、ヒータ温度の設定値の如
き数値データ等が前記キー等の操作部材により入力され
る。また、アタッチメント14の位置を監視する基準
タイミング信号発生手段S1からの供給現在位置信号、
フィルム16に付したレジマークを読取り検出する光電
センサS2からのレジマーク信号およびシール体40,
40の噛合位置を検出するエンドシール原点センサS3
らの原点信号は、何れもセンサ入力インターフェース6
0を介し、デジタル入力としてレジスタ部56に取り込
まれる。
前記モータAは、インバータに代表される可変速制御装
置30による可変速制御がなされるものであって、この
可変速制御装置30には、前述した速度設定ボリューム
からのモータAに対する速度指令が直接与えられる。ま
た、フィルム16の繰出しを行なう前記サーボモータB
は、サーボアンプ48により、更に筒状フィルム16a
にエンドシールを施す前記サーボモータCは、サーボア
ンプ50により夫々サーボ制御が与えられるようになっ
ている。
更に、前述の基準タイミング信号発生手段S1からの供給
現在位置信号は、モータ制御部44におけるサーボ制御
部46に入力されて、前記サーボモータBおよびサーボ
モータCにアタッチメント14の現在位置を教示してい
る。同様に、サーボモータBの回転数を検出するロータ
リーエンコーダRE1からの回転信号は、サーボ制御部4
6およびサーボアンプ48に入力されている。また、サ
ーボモータCの回転数を検出するロータリーエンコーダ
RE2からの回転信号も、サーボ制御部46およびサーボ
アンプ48に入力されている。
なお基本シーケンス制御部52は、諸種の入力条件を処
理して、可変速制御装置30にモータAの起動および停
止の信号を送るものであり、併せて異常検出を行なって
該可変速制御装置30の機能停止もなし得る。
また前記中央処理ユニット(CPU)は、フィルム16
のカットピッチや被包装物10の高さ等の入力データを
演算して、前記1対のシール体40,40の動作曲線と
シール体40,40の噛合タイミングとを求め得るよう
になっている。そして符号66で示す不等速回転制御部
は、前記中央処理ユニットからの指令を受けて、前記エ
ンドシール機構20におけるシール体40,40を駆動
するサーボモータCに所要の不等速回転を指令する。
(包装機の基本動作について) この横型製袋充填包装機の基本的な動作を先に説明する
と、稼働に先立ち、操作盤54に設けたキー等の操作部
材により、フィルム16のカットピッチ、被包装物10
の高さ寸法その他シール温度等の包装データを入力し、
これらのデータを、操作盤インターフェイス58を介し
てレジスタ部56に記憶させる。また速度設定ボリュー
ムによって、可変速制御装置30に速度指令を与え、モ
ータAの速度設定を行なうことにより包装能力が設定さ
れる。
同期セット運転の終了後、図示しない起動ボタンにより
装置を起動させると、前記モータA、サーボモータBお
よびサーボモータCが一斉に回転を開始する。モータA
により供給モンベヤ12が駆動され、該コンベヤに設け
た各アタッチメント14によって被包装物10が、1個
当てづつ押送されて来る。また、サーボ制御部46に基
準タイミング信号発生手段S1からの供給現在位置信号が
入力されて、被包装物10を押送しているアタッチメン
ト14の位置を教示している。更に、サーボモータBに
付設したロータリーエンコーダRE1からの回転信号は、
サーボ制御部46およびサーボアンプ48に入力され
る。またサーボモータCに付設したロータリーエンコー
ダRE2からの回転信号も、サーボ制御部46およびサー
ボアンプ48に入力される。
そして、前記レジスタ部56に記憶させたフィルム16
のカットピッチ、被包装物10の高さ寸法その他シール
温度等の包装データは、前記演算部42で演算処理され
て、制御部44に指令が出される。サーボ制御部46で
は、基準タイミング信号発生手段S1からの供給現在位置
信号によるアタッチメント14の位置データを基礎とし
て、サーボモータBおよびサーボモータCの回転を同期
制御している。従って、被包装物10が筒状フィルム1
6aに送り込まれるタイミングに応じて、サーボモータ
Bによるフィルム16の繰出しと、サーボモータCによ
るシール体40,40の不等速回転とが好適に行なわれ
る。なお、包装オーダの変更等に伴い、フィルム16の
カットピッチや被包装物10の高さ寸法、シール温度等
が変動した場合は、前記操作盤54でのキー等の操作部
材によるデータ変更のみで、迅速に対応可能である。
(実施例の動作展開) 次に、実施例に係るシール体駆動制御装置の動作展開に
つき以下説明する。この実施例によれば、1対のシール
体40,40が回転して相互に噛合する時点から所要範
囲内で、該シール体40,40が被包装物10と干渉し
ないよう被包装物供給タイミングに対するシール体の現
在位置が制御されると共に、シール体40,40の噛合
位置から前後45°の範囲内で、該シール体40,40
が噛合して筒状フィルム16aをシールする際のフィル
ムの移動速度とシール体回転時におけるシール体先端の
横方向移動速度とを同一速度にして両者の相対速度差を
零とし、筒状フィルム16aのエンドシール予定位置に
到来したシール体40,40の先端が、そのエンドシー
ル予定位置に対して横方向位置を変化させることなく移
行させることを内容としている。従って、第9図に示す
ように、筒状フィルム16aおよび被包装物10を停止
側として、シール体40,40の動きをシュミレートす
ると、これらシール体40,40の先端中央部は、筒状
フィルム16aのエンドシール予定位置における直交線
上を夫々下降および上昇して、噛合した後にその傾きを
反転させて移行して行く軌跡を辿ることとなる。
これに対して第10図は、先に第6図に示した従来のタ
イミングテーブルにより駆動されるシール体40,40
の移行軌跡をシュミレートしたものである。すなわち第
9図との対比からも明らかな如く、従来のものでは、エ
ンドシール時にこれらシール体40,40の先端中央部
は、筒状フィルム16aのエンドシール予定位置におけ
る直交線に対し、横方向への広がりを生じつつ夫々下降
および上昇する軌跡を辿っている。従って、実施例に係
る装置によれば、従来のものに対して距離X分だけタイ
トな包装が可能となる。
また、前記シール体40,40は、噛合位置の前後45
°の範囲内で、該シール体40,40の先端における横
方向移動速度が、該シール体40,40が噛合して筒状
フィルム16aをシールする際のフィルム移動速度と同
速となる制御が行なわれる結果として、シール体40,
40の噛合位置での回転周速も、筒状フィルム16aの
移動速度と一致する制御がなされるものである。
この制御を行なうのに必要なデータ、すなわちフィルム
16のカットピッチ、被包装物10の高さ、包装能力等
に関するデータは、予め操作盤54で入力設定がなされ
ると共に、その入力されたデータを基に、前記中央処理
ユニットにて演算処理がなされる。該中央処理ユニット
からの指令を受けた不等速回転制御部66は、前記エン
ドシール機構20におけるシール体駆動用のサーボモー
タCに対して、シール体40,40の噛合位置前後4
5°までの領域に関する回転制御指令と、それ以外の
領域で1袋包装するのに必要なシール体40,40の噛
合タイミングから求められる不等速回転制御指令とを与
える。
ここで、エンドシール機構20を駆動するサーボモータ
Cは、第5図に示す如く、供給現在位置Q1に対するシー
ル体角度Q3に関するタイミングテーブルに基づいて不等
速回転制御される。このタイミングテーブルは、シール
体40,40の噛合位置前後45°までの範囲内に関す
る対数曲線よりなる第1のタイミング曲線と、それ以外
の領域に関する平方根曲線よりなる第2のタイミング曲
線とにより求められる。なおここでは、図示例に係る回
転シール機構を想定するものとする。
このタイミングテーブルは、以下の関数計算式により求
められる。
Z:シール体の回転円周長に対するフィルムカットピッ
チの比率 G:シール体の平均周速度と噛合時周速の速度比に関す
る関数 P:フィルムカットピッチ H:製品高さ D:シール体回転直径 Q11:シール体45°の時の基準タイミング信号発生手
段S1の現在角度 f,′f:シール体回転角度に対する供給現在位置に関す
る関数 Q1:供給現在位置 F:供給現在位置に関するシール体の回転角度に関する
関数 Q3:供給現在位置に対するシール体の回転角度 W13:変曲点(シール体の噛合位置から45°の位置)
でのシール体周速度 これらの条件設定により、以下に示す如く、先ずシール
体40,40の噛合時におけるシール体先端の横方向移
動速度がフィルム16の移動速度に一致するよう、フィ
ルムカットピッチPおよび被包装物10の高さH等の条
件から、シール体40,40の回転円周長に対するフィ
ルムカットピッチの比率を演算する。
Z=G(P,H,D) 次に、変曲点での供給現在位置を演算する。
Q11=f(Z) 更に、シール体40,40の噛合位置から変曲点までに
おける該シール体40,40の先端の横方向移動速度
が、フィルム移動速度と同一速度になるよう第1タイミ
ング曲線を決定する。
Q3=F(Q1,Z) 最後に、シール体40,40の噛合位置から180°位
置で、供給現在位置の現在位置信号を発生する基準タイ
ミング信号発生手段S1が半回転した位置から変曲点まで
に至る第2のタイミング曲線を、以下の式で演算する。
Q3=f′(Q1,W13,Q11) 以上の演算式により、シール体40,40の噛合位置か
ら180°回転する位置までのタイミングテーブルが演
算される。そしてこれを対称に展開することによって、
シール体40,40の1回転に関するタイミングテーブ
ルが求められ、このタイミングテーブルを基にして、シ
ール体40,40の駆動用サーボモータCに対し所要の
不等速回転制御信号が与えられる。
なお本実施例では、シール体40,40の噛合時点から
45°を、予め設定された第1および第2のタイミング
曲線の変曲点とした。しかしシール体40,40が、そ
の1回転中で最も高速域の回転速度で制御される値は、
該変曲点を基準とするその前後の所要領域である。すな
わち第11図または第5図から理解される如く、シール
体噛合位置から45°のところで最高速度で回転され、
その値を基準として略40°から略90°に至る領域で
は、他の領域に対してシール体40,40がより高速に
回転制御されるものである。従って、高さの大きい被包
装物10であっても、これにシール体40,40の先端
が接触干渉することがなく、被包装物10の長さに対し
てタイトな包装が可能となる。
更に、本実施例における被包装物10の高さとの関係に
つき、従来例に係る第10図と本実施例に係る第9図と
を参照して詳述する。一般に包装機を使用するに際し、
エンドシール機構20を被包装物10が通過可能な許容
限界高さLに対し、略90%程度の被包装物10は、前
記高さLの略70%以内の高さを有するものが実用域と
して取り扱われている。そしてこれらの被包装物10
は、何れも第9図および第10図との対比から理解され
るように、変曲点を45°とした本実施例においても充
分なタイトな包装がなし得るものである。
また、この変曲点をシール体40,40の噛合位置から
略45°程度に設定することで、該シール体40,40
の駆動用サーボモータCに対して最も負荷のない制御曲
線とすることができ、通常の包装用の制御モータで充分
対応できるものである。勿論この変曲点は、前記駆動用
サーボモータCの負荷状況を考慮し、この制御に適した
充分なトルクを有するモータに置き換えること等によ
り、シール体40,40が回転する際に、横方向の移動
成分を備えた該シール体40,40の噛合位置から45
°〜90°未満の範囲内において設定可能である。
なお、タイト包装するためのカットピッチの選定に際し
ては、予め寸動運転等の低速回転により実際に被包装物
10を供給した状態で、該被包装物10の先端とシール
体40,40とが接触干渉しない最低限のフィルムカッ
トピッチを目視により決定した後、そのデータが包装機
に設定入力されて本実施例に係る制御運転がなされる。
また本実施例では、前記変曲点を被包装物の高さに関係
なく、シール体40,40の噛合位置前後45°から9
0°未満の範囲内の予め設定された値とすることで、被
包装物10の高さによってシール体駆動用モータCが所
定の可変速制御パターンを維持する制御がなされる。こ
れにより、どの高さの被包装物10に対しても、安定し
た高速運転が可能となり、被包装物10の高さに応じて
その最高包装回転数が制限されることがない。
更にまた本実施例では、被包装物10の長さに対してタ
イトな包装を行なうことを目的として、シール体40,
40の不等速回転制御がなされるものであり、該シール
体40,40が筒状フィルム16aに接触する時点での
シール体先端と筒状フィルム16aとのコスレ現象は考
慮にいれず、シール体駆動用モータCに最も負荷の掛か
らないような制御をすることに着眼されている。なおこ
のシール体先端と筒状フィルム16aとの速度差による
コスレ現象に関しては、従来の機械式伝達系による包装
機においても実施され、特に包装に悪影響を与えるよう
なことにはならず、充分許容され得る程度のことに過ぎ
ないものであることは云うまでもない。
本実施例では、エンドシール機構20のシール体40,
40として、回転式シール機構を採用したものにつき説
明したが、これ以外にシール切断に際して、シール体の
シール面が常に対向した状態で弧を描いて上昇並びに下
降し、所定長さ範囲でシール体がフィルムにシールを施
す、所謂ボックスモーション形式のシール機構も好適に
採用し得る。
第4図(a)に示すように、本発明によれば、被包装物1
0がエンドシール位置に入るタイミングにおいて、シー
ル体40,40が被包装物10と干渉しないよう回転中
のシール体40,40の現在位置が制御される。このと
き、前記一対のシール体40,40の先端における横方
向移動速度(第7図に矢印Aで示す)をフィルム10の
移動速度と一致させる制御がなされている。そして、シ
ール並びに切断の終了した状態では、第3図(a)に示す
如く、実包装長が短縮されタイトな包装がなされた包装
体が得られる。
発明の効果 以上に説明した如く、本発明に係るシール体駆動制御装
置によれば、従来の方式に対し、被包装物の高さが大き
いものであっても、筒状フィルムを横シールするに際
し、シール体先端が被包装物に接触干渉することがない
よう、被包装物の移送速度に対してシール体の回転速度
をより高速にするべくシール体駆動用モータを可変速制
御するように設定したので、被包装物の長さ方向に対し
てフィルムをタイトに密着させて包装し得るものであ
る。このために、使用フィルム量の節減ができて、ラン
ニングコストの低減に大きく寄与し、しかも包装体には
良好な外観が得られることになる。
また、前記変曲点をシール体の噛合位置前後45°およ
び90°未満において予め設定された値とすることによ
り、シール体駆動用モータが回転制御されるので、被包
装物の高さが異なる場合においても、包装能力の最高許
容限界値が変動することなく、常に一定の最高包装能力
を保持できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るシール体駆動制御装置を実施す
る制御系のブロック図、第2図は、本発明が好適に実施
される横型製袋充填包装機の概略斜視図、第3図(a)
は、本発明に係る装置により横シールを施した最終状態
での概略説明図、第3図(b)は、従来の装置により横シ
ールを施した最終状態での概略説明図、第4図(a)は、
本発明に係る装置により横シールを施す場合の概略説明
図、第4図(b)は、従来の装置により横シールを施す場
合の概略説明図、第5図は、エンドシール機構を駆動す
るモータの供給現在位置に対するシール体の回転角度を
表わすタイミングテーブル、第6図は、従来の装置によ
り供給現在位置に対するシール体の回転速度を表わすタ
イミングテーブル、第7図は、一対のシール体が回転す
る際に、その先端が横方向に移動する成分を矢印で示し
た概略説明図、第8図は、シール・切断が終了した時点
で、実包装長が従来の包装長に比し短縮された状態を示
す概略説明図、第9図は、本発明に係るシール体駆動制
御装置により回転制御されるシール体の移動軌跡を、被
包装物側を停止側としてみたシュミレーション図、第1
0図は、従来例に係る装置で被包装物側を停止側として
みたシュミレーション図、第11図は、本発明に係るシ
ール体駆動制御装置によった場合の、シール体の回転角
度に対するシール体の回転周速を表わす相関図である。 10……被包装物、12……供給コンベヤ 16……フィルム、20……エンドシール機構 40……シール体 66……不等速回転制御回路 S1……基準タイミング信号発生手段 CPU……中央処理ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−259927(JP,A) 特開 昭63−294329(JP,A) 特開 昭58−160224(JP,A) 実公 昭52−38540(JP,Y1)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィルム(16)のカットピッチ、その他包装
    機を作動させるに必要な各種データを入力する入力手段
    (54)と、 原反ロールから引き出したフィルム(16)を、前記入力手
    段(54)で入力されたカットピッチおよび現在の包装能力
    から求められるフィルム供給速度に従って連続給送する
    フィルム繰り出し手段 (18,18)と、 前記フィルム繰り出し手段(18,18)で連続給送され、筒
    状に成形されたフィルム(16a)中に所定間隔で被包装物
    (10)を供給する製品供給手段(12)と、 前記筒状フィルム(16a)の給送路を挟んで対向配置さ
    れ、該フィルム(16a)に供給された各被包装物(10)の前
    後で、該フィルム(16a)にその給送方向と交差する方向
    にエンドシールを施す一対のシール体(40,40)を備えた
    エンドシール機構(20)と、 前記シール体(40,40)を所定の回転速度で駆動するモー
    タ(B)とからなる横型製袋充填包装機において、 前記包装機の各作動機構を同期運転させる基準タイミン
    グ信号を発生する基準タイミング信号発生手段(S1)と、 前記シール体(40,40)が噛合った位置から略45〜90
    °未満での所定角度値に関するデータとして設定される
    変曲点を記憶する記憶手段(56)と、 前記シール体(40,40)の噛合位置からその前後に亘る前
    記変曲点までの角度範囲に関して、該シール体(40,40)
    が噛合して筒状フィルム(16a)をシールする際のフィル
    ム移動速度と該シール体(40,40)の横方向移動速度とが
    同一値となるような、前記基準タイミング信号に対する
    該シール体(40,40)の回転位置を設定する第1のタイミ
    ング曲線と、前記シール体(40,40)の1回転における残
    りの角度範囲に関し、現在の包装能力に応じて前記第1
    のタイミング曲線により該シール体(40,40)が1回転す
    るようタイミング設定するべく、前記基準タイミング信
    号に対する該シール体(40,40)の回転位置を設定する第
    2のタイミング曲線とを演算する演算手段(42)と、 前記演算手段(42)により演算された第1および第2のタ
    イミング曲線に応じて、前記基準タイミング信号発生手
    段(S1)からの基準タイミング信号に対して前記シール体
    (40,40)の回転位置信号を発生し、これにより前記シー
    ル体駆動用モータ(B)を回転制御する不等速回転制御手
    段(66)とから構成した ことを特徴とするシール体駆動制御装置。
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