JPH0629096Y2 - 車両用表示装置 - Google Patents

車両用表示装置

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JPH0629096Y2
JPH0629096Y2 JP1987162509U JP16250987U JPH0629096Y2 JP H0629096 Y2 JPH0629096 Y2 JP H0629096Y2 JP 1987162509 U JP1987162509 U JP 1987162509U JP 16250987 U JP16250987 U JP 16250987U JP H0629096 Y2 JPH0629096 Y2 JP H0629096Y2
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泰 井上
毅 大島
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車速、エンジン回転数、燃料残量などや、時
刻あるいは各種の警告などの運転情報を表示する表示器
の表示像を反射部材の反射面に投影表示し、運転者に視
認させるようにした車両用表示装置に関するものであ
る。
〔従来の技術及び考案が解決しようとする問題点〕
従来この種の装置として、表示器の表示像が小さくても
十分に大きな投影表示像が得られるようにするため、第
12図に示すように、反射部材の反射面1を凹面とした
ものが考えられている。この従来の装置では、反射部材
は予め弯曲成形したガラス板により構成され、必要に応
じてその表面に反射膜を蒸着していた。なお、第12図
において、Cは反射面1を形成している半径Rの曲弧の
中心、Fは反射面1の焦点、Oは原点、PQは表示器の
表示像、aは表示像PQの原点からの距離、bは正立虚
像P′Q′の結像位置であり、表示像PQの位置が の条件を満たすとき、曲面鏡の公式 から、適当なa,Rを決定することによって所望の倍率
b/a(=m)の正立虚像を形成することできる。
しかし、ガラス板1はその弯曲成形が難しく、所望通り
の曲率の凹面を得ることができず、投影表示像が歪むな
どの問題があった。
そこで、本考案は簡単に所望通りの凹面曲率の反射面を
得られるようにした車両用表示装置を提供しようとする
ものである。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
上記問題点を解消するため本考案によりなされた車両用
表示装置は、凹面状の反射面を運転席側に向けて設けら
れた反射部材と、表示面を前記反射部材の反射面に向け
て設けられ、表示面に表示されると運転情報を前記反射
面に投影表示する表示手段とを備え、前記反射部材が、
薄い平板状のガラス板を基材とする反射材と、前記凹面
状の反射面に倣う形状に予め湾曲成形された窓枠と、該
窓枠と同様に予め湾曲成形された鉄板とを有し、前記窓
枠と前記鉄板は、これらの間にパッキンを介して前記反
射板を挟み、前記窓枠と前記鉄板の周辺部がネジビスに
より相互に連結されて一体化され、前記反射板は、その
周辺部が前記鉄板によりパッキンを介して前記窓枠に対
して押圧されて前記窓枠の湾曲形状に倣うように湾曲さ
れ、前記窓枠の窓孔に露出した表面を前記凹面状の反射
面とすることを特徴としている。
上記構成において、反射部材が反射板と窓枠と鉄板とか
らなり、反射板が薄い平板状のガラス板を基材とし、窓
枠が凹面状の反射面に倣う形状に予め湾曲成形され、鉄
板が窓枠と同様に予め湾曲成形されている。そして、窓
枠と鉄板の間にパッキンを介して反射板を挟み、両者を
周辺部をネジビスにより相互に連結して一体化し、反射
板の周辺部を鉄板によりパッキンを介して窓枠に対して
押圧して窓枠の湾曲形状に倣うように湾曲し、窓枠の窓
孔に露出した表面を反射部材の凹面状の反射面としてい
る。
従って、窓枠及び鉄板を予め湾曲成形しておき、両者間
に平板状の反射板を挟んで一体化することで、凹面状に
湾曲した反射面を有する反射部材を得ることができる。
〔実施例〕
以下、本考案による車両用表示装置の一実施例を図に基
づいて説明する。
第1図乃至第11図は本考案の実施例を示し、図におい
て、10は車両のフロントガラス、12はダッシュボー
ド、14はステアリングホイールである。
ダッシュボード12はフロントガラス10の下側縁から
車室内の方向に突出されており、その略水平な上面12
1が運転席と対向する正面部分で円弧状に切欠されて段
部122が形成されている。この段部122上には、後
述する表示器の表示像が投影される反射部材16が支持
具18を介して設置され、このことによって反射部材1
6がダッシュボード12のインストルメントパネル位置
に反射面161を運転席側に向けて設けられた構成とな
る。
反射部材16は長辺が左右方向となった略長方形をな
し、その反射面161が左右方向に若干弯曲された凹面
となされると共に若干下向きに傾斜されて支持具18に
支持されている。支持具18との連結は反射部材16の
反射面161と反対の面すなわち背面で行われ、該連結
部162では反射面161の傾斜角が2〜3度の範囲で
調整できるようになっている。
より詳細には、反射部材16及び支持具18は第7図乃
至第11図に示すように構成されている。
図において、反射部材16は一部透過形反射板16a、
予め成形により弯曲された鉄板16b、該鉄板16bと
同様予め成形された窓枠16c、パッキン16d及び背
板16eとからなる。反射板16aは薄い平板状のガラ
ス板16a1とその表面に形成したTiO2等の金属からな
る蒸着膜16a2とからなり、所謂ハーフミラーを構成
している。
鉄板16bと窓枠16cは金型によって比較的精度良く
成形することができ、それらの間にパッキン16dを介
して反射板16aを挟み、周辺部をネジビス16fで相
互に連結することにより一体化されている。この一体化
により、反射板16aはその周辺部が窓枠16cにより
強制されて鉄板16bの弯曲形状に倣わされて弯曲さ
れ、窓枠16cの窓孔16c1に露出した凹面状の反射
面161を形成する。鉄板16bの背面には化粧板とし
て働く背板16eが嵌合、或いは接着などによって固定
される。
反射部材16の背面に取り付けられた支持具18は、ダ
ッシュボード12にあけた孔12aに挿入される一対の
ボルト18aを有し、該ボルト18aにナット18bを
螺合することによりダッシュボード12に固定されるス
テイ18cと、該ステイ18cに一端が固着されて起立
された支持棒18dと、該支持棒18dの他端に固着さ
れたチャンネル状の支持金具18eとからなり、支持金
具18eは、反射部材16の背面に突設された一対の連
結片16gの各々に、例えば加締18fによって所定の
角度、2〜3度程度の範囲で回動可能に連結されてい
る。上記支持棒18dの外周には化粧用のジャバラ状の
チューブ18gが、連結部にはカバー18hがそれぞれ
かぶせられている。
なお、上記連結部には、回動位置を確実に保持できるよ
うに例えばフエルトのような摩擦部材を介在させること
ができる。
20はステアリングホイール14とエンジンルーム内の
ステアリング機構とを連結するステアリング軸棒(図示
せず)を覆っているコラムカバーであり、その中央部に
はステアリング軸棒を通す軸棒通し孔201が形成され
ている。コラムカバー20はステアリング軸棒に沿って
若干前下りに傾斜し、ステアリングホイール側の端部と
反射側の部分はダッシュボード12内に挿入されてい
る。
上記コラムカバー20のステアリングホイール側の端部
の最上端はダッシュボード12の上記段部122の面と
略等しい高さとなっていて、この高さを保ってコラムカ
バー20の上面がステアリングホイール側端部から中間
部まで上方に突出されると共に、コラムカバー20の両
側面が中間部において左右にそれぞれ突出されて、表示
器収容部202が形成されている。また、表示器収容部
202の左右突出部は、その後方、すなわちステアリン
グホイール側に更に突出されてスイッチ収容部203及
び204が形成されている。
上記表示器収容部202における上記反射部材16の反
射面161と対向する面202aには、表示器収容部2
02内に収容固定された表示器の表示面が臨まされてい
る窓孔202b、202c及び202dがあけられてい
る。窓孔202bに臨まされている表示面22はエンジ
ン回転数をバー表示するエンジン回転数表示器、窓孔2
02cの表示面24は冷却水温表示器、窓孔202dの
表示面26は燃料残量表示器の表示面となっている。
上記コラムカバー20のダッシュボード12寄りには、
コラムカバー20そのものによって表示器収容部205
が形成され、該部分のコラムカバー20の上面には、該
表示器収容部205内に収容された表示器の表示面がそ
れぞれ臨まされている2列の窓孔205a及び断面V字
状の凹所205bが形成されている。窓孔205aに臨
まされている表示面28は半ドア、シートベルトなどに
ついての警告表示を行う表示器の表示面となっている。
反射部材16の反射面161と対向する凹所205b内
の面には窓孔205cがあけられ、該窓孔205cには
車速を表示する表示器の表示面30が臨まされている。
上記表示器収容部202,205に収容される表示器と
しては、蛍光表示管、発光ダイオード、バックライトを
備えた透過型液晶などを用いた自発光式のものが好まし
く適用される。
上記スイッチ収容部203及び204内には、各種のス
イッチが収容され、各スイッチの操作子はステアリング
ホイール14に近接した部分に配列され、ステアリング
ホイールに一部の指を掛けた状態でその手の他の指によ
って操作可能となっている。
特に、スイッチ収容部204にはコラムスイッチ類が収
容され、図にはこれらのスイッチ類を操作するリアデフ
ォガスイッチ操作子204a、非常点滅灯スイッチ操作
子204b、パーキングスイッチ操作子204c、ウォ
ッシャースイッチ操作子204d、ライトスイッチ操作
子204e、ワイパースイッチ操作子204f、ターン
スイッチ操作子204gなどが示されている。一方、ス
イッチ収容部203には車載のエアコン、ラジオ、ナビ
ゲーション装置について操作を行うためのスイッチ類が
収容され、図には4つのセレクトスイッチ操作子203
a,203b,203c,203dとこれらの操作子に
よって操作されるスイッチをエアコン操作用、ラジオ操
作用、ナビゲーション操作用にそれぞれ使用するための
選択を行うモード指定スイッチ操作子203e,203
f,203gが示されている。また、スイッチ収容部2
03には、セレクトスイッチ操作子203a〜203d
の各々の機能などを表示するドットマトリックス表示器
が収容され、その表示面203hが運転者に向けて設け
られている。
以上の構成により、運転席に座った状態で運転者は、第
4図及び第5図に示すように、ステアリングホイール1
4の上側の半円状の空間141を通じて反射部材16の
反射面161を見ることができる。従って、表示面2
2,24,26,28,30に表示される表示像は第5
図に示すように反射部材16の反射面161に投影さ
れ、反射面161で反射されることによって、ステアリ
ングホイール14の上記空間141を通じて運転者の目
32に至るようになる。この結果、運転者は反射部材1
6の後方の所定位置に結像される表示像の正立虚像Xを
視認して必要な情報を得ることができる。
ところで、反射部材16の反射面161には、表示面2
2〜30の表示像だけが投影されるのではなく、表示面
22〜30の周囲のものの像も一緒に投影される。この
ため、反射面161が完全反射面である場合、反射部材
16によって反射された像に表示像以外の像が重畳され
て運転者に視認されるようになり、表示像の視認性を損
なう。しかし、反射部材16の反射面161を形成して
いる反射板16dが、ガラス16a1に金属の蒸着膜1
6a2を形成したハーフミラーからなり、その反射率が
低下されていると、表示像以外の像の光は表示像に比べ
て弱いので、反射部材16の反射面161において入反
射の際減衰され、運転者の目に到達するときには明確に
視認できない程度に弱められる。なお、表示像の光は十
分に強力であるので、減衰されても、表示像を視認する
上では問題ない。
なお、上述した表示面22〜30の配列では、運転者が
反射部材16の反射面161の範囲内において視認する
ことができる表示は第6図に示すようになる。同図にお
いて、A,B,Cはバー表示によるエンジン回転数、冷
却水温、燃料残量の表示であり、Dは警告表示、Eは車
速表示である。
上述しように、ダッシュボード12のインストルメント
パネル位置には、反射部材16のみが設けられ、反射部
材16の反射面161の範囲内に行われる表示の全て
が、ダッシュボード12以外の部分に設けられている表
示器からの表示像の投影によって反射部材の後方に結像
される正立虚像によって形成されている。このため、フ
ロントガラス10にインストルメントパネル位置の部分
が窓映りしても運転者は表示像を見ることがなく、メー
タフードが不用になっている。
〔効果〕
以上説明したように本考案によれば、窓枠及び鉄板を予
め湾曲成形しておき、両者間に平板状の反射板を挟んで
一体化することで、凹面状に湾曲した反射面を有する反
射部材を得ることができるので、窓枠及び鉄板がガラス
板に比べて正確にかつ簡単に湾曲成形できることで所望
の曲率の凹面状の反射面を精度よく簡単に得られ、歪の
ない拡大された投影表示像を得ることができる。
また、このために必要な組立作業は、窓枠及び鉄板間に
平板状の反射板を挟んで一体化するだけでよいので、組
立コストを大幅にアップすることがないだけでなく、反
射面の製品毎のバラツキも少なくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による車両用表示装置の一実施例を示す
斜視図、 第2図は一部分を分解し第1図と異なる方向から見た同
装置の斜視図、 第3図は同装置の上面図、 第4図は同装置の正面図、 第5図は同装置の側断面図、 第6図は同装置の表示例を示す図、 第7図、第8図及び第9図は同装置の反射部材及び支持
具の側断面図、上面図及び背面図、 第10図は同装置の反射部材の分解斜視図、 第11図は同装置の反射板の部分断面図、 第12図は凹面反射面による拡大の原理を示す説明図であ
る。 12…ダッシュボード、16…反射部材、16b…鉄
板、16c…窓枠、16f…ネジビス、16a1…ガラ
ス板、161…反射面、22,24,26,28,30
…表示面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】凹面状の反射面を運転席側に向けて設けら
    れた反射部材と、 表示面を前記反射部材の反射面に向けて設けられ、表示
    面に表示される運転情報を前記反射面に投影表示する表
    示手段とを備え、 前記反射部材が、薄い平板状のガラス板を基材とする反
    射板と、前記凹面状の反射面に倣う形状に予め湾曲成形
    された窓枠と、該窓枠と同様に予め湾曲成形された鉄板
    とを有し、 前記窓枠と前記鉄板は、これらの間にパッキンを介して
    前記反射板を挟み、前記窓枠と前記鉄板の周辺部がネジ
    ビスにより相互に連結されて一体化され、 前記反射板は、その周辺部が前記鉄板によりパッキンを
    介して前記窓枠に対して押圧されて前記窓枠の湾曲形状
    に倣うように湾曲され、前記窓枠の窓孔に露出した表面
    を前記凹面状の反射面とする ことを特徴とする車両用表示装置。
JP1987162509U 1987-10-26 1987-10-26 車両用表示装置 Expired - Lifetime JPH0629096Y2 (ja)

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JPH0168933U JPH0168933U (ja) 1989-05-08
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5972401A (ja) * 1982-08-05 1984-04-24 Nippon Sheet Glass Co Ltd 曲面反射鏡の製造方法
JPH066412B2 (ja) * 1986-03-20 1994-01-26 矢崎総業株式会社 車両用表示装置

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JPH0168933U (ja) 1989-05-08

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