JPH06291068A - 液相エピタキシャル成長方法 - Google Patents

液相エピタキシャル成長方法

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JPH06291068A
JPH06291068A JP9665693A JP9665693A JPH06291068A JP H06291068 A JPH06291068 A JP H06291068A JP 9665693 A JP9665693 A JP 9665693A JP 9665693 A JP9665693 A JP 9665693A JP H06291068 A JPH06291068 A JP H06291068A
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JP
Japan
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substrate
growth
melt
slider
crystal
Prior art date
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Pending
Application number
JP9665693A
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English (en)
Inventor
Kaneyuki Akagi
謙之 赤木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 発光ダイオ−ド等に用いて好適な液相エピタ
キシャル結晶を得る。 【構成】 固定板13上に、第2スライダ12及び第1
スライダ11を互いに摺動可能に順次積層したスライデ
ィングボ−トを用いて基板上に液相エピタキシャル成長
を行わせる方法であり、第1スライダ11に設けたメル
ト溜14,15,16から溶液17,18,19を順次
落下させて、第2スライダ12に設けた溜部21a,2
1b,21cに流し込み、これら溜部に流し込まれた成
長溶液を、固定板13の凹部24に収納された基板25
に、80%以上の析出効率の厚さで順次成長させるよう
にする。これにより均一な成長層の結晶を得ることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発光ダイオ−ド及び半
導体レ−ザ等の液相エピタキシャル層形成のための液相
エピタキシャル成長方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来一般に使用されている液相
エピタキシャル成長を行わせるためのスライデングボ−
トの一例を示す概略断面図である。1は溶液収容体、2
は各収容部3に収容されたメルト(溶液)、4は矢印方
向に移動可能なスライダ、5は結晶成長用の均一な厚さ
の基板6を収容した凹部である。この成長方法は、80
0℃で高温保持後、0.2 ℃/minの冷却速度で平衡冷
却を行いながらスライダ4を結晶成長基板6と各溶液と
対応する位置に移動させて成長を行わせるようにしてい
るものである。ところが、このような方法で行う場合、
幾層かの成長過程で、全体的に不均一な成長層が出来上
がってしまう。特に、基板端部が厚く成長してしまう傾
向にあり、結晶層の成長過程や成長基板の加工時に種々
の弊害をもたらしてしまうものであった。
【0003】これを是正するために、基板6を図3
(A)に示すように厚く成長してしまう箇所に、予め段
部6aを形成したり、図3(B)に示すように傾斜部6
bを形成して、成長層の表面を平面状にするようにした
ものがある。図4(A)は、図3(A)に示した形状の
基板6によって成長を行わせた時のの成長結果を示す
図、図4(B)は図3(B)に対応した図面である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記図3
(A),図3(B)に示す形状の基板6を用いても、そ
れらの段部6aや傾斜部6bに溶液が残り、この上面に
成長を行わせる溶液と混ざってしまい、この周辺部分の
結晶組成が混在してしまう。また、スライダ4を摺動さ
せる際、溶液中で形成された微結晶がスライドの際、そ
の一部が基板上に到着して溶液残りが生じてしまうとい
う問題点がある。そこで、本発明はこのような問題点を
除去した液相エピタキシャル成長方法を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点に鑑
みてなされたものであり、以下の方法を提供しようとい
うものである。即ち、結晶成長用溶液をスライディング
ボ−トを用いて基板上に成長させる液相エピタキシャル
成長方法において、前記結晶成長用溶液を前記基板上に
80%以上の析出効率の厚さで成長を行わせるようにし
たことを特徴とする液相エピタキシャル成長方法。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の一実施例に
つき説明する。図1(A)〜(E)はスライデングボ−
トによってダブルヘテロ構造GaAlAs赤外発光ダイ
オ−ド用結晶を得るための工程図である。スライデング
ボ−トは、グラファイト製で、第1スライダ11、第2
スライダ12及び固定板13から成る3層構造である。
固定板13には基板結晶を固定するための凹部24が穿
たれ、その深さは0.8mmとされており、その底部には
基板25が収納されるようになっている。固定板13上
には摺動可能に前記第2スライダ12が設けられ、メル
ト(溶液)落下用の細い垂直通路20a,20b,20
cと、これの直角方向に連通する溜部21a,21b,
21cとが、ちょうど断面L字形状を呈するようにそれ
ぞれ3箇所設けられている。これら溜部21a,21
b,21cの高さは、それぞれ3mm、1mm及び3m
mとされ、ここに溜められる成長メルトを基板25上に
80%以上の析出効率で成長を行わせるようにするため
の高さとしてある。
【0007】そして、第2スライダ12の上面側には、
この第2スライダ12と摺動可能なように第1スライダ
11が設けられ、Ga,多結晶GaAs,Al及びド−
パントを収納するためのメルト溜14,15,16が夫
々設けられ、これらの形状は成長時に余剰な多結晶が各
溜部21a,21b,21c内の成長メルトに落下しな
いようにロ−ト状に絞り込まれた形状となっている。
【0008】このような構成のスライデングボ−トによ
って、例えば、nクラッド層 Ga0.3 Al0.7 As/
P活性層Ga0.97Al0.03As/Pクラッド層Ga0.3
Al0.7 Asの成長を行なわせる工程につき、以下図面
にしたがって説明する。成長厚は、発光効率を上げるた
めに基板除去を行う必要があるので、厚く成長させるこ
とが要求される。しかし、無限に成長厚を厚くできな
い。成長層の厚さは、加工に耐える強度があればよく、
その全厚が120μm程度あれば耐えられることが経験
的に分かっているので、この厚さを得るように成長を行
わせればよいことになる。従って、このことを考慮して
成長を行わせる必要がある。
【0009】第1スライダ11のメルト溜14,15,
16には、Alの混晶比がそれぞれ0.7 、0.03及び0.7
となるように入れ、メルト溜14,15には所定のP型
キャリア濃度が、メルト溜16には所定のN型キャリア
濃度が得られるように適当量のZn,Teを入れる。そ
して、凹部24に300μm厚のP型GaAs基板25
をセットする。このようにセットしたボ−トを図示しな
い反応管に導入する。真空引きしてからH2 還元雰囲気
ガスを31/min流量で流す。次に900℃まで昇温
後、2時間均熱保持する(図1(A))。
【0010】第2スライダ12の通路20aに第1スラ
イダ11のメルト溜14のメルト孔を重ね溜部21aに
メルト17を流し込む。更に第1スライダ11を図1
(A)上右方に引き、メルト溜14に入ったメルト17
と切り離す。この時、メルト溜15,16のメルト孔が
垂直通路20b,20cと対向しないようにする(図1
(B))。
【0011】3〜5℃降下させた後、第1,2スライダ
共もに図面上左方向に移動し、溜部21a内の成長メル
ト17を基板25上に乗せる(図1(C))。
【0012】冷却速度0.1℃/minで800℃まで
冷却し、第1層目の成長を行なわせる。第1スライダ1
1を右方向に移動し、メルト溜15,16を第2スライ
ダ12の垂直通路20b,20c上に重ねメルト18,
19を溜部21b,21cに流す。そして、更に第1ス
ライダ11を右方向に移動して溜部21b,21cに入
ったメルト18,19とそれぞれ切り離す(図1
(D))。
【0013】この後、第1,2スライダとを一体的に左
方向に移動し、メルト18,19を順次基板25上に移
動させ、第2,3層の成長を行わせる。750℃になっ
たら、更に第1,2スライダとを左方向に移動し、基板
25上からメルトを除去し室温まで冷やす(図1
(E))。
【0014】このようにして、成長した表面層にはメル
ト残りは全くなく組成均一な良好な結晶層が得られた。
また、Pクラッド層、P活性層及びnクラッド層の厚さ
は、夫々125μm、o.2 μm及び10μmであった。
基板端部の成長厚は、250μmと厚くなったが基板凹
部24が0.8 mmと深く、第2スライダ12が摺動の
際、端部の異常成長部にぶつかったり、その破片が基板
上に残ったり、或は、成長層をキズつけたりするような
ことはない。また、基板凹部24が深くてメルトが成長
面全体に残ったりもしない。これは、前述したように溜
部21a,21b,21cの高を、それぞれ3mm、1
mm及び3mmとし、成長メルトを基板25上に80%
以上の析出効率で成長するようにしたためである。
【0015】このことにつき更に詳しく説明する。析出
効率は、成長メルトに溶けている溶質が結晶化に寄与し
た割合を示し、この関係は次式で示される。 η=S・ρ0 ・d0 /ρ1 ・d1 このとき、η :析出効率 S :溶解度 ρ0 :溶媒の密度 ρ1 :結晶の密度 d0 :結晶厚 d1 :成長メルト厚
【0016】この関係式より、成長メルト厚が厚くなる
にしたがって析出効率は低くなってくることが分る。こ
れは、成長メルト厚が厚くなると、同じだけ温度を冷却
したとき過飽和度が大きくなるので、基板と対向したグ
ラファイト上での析出もしやすくなるためである。いっ
たん成長が始まると、最初に成長した微結晶が核とな
り、次々と成長し大きくなっていく。基板上でのメルト
残りは、グラファイトとこの微結晶との結合が弱いの
で、スライダを移動した時の振動やメルトの抵抗でその
一部が成長メルト中に落下して基板上に到着し、そのま
ま留まってしまうために起こると考えられる。これを防
止するためには、グラファイト上に析出する微結晶の成
長を抑えること、即ち、析出効率を向上させることが必
要になる。
【0017】このようなことから、メルト厚を薄くして
析出効率を80%以上に向上させると、基板上でのメル
ト残りは全くなく、基板上の完全なメルト残り除去のた
めには最低限80%の析出効率が必要であることが確認
されている。各組成成長メルトによりメルト厚を変える
のは、各組成によってAsの溶解度が異なるので過飽和
度が異なるためである。即ち、活性層では組成がほとん
どGaAsに近く過飽和度が大きいので、メルト厚を薄
くする必要があるために薄くなっている。過飽和度が大
きいメルトからの成長では、メルト厚を薄くしていけば
高い析出効率の成長が可能となり、メルト残りの無い安
定した組成の結晶層を得ることができる言える。尚、本
実施例では、GaAs系の成長方法の具体例で説明した
が、InP系にも適用できることは言うまでもない。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、基板上に残る結晶成長
用溶液を完全に除去し得、均一成長層の結晶を得ること
ができる。また、基板端部に異常な成長ができず、複雑
な加工が不要となる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】スライデングボ−トによってダブルヘテロ構造
GaAlAs赤外発光ダイオ−ド用結晶を得るための工
程図である。
【図2】従来の液相エピタキシャル成長を行わせるため
のスライデングボ−トの一例を示す概略断面図である。
【図3】従来の方法に用いられる基板の形状を示す図で
ある。
【図4】図3に示した基板を用いた時の成長層を示した
対応図である。
【符号の説明】
11 第1スライダ 12 第2スライダ 13 固定板 14,15,16 メルト溜 17,18,19 メルト(溶液) 20a,20b,20c 垂直通路 21a,21b,21c 溜部 24 凹部 25 基板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結晶成長用溶液をスライディングボ−ト
    を用いて基板上に成長させる液相エピタキシャル成長方
    法において、 前記結晶成長用溶液を前記基板上に80%以上の析出効
    率の厚さで成長を行わせるようにしたことを特徴とする
    液相エピタキシャル成長方法。
JP9665693A 1993-03-31 1993-03-31 液相エピタキシャル成長方法 Pending JPH06291068A (ja)

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JP9665693A JPH06291068A (ja) 1993-03-31 1993-03-31 液相エピタキシャル成長方法

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JPH06291068A true JPH06291068A (ja) 1994-10-18

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