JPH06291386A - 積層型圧電素子の製造方法 - Google Patents
積層型圧電素子の製造方法Info
- Publication number
- JPH06291386A JPH06291386A JP7807293A JP7807293A JPH06291386A JP H06291386 A JPH06291386 A JP H06291386A JP 7807293 A JP7807293 A JP 7807293A JP 7807293 A JP7807293 A JP 7807293A JP H06291386 A JPH06291386 A JP H06291386A
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- JP
- Japan
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- piezoelectric element
- insulating layer
- internal electrode
- manufacturing
- laminated
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- Pending
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- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 絶縁性の高い絶縁層を形成することができ、
信頼性の高い積層型圧電素子の製造方法を提供するこ
と。 【構成】 積層型圧電素子の側面に露出する内部電極1
2の端部外面上に最初に電着によりアルミナ粒子31を
配置し、次にその上にエポキシ樹脂32を配置し、その
後に、それらを加熱して、エポキシ樹脂32をアルミナ
粒子31の粒子間に充填し、硬化させ絶縁層を形成す
る。
信頼性の高い積層型圧電素子の製造方法を提供するこ
と。 【構成】 積層型圧電素子の側面に露出する内部電極1
2の端部外面上に最初に電着によりアルミナ粒子31を
配置し、次にその上にエポキシ樹脂32を配置し、その
後に、それらを加熱して、エポキシ樹脂32をアルミナ
粒子31の粒子間に充填し、硬化させ絶縁層を形成す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧電材料の薄膜を多数
枚積層し、電圧を印加することにより縦方向の変位を得
る積層型圧電素子の製造方法に関するものである。
枚積層し、電圧を印加することにより縦方向の変位を得
る積層型圧電素子の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】積層型の圧電素子を製造する場合、内部
電極は素子の断面と同形状にした方が望ましい。これは
積層コンデンサのように内部電極面積が素子の断面積よ
り小さいと電解が全面に発生せず不均一な部分に応力集
中が発生するからである。けれども全面に内部電極を配
置する場合はその接続法が難しく、特公昭63−173
54に開示されるように素子外部で絶縁処理を施す必要
がある。
電極は素子の断面と同形状にした方が望ましい。これは
積層コンデンサのように内部電極面積が素子の断面積よ
り小さいと電解が全面に発生せず不均一な部分に応力集
中が発生するからである。けれども全面に内部電極を配
置する場合はその接続法が難しく、特公昭63−173
54に開示されるように素子外部で絶縁処理を施す必要
がある。
【0003】即ち、図6に示すように圧電材料1と内部
電極2とが積層されてなる素子の一側面において露出す
る内部電極2に一層おきに絶縁層3が形成される。また
同様に対向する側の側面にも層をずらして一層おきに絶
縁層3が形成される。この両側面に外部電極4を塗布す
ると露出したままの内部電極とつながり、それぞれ一層
おき交互に内部電極が接続されることになる。
電極2とが積層されてなる素子の一側面において露出す
る内部電極2に一層おきに絶縁層3が形成される。また
同様に対向する側の側面にも層をずらして一層おきに絶
縁層3が形成される。この両側面に外部電極4を塗布す
ると露出したままの内部電極とつながり、それぞれ一層
おき交互に内部電極が接続されることになる。
【0004】絶縁層3はガラスや樹脂などの絶縁物を電
着法やスクリーン印刷法により内部電極2の露出する側
面に配置し、焼き付ける方法が一般的に提案されてい
る。
着法やスクリーン印刷法により内部電極2の露出する側
面に配置し、焼き付ける方法が一般的に提案されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、絶縁層
にガラス等の無機材料を用いると材料自体が硬質で柔軟
性を持っていないため素子の変位を阻害するばかりでな
く、繰り返しの応力により絶縁層が破損し、短絡してし
まうという問題点がある。また、樹脂材料を用いた場
合、硬化時の熱により樹脂が流動して層の厚さが薄くな
り、高電圧をかけると容易に絶縁破壊を起こすという問
題点があった。そこで本出願人はエポキシ電着塗料中に
保形を目的としたアルミナ等のフィラーを添加攪拌し、
電着後焼き付けを試みたがフィラーが均一に絶縁層中に
分散せずフィラーのない部分の絶縁層が薄くなり絶縁破
壊を起こしていた。
にガラス等の無機材料を用いると材料自体が硬質で柔軟
性を持っていないため素子の変位を阻害するばかりでな
く、繰り返しの応力により絶縁層が破損し、短絡してし
まうという問題点がある。また、樹脂材料を用いた場
合、硬化時の熱により樹脂が流動して層の厚さが薄くな
り、高電圧をかけると容易に絶縁破壊を起こすという問
題点があった。そこで本出願人はエポキシ電着塗料中に
保形を目的としたアルミナ等のフィラーを添加攪拌し、
電着後焼き付けを試みたがフィラーが均一に絶縁層中に
分散せずフィラーのない部分の絶縁層が薄くなり絶縁破
壊を起こしていた。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、素子の変位を阻害することの少
ない樹脂材料を用いて、絶縁性の高い絶縁層を形成し、
信頼性の高い積層型圧電素子の製造方法を提供すること
を目的としている。
になされたものであり、素子の変位を阻害することの少
ない樹脂材料を用いて、絶縁性の高い絶縁層を形成し、
信頼性の高い積層型圧電素子の製造方法を提供すること
を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の積層型圧電素子の製造方法は、圧電材料と内
部電極が交互に積層され、その側面に露出する前記内部
電極の端部に絶縁層を形成する積層型圧電素子の製造方
法において、非導電性の粒子状の無機材料を前記内部電
極の端部外面上に配置すると共に、その上に樹脂材料を
配置し、その後に、それらの材料を加熱して、樹脂材料
を無機材料の粒子間に充填することによって、前記絶縁
層を形成する。
に本発明の積層型圧電素子の製造方法は、圧電材料と内
部電極が交互に積層され、その側面に露出する前記内部
電極の端部に絶縁層を形成する積層型圧電素子の製造方
法において、非導電性の粒子状の無機材料を前記内部電
極の端部外面上に配置すると共に、その上に樹脂材料を
配置し、その後に、それらの材料を加熱して、樹脂材料
を無機材料の粒子間に充填することによって、前記絶縁
層を形成する。
【0008】また、前記無機材料及び樹脂材料は電着に
より前記内部電極の端部外面上に層状に配置されること
が望ましい。
より前記内部電極の端部外面上に層状に配置されること
が望ましい。
【0009】
【作用】上記の構成を有する本発明の積層型圧電素子の
製造方法においては、非導電性の粒子状の無機材料を前
記内部電極の端部外面上に配置すると共に、その上に樹
脂材料を配置し、その後に、それらの材料を加熱して、
樹脂材料を無機材料の粒子間に充填することによって絶
縁層が形成される。
製造方法においては、非導電性の粒子状の無機材料を前
記内部電極の端部外面上に配置すると共に、その上に樹
脂材料を配置し、その後に、それらの材料を加熱して、
樹脂材料を無機材料の粒子間に充填することによって絶
縁層が形成される。
【0010】また、前記無機材料及び樹脂材料は電着に
より前記内部電極の端部外面上に層状に配置される。
より前記内部電極の端部外面上に層状に配置される。
【0011】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0012】チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)を主成分
とする圧電材料11を所望の組成に混合した後、850
℃で仮焼成した粉末に5重量部のバインダーと微量の可
塑材および消泡剤を添加し、有機溶媒中に分散させスラ
リー状にする。このスラリーをドクターブレード法によ
り所定の厚さに成形しグリーンシートとする。このグリ
ーンシート上に内部電極12としてパラジウム(Pd)
ペーストをスクリーン印刷し、所定寸法に打ち抜いたも
のを所定枚数積層し熱プレスにより一体化する。脱脂
後、約1200℃で焼結を行い、図2に示すように焼結
体21の内部電極12が一層おきに表面に露出するよう
な位置で切断し、その両側面に仮の外部電極22、23
を塗布焼き付けし、さらにもう一対の側面24、25は
全ての内部電極12が表面に露出するように切断する。
とする圧電材料11を所望の組成に混合した後、850
℃で仮焼成した粉末に5重量部のバインダーと微量の可
塑材および消泡剤を添加し、有機溶媒中に分散させスラ
リー状にする。このスラリーをドクターブレード法によ
り所定の厚さに成形しグリーンシートとする。このグリ
ーンシート上に内部電極12としてパラジウム(Pd)
ペーストをスクリーン印刷し、所定寸法に打ち抜いたも
のを所定枚数積層し熱プレスにより一体化する。脱脂
後、約1200℃で焼結を行い、図2に示すように焼結
体21の内部電極12が一層おきに表面に露出するよう
な位置で切断し、その両側面に仮の外部電極22、23
を塗布焼き付けし、さらにもう一対の側面24、25は
全ての内部電極12が表面に露出するように切断する。
【0013】無機材料には平均粒径で約10μmのアル
ミナの粒子を用い、純水に対して重量比で10:1の割
合で混合しスターラーにより分散させる。また、樹脂材
料にはエポキシ系カチオン電着塗料を用いた。前記焼結
体21の片方の側面25をテープ等でマスキングし、最
初にアルミナ粒子31を分散させた槽に焼結体21を沈
め、仮の外部電極22に直流電源の陰極を、予め槽内に
沈めた銅電極に陽極をそれぞれ接続し、100Vの電圧
を1分間かけると内部電極12に一層おきにアルミナ粒
子31が20〜30μmの厚さに均一に電着される。
ミナの粒子を用い、純水に対して重量比で10:1の割
合で混合しスターラーにより分散させる。また、樹脂材
料にはエポキシ系カチオン電着塗料を用いた。前記焼結
体21の片方の側面25をテープ等でマスキングし、最
初にアルミナ粒子31を分散させた槽に焼結体21を沈
め、仮の外部電極22に直流電源の陰極を、予め槽内に
沈めた銅電極に陽極をそれぞれ接続し、100Vの電圧
を1分間かけると内部電極12に一層おきにアルミナ粒
子31が20〜30μmの厚さに均一に電着される。
【0014】水洗後、電源の極性はそのままで焼結体2
1をエポキシ電着槽に移し換え、150Vの電圧で2分
間通電すると図3に示すように、先に電着したアルミナ
粒子31の上にエポキシ樹脂32が層状に電着される。
この状態で恒温槽内において160℃で30分間加熱処
理すると、電着したエポキシ樹脂32が硬化する過程で
流動性を持つため、図4に示すように先に電着したアル
ミナ粒子31の粒子間の隙間にエポキシ樹脂32が充填
され、内部電極12の端面上に密着硬化し、絶縁層14
を形成する。同様に反対側の側面25にも側面24の側
の絶縁層14に対して層をずらして内部電極12の端部
外面上に一層おきに絶縁層14を形成する。
1をエポキシ電着槽に移し換え、150Vの電圧で2分
間通電すると図3に示すように、先に電着したアルミナ
粒子31の上にエポキシ樹脂32が層状に電着される。
この状態で恒温槽内において160℃で30分間加熱処
理すると、電着したエポキシ樹脂32が硬化する過程で
流動性を持つため、図4に示すように先に電着したアル
ミナ粒子31の粒子間の隙間にエポキシ樹脂32が充填
され、内部電極12の端面上に密着硬化し、絶縁層14
を形成する。同様に反対側の側面25にも側面24の側
の絶縁層14に対して層をずらして内部電極12の端部
外面上に一層おきに絶縁層14を形成する。
【0015】次に、図5に示すように外部電極15とし
て導電性の接着剤をスクリーン印刷して120℃で60
分間加熱硬化し、図5中の点線Aで示す位置で切断する
と図1に示すように対抗する側面で一層おきに内部電極
12と外部電極15が接続された構造になる。この後、
外部電極15の一部に電力供給用のリード線を取り付
け、テフロン樹脂等を吹き付けて外装し、分極処理を施
されて完成品となる。
て導電性の接着剤をスクリーン印刷して120℃で60
分間加熱硬化し、図5中の点線Aで示す位置で切断する
と図1に示すように対抗する側面で一層おきに内部電極
12と外部電極15が接続された構造になる。この後、
外部電極15の一部に電力供給用のリード線を取り付
け、テフロン樹脂等を吹き付けて外装し、分極処理を施
されて完成品となる。
【0016】このように本実施例の製造方法によれば、
アルミナ粒子がムラなく絶縁層中に分散されるので、そ
の保形性を向上させることができ、素子の変位を阻害し
ないエポキシ樹脂絶縁層を厚くしかもムラなく形成する
ことができる。
アルミナ粒子がムラなく絶縁層中に分散されるので、そ
の保形性を向上させることができ、素子の変位を阻害し
ないエポキシ樹脂絶縁層を厚くしかもムラなく形成する
ことができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の積層型圧電素子の製造方法によれば、素子の変位
を阻害しない絶縁層をムラなく、厚く形成することがで
き、信頼性の高い積層型圧電素子を得ることができる。
発明の積層型圧電素子の製造方法によれば、素子の変位
を阻害しない絶縁層をムラなく、厚く形成することがで
き、信頼性の高い積層型圧電素子を得ることができる。
【0018】また、内部電極の端部外面上に対する無機
材料及び樹脂材料の配置を電着により行っているので、
各々の材料を均一に配置することができる。
材料及び樹脂材料の配置を電着により行っているので、
各々の材料を均一に配置することができる。
【図1】本発明の圧電素子の断面図である。
【図2】切断された積層焼結体の斜視図である。
【図3】絶縁層が電着された状態の積層焼結体の断面図
である。
である。
【図4】絶縁層が加熱硬化された状態の積層焼結体の断
面図である。
面図である。
【図5】絶縁層および外部電極が形成された状態の積層
焼結体の斜視図である。
焼結体の斜視図である。
【図6】従来の積層型圧電素子の断面図である。
11 圧電材料 12 内部電極 14 絶縁層 15 外部電極 31 アルミナ粒子 32 エポキシ樹脂
Claims (2)
- 【請求項1】圧電材料と内部電極が交互に積層され、そ
の側面に露出する前記内部電極の端部に絶縁層を形成す
る積層型圧電素子の製造方法において、 非導電性の粒子状の無機材料を前記内部電極の端部外面
上に配置すると共に、その上に樹脂材料を配置し、その
後に、それらの材料を加熱して、樹脂材料を無機材料の
粒子間に充填することによって、前記絶縁層を形成する
ことを特徴とする積層型圧電素子の製造方法。 - 【請求項2】前記無機材料及び樹脂材料を電着により前
記内部電極の端部外面上に層状に配置したことを特徴と
する請求項1に記載の積層型圧電素子の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7807293A JPH06291386A (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | 積層型圧電素子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7807293A JPH06291386A (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | 積層型圧電素子の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06291386A true JPH06291386A (ja) | 1994-10-18 |
Family
ID=13651647
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7807293A Pending JPH06291386A (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | 積層型圧電素子の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06291386A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102012104830A1 (de) * | 2012-06-04 | 2013-12-05 | Epcos Ag | Vielschichtbauelement und Verfahren zum Herstellen eines Vielschichtbauelements |
-
1993
- 1993-04-05 JP JP7807293A patent/JPH06291386A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102012104830A1 (de) * | 2012-06-04 | 2013-12-05 | Epcos Ag | Vielschichtbauelement und Verfahren zum Herstellen eines Vielschichtbauelements |
| US10276306B2 (en) | 2012-06-04 | 2019-04-30 | Epcos Ag | Method of producing a multilayer component |
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