JPH0629196Y2 - 浮体構造物の係留装置 - Google Patents

浮体構造物の係留装置

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JPH0629196Y2
JPH0629196Y2 JP13591888U JP13591888U JPH0629196Y2 JP H0629196 Y2 JPH0629196 Y2 JP H0629196Y2 JP 13591888 U JP13591888 U JP 13591888U JP 13591888 U JP13591888 U JP 13591888U JP H0629196 Y2 JPH0629196 Y2 JP H0629196Y2
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fender
floating
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floating body
pulling
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、浮体構造物の係留装置に関し、特に、浮体構
造物の固定構造物への係留装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の、浮体構造物の係留装置は、第2図に示すよう
に、固定構造物たる岸壁やドルフィン10の、例えば、
船体のような、浮体構造物11の外壁面に対向する側
に、浮体構造物11がドルフィン10に接近する方向の
移動時(押し時)に機能する押し時用フェンダ12が設
けられ、またこれとはなれたドルフィン10の上面に
は、浮体構造物11がドルフィンから離れる方向の移動
時(引き時)に機能する引き時用フェンダ13が取付け
用のブラケット14を介して設けられている。
この装置では、押し時には、押し時用フェンダ12が、
直接浮体構造物11の外壁面に当接して荷重を担持する
が、引き時に、引き時用フェンダ13に荷重を担持させ
るために、次のような機構を付設する必要がある。
すなわち、浮体構造物11と引き時用フェンダ13との
間に、ロッド15を介設し、このロッド15を、引き時
用フェンダ13を貫通してブラケット14とは反対側に
まで延出させる構造をとる必要があり、かつ、浮体構造
物の海面の上下動に応じた上下動を吸収するために、浮
体構造物11の外壁面のドルフィン10に対向する面
に、上述のロッド15が貫通するスリット16をもつレ
ール17が設けられ、かつ、このレール17の内側面に
沿って転動可能な1対のローラ18,18が配置され、
さらに、この1対のローラ18,18を連結する軸を設
けると共に、この軸に、ユニバーサル接手19を介し
て、ロッド15を延出し、このロッド15を途中にユニ
バーサル接手のような連結装置20を介して、引き時用
フェンダ13を貫通して同フェンダ13のブラケット1
4とは反対側にまで延出し、ここに設けた圧縮部材21
に、ユニバーサル接手を介して接続する構造が必要とな
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、上述のような従来の装置では、レール17、
ロッド15、ローラ18,18ならびに複数個のユニバ
ーサル接手を必要とするため、構造が複雑となると共
に、浮体構造物の上下動にロッド等が必ずしもリアルタ
イム的に追随するとは限らないので、これに対処するた
めに、引き時用フェンダを押し時用フェンダからはなれ
た位置に設けなければならず、そのために、ロッドが長
大となると共に、ドルフィンが大形化するという問題点
がある。また、引き時用フェンダ13は、その中心部を
ロッド15が貫通するために、セル型のフェンダを使用
しなければならず、このセル型のフェンダが他の形式の
フェンダに比べて高額であるという問題点がある。
本考案は、このような問題点の解決をはかろうとするも
ので、押し時用のフェンダと引き時用のフェンダとを、
固定構造物から突設されたフェンダ取付け用部材の、浮
体構造物側と固定構造物側とに取付けると共に、浮体構
造物に、その内側面が引き時用フェンダに相対摺動可能
に係接するコ字状の浮体係合部材を設けて、構造の簡素
化とドルフィンの縮小化をはかった浮体構造物の係留装
置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、本考案の浮体構造物の係留
装置は、係留される浮体構造物の外壁面と固定構造物と
の間に、押し時と引き時とにそれぞれ別個に機能する第
1および第2のフェンダをそなえ、上記押し時に機能す
る第1のフェンダが、上記固定構造物から突設されたフ
ェンダ取付け用部材の浮体構造物側に取付けられて、同
浮体構造物の外壁面に相対摺動可能に配設されるととも
に、上記引き時に機能する第2のフェンダが、上記フェ
ンダ取付け用部材の、固定構造物側に取付けられて、上
記浮体構造物から突設されたコ字状の浮体係合部材の内
側面に相対摺動可能に配設されたことを特徴としてい
る。
〔作用〕
上述の本考案の浮体構造物の係留装置では、浮体構造物
の押し時には、浮体構造物の外壁が押し時用フェンダを
直接押圧してフェンダ取付用部材を介して固定構造物に
荷重を担持させる。また、浮体構造物の引き時には、浮
体構造物から突設したコ字状の浮体係合部材の内側面
が、引き時用のフェンダを押圧してフェンダ取付用部材
を介して固定構造物に荷重を担持させる。そしてこの場
合、両フェンダは、いずれも浮体構造物の外壁面あるい
は浮体係合部材の内側面に対して相対摺動可能に係接す
るから、海面の上下動に伴う浮体構造物の上下動にも追
随することができる。
〔実施例〕
以下、図面により本考案の一実施例としての浮体構造物
の係留装置について説明すると、第1図は、その浮体構
造物係留時の斜視図である。
ドルフィン1には、フェンダ取付用部材2が、片持ちば
り状に突設されていて、このフェンダ取付用部材2の係
留される浮体構造物3の外壁面4に対向する面には、押
し時(浮体構造物がドルフィン1に接近する矢印Aの方
向への移動時)に、上記外壁面4に相対的に摺動可能に
係接して機能する押し時用のフェンダ5が取付けられて
おり、また、これの反対面には、引き時(浮体構造物が
ドルフィン1からはなれる矢印B方向への移動時)に機
能する引き時用フェンダ6が取付けられる。
浮体構造物の外壁面4には、その内側面7aが上記フェ
ンダ6に対して摺動可能に係接する浮体係合部材7が、
外壁面4に設けた取付け用のフランジ8に対して、浮体
係合部材7の両端部に設けたフランジ9を介して、ボル
トにより着脱自在に取付けられている。
そして、上記のフェンダ5,6としては、周知のもの、
例えばゴム等の弾性材料をV字型に成形したものが用い
られ、その表面は、上記の外壁面4にあるいは上記の内
側面7aに対して相対的な摺動が可能なように、平滑面
に仕上げられている。なお、フェンダとしては、これ以
外に、他のどのような形状のものでもよいことは言うま
でもない。
また、浮体構造物の左右揺れを吸収するために、他の係
留装置が90°角度を変更して配置されていて、本係留
装置のフェンダと浮体係合部材との係合がはずれるおそ
れはなく、さらに、本係留装置を所定間隔をあけて複数
個配置すれば、係留は一層確実に行なえることになる。
係留にあたっては、浮体係合部材7を取りはずした状態
で浮体構造物3をドルフィン1に近づけ、その後に浮体
構造物3の外壁面4とこの浮体係合部材7の内側面7a
との間で両フェンダ5,6を挾み込むように、浮体係合
部材7を浮体構造物3にフランジを介して取付けて、係
留は完了する。なお、係留の解除は、浮体係合部材7を
浮体構造物3からはずすことにより行なわれる。
そして係留後は、押し時の負荷は、浮体構造物の外壁面
4が直接押し時用のフェンダ5を押圧するから、その荷
重はフェンダ5、フェンダ取付用部材2を介してドルフ
ィン1に担持される。また、引き時には、浮体係合部材
7の内側面7aが引き時用のフェンダ6を押圧して、そ
の荷重は、フェンダ6、フェンダ取付用部材2を介して
ドルフィン1に担持されて、浮体構造物は係留されるこ
とになる。そして、いずれの場合にも、両フェンダはそ
れらの係接面に対して、相対的に摺動可能であるため、
浮体構造体の上下動に対しても、係留状態を保持しなが
ら追随することができ、簡単な構造でありながら、適切
な係留作用を行なうことができる。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、本考案の浮体構造物の係留装置に
よれば、次のような効果ないし利点が得られる。
(1)浮体構造物の押し時には、浮体構造物の外壁が、押
し時用フェンダを直接押圧し、フェンダ取付用部材を介
して固定構造物に荷重を担持させる。また、浮体構造物
の引き時には、浮体構造物から突設したコ字状の浮体係
合部材の内側面が、引き時用のフェンダを押圧し、フェ
ンダ取付用部材を介して固定構造物に荷重を担持させ
る。そしてこのとき、両フェンダは、いずれの場合にも
浮体構造物の外壁面あるいは浮体係合部材の内側面に対
して相対摺動可能に係接するので、簡単な構造にも拘わ
らず、海面の上下動に伴う浮体構造物の上下動にも追随
することができ、適切な係留作用を行なうことができ
る。
(2)ドルフィン等の固定構造物を小形化でき、したがっ
て、狭い場所で採用することができる。
(3)どのような形状のフェンダでも使用することがで
き、装置のコストを安くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例としての浮体構造物の係留装
置における浮体構造物を係留時の斜視図であり、第2図
は従来の浮体構造物の係留装置を示す斜視図である。 1……ドルフィン、2……フェンダ取付用部材、3……
浮体構造物、4……外壁面、5……押し時用フェンダ、
6……引き時用フェンダ、7……浮体係合部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】係留される浮体構造物の外壁面と固定構造
    物との間に、押し時と引き時とにそれぞれ別個に機能す
    る第1および第2のフェンダをそなえ、上記押し時に機
    能する第1のフェンダが、上記固定構造物から突設され
    たフェンダ取付け用部材の浮体構造物側に取付けられ
    て、同浮体構造物の外壁面に相対摺動可能に配設される
    とともに、上記引き時に機能する第2のフェンダが、上
    記フェンダ取付け用部材の、固定構造物側に取付けられ
    て、上記浮体構造物から突設されたコ字状の浮体係合部
    材の内側面に相対摺動可能に配設されたことを特徴とす
    る、浮体構造物の係留装置。
JP13591888U 1988-10-18 1988-10-18 浮体構造物の係留装置 Expired - Lifetime JPH0629196Y2 (ja)

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JPH0256093U JPH0256093U (ja) 1990-04-23
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