JPH0629308B2 - 紙用填料の製造法 - Google Patents
紙用填料の製造法Info
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- JPH0629308B2 JPH0629308B2 JP10482387A JP10482387A JPH0629308B2 JP H0629308 B2 JPH0629308 B2 JP H0629308B2 JP 10482387 A JP10482387 A JP 10482387A JP 10482387 A JP10482387 A JP 10482387A JP H0629308 B2 JPH0629308 B2 JP H0629308B2
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- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21H—PULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D21H17/00—Non-fibrous material added to the pulp, characterised by its constitution; Paper-impregnating material characterised by its constitution
- D21H17/20—Macromolecular organic compounds
- D21H17/33—Synthetic macromolecular compounds
- D21H17/46—Synthetic macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- D21H17/47—Condensation polymers of aldehydes or ketones
- D21H17/49—Condensation polymers of aldehydes or ketones with compounds containing hydrogen bound to nitrogen
- D21H17/50—Acyclic compounds
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- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21H—PULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は紙用填料の製造法に関するものである。詳しく
は、原料パルプに配合して抄紙した場合に、紙の白色
度、不透明性、印刷後不透明性等の光学的特性を改善す
ることができ、しかも抄紙時の歩留り率の高い尿素ホル
ムアルデヒド架橋樹脂からなる紙用填料の製造法に関す
るものである。
は、原料パルプに配合して抄紙した場合に、紙の白色
度、不透明性、印刷後不透明性等の光学的特性を改善す
ることができ、しかも抄紙時の歩留り率の高い尿素ホル
ムアルデヒド架橋樹脂からなる紙用填料の製造法に関す
るものである。
(従来の技術及び問題点) 従来、製紙工業においては、紙の白色度、不透明度等の
光学的特性の改善のために、カオリン、タルク、ホワイ
トカーボン等の無機質の填料が広く使用されている。し
かしながら、これ等無機質の填料は紙の白色度、不透明
度等の改善効果が充分でなく、また紙に対する定着性が
少ないため紙粉を発生し易く、更に印刷機器に摩耗によ
る損傷を与え易い等の欠点がある。
光学的特性の改善のために、カオリン、タルク、ホワイ
トカーボン等の無機質の填料が広く使用されている。し
かしながら、これ等無機質の填料は紙の白色度、不透明
度等の改善効果が充分でなく、また紙に対する定着性が
少ないため紙粉を発生し易く、更に印刷機器に摩耗によ
る損傷を与え易い等の欠点がある。
一方、無機質の填料に代るものとして、尿素ホルムアル
デヒド架橋樹脂を用いることも知られている。例えば、
特公昭51-23601号公報には、尿素ホルムアルデヒドのモ
ル比が1:1〜1:2でBET比表面積が5〜100m2/gの不
溶性、不融性かつ非多孔性の微細な尿素ホルムアルデヒ
ドポリマーを紙の填料として用いることが記載されてい
る。しかし、従来知られている尿素ホルムアルデヒド架
橋樹脂からなる填料は、紙の白色度、不透明度等の改善
効果は大きいものの、印刷後不透明度の改善効果が充分
でないという問題がある。
デヒド架橋樹脂を用いることも知られている。例えば、
特公昭51-23601号公報には、尿素ホルムアルデヒドのモ
ル比が1:1〜1:2でBET比表面積が5〜100m2/gの不
溶性、不融性かつ非多孔性の微細な尿素ホルムアルデヒ
ドポリマーを紙の填料として用いることが記載されてい
る。しかし、従来知られている尿素ホルムアルデヒド架
橋樹脂からなる填料は、紙の白色度、不透明度等の改善
効果は大きいものの、印刷後不透明度の改善効果が充分
でないという問題がある。
一般に填料は、その添加量を増加すれば上記光学的特性
の改善度も増大するが、反面紙の強度が低下するのみで
なく、従来の填料では、紙の白色度、不透明度及び印刷
後不透明度の三者をバランスよく改善することが困難で
あった。
の改善度も増大するが、反面紙の強度が低下するのみで
なく、従来の填料では、紙の白色度、不透明度及び印刷
後不透明度の三者をバランスよく改善することが困難で
あった。
更に、紙用填料としての尿素ホルムアルデヒド架橋樹脂
は、紙中での分散が良好である点から、粒径が0.1〜1.0
μmの極めて微細な粒子(1次粒子)が凝集してなる平
均粒径1〜10μmの2次粒子からなるものが適当である
が、従来知られている通常の粉砕手段では、平均粒径が
この範囲でかつ粒径が1〜10μmの粒子の占める比率の
高い填料を、工業的規模において連続的かつ高収率で製
造することが困難であった。
は、紙中での分散が良好である点から、粒径が0.1〜1.0
μmの極めて微細な粒子(1次粒子)が凝集してなる平
均粒径1〜10μmの2次粒子からなるものが適当である
が、従来知られている通常の粉砕手段では、平均粒径が
この範囲でかつ粒径が1〜10μmの粒子の占める比率の
高い填料を、工業的規模において連続的かつ高収率で製
造することが困難であった。
これに加えて、従来の填料では抄紙時の歩留り率が低
く、特にツインワイヤー抄造機のような高速で高い剪断
力のかかる抄造装置では、均一に高度の充填を行なうこ
とが困難であった。
く、特にツインワイヤー抄造機のような高速で高い剪断
力のかかる抄造装置では、均一に高度の充填を行なうこ
とが困難であった。
(問題点を解決するための手段) 本発明者等は従来知られている、尿素ホルムアルデヒド
架橋樹脂からなる紙用填料を改良して、紙製品の光学的
特性、特に印刷後の不透明度を改善することのできる填
料を工業的有利に製造する方法について鋭意検討の結
果、特定の手段を組合わせることにより、他の成分を配
合することなく、尿素とホルムアルデヒドのみから、紙
製品の光学的特性の改善効果が優れ、かつ抄紙時の歩留
り率が高い填料が得られることを知り、本発明を達成し
たものである。
架橋樹脂からなる紙用填料を改良して、紙製品の光学的
特性、特に印刷後の不透明度を改善することのできる填
料を工業的有利に製造する方法について鋭意検討の結
果、特定の手段を組合わせることにより、他の成分を配
合することなく、尿素とホルムアルデヒドのみから、紙
製品の光学的特性の改善効果が優れ、かつ抄紙時の歩留
り率が高い填料が得られることを知り、本発明を達成し
たものである。
即ち、本発明の要旨は、尿素とホルムアルデヒドとを、
尿素に対するホルムアルデヒドのモル比を1:1.9〜
1:2.4として、中性ないし弱アルカリ性水性媒体中に
おいて反応させて得た初期縮合物、カルボキシメチルセ
ルロース又はその塩、該初期縮合物に対して5〜15重量
倍の水及び酸性触媒から主として成る混合物を、全体が
均一になるように攪拌したのち少なくとも5分間攪拌を
停止する過程を経て35〜65℃で反応させて固体の尿素ホ
ルムアルデヒド架橋樹脂を製造し、次いで得られた固体
の尿素ホルムアルデヒド架橋樹脂を含む水性スラリーを
超音波分散型粉砕機を用いて粉砕処理することを特徴と
する紙用填料の製造法に存する。
尿素に対するホルムアルデヒドのモル比を1:1.9〜
1:2.4として、中性ないし弱アルカリ性水性媒体中に
おいて反応させて得た初期縮合物、カルボキシメチルセ
ルロース又はその塩、該初期縮合物に対して5〜15重量
倍の水及び酸性触媒から主として成る混合物を、全体が
均一になるように攪拌したのち少なくとも5分間攪拌を
停止する過程を経て35〜65℃で反応させて固体の尿素ホ
ルムアルデヒド架橋樹脂を製造し、次いで得られた固体
の尿素ホルムアルデヒド架橋樹脂を含む水性スラリーを
超音波分散型粉砕機を用いて粉砕処理することを特徴と
する紙用填料の製造法に存する。
次に、本発明を詳細に説明するが、以下の説明における
「%」は、特記しない限り「重量%」を示す。
「%」は、特記しない限り「重量%」を示す。
以下に詳細に述べる本発明の方法により製造された紙用
填料は、微細に粉砕された尿素ホルムアルデヒド架橋樹
脂粒からなり、かつそのアマニ油吸油量が700%以上の
ものである。本発明者等の検討によれば、従来知られて
いる尿素ホルムアルデヒド架橋樹脂粒からなる填料は、
いずれもアマニ油吸油量が小さい。アマニ油吸油量は印
刷インクの吸収性の一つの目安であり、これが大きいほ
ど印刷インクの吸収性が大きいと考えられる。従って、
同種の填料ならば、マニア油吸油量の大きいものを用い
て抄造した紙の方が、印刷インクが紙中に分散している
填料によく吸収されるので、印刷後不透明度等の光学的
特性が向上するものと考えられる。とくに好ましいのは
アマニ油吸油量が800%以上の尿素ホルムアルデヒド架
橋樹脂である。
填料は、微細に粉砕された尿素ホルムアルデヒド架橋樹
脂粒からなり、かつそのアマニ油吸油量が700%以上の
ものである。本発明者等の検討によれば、従来知られて
いる尿素ホルムアルデヒド架橋樹脂粒からなる填料は、
いずれもアマニ油吸油量が小さい。アマニ油吸油量は印
刷インクの吸収性の一つの目安であり、これが大きいほ
ど印刷インクの吸収性が大きいと考えられる。従って、
同種の填料ならば、マニア油吸油量の大きいものを用い
て抄造した紙の方が、印刷インクが紙中に分散している
填料によく吸収されるので、印刷後不透明度等の光学的
特性が向上するものと考えられる。とくに好ましいのは
アマニ油吸油量が800%以上の尿素ホルムアルデヒド架
橋樹脂である。
本発明の方法により製造された紙用填料はまた、尿素ホ
ルムアルデヒド架橋樹脂が微細に粉砕されたものであ
る。通常は平均粒子径が10μm以下になるように粉砕さ
れる。好ましくは平均粒径で2〜9μm、特に好ましく
は3〜6μmに粉砕されている。
ルムアルデヒド架橋樹脂が微細に粉砕されたものであ
る。通常は平均粒子径が10μm以下になるように粉砕さ
れる。好ましくは平均粒径で2〜9μm、特に好ましく
は3〜6μmに粉砕されている。
一般的に微細に粉砕する方が填料としての性能は向上す
るが、一方において粉砕費用が嵩む。本発明の方法によ
って得られた尿素ホルムアルデヒド架橋樹脂からなる填
料は、粒径が1μm以下の一次粒子から実質的になる集
合体、つまり二次粒子である。即ち本発明方法で得られ
る填料は、填料粒子を相互に重ならないように分散させ
て走査型電子顕微鏡で観察したときに、1μmより大き
い一次粒子の占める面積が、最大でも二次粒子の投影面
積の5%、通常は2%以下であるのが好ましい。特に好まし
いのは1μmより大きい一次粒子を含まない二次粒子か
らなる填料である。
るが、一方において粉砕費用が嵩む。本発明の方法によ
って得られた尿素ホルムアルデヒド架橋樹脂からなる填
料は、粒径が1μm以下の一次粒子から実質的になる集
合体、つまり二次粒子である。即ち本発明方法で得られ
る填料は、填料粒子を相互に重ならないように分散させ
て走査型電子顕微鏡で観察したときに、1μmより大き
い一次粒子の占める面積が、最大でも二次粒子の投影面
積の5%、通常は2%以下であるのが好ましい。特に好まし
いのは1μmより大きい一次粒子を含まない二次粒子か
らなる填料である。
これに加えて、本発明の填料は、後述するように濾過特
性が優れ、これがため抄紙時の歩留り率が高い性質を有
している。
性が優れ、これがため抄紙時の歩留り率が高い性質を有
している。
これ等の性質を有する紙用填料は、本発明の方法に従っ
て、以下に述べる方法によって製造される。
て、以下に述べる方法によって製造される。
まず特定の方法で得られた尿素とホルムアルデヒドとの
初期縮合物を使用する。
初期縮合物を使用する。
即ち、モル比で1:1.9〜1:2.4の範囲にある尿素とホ
ルムアルデヒドとの混合物を、カルボキシメチルセルロ
ース(CMCと略記する)またはその塩例えばナトリウ
ム塩のようなアルカリ金属塩を含む水性媒質中で、中性
〜弱アルカリ性において、50〜90℃程度の温度で約0.5
〜2時間反応させることによって初期縮合物を製造す
る。
ルムアルデヒドとの混合物を、カルボキシメチルセルロ
ース(CMCと略記する)またはその塩例えばナトリウ
ム塩のようなアルカリ金属塩を含む水性媒質中で、中性
〜弱アルカリ性において、50〜90℃程度の温度で約0.5
〜2時間反応させることによって初期縮合物を製造す
る。
この際使用される尿素及びホルムアルデヒドは、通常の
工業用のものでよい。ホルムアルデヒドとしては通常30
〜55%濃度の水溶液を使用するが、パラホルムアルデヒ
ドのようなホルムアルデヒドの重合体の水溶液を用いる
こともできる。
工業用のものでよい。ホルムアルデヒドとしては通常30
〜55%濃度の水溶液を使用するが、パラホルムアルデヒ
ドのようなホルムアルデヒドの重合体の水溶液を用いる
こともできる。
尿素対ホルムアルデヒドのモル比は、1:1.9〜1:2.4
の範囲であることが必要であり、特に1:2.0〜1:2.2
の範囲が好ましい。尿素に対するホルムアルデヒドのモ
ル比が1.9よりも小さいときは、引続いての本発明の処
理によって得られる填料のアマニ油吸油量が700%に達
せず、また2.4よりも大きいときは、引続いての本発明
の処理によって得られる填料の収率が低下し、かつアマ
ニ油吸油量も700%に達しない。その結果、これ等を填
料に使用して抄紙した場合、所期の印刷後不透明度の改
善効果を得ることができない。
の範囲であることが必要であり、特に1:2.0〜1:2.2
の範囲が好ましい。尿素に対するホルムアルデヒドのモ
ル比が1.9よりも小さいときは、引続いての本発明の処
理によって得られる填料のアマニ油吸油量が700%に達
せず、また2.4よりも大きいときは、引続いての本発明
の処理によって得られる填料の収率が低下し、かつアマ
ニ油吸油量も700%に達しない。その結果、これ等を填
料に使用して抄紙した場合、所期の印刷後不透明度の改
善効果を得ることができない。
CMC又はその塩は、通常尿素及びホルムアルデヒドの
合計量に対し約0.1〜10%程度の量が使用される。CM
C又はその塩は、この初期縮合物を酸性触媒の存在下で
重縮合させて架橋反応を生起させるに際し、生成する架
橋樹脂の一次粒子の粒径を規制して、大きな一次粒子が
生成しないようにする作用を奏する。従ってCMC又は
その塩は、上記のように初期縮合物の製造の際に添加す
る代りに、上記反応により生成した初期縮合物に後から
添加してもよい。
合計量に対し約0.1〜10%程度の量が使用される。CM
C又はその塩は、この初期縮合物を酸性触媒の存在下で
重縮合させて架橋反応を生起させるに際し、生成する架
橋樹脂の一次粒子の粒径を規制して、大きな一次粒子が
生成しないようにする作用を奏する。従ってCMC又は
その塩は、上記のように初期縮合物の製造の際に添加す
る代りに、上記反応により生成した初期縮合物に後から
添加してもよい。
初期縮合物の製造時の液性は、例えば苛性アルカリ又は
炭酸アルカリの添加によって中性乃至弱アルカリ性例え
ばpH7〜8程度に保持される。
炭酸アルカリの添加によって中性乃至弱アルカリ性例え
ばpH7〜8程度に保持される。
以上の方法により得られた初期縮合物を含む水溶液は、
次いで水の量を所定の範囲に調整し、要すればCMC又
はその塩を添加した後、酸性触媒を加えて所定の範囲の
温度で重縮合させることにより、尿素ホルムアルデヒド
架橋樹脂が固体として得られる。
次いで水の量を所定の範囲に調整し、要すればCMC又
はその塩を添加した後、酸性触媒を加えて所定の範囲の
温度で重縮合させることにより、尿素ホルムアルデヒド
架橋樹脂が固体として得られる。
酸性触媒としては、例えば硫酸、塩酸等の鉱酸、ギ酸、
酢酸、パラトルエンスルホン酸、スルファミン酸等の有
機酸が挙げられる。
酢酸、パラトルエンスルホン酸、スルファミン酸等の有
機酸が挙げられる。
初期縮合物の重縮合反応に使用される水の量は、初期縮
合物に対し、5〜15倍量であることが必要である。な
お、初期縮合物の量は、系外に逸出したものを除き、反
応に用いた尿素とホルムアルデヒドとの合計量に等しい
ものとする。水の量が5倍量よりも少いときは、重縮合
により生成する固化物が硬くなり、引続いての本発明の
処理によって得られる填料のアマニ油吸油量が700%に
達しない。また、水の量が15倍量よりも多いときは、重
縮合により生成する固化物が軟らか過ぎて、引続いての
本発明の処理によって得られる填料のアマニ油吸油量が
同様に700%に達しない。
合物に対し、5〜15倍量であることが必要である。な
お、初期縮合物の量は、系外に逸出したものを除き、反
応に用いた尿素とホルムアルデヒドとの合計量に等しい
ものとする。水の量が5倍量よりも少いときは、重縮合
により生成する固化物が硬くなり、引続いての本発明の
処理によって得られる填料のアマニ油吸油量が700%に
達しない。また、水の量が15倍量よりも多いときは、重
縮合により生成する固化物が軟らか過ぎて、引続いての
本発明の処理によって得られる填料のアマニ油吸油量が
同様に700%に達しない。
その結果、何れの場合も、これ等を填料として抄紙した
場合に、所期の印刷後不透明度の改善効果を得ることが
できない。
場合に、所期の印刷後不透明度の改善効果を得ることが
できない。
また、初期縮合物の重縮合反応の温度は35〜65℃、好ま
しくは40〜60℃であることが必要であり、35℃よりも低
い温度では、引続いての本発明の処理によって得られる
填料のアマニ油吸油量が700%に達しない。また、65℃
よりも高い温度では、引続いての処理によって得られる
填料の収率が低下し、かつアマニ油吸油量も700%に達
しない。
しくは40〜60℃であることが必要であり、35℃よりも低
い温度では、引続いての本発明の処理によって得られる
填料のアマニ油吸油量が700%に達しない。また、65℃
よりも高い温度では、引続いての処理によって得られる
填料の収率が低下し、かつアマニ油吸油量も700%に達
しない。
重縮合反応は、初期縮合物、CMC又はその塩及び初期
縮合物に対して5〜15倍量の水からなる水溶液に酸性触
媒を加え、全体が均一になるように攪拌し、35〜65℃に
保持することにより行なう。この際、攪拌はできるだけ
短時間で行ない、かつ攪拌を停止したのち少なくとも5
分間は攪拌を行なわないことが必要である。即ち酸性触
媒を加えて攪拌すると初期縮合物はゲル状に固化する
が、攪拌はゲル状に固化する前に停止して、重縮合反応
をゲル状固体の各部分において少なくとも5分間相互に
独立に進行させる。
縮合物に対して5〜15倍量の水からなる水溶液に酸性触
媒を加え、全体が均一になるように攪拌し、35〜65℃に
保持することにより行なう。この際、攪拌はできるだけ
短時間で行ない、かつ攪拌を停止したのち少なくとも5
分間は攪拌を行なわないことが必要である。即ち酸性触
媒を加えて攪拌すると初期縮合物はゲル状に固化する
が、攪拌はゲル状に固化する前に停止して、重縮合反応
をゲル状固体の各部分において少なくとも5分間相互に
独立に進行させる。
これにより各部分における重縮合反応が、その部分に存
在する反応剤だけで進行し、1μmよりも小さい一次粒
子が結合した架橋樹脂が生成する。5分間経過後は攪拌
を行なってもよいが、通常は攪拌せずにそのまま反応を
完結させる。架橋樹脂がこのような一次粒子の集合体か
らなる構造を有する理由は不明であるが、初期縮合物の
水溶液から重縮合反応の進行と共に生成した重縮合物が
沈澱して一次粒子を形成し、これが更に生長する過程で
集合して二次粒子を生成するものと考えられる。そし
て、このような一次粒子−二次粒子の骨格構造は比較的
速やかにできあがるので、5分間経過後は攪拌を再開し
ても生成した架橋樹脂の構造に影響しないものと考えら
れる。
在する反応剤だけで進行し、1μmよりも小さい一次粒
子が結合した架橋樹脂が生成する。5分間経過後は攪拌
を行なってもよいが、通常は攪拌せずにそのまま反応を
完結させる。架橋樹脂がこのような一次粒子の集合体か
らなる構造を有する理由は不明であるが、初期縮合物の
水溶液から重縮合反応の進行と共に生成した重縮合物が
沈澱して一次粒子を形成し、これが更に生長する過程で
集合して二次粒子を生成するものと考えられる。そし
て、このような一次粒子−二次粒子の骨格構造は比較的
速やかにできあがるので、5分間経過後は攪拌を再開し
ても生成した架橋樹脂の構造に影響しないものと考えら
れる。
本発明においては、以上のようにして得られた尿素ホル
ムアルデヒド架橋樹脂の固化物は、予め粗砕し、水を加
えてスラリー濃度が3〜10%好ましくは4〜8%程度(平
均粒子径50〜100μm程度)とした後、超音波分散型粉
砕機を用いて粉砕処理することが必要である。
ムアルデヒド架橋樹脂の固化物は、予め粗砕し、水を加
えてスラリー濃度が3〜10%好ましくは4〜8%程度(平
均粒子径50〜100μm程度)とした後、超音波分散型粉
砕機を用いて粉砕処理することが必要である。
超音波分散型粉砕機は、分類上サイレン式の変換器に属
し、機械的エネルギーを超音波に変換するものであり、
分散機構として、例えば第1図に示すように、クシ歯型
同心リングとローター、ステーターからなるゼネレータ
ーを2段以上有する分散型粉砕機である。
し、機械的エネルギーを超音波に変換するものであり、
分散機構として、例えば第1図に示すように、クシ歯型
同心リングとローター、ステーターからなるゼネレータ
ーを2段以上有する分散型粉砕機である。
そして上記の機構により、この超音波分散型粉砕機を上
記のスラリーの粉砕処理に適用すると、ローターとステ
ーターとの運動による機械的作用により、剪断力と超音
波が生じ、かつ超音波はキャビテーションを発生させ
る。この剪断力とキャビテーションの相乗効果により粉
砕がなされ、平均粒径が10μm以下、とくに紙用填料と
して好適な平均粒径2〜9μm程度の尿素ホルムアルデ
ヒド架橋樹脂粒子を得ることができる。
記のスラリーの粉砕処理に適用すると、ローターとステ
ーターとの運動による機械的作用により、剪断力と超音
波が生じ、かつ超音波はキャビテーションを発生させ
る。この剪断力とキャビテーションの相乗効果により粉
砕がなされ、平均粒径が10μm以下、とくに紙用填料と
して好適な平均粒径2〜9μm程度の尿素ホルムアルデ
ヒド架橋樹脂粒子を得ることができる。
しかも超音波分散型粉砕機は、ポンプ作用をも有するの
で連続操業が可能であり、工業的に有利に紙用填料とし
ての微粒子状尿素ホルムアルデヒド架橋樹脂を製造する
ことができる。
で連続操業が可能であり、工業的に有利に紙用填料とし
ての微粒子状尿素ホルムアルデヒド架橋樹脂を製造する
ことができる。
超音波分散型粉砕機で粉砕して得られる本発明方法によ
る微粒子状尿素ホルムアルデヒド架橋樹脂の特徴の一つ
は、優れた濾過特性を有することである。
る微粒子状尿素ホルムアルデヒド架橋樹脂の特徴の一つ
は、優れた濾過特性を有することである。
濾過特性としては、濾過速度及び超微粒子の目もれ率が
重要であるが、本発明方法によって得られた尿素ホルム
アルデヒド架橋樹脂粒子は、大きい濾過速度を有し、か
つ超微粒子の目もれ率が小さく、これがため抄紙時の歩
留り率が高く、これに伴って、比較的少量の使用で紙製
品の光学的特性を改善することができるのである。
重要であるが、本発明方法によって得られた尿素ホルム
アルデヒド架橋樹脂粒子は、大きい濾過速度を有し、か
つ超微粒子の目もれ率が小さく、これがため抄紙時の歩
留り率が高く、これに伴って、比較的少量の使用で紙製
品の光学的特性を改善することができるのである。
(実施例) 以下、本発明を実施例について更に詳細に説明するが、
本発明はその要旨を超えない限り以下の実施例に限定さ
れるものではない。なお、実施例及び参考例の記載中
「%」及び「部」とあるは紙の評価を除き「重量%」及
び「重量部」を示す。
本発明はその要旨を超えない限り以下の実施例に限定さ
れるものではない。なお、実施例及び参考例の記載中
「%」及び「部」とあるは紙の評価を除き「重量%」及
び「重量部」を示す。
また本発明において、アマニ油吸油量、架橋樹脂の粒
径、架橋樹脂の収率、填料歩留り、濾過速度及び超微粒
子の目もれ率は、下記の方法により測定した。
径、架橋樹脂の収率、填料歩留り、濾過速度及び超微粒
子の目もれ率は、下記の方法により測定した。
アマニ油吸油量: JISのK5101(1978)の方法に準じて測定する。即ち、
乾燥試料約1gをガラス板上に載せ、煮アマニ油をビュ
レットから少量づつ試料の中央に滴加し、ガラス板上で
ヘラを用いて練り合わせる。試料が煮アマニ油の1滴で
流動する状態となったときまでの煮アマニ油の滴加量を
読みとり、次式により吸油量(%)を算出する。全操作
は常温(約25℃)で行なう。
乾燥試料約1gをガラス板上に載せ、煮アマニ油をビュ
レットから少量づつ試料の中央に滴加し、ガラス板上で
ヘラを用いて練り合わせる。試料が煮アマニ油の1滴で
流動する状態となったときまでの煮アマニ油の滴加量を
読みとり、次式により吸油量(%)を算出する。全操作
は常温(約25℃)で行なう。
G=H/S×100 [G:吸油量(%)、H:アマニ油の滴加量(ml)、 S:試料の質量(g)] なお、試料の調製は、試料を湿潤状態とし、これを10倍
容量のメタノール中に投入して常温で30分間攪拌する。
次いで、吸引濾過を行ない、濾滓を40℃、750mmHgで8
時間乾燥することにより行なう。
容量のメタノール中に投入して常温で30分間攪拌する。
次いで、吸引濾過を行ない、濾滓を40℃、750mmHgで8
時間乾燥することにより行なう。
架橋樹脂の粒径: ストークスの法則を利用した光透過法により測定する。
即ち、架橋樹脂粒を蒸留水に分散させ、粒子の沈降によ
る濁度の変化を光の透過率の変化として測定し、この測
定値より重量累積分布曲線(片対数)を求め、その50%
径をもって平均粒子径とする。重量累積分布曲線の算出
に際しては、試料の真比重:1.45、蒸留水(20℃)の比
重:0.998、粘度:1.005の各数値を用いる。
即ち、架橋樹脂粒を蒸留水に分散させ、粒子の沈降によ
る濁度の変化を光の透過率の変化として測定し、この測
定値より重量累積分布曲線(片対数)を求め、その50%
径をもって平均粒子径とする。重量累積分布曲線の算出
に際しては、試料の真比重:1.45、蒸留水(20℃)の比
重:0.998、粘度:1.005の各数値を用いる。
以下の実施例では測定装置として、(株)セイシン企業
のミクロン・フォート・サイザー(SKC-2000S)を用い
て、最大粒径を50μmとして測定を行なった。ビーカー
に蒸留水50ml及び試料100mgを入れ、超音波分散器(出
力20W、周波数40KHz)にかけて5分間分散処理を行な
う。これを測定セルに入れたときに、吸光度[-log(I0/
I)]が1.3〜1.4になるように蒸留水で希釈して測定試料
とした。
のミクロン・フォート・サイザー(SKC-2000S)を用い
て、最大粒径を50μmとして測定を行なった。ビーカー
に蒸留水50ml及び試料100mgを入れ、超音波分散器(出
力20W、周波数40KHz)にかけて5分間分散処理を行な
う。これを測定セルに入れたときに、吸光度[-log(I0/
I)]が1.3〜1.4になるように蒸留水で希釈して測定試料
とした。
架橋樹脂の収率: 粉砕−中和−濾過−水洗の各工程を経た湿潤ケーキの重
量をK、この湿潤ケーキを120℃で2時間乾燥したとき
の収率をA%、架橋樹脂の製造に用いたホルムアルデヒ
ドと尿素の合計量をBとして次式により算出する。
量をK、この湿潤ケーキを120℃で2時間乾燥したとき
の収率をA%、架橋樹脂の製造に用いたホルムアルデヒ
ドと尿素の合計量をBとして次式により算出する。
架橋樹脂の収率(%)=K×A/B 填料歩留り: 紙及び抄紙用スラリー中の窒素の含有量(重量)をケル
ダール法により測定し、次式により算出する。
ダール法により測定し、次式により算出する。
填料歩留り=紙中の窒素/スラリー中の窒素×100 濾過速度: 粉砕処理後のスラリーを固形分濃度が5%になるように調
整する。濾過装置(濾過面積:9.62cm2、濾布:400メッ
シュのステンレス平織金網)に上記スラリー200gを入
れ、アスピレーターで水柱差圧80mmを維持しつつ定圧濾
過を行ない、濾液量が100mlに達するに要する時間をも
って濾過速度とする。
整する。濾過装置(濾過面積:9.62cm2、濾布:400メッ
シュのステンレス平織金網)に上記スラリー200gを入
れ、アスピレーターで水柱差圧80mmを維持しつつ定圧濾
過を行ない、濾液量が100mlに達するに要する時間をも
って濾過速度とする。
目もれ率: 上記の濾過速度の測定で濾液量が100mlに達した時点で
濾液から試料を採取し、光透過法によりその光透過率を
測定する。一方、平均粒径4.7μmの尿素ホルムアルデ
ヒド架橋樹脂を用いて濃度と光透過率との関係曲線を作
成し、この関係曲線に上記で得られた光透過率をあては
めて試料の固体濃度を算出する。
濾液から試料を採取し、光透過法によりその光透過率を
測定する。一方、平均粒径4.7μmの尿素ホルムアルデ
ヒド架橋樹脂を用いて濃度と光透過率との関係曲線を作
成し、この関係曲線に上記で得られた光透過率をあては
めて試料の固体濃度を算出する。
目もれ率(%)=濾液100ml中の固体量(g)/10×100 透過率測定装置としては、(株)日立製作所の製品であ
るSPECTROPHOTOMETER 101型を用い、波長450μmで測定
した。
るSPECTROPHOTOMETER 101型を用い、波長450μmで測定
した。
実施例1 37%濃度のホルムアルデヒド水溶液41.0部(0.5モル)
と水43.1部とを混合し、攪拌しつつこれに0.7部のCM
Cナトリウム塩[CMCダイセル1193]を分散させ、更
に苛性ソーダを加えてpH7.4(BTB試験紙)に調整し、次い
で尿素15.2部(0.25モル)を添加して昇温し、70℃で1.
5時間反応させて初期縮合物の水溶液を得た。得られた
初期縮合物水溶液のBTB試験紙によるpHは7.2であった。
と水43.1部とを混合し、攪拌しつつこれに0.7部のCM
Cナトリウム塩[CMCダイセル1193]を分散させ、更
に苛性ソーダを加えてpH7.4(BTB試験紙)に調整し、次い
で尿素15.2部(0.25モル)を添加して昇温し、70℃で1.
5時間反応させて初期縮合物の水溶液を得た。得られた
初期縮合物水溶液のBTB試験紙によるpHは7.2であった。
上記で得た初期縮合物の水溶液100部を40℃に昇温し、
同温度の3.6%硫酸104部を速やかに添加混合すると30秒
後に白濁し45秒後に固化した。固化反応の際共存した水
の量は、初期縮合物の5.6倍量であった。
同温度の3.6%硫酸104部を速やかに添加混合すると30秒
後に白濁し45秒後に固化した。固化反応の際共存した水
の量は、初期縮合物の5.6倍量であった。
硫酸混合後、40℃で30分間静置したのち、固化物を採取
して粗砕し、404部の水を加えて攪拌してスラリー化し
た後、苛性ソーダ水溶液で中和してスラリー濃度約5.0
%のスラリーを得た。
して粗砕し、404部の水を加えて攪拌してスラリー化し
た後、苛性ソーダ水溶液で中和してスラリー濃度約5.0
%のスラリーを得た。
上記のスラリーを、サイレン式ゼネレーターを3段内臓
する超音波分散型粉砕機[(株)荏原製作所製「エバラ
マイルダー」]を通過させることにより微粉砕処理し
た。
する超音波分散型粉砕機[(株)荏原製作所製「エバラ
マイルダー」]を通過させることにより微粉砕処理し
た。
このスラリーをガラスフィルターで吸引濾過し、得られ
たケーキを再度250部の水に投入して攪拌し、次いで濾
過して採取したケーキを120℃のオーブン中で2時間乾
燥したものの平均粒径は6.0μmであった。また、この
ものの一次粒子の粒径は、走査型電子顕微鏡で観察した
ところ0.1〜0.3μmであった。
たケーキを再度250部の水に投入して攪拌し、次いで濾
過して採取したケーキを120℃のオーブン中で2時間乾
燥したものの平均粒径は6.0μmであった。また、この
ものの一次粒子の粒径は、走査型電子顕微鏡で観察した
ところ0.1〜0.3μmであった。
また、上記で得た乾燥前のケーキをメタノールと混合
し、30分間攪拌した後、ガラスフィルターで吸引濾過
し、残渣を40℃で8時間減圧下乾燥して得られたものの
アマニ油吸油量は1100%であった。
し、30分間攪拌した後、ガラスフィルターで吸引濾過
し、残渣を40℃で8時間減圧下乾燥して得られたものの
アマニ油吸油量は1100%であった。
更に、前記の微粉砕処理したスラリーの濃度を5%に調整
して、濾過速度及び目もれ率を測定した。その結果を夫
々表1に示した。
して、濾過速度及び目もれ率を測定した。その結果を夫
々表1に示した。
実施例2 37%濃度のホルムアルデヒド水溶液40.3部(0.5モル)
と水43.3部とを混合し、攪拌下これに0.7部のCMCナ
トリウム塩[ダイセル(株)製 CMCダイセル1193]
を分散させ、更に苛性ソーダを加えてpH7.4(BTB試験紙)
に調整し、次いで尿素15.7部(0.26モル)を添加して加
熱し、70℃で1.5時間反応させて初期縮合物の水溶液を
得た。得られた初期縮合物水溶液のBTB試験紙によるpH
は7.0であった。
と水43.3部とを混合し、攪拌下これに0.7部のCMCナ
トリウム塩[ダイセル(株)製 CMCダイセル1193]
を分散させ、更に苛性ソーダを加えてpH7.4(BTB試験紙)
に調整し、次いで尿素15.7部(0.26モル)を添加して加
熱し、70℃で1.5時間反応させて初期縮合物の水溶液を
得た。得られた初期縮合物水溶液のBTB試験紙によるpH
は7.0であった。
上記で得た初期縮合物の水溶液100部を35℃に昇温し、
同温度の3.0%硫酸136部を速やかに添加混合すると30秒
後に白濁し65秒後に固化した。固化反応の際共存した水
の量は、初期縮合物の6.6倍量であった。
同温度の3.0%硫酸136部を速やかに添加混合すると30秒
後に白濁し65秒後に固化した。固化反応の際共存した水
の量は、初期縮合物の6.6倍量であった。
硫酸混合後、35℃で30分間静置したのち、固化物を採取
して粗砕し、124部の水を加えて攪拌してスラリー化
(スラリー濃度約8.5%)した後、苛性ソーダ水溶液で
中和した。
して粗砕し、124部の水を加えて攪拌してスラリー化
(スラリー濃度約8.5%)した後、苛性ソーダ水溶液で
中和した。
上記のスラリーを、超音波分散型粉砕機[(株)荏原製
作所社製「エバラマイルダー」]を通過させることによ
り微粉砕処理した。
作所社製「エバラマイルダー」]を通過させることによ
り微粉砕処理した。
このスラリー中の粒子の平均粒径は、8.0μmであり、
一次粒子の粒径は0.1〜0.3μmであり、アマニ油吸油量
は900%であった。
一次粒子の粒径は0.1〜0.3μmであり、アマニ油吸油量
は900%であった。
更に、前記の微粉砕処理したスラリーの濃度を5%に調整
して、濾過速度及び目もれ率を測定した結果を表1に示
した。
して、濾過速度及び目もれ率を測定した結果を表1に示
した。
実施例3〜4及び比較例1〜4 実施例1における初期縮合物製造時の尿素とホルムアル
デヒドとのモル比(F/U)、重縮合反応の際の初期縮合物
と水との比(以下浴比という)、温度及び時間を表1に
示す通りに変えた外は、実施例1と同様な処理を行なっ
て、夫々表1に示す平均粒径、一次粒子径、アマニ油吸
油量、濾過速度及び目もれ率の填料を得た。
デヒドとのモル比(F/U)、重縮合反応の際の初期縮合物
と水との比(以下浴比という)、温度及び時間を表1に
示す通りに変えた外は、実施例1と同様な処理を行なっ
て、夫々表1に示す平均粒径、一次粒子径、アマニ油吸
油量、濾過速度及び目もれ率の填料を得た。
なお、実施例1における初期縮合物製造の際にCMCナ
トリウム塩を使用せず、他は実施例1と同様な処理を行
なった場合(比較例1);実施例2における初期縮合物
の重縮合反応の際の温度を75℃とした外は、実施例2に
準じて処理を行なった場合(比較例2);実施例1にお
ける初期縮合物製造時の尿素とホルムアルデヒドとのモ
ル比(F/U)を1.5とし、かつ、重縮合反応の際の浴比を4.
0とした外は、実施例1に準じて処理を行なった場合
(比較例3);また実施例2における初期縮合物の重縮
合反応の際に攪拌を停止していた時間(=静置時間)を
3分間とした外は、実施例1に準じて処理を行なった場
合(比較例4)に得られた尿素ホルムアルデヒド架橋樹
脂粒子の、平均粒径、一次粒子径、アマニ油吸油量及び
目もれ率を表1に示した。
トリウム塩を使用せず、他は実施例1と同様な処理を行
なった場合(比較例1);実施例2における初期縮合物
の重縮合反応の際の温度を75℃とした外は、実施例2に
準じて処理を行なった場合(比較例2);実施例1にお
ける初期縮合物製造時の尿素とホルムアルデヒドとのモ
ル比(F/U)を1.5とし、かつ、重縮合反応の際の浴比を4.
0とした外は、実施例1に準じて処理を行なった場合
(比較例3);また実施例2における初期縮合物の重縮
合反応の際に攪拌を停止していた時間(=静置時間)を
3分間とした外は、実施例1に準じて処理を行なった場
合(比較例4)に得られた尿素ホルムアルデヒド架橋樹
脂粒子の、平均粒径、一次粒子径、アマニ油吸油量及び
目もれ率を表1に示した。
比較例5〜8 実施例2において使用した粉砕機「アバラマイルダー」
の代りに、媒体攪拌型粉砕機[「アトライタ」三井三池
製作所製 型式 MA−01B]を使用し、セラミック
メディアを用いて250rpmで15分間粉砕処理した外は実施
例2と全く同様に処理した場合(比較例5);実施例2
において使用した粉砕機「エバラマイルダー」の代り
に、[「パイプラインホモミキサー」特殊機化工業
(株)社製 2S型]を用いて微粉砕処理を行なった外
は、実施例2と全く同様に処理した場合(比較例6);
実施例1において使用した粉砕機「エバラマイルダー」
の代りに、コロイドミル[特殊機化工業(株)社製「マ
イコロイダー」]を用いた以外は、実施例2と全く同様
に処理した場合(比較例7);実施例2において使用し
た粉砕機「エバラマイルダー」の代りに、[西独 ステ
ファン社製「万能高速カッター」]を用いて3000rpmで1
5分間微粉砕処理を行なった外は実施例2と全く同様に
処理した場合(比較例8)に得られた尿素ホルムアルデ
ヒド架橋樹脂粒子からなる填料の、一次粒子径、平均粒
子径、アマニ油吸油量、粒径1〜10μmの割合、目もれ
率及び濾過時間を表2に示した。
の代りに、媒体攪拌型粉砕機[「アトライタ」三井三池
製作所製 型式 MA−01B]を使用し、セラミック
メディアを用いて250rpmで15分間粉砕処理した外は実施
例2と全く同様に処理した場合(比較例5);実施例2
において使用した粉砕機「エバラマイルダー」の代り
に、[「パイプラインホモミキサー」特殊機化工業
(株)社製 2S型]を用いて微粉砕処理を行なった外
は、実施例2と全く同様に処理した場合(比較例6);
実施例1において使用した粉砕機「エバラマイルダー」
の代りに、コロイドミル[特殊機化工業(株)社製「マ
イコロイダー」]を用いた以外は、実施例2と全く同様
に処理した場合(比較例7);実施例2において使用し
た粉砕機「エバラマイルダー」の代りに、[西独 ステ
ファン社製「万能高速カッター」]を用いて3000rpmで1
5分間微粉砕処理を行なった外は実施例2と全く同様に
処理した場合(比較例8)に得られた尿素ホルムアルデ
ヒド架橋樹脂粒子からなる填料の、一次粒子径、平均粒
子径、アマニ油吸油量、粒径1〜10μmの割合、目もれ
率及び濾過時間を表2に示した。
参考例 紙質評価用紙の調製: NBKP15部、TMP25部、RGP30部及びDIP30部
が配合された叩解度300ml(csf)のパルプの1%スラリー10
00部に、予め5.0%濃度に調整しておいた実施例1〜4
及び比較例1〜8で得られた填料の分散水性液10部(乾
燥パルプにたいして5%の填料に相当)を添加して2分間
攪拌し、引続き10%硫酸アルミニウム水溶液3部を加え
て更に2分間攪拌して填料配合抄紙用スラリーを調製し
た。
が配合された叩解度300ml(csf)のパルプの1%スラリー10
00部に、予め5.0%濃度に調整しておいた実施例1〜4
及び比較例1〜8で得られた填料の分散水性液10部(乾
燥パルプにたいして5%の填料に相当)を添加して2分間
攪拌し、引続き10%硫酸アルミニウム水溶液3部を加え
て更に2分間攪拌して填料配合抄紙用スラリーを調製し
た。
次いで、これをTAPPI角型シートマシン(25cm×25c
m)を用いて抄紙し、3.5kg/cm2でプレス脱水を行なった
後、表面温度105〜110℃のロータリードライヤーで3分
間乾燥し、線圧40kg/cmでカレンダー掛けを行なった
後、相対湿度65%、20℃の恒温、恒湿室で24時間のシー
ズニングを行なって紙質評価用の紙を調製した。
m)を用いて抄紙し、3.5kg/cm2でプレス脱水を行なった
後、表面温度105〜110℃のロータリードライヤーで3分
間乾燥し、線圧40kg/cmでカレンダー掛けを行なった
後、相対湿度65%、20℃の恒温、恒湿室で24時間のシー
ズニングを行なって紙質評価用の紙を調製した。
紙質の評価: 上記で調製した紙の種々の光学的特性について調べた。
即ち、白色度はJIS P−8123により、不透明度はJ
IS P−8138により、また印刷後不透明度はJ.TA
PPI.No.45-84に準じて測定した。なお、填料の歩留
りはケルダール法窒素分析により測定した。
即ち、白色度はJIS P−8123により、不透明度はJ
IS P−8138により、また印刷後不透明度はJ.TA
PPI.No.45-84に準じて測定した。なお、填料の歩留
りはケルダール法窒素分析により測定した。
実施例1〜4及び比較例1〜8で得られた填料を配合し
て抄紙した紙製品の白色度、不透明度及び印刷後不透明
度と填料歩留り率を表3に示した。
て抄紙した紙製品の白色度、不透明度及び印刷後不透明
度と填料歩留り率を表3に示した。
なお、填料を添加しなかった場合(ブランク)を比較例
9として併記した。
9として併記した。
(発明の効果) 本発明の方法によって製造された紙用填料は、参考例に
示されるように、これを抄紙に使用した場合、得られた
紙は白色度、不透明度が優れ、更に紙中に分散された填
料が印刷インクを充分に吸収し、その結果、紙の印刷後
不透明度が著しく改善される。また、優れた濾過特性を
有するため歩留り率が高く効率的である。
示されるように、これを抄紙に使用した場合、得られた
紙は白色度、不透明度が優れ、更に紙中に分散された填
料が印刷インクを充分に吸収し、その結果、紙の印刷後
不透明度が著しく改善される。また、優れた濾過特性を
有するため歩留り率が高く効率的である。
第1図は本発明方法で用いる超音波分散型粉砕機の構造
を説明する為の模式図であり、図中、1はステーター、
2はローターである。
を説明する為の模式図であり、図中、1はステーター、
2はローターである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 唐沢 史芳 福島県いわき市小名浜高山34番地 日本化 成株式会社内 (72)発明者 草刈 治夫 福島県いわき市小名浜高山34番地 日本化 成株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】尿素とホルムアルデヒドとを、尿素に対す
るホルムアルデヒドのモル比を1:1.9〜1:2.4として、中
性ないし弱アルカリ性水性媒体中において反応させて得
た初期縮合物、カルボキシメチルセルロース又はその
塩、該初期縮合物に対して5〜15重量倍の水及び酸性触
媒から主として成る混合物を、全体が均一になるように
攪拌したのち少なくとも5分間攪拌を停止する過程を経
て35〜65℃で反応させて固体の尿素ホルムアルデヒド架
橋樹脂を製造し、次いで得られた固体の尿素ホルムアル
デヒド架橋樹脂を含む水性スラリーを超音波分散型粉砕
機を用いて粉砕処理することを特徴とする紙用填料の製
造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10482387A JPH0629308B2 (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | 紙用填料の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10482387A JPH0629308B2 (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | 紙用填料の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63270721A JPS63270721A (ja) | 1988-11-08 |
| JPH0629308B2 true JPH0629308B2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=14391118
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10482387A Expired - Lifetime JPH0629308B2 (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | 紙用填料の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0629308B2 (ja) |
-
1987
- 1987-04-30 JP JP10482387A patent/JPH0629308B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63270721A (ja) | 1988-11-08 |
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