JPH06293099A - 断熱パッド材およびその製造方法 - Google Patents

断熱パッド材およびその製造方法

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JPH06293099A
JPH06293099A JP10745793A JP10745793A JPH06293099A JP H06293099 A JPH06293099 A JP H06293099A JP 10745793 A JP10745793 A JP 10745793A JP 10745793 A JP10745793 A JP 10745793A JP H06293099 A JPH06293099 A JP H06293099A
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JP
Japan
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melting point
resin film
point resin
rough surface
heat insulating
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Pending
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JP10745793A
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English (en)
Inventor
Tamotsu Kawai
保 河合
Masao Ando
正夫 安藤
Kinzo Masuda
欣三 増田
Masahiro Chikada
雅浩 近田
Fukuzo Imada
福三 今田
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バッテリーシールドなどの断熱パッド材とし
て外観が美麗で冬季は放電防止し、夏季は温度上昇を阻
止して液の蒸散を回避し得ると共に、放電バッテリーの
積替え時のパッドの取外し、取付けなどを容易ならしめ
る。 【構成】 ビーズ法による型内発泡成形体単体1又はブ
ロック体からカットされた型内発泡成形体1の粗表面に
低融点樹脂フィルム3を介して高融点樹脂フィルム2を
重ね合せ、加熱により低融点樹脂フィルム3を溶融せし
めて高融点樹脂フイルム2を発泡成形体1の粗表面を模
様の如く透視可能にラミネートせしめて断熱パッドを形
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビーズ法による型内発泡
成形体を用い、その外観を美麗ならしめた断熱パッド材
の製造方法ならびに同断熱パッド材に係り、特に冬季は
放電防止、夏季は温度上昇を抑制することが求められる
バッテリーなどの外面に被覆して用いるのに好適な上記
断熱パッド材の製造方法及び断熱パッド材に関する。
【0002】
【従来の技術】断熱用パッド材としてはウレタンフォー
ムなどの発泡体を始め、各種の素材が断熱の求められる
各個所に対応して広く用いられている。しかしながら、
バッテリーの如く冬季の低温時に放電を防止し、真夏の
高温時には液の蒸散回避のため温度上昇の防止が必要な
ものの断熱パッド材としては前記冬季の低温から真夏の
高温に至る広汎な温度範囲において断熱、保温が求めら
れる外、低温時における脆化防止、保温機密性、バッテ
リーに対し隙間を解消するフイット性、バッテリー工場
でのセッテイングの簡易迅速性、放電バッテリーの積替
え時の取外し、取付けの容易性、耐油及び耐薬品性、耐
熱性、リサイクル性、肉厚(8〜10mm)、経済性、
高級感など極めて要求される品質特性が多い。ところ
が、前記従来、用いられている断熱パッド材ではこのよ
うな品質特性を満足することはできず、僅かにその幾つ
かを満足するに止まっている。
【0003】そこで、近時表皮内部にポリエステルスポ
ンジやガラス繊維を充填し、周囲を扁平化せしめた保温
カバーが作成され、バッテリーの周囲に被覆して使用に
供されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記現在用
いられているバッテリーの保温カバーは保温断熱目的に
は適合しているとは云え、工数が多く作成に手間を要し
コスト高となる難を免れない。しかも複合素材からなる
ためリサイクル性に問題があり、またバッテリーとの取
り付け、取り外しやフイット性にも欠ける難点がある。
【0005】本発明は上述の如き実状に対処し、製作が
簡単で、とりわけ単一素材により形成し易く、特に前記
バッテリーシールド(保温パッド)に求められる各品質
特性を満足する断熱パッド材を提供することにより外観
が美麗で冬季は放電防止し、夏季は温度上昇を阻止して
液の蒸散を回避し得ると共に、放電バッテリーの積替え
時のパッドの取外し、取付けの容易さをはかることを目
的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、上記の目的を達成
するため本発明はビーズ法による型内発泡成形体を用
い、特に粗表面を有するその表面に低融点樹脂フィルム
を介して高融点樹脂フィルムを重ね合せ、加熱により低
融点樹脂フィルムを溶融せしめて発泡成形体表面にラミ
ネートせしめることによって断熱パッド材を形成した。
【0007】また、本発明は上記断熱パッド材の作成効
率を高めるためビーズ法による型内発泡成形により所要
の拡がり面積と、厚みを有するブロック体に成形し、該
ブロック体を適宜厚みを有する複数の板状にスライスカ
ットした後、、そのカットされた微細粗表面に低融点樹
脂フィルムを介して高融点樹脂フィルムを重ね合せ、加
熱により低融点樹脂フィルムを溶融せしめて高融点樹脂
フィルムをカット面の微細粗面を梨地模様の如く模様状
に透視可能に該カット面にラミネートせしめて断熱パッ
ド材を作成するようにした。
【0008】また上記カットされた発泡成形体の粗表面
をフィルムとラミネートするための加熱手段の加熱温
度、加熱時間、押圧力により粗表面の発泡樹脂セル断面
を積極的に凹凸模様化させ、フィルムとラミネート一体
化するに際しその表面に凹凸模様を付型せしめた。
【0009】なお上記断熱パッドとしては発泡成形体材
料と低融点及び高融点のフィルム材料が同種又は同系で
あることは好ましく、例えばポリプロピレン樹脂による
発泡形成体にポリプロピレンの低融点及び高融点樹脂フ
ィルムを用いたものは最も好適である。
【0010】
【作用】上記本発明方法によれば型内発泡成形体を成形
し、これに低融点,高融点の樹脂フィルムを重合するだ
けで断熱パッド材が形成されるため極めて工程が簡易で
あると共に、発泡成形体表面のざらざらした粗面が高融
点樹脂フィルムを通して模様状に透視されるため頗る美
麗な梨地模様の如き模様を現出する。
【0011】またブロック体をスライスカットして所要
厚みの断熱パッド材に形成することにより生産効率が向
上し、形成数量を大巾に向上せしめる。更に発泡成形体
と低融点ならびに高融点樹脂フィルムを単一材で形成す
ることも容易となり、リサイクル性も良好とする。
【0012】
【実施例】以下、更に添付図面を参照し、本発明の実施
例を説明する。
【0013】図1は本発明の基本的方法を示す実施例
で、図において、1はビーズ法による型内発泡成形によ
り成形された発泡成形体、2はその表面に低融点樹脂フ
ィルム3を介して重合された高融点樹脂フィルムであ
る。
【0014】発泡成形体1は成形にあたって発泡性樹脂
粒子(発泡ビーズ)を原料とし、これを雌雄型内に充填
し加熱融着、冷却せしめて製品に成形したもので、夫々
の形態に合わせて随時、型内発泡成形が可能であり、例
えばバッテリーの四周を包囲し得るように折り畳み部分
を薄肉部として横長短形形状に成形し、必要に応じ端子
など突出部に開口窓を設けることも容易である。この発
泡成形体を形成する樹脂としては型内発泡成形可能な樹
脂であればよく、例えば、ポリエチレン,ポリプロピレ
ン,ポリスチレン,アクリルニトリル−スチレン共重合
体,メタアクリル酸エステル−スチレン共重合体,ポリ
スチレンとポリエチレンの共重合体など各種樹脂を挙げ
られるが、ポリエチレン樹脂,ポリプロピレン樹脂は一
般的であり、殊にポリプロピレン発泡成形体は最も実用
的である。この型内発泡成形による発泡成形体は通常、
その表面に膨張ビーズの融着による亀甲状の柄模様が形
成され、ざらざらした微細粗面を有している。
【0015】一方、上記発泡成形体1の粗表面に重ね合
わされる低融点樹脂フィルム3及び高融点樹脂フィルム
2はポリエチレン,ポリプロピレン,ポリエチレンテレ
フタレート(PET)など熱可塑性樹脂フィルムであ
り、通常、低融点樹脂フィルム3の溶融温度は100〜
120℃位、高融点樹脂フィルム2の溶融温度は180
℃以上のものである。
【0016】これら両樹脂フィルム2,3は可及的同一
又は同系の樹脂であることが好ましく、しかも更に発泡
成形体1の形成樹脂とも同一又は同系の樹脂であること
は最も好ましい。
【0017】特に、最も実用的と目されるものは発泡成
形体、両樹脂フィルム共にポリプロピレンを原料とする
ものである。しかし必ずしも、これに制約されないこと
は云うまでもない。
【0018】高融点樹脂フィルム2及び低融点樹脂フィ
ルム3は、前記発泡成形体1のざらざらした粗表面に低
融点樹脂フィルム3を挟んで配層され、適宜の加熱手段
により低融点樹脂フィルム3の溶融温度を越える温度に
加熱することによって該フィルム3を溶融させて高融点
樹脂フィルム2を発泡成形体1表面にラミネートする。
このとき、発泡成形体1表面の微細粗面は高融点樹脂フ
ィルム2を通して透視され、表面の亀甲模様、あるいは
微細粗面は独得の外観を呈して梨地模様などの模様を現
出し外観を美麗ならしめる。
【0019】またフィルムとラミネートする際、加熱手
段の加熱温度、加熱時間、押圧力により発泡成形体1の
粗表面の発泡樹脂セル断面を積極的に凹凸模様化させ、
フィルムとラミネートさせることにより表面に凹凸模様
を付型することも効果的である。
【0020】上記の説明は、発泡成形体1が所要形態の
単体の場合であるが、発泡成形体はこれを一旦、所要面
積をもち、適宜厚みを有するブロック体Bとして成形し
た後、これを厚み方向でスライスカットし、所要厚みの
板状をなす発泡成形体1′に形成することができる。
【0021】図2はかかる方法の実施例であり、ブロッ
ク体Bとして成形された発泡成形体を複数の発泡成形体
1′にスライスカットする状況を示している。このよう
にブロック体Bとして成形すれば単にスライスカットす
るだけで複数の所定形態の発泡成形体1′が形成され、
同時にカット面は微細粗面となり、爾後は前述したのと
同様にカットされた粗表面に低融点樹脂フィルムを介し
て高融点樹脂フィルムを重ね合せ、のち、低融点樹脂フ
ィルムを溶融することによって高融点樹脂フィルムを発
泡成形体1′の粗表面に融着ラミネートし、高融点樹脂
シートを通じて梨地模様などの模様を現出させる。
【0022】かくして型内発泡成形体の表面外観を美麗
とし、型内発泡成形体の利用範囲を拡大する。なかでも
図3に示すようにバッテリーの断熱パッド材として、展
開形状のパッド材を形成し、薄肉に形成した折り曲げ部
4により折り曲げてバッテリーの周囲を包覆するように
すれば美麗外観で、軽量であり、取り付け,取り外しの
作業性もよく、バッテリーシールドに求められる前記品
質特性を充分に具備したバッテリーの断熱パッドを得る
ことができる。
【0023】
【発明の効果】本発明は以上のように、型内発泡成形体
の比較的粗面をなす表面に低融点樹脂フィルムの溶融に
より高融点樹脂フィルムをラミネートせしめたものであ
り、従来、表面に顕出する亀甲模様や粗面のため、使用
に制約があった型内発泡による成形体の表面を改善し、
逆に表面の微細粗面をラミネートフィルムを通して透視
させることによって梨地模様の如き模様として現出し美
麗な外観を付与することができ、また積極的に凹凸模様
を形成してその利用範囲を拡げると共に、成形体のため
各種形態に成形可能で、バッテリーシールドの如き従
来、好適なパッド材がなかった分野へも進出を容易なら
しめ、バッテリーシールドに求められるパッド材を提供
することができる顕著な効果を有する。
【0024】しかも、型内発泡成形体を使用するため、
一旦、ブロック体で成形し、スライトカットすることに
より一挙に複数の成形体が作成可能であり、生産効率を
大幅に向上し、著しいコストの低減をはかることができ
る。
【0025】また、本発明により得られた断熱パッド材
は、バッテリーの断熱に用いるときは低温時の放電防止
はもとより、夏季には温度の上昇を防いで電解液の蒸散
を阻止するのに効果的であると共に、バッテリーへのフ
イット性、放電バッテリー積替え時の容易さ、耐油なら
びに耐薬品性、表面スキン層による油,水、塵埃などの
吸着,吸水の防止など、各種特性も達成される。しか
も、発泡成形体及び樹脂フィルムを単一材で形成すると
きはリサイクル性に優れるなど種々の優れ実効が期待さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法の1実施例に係るフィルム重合状態
を示す断面概要図である。
【図2】本発明方法の他の有利な実施を示す発泡成形
体、スライスカット状態を示す斜視概要である。
【図3】図3は本発明方法によるパッド材をバッテリー
シールドに用いた例を示す斜視概要図である。
【符号の説明】
1,1′ 発泡成形体 2 高融点樹脂フィルム 3 低融点フィルム B ブロック体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粗表面を有するビーズ法による型内発泡
    成形体の該表面に低融点樹脂フィルムを介して高融点樹
    脂フィルムを重ね合せ、加熱により低融点樹脂フィルム
    を溶融せしめて高融点フィルムを発泡成形体表面にラミ
    ネートせしめることを特徴とする断熱パッド材の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 ビーズ法による型内発泡により所要の拡
    がり面積と、厚みを有するブロック体を成形し、該ブロ
    ック体を適宜厚みを有する複数の板状にスライスカット
    し、そのカットされた微細粗表面に低融点樹脂フィルム
    を介して高融点樹脂フィルムを重ね合せ、加熱により低
    融点樹脂フイルムを溶融せしめて高融点樹脂フィルムを
    カット面の微細粗面模様を透視可能に該カット面にラミ
    ネートせしめることを特徴とする断熱パッド材の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 カットされた発泡成形体の粗表面をフィ
    ルムとラミネートするための加熱手段の加熱温度、加熱
    時間、押圧力により粗表面の発泡樹脂セル断面を積極的
    に凹凸模様化させ、フィルムとラミネート一体化するに
    際しその表面に凹凸模様を付型する請求項1または2記
    載の断熱パッド材の製造方法。
  4. 【請求項4】 発泡成形体が発泡ポリプロピレン成形体
    であり、低融点樹脂フィルムと高融点樹脂フィルムが低
    融点ポリプロピレン樹脂フィルムと高融点ポリプロピレ
    ン樹脂フィルムである請求項1,2または3記載の断熱
    パッド材の製造方法。
  5. 【請求項5】 粗表面を有するビーズ法による型内発泡
    成形体の表面に低融点樹脂フイルムの溶融層を介して高
    融点樹脂フイルムを前記発泡成形体粗表面を透視可能に
    ラミネートしてなることを特徴とする断熱パッド材。
JP10745793A 1993-04-08 1993-04-08 断熱パッド材およびその製造方法 Pending JPH06293099A (ja)

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JP (1) JPH06293099A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015086972A (ja) * 2013-10-31 2015-05-07 株式会社イノアックコーポレーション 断熱カバー
JP2020535241A (ja) * 2017-09-12 2020-12-03 エスジーエル・カーボン・エスイー 放熱素子

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015086972A (ja) * 2013-10-31 2015-05-07 株式会社イノアックコーポレーション 断熱カバー
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