JPH062931U - ガス絶縁母線支持装置 - Google Patents
ガス絶縁母線支持装置Info
- Publication number
- JPH062931U JPH062931U JP4071492U JP4071492U JPH062931U JP H062931 U JPH062931 U JP H062931U JP 4071492 U JP4071492 U JP 4071492U JP 4071492 U JP4071492 U JP 4071492U JP H062931 U JPH062931 U JP H062931U
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- insulated
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- busbar
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構造で小形化に貢献でき、且つ大変位
を吸収して優れた安全性を確保する。 【構成】 本考案のガス絶縁母線支持装置は、ガス絶縁
母線10を受ける支持架台12の上部に、ガス絶縁母線
10の外周面とほぼ同じ曲率を有するU字形の支持面1
3aを形成した支持台13を取り付け、支持台13と支
持架台12との間にガス絶縁母線10の軸方向及び軸直
角方向に摺動可能な摺動体14a,14bを取り付け、
支持台13及び支持架台12にガス絶縁母線10の軸直
角方向への変位を吸収する弾性体16を架設し、支持台
13と弾性体16との間に、ガス絶縁母線10の軸方向
に摺動可能な第2の摺動体14a,14bを取り付け
る。
を吸収して優れた安全性を確保する。 【構成】 本考案のガス絶縁母線支持装置は、ガス絶縁
母線10を受ける支持架台12の上部に、ガス絶縁母線
10の外周面とほぼ同じ曲率を有するU字形の支持面1
3aを形成した支持台13を取り付け、支持台13と支
持架台12との間にガス絶縁母線10の軸方向及び軸直
角方向に摺動可能な摺動体14a,14bを取り付け、
支持台13及び支持架台12にガス絶縁母線10の軸直
角方向への変位を吸収する弾性体16を架設し、支持台
13と弾性体16との間に、ガス絶縁母線10の軸方向
に摺動可能な第2の摺動体14a,14bを取り付け
る。
Description
【0001】
本考案は、長尺なガス絶縁母線を支えるガス絶縁母線支持装置に係り、特に大 きな変位を吸収可能なガス絶縁母線支持装置に関するものである。
【0002】
一般的にガス絶縁母線を支えるために、支持架台と支持台とバンドとを備えた ガス絶縁母線支持装置が採用されている。ここで、ガス絶縁母線支持装置の従来 例を図3を参照して具体的に説明する。すなわち支持架台3の上部にはガス絶縁 母線1を受ける中空の支持台2が取り付けられている。この支持台2の中央部に は断面がV字形の支持面2aが形成されており、ここにガス絶縁母線1の外周部 が接してガス絶縁母線1が支持される。また、支持台2に支持されたガス絶縁母 線1にはバンド5が巻かれている。このバンド5はその両端部が支持台2上面の 両端に固定されている。
【0003】 以上のような構成を有するガス絶縁母線支持装置においては、バンド5がガス 絶縁母線1を支持面2a側に締め付けることによって、支持台2に対してガス絶 縁母線1を強固に支持、固定することができる。
【0004】 ところで上記のような装置によって支持されるガス絶縁母線に対して、地震な どにより外部から母線に力が加わる時や、あるいは熱により伸縮する時、ガス絶 縁母線は、母線軸方向、軸直角方向あるいは上下方向などあらゆる方向に変位す る。そのため、ガス絶縁母線には通常、変位量を吸収するために大変位ベローズ が設置されている。
【0005】 ところが近年、ガス絶縁母線は長尺化する傾向にあり、母線の変位量は、長尺 化に比例して増大している。仮にガス絶縁母線の変位量が前記大変位ベローズの 許容値を越えてしまえば、母線及び大変位ベローズが損傷するという不具合が生 じる。そこで、長尺化したガス絶縁母線を支持するガス絶縁母線支持装置に対し ては、母線の変位量が大変位ベローズの許容値を越えないように、母線の大きな 変位を確実に吸収することが要求されている。
【0006】 この様な要求を満たすために様々な改良が施された提案が成されている。例え ば、実開昭58−193722号公報等で知られる如く、図3に示したガス絶縁 母線支持装置に押え板4を備えたものが考えられている。この押え板4は支持架 台3上面に固定されており、先端部は支持台2の中空な内側に挿通されている。 また、図4に示すように、押え板4は支持台2の底面部2aと所定の隙間を持っ て配置されている。更に、押え板4の先端部にはガス絶縁母線1の変位を吸収す るように弾性体7が設けられている。
【0007】 この様なガス絶縁母線支持装置によれば、ガス絶縁母線1の下部に設けられた 支持台2の底面部2aと押え板4との隙間の範囲内で、弾性体7がガス絶縁母線 1の変位を吸収することができる。
【0008】
しかしながら、上記のような従来のガス絶縁母線支持装置においては、支持台 2の底面部2aと押え板4との隙間寸法が変位を吸収できる最大値となるため、 ガス絶縁母線1の変位量の増大に対応するためには、底面部2aと押え板4との 隙間寸法を大きくしなくてはならず、支持台2の大形化を招いた。また、押え板 4の先端部の内部に弾性体7が設けられているなど、構造は複雑であった。
【0009】 更に、地震などによってガス絶縁母線1の軸直角方向(図中、左右方向)に急 激な力が加わった場合、弾性体7がこの力を抑制することは極めて困難であった 。そのため、ガス絶縁母線1に設置した大変位ベローズの母線軸直角方向への変 位を吸収することができなかった。
【0010】 以上のように従来のガス絶縁母線支持装置においては、構造が複雑化・大形化 すると共に、地震などの急激な動きによるガス絶縁母線の軸直角方向への大変位 に対して、ガス絶縁母線及び大変位ベローズを保護することができなかった。
【0011】 本考案は、上記課題を解決するために成されたものであり、その目的は、簡単 な構造で小形化に貢献でき、且つ大変位を吸収して優れた安全性を確保するガス 絶縁母線支持装置を提供することである。
【0012】
上記目的を達成するために本考案は、基礎部に固定された支持架台の上部に、 支持台を取り付け、この支持台にガス絶縁母線の外周面とほぼ同じ曲率を有する 略U字形の支持面を形成し、支持台と支持架台との間にガス絶縁母線の軸方向及 び軸直角方向に摺動可能な第1の摺動体を取り付け、支持台及び支持架台にガス 絶縁母線の軸直角方向への変位を吸収する弾性体を架設し、支持台と弾性体との 間にガス絶縁母線の軸方向に摺動可能な第2の摺動体を取り付けたことを特徴と する。
【0013】
以上のような構成を有する本考案において、ガス絶縁母線が変位する時、第1 及び第2の摺動体が、ガス絶縁母線の軸方向または軸直角方向に摺動するため、 支持台がガス絶縁母線と共に移動し、母線の変位を吸収することができる。また 、略U字形の支持面は母線の外周面とほぼ同じ曲率を有しているので母線との接 触面積が大きくバンドが支持台に母線を強く固定できるため、ガス絶縁母線が変 位する時、支持台はガス絶縁母線と常に一体的に移動することが可能である。従 って、ガス絶縁母線の変位が基礎部に固定された支持架台に伝わることがなく、 摺動体の摺動により支持台が母線の変位を確実に吸収することができる。
【0014】 また、支持台に設置された弾性体がガス絶縁母線の軸直角方向への急激な変位 を和らげ、変位量を抑制することができる。そのため、地震などによってガス絶 縁母線に大変位が急激に生じても、母線に設置された大変位ベローズの軸直角方 向の動きを、大変位ベローズの許容値以内に抑えることが可能である。従って、 ガス絶縁母線及び大変位ベローズに過度の負荷がかからず、両者を保護すること ができる。
【0015】 更に、本考案においては、摺動体及び弾性体が支持台及び支持架台の外側に設 置されているため、構造の簡略化が容易である。しかも、ガス絶縁母線の変位量 が増大しても、支持台を大形化する必要がなく、これに対応することが可能であ る。
【0016】
以下に、本考案によるガス絶縁母線支持装置の一実施例について、図1及び図 2を参照して具体的に説明する。本実施例はガス絶縁母線10を支持する装置で あって、基礎部17に支持架台12が固定されている。支持架台12は垂直な2 本の短い足部と、この足部を両端部に設置する水平な台部とを有する支持架台1 2を有している。つまり支持架台12はガス絶縁母線10の垂直断面方向から見 ると、低い門形となっている。
【0017】 支持架台12上部の中央にはガス絶縁母線10を受ける支持台13が取り付け られている。支持台13の中央部にはガス絶縁母線10の垂直断面方向から見て U字形の支持面13aが形成されている。この支持面13aはガス絶縁母線10 の外周面とほぼ同じ曲率を有する略U字形の曲面であって、ここにガス絶縁母線 10の外周面が接してガス絶縁母線10が支持される。
【0018】 支持台13に支持されたガス絶縁母線10にはバンド11が巻かれている。バ ンド11はその両端部が支持台13上面の両端に固定されており、このバンド1 1によりガス絶縁母線10は支持台13に締め付けられている。
【0019】 また、支持架台12と支持台13との接する面には各々、第1の摺動体14a ,14bが取り付けられている。第1の摺動体14a,14bは互いに接触し、 ガス絶縁母線10の軸方向及び軸直角方向に摺動するように構成されている。
【0020】 更に、支持台13及び前記支持架台12にはゴム、バネ等から成る弾性体16 が架設されている。弾性体16は支持台13においてガス絶縁母線10の軸直角 方向の両端部に設けられており、図2に示すように、ガス絶縁母線10の軸直角 方向(図中、左右方向)への変位を吸収するように構成されている。
【0021】 また、支持台13と前記弾性体16との間には、第2の摺動体15a,15b が取り付けられている。第2の摺動体15aは支持台13のガス絶縁母線10の 軸直角方向の両端部に、摺動体15bは弾性体16の内側端部に取り付けられて おり、両者は互いに接触し、ガス絶縁母線10の軸方向に摺動するように構成さ れている。
【0022】 以上の構成を有する本実施例においては、地震などにより外部から急激に力が 加わってガス絶縁母線10が変位する時、第1の摺動体14a,14bがガス絶 縁母線10の軸方向及び軸直角方向に摺動し、第2の摺動体15a,15bがガ ス絶縁母線10の軸方向に摺動する。そのため、支持台13はガス絶縁母線10 と共に移動し、母線10の変位を吸収することができる。
【0023】 また、略U字形の支持面13aは母線10の外周面とほぼ同じ曲率を有してい るので母線10と広い面積で接触し、バンド11が支持台13に母線10を強く 固定することができる。従って、ガス絶縁母線10が変位する時、支持台13は ガス絶縁母線10と常に一体的に移動することが可能である。その結果、ガス絶 縁母線10の変位は基礎部17に固定された支持架台12に伝わることがなく、 支持台13は母線10の変位を確実に吸収できる。
【0024】 また、支持台13に設置された弾性体16が、ガス絶縁母線10の軸直角方向 への急激な変位を和らげ、変位量を抑制することができる。そのため、地震など によってガス絶縁母線10に大きな変位が急激に生じたにせよ、母線10に設置 された大変位ベローズの軸直角方向の動きを、大変位ベローズの許容値以内に抑 えることが可能である。従って、ガス絶縁母線10及び大変位ベローズを対して 過度の負荷がかからず、両者を保護することができ、高い安全性、信頼性を確保 することができる。
【0025】 更に、本実施例においては、摺動体14,15及び弾性体16が支持台13及 び支持架台12の外側に設置されているため、構造の簡略化が容易である。しか も、ガス絶縁母線10の変位量が増大しても、支持台13を大形化することなく 、これに対応することができるため、装置の小形化に貢献することができる。 なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、各構成部材の形状、寸 法等は適宜変更可能である。
【0026】
以上述べたように、本考案のガス絶縁母線支持装置によれば、摺動体及び弾性 体が支持台及び支持架台に外付けされているため、構造の簡略化が向上し、また 、更に摺動体の摺動により支持台が母線の変位を確実に吸収し、弾性体がガス絶 縁母線の軸直角方向への急激な変位を抑制することができるため、ガス絶縁母線 及び大変位ベローズを吸収して両者の損傷を防ぎ、優れた安全性を確保すること ができた。
【図1】本考案によるガス絶縁母線支持装置の一実施例
を示す正面図。
を示す正面図。
【図2】本実施例の要部を示す断面正面図。
【図3】従来のガス絶縁母線支持装置の正面図。
【図4】従来のガス絶縁開閉装置の一部を示す断面正面
図。
図。
10 ガス絶縁母線 11 バンド 12 支持架台 13 U字形支持台 14a,14b 第1の摺動体 15a,15b 第2の摺動体 16 弾性体 17 基礎部
Claims (1)
- 【請求項1】 基礎部に固定された支持架台と、この支
持架台の上部に取り付けられガス絶縁母線を受ける支持
台と、前記ガス絶縁母線を取巻いて前記支持台にガス絶
縁母線を固定するバンドとを備えたガス絶縁母線支持装
置において、 前記支持台にガス絶縁母線の外周面とほぼ同じ曲率を有
する略U字形の支持面を形成し、 前記支持台と前記支持架台との間に、前記ガス絶縁母線
の軸方向及び軸直角方向に摺動可能な第1の摺動体を取
り付け、 前記支持台及び前記支持架台に、前記ガス絶縁母線の軸
直角方向への変位を吸収する弾性体を架設し、 前記支持台と前記弾性体との間に、前記ガス絶縁母線の
軸方向に摺動可能な第2の摺動体を取り付けたことを特
徴とするガス絶縁母線支持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4071492U JP2581137Y2 (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | ガス絶縁母線支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4071492U JP2581137Y2 (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | ガス絶縁母線支持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH062931U true JPH062931U (ja) | 1994-01-14 |
| JP2581137Y2 JP2581137Y2 (ja) | 1998-09-21 |
Family
ID=12588255
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4071492U Expired - Lifetime JP2581137Y2 (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | ガス絶縁母線支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2581137Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-06-15 JP JP4071492U patent/JP2581137Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2581137Y2 (ja) | 1998-09-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323113 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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| EXPY | Cancellation because of completion of term |