JPH06293470A - 撚線装置 - Google Patents

撚線装置

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JPH06293470A
JPH06293470A JP8359893A JP8359893A JPH06293470A JP H06293470 A JPH06293470 A JP H06293470A JP 8359893 A JP8359893 A JP 8359893A JP 8359893 A JP8359893 A JP 8359893A JP H06293470 A JPH06293470 A JP H06293470A
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bobbin
twisted wire
traverse roller
winding
electromagnetic clutch
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Isao Ueda
勲 植田
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HAMANA TEKKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 満巻ボビンの巻き層からのびている撚線の巻
き始め端側を連結に必要な長さ分得る。 【構成】 撚線装置は、回転軸5の両端に取り付けられ
た第1電磁クラッチ6および第2電磁クラッチ7と、第
1電磁クラッチ6を介して回転軸5の一端に接続せられ
かつボビン回転用モータ8の一方向の回転動力を伝達す
る第1動力伝達手段9と、第2電磁クラッチ7を介して
回転軸の他端に接続せられかつ別個の可逆モータ10の正
逆両方向の回転動力を伝達する第2動力伝達手段11と、
トラバース・ローラ3のスタート位置到来を検出する近
接スチッチ12と、トラバース・ローラ3がスタート位置
から所定間隔をおいて内方に移動したことを検出する近
接スイッチ13と、ボビン14のフランジ15の外面に設けら
れた環状の巻き溜め溝16とを備えている。回転軸5が第
2動力伝達手段11接続時、第1動力伝達手段9接続時よ
りも速く回転するようになされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撚線装置に関する。
【0002】
【従来の技術】満巻ボビンの撚線の巻き始め端を他の満
巻ボビンの撚線の巻き終り端に連結しておけば、撚線の
連続供給が可能になる。これを行なうためには、撚線の
巻き始め端が満巻ボビンの巻き層から連結に必要な長さ
だけ露出していることが必要である。そのために、従来
の撚線装置では、クレードルの両側に対向状に設けられ
たボビン着脱装置の一方に、ボビンの一方のフランジと
対向状に撚線巻き始め端挾持板が設けられ、挾持板がボ
ビンの着脱と同時に圧接・離間するようになされ、上限
のリフタ上の台車に載せられた空ボビンをクレードルに
装着するさい、ボビンの一方のフランジと離間状態の挾
持板の間の下方にある撚線掴み切断装置の掴み部材に掴
まれ、降下満巻ボビンからスタート位置のトラバース・
ローラにのびた撚線をフランジと挾持板で挾み、これを
撚線掴み切断装置の切断部材を作動して切断していた。
【0003】ところで、撚線をボビンに巻き取るために
は、ボビンを回転すると同時にフランジと挾持板との間
に挟まれた撚線をフランジ越えさせてボビン胴に移す必
要があるが、フランジの周面は滑らかであるためそのま
までは、撚線は回転するフランジ周面を滑ってボビン胴
に移らない。そこで、従来はフランジにその周面より若
干突出した爪が複数たとえば12個等間隔で設けられ、
ボビンの回転により撚線がいずれかの爪に引っ掛けられ
ることにより滑りが止められ、ボビン胴に移りうるよう
になされていた。
【0004】また、従来の撚線装置では、トラバース・
ローラは、これをボビン胴にそってその一端から他端ま
での間を往復動させる移動体と、移動体を移動させる回
転軸とを備えており、回転軸はボビン回転用モータによ
り動力伝達手段を介して一方向に回転せられ、移動体は
回転軸の一方向のみの回転にかかわらず、トラバース・
ローラがボビン胴の各端に到来したさい、移動の向きが
変えられて往復動できるようになされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の撚線装置では、
満巻ボビンの巻き層から露出している撚線の巻き始め端
側の長さには、撚線がボビンのフランジと挾持板とで直
線状に挟まれるため限度があった。ところで、撚線の種
類によっては、満巻ボビンの巻き層からのびている撚線
の巻き始め端側の長さは、他の満巻ボビンの撚線の巻き
終り端との連結のしやすさの関係上、より長い方が好ま
しいことが往々にしてある。そのためには、フランジの
外面に環状の巻き溜め溝を設け、ボビンの回転により、
必要な長さ分撚線を巻き込めばよい。しかしながら、従
来のように、フランジに12個もの爪が存在すると、ボ
ビンの1/12回転で撚線がフランジの外側からボビン
胴へ移ってしまうので、巻き溜め溝を設けても意味がな
く、前記要望にこたえ得ない。
【0006】また、ボビンに巻き取るべき撚線の長さは
あらかじめ定められているが、ボビンに撚線を巻き取っ
たさい、ほとんどボビン胴の長さの中間で前記の定寸に
なる。トラバース・ローラが往行程にある場合は、前記
中間位置から終点位置までいったん移動し、そこから折
り返してスタート位置まで戻り、またトラバース・ロー
ラが復行程にある場合は、前記中間位置からスタート位
置に戻るが、その間撚線は通常のピッチでボビン胴に巻
き取られざるを得ず、そのため撚線の無駄な巻き取り長
さと、無駄な巻き取り時間が生じるという問題があっ
た。
【0007】本発明の目的の1つは、満巻ボビンの巻き
層からのびている撚線の巻き始め端側の長さを所望の長
さ得られる撚線装置を提供することにある。また、本発
明の目的の他の1つは、撚線の無駄な巻き取り長さと、
無駄な巻き取り時間をできるだけ少なくしうる撚線装置
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明による撚
線装置は、撚線をボビン胴に案内するトラバース・ロー
ラと、トラバース・ローラを支持しかつこれをボビン胴
にそってその一端から他端までの間を往復動させる移動
体と、移動体を移動させる回転軸とを備えた撚線装置に
おいて、回転軸の両端に取り付けられた第1電磁クラッ
チおよび第2電磁クラッチと、第1電磁クラッチを介し
て回転軸の一端に接続せられかつボビン回転用モータの
一方向の回転動力を伝達する第1動力伝達手段と、第2
電磁クラッチを介して回転軸の他端に接続せられかつ別
個の可逆モータの正逆両方向の回転動力を伝達する第2
動力伝達手段と、トラバース・ローラのスタート位置到
来を検出する第1検出手段と、トラバース・ローラがス
タート位置から所定間隔をおいて内方に移動したことを
検出する第2検出手段と、前記スタート位置側のボビン
のフランジの外面に設けられた環状の巻き溜め溝とを備
えており、回転軸が第2動力伝達手段接続時、第1動力
伝達手段接続時よりも速く回転するようになされ、ボビ
ンに巻かれるべき撚線の巻き始め端側が、スタート位置
のトラバース・ローラに掛けられフランジの外側におい
て止められるようになされているものである。
【0009】請求項2の発明による撚線装置は、さらに
撚線がボビンに所定長さ巻き取られたことを検出する定
寸巻き取り検出手段と、この検出時点でトラバース・ロ
ーラの移動方向を判別するトラバース・ローラ移動方向
判別手段とを備えているものである。
【0010】
【作用】請求項1の発明による撚線装置は、撚線をボビ
ン胴に案内するトラバース・ローラと、トラバース・ロ
ーラを支持しかつこれをボビン胴にそってその一端から
他端までの間を往復動させる移動体と、移動体を移動さ
せる回転軸とを備えた撚線装置において、回転軸の両端
に取り付けられた第1電磁クラッチおよび第2電磁クラ
ッチと、第1電磁クラッチを介して回転軸の一端に接続
せられかつボビン回転用モータの一方向の回転動力を伝
達する第1動力伝達手段と、第2電磁クラッチを介して
回転軸の他端に接続せられかつ別個の可逆モータの正逆
両方向の回転動力を伝達する第2動力伝達手段と、トラ
バース・ローラのスタート位置到来を検出する第1検出
手段と、トラバース・ローラがスタート位置から所定間
隔をおいて内方に移動したことを検出する第2検出手段
と、前記スタート位置側のボビンのフランジの外面に設
けられた環状の巻き溜め溝とを備えており、回転軸が第
2動力伝達手段接続時、第1動力伝達手段接続時よりも
速く回転するようになされ、ボビンに巻かれるべき撚線
の巻き始め端側が、スタート位置のトラバース・ローラ
に掛けられフランジの外側において止められるようにな
されているから、最初、第1電磁クラッチおよび第2電
磁クラッチをオフにし、トラバース・ローラをスタート
位置に保持するとともに、ボビンに巻かれるべき撚線の
巻き始め端側をボビンの一方のフランジに止めた後、ボ
ビン回転用モータを稼動し、ボビンを回転すれば、撚線
は巻き溜め溝に巻かれる。連結に必要な長さ巻き溜めた
後、第2電磁クラッチをオンにし可逆モータを正回転す
ると、第2動力伝達手段に接続せられた回転軸は正回転
し、移動体はトラバース・ローラの終点位置の方向に速
い速度で移動する。その結果、撚線には、巻き溜め溝か
らトラバース・ローラの移動方向に向かって張力が加わ
るので、撚線はボビンのフランジの周面を滑ることなく
越えてボビン胴側に移される。そして、移動体が第2検
出手段の位置までくると、トラバース・ローラがそのス
タート位置から撚線をフランジ越えさせうる位置まで到
来したことを検出し、そこで可逆モータを逆転させる。
回転軸の逆回転により、移動体が逆方向に移動し、これ
が第1検出手段の位置までくると、トラバース・ローラ
が再びスタート位置に到来したことを検出し、第2電磁
クラッチをオフにするとともに、第1電磁クラッチをオ
ンにする。第1電磁クラッチをオンにすると、第1動力
伝達手段に接続せられた回転軸は、その動力源が従来と
同様ボビン回転用モータであるから正回転する。以後移
動体によるトラバース・ローラの往復動により、ボビン
に所定長さの撚線が巻き取られる。
【0011】請求項2の発明による撚線装置は、上記請
求項1の発明の構成に加えて、さらに撚線がボビンに所
定長さ巻き取られたことを検出する定寸巻き取り検出手
段と、この検出時点でトラバース・ローラの移動方向を
判別するトラバース・ローラ移動方向判別手段とを備え
ているので、定寸巻き取り検出手段により、撚線がボビ
ンに所定長さ巻き取られたことを検出し、同時にトラバ
ース・ローラ移動方向判別手段により、ボビン胴の長さ
の中間にあるトラバース・ローラの移動方向を判別し、
トラバース・ローラが終点位置に向かっている場合は、
第1電磁クラッチをオフにするとともに、第2電磁クラ
ッチをオンにし、可逆モータを逆転させて回転軸を逆回
転し、移動体の移動方向を強制的に変えて通常の巻き取
り時より速い速度で復帰させる。トラバース・ローラが
スタート位置に向かっている場合は、可逆モータを正転
させて、移動体を常態のまま、ただ通常の巻き取り時よ
り速い速度で復帰させる。第1検出手段により、トラバ
ース・ローラがスタート位置に到来したことを検出し、
これにより可逆モータを止めて移動体を停止させ、かつ
ボビン回転用モータを止めてボビンの回転を停止させ
る。
【0012】
【実施例】本発明の実施例を、以下図面を参照して説明
する。
【0013】図示の撚線装置は、撚線(T) をボビン胴
(1) に案内するトラバース・ローラ(3) と、トラバース
・ローラ(3) を支持しかつこれをボビン胴(1) にそって
その一端から他端までの間を往復動させる移動体(4)
と、移動体(4) を移動させる回転軸(5) とを備えた撚線
装置において、回転軸(5) の両端に取り付けられた第1
電磁クラッチ(6) および第2電磁クラッチ(7) と、第1
電磁クラッチ(6) を介して回転軸(5) の一端に接続せら
れかつボビン回転用モータ(8) の一方向の回転動力を伝
達する第1動力伝達手段(9) と、第2電磁クラッチ(7)
を介して回転軸(5)の他端に接続せられかつ別個の可逆
モータ(10)の正逆両方向の回転動力を伝達する第2動力
伝達手段(11)と、トラバース・ローラ(3) のスタート位
置到来を検出する第1検出手段(12)と、トラバース・ロ
ーラ(3) がスタート位置から所定間隔をおいて内方に移
動したことを検出する第2検出手段(13)と、前記スター
ト位置側のボビン(14)のフランジ(15)の外面に設けられ
た環状の巻き溜め溝(16)とを備えており、回転軸(5) が
第2動力伝達手段(11)接続時、第1動力伝達手段(9) 接
続時よりも速く回転するようになされ、ボビン(14)に巻
かれるべき撚線(T) の巻き始め端側(T1)が、スタート位
置のトラバース・ローラ(3) に掛けられフランジ(15)の
外側において止められるようになされており、さらに撚
線(T) がボビン(14)に所定長さ巻き取られたことを検出
する定寸巻き取り検出手段(17)と、この検出時点でトラ
バース・ローラ(3) の移動方向を判別するトラバース・
ローラ移動方向判別手段(18)とを備えている。
【0014】上記撚線装置は、二度撚り集合撚線装置で
あって、図1に示されているように、両側にボビン着脱
装置(19)が対向状に設けられている枠状のクレードル(2
0)と、フライヤ(図示略)と同調して回転しフライヤで
撚られた撚線(T) を引取るキャプスタン(21)と、キャプ
スタン(21)で引取られた撚線(T) をトラバース・ローラ
(3) に案内するダンサー・ローラ(22)、第1案内ローラ
(23)および第2案内ローラ(24)とを備えており、クレー
ドル(20)の後部には、ケーシング(図示略)の後側から
供給された7本の線材(図示略)をフライヤに導く外方
にのびた管状第1主軸(25)が固着せられており、クレー
ドル(20)の前部には、フライヤの回転により撚られた撚
線(T) をキャプスタン(22)に導く外方へのびた管状第2
主軸(26)が固着せられている。
【0015】ボビン着脱装置(19)は、図2に示されてい
るように、クレードル(20)の左右側部のボス(27)に設け
られた雌ねじ部(28)にねじはめられた雄ねじ部(29)およ
び外端に取付けられた歯車(30)を有する水平移動部材(3
1)と、内端にボビン(14)の筒状軸の開口端にはめ込まれ
るピントル(39)、ボス(27)の内方位置においてタイミン
グ・プーリ(32)が取付けられたスプライン(33)および水
平移動部材(31)にベアリングを介してはめ合わされた軸
部(34)を有する回転部材(35)とよりなる。水平移動部材
(31)の歯車(30)は、これより厚いピニオン(36)に噛合わ
されており、ピニオン(36)が可逆モータ(37)により動力
伝達手段(38)を介して雄ねじ部(29)が回転せしめられる
と、水平移動部材(31)がボス(27)の雌ねじ部(28)により
クレードル(19)の内方にねじ送られ、回転部材(35)がベ
アリングの存在により回転することなく前進する。その
結果、ピントル(39)も前進してボビン(14)の筒状軸の開
口端にはめ込まれる。回転部材(35)の前進限において、
これに設けられたキャリヤ・ピン(図示略)がボビン(1
4)の端面に設けられた孔にはまり込み、ボビン(14)はク
レードル(20)に装着せられる。なお、左右の水平移動部
材(31)の雄ねじ部(29)のねじ方向は逆となされている。
モータ(37)を逆転すれば、水平移動部材(31)が元の方向
に移動してピントル(39)がボビン(14)の筒状軸の開口端
より抜け、ボビン(14)はクレードル(20)から離脱する。
タイミング・プーリ(32)は第1動力伝達手段(9) の一部
であり、モータ(8) により減速機を介して駆動せられる
と、回転部材(35)が回転し、これと一体化されたボビン
(14)が撚糸(T) の巻取方向に回転する。
【0016】一方のピントル(39)の外側には、これと一
体的にかつボビン(14)の一方のフランジ(15)の外面に設
けられかつ環状の巻き溜め溝(16)を周面に有する円盤(3
6)と対向状に撚線巻き始め端挾持板(37)が設けられてい
る。挾持板(40)の内面には、弾性材層(41)が設けられて
おり、弾性材としてはポリウレタンが用いられている。
弾性材層(41)の内面周縁には、巻き溜め溝(16)の開口部
の方に突出した環状突部(41a) が巻き溜め溝(16)の開口
縁と撚線(T) の通過する間隙をおいて設けられている。
【0017】図3ないし図6は、撚線装置の動作を順次
説明するための説明図であるため、第1動力伝達手段
(9) は分かり易く簡略化されており、ボビン(14)を回転
させるプーリ(32)から動力が伝達するように示されてい
る。
【0018】この実施例では、第1検出手段(11)および
第2検出手段(12)ともに近接スイッチが用いられてお
り、回転軸(5) と平行に設けられたバー(42)の所定位置
に取り付けられており、移動体(4) に設けられた近接片
(43)が近接したさい作動するようになっている。近接ス
イッチの変わりにリミット・スイッチを用いることもで
きる。
【0019】移動体(4) の往復移動は、たとえば特公昭
47−12901号に開示されているようなすでに公知
の手段によるものである。これを図8を参照して簡単に
説明する。すなわち、移動体(4) のケーシングを回転軸
(5) が貫通しているが、この回転軸(5) に3つのボール
・ベアリング状リング(53)〜(55)がはめられており、い
ま、左右両側のリング(53)(55)が右側に傾斜せしめられ
るとともに、矢印の方向にこれらの内輪が回転軸(5) に
圧接せられ、中央のリング(54)が左側に傾斜せしめられ
るとともに矢印と反対方向にその内輪が回転軸(5) に接
している。そこで、回転軸(5) を図8の反時計方向に回
転すると、ねじと同じ作用により、移動体(4) は左方向
に移動する。逆に回転軸(5) を時計方向に回転すると、
移動体(4) は右方向に移動する。リング(53)〜(55)の外
輪には、一端に歯車(45)〜(47)を備えた軸が、リング(5
3)〜(55)の中心の延長線上に突出せしめられており、3
つの歯車(45)〜(47)は順次噛み合わされている。中央の
歯車(46)には、移動体(4)の下方に斜めに突出した送り
方向切換レバー(48)の一端が固着せられた軸に取付けら
れている歯車(49)が噛み合わされている。送り方向切換
レバー(48)の先端には、トラバース・ローラ移動方向判
別手段(17)用反射板(50)が取り付けられている。この実
施例ではトラバース・ローラ移動方向判別手段として反
射板型光電スイッチが用いられている。また、バー(42)
の両側には、送り方向切換レバー(48)の移動線上に第1
ストッパ(51)(52)が取り付けられており、レバー(48)が
これらのいずれかにあたり、その揺動が完了した時点
で、トラバース・ローラ(3) がスタート位置または終点
位置にくるような箇所に配置されている。
【0020】つぎに、撚線装置の動作を図2ないし図6
を参照して順次説明する。まず、撚線(T) を、図2に鎖
線で示す離間位置にある撚線巻き始め端挾持板(40)とボ
ビン(14)側の円盤(36)との間に垂らす。挾持板(40)がク
レードル(20)に対するボビン(14)の装着にともなって実
線位置に移動することにより、撚線(T) は両者間に挾み
止められる。このさい撚線(T) は弾性体層(41)の環状突
出部(41a)に押されて巻き溜め溝(16)の位置にくる。そ
こで、第1電磁クラッチ(6) および第2電磁クラッチ
(7) をオフにし、トラバース・ローラ(3) をスタート位
置に保持しておいてボビン回転用モータ(8) を稼動し、
ボビン(14)を回転すれば、撚線(T) は巻き溜め溝(16)に
巻かれる(図3参照)。タイマーにより連結に必要な長
さ巻き溜めたことを検知し、第2電磁クラッチ(7) にオ
ンの信号を与え、可逆モータ(10)を正転すると、第2動
力伝達手段(11)に接続せられた回転軸(5) は正回転し、
移動体(4) はトラバース・ローラ(3) の終点位置の方向
に速い速度で移動する。その結果、撚線(T) には、巻き
溜め溝(16)からトラバース・ローラ(3) の移動方向に向
かって張力が加わるので、撚線(T) はボビン(14)のフラ
ンジ(15)の周面を滑ることなく越えてボビン胴(1) 側に
移される。そして、移動体(4) が第2検出手段(13)の位
置までくると、トラバース・ローラ(3) がそのスタート
位置から撚線(T) をフランジ越えさせうる位置まで到来
したことを検出し、そこで可逆モータ(10)にこれを逆転
させる信号を与える(図4参照)。回転軸(5) の逆回転
により、移動体(4) が逆方向に移動し、これが第1検出
手段(12)の位置までくると、トラバース・ローラ(3) が
再びスタート位置に到来したことを検出し、第2電磁ク
ラッチ(7) にオフの信号を与えるとともに、第1電磁ク
ラッチ(6) にオンの信号を与える(図5参照)。トラバ
ース・ローラ(3) のこの往復移動の間、トラバース・ロ
ーラ(3) の移動速度が速いため、撚線(T) はボビン胴
(1) に荒巻きせられる。撚線(T) がフランジ(15)を越え
た最初の部分は、ボビン胴(1) の端から若干内方に寄っ
た部分斜めにのびているが、トラバース・ローラ(3) が
復帰するさい荒巻きされた撚線(T) がフランジ側に引き
寄せられるので、トラバース・ローラ(3) がスタート位
置にきた時点では、前記斜めの部分はフランジ(15)の内
面にそって真直ぐになる。第1電磁クラッチがオンにな
ると、第1動力伝達手段(9) に接続せられた回転軸(5)
は、その動力源が従来と同様ボビン回転用モータ(8) で
あるから正回転する。以後移動体(4) によるトラバース
・ローラ(3) の往復動により、ボビン(14)に所定長さの
撚線(T) が巻き取られる(図6参照)。すると、定寸巻
き取り検出手段(56)により、撚線(T) がボビン(14)に所
定長さ巻き取られたことを検出し、同時にトラバース・
ローラ移動方向判別手段(17)により、ボビン胴(1) の長
さの中間にあるトラバース・ローラ(3) の移動方向を判
別する。図1に示す定寸巻き取り検出手段(56)には、撚
る前の線(X) に接し、これの前進にともなって回転する
計尺ロール(57)とこれにのぞむ計尺パルス近接スイッチ
(56)が用いられている。トラバース・ローラ(3) が図7
のように終点位置に向かっている場合は、反射板(50)は
反射板型光電スイッチ(17)に相対しているので、その移
動方向を検出し、第1電磁クラッチ(6) にオフの信号を
与えるとともに、第2電磁クラッチ(7) にオンの信号を
与え、さらに可逆モータ(10)に逆転信号を与える(図7
参照)。すると、回転軸(5) が逆回転し、移動体(4) の
移動方向を強制的に変えて通常の巻き取り時より速い速
度で復帰させる。図7とは逆にトラバース・ローラ(3)
がスタート位置に向かっている場合は、レバー(48)が右
に傾斜しているので、光電スイッチ(17)の光が反射板(5
0)に当たらない。そこでこのことによりその移動方向を
検出して、可逆モータ(10)に正転信号を与え、移動体
(4) を常態のまま、通常の巻き取り時より速い速度で復
帰させる。第1検出手段(12)により、トラバース・ロー
ラ(3) がスタート位置に到来したことを検出し、これに
より可逆モータ(10)に停止の信号を与えると、移動体
(4) が停止する。同時にボビン回転用モータ(8) に停止
の信号を与えると、ボビン(14)の回転が停止する。反射
型光電スイッチ(17)および反射板(50)は、この実施例と
反対側に配置してもよい。
【0021】
【発明の効果】請求項1の発明の撚線装置によれば、ス
タート位置のトラバース・ローラに掛けられボビンのフ
ランジの外側において巻き始め端が止められている撚線
を、爪の存在しないフランジ周面を滑ることなくボビン
胴側に移すことができるので、フランジの外側に環状の
巻き溜め溝を設けることにより、連結に必要な長さをこ
れに巻き溜めることができる。
【0022】また、請求項2の発明の撚線装置によれ
ば、ボビン胴の長さの中間で定寸巻き取りが完了したさ
い、トラバース・ローラの移動方向とは関係なしに、そ
の位置からトラバース・ローラを直ちに通常の巻き止り
時より速い速度でスタート位置まで復帰させることがで
きるので、無駄な巻き取り長さと無駄な巻き取り時間と
をできるだけ少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による撚線装置の平面図である。
【図2】環状の巻き溜め溝部分を示す一部を切り欠いた
拡大図である。
【図3】撚線を巻き溜め溝に巻き溜めた状態を示す要部
正面図である。
【図4】撚線をフランジ越えさせた状態を示す要部正面
図である。
【図5】トラバース・ローラをスタート位置に戻した状
態を示す要部正面図である。
【図6】撚線をボビンに巻き取る途上の状態を示す要部
正面図である。
【図7】ボビン胴の長さの中間で撚線が所定長さ巻き取
られ満巻となった状態を示す要部正面図である。
【図8】移動体が回転軸の一方向回転のみにかかわらず
往復動しうる原理を示す説明斜視図である。
【符号の説明】
(1) :ボビン胴 (3) :トラバース・ローラ (4) :移動体 (5) :回転軸 (6) :第1電磁クラッチ (7) :第2電磁クラッチ (8) :ボビン回転用モータ (9) :第1動力伝達手段 (10):可逆モータ (11):第2動力伝達手段 (12):第1検出手段 (13):第2検出手段 (14):ボビン (15):フランジ (16):環状の巻き溜め溝 (17):定寸巻き取り検出手段 (18):トラバース・ローラ移動方向判別手段 (T) :撚線
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】この実施例では、第1検出手段(12)および
第2検出手段(13)ともに近接スイッチが用いられてお
り、回転軸(5) と平行に設けられたバー(42)の所定位置
に取り付けられており、移動体(4) に設けられた近接片
(43)が近接したさい作動するようになっている。近接ス
イッチの変わりにリミット・スイッチを用いることもで
きる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】つぎに、撚線装置の動作を図2ないし図6
を参照して順次説明する。まず、撚線(T) を、図2に鎖
線で示す離間位置にある撚線巻き始め端挾持板(40)とボ
ビン(14)側の円盤(36)との間に垂らす。挾持板(40)がク
レードル(20)に対するボビン(14)の装着にともなって実
線位置に移動することにより、撚線(T) は両者間に挾み
止められる。このさい撚線(T) は弾性体層(41)の環状突
出部(41a)に押されて巻き溜め溝(16)の位置にくる。そ
こで、第1電磁クラッチ(6) および第2電磁クラッチ
(7) をオフにし、トラバース・ローラ(3) をスタート位
置に保持しておいてボビン回転用モータ(8) を稼動し、
ボビン(14)を回転すれば、撚線(T) は巻き溜め溝(16)に
巻かれる(図3参照)。タイマーにより連結に必要な長
さ巻き溜めたことを検知し、第2電磁クラッチ(7) にオ
ンの信号を与え、可逆モータ(10)を正転すると、第2動
力伝達手段(11)に接続せられた回転軸(5) は正回転し、
移動体(4) はトラバース・ローラ(3) の終点位置の方向
に速い速度で移動する。その結果、撚線(T) には、巻き
溜め溝(16)からトラバース・ローラ(3) の移動方向に向
かって張力が加わるので、撚線(T) はボビン(14)のフラ
ンジ(15)の周面を滑ることなく越えてボビン胴(1) 側に
移される。そして、移動体(4) が第2検出手段(13)の位
置までくると、トラバース・ローラ(3) がそのスタート
位置から撚線(T) をフランジ越えさせうる位置まで到来
したことを検出し、そこで可逆モータ(10)にこれを逆転
させる信号を与える(図4参照)。回転軸(5) の逆回転
により、移動体(4) が逆方向に移動し、これが第1検出
手段(12)の位置までくると、トラバース・ローラ(3) が
再びスタート位置に到来したことを検出し、第2電磁ク
ラッチ(7) にオフの信号を与えるとともに、第1電磁ク
ラッチ(6) にオンの信号を与える(図5参照)。トラバ
ース・ローラ(3) のこの往復移動の間、トラバース・ロ
ーラ(3) の移動速度が速いため、撚線(T) はボビン胴
(1) に荒巻きせられる。撚線(T) がフランジ(15)を越え
た最初の部分は、ボビン胴(1) の端から若干内方に寄っ
た部分斜めにのびているが、トラバース・ローラ(3) が
復帰するさい荒巻きされた撚線(T) がフランジ側に引き
寄せられるので、トラバース・ローラ(3) がスタート位
置にきた時点では、前記斜めの部分はフランジ(15)の内
面にそって真直ぐになる。第1電磁クラッチ(6) がオン
になると、第1動力伝達手段(9) に接続せられた回転軸
(5) は、その動力源が従来と同様ボビン回転用モータ
(8) であるから正回転する。以後移動体(4) によるトラ
バース・ローラ(3) の往復動により、ボビン(14)に所定
長さの撚線(T) が巻き取られる(図6参照)。この間第
1検出手段(12)および第2検出手段(13)は作動しないよ
うになされている。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 撚線装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撚線装置に関する。
【0002】
【従来の技術】満巻ボビンの撚線の巻き始め端を他の満
巻ボビンの撚線の巻き終り端に連結しておけば、撚線の
連続供給が可能になる。これを行なうためには、撚線の
巻き始め端が満巻ボビンの巻き層から連結に必要な長さ
だけ露出していることが必要である。そのために、従来
の撚線装置では、クレードルの両側に対向状に設けられ
たボビン着脱装置の一方に、ボビンの一方のフランジと
対向状に撚線巻き始め端挾持板が設けられ、挾持板がボ
ビンの着脱と同時に圧接・離間するようになされ、上限
のリフタ上の台車に載せられた空ボビンをクレードルに
装着するさい、ボビンの一方のフランジと離間状態の挾
持板の間の下方にある撚線掴み切断装置の掴み部材に掴
まれ、降下満巻ボビンからスタート位置のトラバース・
ローラにのびた撚線をフランジと挾持板で挾み、これを
撚線掴み切断装置の切断部材を作動して切断していた。
【0003】ところで、撚線をボビンに巻き取るために
は、ボビンを回転すると同時にフランジと挾持板との間
に挟まれた撚線をフランジ越えさせてボビン胴に移す必
要があるが、フランジの周面は滑らかであるためそのま
までは、撚線は回転するフランジ周面を滑ってボビン胴
に移らない。そこで、従来はフランジにその周面より若
干突出した爪が複数たとえば12個等間隔で設けられ、
ボビンの回転により撚線がいずれかの爪に引っ掛けられ
ることにより滑りが止められ、ボビン胴に移りうるよう
になされていた。
【0004】また、従来の撚線装置では、トラバース・
ローラは、これをボビン胴にそってその一端から他端ま
での間を往復動させる移動体と、移動体を移動させる回
転軸とを備えており、回転軸はボビン回転用モータによ
り動力伝達手段を介して一方向に回転せられ、移動体は
回転軸の一方向のみの回転にかかわらず、トラバース・
ローラがボビン胴の各端に到来したさい、移動の向きが
変えられて往復動できるようになされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の撚線装置では、
満巻ボビンの巻き層から露出している撚線の巻き始め端
側の長さには、撚線がボビンのフランジと挾持板とで直
線状に挟まれるため限度があった。ところで、撚線の種
類によっては、満巻ボビンの巻き層からのびている撚線
の巻き始め端側の長さは、他の満巻ボビンの撚線の巻き
終り端との連結のしやすさの関係上、より長い方が好ま
しいことが往々にしてある。そのためには、フランジの
外面に環状の巻き溜め溝を設け、ボビンの回転により、
必要な長さ分撚線を巻き込めばよい。しかしながら、従
来のように、フランジに12個もの爪が存在すると、ボ
ビンの1/12回転で撚線がフランジの外側からボビン
胴へ移ってしまうので、巻き溜め溝を設けても意味がな
く、前記要望にこたえ得ない。
【0006】また、ボビンに巻き取るべき撚線の長さは
あらかじめ定められているが、ボビンに撚線を巻き取っ
たさい、ほとんどボビン胴の長さの中間で前記の定寸に
なる。トラバース・ローラが往行程にある場合は、前記
中間位置から終点位置までいったん移動し、そこから折
り返してスタート位置まで戻り、またトラバース・ロー
ラが復行程にある場合は、前記中間位置からスタート位
置に戻るが、その間撚線は通常のピッチでボビン胴に巻
き取られざるを得ず、そのため撚線の無駄な巻き取り長
さと、無駄な巻き取り時間が生じるという問題があっ
た。
【0007】本発明の目的の1つは、満巻ボビンの巻き
層からのびている撚線の巻き始め端側の長さを所望の長
さ得られる撚線装置を提供することにある。また、本発
明の目的の他の1つは、撚線の無駄な巻き取り長さと、
無駄な巻き取り時間をできるだけ少なくしうる撚線装置
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明による撚
線装置は、撚線をボビン胴に案内するトラバース・ロー
ラと、トラバース・ローラを支持しかつこれをボビン胴
にそってその一端から他端までの間を往復動させる移動
体と、移動体を移動させる回転軸とを備えた撚線装置に
おいて、回転軸の両端に取り付けられた第1電磁クラッ
チおよび第2電磁クラッチと、第1電磁クラッチを介し
て回転軸の一端に接続せられかつボビン回転用モータの
一方向の回転動力を伝達する第1動力伝達手段と、第2
電磁クラッチを介して回転軸の他端に接続せられかつ別
個の可逆モータの正逆両方向の回転動力を伝達する第2
動力伝達手段と、トラバース・ローラのスタート位置到
来を検出する第1検出手段と、トラバース・ローラがス
タート位置から所定間隔をおいて内方に移動したことを
検出する第2検出手段と、前記スタート位置側のボビン
のフランジの外面に設けられた環状の巻き溜め溝とを備
えており、回転軸が第2動力伝達手段接続時、第1動力
伝達手段接続時よりも速く回転するようになされ、ボビ
ンに巻かれるべき撚線の巻き始め端側が、スタート位置
のトラバース・ローラに掛けられフランジの外側におい
て止められるようになされているものである。
【0009】請求項2の発明による撚線装置は、さらに
撚線がボビンに所定長さ巻き取られたことを検出する定
寸巻き取り検出手段と、この検出時点でトラバース・ロ
ーラの移動方向を判別するトラバース・ローラ移動方向
判別手段とを備えているものである。
【0010】
【作用】請求項1の発明による撚線装置は、撚線をボビ
ン胴に案内するトラバース・ローラと、トラバース・ロ
ーラを支持しかつこれをボビン胴にそってその一端から
他端までの間を往復動させる移動体と、移動体を移動さ
せる回転軸とを備えた撚線装置において、回転軸の両端
に取り付けられた第1電磁クラッチおよび第2電磁クラ
ッチと、第1電磁クラッチを介して回転軸の一端に接続
せられかつボビン回転用モータの一方向の回転動力を伝
達する第1動力伝達手段と、第2電磁クラッチを介して
回転軸の他端に接続せられかつ別個の可逆モータの正逆
両方向の回転動力を伝達する第2動力伝達手段と、トラ
バース・ローラのスタート位置到来を検出する第1検出
手段と、トラバース・ローラがスタート位置から所定間
隔をおいて内方に移動したことを検出する第2検出手段
と、前記スタート位置側のボビンのフランジの外面に設
けられた環状の巻き溜め溝とを備えており、回転軸が第
2動力伝達手段接続時、第1動力伝達手段接続時よりも
速く回転するようになされ、ボビンに巻かれるべき撚線
の巻き始め端側が、スタート位置のトラバース・ローラ
に掛けられフランジの外側において止められるようにな
されているから、最初、第1電磁クラッチおよび第2電
磁クラッチをオフにし、トラバース・ローラをスタート
位置に保持するとともに、ボビンに巻かれるべき撚線の
巻き始め端側をボビンの一方のフランジに止めた後、ボ
ビン回転用モータを稼動し、ボビンを回転すれば、撚線
は巻き溜め溝に巻かれる。連結に必要な長さ巻き溜めた
後、第2電磁クラッチをオンにし可逆モータを正回転す
ると、第2動力伝達手段に接続せられた回転軸は正回転
し、移動体はトラバース・ローラの終点位置の方向に速
い速度で移動する。その結果、撚線には、巻き溜め溝か
らトラバース・ローラの移動方向に向かって張力が加わ
るので、撚線はボビンのフランジの周面を滑ることなく
越えてボビン胴側に移される。そして、移動体が第2検
出手段の位置までくると、トラバース・ローラがそのス
タート位置から撚線をフランジ越えさせうる位置まで到
来したことを検出し、そこで可逆モータを逆転させる。
回転軸の逆回転により、移動体が逆方向に移動し、これ
が第1検出手段の位置までくると、トラバース・ローラ
が再びスタート位置に到来したことを検出し、第2電磁
クラッチをオフにするとともに、第1電磁クラッチをオ
ンにする。第1電磁クラッチをオンにすると、第1動力
伝達手段に接続せられた回転軸は、その動力源が従来と
同様ボビン回転用モータであるから正回転する。以後移
動体によるトラバース・ローラの往復動により、ボビン
に所定長さの撚線が巻き取られる。
【0011】請求項2の発明による撚線装置は、上記請
求項1の発明の構成に加えて、さらに撚線がボビンに所
定長さ巻き取られたことを検出する定寸巻き取り検出手
段と、この検出時点でトラバース・ローラの移動方向を
判別するトラバース・ローラ移動方向判別手段とを備え
ているので、定寸巻き取り検出手段により、撚線がボビ
ンに所定長さ巻き取られたことを検出し、同時にトラバ
ース・ローラ移動方向判別手段により、ボビン胴の長さ
の中間にあるトラバース・ローラの移動方向を判別し、
トラバース・ローラが終点位置に向かっている場合は、
第1電磁クラッチをオフにするとともに、第2電磁クラ
ッチをオンにし、可逆モータを逆転させて回転軸を逆回
転し、移動体の移動方向を強制的に変えて通常の巻き取
り時より速い速度で復帰させる。トラバース・ローラが
スタート位置に向かっている場合は、可逆モータを正転
させて、移動体を常態のまま、ただ通常の巻き取り時よ
り速い速度で復帰させる。第1検出手段により、トラバ
ース・ローラがスタート位置に到来したことを検出し、
これにより可逆モータを止めて移動体を停止させ、かつ
ボビン回転用モータを止めてボビンの回転を停止させ
る。
【0012】
【実施例】本発明の実施例を、以下図面を参照して説明
する。
【0013】図示の撚線装置は、撚線(T) をボビン胴
(1) に案内するトラバース・ローラ(3) と、トラバース
・ローラ(3) を支持しかつこれをボビン胴(1) にそって
その一端から他端までの間を往復動させる移動体(4)
と、移動体(4) を移動させる回転軸(5) とを備えた撚線
装置において、回転軸(5) の両端に取り付けられた第1
電磁クラッチ(6) および第2電磁クラッチ(7) と、第1
電磁クラッチ(6) を介して回転軸(5) の一端に接続せら
れかつボビン回転用モータ(8) の一方向の回転動力を伝
達する第1動力伝達手段(9) と、第2電磁クラッチ(7)
を介して回転軸(5)の他端に接続せられかつ別個の可逆
モータ(10)の正逆両方向の回転動力を伝達する第2動力
伝達手段(11)と、トラバース・ローラ(3) のスタート位
置到来を検出する第1検出手段(12)と、トラバース・ロ
ーラ(3) がスタート位置から所定間隔をおいて内方に移
動したことを検出する第2検出手段(13)と、前記スター
ト位置側のボビン(14)のフランジ(15)の外面に設けられ
た環状の巻き溜め溝(16)とを備えており、回転軸(5) が
第2動力伝達手段(11)接続時、第1動力伝達手段(9) 接
続時よりも速く回転するようになされ、ボビン(14)に巻
かれるべき撚線(T) の巻き始め端側(T1)が、スタート位
置のトラバース・ローラ(3) に掛けられフランジ(15)の
外側において止められるようになされており、さらに撚
線(T) がボビン(14)に所定長さ巻き取られたことを検出
する定寸巻き取り検出手段(17)と、この検出時点でトラ
バース・ローラ(3) の移動方向を判別するトラバース・
ローラ移動方向判別手段(18)とを備えている。
【0014】上記撚線装置は、二度撚り集合撚線装置で
あって、図1に示されているように、両側にボビン着脱
装置(19)が対向状に設けられている枠状のクレードル(2
0)と、フライヤ(図示略)と同調して回転しフライヤで
撚られた撚線(T) を引取るキャプスタン(21)と、キャプ
スタン(21)で引取られた撚線(T) をトラバース・ローラ
(3) に案内するダンサー・ローラ(22)、第1案内ローラ
(23)および第2案内ローラ(24)とを備えており、クレー
ドル(20)の後部には、ケーシング(図示略)の後側から
供給された7本の線材(図示略)をフライヤに導く外方
にのびた管状第1主軸(25)が固着せられており、クレー
ドル(20)の前部には、フライヤの回転により撚られた撚
線(T) をキャプスタン(22)に導く外方へのびた管状第2
主軸(26)が固着せられている。
【0015】ボビン着脱装置(19)は、図2に示されてい
るように、クレードル(20)の左右側部のボス(27)に設け
られた雌ねじ部(28)にねじはめられた雄ねじ部(29)およ
び外端に取付けられた歯車(30)を有する水平移動部材(3
1)と、内端にボビン(14)の筒状軸の開口端にはめ込まれ
るピントル(39)、ボス(27)の内方位置においてタイミン
グ・プーリ(32)が取付けられたスプライン(33)および水
平移動部材(31)にベアリングを介してはめ合わされた軸
部(34)を有する回転部材(35)とよりなる。水平移動部材
(31)の歯車(30)は、これより厚いピニオン(36)に噛合わ
されており、ピニオン(36)が可逆モータ(37)により動力
伝達手段(38)を介して雄ねじ部(29)が回転せしめられる
と、水平移動部材(31)がボス(27)の雌ねじ部(28)により
クレードル(19)の内方にねじ送られ、回転部材(35)がベ
アリングの存在により回転することなく前進する。その
結果、ピントル(39)も前進してボビン(14)の筒状軸の開
口端にはめ込まれる。回転部材(35)の前進限において、
これに設けられたキャリヤ・ピン(図示略)がボビン(1
4)の端面に設けられた孔にはまり込み、ボビン(14)はク
レードル(20)に装着せられる。なお、左右の水平移動部
材(31)の雄ねじ部(29)のねじ方向は逆となされている。
モータ(37)を逆転すれば、水平移動部材(31)が元の方向
に移動してピントル(39)がボビン(14)の筒状軸の開口端
より抜け、ボビン(14)はクレードル(20)から離脱する。
タイミング・プーリ(32)は第1動力伝達手段(9) の一部
であり、モータ(8) により減速機を介して駆動せられる
と、回転部材(35)が回転し、これと一体化されたボビン
(14)が撚糸(T) の巻取方向に回転する。
【0016】一方のピントル(39)の外側には、これと一
体的にかつボビン(14)の一方のフランジ(15)の外面に設
けられかつ環状の巻き溜め溝(16)を周面に有する円盤(3
6)と対向状に撚線巻き始め端挾持板(37)が設けられてい
る。挾持板(40)の内面には、弾性材層(41)が設けられて
おり、弾性材としてはポリウレタンが用いられている。
弾性材層(41)の内面周縁には、巻き溜め溝(16)の開口部
の方に突出した環状突部(41a) が巻き溜め溝(16)の開口
縁と撚線(T) の通過する間隙をおいて設けられている。
【0017】図3ないし図6は、撚線装置の動作を順次
説明するための説明図であるため、第1動力伝達手段
(9) は分かり易く簡略化されており、ボビン(14)を回転
させるプーリ(32)から動力が伝達するように示されてい
る。
【0018】この実施例では、第1検出手段(12)および
第2検出手段(13)ともに近接スイッチが用いられてお
り、回転軸(5) と平行に設けられたバー(42)の所定位置
に取り付けられており、移動体(4) に設けられた近接片
(43)が近接したさい作動するようになっている。近接ス
イッチの変わりにリミット・スイッチを用いることもで
きる。
【0019】移動体(4) の往復移動は、たとえば特公昭
47−12901号に開示されているようなすでに公知
の手段によるものである。これを図8を参照して簡単に
説明する。すなわち、移動体(4) のケーシングを回転軸
(5) が貫通しているが、この回転軸(5) に3つのボール
・ベアリング状リング(53)〜(55)がはめられており、い
ま、左右両側のリング(53)(55)が右側に傾斜せしめられ
るとともに、矢印の方向にこれらの内輪が回転軸(5) に
圧接せられ、中央のリング(54)が左側に傾斜せしめられ
るとともに矢印と反対方向にその内輪が回転軸(5) に接
している。そこで、回転軸(5) を図8の反時計方向に回
転すると、ねじと同じ作用により、移動体(4) は左方向
に移動する。逆に回転軸(5) を時計方向に回転すると、
移動体(4) は右方向に移動する。リング(53)〜(55)の外
輪には、一端に歯車(45)〜(47)を備えた軸が、リング(5
3)〜(55)の中心の延長線上に突出せしめられており、3
つの歯車(45)〜(47)は順次噛み合わされている。中央の
歯車(46)には、移動体(4)の下方に斜めに突出した送り
方向切換レバー(48)の一端が固着せられた軸に取付けら
れている歯車(49)が噛み合わされている。送り方向切換
レバー(48)の先端には、トラバース・ローラ移動方向判
別手段(17)用反射板(50)が取り付けられている。この実
施例ではトラバース・ローラ移動方向判別手段として反
射板型光電スイッチが用いられている。また、バー(42)
の両側には、送り方向切換レバー(48)の移動線上に第1
ストッパ(51)(52)が取り付けられており、レバー(48)が
これらのいずれかにあたり、その揺動が完了した時点
で、トラバース・ローラ(3) がスタート位置または終点
位置にくるような箇所に配置されている。
【0020】つぎに、撚線装置の動作を図2ないし図6
を参照して順次説明する。まず、撚線(T) を、図2に鎖
線で示す離間位置にある撚線巻き始め端挾持板(40)とボ
ビン(14)側の円盤(36)との間に垂らす。挾持板(40)がク
レードル(20)に対するボビン(14)の装着にともなって実
線位置に移動することにより、撚線(T) は両者間に挾み
止められる。このさい撚線(T) は弾性体層(41)の環状突
出部(41a)に押されて巻き溜め溝(16)の位置にくる。そ
こで、第1電磁クラッチ(6) および第2電磁クラッチ
(7) をオフにし、トラバース・ローラ(3) をスタート位
置に保持しておいてボビン回転用モータ(8) を稼動し、
ボビン(14)を回転すれば、撚線(T) は巻き溜め溝(16)に
巻かれる(図3参照)。タイマーにより連結に必要な長
さ巻き溜めたことを検知し、第2電磁クラッチ(7) にオ
ンの信号を与え、可逆モータ(10)を正転すると、第2動
力伝達手段(11)に接続せられた回転軸(5) は正回転し、
移動体(4) はトラバース・ローラ(3) の終点位置の方向
に速い速度で移動する。その結果、撚線(T) には、巻き
溜め溝(16)からトラバース・ローラ(3) の移動方向に向
かって張力が加わるので、撚線(T) はボビン(14)のフラ
ンジ(15)の周面を滑ることなく越えてボビン胴(1) 側に
移される。そして、移動体(4) が第2検出手段(13)の位
置までくると、トラバース・ローラ(3) がそのスタート
位置から撚線(T) をフランジ越えさせうる位置まで到来
したことを検出し、そこで可逆モータ(10)にこれを逆転
させる信号を与える(図4参照)。回転軸(5) の逆回転
により、移動体(4) が逆方向に移動し、これが第1検出
手段(12)の位置までくると、トラバース・ローラ(3) が
再びスタート位置に到来したことを検出し、第2電磁ク
ラッチ(7) にオフの信号を与えるとともに、第1電磁ク
ラッチ(6) にオンの信号を与える(図5参照)。トラバ
ース・ローラ(3) のこの往復移動の間、トラバース・ロ
ーラ(3) の移動速度が速いため、撚線(T) はボビン胴
(1) に荒巻きせられる。撚線(T) がフランジ(15)を越え
た最初の部分は、ボビン胴(1) の端から若干内方に寄っ
た部分斜めにのびているが、トラバース・ローラ(3) が
復帰するさい荒巻きされた撚線(T) がフランジ側に引き
寄せられるので、トラバース・ローラ(3) がスタート位
置にきた時点では、前記斜めの部分はフランジ(15)の内
面にそって真直ぐになる。第1電磁クラッチ(6) がオン
になると、第1動力伝達手段(9) に接続せられた回転軸
(5) は、その動力源が従来と同様ボビン回転用モータ
(8) であるから正回転する。以後移動体(4) によるトラ
バース・ローラ(3) の往復動により、ボビン(14)に所定
長さの撚線(T) が巻き取られる(図6参照)。この間第
1検出手段(12)および第2検出手段(13)は作動しないよ
うになされている。
【0021】すると、定寸巻き取り検出手段(56)によ
り、撚線(T) がボビン(14)に所定長さ巻き取られたこと
を検出し、同時にトラバース・ローラ移動方向判別手段
(17)により、ボビン胴(1) の長さの中間にあるトラバー
ス・ローラ(3) の移動方向を判別する。図1に示す定寸
巻き取り検出手段(56)には、撚る前の線(X) に接し、こ
れの前進にともなって回転する計尺ロール(57)とこれに
のぞむ計尺パルス近接スイッチ(56)が用いられている。
トラバース・ローラ(3) が図7のように終点位置に向か
っている場合は、反射板(50)は反射板型光電スイッチ(1
7)に相対しているので、その移動方向を検出し、第1電
磁クラッチ(6) にオフの信号を与えるとともに、第2電
磁クラッチ(7) にオンの信号を与え、さらに可逆モータ
(10)に逆転信号を与える(図7参照)。すると、回転軸
(5) が逆回転し、移動体(4) の移動方向を強制的に変え
て通常の巻き取り時より速い速度で復帰させる。図7と
は逆にトラバース・ローラ(3) がスタート位置に向かっ
ている場合は、レバー(48)が右に傾斜しているので、光
電スイッチ(17)の光が反射板(50)に当たらない。そこで
このことによりその移動方向を検出して、可逆モータ(1
0)に正転信号を与え、移動体(4) を常態のまま、通常の
巻き取り時より速い速度で復帰させる。このときには作
動しうる状態にある第1検出手段(12)により、トラバー
ス・ローラ(3)がスタート位置に到来したことを検出
し、これにより可逆モータ(10)に停止の信号を与える
と、移動体(4) が停止する。同時にボビン回転用モータ
(8) に停止の信号を与えると、ボビン(14)の回転が停止
する。反射型光電スイッチ(17)および反射板(50)は、こ
の実施例と反対側に配置してもよい。
【0022】
【発明の効果】請求項1の発明の撚線装置によれば、ス
タート位置のトラバース・ローラに掛けられボビンのフ
ランジの外側において巻き始め端が止められている撚線
を、爪の存在しないフランジ周面を滑ることなくボビン
胴側に移すことができるので、フランジの外側に環状の
巻き溜め溝を設けることにより、連結に必要な長さをこ
れに巻き溜めることができる。
【0023】また、請求項2の発明の撚線装置によれ
ば、ボビン胴の長さの中間で定寸巻き取りが完了したさ
い、トラバース・ローラの移動方向とは関係なしに、そ
の位置からトラバース・ローラを直ちに通常の巻き止り
時より速い速度でスタート位置まで復帰させることがで
きるので、無駄な巻き取り長さと無駄な巻き取り時間と
をできるだけ少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による撚線装置の平面図である。
【図2】環状の巻き溜め溝部分を示す一部を切り欠いた
拡大図である。
【図3】撚線を巻き溜め溝に巻き溜めた状態を示す要部
正面図である。
【図4】撚線をフランジ越えさせた状態を示す要部正面
図である。
【図5】トラバース・ローラをスタート位置に戻した状
態を示す要部正面図である。
【図6】撚線をボビンに巻き取る途上の状態を示す要部
正面図である。
【図7】ボビン胴の長さの中間で撚線が所定長さ巻き取
られ満巻となった状態を示す要部正面図である。
【図8】移動体が回転軸の一方向回転のみにかかわらず
往復動しうる原理を示す説明斜視図である。
【符号の説明】 (1) :ボビン胴 (3) :トラバース・ローラ (4) :移動体 (5) :回転軸 (6) :第1電磁クラッチ (7) :第2電磁クラッチ (8) :ボビン回転用モータ (9) :第1動力伝達手段 (10):可逆モータ (11):第2動力伝達手段 (12):第1検出手段 (13):第2検出手段 (14):ボビン (15):フランジ (16):環状の巻き溜め溝 (17):定寸巻き取り検出手段 (18):トラバース・ローラ移動方向判別手段 (T) :撚線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撚線をボビン胴に案内するトラバース・
    ローラと、トラバース・ローラを支持しかつこれをボビ
    ン胴にそってその一端から他端までの間を往復動させる
    移動体と、移動体を移動させる回転軸とを備えた撚線装
    置において、回転軸の両端に取り付けられた第1電磁ク
    ラッチおよび第2電磁クラッチと、第1電磁クラッチを
    介して回転軸の一端に接続せられかつボビン回転用モー
    タの一方向の回転動力を伝達する第1動力伝達手段と、
    第2電磁クラッチを介して回転軸の他端に接続せられか
    つ別個の可逆モータの正逆両方向の回転動力を伝達する
    第2動力伝達手段と、トラバース・ローラのスタート位
    置到来を検出する第1検出手段と、トラバース・ローラ
    がスタート位置から所定間隔をおいて内方に移動したこ
    とを検出する第2検出手段と、前記スタート位置側のボ
    ビンのフランジの外面に設けられた環状の巻き溜め溝と
    を備えており、回転軸が第2動力伝達手段接続時、第1
    動力伝達手段接続時よりも速く回転するようになされ、
    ボビンに巻かれるべき撚線の巻き始め端側が、スタート
    位置のトラバース・ローラに掛けられフランジの外側に
    おいて止められるようになされている撚線装置。
  2. 【請求項2】 さらに撚線がボビンに所定長さ巻き取ら
    れたことを検出する定寸巻き取り検出手段と、この検出
    時点でトラバース・ローラの移動方向を判別するトラバ
    ース・ローラ移動方向判別手段とを備えている請求項1
    記載の撚線装置。
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