JPH06295726A - 二次電池 - Google Patents
二次電池Info
- Publication number
- JPH06295726A JPH06295726A JP5107779A JP10777993A JPH06295726A JP H06295726 A JPH06295726 A JP H06295726A JP 5107779 A JP5107779 A JP 5107779A JP 10777993 A JP10777993 A JP 10777993A JP H06295726 A JPH06295726 A JP H06295726A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lithium
- electrode material
- positive electrode
- negative electrode
- mol
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Secondary Cells (AREA)
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】高い作動電圧でエネルギー密度が高く、サイク
ル寿命を長くし得る二次電池を提供する。 【構成】リチウムまたはリチウムを含有する負極材と一
般式Lin Mx Zny Mnz O8 (ただし、MはFeお
よび/またはNi,0<n≦2。x+y+z=4。0.
2≦x≦0.6。0.2≦y≦0.6。2.8≦z≦
3.2。)で表される正極材を用いる。
ル寿命を長くし得る二次電池を提供する。 【構成】リチウムまたはリチウムを含有する負極材と一
般式Lin Mx Zny Mnz O8 (ただし、MはFeお
よび/またはNi,0<n≦2。x+y+z=4。0.
2≦x≦0.6。0.2≦y≦0.6。2.8≦z≦
3.2。)で表される正極材を用いる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高い作動電圧でエネル
ギー密度が高く、サイクル寿命が長い二次電池に係わ
る。
ギー密度が高く、サイクル寿命が長い二次電池に係わ
る。
【0002】
【従来の技術】リチウムを負極材料として用いる二次電
池は高いエネルギー密度を持つものとして注目されてい
る。このようなリチウム二次電池の正極材としては、例
えばチタン、モリブデン、銅、ニオブ、バナジウム、マ
ンガン、クロム、ニッケル、コバルトなどの金属の酸化
物、硫化物、セレン化物などが提案されており、なかで
も、充放電容量の大きなリチウムとニッケルやコバルト
の複合酸化物であるLiCoO2 、LiNiO2 などを
用いる開発が進められている。
池は高いエネルギー密度を持つものとして注目されてい
る。このようなリチウム二次電池の正極材としては、例
えばチタン、モリブデン、銅、ニオブ、バナジウム、マ
ンガン、クロム、ニッケル、コバルトなどの金属の酸化
物、硫化物、セレン化物などが提案されており、なかで
も、充放電容量の大きなリチウムとニッケルやコバルト
の複合酸化物であるLiCoO2 、LiNiO2 などを
用いる開発が進められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年リチウム
二次電池はサイクル寿命の改善や安全性の面から、負極
として化学的に活性な金属状態のリチウムを用いずに、
例えば炭素質材料にリチウムをインターカレーションに
より吸蔵させたものを用いるといった、リチウムをイオ
ン化した状態で保持させる方法をとったものが多い。
二次電池はサイクル寿命の改善や安全性の面から、負極
として化学的に活性な金属状態のリチウムを用いずに、
例えば炭素質材料にリチウムをインターカレーションに
より吸蔵させたものを用いるといった、リチウムをイオ
ン化した状態で保持させる方法をとったものが多い。
【0004】しかし、この負極材の電位は従来用いられ
ていたリチウム金属電極より貴な電位であり、そのため
正極、負極の組み合わせである電池としての作動電圧は
低くなってしまうといった問題があった。このためサイ
クル特性に優れ、より高い作動電圧を出しうるリチウム
二次電池用の正極材が提供されることが望ましい。その
ようなものとして、例えばLiMn2 O4 で示されるス
ピネル系リチウムマンガン複合酸化物が知られている。
ていたリチウム金属電極より貴な電位であり、そのため
正極、負極の組み合わせである電池としての作動電圧は
低くなってしまうといった問題があった。このためサイ
クル特性に優れ、より高い作動電圧を出しうるリチウム
二次電池用の正極材が提供されることが望ましい。その
ようなものとして、例えばLiMn2 O4 で示されるス
ピネル系リチウムマンガン複合酸化物が知られている。
【0005】従来用いられていたLip Mn2 O4 は、
0<p<1の範囲で充放電するときには、リチウム電極
に対して4V付近に平坦領域を持つ充放電カーブを示
す。この領域で理論値に近い充放電容量を得るのは難し
く、またサイクル寿命も優れたものではなかった。この
原因の一つとして、LiMn2 O4 を合成する際、Li
とMnそれぞれの水酸化物や酸化物、炭酸塩などの出発
物質を混合し、数百度で焼成することにより合成する方
法が一般的に用いられているが、この方法で安定なLi
Mn2 O4 のスピネル結晶骨格を得ることは難しく、ま
た充放電を繰り返したときに結晶構造が壊れやすく、良
いサイクル特性が得られない。
0<p<1の範囲で充放電するときには、リチウム電極
に対して4V付近に平坦領域を持つ充放電カーブを示
す。この領域で理論値に近い充放電容量を得るのは難し
く、またサイクル寿命も優れたものではなかった。この
原因の一つとして、LiMn2 O4 を合成する際、Li
とMnそれぞれの水酸化物や酸化物、炭酸塩などの出発
物質を混合し、数百度で焼成することにより合成する方
法が一般的に用いられているが、この方法で安定なLi
Mn2 O4 のスピネル結晶骨格を得ることは難しく、ま
た充放電を繰り返したときに結晶構造が壊れやすく、良
いサイクル特性が得られない。
【0006】また他の原因として、Lip Mn2 O4
を、1<pの範囲まで放電したとき、LiがLiMn2
O4 格子中に入っていくが、この際LiMn2 O4 の電
子伝導性が急激に低下してしまい、再び充電していくと
き、すなわちLiをLiMn2O4 格子中から引き抜く
反応のとき、電子伝導性が低下しているため電子の受渡
しがうまく行かず、LiのLiMn2 O4 格子中から引
き抜きが不完全なものとなるためと考えられる。とくに
高率充電が要求される場合この傾向が顕著となり、十分
な充電ができないため作動電圧が低下し、サイクル特性
も急激に劣化してしまう。
を、1<pの範囲まで放電したとき、LiがLiMn2
O4 格子中に入っていくが、この際LiMn2 O4 の電
子伝導性が急激に低下してしまい、再び充電していくと
き、すなわちLiをLiMn2O4 格子中から引き抜く
反応のとき、電子伝導性が低下しているため電子の受渡
しがうまく行かず、LiのLiMn2 O4 格子中から引
き抜きが不完全なものとなるためと考えられる。とくに
高率充電が要求される場合この傾向が顕著となり、十分
な充電ができないため作動電圧が低下し、サイクル特性
も急激に劣化してしまう。
【0007】本発明は従来技術のこうした問題を解消
し、高い作動電圧でエネルギー密度が高く、サイクル寿
命が長く、工業的にも容易に合成可能な正極材を用いる
ことにより、経済性の高い二次電池を提供することを目
的とする。
し、高い作動電圧でエネルギー密度が高く、サイクル寿
命が長く、工業的にも容易に合成可能な正極材を用いる
ことにより、経済性の高い二次電池を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記目的を
達成すべく、リチウム二次電池用正極材としてスピネル
系リチウム含有複合酸化物の合成を種々検討した結果、
一般式Lin Mx Zny Mnz O8 (ただし、MはFe
および/またはNi。0<n≦2。x+y+z=4。
0.2≦x≦0.6。0.2≦y≦0.6。2.8≦z
≦3.2。)で表されるスピネル系リチウム含有複合酸
化物を正極材として用いたときにサイクル寿命が長く、
高い作動電圧を有することを見いだした。
達成すべく、リチウム二次電池用正極材としてスピネル
系リチウム含有複合酸化物の合成を種々検討した結果、
一般式Lin Mx Zny Mnz O8 (ただし、MはFe
および/またはNi。0<n≦2。x+y+z=4。
0.2≦x≦0.6。0.2≦y≦0.6。2.8≦z
≦3.2。)で表されるスピネル系リチウム含有複合酸
化物を正極材として用いたときにサイクル寿命が長く、
高い作動電圧を有することを見いだした。
【0009】充放電サイクルに対して安定なスピネル結
晶骨格を得るためには、Mnの一部をFeで置換するこ
とが望ましく、また、より高い作動電圧の発現のために
は、Mnの一部をFeおよび/またはNiで置換するこ
とが望ましい。優れたサイクル特性と高い作動電圧とL
i挿入時の電子伝導性のすべてをバランスよく得るため
には一般式Lin Mx Zny Mnz O8 (ただし、Mは
Feおよび/またはNi。0<n≦2。x+y+z=
4。0.4≦x≦0.6。0.4≦y≦0.6。2.9
≦z≦3.1。)とすることが望ましい。
晶骨格を得るためには、Mnの一部をFeで置換するこ
とが望ましく、また、より高い作動電圧の発現のために
は、Mnの一部をFeおよび/またはNiで置換するこ
とが望ましい。優れたサイクル特性と高い作動電圧とL
i挿入時の電子伝導性のすべてをバランスよく得るため
には一般式Lin Mx Zny Mnz O8 (ただし、Mは
Feおよび/またはNi。0<n≦2。x+y+z=
4。0.4≦x≦0.6。0.4≦y≦0.6。2.9
≦z≦3.1。)とすることが望ましい。
【0010】合成に際し、出発物質として一般式Lin
Mx Zny Mnz O8 (ただし、MはFeおよび/また
はNi。)を構成する金属元素の酸化物、水酸化物、炭
酸塩、硝酸塩等を用いることができる。また、出発物質
の粒径はなるべく小さいほうが望ましい。これは焼成時
に固相反応を行うため、出発物質の粒径が小さいほうが
反応が速やかに均一に進行するためである。出発物質の
平均粒径は、好ましくは30μm以下、より好ましくは
15μm以下とすることが望ましい。
Mx Zny Mnz O8 (ただし、MはFeおよび/また
はNi。)を構成する金属元素の酸化物、水酸化物、炭
酸塩、硝酸塩等を用いることができる。また、出発物質
の粒径はなるべく小さいほうが望ましい。これは焼成時
に固相反応を行うため、出発物質の粒径が小さいほうが
反応が速やかに均一に進行するためである。出発物質の
平均粒径は、好ましくは30μm以下、より好ましくは
15μm以下とすることが望ましい。
【0011】また合成にあたり焼成条件としては、温度
は700〜950℃、好ましくは850〜900℃とす
ることが望ましい。時間は15〜30時間、好ましくは
20〜25時間とすることが望ましい。また、合成時の
均一化をはかるため、焼成初期から1〜4時間後、好ま
しくは2〜3時間後に一旦焼成炉から取り出し、焼成物
を粉砕撹拌し、再び焼成炉に戻す工程を入れることが望
ましい。
は700〜950℃、好ましくは850〜900℃とす
ることが望ましい。時間は15〜30時間、好ましくは
20〜25時間とすることが望ましい。また、合成時の
均一化をはかるため、焼成初期から1〜4時間後、好ま
しくは2〜3時間後に一旦焼成炉から取り出し、焼成物
を粉砕撹拌し、再び焼成炉に戻す工程を入れることが望
ましい。
【0012】また、焼成終了時、焼成温度から降温して
いくときの降温速度が早すぎると安定なスピネル結晶骨
格が得られずサイクル特性に支障をきたすため、降温速
度はなるべく遅いほうがよい。焼成終了時の降温速度は
50〜120℃/h、好ましくは、80〜100℃/h
とすることが望ましい。
いくときの降温速度が早すぎると安定なスピネル結晶骨
格が得られずサイクル特性に支障をきたすため、降温速
度はなるべく遅いほうがよい。焼成終了時の降温速度は
50〜120℃/h、好ましくは、80〜100℃/h
とすることが望ましい。
【0013】一方、負極材としては、リチウム金属また
はリチウムを含有する負極材として、リチウム合金( 例
えば、Li−Al合金、Pb, Bi, Snなどの低融点
金属とLiとの合金など) 、リチウムを含有する有機導
電性物質や有機物焼成体などの層間化合物、正極材より
も卑な電位で作動するリチウムを含有する金属酸化物や
硫化物やセレン化物などを用いることができる。
はリチウムを含有する負極材として、リチウム合金( 例
えば、Li−Al合金、Pb, Bi, Snなどの低融点
金属とLiとの合金など) 、リチウムを含有する有機導
電性物質や有機物焼成体などの層間化合物、正極材より
も卑な電位で作動するリチウムを含有する金属酸化物や
硫化物やセレン化物などを用いることができる。
【0014】また、電解質には、リチウムイオンが移動
可能なものならいずれでもよいが、固体電解質( 例え
ば、ポリエチレンオキサイドにLiClO4 を溶解させ
たものや無機リチウム固体電解質を樹脂中に分散させた
ものなど) やエステル類や、エーテル類の有機溶媒にリ
チウム塩を溶解させた非水溶媒電解質( 例えば、炭酸プ
ロピレンとジメトキシエタンの1:1の混合溶媒に1m
ol/lの過塩素酸リチウムを溶解したものなど) を用
いることができる。
可能なものならいずれでもよいが、固体電解質( 例え
ば、ポリエチレンオキサイドにLiClO4 を溶解させ
たものや無機リチウム固体電解質を樹脂中に分散させた
ものなど) やエステル類や、エーテル類の有機溶媒にリ
チウム塩を溶解させた非水溶媒電解質( 例えば、炭酸プ
ロピレンとジメトキシエタンの1:1の混合溶媒に1m
ol/lの過塩素酸リチウムを溶解したものなど) を用
いることができる。
【0015】
【作用】本発明による一般式Lin Mx Zny Mnz O
8 (ただしMはFeおよび/またはNi。0<n≦2。
x+y+z=4。0.2≦x≦0.6。0.2≦y≦
0.6。2.8≦z≦3.2。)で構成される正極材
は、合成された時点において放電状態であり、リチウム
またはリチウムを含有しうる負極材と組み合わせて充電
し正極材中のLiを結晶格子中から引き抜くことにより
充電状態となる。このときの正極材側での反応は、化1
のごとく進行すると考えられる。
8 (ただしMはFeおよび/またはNi。0<n≦2。
x+y+z=4。0.2≦x≦0.6。0.2≦y≦
0.6。2.8≦z≦3.2。)で構成される正極材
は、合成された時点において放電状態であり、リチウム
またはリチウムを含有しうる負極材と組み合わせて充電
し正極材中のLiを結晶格子中から引き抜くことにより
充電状態となる。このときの正極材側での反応は、化1
のごとく進行すると考えられる。
【0016】
【化1】 Lin Mx Zny Mnz O8 →Lin-m Mx Zny Mnz O8 +mLi+ +me-
【0017】ここで、化1の右項のLi+ は負極材側に
移行する。このように構成された電池は高い作動電圧で
エネルギー密度が高く、サイクル寿命が長いものとな
る。
移行する。このように構成された電池は高い作動電圧で
エネルギー密度が高く、サイクル寿命が長いものとな
る。
【0018】
【実施例】以下に実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
るが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
【0019】(実施例1)Li2 CO3 を0.2モル、
MnCO3 を0.6モル、Fe2 O3 を0.05モル、
ZnOを0.1モル秤取し、良く混合したものを空気雰
囲気中において焼成炉で900℃で2時間焼成後、一旦
取り出した。この焼成物を粉砕混合し、再び空気雰囲気
中において焼成炉で900℃で20時間焼成後、100
℃/hの速度で100℃になるまで降温し焼成物を取り
出し乳鉢にて粉砕した。このものを原子吸光法により分
析した結果Li1.93Fe0.50Zn0.49Mn3.01O8 なる
組成であった。
MnCO3 を0.6モル、Fe2 O3 を0.05モル、
ZnOを0.1モル秤取し、良く混合したものを空気雰
囲気中において焼成炉で900℃で2時間焼成後、一旦
取り出した。この焼成物を粉砕混合し、再び空気雰囲気
中において焼成炉で900℃で20時間焼成後、100
℃/hの速度で100℃になるまで降温し焼成物を取り
出し乳鉢にて粉砕した。このものを原子吸光法により分
析した結果Li1.93Fe0.50Zn0.49Mn3.01O8 なる
組成であった。
【0020】この粉砕物85重量部に導電剤としてケッ
チェンブラックを10重量部と、結着剤としてポリフッ
化ビニリデン樹脂5重量部を加え、これをN−メチルピ
ロリドンに溶解させてスラリーとした。このスラリーを
厚さ30μmのアルミニウム箔に均一に塗布後、これを
約180℃で乾燥させてからローラープレス機にて塗布
厚が約100μmになるまで圧延し、20mm×20m
mの大きさに切断したものを正極とした。
チェンブラックを10重量部と、結着剤としてポリフッ
化ビニリデン樹脂5重量部を加え、これをN−メチルピ
ロリドンに溶解させてスラリーとした。このスラリーを
厚さ30μmのアルミニウム箔に均一に塗布後、これを
約180℃で乾燥させてからローラープレス機にて塗布
厚が約100μmになるまで圧延し、20mm×20m
mの大きさに切断したものを正極とした。
【0021】一方、負極としては、厚さ0.6mmの金
属リチウム箔を25mm×25mmの大きさに切断し、
端部にニッケルリードを圧着したものを作成した。図1
のように、負極1と正極2の塗布面を対向させ、その間
にセパレータとして、厚さ25μmのポリプロピレン製
のマイクロポーラスフィルム3を介在させ十分な電解質
の存在するビーカーセルで、負極端子4、正極端子5に
充放電電源を接続し、25℃のアルゴン雰囲気中で充放
電試験を行った。
属リチウム箔を25mm×25mmの大きさに切断し、
端部にニッケルリードを圧着したものを作成した。図1
のように、負極1と正極2の塗布面を対向させ、その間
にセパレータとして、厚さ25μmのポリプロピレン製
のマイクロポーラスフィルム3を介在させ十分な電解質
の存在するビーカーセルで、負極端子4、正極端子5に
充放電電源を接続し、25℃のアルゴン雰囲気中で充放
電試験を行った。
【0022】電解質として、1mol/lのLiClO
4 を溶解した体積比1:1の炭酸エチレンと1,2−ジ
メトキシエタンの混合溶媒を用いた。充放電条件は定電
流で1mA/cm2 の電流密度で行い、充電電圧は4.
5Vまで、放電電圧は2.9Vまでの電位規制で行っ
た。
4 を溶解した体積比1:1の炭酸エチレンと1,2−ジ
メトキシエタンの混合溶媒を用いた。充放電条件は定電
流で1mA/cm2 の電流密度で行い、充電電圧は4.
5Vまで、放電電圧は2.9Vまでの電位規制で行っ
た。
【0023】充放電50サイクル目の放電カーブを図2
に示した。また5、50、100、200サイクル時の
平均作動電圧、および5サイクル目を初期値とした場合
の放電容量維持率を表1に示した。
に示した。また5、50、100、200サイクル時の
平均作動電圧、および5サイクル目を初期値とした場合
の放電容量維持率を表1に示した。
【0024】(実施例2)Fe2 O3 を0.05モル用
いる代りに、NiOを0.1モル用いた以外は、すべて
実施例1と同様に行った。このものを同様に分析した結
果Li1.91Ni0.49Zn0.47Mn3.04O8 なる組成であ
った。これを実施例1と同様に電池に組み、実施例1と
同様に充放電を行った結果を図2および表1に示した。
いる代りに、NiOを0.1モル用いた以外は、すべて
実施例1と同様に行った。このものを同様に分析した結
果Li1.91Ni0.49Zn0.47Mn3.04O8 なる組成であ
った。これを実施例1と同様に電池に組み、実施例1と
同様に充放電を行った結果を図2および表1に示した。
【0025】(実施例3)Fe2 O3 を0.05モル用
いる代りに、Fe2 O3 を0.03モルとNiOを0.
04モル用いた以外は、すべて実施例1と同様に行っ
た。このものを同様に分析した結果Li1.93Fe0.31N
i0.19Zn0.47Mn3.04O8 なる組成であった。これを
実施例1と同様に電池に組み、実施例1と同様に充放電
を行った結果を図2および表1に示した。
いる代りに、Fe2 O3 を0.03モルとNiOを0.
04モル用いた以外は、すべて実施例1と同様に行っ
た。このものを同様に分析した結果Li1.93Fe0.31N
i0.19Zn0.47Mn3.04O8 なる組成であった。これを
実施例1と同様に電池に組み、実施例1と同様に充放電
を行った結果を図2および表1に示した。
【0026】(比較例1)Li2 CO3 を0.2モルと
MnO2 を0.8モル秤量し、良く混合したものを空気
雰囲気中において焼成炉で800℃で20時間焼成後、
焼成物を取り出し乳鉢にて粉砕した。この粉砕物を用い
たこと以外は、すべて実施例1と同様に行った。このも
のを同様に分析した結果Li0.98Mn2 O4 なる組成で
あった。これを実施例1と同様に電池に組み、実施例1
と同様に充放電を行った結果を図2および表1に示し
た。
MnO2 を0.8モル秤量し、良く混合したものを空気
雰囲気中において焼成炉で800℃で20時間焼成後、
焼成物を取り出し乳鉢にて粉砕した。この粉砕物を用い
たこと以外は、すべて実施例1と同様に行った。このも
のを同様に分析した結果Li0.98Mn2 O4 なる組成で
あった。これを実施例1と同様に電池に組み、実施例1
と同様に充放電を行った結果を図2および表1に示し
た。
【0027】(比較例2)Li2 CO3 を0.3モルと
Co2 O3 を0.3モル秤量し、良く混合したものを空
気雰囲気中において焼成炉で700℃で10時間焼成
後、焼成物を取り出し乳鉢にて粉砕した。この粉砕物を
用いたこと以外は、すべて実施例1と同様に行った。こ
のものを同様に分析した結果Li0.99CoO2 なる組成
であった。これを実施例1と同様に電池に組み、実施例
1と同様に充放電を行った結果を図2および表1に示し
た。
Co2 O3 を0.3モル秤量し、良く混合したものを空
気雰囲気中において焼成炉で700℃で10時間焼成
後、焼成物を取り出し乳鉢にて粉砕した。この粉砕物を
用いたこと以外は、すべて実施例1と同様に行った。こ
のものを同様に分析した結果Li0.99CoO2 なる組成
であった。これを実施例1と同様に電池に組み、実施例
1と同様に充放電を行った結果を図2および表1に示し
た。
【0028】
【表1】
【0029】
【発明の効果】これらの実施例ならびに比較例の結果か
ら明らかなように、本発明を適用した二次電池では、高
い作動電圧が発現でき、またサイクル特性も従来に比較
して優れたものとなる。
ら明らかなように、本発明を適用した二次電池では、高
い作動電圧が発現でき、またサイクル特性も従来に比較
して優れたものとなる。
【図1】実施例および比較例で使用した試験用電池の断
面図
面図
【図2】実施例および比較例の5サイクル目の放電曲線
を示す特性図
を示す特性図
1:負極 2:正極 3:マイクロポーラスフィルム 4:負極端子 5:正極端子
Claims (1)
- 【請求項1】リチウムまたはリチウムを含有する負極材
と一般式Lin Mx Zny Mnz O8 (ただし、MはF
eおよび/またはNi。0<n≦2。x+y+z=4。
0.2≦x≦o.6。0.2≦y≦0.6。2.8≦z
≦3.2。)で表される正極材を用いたことを特徴とす
る二次電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10777993A JP3406636B2 (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 二次電池、二次電池用正極材、およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10777993A JP3406636B2 (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 二次電池、二次電池用正極材、およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06295726A true JPH06295726A (ja) | 1994-10-21 |
| JP3406636B2 JP3406636B2 (ja) | 2003-05-12 |
Family
ID=14467811
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10777993A Expired - Fee Related JP3406636B2 (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 二次電池、二次電池用正極材、およびその製造方法 |
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Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000090933A (ja) * | 1998-07-13 | 2000-03-31 | Ngk Insulators Ltd | リチウム二次電池 |
| US6551743B1 (en) * | 1999-03-24 | 2003-04-22 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Nonaqueous secondary battery |
| US7258821B2 (en) * | 1999-12-29 | 2007-08-21 | Agere Systems, Inc. | Nickel-rich quaternary metal oxide materials as cathodes for lithium-ion and lithium-ion polymer batteries |
| CN119324223A (zh) * | 2024-10-11 | 2025-01-17 | 中国人民解放军国防科技大学 | 一种正极活性材料及原位电化学改性方法与应用 |
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1993
- 1993-04-09 JP JP10777993A patent/JP3406636B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2000090933A (ja) * | 1998-07-13 | 2000-03-31 | Ngk Insulators Ltd | リチウム二次電池 |
| US6368750B1 (en) | 1998-07-13 | 2002-04-09 | Ngk Insulators, Ltd. | Lithium secondary battery |
| US6551743B1 (en) * | 1999-03-24 | 2003-04-22 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Nonaqueous secondary battery |
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| CN119324223A (zh) * | 2024-10-11 | 2025-01-17 | 中国人民解放军国防科技大学 | 一种正极活性材料及原位电化学改性方法与应用 |
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