JPH06297934A - 自動車内乳幼児安全保持方法およびその装置 - Google Patents

自動車内乳幼児安全保持方法およびその装置

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JPH06297934A
JPH06297934A JP10620393A JP10620393A JPH06297934A JP H06297934 A JPH06297934 A JP H06297934A JP 10620393 A JP10620393 A JP 10620393A JP 10620393 A JP10620393 A JP 10620393A JP H06297934 A JPH06297934 A JP H06297934A
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vehicle
automobile
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temperature
outside air
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JP10620393A
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Toshio Takahata
利夫 高畠
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 夏季自動車のエンジンを停止して車を離れる
場合に、車室内に残された乳幼児が車室内空気の異常昇
温と酸素欠乏により死亡する災害が跡を絶たない現状に
鑑み、これらの災害を未然に防止する方法と装置を提供
する。 【構成】 (1)自動車のエンジン停止後、自動もしく
は手動にて、外気を車室内に導入する換気用フアンを作
動させる自動車内乳幼児安全保持方法。 (2)自動車の天蓋部もしくはボンネツト部に車体と一
体化して設けられ外気を車室内に導入する換気用フアン
を作動する太陽電池を有する自動車内乳幼児安全保持装
置。 なお、太陽電池を着脱自在とし、車内に設けられた蓄電
池を単独もしくは併用して電源とする電気回路を有する
ことが望ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車内乳幼児安全保持
方法およびその装置に係り、特に夏季に駐車中の自動車
が強い太陽光線にさらされ、車室内空気の異常昇温と酸
素欠乏による車室内に残された乳幼児の災害を未然に防
止する自動車内乳幼児安全保持方法およびその装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車の機能と居住性は年々改良
され、厳寒期でも酷暑期でも装備された空調装置によっ
て車室内は適度の温度に保持され、年間を通じて快適な
ドライブを楽しめることは常識となっている。しかしな
がら、駐車して車から離れる場合には、盗難防止のため
の措置として、キ−を抜き取り、窓を閉め、ドアをロッ
クすることが要求され、空調も換気もできない。従って
暑い季節に日覆いのない場所に駐車した場合、車体は強
い日光にさらされ、車室内は外気よりも著しく昇温し、
再び乗り込む際には先ずドアを開け放してしばらく車外
で待つなどしないと、とてもすぐには乗り込めないほど
暑くなっていることは、ドライバ−のよく経験するとこ
ろである。
【0003】更に夏季は、車内が加熱されて乗り込むと
きの不快さだけにとどまらず、自動車内に残された乳幼
児が極端な昇温のために脱水症状となり死亡するという
悲惨な事故が多発している。その他、車内に残されたぺ
ット等の小動物でも同一状況であり、そのまま放置した
食物が早く腐敗するなど、暑い季節の露天での駐車は、
ドライバ−にとって大きな悩みとなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題本発明の目
的は、暑い季節における露天駐車の際の、上記従来の如
き車室内の温度の極端な上昇を解消し、夏季駐車の悩み
を解決して快適なドライブを楽しむと共に、車内に残さ
れた乳幼児やペットの死亡事故を防止する自動車内乳幼
児安全保持方法およびその装置を提供するにある。 【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨を列挙する
と次の如くなる。 (1)自動車のエンジン停止後、自動もしくは手動にて
外気を車室内に導入する換気用フアンを作動させること
を特徴とする自動車内乳幼児安全保持方法。 (2)自動車の車室内に温度センサ−を設け、上限温度
を越した時に前記換気用フアンを作動させ、下限温度よ
り低下した時に該換気用フアンを停止させることを特徴
とする上記(1)に記載の自動車内乳幼児安全保持方
法。 (3)自動車の天蓋部もしくはボンネット部に車体と一
体化して設けられ外気を車室内に導入する換気用フアン
を作動する太陽電池を有することを特徴とする自動車内
乳幼児安全保持装置。 (4)車内に設けられた通常の蓄電池および特設された
太陽電池を、それぞれ単独もしくは併用して電源とする
換気用フアンと電気回路とを有することを特徴とする上
記(3)に記載の自動車内乳幼児安全保持装置。 (5)着脱自在の太陽電池セットを自動車の天蓋部もし
くはボンネット部に取付け外気を車室内に導入する換気
用フアンの電源として使用することを特徴とする自動車
内乳幼児安全保持方法。 (6)自動車の天蓋部もしくはボンネット部に着脱自在
に取付けられた太陽電池セットと、外気を車室内に導入
する換気用フアンと、車内に設けられた蓄電池および前
記太陽電池セットをそれぞれ単独もしくは併用して電源
とする前記換気用フアンの電気回路と、を有して成るこ
とを特徴とする自動車内乳幼児安全保持装置。
【0006】本発明の詳細を添付図面を参照して説明す
る。図1、図2は本発明による装置を装備したセダン型
小型乗用車の模式図であり、図1はその正面図、図2は
その平面図を示す。図1、図2には配線、スイッチ、フ
イルター、ダクト、切替ダンパー等の付属設備の記載は
省略してある。 (1)自動車のエンジンを停止後、キ−を抜き出した後
も、車室内に外部の新鮮な空気を循環させるように、換
気用フアン5を作動させることが必要である。かくする
ことにより、夏季の日光照射が強く車体の昇温が激しい
時でも、車室内の温度を完全に外気温と等しくすること
は困難であるが、車室内の極端な温度の上昇を防止する
ことができ、たとえ乳幼児を残していても高温のために
死に至ることは避けることができる。そのためには、駐
車中の換気フアン5を別途設け、この換気フアン用電源
と電気回路を設ける必要がある。従来設置の蓄電池を使
用する場合には、短時間で放電してしまわないように予
め大容量の蓄電池を用意するか、もしくは駐車中の換気
用フアン専用の蓄電池を設けることが望ましい。なお、
上記車室内換気用フアンの特別のスイッチは、幼児が自
分で操作できないように発見し難い位置に設けるか、も
しくはONの状態でロック機能を持たせるようにしてお
くことが望ましい。更に他の留意点は、従来の自動車に
搭載されている走行中に使用する換気空調用フアンを、
本発明の目的の駐車中の車室内換気用フアンと兼用して
もよいが、この場合には、その空気取入口に設けてある
フレッシュエアとリサイクルの切替ダンパーの操作レバ
ーも、フレッシュエア側でロックできるようにすること
が幼児の安全を確保する目的から必須要件である。
【0007】(2)自動車の外気を導入する換気用フア
ンの作動は手動でもよいが、温度センサー3を設け、適
正温度の上限を設定して、上限温度を越した時点でON
として作動を始め、下限温度より低下した時にOFFと
して、該換気用フアン5を停止させるように自動ON−
OFF電気回路を設けてもよい。この装置によつて春、
秋のような中間的気温の季節においても、その時の気温
の変動に応じて駐車中の車室内の温度を適温に維持する
ことができる。自動ON−OFF温度センサー3の設置
位置は図1、図2に示す如く、車室内天井が望ましく、
吸気1から新鮮な空気を吸入して後方排気2から排出す
るようにしてもよい。
【0008】(3)上記車室内換気用フアン5の電源と
して、蓄電池を用いることによつても本発明の目的が達
成できるが、蓄電池は容量に限りがあり、余り大きくす
ると重量を増し、充電用発電機も大きくすれば重量の増
加となり燃料消費も増大し不経済である。かつ駐車中車
を離れている間に放電しつくして、車室内に残した幼児
の危険が考慮されることもあるので、本発明では換気用
フアン5の電源として太陽電池4を使用する。太陽電池
4を換気用フアン5の電源として使用すれば、日光が照
射されている限り換気用フアンが作動し続け、日光の照
射がなくて換気用フアンが停止しても車室内温度が極端
に上昇することがない。太陽電池4の設置位置について
は、自動車の車種、外形に合わせて天蓋部もしくはボン
ネツト部等日光の照射の受け易い位置が好ましい。用い
る太陽電池4の容量は曇り等の日光照射量の少い場合で
も、車室内温度は夏季などではかなり上昇するので十分
の容量を持たせることが望ましい。また、太陽電池と蓄
電池の両電源を単独もしくは併用できるような電気回路
にしておき、切替えスイツチを設けてもよい。図1、図
2の太陽電池4は、自動車の天蓋部に設置した実施例を
示し、その表面は強化ガラスで覆われている。
【0009】次に本発明による太陽電池4を自動車に装
置するに当って、配慮すべき具体的方法について説明す
る。すなわち、太陽電池4を上記の如く、自動車の天蓋
部もしくはボンネット部に装置させる場合は、予め天蓋
部もしくはボンネット部に嵌合させる凹部を形成し、こ
の凹部に、表面に強化ガラスを被覆した太陽電池を嵌合
して車体の一部を構成する如く設置し、全体を構成する
車体外形から突起物等が出ないようにする。かかる構成
によって自動車の流線形の全体外形を保持し、従って空
気抵抗と美観を損わず、実用的には洗車時等の邪魔にも
ならない。
【0010】次に既存の自動車に太陽電池4を電源とし
て装着し、本発明の装置を形成する場合について説明す
る。かかる場合を想定し、また他の目的にも利用するた
めに、太陽電池のモジュ−ルを自動車の車体とは無関係
に、独立した部品として製作し、販売される日が早晩来
るものと予想される。かかる太陽電池のセットを購入し
て既存自動車の天蓋部もしくはボンネット部にセットす
る。そのセットの具体的方法は、天蓋部におけるル−フ
キヤリヤの如き架台を利用して取付けるか、もしくは接
着剤、マグネット等を利用して着脱自在に取付けること
も可能であり、ゴム状のマグネットシ−トを利用すれば
車体の塗装を損傷することもなく、洗車にも便利であ
る。
【0011】上記の市販の太陽電池セットを使用する場
合も、特製車体の自動車に設置する場合と同様に、外気
を導入する換気用フアンのほかに、車内に設けられた従
来の蓄電池もしくはこれと別個に設けた特製蓄電池と、
該太陽電池セットを、それぞれ単独もしくは併用して電
源とする換気用フアン5の電気回路を設けることが必要
で、かかる装置を完備することによって、夏季のドライ
ブが快適となり、たとえ乳幼児を車室内に残し、長時間
車を離れざるを得ないことがあって蓄電池が放電し尽し
ても、太陽電池4が有効に作動して乳幼児の災害を未然
に防止することができる。
【0012】
【実施例】7月の快晴の日に、セダン型小型車を車庫か
ら露天に引出し、エンジンを停止し、窓やドアを締めた
状態で12時から13時まで1時間、空調用の換気フア
ンを連続作動させた。12時における外気温の温度は2
8℃であったが、車室内の温度は時間の経過と共に徐々
に上昇し、12時40分には32℃に達し、その後は上
昇しなかった。次に換気用フアンを停止し、他は以前と
同様にエンジンを停止し、窓やドアを締めた状態で、1
3時から14時まで放置した。車室内の温度は32℃か
ら急激に上昇し、14時には45℃に達しその後もなお
上昇する傾向であった。この間外気温は28℃で変らな
かった。かくの如く、車室内の温度は13時の32℃か
ら14時の45℃まで、窓やドアを締め、かつ換気用フ
アンを停止した状態で放置すると、わずかに1時間で1
3℃も上昇したが、夏季30℃を越す気温が珍しくない
我が国において、車室内に残された乳幼児の死亡事故が
跡を絶たないのは悲しむべきことである。
【0013】
【発明の効果】本発明は夏季に駐車中の自動車が強い太
陽光線にさらされ、車室内に残された乳幼児が車室内空
気の異常昇温と酸素欠乏により死に至るという傷ましい
事故が跡を絶たない現状に鑑み、かかる事故を未然に防
止する自動車内乳幼児安全保持方法およびその装置を提
供した。これらの本発明の方法および装置によって次の
如き効果を挙げることができた (イ)夏季車内に残された乳幼児が死に至る如き災害は
絶滅できる。 (ロ)たとえドライバーが車に戻る時間が遅れて蓄電池
が放電尽くされていても、太陽電池を電源とする換気用
フアンが必ず作動を続け得るので、災害を未然に防止し
得る。 (ハ)車室内に残された乳幼児の死亡は、一般に海水浴
等に行った場合の若い夫婦の場合に起る公算が大である
が、本発明によって若い夫婦が安心して夏をエンジョイ
することができる。 (ニ)特設した太陽電池は夏季のみならず、冬季でも、
車室内を循環する換気用フアンの電源のみならず、その
他の電源として有効に利用できる。 (ホ)上記本発明において、着脱自在の太陽電池を利用
する方法およびその装置は、最も経済的で実用価値が大
きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動車の天蓋部に太陽電池、車室
内に温度センサ−を設けて外気を導入する換気用フアン
を作動中の状況を示す正面図である。
【図2】図1と同一の場合における本発明による車内の
換気用フアンによる外気の導入、循環、排出系路を示す
平面図である。
【符号の説明】
1 吸気 2 排気 3 温度センサ− 4 太陽電池 5 換気用フアン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のエンジン停止後、自動もしくは
    手動にて外気を車室内に導入する換気用フアンを作動さ
    せることを特徴とする自動車内乳幼児安全保持方法。
  2. 【請求項2】 自動車の車室内に温度センサ−を設け、
    上限温度を越した時に前記換気用フアンを作動させ、下
    限温度より低下した時に該換気用フアンを停止させるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の自動車内乳幼児安全保
    持方法。
  3. 【請求項3】 自動車の天蓋部もしくはボンネット部に
    車体と一体化して設けられ外気を車室内に導入する換気
    用フアンを作動する太陽電池を有することを特徴とする
    自動車内乳幼児安全保持装置。
  4. 【請求項4】 車内に設けられた通常の蓄電池および特
    設された太陽電池を、それぞれ単独もしくは併用して電
    源とする換気用フアンと電気回路とを有することを特徴
    とする請求項3に記載の自動車内乳幼児安全保持装置。
  5. 【請求項5】 着脱自在の太陽電池セットを自動車の天
    蓋部もしくはボンネット部に取付け外気を車室内に導入
    する換気用フアンの電源として使用することを特徴とす
    る自動車内乳幼児安全保持方法。
  6. 【請求項6】 自動車の天蓋部もしくはボンネット部に
    着脱自在に取付けられた太陽電池セットと、外気を車室
    内に導入する換気用フアンと、車内に設けられた蓄電池
    および前記太陽電池セットをそれぞれ単独もしくは併用
    して電源とする前記換気用フアンの電気回路と、を有し
    て成ることを特徴とする自動車内乳幼児安全保持装置。
JP10620393A 1993-04-08 1993-04-08 自動車内乳幼児安全保持方法およびその装置 Pending JPH06297934A (ja)

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Cited By (2)

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