JPH0629829A - 改善された低出力レベルを備えたBiCMOS励振器 - Google Patents
改善された低出力レベルを備えたBiCMOS励振器Info
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- JPH0629829A JPH0629829A JP4099992A JP9999292A JPH0629829A JP H0629829 A JPH0629829 A JP H0629829A JP 4099992 A JP4099992 A JP 4099992A JP 9999292 A JP9999292 A JP 9999292A JP H0629829 A JPH0629829 A JP H0629829A
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- H03K19/00—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
- H03K19/01—Modifications for accelerating switching
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- H03K19/0136—Modifications for accelerating switching in bipolar transistor circuits by means of a pull-up or down element
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- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
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- H03K19/02—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components
- H03K19/08—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components using semiconductor devices
- H03K19/094—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components using semiconductor devices using field-effect transistors
- H03K19/0944—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components using semiconductor devices using field-effect transistors using MOSFET or insulated gate field-effect transistors, i.e. IGFET
- H03K19/09448—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components using semiconductor devices using field-effect transistors using MOSFET or insulated gate field-effect transistors, i.e. IGFET in combination with bipolar transistors [BIMOS]
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 全速度および静的(抵抗性)負荷において、
従来技術の回路よりも接地に近い改善された低出力レベ
ルを備えたBiCMOS励振器を提供する。 【構成】 バイポーラ型出力トランジスタが約0.3V
までの出力電圧についてオンのままである、低い電圧降
下とゲーテッドダイオードプルダウンを一体にしてい
る。このゲーテッドダイオードの電圧降下は、素子サイ
ズ比によって、出力トランジスタを過飽和に励振するこ
となく0.5V未満に設定される。本回路では、ゲーテ
ッドダイオードプルダウンNPN型トランジスタQNP
N2が出力端子と接地と間に結合されている。第1のC
MOSトランジスタの対QN3A,QN4Aが出力端子
とトランジスタQNPN2のベースとの間に結合され、
第2のCMOSトランジスタの対がQN3B,QN4B
出力端子と電源との間に結合されている。
従来技術の回路よりも接地に近い改善された低出力レベ
ルを備えたBiCMOS励振器を提供する。 【構成】 バイポーラ型出力トランジスタが約0.3V
までの出力電圧についてオンのままである、低い電圧降
下とゲーテッドダイオードプルダウンを一体にしてい
る。このゲーテッドダイオードの電圧降下は、素子サイ
ズ比によって、出力トランジスタを過飽和に励振するこ
となく0.5V未満に設定される。本回路では、ゲーテ
ッドダイオードプルダウンNPN型トランジスタQNP
N2が出力端子と接地と間に結合されている。第1のC
MOSトランジスタの対QN3A,QN4Aが出力端子
とトランジスタQNPN2のベースとの間に結合され、
第2のCMOSトランジスタの対がQN3B,QN4B
出力端子と電源との間に結合されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、全速度および静的抵抗
負荷において、従来技術の回路よりも接地に近い改善さ
れた低出力レベルを備えたBiCMOS励振器に関す
る。
負荷において、従来技術の回路よりも接地に近い改善さ
れた低出力レベルを備えたBiCMOS励振器に関す
る。
【0002】より詳しくいえば、本発明は、説明の通
り、ゲーテッドダイオードプルダウンと低電圧降下とを
一体にしており、かつ、そのバイポーラ出力トランジス
タが約0.3Vまでの出力電圧についてオン状態を保持
する、BiCMOS(バイポーラ/CMOS混合型)励
振器に関する。
り、ゲーテッドダイオードプルダウンと低電圧降下とを
一体にしており、かつ、そのバイポーラ出力トランジス
タが約0.3Vまでの出力電圧についてオン状態を保持
する、BiCMOS(バイポーラ/CMOS混合型)励
振器に関する。
【0003】
【従来の技術】従来のBiCMOS NAND回路は、
ゲーテッドダイオードを出力と接地の間でオンにするこ
とにより、低出力レベルをもたらす。このゲーテッドダ
イオードは、1VBE(〜0.85V)未満の出力電圧
で静電流をシンクできない。しかし、実際には、その出
力は波形の立ち下がり区間でこのレベルを行き過ぎてし
まう。励振器の負荷が純粋に容量性であれば、静的ロー
レベルは、負荷キャパシタンスおよび漏れ電流といった
要因にもよるが、0.3V〜0.7Vの範囲となり得
る。
ゲーテッドダイオードを出力と接地の間でオンにするこ
とにより、低出力レベルをもたらす。このゲーテッドダ
イオードは、1VBE(〜0.85V)未満の出力電圧
で静電流をシンクできない。しかし、実際には、その出
力は波形の立ち下がり区間でこのレベルを行き過ぎてし
まう。励振器の負荷が純粋に容量性であれば、静的ロー
レベルは、負荷キャパシタンスおよび漏れ電流といった
要因にもよるが、0.3V〜0.7Vの範囲となり得
る。
【0004】CMOSではなくBiCMOSで励振器を
設計することの主要な利点は、大きな負荷キャパシタン
スに対する少ない遅延、および、キャパシタンスおよび
温度に対するその遅延の低感度である。その主な性能の
短所は、BiCMOS励振器の部分的なスイング出力に
由来し、それが以降のCMOSまたはBiCMOS回路
の遅延を増大させる原因となり、ノイズマージンを低減
させ、後段での著しい静的電力損の原因となり得る。C
MOS電源電圧がスケールダウンするにつれて、ゲーテ
ッドダイオードの電圧降下はスケールダウンせず、それ
に比例してより低電源電圧で大きくなるので、それらの
問題はいっそう深刻になる。
設計することの主要な利点は、大きな負荷キャパシタン
スに対する少ない遅延、および、キャパシタンスおよび
温度に対するその遅延の低感度である。その主な性能の
短所は、BiCMOS励振器の部分的なスイング出力に
由来し、それが以降のCMOSまたはBiCMOS回路
の遅延を増大させる原因となり、ノイズマージンを低減
させ、後段での著しい静的電力損の原因となり得る。C
MOS電源電圧がスケールダウンするにつれて、ゲーテ
ッドダイオードの電圧降下はスケールダウンせず、それ
に比例してより低電源電圧で大きくなるので、それらの
問題はいっそう深刻になる。
【0005】従来技術において、エキストラノードが小
型CMOSインバータによってその出力で励振される数
種のフルスイング形BiCMOS回路が提起されてい
る。出力が落ちた後、エキストラノードの電圧は上昇
し、小型トランジスタをオンにさせ、その後、その出力
は接地に放電される。こうしたフルスイング形回路は、
容量性負荷に放電している間、静的状態にある場合にの
みフルスイングが得られる。追加されたMOSトランジ
スタは比較的弱く、初期遷移の遅延または形状に影響せ
ず、従って、全速度で動作するフルスイング形励振器
は、従来のBiCMOS励振器と同様の出力波形を有す
る。比較的低周波数であっても、その小さな初期遷移は
そのまま、以降のCMOSまたはBiCMOS段で低減
された励振をもたらす。また、NFETのVGSを3.
6Vから3.3Vまたは3.0Vへと低減させること
は、その最大出力電流をそれぞれ約13%または25%
低減させることも指摘しておかなければならない。
型CMOSインバータによってその出力で励振される数
種のフルスイング形BiCMOS回路が提起されてい
る。出力が落ちた後、エキストラノードの電圧は上昇
し、小型トランジスタをオンにさせ、その後、その出力
は接地に放電される。こうしたフルスイング形回路は、
容量性負荷に放電している間、静的状態にある場合にの
みフルスイングが得られる。追加されたMOSトランジ
スタは比較的弱く、初期遷移の遅延または形状に影響せ
ず、従って、全速度で動作するフルスイング形励振器
は、従来のBiCMOS励振器と同様の出力波形を有す
る。比較的低周波数であっても、その小さな初期遷移は
そのまま、以降のCMOSまたはBiCMOS段で低減
された励振をもたらす。また、NFETのVGSを3.
6Vから3.3Vまたは3.0Vへと低減させること
は、その最大出力電流をそれぞれ約13%または25%
低減させることも指摘しておかなければならない。
【0006】一般に、従来技術は、各種設計の他のBi
CMOS励振器を提供しているが、本発明は、本技術の
発展の現段階で同種の回路にとって最良の設計を提供す
るものである。
CMOS励振器を提供しているが、本発明は、本技術の
発展の現段階で同種の回路にとって最良の設計を提供す
るものである。
【0007】Masudaらによる“CMOS−BiC
MOS Gate Circuit”と題する米国特許
第4,890,017号は、相補形電界効果トランジス
タとバイポーラ型トランジスタとの組合せ、および、相
補形電界効果トランジスタおよびバイポーラ型トランジ
スタがオフにされた時にこれらのトランジスタから蓄積
電荷を放電するための放電を特徴とする高速動作・低電
力消費ゲート回路を開示している。
MOS Gate Circuit”と題する米国特許
第4,890,017号は、相補形電界効果トランジス
タとバイポーラ型トランジスタとの組合せ、および、相
補形電界効果トランジスタおよびバイポーラ型トランジ
スタがオフにされた時にこれらのトランジスタから蓄積
電荷を放電するための放電を特徴とする高速動作・低電
力消費ゲート回路を開示している。
【0008】Uenoらによる“BiCMOS Log
ic Circuit Having a Totem
Pole Type Output Buffer
Section”と題する米国特許第4,845,38
6号は、プルアップNPNバイポーラ型トランジスタお
よびプルダウンNPNバイポーラ型トランジスタを含む
トーテムポール形出力バッファ部を記載している。これ
らのNPNバイポーラ型トランジスタは、第1のMOS
FETによって選択的にスイッチ制御される。他方のN
PNバイポーラ型トランジスタは、プルダウンNPNバ
イポーラ型トランジスタとダーリントン接続されてお
り、第2のMOSFETによってスイッチ制御される。
この第2のMOSFETは、第1のものと同じ伝導形式
をしており、第1のMOSFETのゲートに接続された
ゲートを有する。
ic Circuit Having a Totem
Pole Type Output Buffer
Section”と題する米国特許第4,845,38
6号は、プルアップNPNバイポーラ型トランジスタお
よびプルダウンNPNバイポーラ型トランジスタを含む
トーテムポール形出力バッファ部を記載している。これ
らのNPNバイポーラ型トランジスタは、第1のMOS
FETによって選択的にスイッチ制御される。他方のN
PNバイポーラ型トランジスタは、プルダウンNPNバ
イポーラ型トランジスタとダーリントン接続されてお
り、第2のMOSFETによってスイッチ制御される。
この第2のMOSFETは、第1のものと同じ伝導形式
をしており、第1のMOSFETのゲートに接続された
ゲートを有する。
【0009】Masuokaらによる“BiCMOS
Logic Circuit with Additi
onal Drive to the Pull−Do
wnBipolar Output Transist
or”と題する米国特許第4,779,014号は、1
以上の信号入力端子と、出力端子と、出力端子を放電す
るために出力端子と基準電位端子との間に結合された第
1のバイポーラ型トランジスタを含む出力回路と、第1
のバイポーラ型トランジスタに前記1以上の信号入力端
子に供給された信号に対応するレベルの信号を供給する
ためのMOS形論理回路とを含む論理回路を記載してい
る。この論理回路はさらに、出力端子の信号に応答して
バイポーラ型トランジスタにベース電流の一部を供給す
るための、電源端子とバイポーラ型トランジスタのベー
スとの間に結合された制御用MOSトランジスタを含
む。同特許では、ロードロップゲーテッドダイオードを
用いたBiCMOS NAND励振器の実施例が、プル
ダウンNPNバイポーラ型トランジスタが飽和するとい
う論述によって、従来技術として言及されている。実
際、領域A/B幅比の適切な選択により、低出力電圧
を、QNPN2を過飽和に励振することなく信頼性をも
って0.5V以下に設定することができる。
Logic Circuit with Additi
onal Drive to the Pull−Do
wnBipolar Output Transist
or”と題する米国特許第4,779,014号は、1
以上の信号入力端子と、出力端子と、出力端子を放電す
るために出力端子と基準電位端子との間に結合された第
1のバイポーラ型トランジスタを含む出力回路と、第1
のバイポーラ型トランジスタに前記1以上の信号入力端
子に供給された信号に対応するレベルの信号を供給する
ためのMOS形論理回路とを含む論理回路を記載してい
る。この論理回路はさらに、出力端子の信号に応答して
バイポーラ型トランジスタにベース電流の一部を供給す
るための、電源端子とバイポーラ型トランジスタのベー
スとの間に結合された制御用MOSトランジスタを含
む。同特許では、ロードロップゲーテッドダイオードを
用いたBiCMOS NAND励振器の実施例が、プル
ダウンNPNバイポーラ型トランジスタが飽和するとい
う論述によって、従来技術として言及されている。実
際、領域A/B幅比の適切な選択により、低出力電圧
を、QNPN2を過飽和に励振することなく信頼性をも
って0.5V以下に設定することができる。
【0010】Uragamiらによる“High Sp
eed B−MOS Switching Circu
it”と題する米国特許第4,694,203号は、出
力段でトーテムポール形で接続された2のNPN型バイ
ポーラトランジスタと、CMOSインバータと、上記ト
ランジスタを相補式に励振するためのNMOSFET
と、1トランジスタのベースに蓄積された電荷を放電す
るための抵抗負荷とを含むバイポーラ/CMOS混合型
スイッチング回路を記載している。基板効果がない時の
CMOSインバータを構成するNMOSFETのスレッ
ショルド電圧は、その基板効果がない時の励振器のNM
OSFETのスレッショルド電圧にほぼ等しく設定さ
れ、励振器のNMOSFETのチャネルコンダクタンス
は、CMOSインバータのスレッショルド電圧および励
振器のNMOSFETの実際のスレッショルド電圧がほ
とんど同一になるように設定される。
eed B−MOS Switching Circu
it”と題する米国特許第4,694,203号は、出
力段でトーテムポール形で接続された2のNPN型バイ
ポーラトランジスタと、CMOSインバータと、上記ト
ランジスタを相補式に励振するためのNMOSFET
と、1トランジスタのベースに蓄積された電荷を放電す
るための抵抗負荷とを含むバイポーラ/CMOS混合型
スイッチング回路を記載している。基板効果がない時の
CMOSインバータを構成するNMOSFETのスレッ
ショルド電圧は、その基板効果がない時の励振器のNM
OSFETのスレッショルド電圧にほぼ等しく設定さ
れ、励振器のNMOSFETのチャネルコンダクタンス
は、CMOSインバータのスレッショルド電圧および励
振器のNMOSFETの実際のスレッショルド電圧がほ
とんど同一になるように設定される。
【0011】Uragamiらによる“Inverti
ng Logic BufferBi−CMOS Sw
itching Circuit Using an
Enabling Switch for Three
−State Operation with Red
uced Dissipation”と題する米国特許
第4,678,943号は、入力信号を受信するために
結合された前段回路および出力段を含み、入力端子の信
号の位相と反対の位相を有する出力信号が出力段の出力
端子から得られる、スイッチング回路を記載している。
前段回路は、各自のゲートで入力信号を受信するPチャ
ネルMOSFETおよびNチャネルMOSFETを含
む。出力段は、直列に接続されている2のNPNトラン
ジスタを含む。PチャネルMOSFETのドレイン出力
は、出力段の一方のトランジスタのベースに供給され、
NチャネルMOSFETのソース出力は、出力段の他方
のトランジスタのベースに供給される。電源とPチャネ
ルMOSFETおよびNチャネルMOSFETとの間に
第3のMOSFETが結合されている。この第3のMO
SFETが制御信号により不導状態にされている時は、
両MOSFETおよび両NPNトランジスタは、入力端
子の信号に関わらず不導状態になる。この状態で、出力
端子は浮遊状態にある。従って、このスイッチング回路
はトライステート回路である。
ng Logic BufferBi−CMOS Sw
itching Circuit Using an
Enabling Switch for Three
−State Operation with Red
uced Dissipation”と題する米国特許
第4,678,943号は、入力信号を受信するために
結合された前段回路および出力段を含み、入力端子の信
号の位相と反対の位相を有する出力信号が出力段の出力
端子から得られる、スイッチング回路を記載している。
前段回路は、各自のゲートで入力信号を受信するPチャ
ネルMOSFETおよびNチャネルMOSFETを含
む。出力段は、直列に接続されている2のNPNトラン
ジスタを含む。PチャネルMOSFETのドレイン出力
は、出力段の一方のトランジスタのベースに供給され、
NチャネルMOSFETのソース出力は、出力段の他方
のトランジスタのベースに供給される。電源とPチャネ
ルMOSFETおよびNチャネルMOSFETとの間に
第3のMOSFETが結合されている。この第3のMO
SFETが制御信号により不導状態にされている時は、
両MOSFETおよび両NPNトランジスタは、入力端
子の信号に関わらず不導状態になる。この状態で、出力
端子は浮遊状態にある。従って、このスイッチング回路
はトライステート回路である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の目的
は、全速度および静的(抵抗性)負荷において、従来技
術の回路よりも接地に近い改善された低出力レベルを備
えたBiCMOS励振器を提供することである。
は、全速度および静的(抵抗性)負荷において、従来技
術の回路よりも接地に近い改善された低出力レベルを備
えたBiCMOS励振器を提供することである。
【0013】本発明の第2の目的は、SRAM論理回路
で広範に使用可能な、また恐らくはDRAM論理回路で
も使用可能である改善された低出力レベルを備えた改良
型BiCMOS論理励振器を提供することである。
で広範に使用可能な、また恐らくはDRAM論理回路で
も使用可能である改善された低出力レベルを備えた改良
型BiCMOS論理励振器を提供することである。
【0014】本発明の第3の目的は、バイポーラ型出力
トランジスタが約0.3Vまでの出力電圧についてオン
のままである、従来技術の回路よりも低い電圧降下とゲ
ーテッドダイオードプルダウンを一体にした励振器を提
供することである。このゲーテッドダイオードの電圧降
下は、素子サイズ比によって、出力トランジスタを過飽
和に励振することなく0.5V未満に設定される。
トランジスタが約0.3Vまでの出力電圧についてオン
のままである、従来技術の回路よりも低い電圧降下とゲ
ーテッドダイオードプルダウンを一体にした励振器を提
供することである。このゲーテッドダイオードの電圧降
下は、素子サイズ比によって、出力トランジスタを過飽
和に励振することなく0.5V未満に設定される。
【0015】本発明の第4の目的は、上述の、改善され
た低出力レベルおよび高−低遷移を備えたNPN型トラ
ンジスタ回路を提供することである。相補形BiCMO
Sプロセスでは、PNP型トランジスタによるアナログ
回路が高出力レベルおよび低−高遷移の同様の改善にお
いて使用できよう。
た低出力レベルおよび高−低遷移を備えたNPN型トラ
ンジスタ回路を提供することである。相補形BiCMO
Sプロセスでは、PNP型トランジスタによるアナログ
回路が高出力レベルおよび低−高遷移の同様の改善にお
いて使用できよう。
【0016】
【課題を解決するための手段】本明細書の教示に従え
ば、本発明は、出力端子と接地と間に結合されたゲーテ
ッドダイオードプルダウンNPN型トランジスタを含む
改善された低出力レベルのBiCMOS励振器を提供す
る。第1のCMOSトランジスタの対によって形成され
た第1のスイッチド電流通路が出力端子とプルダウンN
PN型トランジスタのベースとの間に結合され、第2の
CMOSトランジスタの対によって形成された第2のス
イッチド電流通路が出力端子と電源VDDとの間に結合
される。この回路は、改善された低出力レベルおよび高
−低遷移を有する。この回路はまた、SRAMまたはD
RAM論理回路で広範に使用されているような、NAN
Dゲート、NORゲート、インバータなどの多種の論理
ゲートへの個別の用途を有する。本明細書に開示された
実施例はNANDゲートに関するものであるが、当業者
は、本発明の教示を、その回路のごくわずかな変更によ
ってNORゲート、インバータなどの他の回路およびゲ
ートにおいて容易に実施できよう。各CMOSトランジ
スタの対の各トランジスタの相対的な大きさまたは領域
はほぼ等しく、前記NPN型トランジスタを飽和に励振
することなく0.5V未満の低出力比を得るように選択
される。
ば、本発明は、出力端子と接地と間に結合されたゲーテ
ッドダイオードプルダウンNPN型トランジスタを含む
改善された低出力レベルのBiCMOS励振器を提供す
る。第1のCMOSトランジスタの対によって形成され
た第1のスイッチド電流通路が出力端子とプルダウンN
PN型トランジスタのベースとの間に結合され、第2の
CMOSトランジスタの対によって形成された第2のス
イッチド電流通路が出力端子と電源VDDとの間に結合
される。この回路は、改善された低出力レベルおよび高
−低遷移を有する。この回路はまた、SRAMまたはD
RAM論理回路で広範に使用されているような、NAN
Dゲート、NORゲート、インバータなどの多種の論理
ゲートへの個別の用途を有する。本明細書に開示された
実施例はNANDゲートに関するものであるが、当業者
は、本発明の教示を、その回路のごくわずかな変更によ
ってNORゲート、インバータなどの他の回路およびゲ
ートにおいて容易に実施できよう。各CMOSトランジ
スタの対の各トランジスタの相対的な大きさまたは領域
はほぼ等しく、前記NPN型トランジスタを飽和に励振
することなく0.5V未満の低出力比を得るように選択
される。
【0017】
【実施例】図面について詳述する。図1は、Pチャネル
MOSFETであるQP1およびQP2ならびにNチャ
ネルMOSFETであるQN1およびQN2、さらに後
続するエミッタホロワのQNPN1を含む、従来の広範
に利用されているBiCMOS NAND回路を示す。
NANDゲートとして機能するので、IN1およびIN
2の両入力がハイである時、回路は、出力と接地との間
の(トランジスタQN3,QN4およびQNPN2から
成る)ゲーテッドダイオードをオンにすることによりO
UTにロー出力レベルを生じる。この回路では、エミッ
タホロワQNPN1は出力をハイレベルにプルアップす
るように機能するが、ゲーテッドダイオード回路は出力
をローレベルにプルダウンするように機能する。ノード
Uに接続されたNチャネルMOSFETのQN5は、出
力がハイレベルにプルアップされると同時にQNPN2
のベースから余分な電荷を引き出すように機能する。ゲ
ーテッドダイオードは、1VBE(〜0.85V)未満
の出力電圧で静電流をシンクできない。しかし、実際に
は、出力は波形立ち下がり区間でこのレベルを行き過ぎ
る。励振器の負荷が純粋に容量性である場合、静的ロー
レベルは、負荷キャパシタンスおよび漏れ電流といった
要因にもよるが、0.3V〜0.7Vの範囲となり得
る。
MOSFETであるQP1およびQP2ならびにNチャ
ネルMOSFETであるQN1およびQN2、さらに後
続するエミッタホロワのQNPN1を含む、従来の広範
に利用されているBiCMOS NAND回路を示す。
NANDゲートとして機能するので、IN1およびIN
2の両入力がハイである時、回路は、出力と接地との間
の(トランジスタQN3,QN4およびQNPN2から
成る)ゲーテッドダイオードをオンにすることによりO
UTにロー出力レベルを生じる。この回路では、エミッ
タホロワQNPN1は出力をハイレベルにプルアップす
るように機能するが、ゲーテッドダイオード回路は出力
をローレベルにプルダウンするように機能する。ノード
Uに接続されたNチャネルMOSFETのQN5は、出
力がハイレベルにプルアップされると同時にQNPN2
のベースから余分な電荷を引き出すように機能する。ゲ
ーテッドダイオードは、1VBE(〜0.85V)未満
の出力電圧で静電流をシンクできない。しかし、実際に
は、出力は波形立ち下がり区間でこのレベルを行き過ぎ
る。励振器の負荷が純粋に容量性である場合、静的ロー
レベルは、負荷キャパシタンスおよび漏れ電流といった
要因にもよるが、0.3V〜0.7Vの範囲となり得
る。
【0018】CMOSではなくBiCMOSで励振器を
設計することの主要な利点は、大きな負荷キャパシタン
スに対する少ない遅延、および、キャパシタンスおよび
温度に対するその遅延の低感度が得られることである。
その主な性能の短所は、BiCMOS励振器の部分的な
スイング出力に由来し、それが以降のCMOSまたはB
iCMOS回路の遅延を増大させる原因となり、ノイズ
マージンを低減させ、後段での著しい静的電力損の原因
となり得る。この静的電力損は、図1の回路の部分スイ
ング動作に由来するものであり、後段では部分ハイ入力
および部分ロー入力しか生じず、そのため完全にオフ状
態にならず、その結果、漏れ電流および電力損をもたら
す。CMOS電源電圧がスケールダウンするにつれて、
ゲーテッドダイオードの電圧降下はスケールダウンせ
ず、それに比例してより低い電源電圧で大きくなるの
で、それらの問題はいっそう深刻になる。
設計することの主要な利点は、大きな負荷キャパシタン
スに対する少ない遅延、および、キャパシタンスおよび
温度に対するその遅延の低感度が得られることである。
その主な性能の短所は、BiCMOS励振器の部分的な
スイング出力に由来し、それが以降のCMOSまたはB
iCMOS回路の遅延を増大させる原因となり、ノイズ
マージンを低減させ、後段での著しい静的電力損の原因
となり得る。この静的電力損は、図1の回路の部分スイ
ング動作に由来するものであり、後段では部分ハイ入力
および部分ロー入力しか生じず、そのため完全にオフ状
態にならず、その結果、漏れ電流および電力損をもたら
す。CMOS電源電圧がスケールダウンするにつれて、
ゲーテッドダイオードの電圧降下はスケールダウンせ
ず、それに比例してより低い電源電圧で大きくなるの
で、それらの問題はいっそう深刻になる。
【0019】従来技術では数種のフルスイング形BiC
MOS回路が提起されており、図2の励振器はこうした
回路のうちの設計および性能の点で典型的なものであ
る。これらの回路では、エキストラノードXが出力で小
型CMOSインバータ(QN6およびQP6)によって
励振される。出力がハイである時、ノードXの電圧はロ
ーであり、それにより、出力をより高いハイレベルにプ
ルアップするためにQPXをオンにさせる。出力がロー
であれば、エキストラノードXの電圧は上昇し、小型ト
ランジスタQPXをオンにさせ、それにより、出力をよ
り低いローレベルにプルダウンするためにQN3,QN
4およびQNXを通じて接地に放電される。こうしたフ
ルスイング形回路は、より高いハイレベルおよびより低
いハイレベルを相当緩慢に得るが、容量性負荷に放電す
る間、静的状態のもとでのみフルスイングとなる。追加
されたMOSトランジスタは比較的弱く、初期遷移の遅
延または形状に影響せず、従って全速度で動作するフル
スイング形励振器は、従来のBiCMOS励振器と同様
の出力波形を有する。比較的低周波数であっても、その
小さな初期遷移はそのまま、以降のCMOSまたはBi
CMOS段で低減された励振をもたらす。また、NFE
TのVGSを3.6Vから3.3Vまたは3.0Vへと
低減させることは、その最大出力電流をそれぞれ約13
%または25%低減させることも指摘しておかなければ
ならない。
MOS回路が提起されており、図2の励振器はこうした
回路のうちの設計および性能の点で典型的なものであ
る。これらの回路では、エキストラノードXが出力で小
型CMOSインバータ(QN6およびQP6)によって
励振される。出力がハイである時、ノードXの電圧はロ
ーであり、それにより、出力をより高いハイレベルにプ
ルアップするためにQPXをオンにさせる。出力がロー
であれば、エキストラノードXの電圧は上昇し、小型ト
ランジスタQPXをオンにさせ、それにより、出力をよ
り低いローレベルにプルダウンするためにQN3,QN
4およびQNXを通じて接地に放電される。こうしたフ
ルスイング形回路は、より高いハイレベルおよびより低
いハイレベルを相当緩慢に得るが、容量性負荷に放電す
る間、静的状態のもとでのみフルスイングとなる。追加
されたMOSトランジスタは比較的弱く、初期遷移の遅
延または形状に影響せず、従って全速度で動作するフル
スイング形励振器は、従来のBiCMOS励振器と同様
の出力波形を有する。比較的低周波数であっても、その
小さな初期遷移はそのまま、以降のCMOSまたはBi
CMOS段で低減された励振をもたらす。また、NFE
TのVGSを3.6Vから3.3Vまたは3.0Vへと
低減させることは、その最大出力電流をそれぞれ約13
%または25%低減させることも指摘しておかなければ
ならない。
【0020】ロードロップゲーテッドダイオードを用い
たBiCMOS NAND励振器に関する本発明の第1
の実施例を図5に示す。図1の回路と共通である図5の
回路素子は、ほぼ同様に機能する。さらに、NMOSF
ETのQN3は2つのNMOSFETであるQN3Aお
よびQN3Bに分割されており、同様にして、QN4は
QN4AおよびQN4Bに分割されている。当業で公知
のように、FETは、ゲート電極によってドレイン電極
と分離されたソース電極を含み、各電極の領域が大きく
なるとFETを通る電流が増大する(同様にそれらの間
のキャパシタンスも増大する)結果となる。従って、F
ETの領域および電流を増大させるために、FETはし
ばしば、多数のゲート電極によって多数のドレイン電極
と分離された多数のソース電極として構成され、全部で
1のFETを形成する交互に積層された半導体構造で構
成されている。上述の用語「分割された」は、多数の交
互に積層された構造として使用しており、例えば、QN
3は、QN3の交互に積層された電極構造のほぼ半数が
QN3Aを形成し、QN3の交互に積層された電極構造
のほぼ半数がQN3Bを形成するといったように分割さ
れており、従って、QN3を形成する構造の領域につい
てQN3AおよびQN3Bを形成する半導体構造または
チップの全領域を増大させるものではなく、QN4につ
いても同様である。代替的な実施例では、QN3をQN
3Aとして利用し、QN3Bを形成するために半導体素
子に付加的な構造および領域を追加することができ、Q
N4についても同様にできよう。しかしながら、上述の
分割された構造は、付加的なQN3Bおよび付加的なQ
N4Bに要する付加的な領域および構造がまったく不要
なので、この回路の要求条件を考慮すれば、好ましいも
のである。
たBiCMOS NAND励振器に関する本発明の第1
の実施例を図5に示す。図1の回路と共通である図5の
回路素子は、ほぼ同様に機能する。さらに、NMOSF
ETのQN3は2つのNMOSFETであるQN3Aお
よびQN3Bに分割されており、同様にして、QN4は
QN4AおよびQN4Bに分割されている。当業で公知
のように、FETは、ゲート電極によってドレイン電極
と分離されたソース電極を含み、各電極の領域が大きく
なるとFETを通る電流が増大する(同様にそれらの間
のキャパシタンスも増大する)結果となる。従って、F
ETの領域および電流を増大させるために、FETはし
ばしば、多数のゲート電極によって多数のドレイン電極
と分離された多数のソース電極として構成され、全部で
1のFETを形成する交互に積層された半導体構造で構
成されている。上述の用語「分割された」は、多数の交
互に積層された構造として使用しており、例えば、QN
3は、QN3の交互に積層された電極構造のほぼ半数が
QN3Aを形成し、QN3の交互に積層された電極構造
のほぼ半数がQN3Bを形成するといったように分割さ
れており、従って、QN3を形成する構造の領域につい
てQN3AおよびQN3Bを形成する半導体構造または
チップの全領域を増大させるものではなく、QN4につ
いても同様である。代替的な実施例では、QN3をQN
3Aとして利用し、QN3Bを形成するために半導体素
子に付加的な構造および領域を追加することができ、Q
N4についても同様にできよう。しかしながら、上述の
分割された構造は、付加的なQN3Bおよび付加的なQ
N4Bに要する付加的な領域および構造がまったく不要
なので、この回路の要求条件を考慮すれば、好ましいも
のである。
【0021】図5の回路では、QN3Aは、図1の回路
におけるQN3と同様にして回路に結合されており、Q
N4AについてもQN4と同様である。すなわち、QN
3Aのドレインは出力に結合されており、QN4Aのソ
ースはQNPN2のベースに結合されている。しかし、
QN3Bのドレインは、出力ではなく電源VDDに結合
されており、このことが図5の回路の動作を以下のよう
に変更させる。
におけるQN3と同様にして回路に結合されており、Q
N4AについてもQN4と同様である。すなわち、QN
3Aのドレインは出力に結合されており、QN4Aのソ
ースはQNPN2のベースに結合されている。しかし、
QN3Bのドレインは、出力ではなく電源VDDに結合
されており、このことが図5の回路の動作を以下のよう
に変更させる。
【0022】QNPN2のベースに供給された電流は、
まず、図1と同様に、QN3AおよびQN4Aを通じて
出力から流れ(I1)、次に、QN3BおよびQN4B
を通じて電源VDDから流れる(I2)。プルダウン動
作が開始すると、出力の電圧はVDDに近くなり、その
結果、I1およびI2は初期はハイレベルである。しか
し、出力の電圧が降下するにつれ、I1は同様に降下す
るが、I2は初期のハイレベルのままであり、従って、
電流を高速でQNPN2のベースに供給し、また、ロー
レベルにするためにプルダウンを生じることになる。Q
NPN2をオン状態に維持するためのQNPN2のベー
ス−エミッタ間の電圧はVBEであり、常に約0.85
Vに一定に維持されているので、出力の電圧がVBE未
満に降下すると、I1はゼロまで低下し、その後、逆方
向に流れ始める。この動作において、I1は初期には小
さく、I2は初期には大きく、また、QNPN2は、I
1が逆方向に流れ、I2を効果的に打ち消し、それによ
り出力電圧をローレベルにプルダウンするまで、オン状
態のままである。
まず、図1と同様に、QN3AおよびQN4Aを通じて
出力から流れ(I1)、次に、QN3BおよびQN4B
を通じて電源VDDから流れる(I2)。プルダウン動
作が開始すると、出力の電圧はVDDに近くなり、その
結果、I1およびI2は初期はハイレベルである。しか
し、出力の電圧が降下するにつれ、I1は同様に降下す
るが、I2は初期のハイレベルのままであり、従って、
電流を高速でQNPN2のベースに供給し、また、ロー
レベルにするためにプルダウンを生じることになる。Q
NPN2をオン状態に維持するためのQNPN2のベー
ス−エミッタ間の電圧はVBEであり、常に約0.85
Vに一定に維持されているので、出力の電圧がVBE未
満に降下すると、I1はゼロまで低下し、その後、逆方
向に流れ始める。この動作において、I1は初期には小
さく、I2は初期には大きく、また、QNPN2は、I
1が逆方向に流れ、I2を効果的に打ち消し、それによ
り出力電圧をローレベルにプルダウンするまで、オン状
態のままである。
【0023】図5の回路の最終プルダウン電圧は、回路
の素子AとBとの相対的大きさ(領域)によって設定さ
れる。A素子が相対的に小さく、両者間に大きい抵抗を
もたらす場合、出力はさらにプルダウンされる。他方、
A素子が相対的に大きく、両者間に小さい抵抗をもたら
す場合は、QN3AとQN4Aとの間の電圧降下は小さ
くなり、従って、出力はそれほどプルダウンされない。
この回路の素子AおよびBの動作を考慮すれば、素子A
およびBの大きさ(領域)はほぼ等しいことが好ましい
が、いずれか一方への偏りも本発明の教示の範囲内であ
る。
の素子AとBとの相対的大きさ(領域)によって設定さ
れる。A素子が相対的に小さく、両者間に大きい抵抗を
もたらす場合、出力はさらにプルダウンされる。他方、
A素子が相対的に大きく、両者間に小さい抵抗をもたら
す場合は、QN3AとQN4Aとの間の電圧降下は小さ
くなり、従って、出力はそれほどプルダウンされない。
この回路の素子AおよびBの動作を考慮すれば、素子A
およびBの大きさ(領域)はほぼ等しいことが好ましい
が、いずれか一方への偏りも本発明の教示の範囲内であ
る。
【0024】全部のNMOSトランジスタが同一の実効
通路長さ(ソース電極とドレイン電極との間の距離)を
有していると仮定すれば、低出力電圧は、幅の比WQN
3A/WQN3B(=WQN4A/WQN4B)によっ
て設定される。この新規の励振器におけるQN3AとQ
N3Bとの合計幅が従来のBiCMOS励振器(図1)
のQN3の幅に等しい場合、新規および従来の回路はほ
ぼ等しい領域、入力キャパシタンスおよびQNPN2へ
の初期ベース励振を有していることを指摘すべきであろ
う。
通路長さ(ソース電極とドレイン電極との間の距離)を
有していると仮定すれば、低出力電圧は、幅の比WQN
3A/WQN3B(=WQN4A/WQN4B)によっ
て設定される。この新規の励振器におけるQN3AとQ
N3Bとの合計幅が従来のBiCMOS励振器(図1)
のQN3の幅に等しい場合、新規および従来の回路はほ
ぼ等しい領域、入力キャパシタンスおよびQNPN2へ
の初期ベース励振を有していることを指摘すべきであろ
う。
【0025】図5のBiCMOS励振器は、その出力が
ローである時に有限の静的電力損を有し、従って、静電
流を要求する負荷を励振するために最も適するであろ
う。
ローである時に有限の静的電力損を有し、従って、静電
流を要求する負荷を励振するために最も適するであろ
う。
【0026】図5の開示された実施例はNANDゲート
についてのものである。当業者は、本発明の教示を、そ
の回路のごくわずかな変更によってNORゲート、イン
バータなどといった他の回路およびゲートにおいて容易
に実施できよう。例えば、当業者によって認識される通
り、NORゲートは図5の回路と同様にして構成できよ
う。ただし、NORゲートにおいては、トランジスタQ
P1およびQP2は直列に、トランジスタQN1および
QN2は並列に、トランジスタQN3BおよびQN4B
は並列に、トランジスタQN3AおよびQN4Aは並列
に配置される。
についてのものである。当業者は、本発明の教示を、そ
の回路のごくわずかな変更によってNORゲート、イン
バータなどといった他の回路およびゲートにおいて容易
に実施できよう。例えば、当業者によって認識される通
り、NORゲートは図5の回路と同様にして構成できよ
う。ただし、NORゲートにおいては、トランジスタQ
P1およびQP2は直列に、トランジスタQN1および
QN2は並列に、トランジスタQN3BおよびQN4B
は並列に、トランジスタQN3AおよびQN4Aは並列
に配置される。
【0027】図6は、ロードロップゲーテッドダイオー
ドを備えたフルスイング形BiCMOS励振器における
本発明の第2の実施例を示す。図2の回路と共通である
図6の回路素子は、ほぼ同様に機能するが、図6の付加
的な回路素子であるQN3BおよびQN4Bは図5の回
路と同様に機能する。付加的な回路素子QP7は、回路
がローになった時に、QN3BおよびQN4Bを電源V
DDから絶縁する。出力がローになると、ノードXはハ
イになり、それによりQP7をオフにし、QN3Bおよ
びQN4BへのVDDの通路をオフにする。また、ノー
ドXがハイになると、QNXをオンにし、接地への静的
負荷通路を作り、これらすべてにより、出力は、より低
いローレベルになることができる。出力がローになる
と、QP7はQN3BおよびQN4Bを通る静的電流通
路をオフにし、その後出力は、QN3A、QN4Aおよ
びQNXを通じて接地へ完全に放電される。ロードロッ
プゲーテッドダイオード回路を含めると、初期立ち下が
り区間がより低い出力電圧に到達できるようになる。接
地への最終アプローチは、従来のフルスイング形回路と
同様に緩慢である。
ドを備えたフルスイング形BiCMOS励振器における
本発明の第2の実施例を示す。図2の回路と共通である
図6の回路素子は、ほぼ同様に機能するが、図6の付加
的な回路素子であるQN3BおよびQN4Bは図5の回
路と同様に機能する。付加的な回路素子QP7は、回路
がローになった時に、QN3BおよびQN4Bを電源V
DDから絶縁する。出力がローになると、ノードXはハ
イになり、それによりQP7をオフにし、QN3Bおよ
びQN4BへのVDDの通路をオフにする。また、ノー
ドXがハイになると、QNXをオンにし、接地への静的
負荷通路を作り、これらすべてにより、出力は、より低
いローレベルになることができる。出力がローになる
と、QP7はQN3BおよびQN4Bを通る静的電流通
路をオフにし、その後出力は、QN3A、QN4Aおよ
びQNXを通じて接地へ完全に放電される。ロードロッ
プゲーテッドダイオード回路を含めると、初期立ち下が
り区間がより低い出力電圧に到達できるようになる。接
地への最終アプローチは、従来のフルスイング形回路と
同様に緩慢である。
【0028】図3は、ターンドオンゲーテッドダイオー
ド、VBE乗算器およびロードロップゲーテッドダイオ
ード回路の概念形態での比較を示す。図3で左側に示し
たゲーテッドダイオード回路では、抵抗R1が図1のQ
N3とQN4との間の抵抗に対応する。図3で中央に示
したVBE乗算回路は、従来技術で公知の回路形式のも
のであり、1VBEを超える電圧を要求する多数の回路
で使用されている。VBE乗算回路は、コレクタの電圧
をVBEよりも高い電圧に励振するものであり、比較の
ために図3に含めてある。図3で右側に示したロードロ
ップゲーテッドダイオード回路では、R1AがQN3B
とQN4Bとの間の抵抗に対応し、R1がQN3AとQ
N4Aとの間の抵抗に対応する。
ド、VBE乗算器およびロードロップゲーテッドダイオ
ード回路の概念形態での比較を示す。図3で左側に示し
たゲーテッドダイオード回路では、抵抗R1が図1のQ
N3とQN4との間の抵抗に対応する。図3で中央に示
したVBE乗算回路は、従来技術で公知の回路形式のも
のであり、1VBEを超える電圧を要求する多数の回路
で使用されている。VBE乗算回路は、コレクタの電圧
をVBEよりも高い電圧に励振するものであり、比較の
ために図3に含めてある。図3で右側に示したロードロ
ップゲーテッドダイオード回路では、R1AがQN3B
とQN4Bとの間の抵抗に対応し、R1がQN3AとQ
N4Aとの間の抵抗に対応する。
【0029】これらの3の回路に関する電流−電圧特性
曲線を図4に示す。VBE乗算回路およびロードロップ
ゲーテッドダイオード回路では、抵抗比R1/R1Aが
VOUT(ON)を決定し、それらのベースへの出力電
圧はVBE(ON)である。乗算回路の場合、VOUT
(ON)>VBE(ON)であるが、ロードロップゲー
テッドダイオード回路の場合、VOUT(ON)<VB
E(ON)である。ロードロップゲーテッドダイオード
回路およびゲーテッドダイオード回路に関する電流−電
圧曲線の比較は、両者が極めて類似していることを示し
ているが、本発明のロードロップゲーテッドダイオード
回路のほうが低電圧である点が異なる。本発明について
選択した名称をロードロップゲーテッドダイオード回路
とした所以である。
曲線を図4に示す。VBE乗算回路およびロードロップ
ゲーテッドダイオード回路では、抵抗比R1/R1Aが
VOUT(ON)を決定し、それらのベースへの出力電
圧はVBE(ON)である。乗算回路の場合、VOUT
(ON)>VBE(ON)であるが、ロードロップゲー
テッドダイオード回路の場合、VOUT(ON)<VB
E(ON)である。ロードロップゲーテッドダイオード
回路およびゲーテッドダイオード回路に関する電流−電
圧曲線の比較は、両者が極めて類似していることを示し
ているが、本発明のロードロップゲーテッドダイオード
回路のほうが低電圧である点が異なる。本発明について
選択した名称をロードロップゲーテッドダイオード回路
とした所以である。
【0030】図7は、上述の図1,2,5および6の4
の励振器のそれぞれに関する出力波形を示す。本発明の
新規の励振器は、全動作周波数において、QNPN2を
過飽和に励振することなく、0.5V未満の低出力を得
るので、この新規の励振器は、従来報告されているBi
CMOS励振器のいくつかの欠点を低減または削除す
る。
の励振器のそれぞれに関する出力波形を示す。本発明の
新規の励振器は、全動作周波数において、QNPN2を
過飽和に励振することなく、0.5V未満の低出力を得
るので、この新規の励振器は、従来報告されているBi
CMOS励振器のいくつかの欠点を低減または削除す
る。
【図1】従来技術によるBiCMOS NAND励振器
の例示図。
の例示図。
【図2】従来技術による通常のフルスイング形BiCM
OS NAND励振器の例示図。
OS NAND励振器の例示図。
【図3】それぞれ、ターンドオンゲーテッドダイオード
回路、VBE乗算器およびロードロップゲーテッドダイ
オード回路の概念形態の説明図。
回路、VBE乗算器およびロードロップゲーテッドダイ
オード回路の概念形態の説明図。
【図4】図3の3回路に関する電流I−電圧V特性曲線
図。
図。
【図5】本発明の教示に従ったロードロップゲーテッド
ダイオードを備えたBiCMOS励振器の例示図。
ダイオードを備えたBiCMOS励振器の例示図。
【図6】本発明の教示に従ったロードロップゲーテッド
ダイオードを備えたフルスイング形BiCMOS励振器
の例示図。
ダイオードを備えたフルスイング形BiCMOS励振器
の例示図。
【図7】図1,2,5および6の回路全部に関する電圧
−時間波形の例示図。
−時間波形の例示図。
Claims (5)
- 【請求項1】改善された低出力レベルを備えたBiCM
OSゲーテッドダイオードプルダウンNPNトランジス
タ回路であって、出力端子と接地との間に結合されたプ
ルダウンNPNトランジスタと、出力端子と前記プルダ
ウンNPNトランジスタのベースとの間に結合された第
1のスイッチド電流通路と、出力端子と電源VDDとの
間に結合された第2のスイッチド電流通路とを含み、回
路の低出力レベルおよび高−低遷移を改善させることを
特徴とする前記回路。 - 【請求項2】請求項1記載の回路であって、前記第1の
スイッチド電流通路は、出力端子と前記プルダウンNP
Nトランジスタのベースとの間に結合された第1のCM
OSトランジスタの対を含み、前記第2のスイッチド電
流通路は、出力端子と電源VDDとの間に結合された第
2のCMOSトランジスタの対を含むことを特徴とする
前記回路。 - 【請求項3】請求項1記載の回路であって、論理回路に
おける前記回路。 - 【請求項4】請求項1記載の回路であって、SRAM論
理回路における前記回路。 - 【請求項5】請求項1記載の回路であって、DRAM論
理回路における前記回路。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/710,592 US5191240A (en) | 1991-06-05 | 1991-06-05 | Bicmos driver circuits with improved low output level |
| US710592 | 1991-06-05 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0629829A true JPH0629829A (ja) | 1994-02-04 |
| JP2543285B2 JP2543285B2 (ja) | 1996-10-16 |
Family
ID=24854683
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4099992A Expired - Lifetime JP2543285B2 (ja) | 1991-06-05 | 1992-04-20 | BiCMOS論理回路 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5191240A (ja) |
| EP (1) | EP0517010A1 (ja) |
| JP (1) | JP2543285B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| KR100551474B1 (ko) * | 2004-07-21 | 2006-02-14 | 삼성전자주식회사 | 기판 잡음 최소화를 위한 오픈 드레인 드라이버 및 그전류 구동방법 |
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| JP3082336B2 (ja) * | 1991-09-12 | 2000-08-28 | 日本電気株式会社 | Ecl−cmosレベル変換回路 |
| JP2757651B2 (ja) * | 1992-01-09 | 1998-05-25 | 日本電気株式会社 | Ttl論理回路 |
| US5929368A (en) * | 1996-12-09 | 1999-07-27 | The Ensign-Bickford Company | Hybrid electronic detonator delay circuit assembly |
| US6100712A (en) * | 1997-12-17 | 2000-08-08 | Philips Electronics North America Corporation | Output driver circuit with jump start for current sink on demand |
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| KR101026807B1 (ko) * | 2004-06-09 | 2011-04-04 | 삼성전자주식회사 | 표시 장치용 구동 장치 및 표시판 |
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|---|---|---|---|---|
| JPH0783252B2 (ja) * | 1982-07-12 | 1995-09-06 | 株式会社日立製作所 | 半導体集積回路装置 |
| JPS60177723A (ja) * | 1984-02-24 | 1985-09-11 | Hitachi Ltd | 出力回路 |
| JPH07107973B2 (ja) * | 1984-03-26 | 1995-11-15 | 株式会社日立製作所 | スイツチング回路 |
| US4616146A (en) * | 1984-09-04 | 1986-10-07 | Motorola, Inc. | BI-CMOS driver circuit |
| JPS62221219A (ja) * | 1986-03-22 | 1987-09-29 | Toshiba Corp | 論理回路 |
| JPS6382122A (ja) * | 1986-09-26 | 1988-04-12 | Toshiba Corp | 論理回路 |
| JPS63193720A (ja) * | 1987-02-06 | 1988-08-11 | Toshiba Corp | 論理回路 |
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-
1991
- 1991-06-05 US US07/710,592 patent/US5191240A/en not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-04-20 JP JP4099992A patent/JP2543285B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1992-05-13 EP EP92108022A patent/EP0517010A1/en not_active Withdrawn
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02181514A (ja) * | 1988-11-08 | 1990-07-16 | Bull Sa | 集積化デジタル増幅器およびこれを備える集積回路 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100551474B1 (ko) * | 2004-07-21 | 2006-02-14 | 삼성전자주식회사 | 기판 잡음 최소화를 위한 오픈 드레인 드라이버 및 그전류 구동방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5191240A (en) | 1993-03-02 |
| JP2543285B2 (ja) | 1996-10-16 |
| EP0517010A1 (en) | 1992-12-09 |
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