JPH0629963Y2 - 電気スクリーン発生装置 - Google Patents
電気スクリーン発生装置Info
- Publication number
- JPH0629963Y2 JPH0629963Y2 JP1988101354U JP10135488U JPH0629963Y2 JP H0629963 Y2 JPH0629963 Y2 JP H0629963Y2 JP 1988101354 U JP1988101354 U JP 1988101354U JP 10135488 U JP10135488 U JP 10135488U JP H0629963 Y2 JPH0629963 Y2 JP H0629963Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric screen
- electrode
- electrodes
- seabed
- seafood
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、貝類,甲殻類,ウニやヒラメ,エイなどの海
底付近及び地中に生活圏を有する魚介類の行動範囲を規
制するために、海底付近に電気スクリーンを発生する電
気スクリーン発生装置に関する。
底付近及び地中に生活圏を有する魚介類の行動範囲を規
制するために、海底付近に電気スクリーンを発生する電
気スクリーン発生装置に関する。
〔従来の技術〕 一般に、魚介類の養殖を行う場合に、所定の養殖領域の
内外への魚介類の侵入や脱出を防止する手法として、従
来の綱に代わり、電気スクリーンを形成する手法があ
り、これは海水中に複数個の電極列を並行に配設し、前
記各電極列に電源により異なる電位を与え、各電極列間
に所定電界強度の電気スクリーンを形成し、該電気スク
リーンの電気的刺激により魚介類の遊泳を遮断するもの
である。
内外への魚介類の侵入や脱出を防止する手法として、従
来の綱に代わり、電気スクリーンを形成する手法があ
り、これは海水中に複数個の電極列を並行に配設し、前
記各電極列に電源により異なる電位を与え、各電極列間
に所定電界強度の電気スクリーンを形成し、該電気スク
リーンの電気的刺激により魚介類の遊泳を遮断するもの
である。
従来の技術で述べた電気スクリーンによる遮断の場合、
大規模養殖を目的としたかなり広い水域の海洋牧場に対
して有利であるが、海底付近及び地中に生活圏を持つ貝
類,甲殻類,ウニ,ヒラメ,エイなどを養殖する場合に
は、あまりにも大規模になり、しかも消費電力が大きく
なりすぎ、海底付近における魚介類の養殖には適さない
という問題点がある。
大規模養殖を目的としたかなり広い水域の海洋牧場に対
して有利であるが、海底付近及び地中に生活圏を持つ貝
類,甲殻類,ウニ,ヒラメ,エイなどを養殖する場合に
は、あまりにも大規模になり、しかも消費電力が大きく
なりすぎ、海底付近における魚介類の養殖には適さない
という問題点がある。
そこで、本考案は前記の点に留意してなされ、海底付近
及び地中に生活圏を有する魚介類の養殖に適した電気ス
クリーン発生装置を提供できるようにすることを目的と
する。
及び地中に生活圏を有する魚介類の養殖に適した電気ス
クリーン発生装置を提供できるようにすることを目的と
する。
前記目的を達成するために、本考案の電気スクリーン発
生装置では、海底面に沿つて互いに平行に配設されそれ
ぞれ多相交流電源の各相に接続される3個以上の複数の
長尺の電極と、前記各電極に直交する断面において前記
各電極が正多角形の各頂点に位置するよう,前記各電極
を支持した複数個の絶縁支持体とを備えたことを特徴と
している。
生装置では、海底面に沿つて互いに平行に配設されそれ
ぞれ多相交流電源の各相に接続される3個以上の複数の
長尺の電極と、前記各電極に直交する断面において前記
各電極が正多角形の各頂点に位置するよう,前記各電極
を支持した複数個の絶縁支持体とを備えたことを特徴と
している。
以上のように構成されているため、各電極に、多相交流
電源による多相交流電力が供給され、各電極に直交する
断面において、各電極を頂点とする正多角形の内側及び
外側の近傍に電気スクリーンが形成され、この電気スク
リーンにより海底付近及び地中に生活圏を有する魚介類
の行動範囲が規制される。
電源による多相交流電力が供給され、各電極に直交する
断面において、各電極を頂点とする正多角形の内側及び
外側の近傍に電気スクリーンが形成され、この電気スク
リーンにより海底付近及び地中に生活圏を有する魚介類
の行動範囲が規制される。
実施例について図面を参照して説明する。
(実施例1) まず、実施例1を示す第1図ないし第3図について説明
する。
する。
それらの図面において、(1a),(1b),(1c)は海底面に沿つ
て互いに平行に配設されそれぞれ3相交流電源(図示せ
ず)のR相,S相,T相の各相端子(r),(s),(t)に接続
された3個の長尺の電極、(2)はFRP等からなる複数個の
絶縁支持体であり、第2図に示すように、各電極(1a)〜
(1c)に直交する断面において、各電極(1a)〜(1c)が正三
角形の各頂点に位置するよう、各電極(1a)〜(1c)を支持
している。
て互いに平行に配設されそれぞれ3相交流電源(図示せ
ず)のR相,S相,T相の各相端子(r),(s),(t)に接続
された3個の長尺の電極、(2)はFRP等からなる複数個の
絶縁支持体であり、第2図に示すように、各電極(1a)〜
(1c)に直交する断面において、各電極(1a)〜(1c)が正三
角形の各頂点に位置するよう、各電極(1a)〜(1c)を支持
している。
そして、各電極(1a)〜(1c)に、前記3相交流電源による
3相交流が供給されると、各電極(1a)〜(1c)に直交する
断面における電位分布は第2図に示すようになり、同図
中の1点鎖線は等電位の点を結んで得られる等電位線を
示し、この等電位線の間隔が狭いほど電位傾斜,即ち電
界強度が強く、等電位線の間隔が広いほど電界強度が弱
くなつており、各電極(1a)〜(1c)の内側の強電界強度領
域,外側近傍の弱電界強度領域からなる電気スクリーン
が、各電極(1a)〜(1c)の内側及び外側の近傍に形成され
る。
3相交流が供給されると、各電極(1a)〜(1c)に直交する
断面における電位分布は第2図に示すようになり、同図
中の1点鎖線は等電位の点を結んで得られる等電位線を
示し、この等電位線の間隔が狭いほど電位傾斜,即ち電
界強度が強く、等電位線の間隔が広いほど電界強度が弱
くなつており、各電極(1a)〜(1c)の内側の強電界強度領
域,外側近傍の弱電界強度領域からなる電気スクリーン
が、各電極(1a)〜(1c)の内側及び外側の近傍に形成され
る。
従つて、前記実施例1によると、各電極(1a)〜(1c)によ
つて所定の養殖領域を囲むことにより、海底付近に生活
圏を有する魚介類が前記した電気スクリーンに接近する
と、該電気スクリーンの電気的刺激により忌避行動をと
り、地中を進んで電気スクリーンに接近する場合であつ
ても、第2図に示すように地中にも電気スクリーンが形
成されるため、電気スクリーンの電気的刺激を受けて忌
避行動をとり、電気スクリーンを通過することができ
ず、電気スクリーンにより、海底付近及び地中に生活圏
を有する魚介類の行動範囲を規制することができ、しか
も従来の電極列方式の電気スクリーン発生装置の場合に
比べ、消費電力を大幅に低減することができる。
つて所定の養殖領域を囲むことにより、海底付近に生活
圏を有する魚介類が前記した電気スクリーンに接近する
と、該電気スクリーンの電気的刺激により忌避行動をと
り、地中を進んで電気スクリーンに接近する場合であつ
ても、第2図に示すように地中にも電気スクリーンが形
成されるため、電気スクリーンの電気的刺激を受けて忌
避行動をとり、電気スクリーンを通過することができ
ず、電気スクリーンにより、海底付近及び地中に生活圏
を有する魚介類の行動範囲を規制することができ、しか
も従来の電極列方式の電気スクリーン発生装置の場合に
比べ、消費電力を大幅に低減することができる。
さらに、第3図に示すように、海底の凹凸により、電極
(1a)〜(1c)と海底面との間が多少離れても、第3図中の
2本の1点鎖線の内側のハッチングを施こした領域が電
気スクリーンの形成領域となるため、電極(1a)〜(1c)と
海底面との間の隙間にも電気スクリーンを形成でき、魚
介類が前記隙間を通過することを防止できる。
(1a)〜(1c)と海底面との間が多少離れても、第3図中の
2本の1点鎖線の内側のハッチングを施こした領域が電
気スクリーンの形成領域となるため、電極(1a)〜(1c)と
海底面との間の隙間にも電気スクリーンを形成でき、魚
介類が前記隙間を通過することを防止できる。
また、前記したように、各電極(1a)〜(1c)の内側及び外
側の近傍に電気スクリーンが形成されることから、海底
に多少の凹凸があつても、海底の凹凸に合わせて各電極
(1a)〜(1c)を配設する必要がないため、船舶により各電
極(1a)〜(1c)を設置場所まで運搬し、海上から海中に投
入して海底まで沈降させればよく、海中における各電極
(1a)〜(1c)の設置作業を大幅に軽減できる。
側の近傍に電気スクリーンが形成されることから、海底
に多少の凹凸があつても、海底の凹凸に合わせて各電極
(1a)〜(1c)を配設する必要がないため、船舶により各電
極(1a)〜(1c)を設置場所まで運搬し、海上から海中に投
入して海底まで沈降させればよく、海中における各電極
(1a)〜(1c)の設置作業を大幅に軽減できる。
このとき、各電極(1a)〜(1c)の沈降中あるいは設置後、
潮流により、いずれの電極が上側に位置しても、形成さ
れる電気スクリーンの対称性が保持されるため、電気ス
クリーンの遮断効果が損われることはない。
潮流により、いずれの電極が上側に位置しても、形成さ
れる電気スクリーンの対称性が保持されるため、電気ス
クリーンの遮断効果が損われることはない。
さらに、3相交流電源を用いたため、相間の不均衡を防
止することができる。
止することができる。
(実施例2) つぎに、実施例2を示した第4図及び第5図について説
明する。
明する。
それらの図面において、第1図と同一記号は同一もしく
は相当するものを示し、第1図と異なる点は、3本の電
極棒(3)の両端部を絶縁支持体(2)により、各電極棒(3)
が各電極棒(3)に直交する断面において正三角形の各頂
点に位置するよう各電極棒(3)を支持して電極ユニット
(4)を形成し、隣接するユニット(4)の対応する各電極棒
(3)をそれぞれフレキシブルケーブル(5)により接続して
各電極(1a)〜(1c)を構成した点であり、このように電極
ユニット(4)をフレキシブルケーブル(5)によつて接続す
ることにより、第5図に示すように、各電極(1a)〜(1c)
を船舶により運搬する際に、船上における各電極(1a)〜
(1c)の載置スペースを小さくすることができる。
は相当するものを示し、第1図と異なる点は、3本の電
極棒(3)の両端部を絶縁支持体(2)により、各電極棒(3)
が各電極棒(3)に直交する断面において正三角形の各頂
点に位置するよう各電極棒(3)を支持して電極ユニット
(4)を形成し、隣接するユニット(4)の対応する各電極棒
(3)をそれぞれフレキシブルケーブル(5)により接続して
各電極(1a)〜(1c)を構成した点であり、このように電極
ユニット(4)をフレキシブルケーブル(5)によつて接続す
ることにより、第5図に示すように、各電極(1a)〜(1c)
を船舶により運搬する際に、船上における各電極(1a)〜
(1c)の載置スペースを小さくすることができる。
従つて、前記実施例2によると、実施例1と同等の効果
を得ることができるのは勿論のこと、各電極(1a)〜(1c)
の設置のための船舶による各電極(1a)〜(1c)の運搬が実
施例1の場合よりも容易に行なえる。
を得ることができるのは勿論のこと、各電極(1a)〜(1c)
の設置のための船舶による各電極(1a)〜(1c)の運搬が実
施例1の場合よりも容易に行なえる。
なお、前記実施例では、3個の電極(1a)〜(1c)を用いた
場合について説明したが、4個以上の電極を用いてもよ
いのは言うまでもない。
場合について説明したが、4個以上の電極を用いてもよ
いのは言うまでもない。
本考案は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載する効果を奏する。
下に記載する効果を奏する。
各電極の内側及び外側の近傍に電気スクリーンを形成す
ることができるため、海底付近及び地中に生活圏を有す
る魚介類の行動範囲を規制することができ、しかも従来
の電極列方式の電気スクリーン発生装置の場合に比べ、
消費電力を大幅に低減することができ、海底付近及び地
中に生活圏を有する魚介類の養殖に適した電気スクリー
ン発生装置を提供することができる。その上、各電極に
直交する断面において、正多角形の各頂点に位置した各
電極に、多相交流電流が通流されるため、いずれの電極
が上側に位置しても、形成される電気スクリーンの対称
性が保持され、電気スクリーンの遮断効果が損なわれる
ことがなく、かつ、多相交流電源の相間の不均衡を防止
することができる。
ることができるため、海底付近及び地中に生活圏を有す
る魚介類の行動範囲を規制することができ、しかも従来
の電極列方式の電気スクリーン発生装置の場合に比べ、
消費電力を大幅に低減することができ、海底付近及び地
中に生活圏を有する魚介類の養殖に適した電気スクリー
ン発生装置を提供することができる。その上、各電極に
直交する断面において、正多角形の各頂点に位置した各
電極に、多相交流電流が通流されるため、いずれの電極
が上側に位置しても、形成される電気スクリーンの対称
性が保持され、電気スクリーンの遮断効果が損なわれる
ことがなく、かつ、多相交流電源の相間の不均衡を防止
することができる。
図面は、本考案の電気スクリーン発生装置の実施例を示
し、第1図ないし第3図はそれぞれ実施例1の斜視図,
断面図及び側面図、第4図及び第5図はそれぞれ実施例
2の側面図及び電極設置時の斜視図である。 (1a),(1b),(1c)……電極、(2)……絶縁支持体。
し、第1図ないし第3図はそれぞれ実施例1の斜視図,
断面図及び側面図、第4図及び第5図はそれぞれ実施例
2の側面図及び電極設置時の斜視図である。 (1a),(1b),(1c)……電極、(2)……絶縁支持体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 塚原 正徳 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目6番14号 日立造船株式会社内 (72)考案者 陶山 広幸 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目6番14号 日立造船株式会社内 (72)考案者 大谷 誠二 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目6番14号 日立造船株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】海底面に沿つて互いに平行に配設されそれ
ぞれ多相交流電源の各相に接続され多相交流電流が通流
される3個以上の複数の長尺の電極と、 前記各電極に直交する断面において前記各電極が正多角
形の各頂点に位置するよう,前記各電極を支持した複数
個の絶縁支持体と を備えた電気スクリーン発生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988101354U JPH0629963Y2 (ja) | 1988-07-30 | 1988-07-30 | 電気スクリーン発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988101354U JPH0629963Y2 (ja) | 1988-07-30 | 1988-07-30 | 電気スクリーン発生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0224500U JPH0224500U (ja) | 1990-02-19 |
| JPH0629963Y2 true JPH0629963Y2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=31330269
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988101354U Expired - Lifetime JPH0629963Y2 (ja) | 1988-07-30 | 1988-07-30 | 電気スクリーン発生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0629963Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5242713B2 (ja) * | 1974-03-11 | 1977-10-26 | ||
| JPH0416581Y2 (ja) * | 1986-12-25 | 1992-04-14 |
-
1988
- 1988-07-30 JP JP1988101354U patent/JPH0629963Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0224500U (ja) | 1990-02-19 |
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