JPH06301926A - 薄膜マルチチャンネル磁気ヘッド - Google Patents
薄膜マルチチャンネル磁気ヘッドInfo
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- JPH06301926A JPH06301926A JP9273493A JP9273493A JPH06301926A JP H06301926 A JPH06301926 A JP H06301926A JP 9273493 A JP9273493 A JP 9273493A JP 9273493 A JP9273493 A JP 9273493A JP H06301926 A JPH06301926 A JP H06301926A
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- magnetic
- thin film
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Abstract
(57)【要約】
【構成】2つの薄膜磁気ヘッド素子の2つの磁気ギャッ
プに挟まれた側に卷くコイル巻数をギャップ外側に卷く
コイル巻数より少なくする。または、各々のヘッド素子
のギャップ位置を各々の下部コアの中央よりも2個のヘ
ッド素子中央よりに寄せて形成する。 【効果】本発明によれば、水平型薄膜マルチチャンネル
磁気ヘッドにおいて、摺動面に最適なR形状をもたせら
るため、テープタッチが安定で、性能ばらつきが小さい
良好な実装性能を実現した薄膜マルチチャンネル磁気ヘ
ッドを作成できる。
プに挟まれた側に卷くコイル巻数をギャップ外側に卷く
コイル巻数より少なくする。または、各々のヘッド素子
のギャップ位置を各々の下部コアの中央よりも2個のヘ
ッド素子中央よりに寄せて形成する。 【効果】本発明によれば、水平型薄膜マルチチャンネル
磁気ヘッドにおいて、摺動面に最適なR形状をもたせら
るため、テープタッチが安定で、性能ばらつきが小さい
良好な実装性能を実現した薄膜マルチチャンネル磁気ヘ
ッドを作成できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はVTRなどの磁気記録再
生装置に用いられる薄膜磁気ヘッドに係わり、特に同一
基板上に複数の磁気ヘッドを形成した薄膜マルチチャン
ネルヘッドに関する。
生装置に用いられる薄膜磁気ヘッドに係わり、特に同一
基板上に複数の磁気ヘッドを形成した薄膜マルチチャン
ネルヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】VTRは家庭用、業務用を問わず、高画
質で、長時間録画できることが求められ、広帯域化がは
かられてきた。さらに、次世代VTR機器では一層の広
帯域伝送が必要とされるが、、デジタル化によって、そ
の広帯域信号を複数の磁気ヘッドに分割、振り分けて記
録する多チャンネル記録方式が一般的となる。このため
にはマルチチャンネル磁気ヘッドが必要となり、しかも
高密度記録の必要性からトラック幅は10μm以下でそ
の精度としては1μm程度、また各チャンネルの位置決
め精度も当然のことながら1μm程度の高精度が要求さ
れる。これらのことからマルチチャンネル磁気ヘッドの
1つの方向として、薄膜磁気ヘッドが考えられている。
質で、長時間録画できることが求められ、広帯域化がは
かられてきた。さらに、次世代VTR機器では一層の広
帯域伝送が必要とされるが、、デジタル化によって、そ
の広帯域信号を複数の磁気ヘッドに分割、振り分けて記
録する多チャンネル記録方式が一般的となる。このため
にはマルチチャンネル磁気ヘッドが必要となり、しかも
高密度記録の必要性からトラック幅は10μm以下でそ
の精度としては1μm程度、また各チャンネルの位置決
め精度も当然のことながら1μm程度の高精度が要求さ
れる。これらのことからマルチチャンネル磁気ヘッドの
1つの方向として、薄膜磁気ヘッドが考えられている。
【0003】その例として、特開平4−11314号公
報に記載の水平型薄膜マルチヘッドがある。この薄膜磁
気ヘッドは下部磁気コア、導体コイル及び上部磁気コア
をそなえ、該上部磁気コアが磁気ギャップを介して突き
合わされた一対の磁性コア半体で形成され、この表面が
記録媒体との摺動面となっている。この従来例によれ
ば、トラック幅となる上部磁気コアを高精度で形成でき
るばかりでなく、マルチチャンネル化したときのトラッ
クピッチ及びアジマス角度についても高精度で任意に形
成できるとしている。
報に記載の水平型薄膜マルチヘッドがある。この薄膜磁
気ヘッドは下部磁気コア、導体コイル及び上部磁気コア
をそなえ、該上部磁気コアが磁気ギャップを介して突き
合わされた一対の磁性コア半体で形成され、この表面が
記録媒体との摺動面となっている。この従来例によれ
ば、トラック幅となる上部磁気コアを高精度で形成でき
るばかりでなく、マルチチャンネル化したときのトラッ
クピッチ及びアジマス角度についても高精度で任意に形
成できるとしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
になる水平型薄膜マルチチャンネル磁気ヘッドは、全ト
ラックのコイル形成面及びギャップ深さゼロ面がそれぞ
れ同一平面上にあるが、これが以下のような問題を生じ
る。安定なテープタッチを得るためにヘッド先端(走行
方向及びトラック方向とも)には適度な曲率半径のR形
状をもたせた方が好ましい、という点についての配慮が
なされていない。また、先端をR形状とした時、走行方
向に3個以上配列した場合の各トラックのギャップ深さ
が異なってしまうため、性能ばらつきが大きいという問
題を生じる。
になる水平型薄膜マルチチャンネル磁気ヘッドは、全ト
ラックのコイル形成面及びギャップ深さゼロ面がそれぞ
れ同一平面上にあるが、これが以下のような問題を生じ
る。安定なテープタッチを得るためにヘッド先端(走行
方向及びトラック方向とも)には適度な曲率半径のR形
状をもたせた方が好ましい、という点についての配慮が
なされていない。また、先端をR形状とした時、走行方
向に3個以上配列した場合の各トラックのギャップ深さ
が異なってしまうため、性能ばらつきが大きいという問
題を生じる。
【0005】これを図を用いて説明する。ヘッド先端に
R形状をもたせた水平型薄膜マルチヘッドの概念図を図
5に示す。同図において、1は基板、11は基板表面、
2は薄膜コイルの表面を結ぶ平面、3はギャップ深さゼ
ロを結ぶ平面、4はテープと接触する適当なR形状を持
つ摺動面、5は磁気ギャップ、である(磁気コアは省略
した)。この概念図では、トラック幅方向に3チャンネ
ル、走行方向に6チャンネルのマルチトラック構成を示
している。ヘッド先端の初期のR形状は、走行方向及び
トラック幅方向の曲率半径Rx,Ryがそれぞれ1m
m,10mm程度に設定される。
R形状をもたせた水平型薄膜マルチヘッドの概念図を図
5に示す。同図において、1は基板、11は基板表面、
2は薄膜コイルの表面を結ぶ平面、3はギャップ深さゼ
ロを結ぶ平面、4はテープと接触する適当なR形状を持
つ摺動面、5は磁気ギャップ、である(磁気コアは省略
した)。この概念図では、トラック幅方向に3チャンネ
ル、走行方向に6チャンネルのマルチトラック構成を示
している。ヘッド先端の初期のR形状は、走行方向及び
トラック幅方向の曲率半径Rx,Ryがそれぞれ1m
m,10mm程度に設定される。
【0006】図5に示したコイル表面を結ぶ平面2やギ
ャップ深さゼロを結ぶ平面3などは基板表面11と平行
になる。すなわち、これらの平面2、3は摺動面4まで
の距離が場所によって異なってしまい、甚だしい場合に
は、その面積を大きくすれば平面2、3は摺動面4と交
差してしまうことになる。
ャップ深さゼロを結ぶ平面3などは基板表面11と平行
になる。すなわち、これらの平面2、3は摺動面4まで
の距離が場所によって異なってしまい、甚だしい場合に
は、その面積を大きくすれば平面2、3は摺動面4と交
差してしまうことになる。
【0007】したがって、コイル形成可能な面積はトラ
ック幅方向の幅(概略チップ幅)の制限を受け、トラッ
ク幅方向に配置可能なトラック数は制限されてしまう。
また、ギャップ深さゼロを結ぶ平面3と摺動面4との距
離が場所によって異なることから、走行方向及びトラッ
ク幅方向に配置したトラック数が2チャンネルを越える
場合、各ヘッドのギャップ深さは、場所によって変わっ
てしまい、性能がばらつくという問題を生じる。
ック幅方向の幅(概略チップ幅)の制限を受け、トラッ
ク幅方向に配置可能なトラック数は制限されてしまう。
また、ギャップ深さゼロを結ぶ平面3と摺動面4との距
離が場所によって異なることから、走行方向及びトラッ
ク幅方向に配置したトラック数が2チャンネルを越える
場合、各ヘッドのギャップ深さは、場所によって変わっ
てしまい、性能がばらつくという問題を生じる。
【0008】図を用いてより具体的に説明する。ギャッ
プ深さの差について計算した結果を図6に示す。図6は
走行方向にギャップ間隔を均等にして、4トラック配置
した場合に、内側の2トラックと外側の2トラックとの
間に生じるギャップ深さの差をRx及びギャップ間隔l
をパラメータにして示したものである。
プ深さの差について計算した結果を図6に示す。図6は
走行方向にギャップ間隔を均等にして、4トラック配置
した場合に、内側の2トラックと外側の2トラックとの
間に生じるギャップ深さの差をRx及びギャップ間隔l
をパラメータにして示したものである。
【0009】ここで、各トラックの出力ばらつき仕様を
1dB以内にした場合、出力のギャップ深さ依存性が
0.2〜0.3dB/μm程度であるから、4個のヘッ
ドのギャップ深さの差を4μm以下程度にする必要があ
る。したがって、本図より、ギャップ間隔lを約150
μm程度以下に設定しなければならなず、必要なコイル
巻数及びそのためのコイル形成スペースを考えると、走
行方向に配置可能なトラック数は4個が限度であるとい
える。走行方向に3個トラックを配置した場合は、4個
配置の場合と同じでる。なお、走行方向に2トラックし
か配置しない場合は、説明のようもなくギャップ深さの
差の問題は生じなく、ギャップ間隔は安定なテープタッ
チ確保という観点から、適当に設定すれば良い。
1dB以内にした場合、出力のギャップ深さ依存性が
0.2〜0.3dB/μm程度であるから、4個のヘッ
ドのギャップ深さの差を4μm以下程度にする必要があ
る。したがって、本図より、ギャップ間隔lを約150
μm程度以下に設定しなければならなず、必要なコイル
巻数及びそのためのコイル形成スペースを考えると、走
行方向に配置可能なトラック数は4個が限度であるとい
える。走行方向に3個トラックを配置した場合は、4個
配置の場合と同じでる。なお、走行方向に2トラックし
か配置しない場合は、説明のようもなくギャップ深さの
差の問題は生じなく、ギャップ間隔は安定なテープタッ
チ確保という観点から、適当に設定すれば良い。
【0010】このように、水平型の薄膜マルチチャンネ
ル磁気ヘッドにおいて良好な実装性能を得るために摺動
面に適度なRをもたせると、従来技術では各トラックの
性能ばらつきが大きくなる、という問題がある。テープ
タッチの安定化及び各トラックのギャップ深さの問題と
もに、ギャップ間隔をできるだけ狭くする方が改善の方
向であるが、出力確保のために必要なコイル巻数との兼
ね合いもあり、従来のヘッド素子構造では不十分であっ
た。
ル磁気ヘッドにおいて良好な実装性能を得るために摺動
面に適度なRをもたせると、従来技術では各トラックの
性能ばらつきが大きくなる、という問題がある。テープ
タッチの安定化及び各トラックのギャップ深さの問題と
もに、ギャップ間隔をできるだけ狭くする方が改善の方
向であるが、出力確保のために必要なコイル巻数との兼
ね合いもあり、従来のヘッド素子構造では不十分であっ
た。
【0011】本発明の目的は、上述した従来技術の問題
点を解決し、テープタッチが安定で、性能ばらつき幅が
小さいという、良好な実装性能を実現した水平型の薄膜
マルチチャンネル磁気ヘッドを提供することである。
点を解決し、テープタッチが安定で、性能ばらつき幅が
小さいという、良好な実装性能を実現した水平型の薄膜
マルチチャンネル磁気ヘッドを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的は、まず、走行
方向に2トラックを配列する場合については、 1)2つの薄膜磁気ヘッド素子の2つの磁気ギャップに
挟まれた側に卷くコイル巻数をギャップ外側に卷くコイ
ル巻数より少なくする。
方向に2トラックを配列する場合については、 1)2つの薄膜磁気ヘッド素子の2つの磁気ギャップに
挟まれた側に卷くコイル巻数をギャップ外側に卷くコイ
ル巻数より少なくする。
【0013】または、 2)各々のヘッド素子のギャップ位置を各々の下部コア
の中央よりも2個のヘッド素子中央よりに寄せて形成す
る。
の中央よりも2個のヘッド素子中央よりに寄せて形成す
る。
【0014】ことにより達成される。さらに、 3)このようにギャップ間隔を極小化して形成した2ト
ラック素子を1つの磁気ヘッドのように考え、これを2
つ走行方向に所定距離だけ離して1チップ内に設け、走
行方向に最大4トラックまでの配置とする。
ラック素子を1つの磁気ヘッドのように考え、これを2
つ走行方向に所定距離だけ離して1チップ内に設け、走
行方向に最大4トラックまでの配置とする。
【0015】ことによって達成される。
【0016】
【作用】上述したコイルの巻き方、またはギャップ位置
を下部コア中心からヘッドチップ中心よりにずらして設
けた構造とすることによって、コイル卷数一定で比較し
た場合2トラックのギャップ間隔を従来の約半分に出来
る。また、ギャップ間隔を従来の半分にした2トラック
のヘッドを1チップ内に2個配置し、4トラック構成と
した場合の内側2トラックと外側2トラックとのギャッ
プ深さの差は、ギャップ間隔を均等に配置した従来の約
半分にできる。
を下部コア中心からヘッドチップ中心よりにずらして設
けた構造とすることによって、コイル卷数一定で比較し
た場合2トラックのギャップ間隔を従来の約半分に出来
る。また、ギャップ間隔を従来の半分にした2トラック
のヘッドを1チップ内に2個配置し、4トラック構成と
した場合の内側2トラックと外側2トラックとのギャッ
プ深さの差は、ギャップ間隔を均等に配置した従来の約
半分にできる。
【0017】
【実施例】以下、本発明を実施例を用いて詳細に説明す
る。図1は本発明になる1チップに2トラック搭載した
第1の実施例を示す図で、(a)はヘッドチップ全体の
斜視図、(b)は摺動面の正面図、図2は2個のヘッド
素子の走行方向の断面図である。同図において、1は基
板、11は該基板1の表面で、ヘッド素子形成面であ
る。4は走行方向の曲率Rx、トラック幅方向の曲率R
yを有する磁気テープとの摺動面で、その表面に磁気ギ
ャップ5をはさんで突き合わされた2個の上部磁気コア
半体6が露出している。磁気ギャップ5は、コンター効
果低減のため、摺動面4に露出している上部磁気コア6
の端部とは非平行に形成されている。また、61は下部
磁気コア、7は、各ヘッド素子の保護及び良好なテープ
タッチを得るために素子上に形成された保護膜、71は
コイル導体8a,8bの絶縁膜、8は基板上に形成され
た薄膜コイル8a,8bの概略形成スペースを示してお
り、9は、該コイルから基板にあけた貫通穴9’を介し
て基板裏面側の側面に引き出された電極端子、2はコイ
ル表面を結ぶ平面、3は、ギャップ深さ零を結ぶ平面で
ある。
る。図1は本発明になる1チップに2トラック搭載した
第1の実施例を示す図で、(a)はヘッドチップ全体の
斜視図、(b)は摺動面の正面図、図2は2個のヘッド
素子の走行方向の断面図である。同図において、1は基
板、11は該基板1の表面で、ヘッド素子形成面であ
る。4は走行方向の曲率Rx、トラック幅方向の曲率R
yを有する磁気テープとの摺動面で、その表面に磁気ギ
ャップ5をはさんで突き合わされた2個の上部磁気コア
半体6が露出している。磁気ギャップ5は、コンター効
果低減のため、摺動面4に露出している上部磁気コア6
の端部とは非平行に形成されている。また、61は下部
磁気コア、7は、各ヘッド素子の保護及び良好なテープ
タッチを得るために素子上に形成された保護膜、71は
コイル導体8a,8bの絶縁膜、8は基板上に形成され
た薄膜コイル8a,8bの概略形成スペースを示してお
り、9は、該コイルから基板にあけた貫通穴9’を介し
て基板裏面側の側面に引き出された電極端子、2はコイ
ル表面を結ぶ平面、3は、ギャップ深さ零を結ぶ平面で
ある。
【0018】本実施例では、トラック幅方向に1トラッ
ク、走行方向に2トラックがアジマス角が交互に変わる
ように、一直線上に並んで配され、図1(b),図2に
示したように、コイル導体8a,8bは2トラックのギ
ャップ外側に卷き回されている。この様なコイル導体の
巻き方とすることによって、ギャップ間隔lを充分狭く
でき、安定なテープタッチを容易に実現できる。例え
ば、磁路長200μmで、磁路内のスペースを最大限コ
イル形成に使うとして設計した場合、従来(2トラック
のギャップ内側、外側均等にコイル導体を巻き回す場
合)は、ギャップ間隔は約250μm程度になってしま
うが、本発明によれば、その約半分程度まで2つのギャ
ップを近接配置できる。
ク、走行方向に2トラックがアジマス角が交互に変わる
ように、一直線上に並んで配され、図1(b),図2に
示したように、コイル導体8a,8bは2トラックのギ
ャップ外側に卷き回されている。この様なコイル導体の
巻き方とすることによって、ギャップ間隔lを充分狭く
でき、安定なテープタッチを容易に実現できる。例え
ば、磁路長200μmで、磁路内のスペースを最大限コ
イル形成に使うとして設計した場合、従来(2トラック
のギャップ内側、外側均等にコイル導体を巻き回す場
合)は、ギャップ間隔は約250μm程度になってしま
うが、本発明によれば、その約半分程度まで2つのギャ
ップを近接配置できる。
【0019】このように、本発明によれば、ギャップ間
隔lを従来構造の約半分程度まで縮めることができ、実
装状態で良好なテープタッチを容易に実現できるように
なった。
隔lを従来構造の約半分程度まで縮めることができ、実
装状態で良好なテープタッチを容易に実現できるように
なった。
【0020】次に2トラックの薄膜マルチヘッドにおい
て、ギャップ間隔を縮められる他の実施例について図3
に示す。(a),(b),(c)は第2、第3、第4の
実施例を示す図1(b)に相当する摺動面の正面図であ
る。第2の実施例は、第1の実施例において、更に磁気
ギャップ5の位置を下部コア61の中心よりも2トラッ
クのギャップ間内側よりにずらして形成した例で、ギャ
ップ間距離lを100μm以下にすることも可能であ
る。
て、ギャップ間隔を縮められる他の実施例について図3
に示す。(a),(b),(c)は第2、第3、第4の
実施例を示す図1(b)に相当する摺動面の正面図であ
る。第2の実施例は、第1の実施例において、更に磁気
ギャップ5の位置を下部コア61の中心よりも2トラッ
クのギャップ間内側よりにずらして形成した例で、ギャ
ップ間距離lを100μm以下にすることも可能であ
る。
【0021】第3の実施例は、2トラックのギャップ内
側のコイル巻数を外側の巻数より少なくすることでギャ
ップ間距離lを小さくした例である。また、第3の実施
例は、従来のコイル構造において、磁気ギャップの位置
5を下部コア61の中心よりも2トラックのギャップ間
内側よりにずらして形成した例である。
側のコイル巻数を外側の巻数より少なくすることでギャ
ップ間距離lを小さくした例である。また、第3の実施
例は、従来のコイル構造において、磁気ギャップの位置
5を下部コア61の中心よりも2トラックのギャップ間
内側よりにずらして形成した例である。
【0022】次に4トラック構成とした第5の実施例に
ついて図4を用いて述べる。本実施例は、第1の実施例
で2トラックのギャップ間距離lを小さくした1組を走
行方向に所定距離L(L>l)だけ離して2組配置し、
4トラックを一体化した構成である。図1と同一相当部
には同じ符号を付した。この例は、第1の実施例におけ
るギャップ間距離lが4トラックのギャップ深さの差を
決定する。従来構造と較べた場合の効果は、磁路長やコ
イル巻数等によっても異なるが、例えば上述した構造で
は、第1の実施例は、ギャップ間距離lを100μm程
度にできるため、図6より、内側の2トラックと外側の
2トラックのギャップ深さの差は2〜3μm程度と、従
来のギャップ位置を均等に配置する場合の約半分にでき
る。
ついて図4を用いて述べる。本実施例は、第1の実施例
で2トラックのギャップ間距離lを小さくした1組を走
行方向に所定距離L(L>l)だけ離して2組配置し、
4トラックを一体化した構成である。図1と同一相当部
には同じ符号を付した。この例は、第1の実施例におけ
るギャップ間距離lが4トラックのギャップ深さの差を
決定する。従来構造と較べた場合の効果は、磁路長やコ
イル巻数等によっても異なるが、例えば上述した構造で
は、第1の実施例は、ギャップ間距離lを100μm程
度にできるため、図6より、内側の2トラックと外側の
2トラックのギャップ深さの差は2〜3μm程度と、従
来のギャップ位置を均等に配置する場合の約半分にでき
る。
【0023】第5の実施例は第1の実施例との組み合わ
せであったが、第2ないし第4の実施例との組み合わせ
でも良いことはもちろんである。このように、本実施例
によれば、走行方向に4トラック配置したマルチヘッド
において、従来よりトラック間のギャップ深さの差を小
さくでき、性能ばらつきが小さく、かつ安定な実装性能
を容易に得られるようになった。
せであったが、第2ないし第4の実施例との組み合わせ
でも良いことはもちろんである。このように、本実施例
によれば、走行方向に4トラック配置したマルチヘッド
において、従来よりトラック間のギャップ深さの差を小
さくでき、性能ばらつきが小さく、かつ安定な実装性能
を容易に得られるようになった。
【0024】
【発明の効果】以上、実施例による詳細な説明より明ら
かなように、本発明によれば、テープタッチが安定で、
性能ばらつきが小さいという、良好な実装性能を実現し
た水平型の薄膜マルチチャンネル磁気ヘッドを作成でき
るようになった。
かなように、本発明によれば、テープタッチが安定で、
性能ばらつきが小さいという、良好な実装性能を実現し
た水平型の薄膜マルチチャンネル磁気ヘッドを作成でき
るようになった。
【図1】本発明になる薄膜マルチチャンネル磁気ヘッド
の第1実施例の(a)ヘッドチップ全体の斜視図および
(b)摺動面の正面図である。
の第1実施例の(a)ヘッドチップ全体の斜視図および
(b)摺動面の正面図である。
【図2】同じく2個のヘッド素子の走行方向の断面図で
ある。
ある。
【図3】本発明になる薄膜マルチチャンネル磁気ヘッド
の第2、第3、第4の実施例を示す摺動面の正面図であ
る。
の第2、第3、第4の実施例を示す摺動面の正面図であ
る。
【図4】本発明になる薄膜マルチチャンネル磁気ヘッド
の第5実施例の(a)ヘッドチップ全体の斜視図および
(b)摺動面の正面図である。
の第5実施例の(a)ヘッドチップ全体の斜視図および
(b)摺動面の正面図である。
【図5】従来技術を説明するために、ヘッド先端にR形
状をもたせた水平型薄膜マルチチャンネル磁気ヘッドの
斜視図である。
状をもたせた水平型薄膜マルチチャンネル磁気ヘッドの
斜視図である。
【図6】走行方向に4トラックを配置した場合のギャッ
プ深さの差とRx及びギャップ間隔との関係を示す図で
ある。
プ深さの差とRx及びギャップ間隔との関係を示す図で
ある。
1…基板、2…薄膜コイル表面を結ぶ平面、3…ギャッ
プ深さゼロを結ぶ平面、4…摺動面、5…磁気ギャッ
プ、6,6a,6b…上部磁気コア、61…下部磁気コ
ア、7,7a,7b…非磁性絶縁膜からなる保護膜、7
1…コイル絶縁膜、8…コイル形成領域、8a,8b…
コイル導体、9…コイル端子、10…ヘッドベース、1
1…基板表面、12…各トラック共通の基準面、13…
マーカー、14…チップ切り離しライン、91…ヘッド
ベース上の電極端子。
プ深さゼロを結ぶ平面、4…摺動面、5…磁気ギャッ
プ、6,6a,6b…上部磁気コア、61…下部磁気コ
ア、7,7a,7b…非磁性絶縁膜からなる保護膜、7
1…コイル絶縁膜、8…コイル形成領域、8a,8b…
コイル導体、9…コイル端子、10…ヘッドベース、1
1…基板表面、12…各トラック共通の基準面、13…
マーカー、14…チップ切り離しライン、91…ヘッド
ベース上の電極端子。
フロントページの続き (72)発明者 柴山 優子 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所映像メディア研究所内
Claims (3)
- 【請求項1】基板(1)上に下部磁気コア(61)、薄
膜コイル導体(8a),(8b)、コイル絶縁層(7
1)、上部磁気コア(6)及び保護膜(7)等を順次積
層して形成され、上記上部コア(6)が一対の上部磁気
コア半体(6a),(6b)を下部磁気コア(61)の
表面に対して略直行する磁気ギャップ(5)を介して突
き合わせて形成され、該上部コア(6)の表面が記録媒
体との摺動面(4)となる薄膜磁気ヘッド素子を1チッ
プ上に複数個形成してなる薄膜マルチチャンネル磁気ヘ
ッドにおいて、 走行方向に2個の薄膜磁気ヘッドを配置した構成とし、
かつ、該2つのヘッド素子の磁気ギャップに挟まれる側
に巻き回された2つの磁気ヘッド素子のコイル巻数をN
1、N2、また、2つの磁気ギャップの外側に巻き回され
た2つの磁気ヘッドのコイル巻数をN1’、N2’とした
時、 0≦N1<N1’,0≦N2<N2’ なる関係があることを特徴とする薄膜マルチチャンネル
磁気ヘッド。 - 【請求項2】基板(1)上に下部磁気コア(61)、薄
膜コイル導体(8a),(8b)、コイル絶縁層(7
1)、上部磁気コア(6)及び保護膜(7)等を順次積
層して形成され、上記上部コア(6)が一対の上部磁気
コア半体(6a),(6b)を下部磁気コア(61)の
表面に対して略直行する磁気ギャップ(5)を介して突
き合わせて形成され、該上部コア(6)の表面が記録媒
体との摺動面(4)となる薄膜磁気ヘッド素子を1チッ
プ上に複数個形成してなる薄膜マルチチャンネル磁気ヘ
ッドにおいて、 走行方向に2個の薄膜磁気ヘッドを配置した構成とし、
かつ、該2つの磁気ヘッド素子の各々の磁気ギャップ
が、該2つの磁気ヘッド素子の中央よりに片寄って設け
られて成ることを特徴とする薄膜マルチチャンネル磁気
ヘッド。 - 【請求項3】2つ薄膜磁気ヘッド素子の磁気ギャップ間
隔がlである第請求項1または請求2記載の薄膜マルチ
チャンネル磁気ヘッド2個を、その最内側となる2つの
磁気ヘッド素子のギャップ間隔Lがlより大きくなるよ
うに走行方向に配置して成ることを特徴とする薄膜マル
チチャンネル磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9273493A JPH06301926A (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | 薄膜マルチチャンネル磁気ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9273493A JPH06301926A (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | 薄膜マルチチャンネル磁気ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06301926A true JPH06301926A (ja) | 1994-10-28 |
Family
ID=14062654
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9273493A Pending JPH06301926A (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | 薄膜マルチチャンネル磁気ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06301926A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7701665B2 (en) * | 1999-12-30 | 2010-04-20 | Advanced Research Corporation | Wear pads for timing-based surface film servo heads |
-
1993
- 1993-04-20 JP JP9273493A patent/JPH06301926A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7701665B2 (en) * | 1999-12-30 | 2010-04-20 | Advanced Research Corporation | Wear pads for timing-based surface film servo heads |
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