JPH06302129A - 情報記録再生装置のキャリッジ支持機構 - Google Patents
情報記録再生装置のキャリッジ支持機構Info
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- JPH06302129A JPH06302129A JP8626793A JP8626793A JPH06302129A JP H06302129 A JPH06302129 A JP H06302129A JP 8626793 A JP8626793 A JP 8626793A JP 8626793 A JP8626793 A JP 8626793A JP H06302129 A JPH06302129 A JP H06302129A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ローラの押圧力を高く設定した場合でも、ガ
イドレールおよびローラが摩耗することを防止する。 【構成】 レール21の中空部21a内に充填された潤滑油
保持部材23は、レール21より熱膨張率が大きい多孔性の
材料によって形成し、予め潤滑油を染み込ませておく。
またレール21には、長手方向において一定の間隔で流出
孔21bを形成する。装置内部の温度が上昇することによ
り、潤滑油保持部材23は、気孔率が低下して潤滑油を流
出孔21bに流出させ、レール面21cに潤滑油を供給する。
イドレールおよびローラが摩耗することを防止する。 【構成】 レール21の中空部21a内に充填された潤滑油
保持部材23は、レール21より熱膨張率が大きい多孔性の
材料によって形成し、予め潤滑油を染み込ませておく。
またレール21には、長手方向において一定の間隔で流出
孔21bを形成する。装置内部の温度が上昇することによ
り、潤滑油保持部材23は、気孔率が低下して潤滑油を流
出孔21bに流出させ、レール面21cに潤滑油を供給する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクドライブ装
置あるいは光磁気ディスクドライブ装置等の情報記録再
生装置において、ディスク等にデータを記録再生するた
めの光学ヘッドが搭載されたキャリッジを移動可能に支
持するキャリッジ支持機構に関するものである。
置あるいは光磁気ディスクドライブ装置等の情報記録再
生装置において、ディスク等にデータを記録再生するた
めの光学ヘッドが搭載されたキャリッジを移動可能に支
持するキャリッジ支持機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7および図8は特開平2−278576号公
報で開示されたキャリッジ支持機構の正面断面図および
平面図である。
報で開示されたキャリッジ支持機構の正面断面図および
平面図である。
【0003】図において、キャリッジ1の移動方向と平
行に、2本の円筒状ガイドレール2a,2bをベース5に
固定部材12を介して取り付けている。
行に、2本の円筒状ガイドレール2a,2bをベース5に
固定部材12を介して取り付けている。
【0004】スピンドルモータ10はベース5に取り付け
られ、ディスク11を回転駆動する。キャリッジ1の移動
方向一方の側面1aにはローラ3a〜3dをガイドレール
2aを上下から挾むように斜めに取り付けている。ま
た、キャリッジ1の他の側面1bの中央部にはローラ3e
をガイドレール2bの上面に当接するように取り付けて
いる。
られ、ディスク11を回転駆動する。キャリッジ1の移動
方向一方の側面1aにはローラ3a〜3dをガイドレール
2aを上下から挾むように斜めに取り付けている。ま
た、キャリッジ1の他の側面1bの中央部にはローラ3e
をガイドレール2bの上面に当接するように取り付けて
いる。
【0005】一方、ローラ3eとガイドレール2bを挾ん
だ反対側からガイドレール2bに当接するローラ3fは、
キャリッジ1をガイドレール2a方向へ押しつける押圧
力を発生させるために、キャリッジ1の下側にキャリッ
ジの移動方向と直交する方向に延在する板ばね4を介し
てキャリッジ1に取り付けている。
だ反対側からガイドレール2bに当接するローラ3fは、
キャリッジ1をガイドレール2a方向へ押しつける押圧
力を発生させるために、キャリッジ1の下側にキャリッ
ジの移動方向と直交する方向に延在する板ばね4を介し
てキャリッジ1に取り付けている。
【0006】キャリッジ1の上部には光学ヘッド13を搭
載し、この光学ヘッド13をディスク11上の任意のトラッ
クにアクセスするための駆動力発生源としてのボイスコ
イル6,7をキャリッジ1の左右に取り付けている。ま
たボイスコイル6,7に駆動力を発生させるための磁石
8a,8b、ヨーク9a,9bもベース5に取り付けてい
る。
載し、この光学ヘッド13をディスク11上の任意のトラッ
クにアクセスするための駆動力発生源としてのボイスコ
イル6,7をキャリッジ1の左右に取り付けている。ま
たボイスコイル6,7に駆動力を発生させるための磁石
8a,8b、ヨーク9a,9bもベース5に取り付けてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】特開平2−278576号公
報のキャリッジ支持機構においては、キャリッジ1の移
動時にローラ3a〜3dがガイドレール2a上を回動し、
かつローラ3e,3fがガイドレール2b上を回動すると
共に、板ばね4によって各ローラ3a〜3fがそれぞれレ
ール2a,2bに押圧するように構成されている。板ばね
4によってローラ3a〜3fをレール2a,2bに押圧する
ことにより、キャリッジ1の移動時にキャリッジ1がヨ
ーイングすること、およびキャリッジ1が振動すること
が抑制される。しかしながら、キャリッジ1のヨーイン
グや振動を十分抑制するためには、レール2a,2bに対
するローラ3a〜3fの押圧力を高く設定する必要があ
り、ローラ3a〜3fの押圧力を高く設定した状態で、キ
ャリッジ1を高速で往復運動させた場合、レール2a,
2bまたはローラ3a〜3fが摩耗する。このことによ
り、レール2a,2bとローラ3a〜3fとの間の摩擦力が
経時的に変化するので、キャリッジ1の動作が不安定に
なって、記録再生時にシークエラーやトラッキングサー
ボエラーが発生しやすくなる。
報のキャリッジ支持機構においては、キャリッジ1の移
動時にローラ3a〜3dがガイドレール2a上を回動し、
かつローラ3e,3fがガイドレール2b上を回動すると
共に、板ばね4によって各ローラ3a〜3fがそれぞれレ
ール2a,2bに押圧するように構成されている。板ばね
4によってローラ3a〜3fをレール2a,2bに押圧する
ことにより、キャリッジ1の移動時にキャリッジ1がヨ
ーイングすること、およびキャリッジ1が振動すること
が抑制される。しかしながら、キャリッジ1のヨーイン
グや振動を十分抑制するためには、レール2a,2bに対
するローラ3a〜3fの押圧力を高く設定する必要があ
り、ローラ3a〜3fの押圧力を高く設定した状態で、キ
ャリッジ1を高速で往復運動させた場合、レール2a,
2bまたはローラ3a〜3fが摩耗する。このことによ
り、レール2a,2bとローラ3a〜3fとの間の摩擦力が
経時的に変化するので、キャリッジ1の動作が不安定に
なって、記録再生時にシークエラーやトラッキングサー
ボエラーが発生しやすくなる。
【0008】本発明の目的は、ローラの押圧力を高く設
定した場合でも、ガイドレールおよびローラが摩耗する
ことを防止可能な情報記録再生装置のキャリッジ支持機
構を提供することにある。
定した場合でも、ガイドレールおよびローラが摩耗する
ことを防止可能な情報記録再生装置のキャリッジ支持機
構を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の第1の手段は、情報を光学的に記録・再生
するための光学ヘッドが搭載されたキャリッジの移動経
路に配設されたガイドレールと、前記キャリッジで軸支
されて前記ガイドレールのレール面を転動するローラと
を備え、キャリッジを情報記録媒体の記録面に沿って移
動可能に支持する情報記録再生装置のキャリッジ支持機
構において、前記ガイドレール内部に中空部を形成し、
かつ前記中空部に潤滑油を保持して、記録再生時に中空
部から前記レール面に連通する流出孔に潤滑油を流出す
る潤滑油保持部材を充填したことを特徴とする。
め、本発明の第1の手段は、情報を光学的に記録・再生
するための光学ヘッドが搭載されたキャリッジの移動経
路に配設されたガイドレールと、前記キャリッジで軸支
されて前記ガイドレールのレール面を転動するローラと
を備え、キャリッジを情報記録媒体の記録面に沿って移
動可能に支持する情報記録再生装置のキャリッジ支持機
構において、前記ガイドレール内部に中空部を形成し、
かつ前記中空部に潤滑油を保持して、記録再生時に中空
部から前記レール面に連通する流出孔に潤滑油を流出す
る潤滑油保持部材を充填したことを特徴とする。
【0010】さらに、第2の手段は、潤滑油を吸収する
潤滑油吸収部材を支持し、かつ前記ガイドレールに外嵌
して、前記レール面における前記ローラとの非接触領域
に前記潤滑油吸収部材を当接させるガイドレールカバー
を備えたことを特徴とする。
潤滑油吸収部材を支持し、かつ前記ガイドレールに外嵌
して、前記レール面における前記ローラとの非接触領域
に前記潤滑油吸収部材を当接させるガイドレールカバー
を備えたことを特徴とする。
【0011】さらに、第3の手段は、前記キャリッジ
に、潤滑油を吸収する潤滑油吸収部材を支持し、かつ前
記ローラのローラ面に前記潤滑油吸収部材を対向させる
ローラカバーを設けたことを特徴とする。
に、潤滑油を吸収する潤滑油吸収部材を支持し、かつ前
記ローラのローラ面に前記潤滑油吸収部材を対向させる
ローラカバーを設けたことを特徴とする。
【0012】さらに、第4の手段は、前記キャリッジ
に、キャリッジの移動時に少なくとも前記レール面にお
ける前記ローラが接触する領域および前記流出孔が開口
した領域で摺動するブラシ状の摺接部材を設けたことを
特徴とする。
に、キャリッジの移動時に少なくとも前記レール面にお
ける前記ローラが接触する領域および前記流出孔が開口
した領域で摺動するブラシ状の摺接部材を設けたことを
特徴とする。
【0013】さらに、第5の手段は、前記キャリッジ
に、潤滑油を吸収する潤滑油吸収部材を支持して、前記
摺接部材の固定端付近に前記潤滑油吸収部材を対向させ
ると共に、潤滑油吸収部材の外面を覆うホルダ部材を止
着したことを特徴とする。
に、潤滑油を吸収する潤滑油吸収部材を支持して、前記
摺接部材の固定端付近に前記潤滑油吸収部材を対向させ
ると共に、潤滑油吸収部材の外面を覆うホルダ部材を止
着したことを特徴とする。
【0014】
【作用】上記第1の手段によれば、ガイドレール内部に
形成された中空部と、この中空部に充填されて流出孔に
潤滑油を流出する潤滑油保持部材とによって、ガイドレ
ールのレール面に潤滑油が供給されて、油膜が形成され
る。
形成された中空部と、この中空部に充填されて流出孔に
潤滑油を流出する潤滑油保持部材とによって、ガイドレ
ールのレール面に潤滑油が供給されて、油膜が形成され
る。
【0015】さらに、第2の手段によれば、潤滑油吸収
部材を支持し、ガイドレールに外嵌して、レール面にお
けるローラとの非接触領域に潤滑油吸収部材を当接させ
るガイドレールカバーによって、レール面に潤滑油が過
剰に供給された場合、レール面から過剰の潤滑油が吸収
される。
部材を支持し、ガイドレールに外嵌して、レール面にお
けるローラとの非接触領域に潤滑油吸収部材を当接させ
るガイドレールカバーによって、レール面に潤滑油が過
剰に供給された場合、レール面から過剰の潤滑油が吸収
される。
【0016】さらに、第3の手段によれば、潤滑油吸収
部材を支持し、かつローラ面に潤滑油吸収部材を対向さ
せるローラカバーによって、ローラに付着した潤滑油が
遠心力で飛散した場合、飛散した潤滑油が吸収される。
部材を支持し、かつローラ面に潤滑油吸収部材を対向さ
せるローラカバーによって、ローラに付着した潤滑油が
遠心力で飛散した場合、飛散した潤滑油が吸収される。
【0017】さらに、第4の手段によれば、キャリッジ
の移動時に少なくともレール面におけるローラの接触領
域および流出孔の開口領域で摺動する摺接部材によっ
て、流出孔から流出した潤滑油が摺接部材に染み込むと
共に、摺接部材が潤滑油をレール面に均一に塗布する。
の移動時に少なくともレール面におけるローラの接触領
域および流出孔の開口領域で摺動する摺接部材によっ
て、流出孔から流出した潤滑油が摺接部材に染み込むと
共に、摺接部材が潤滑油をレール面に均一に塗布する。
【0018】さらに、第5の手段によれば、潤滑油吸収
部材を摺接部材の固定端付近に対向させ、かつ潤滑油吸
収部材を覆うホルダ部材によって、摺接部材の固定端付
近に滲透した過剰の潤滑油が吸収されて、ホルダ部材内
に保持される。
部材を摺接部材の固定端付近に対向させ、かつ潤滑油吸
収部材を覆うホルダ部材によって、摺接部材の固定端付
近に滲透した過剰の潤滑油が吸収されて、ホルダ部材内
に保持される。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、図1ないし図6において、図7および図8
に基づいて説明した部材に対応する部材については、同
一符号を付して説明を省略する。
する。なお、図1ないし図6において、図7および図8
に基づいて説明した部材に対応する部材については、同
一符号を付して説明を省略する。
【0020】図1は本発明のキャリッジ支持機構の一実
施例における要部を示す正面断面図、図2は本実施例に
おける一部を破断面にしたレールの分解斜視図である。
施例における要部を示す正面断面図、図2は本実施例に
おける一部を破断面にしたレールの分解斜視図である。
【0021】レール21は、内部に中空部21aが貫通して
パイプ状に形成されており、両端部の開口が蓋22によっ
て封止されている。前記中空部21aには、レール21より
熱膨張率が大きい多孔性のポリアセタールによって形成
された潤滑油保持部材23を充填し、この潤滑油保持部材
23には、予め潤滑油を染み込ませておく。レール21に
は、長手方向において一定のピッチで中空部21aから外
部に連通する流出孔21bが形成されている。さらに、レ
ール21に外嵌するレールカバー24は、ポリアセタールあ
るいはポリエチレンによって形成されており、レール21
の対向面にフェルト,スポンジ等によって形成され潤滑
油を吸収する性質を有する潤滑油吸収部材25が貼着され
ている。レールカバー24は、レール面21cにおいてロー
ラ3a〜3fが接触しない領域を覆い、かつ潤滑油吸収部
材25をレール面21cに当接される。
パイプ状に形成されており、両端部の開口が蓋22によっ
て封止されている。前記中空部21aには、レール21より
熱膨張率が大きい多孔性のポリアセタールによって形成
された潤滑油保持部材23を充填し、この潤滑油保持部材
23には、予め潤滑油を染み込ませておく。レール21に
は、長手方向において一定のピッチで中空部21aから外
部に連通する流出孔21bが形成されている。さらに、レ
ール21に外嵌するレールカバー24は、ポリアセタールあ
るいはポリエチレンによって形成されており、レール21
の対向面にフェルト,スポンジ等によって形成され潤滑
油を吸収する性質を有する潤滑油吸収部材25が貼着され
ている。レールカバー24は、レール面21cにおいてロー
ラ3a〜3fが接触しない領域を覆い、かつ潤滑油吸収部
材25をレール面21cに当接される。
【0022】また、キャリッジ1には、各ローラ3a〜
3fのローラ面3gに対向するローラカバー26が配置され
ている。
3fのローラ面3gに対向するローラカバー26が配置され
ている。
【0023】図3は、図1のA−A切断線におけるロー
ラカバーの断面図である。
ラカバーの断面図である。
【0024】ローラカバー26は、レール面21cとの接触
位置付近以外でローラ面3gを覆い、ローラ3a〜3fと
の対向面に潤滑油を吸収する潤滑油吸収部材27が貼着さ
れている。
位置付近以外でローラ面3gを覆い、ローラ3a〜3fと
の対向面に潤滑油を吸収する潤滑油吸収部材27が貼着さ
れている。
【0025】記録再生時、装置内部は、スピンドルモー
タ10やボイスコイル6,7等から発生する熱によって雰
囲気温度が上昇する。レール21より熱膨張率が大きく潤
滑油が染み込んだ潤滑油保持部材23は、温度上昇によっ
て気孔率が低下して潤滑油を流出孔21bに供給する。流
出孔21bに供給された潤滑油は、レール面21cに流出し、
さらにレール面21cに沿って拡がって油膜を形成する。
潤滑油によってレール面21cに油膜を形成することによ
り、ローラ3a〜3fが油膜を介してレール面21c上を転
動するため、レール21に対するローラ3a〜3fの押圧力
を高く設定した場合でも、レール21のレール面21cおよ
びローラ3a〜3fのローラ面3gが摩耗することを防止
できる。また潤滑油保持部材23からレール面21cに潤滑
油が過剰に供給された場合、過剰の潤滑油は、レールカ
バー24の潤滑油吸収部材25によって吸収され、あるいは
ローラ面3gに付着する。ローラ面3gに付着した潤滑油
は、遠心力によってローラ面3gから飛散してローラカ
バー26の潤滑油吸収部材27によって吸収される。潤滑油
吸収部材25,27が吸収した潤滑油は、レールカバー24内
およびローラカバー26内で保持されて、滴下することや
キャリッジ1内に滲透することが防止される。このこと
により、装置内部の光学部品等の部材が潤滑油によって
汚れることや、潤滑油が電気部品等に付着して電気部品
等が短絡することを防止できる。
タ10やボイスコイル6,7等から発生する熱によって雰
囲気温度が上昇する。レール21より熱膨張率が大きく潤
滑油が染み込んだ潤滑油保持部材23は、温度上昇によっ
て気孔率が低下して潤滑油を流出孔21bに供給する。流
出孔21bに供給された潤滑油は、レール面21cに流出し、
さらにレール面21cに沿って拡がって油膜を形成する。
潤滑油によってレール面21cに油膜を形成することによ
り、ローラ3a〜3fが油膜を介してレール面21c上を転
動するため、レール21に対するローラ3a〜3fの押圧力
を高く設定した場合でも、レール21のレール面21cおよ
びローラ3a〜3fのローラ面3gが摩耗することを防止
できる。また潤滑油保持部材23からレール面21cに潤滑
油が過剰に供給された場合、過剰の潤滑油は、レールカ
バー24の潤滑油吸収部材25によって吸収され、あるいは
ローラ面3gに付着する。ローラ面3gに付着した潤滑油
は、遠心力によってローラ面3gから飛散してローラカ
バー26の潤滑油吸収部材27によって吸収される。潤滑油
吸収部材25,27が吸収した潤滑油は、レールカバー24内
およびローラカバー26内で保持されて、滴下することや
キャリッジ1内に滲透することが防止される。このこと
により、装置内部の光学部品等の部材が潤滑油によって
汚れることや、潤滑油が電気部品等に付着して電気部品
等が短絡することを防止できる。
【0026】図4および図5は本実施例における摺接ブ
ラシおよびそのホルダを示す斜視図および側面断面図で
ある。
ラシおよびそのホルダを示す斜視図および側面断面図で
ある。
【0027】キャリッジ1の一方の側面1aには、ホル
ダ31およびレール21に接する摺接ブラシ32が配置されて
いる。筐体状のホルダ31には、レール21との対向面に窓
部31aが開口し、ホルダ31内面に植設された摺接ブラシ3
2が窓部31aから突出する。さらに、ホルダ31内には、摺
接ブラシ32の固定端付近を包むように潤滑油吸収部材33
が充填されている。
ダ31およびレール21に接する摺接ブラシ32が配置されて
いる。筐体状のホルダ31には、レール21との対向面に窓
部31aが開口し、ホルダ31内面に植設された摺接ブラシ3
2が窓部31aから突出する。さらに、ホルダ31内には、摺
接ブラシ32の固定端付近を包むように潤滑油吸収部材33
が充填されている。
【0028】摺接ブラシ32は、キャリッジ1の移動と共
に、レール21のレール面21cで摺動し、摺動時に図6の
説明図に示すようにレール面21cにおいて複数の流出孔2
1bが開口した領域およびローラ3a〜3dとの接線Cを含
む領域に先端部付近を接触させる。流出孔21bから流出
した潤滑油は摺接ブラシ32に染み込み、摺接ブラシ32
は、キャリッジ1の移動時にレール面21cに潤滑油を均
一に塗布する。このことにより、レール面21cにおける
接線C付近に効率的に油膜が形成され、流出孔21bから
流出した潤滑油が少量である場合でも、レール面21cに
おいてローラ3a〜3dが転動する領域に確実に油膜を形
成でき、さらに、この領域に塵埃等の異物が付着した場
合に異物を除去することができる。また、過剰の潤滑油
が摺接ブラシ32に染み込んだ場合、潤滑油は、摺接ブラ
シ32の固定端側に滲透していき、潤滑油吸収部材33によ
って吸収されてホルダ31内に保持される。このことによ
り、摺接ブラシ32から潤滑油が滴下することやキャリッ
ジ1内に滲透することが防止される。
に、レール21のレール面21cで摺動し、摺動時に図6の
説明図に示すようにレール面21cにおいて複数の流出孔2
1bが開口した領域およびローラ3a〜3dとの接線Cを含
む領域に先端部付近を接触させる。流出孔21bから流出
した潤滑油は摺接ブラシ32に染み込み、摺接ブラシ32
は、キャリッジ1の移動時にレール面21cに潤滑油を均
一に塗布する。このことにより、レール面21cにおける
接線C付近に効率的に油膜が形成され、流出孔21bから
流出した潤滑油が少量である場合でも、レール面21cに
おいてローラ3a〜3dが転動する領域に確実に油膜を形
成でき、さらに、この領域に塵埃等の異物が付着した場
合に異物を除去することができる。また、過剰の潤滑油
が摺接ブラシ32に染み込んだ場合、潤滑油は、摺接ブラ
シ32の固定端側に滲透していき、潤滑油吸収部材33によ
って吸収されてホルダ31内に保持される。このことによ
り、摺接ブラシ32から潤滑油が滴下することやキャリッ
ジ1内に滲透することが防止される。
【0029】さらに、キャリッジ1の他方の側面1bに
も、ホルダ31および摺接ブラシ32が配置され、レール面
21cにおいてローラ3e,3fが転動する領域に潤滑油の
油膜が効率的に形成される。
も、ホルダ31および摺接ブラシ32が配置され、レール面
21cにおいてローラ3e,3fが転動する領域に潤滑油の
油膜が効率的に形成される。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の手
段によれば、ガイドレールのレール面に潤滑油が供給さ
れて、油膜が形成されることにより、ローラが潤滑油の
油膜を介してレール面を転動するので、ローラのレール
面に対する押圧力を高く設定した場合でも、ローラおよ
びガイドレールが摩耗することを防止できる。
段によれば、ガイドレールのレール面に潤滑油が供給さ
れて、油膜が形成されることにより、ローラが潤滑油の
油膜を介してレール面を転動するので、ローラのレール
面に対する押圧力を高く設定した場合でも、ローラおよ
びガイドレールが摩耗することを防止できる。
【0031】さらに、第2の手段によれば、レール面に
潤滑油が過剰に供給された場合、レール面から過剰の潤
滑油が吸収されることにより、ガイドレールから潤滑油
が装置内部に飛散することを防止できるので、例えば光
学部品が潤滑油で汚れて性能が低下することや、潤滑油
が短絡を発生させることなどの不具合を抑制できる。
潤滑油が過剰に供給された場合、レール面から過剰の潤
滑油が吸収されることにより、ガイドレールから潤滑油
が装置内部に飛散することを防止できるので、例えば光
学部品が潤滑油で汚れて性能が低下することや、潤滑油
が短絡を発生させることなどの不具合を抑制できる。
【0032】さらに、第3の手段によれば、ローラに付
着した潤滑油が遠心力で飛散した場合、飛散した潤滑油
が吸収されることにより、ローラから飛散した潤滑油が
装置内部を汚すことを防止できるので、潤滑油が不具合
を発生させることを抑制できる。
着した潤滑油が遠心力で飛散した場合、飛散した潤滑油
が吸収されることにより、ローラから飛散した潤滑油が
装置内部を汚すことを防止できるので、潤滑油が不具合
を発生させることを抑制できる。
【0033】さらに、第4の手段によれば、流出孔から
流出した潤滑油が摺接部材に染み込むと共に、摺接部材
が潤滑油をレール面に均一に塗布することにより、レー
ル面におけるローラが接触する領域に効率的に潤滑油を
塗布できるので、流出口から流出した潤滑油が少量であ
る場合でも、レール面のローラが接触する領域に確実に
潤滑油の油膜を形成できる。
流出した潤滑油が摺接部材に染み込むと共に、摺接部材
が潤滑油をレール面に均一に塗布することにより、レー
ル面におけるローラが接触する領域に効率的に潤滑油を
塗布できるので、流出口から流出した潤滑油が少量であ
る場合でも、レール面のローラが接触する領域に確実に
潤滑油の油膜を形成できる。
【0034】さらに、第5の手段によれば、摺接部材の
固定端付近に滲透した過剰の潤滑油が吸収されて、ホル
ダ部材内に保持されることにより、摺接部材から潤滑油
が飛散することを防止でき、かつ摺接部材から潤滑油が
キャリッジに伝わることを防止できる。
固定端付近に滲透した過剰の潤滑油が吸収されて、ホル
ダ部材内に保持されることにより、摺接部材から潤滑油
が飛散することを防止でき、かつ摺接部材から潤滑油が
キャリッジに伝わることを防止できる。
【図1】本発明の一実施例のキャリッジ支持機構におけ
る要部を示す正面断面図である。
る要部を示す正面断面図である。
【図2】本実施例における一部を破断面にしたレールの
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図3】図1のA−A切断線におけるローラカバーの断
面図である。
面図である。
【図4】本実施例における摺接ブラシおよびそのホルダ
の斜視図である。
の斜視図である。
【図5】本実施例における摺接ブラシおよびそのホルダ
の側面断面図である。
の側面断面図である。
【図6】本実施例におけるレール面と摺接ブラシとの接
触状態の説明図である。
触状態の説明図である。
【図7】特開平2−278576号公報で開示されたキャリッ
ジ支持機構の正面断面図である。
ジ支持機構の正面断面図である。
【図8】図7に示したキャリッジ支持機構の平面図であ
る。
る。
1…キャリッジ、 3a〜3f…ローラ、 21…レール、
21b…流出孔、 23,33…潤滑保持部材、 24…レー
ルカバー、 25,27…潤滑油吸収部材、 26…ローラカ
バー、 31…ホルダ、 32…摺接ブラシ。
21b…流出孔、 23,33…潤滑保持部材、 24…レー
ルカバー、 25,27…潤滑油吸収部材、 26…ローラカ
バー、 31…ホルダ、 32…摺接ブラシ。
Claims (5)
- 【請求項1】 情報を光学的に記録・再生するための光
学ヘッドが搭載されたキャリッジの移動経路に配設され
たガイドレールと、前記キャリッジで軸支されて前記ガ
イドレールのレール面を転動するローラとを備え、キャ
リッジを情報記録媒体の記録面に沿って移動可能に支持
する情報記録再生装置のキャリッジ支持機構において、
前記ガイドレール内部に中空部を形成し、かつ前記中空
部に潤滑油を保持して、記録再生時に中空部から前記レ
ール面に連通する流出孔に潤滑油を流出する潤滑油保持
部材を充填したことを特徴とする情報記録再生装置のキ
ャリッジ支持機構。 - 【請求項2】 潤滑油を吸収する潤滑油吸収部材を支持
し、かつ前記ガイドレールに外嵌して、前記レール面に
おける前記ローラとの非接触領域に前記潤滑油吸収部材
を当接させるガイドレールカバーを備えたことを特徴と
する請求項1記載の情報記録再生装置のキャリッジ支持
機構。 - 【請求項3】 前記キャリッジに、潤滑油を吸収する潤
滑油吸収部材を支持し、かつ前記ローラのローラ面に前
記潤滑油吸収部材を対向させるローラカバーを設けたこ
とを特徴とする請求項1または2記載の情報記録再生装
置のキャリッジ支持機構。 - 【請求項4】 前記キャリッジに、キャリッジの移動時
に少なくとも前記レール面における前記ローラが接触す
る領域および前記流出孔が開口した領域で摺動するブラ
シ状の摺接部材を設けたことを特徴とする請求項1,2
または3記載の情報記録再生装置のキャリッジ支持機
構。 - 【請求項5】 前記キャリッジに、潤滑油を吸収する潤
滑油吸収部材を支持して、前記摺接部材の固定端付近に
前記潤滑油吸収部材を対向させると共に、潤滑油吸収部
材の外面を覆うホルダ部材を止着したことを特徴とする
請求項4記載の情報記録再生装置のキャリッジ支持機
構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08626793A JP3188029B2 (ja) | 1993-04-13 | 1993-04-13 | 情報記録再生装置のキャリッジ支持機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08626793A JP3188029B2 (ja) | 1993-04-13 | 1993-04-13 | 情報記録再生装置のキャリッジ支持機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06302129A true JPH06302129A (ja) | 1994-10-28 |
| JP3188029B2 JP3188029B2 (ja) | 2001-07-16 |
Family
ID=13882050
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08626793A Expired - Fee Related JP3188029B2 (ja) | 1993-04-13 | 1993-04-13 | 情報記録再生装置のキャリッジ支持機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3188029B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08279258A (ja) * | 1995-04-07 | 1996-10-22 | Nec Corp | 光ディスク装置 |
| US5831962A (en) * | 1996-09-03 | 1998-11-03 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Optical pickup carrying system |
| KR20000021127A (ko) * | 1998-09-25 | 2000-04-15 | 구자홍 | 디스크 구동장치의 픽업 이송장치 |
-
1993
- 1993-04-13 JP JP08626793A patent/JP3188029B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08279258A (ja) * | 1995-04-07 | 1996-10-22 | Nec Corp | 光ディスク装置 |
| US5831962A (en) * | 1996-09-03 | 1998-11-03 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Optical pickup carrying system |
| KR20000021127A (ko) * | 1998-09-25 | 2000-04-15 | 구자홍 | 디스크 구동장치의 픽업 이송장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3188029B2 (ja) | 2001-07-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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