JPH06305812A - 孔開きタイルの製造方法 - Google Patents

孔開きタイルの製造方法

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JPH06305812A
JPH06305812A JP12646793A JP12646793A JPH06305812A JP H06305812 A JPH06305812 A JP H06305812A JP 12646793 A JP12646793 A JP 12646793A JP 12646793 A JP12646793 A JP 12646793A JP H06305812 A JPH06305812 A JP H06305812A
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JP
Japan
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firing
tile
talc
perforated
molding
Prior art date
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Pending
Application number
JP12646793A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Kobayashi
裕之 小林
Takeshi Akita
雄 秋田
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】迅速焼成により孔開きタイルを焼成することが
できるようにすることを目的とする。 【構成】生滑石63%と長石30%を混合し、これに粘
土7%を加えて調合してなる滑石を主原料とする坏土を
加圧成形し、該加圧成形した成形素地を必要に応じて素
焼きした後、その表面にマスクを被せ、サンドブラスト
により前記成形素地に孔開け加工を行い、ローラーハー
スキルンで数10分〜5時間程度の範囲で迅速焼成を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タイルの表裏面を貫通
する孔が多数形成された孔開きタイルを、迅速焼成によ
り製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、タイルの原料としては、長石系の
原料が多い。長石系の原料は、1100℃程度の低い焼
成温度から溶融し、カオリン−石英−長石の混合物の場
合は反応が起こってだいたい960〜980℃でガラス
化する傾向にある。そのため、この長石系の原料は熱衝
撃に弱いという性質があり、急激な温度上昇及び温度低
下を伴うローラーハースキルン等の迅速焼成には不向き
であり、トンネル窯を用いて1昼夜以上の長時間をかけ
て熱衝撃によるクラック等が発生しないように焼成して
いるのが現状である。しかも、長石系の原料は、その一
次粒子の形状が不規則であり、プレス成形時の坏土の流
動性が悪く、低いプレス成形でも十分な坏土の充填密度
を得ることは不可能であった。
【0003】ところで、このような熱衝撃に弱く、坏土
の流動性の低い長石系の原料を用いて孔開きタイルを製
造する場合には、タイル成形素地に、孔開け加工を行っ
た後、前述した如く、これをトンネル窯で1昼夜以上の
長時間をかけて焼成し、焼成時の熱膨張収縮に伴う熱応
力の挙動によりクラック等が発生しないようにして製造
することが必要であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した如く、長石系
の原料を用いて孔開きタイルを製造する従来の一般的な
タイルの製造方法にあっては、プレス成形時の坏土の流
動性が悪いため、成形時の加圧力が不規則な残留応力と
して残る場合がある。またその後に行われる孔開け加工
において、孔の開いた部分と、その他の部分と、これら
を連結する部分とにおいて、肉厚が異なることになる。
しかも、長石系の原料は、耐熱衝撃性に劣っている。そ
のため、従来の製造方法では、1昼夜以上の長時間をか
けてトンネル窯でゆっくり焼成し、製品に焼成時の熱膨
張及び熱収縮に伴う熱応力によるクラック等が入らない
ようにしなければならず、非常に生産性が悪く、製品コ
ストが高くなるという欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は従来の前記課題
に鑑みてこれを改良除去したものであって、迅速焼成に
より焼成することのできる孔開きタイルの製造方法を提
供せんとするものである。
【0006】而して、前記課題を解決するために本発明
が採用した手段は、生滑石63%と長石30%を混合
し、これに粘土7%を加えて調合してなる滑石を主原料
とする坏土を加圧成形し、該加圧成形した成形素地を必
要に応じて素焼きした後、その表面にマスクを被せ、サ
ンドブラストにより前記成形素地に孔開け加工を行い、
ローラーハースキルンで数10分〜5時間程度の範囲で
迅速焼成を行うようにしたことを特徴とする孔開きタイ
ルの製造方法である。
【0007】
【作用】本発明においては、滑石を主原料とする坏土を
用いている。この滑石系の原料は、その粒子が鱗片状で
あり、加圧成形時に滑り易く、残留応力が少ないという
性質と、耐熱衝撃性に優れているという性質とを有して
いる。そのため、このような坏土を用いてタイル成形体
を加圧成形した場合、低い加圧力であっても成形素地の
全体において均一且つ十分な充填密度が得られる。次
に、このようにして得られたタイル成形素地の表面にゴ
ム製等のマスクを被せ、サンドブラストによって孔開け
加工を行う。
【0008】然る後は、孔の開いたタイル成形素地をロ
ーラーハースキルンを用いて数10分〜5時間程度で迅
速焼成する。このような極めて短時間の迅速焼成であっ
たとしても、耐熱衝撃性に優れた滑石原料を用いている
ことと、加圧成形時の残留応力が少ないこととの相乗効
果により、焼成時の熱膨張及び熱収縮に伴う熱応力が作
用したとしても製品としての孔開きタイルにクラックを
生じることはない。
【0009】
【実施例】以下に、本発明の製造方法を図面に示す実施
例に基づいて説明すると次の通りである。先ず、生滑石
63%と長石30%を混合し、これに粘土7%を加えて
ボールミルで細磨した泥漿を、スプレードライヤーで造
粒してなる滑石を主原料とする坏土を準備する。次にこ
の坏土をプレス成形型の成形空間へ充填し、220〜3
50Kgf/cmの成形圧で加圧してタイル成形素地
を得る。そして、該タイル成形素地の表面に所定形状及
び所定パターンで孔の模様を形成したゴム製等のマスク
を被せる。
【0010】次に、マスクを介してサンドブラストを行
い、該マスクの孔の開いた部分と同じ形状及びパターン
の孔を、タイル成形素地の表裏面を貫通して形成する。
図1は、孔の形状及びパターンを示すタイル1の平面図
である。同図において、黒塗りの2の部分が孔であり、
白い部分はタイル肉厚である。これらのタイル肉厚部分
どうしの結合部は、およそ0.3mmの幅以上に成形す
ることが可能であり、0.5mmもあれば十分である。
なお、この孔開け加工は、前記タイル成形素地を一旦8
00〜1120℃の温度で素焼きした後に行うことも可
能である。
【0011】孔開け加工が終了した後は、必要に応じて
施釉を行う。この施釉は、タイル表面及び孔部分の汚れ
を防止するためのものである。然る後は、タイル成形素
地をローラーハースキルンにおいて、1170〜128
0℃の焼成温度で数10分〜5時間程度の迅速焼成を行
う。このような短時間の迅速焼成を行った場合には、タ
イル成形素地の急激な熱膨張及び熱収縮に伴う熱応力の
挙動があり、従来において一般的な長石系の原料ではこ
れに耐えることが困難で、焼成後の製品タイルにクラッ
クを生じるという問題がある。
【0012】この事に鑑み、本実施例においては、タイ
ル成形用坏土の原料を滑石系のものにしている。この滑
石系の原料は粒子が鱗片状を呈し、加圧成形時に滑り易
く、タイル成形素地の残留応力が少ないことと、滑石系
の原料自体が耐熱衝撃性に優れていることとの相乗効果
により、孔開け加工後のタイル成形素地どうしの接合部
の幅を0.3〜0.5mmを最小とする寸法に成形した
場合であっても、前記短時間の迅速焼成時の熱衝撃に耐
えることが可能である。つまり、本実施例にあっては、
製品としてのタイルにクラックが発生するようなことは
ない。このようにして得られた孔開きタイルは、照明の
明かり取り用材料,欄間,屏風,家具の一部等として利
用することが可能である。
【0013】ところで、本発明は上述した実施例に限定
されるものではなく、タイルに形成した孔のパターンや
形状等は使用目的に応じて適宜の変更が可能である。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明にあっては、
粒子が鱗片状を呈し、加圧成形時に滑り易く、残留応力
が少ないという性質と耐熱衝撃性に優れているという性
質とを有する滑石系の原料を用いてタイル成形体を成形
し、その表面にマスクを被せてサンドブラストにより孔
開け加工を行い、迅速焼成することで孔開きタイルを製
造している。前述した如く、耐熱衝撃性に擾れた滑石原
料を用いており、しかも加圧成形時の残留応力が少ない
ため、焼成時の熱膨張及び熱収縮に伴う挙動に十分耐え
ることができ、製品タイルにクラックを生じることはな
い。
【0015】このように迅速焼成により、孔開きタイル
を焼成することができるので、1昼夜以上を要するトン
ネル窯等による従来の焼成方法に比較して著しい生産性
の向上を図ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る孔開きタイルを示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1…孔開きタイル 2…孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生滑石63%と長石30%を混合し、こ
    れに粘土7%を加えて調合してなる滑石を主原料とする
    坏土を加圧成形し、該加圧成形した成形素地を必要に応
    じて素焼きした後、その表面にマスクを被せ、サンドブ
    ラストにより前記成形素地に孔開け加工を行い、ローラ
    ーハースキルンで数10分〜5時間程度の範囲で迅速焼
    成を行うようにしたことを特徴とする孔開きタイルの製
    造方法。
  2. 【請求項2】 前記孔開け加工は、成形素地どうしの結
    合部分が線状に残るようにしたことを特徴とする請求項
    1に記載の孔開きタイルの製造方法。
JP12646793A 1993-04-16 1993-04-16 孔開きタイルの製造方法 Pending JPH06305812A (ja)

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JPH06305812A true JPH06305812A (ja) 1994-11-01

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