JPH06307324A - 可変速水力機械及びその運転制御方法 - Google Patents

可変速水力機械及びその運転制御方法

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JPH06307324A
JPH06307324A JP5102226A JP10222693A JPH06307324A JP H06307324 A JPH06307324 A JP H06307324A JP 5102226 A JP5102226 A JP 5102226A JP 10222693 A JP10222693 A JP 10222693A JP H06307324 A JPH06307324 A JP H06307324A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 非常に広い運転領域に対してキャビテーショ
ンの発生を防止する。 【構成】 下カバー6に設置されたキャビテーション検
出装置10は、ランナ1のランナ羽根の入口に発生する
キャビテーションを検出する。ドラフト7に設置された
キャビテーション検出装置11は、ランナ羽根の出口に
発生するキャビテーションを検出する。可変速制御装置
13はキャビテーション検出装置10、11がキャビテ
ーションの発生を検出すると、その時の運転領域情報1
4に応じて、回転速度を制御して、キャビテーションを
消失する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可変速水力機械及びそ
の運転制御方法に係り、特にランナ羽根でのキャビテー
ションの発生を防止する可変速水力機械及びその運転制
御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】水力発電所に設置される水車やポンプ水
車などの水力機械は、発電機または発電電動機の回転速
度が一定である定速形のものが使用されていたが、近年
は電力調整のために可変速水力機械が使用されるように
なっている。このような可変速水力機械は、これまでガ
イドベーン開度の制御と回転速度の制御とに関する種々
の運転制御方法が提案されている。例えば、特開昭59
−203883号公報や特開昭60−128886号公
報や特開昭62−255581号公報や特開平1−24
4171号公報には、ガイドベーン開度制御と回転速度
制御との優先性が開示され、また、特開昭48−210
45号公報や特開昭57−113971号公報や特開昭
58−18595号公報や特開平1−268499号公
報には、高効率運転が開示されている。他方、水力機械
はランナ羽根にキャビテーションが発生しがちであり、
このキャビテーションは水力機械の寿命を低下させかつ
効率を低下させる。
【0003】図8乃至図10は水車運転時にポンプ水車
のランナ羽根にキャビテーションが発生する様子を示し
たものである。図8に示したように、水車運転時には圧
力水が水車入口側から流入角α1でランナ羽根1aに流
入すると、ランナ1が矢印A方向に回転する。このラン
ナ羽根1aの羽根角度をβ1とすると、キャビテーショ
ンは圧力水の流入角α1と羽根角度β1とのずれによる
負圧の発生域に発生する。即ち、図9に示したようにラ
ンナ1の回転速度に対して流量が少ない場合には、流入
角α1が羽根角度β1に対して小くなり、水車入口側の
ランナ羽根1aの表面が負圧となりキャビテーションが
発生する。図10に示したようにランナ1の回転速度に
対して流量が多い場合には、流入角α1が羽根角度β1
に対して大きくなり、水車入口側のランナ羽根1aの裏
面が負圧となりキャビテーションが発生する。
【0004】図11乃至図13は揚水運転時にポンプ水
車のランナ羽根にキャビテーションが発生する様子を示
したものである。図11において、ランナ1は水車運転
時と逆の方向Bに回転し、水は水車の出口側から流入角
α2で羽根角度β2のランナ羽根1aに流入する。図1
2に示したようにランナ1の回転速度に対して流量が少
ない場合には、流入角α2が羽根角度β2に対して小さ
くなり、水車出口側のランナ羽根1aの裏面が負圧とな
りキャビテーションが発生する。図13に示したように
ランナ1の回転速度に対して流量が多い場合には、流入
角α1が羽根角度β1に対して大きくなり、水車出口側
のランナ羽根1aの表面が負圧となりキャビテーション
が発生する。このようなキャビテーションの発生を防止
するキャビテーション防止装置及びキャビテーション防
止用の運転制御方法がこれまで種々提案されている。こ
のキャビテーション防止装置は負圧がランナ羽根面に発
生することを防止するために、ランナ羽根の構造や形状
に特別な工夫を施すものである。またキャビテーション
防止用の運転制御方法は、ポンプ水車の模型試験を行い
運転状態とキャビテーションの発生との関連を予め測定
し、この測定結果からキャビテーションが発生しない実
機の運転領域を求めるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ランナ羽根
の構造や形状に特別な工夫を施すキャビテーション防止
装置は、定速形の水力機械には効果があるが、運転領域
が非常に広い可変速水力機械には適用することができな
いという問題に加えて、構成が複雑化するといった問題
がある。また、従来のキャビテーション防止用の運転制
御方法は、運転領域が非常に広い可変速水力機械ではキ
ャビテーションも広い運転領域で発生するため、模型試
験の測定結果に基づきキャビテーションが発生しない運
転領域を求めることが実質的に不可能であるといった問
題がある。そこで、本発明の目的は、非常に広い運転領
域に対してキャビテーションの発生を防止することがで
きる可変速水力機械及びその運転制御方法を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、回転速度が可変制御される
発電機または発電電動機を具備した水車またはポンプ水
車などの可変速水力機械において、ランナ羽根に発生す
るキャビテーションを検出するキャビテーション検出装
置と、このキャビテーション検出装置の検出出力に基づ
き、ランナ羽根にキャビテーションが発生した時に上記
発電機または発電電動機の回転数を制御する可変速制御
装置とを具備することを特徴とするものである。この構
成にあっては、上記キャビテーション検出装置は、ラン
ナの外周部下部に位置する下カバーに設置されたAEセ
ンサとランナ内周部下部に位置するドラフトに設置され
たAEセンサとを含み、上記可変速制御装置は、上記キ
ャビテーション検出装置の検出出力に加えて運転領域を
表す入力情報に基づき上記発電機または発電電動機の回
転数を制御することが望ましい。
【0007】請求項3に記載の可変速水力機械の運転制
御方法は、回転速度が可変制御される発電機または発電
電動機を具備した水車またはポンプ水車などの可変速水
力機械の運転制御方法において、水車運転の場合にキャ
ビテーション検出装置がランナ羽根入口でのキャビテー
ションを検出すると、低負荷運転の時には上記発電機ま
たは発電電動機の回転数を下げ、高負荷運転時には上記
発電機または発電電動機の回転数を上げることを特徴と
するものである。
【0008】請求項4に記載の可変速水力機械の運転制
御方法は、回転速度が可変制御される発電電動機を具備
したポンプ水車などの可変速水力機械の運転制御方法に
おいて、水車運転の場合にキャビテーション検出装置が
ランナ羽根入口でのキャビテーションを検出すると、低
負荷運転の時には上記発電機または発電電動機の回転数
を下げ、高負荷運転時には上記発電機または発電電動機
の回転数を上げ、揚水運転の場合に上記キャビテーショ
ン検出装置がランナ羽根出口でのキャビテーションを検
出すると、それが高揚程運転の時には上記発電電動機の
回転数を上げ、低揚程運転の時には上記発電電動機の回
転数を下げることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】請求項1に記載の発明にあっては、キャビテー
ション検出装置はランナ羽根に発生するキャビテーショ
ンの有無を検出する。このキャビテーション検出装置が
キャビテーションの発生を検出すると、可変速制御装置
はこの時のキャビテーション検出装置の検出出力に基づ
き、発電機または発電電動機の回転数を制御してキャビ
テーションの発生しない運転点まで移動させる。請求項
3に記載の発明にあっては、水車運転を行っている場合
に、低負荷運転時にキャビテーション検出装置がランナ
羽根入口でのキャビテーションを検出すると、発電機ま
たは発電電動機の回転数を下げる。これによって、キャ
ビテーションが消失する。
【0010】高負荷運転時にキャビテーション検出装置
がランナ羽根入口でのキャビテーションを検出すると、
発電機または発電電動機の回転数を上げて、キャビテー
ションを消失させる。請求項4に記載の発明にあって
は、水車運転の場合の作用は請求項3に記載の発明の作
用と同一である。揚水運転を行っている場合には、高揚
程運転の時にキャビテーション検出装置がランナ羽根出
口でのキャビテーションを検出すると、発電電動機の回
転数を上げることによってキャビテーションを消失させ
る。また、低揚程運転の時にキャビテーション検出装置
がランナ羽根出口でのキャビテーションを検出すると、
発電電動機の回転数を下げることによってキャビテーシ
ョンを消失させる。
【0011】
【実施例】以下に、本発明による可変速水力機械及びそ
の運転制御方法の一実施例を図8乃至図13と同部分に
は同一符号を付して示した図1乃至図7を参照して説明
する。図1は、本発明を適用した可変速フランシス型ポ
ンプ水車の一実施例を示したもので、ケーシング2は可
動ガイドベーン3を介してランナ1に連通し、この可動
ガイドベーン3はガイドベーン開閉装置4によってその
開度が制御される。ランナ1は上カバー5と下カバー6
とによって取囲まれ、ランナ1の内周下部にはドラフト
7が接続されている。また、ランナ1には主軸8を介し
て発電電動機9が直結されている。下カバー6にはAE
センサ10が設置され、このAEセンサ10はランナ1
の外周部でのキャビテーションの有無、詳述すると図9
及び図10に示した水車入口側のランナ羽根1aにキャ
ビテーションが発生した否かを検出する。ドラフト7に
はAEセンサ11が設置され、このAEセンサ11はラ
ンナ1の外周部でのキャビテーションの有無、詳述する
と図12及び図13に示した水車出口側のランナ羽根1
aにキャビテーションが発生した否かを検出する。これ
らのAEセンサ10、11の出力は、カウンタ等から構
成されるAEセンサ用比較器12に入力され、この比較
器12はAEセンサ10、11の各出力を基準値と比較
してそのレベル判定し、AEセンサ10、11の各出力
がキャビテーションの発生を表しているときに回転速度
制御指令を可変速制御装置13に送出する。この可変速
制御装置13は、比較器12の回転速度制御指令と運転
領域情報14とに基づき、発電電動機9の回転数を制御
すると共に、可動ガイドベーン3の開度をガイドベーン
開閉装置4を介して制御する。なお、運転領域情報14
は、運転中のポンプ水車の回転速度や落差や流量などを
表す情報である。
【0012】次に、このような構成のポンプ水車の水車
特性を説明する。図2は横軸に単位落差当りの回転速度
N/H1/2 をとり、縦軸に単位落差当りの流量Q/H
1/2 をとったグラフであり、ここで、Nは水車の回転速
度で、Hは有効落差で、Qは水車流量である。ポンプ水
車の水車特性は、ポンプ水車の種類によって決定される
最高効率点Pを取囲む破線で示した等効率曲線η=90
%、η=88%、η=85%、η=80%、η=70%
によって表される。また一点鎖線a=100%、a=8
0%、a=60%、a=40%、a=20%は、等ガイ
ドベーン開度線を示している。キャビテーション領域C
1は図9に示したように回転速度Nに比べて流量Qが小
さいために、キャビテーションがランナ羽根表面に発生
する領域であり、キャビテーション領域C2は図10に
示したように回転速度Nに比べて流量Qが多いために、
キャビテーションがランナ羽根裏面に発生する領域であ
る。
【0013】図3は可変速ポンプ水車の水車運転領域を
示したグラフである。このグラフにおいて、各単位落差
当りの回転速度に対する最高効率点を結んだ曲線が高効
率関数S1となる。或る落差H、回転速度Nで運転
している時に、ガイドベーン3を開いて水車流量を増加
し出力を上げていくと、高効率関数S1に交差する。更
に出力を上げるには、流量Qを更に増加するよりも回転
速度を増加して高効率関数S1上を運転する方が効率が
高い。従って、可変速ポンプ水車では高効率関数S1が
単位落差当りの流量の上限となる。こうして、可変速水
車運転領域は、高効率関数S1と最高落差・最低回転速
度の線S2と最低落差・最高回転速度の線S3とによっ
て囲まれた領域となる。
【0014】図4は図2に示したキャビテーション領域
C1、C2と図3に示した可変速水車運転領域とを重ね
たグラフである。このグラフから分かるように、低落差
側の或る落差H、回転速度Nの運転点(a)で運
転している時に、出力を下げるために流量Qを低下させ
ていくと、運転点はキャビテーション領域C1内の運転
点(a)に入ってしまう。また、高落差側の或る落差
、回転速度Nの運転点(b)で運転している時
に、出力を上げるために流量Qを増加させていくと、運
転点はキャビテーション領域C2内の運転点(b)に
入ってしまう。
【0015】次に、この実施例の可変速水車運転時の作
用を説明する。予め、キャビテーションが全く発生しな
い最高効率点Pの付近で運転を行う。この時のAEセン
サ10の検出値は非常に小さい値である。次いで、水車
出力を強制的に下げていくと、キャビテーション領域C
1に入り、AEセンサ10の検出値がピークに達する。
そこで、このAEセンサ10のピーク検出値に基づき、
比較器12にキャビテーション発生基準値を設定する。
【0016】可変速水車運転が行われると、図5にフロ
ーチャートを示したように、AEセンサ10がキャビテ
ーションの有無を検出する。比較器12はAEセンサ1
0の検出出力をキャビテーション発生基準値と比較し、
前者が後者よりも大きい時にキャビテーションが発生し
たと判定し、可変速制御指令信号を発生する。可変速制
御装置13は、比較器12がキャビテーションの発生を
判定した時には、運転領域情報14に基づき回転速度を
変化させて、キャビテーションを消失させる。具体的な
例を示すと、図4の運転点(a)からキャビテーショ
ン領域C1内の運転点(a)に入り、比較器12がキ
ャビテーションの発生を判定した時には、可変速制御装
置13はこの時の運転領域情報14に基づき、ガイドベ
ーン開度一定のまま回転速度Nを低下させ、運転点(a
)に移す。これによって、キャビテーションの発生が
回避される。なお、運転点(a)から運転点(a
に移ったことによって、水車効率及び流量が増加し出力
が増加し過ぎた場合には、可変速制御装置13は、ガイ
ドベーン開閉装置4を介してガイドベーン3の開度を小
さくし、目標の出力を得ることができる。
【0017】また、図4の運転点(b)からキャビテ
ーション領域C2内の運転点(b)に入り、比較器1
2がキャビテーションの発生を判定した時には、可変速
制御装置13はこの時の運転領域情報14に基づき、ガ
イドベーン開度一定のまま回転速度Nを増大し、運転点
(b)に移す。更に、ガイドベーン3の開度を大きく
することによって、出力を目標値まで上げることもでき
る。
【0018】次に、ポンプ水車の揚水運転の場合を説明
する。図6は、ポンプ水車の揚水運転のポンプ特性を示
したグラフであり、横軸にポンプ揚程Hをとり、縦軸に
揚水量Qとポンプ効率ηとをとったものである。ポンプ
水車のポンプ特性は一定回転速度で運転した場合、例え
ば一定の回転速度Nの曲線上の点となり、揚程H
決まると、流量Qとガイドベーン開度a=aが夫々
決定される。即ち、或る揚程Hでは、流量Qと効率
ηとガイドベーン開度aとが特性として決まり、そ
の時のポンプ軸入力Pρも次式で決定される。 Pρ=ρ×g×Q×H/η ここで、ρは密度 gは重力加速度 キャビテーション領域C3は、回転速度に対して流量が
小さく、図12に示したように羽根裏面にキャビテーシ
ョンが発生する。逆に、キャビテーション領域C4は、
回転速度に対して流量が大きく、図13に示したように
羽根表面にキャビテーションが発生する。可変速揚水運
転の運転領域は次の通りである。一定回転速度がN
ある時に、揚程Hに対して運転点が決定され、この運
転点でのガイドベーン開度をaとすると、このガイド
ベーン開度aの点は、回転速度がNの場合には、揚程
Hと揚水量Qとは夫々、次式で表される。 H=(N/N)×H Q=(N/N×Q 従って、回転速度Nに対して、最高回転速度と最低回
転速度とを図6に示したように表すことができる。しか
しながら、回転速度が大きいと、軸入力もQとHとの積
に比例して増大するため、揚程Hの全範囲にわたって最
高回転速度をとることができず、最大軸入力が揚水量の
上限となる。また、ポンプ特性の低揚水量側は、逆流に
よって運転範囲が制限され、これはほぼガイドベーン開
度一定の曲線上である。こうして、図6及び図7に示し
たように揚水運転の領域は最低揚程と最高揚程と最大軸
入力と逆流開始点とで囲まれる領域となる。なお、キャ
ビテーションは、ポンプ水車が実際に使用される発電所
においては、下池の水位が低くポンプ水車のドラフト側
に加わる水圧が低いために、キャビテーション領域C3
の方が発生し易くなる。
【0019】次に、この可変速揚水運転の制御方法を説
明する。例えば、図7の運転点(c)で揚水運転が開
始された場合には、AEセンサ11がランナ羽根裏面の
キャビテーションを検出し、比較器12がこのAEセン
サ11の検出出力に基づきキャビテーションの発生を判
定すると、可変速制御装置13がこの時の運転領域情報
14に基づき、回転速度を上げると共にガイドベーン開
度を増大して、運転点(c)に移動させる。こうし
て、キャビテーションの発生が回避される。また、運転
点(d)で揚水運転が開始された場合には、AEセン
サ11がランナ羽根表面のキャビテーションを検出し、
比較器12がこのAEセンサ11の検出出力に基づきキ
ャビテーションの発生を判定すると、可変速制御装置1
3がこの時の運転領域情報14に基づき、回転速度を下
げると共にガイドベーン開度を減少させ、運転点
(d)に移動する。こうして、キャビテーションの発
生が回避される。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、キャビ
テーション検出装置の検出出力に基づき、ランナ羽根に
キャビテーションが発生した時に発電機または発電電動
機の回転数を制御するため、ランナ羽根でのキャビテー
ションの発生を回避することができ、常に高効率での運
転が可能となると共に、ランナの長寿命化を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による可変速水力機械及びその運転制御
方法の実施例を概略的に示した構成図。
【図2】可変速水車運転での単位落差当りの回転速度と
単位落差当りの流量との関係を示したグラフ。
【図3】可変速水車運転の運転領域を示したグラフ。
【図4】可変速水車運転の運転領域とキャビテーション
の発生領域との関係を示したグラフ。
【図5】本発明の実施例の作用を説明するフローチャー
ト図。
【図6】可変速揚水運転の運転領域を示したグラフ。
【図7】可変速揚水運転の運転領域とキャビテーション
の発生領域との関係を示したグラフ。
【図8】水車運転時におけるランナ羽根の羽根角と圧力
水の流入角との関係を示した説明図。
【図9】水車運転でのランナ羽根表面に発生したキャビ
テーションを示した説明図。
【図10】水車運転でのランナ羽根裏面に発生したキャ
ビテーションを示した説明図。
【図11】揚水運転時のランナ羽根の羽根角と流入角と
の関係を示した説明図。
【図12】揚水運転でのランナ羽根裏面に発生したキャ
ビテーションを示した説明図。
【図13】揚水運転でのランナ羽根表面に発生したキャ
ビテーションを示した説明図。
【符号の説明】
1 ランナ 1a ランナ羽根 9 発電電動機 10 キャビテーション検出装置 11 キャビテーション検出装置 13 可変速制御装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転速度が可変制御される発電機または発
    電電動機を具備した水車またはポンプ水車などの可変速
    水力機械において、ランナ羽根に発生するキャビテーシ
    ョンを検出するキャビテーション検出装置と、このキャ
    ビテーション検出装置の検出出力に基づき、ランナ羽根
    にキャビテーションが発生した時に上記発電機または発
    電電動機の回転数を制御する可変速制御装置とを具備す
    ることを特徴とする可変速水力機械。
  2. 【請求項2】上記キャビテーション検出装置は、ランナ
    の外周部下部に位置する下カバーに設置されたAEセン
    サとランナ内周部下部に位置するドラフトに設置された
    AEセンサとを含み、上記可変速制御装置は、上記キャ
    ビテーション検出装置の検出出力に加えて運転領域を表
    す入力情報に基づき上記発電機または発電電動機の回転
    数を制御することを特徴とする請求項1に記載の可変速
    水力機械。
  3. 【請求項3】回転速度が可変制御される発電機または発
    電電動機を具備した水車またはポンプ水車などの可変速
    水力機械の運転制御方法において、水車運転の場合にキ
    ャビテーション検出装置がランナ羽根入口でのキャビテ
    ーションを検出すると、低負荷運転の時には上記発電機
    または発電電動機の回転数を下げ、高負荷運転時には上
    記発電機または発電電動機の回転数を上げることを特徴
    とする可変速水力機械の運転制御方法。
  4. 【請求項4】回転速度が可変制御される発電電動機を具
    備したポンプ水車などの可変速水力機械の運転制御方法
    において、水車運転の場合にキャビテーション検出装置
    がランナ羽根入口でのキャビテーションを検出すると、
    低負荷運転の時には上記発電機または発電電動機の回転
    数を下げ、高負荷運転時には上記発電機または発電電動
    機の回転数を上げ、揚水運転の場合に上記キャビテーシ
    ョン検出装置がランナ羽根出口でのキャビテーションを
    検出すると、高揚程運転の時には上記発電電動機の回転
    数を上げ、低揚程運転の時には上記発電電動機の回転数
    を下げることを特徴とする可変速水力機械の運転制御方
    法。
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