JPH0630741A - 可食容器およびスナック食品 - Google Patents

可食容器およびスナック食品

Info

Publication number
JPH0630741A
JPH0630741A JP4093331A JP9333192A JPH0630741A JP H0630741 A JPH0630741 A JP H0630741A JP 4093331 A JP4093331 A JP 4093331A JP 9333192 A JP9333192 A JP 9333192A JP H0630741 A JPH0630741 A JP H0630741A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
main body
food
edible
edible container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4093331A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Nagatsuma
寿 永妻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP4093331A priority Critical patent/JPH0630741A/ja
Publication of JPH0630741A publication Critical patent/JPH0630741A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Wrappers (AREA)
  • Confectionery (AREA)
  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 調理された食品を保温しながら収容したり、
液状の食品を収容したり、冷菓食品を保冷しながら収容
できる可食容器を提供し、また、この可食容器により新
規なスナック食品を提供する。 【構成】 可食容器1は、開口部を有する本体2と、開
口部を閉鎖する為の蓋3からなり、本体2および蓋3
は、成形されたまんじゅう皮で成り、内面に耐水層6、
7が設けてある。スナック食品は、可食容器1の食品収
容部8にコロッケその他の固形調理品、カレー、みつ豆
その他の液状調理品、或いはアイスクリーム、ソフトク
リームその他の冷菓食品などの食品を収容して構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、まんじゅう皮を主体と
した可食容器およびこの可食容器を用いたスナック食品
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携行可能なスナック食品として市
販されているものは、大別すると、パンを用いたもの、
つまり各種サンドイウィッチ、調理された食品を挾んだ
ハンバーガー、ホットドッグなどの調理パン、菓子パン
などと、中華まんじゅうをはじめとするまんじゅう類が
代表的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のスナック食品
は、いずれも保温性が低い。勿論、保冷性もほとんどな
い。中華まんじゅうは、蒸したての状態においては、水
分が多く含まれている為、ある程度高温を持続するが、
水分の冷却に従って温度が急速に低下する。従って、保
温性が高いとはいい難い。
【0004】近来、食生活が多様化し、スナック類とし
ても、ハンバーグステーキ、フライドチキン等、調理さ
れた食品が供されている。傾向としては、スナック類は
更に多様化の様相を示す。しかしながら、調理された食
品を保温できるようにした、或いは、カレー、シチュー
等や、汁粉、みつ豆などの液状の食品を携行可能な態様
としたスナック食品は、市場に存在しない。これは、サ
ンドウィッチ又はまんじゅうの構造および製造方法から
不可能と考えられる。
【0005】
【課題を解決する為の手段】この発明は、以上のような
情況に鑑みてなされたもので、調理された食品を保温し
ながら収容したり、液状の食品を収容したり、冷菓食品
を保冷しながら収容できる可食容器を提供し、これによ
って新規なスナック食品を提供しようとするものであ
る。
【0006】斯る目的を達成するこの発明の可食容器
は、開口部を有する本体と、前記開口部を閉鎖する為の
蓋からなり、前記本体および蓋は、成形されたまんじゅ
う皮で成り、内面に耐水層が設けてあることを特徴とし
ている。
【0007】前記耐水層は、本体および蓋の内面に、食
用耐水素材を浸透、凝固させて形成したり、このような
層と、更に内側の食用耐水素材を成形、凝固させた層で
形成することができる。
【0008】食用耐水素材としては、アルギン酸、低メ
トキシペクチン、コンニャクマンナン、寒天又はゼラチ
ンを含む材料とすることができる。
【0009】次にこの発明のスナック食品は、前記の如
くの可食容器の内部に、食品を収容したことを特徴とし
ている。
【0010】収容する食品は、コロッケその他の固形調
理品、カレー、みつ豆、汁粉、その他の液状調理品又は
アイスクりリーム、ソフトクリームその他の冷菓食品と
することができる。
【0011】可食容器の本体と蓋の接合部は、卵白その
他の食用接着剤で接着することができる。
【0012】
【作用】この発明の可食容器によれば、本体および蓋の
内面に耐水層を設けたので、固形調理品は勿論、カレ
ー、みつ豆、汁粉等の液状調理品でも洩れることなく収
容できる可食容器を提供する。また、まんじゅう皮が断
熱層を構成するので、内部に収容した食品の温度を保持
することができる。例えば、コロッケ、ハンバーグ、カ
レー等を熱い状態に保温することができる。また、アイ
スクリーム、ソフトクリーム等を冷たい状態に保冷する
ことができる。
【0013】前記コロッケ、ハンバーグ、カレー等を収
容した場合、全体が冷めた時には、内面に耐水層が設け
てあるので、内部の食品の味を損なうことなく、蒸気で
再加熱することができる。但し、耐水層を耐熱性のもの
とする必要はある。
【0014】また、この発明のスナック食品によれば、
まんじゅう皮と内部に収容した食品を結合した新規な食
品を提供することができる。
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例を図を参照して説明
する。図1は実施例の可食容器1で、(a) は斜視図、
(b) は一部を破切した斜視図である。
【0016】可食容器1は、有底筒状とした本体2と、
本体2の開口部を閉鎖した、円盤状の蓋3とからなり、
本体2および蓋3は、成形されたまんじゅう皮としたも
のである。
【0017】本体2および蓋3は、夫々、外側から、表
皮4、スポンジ層5、浸透耐水層6、非浸透耐水層7を
有している。表皮4およびスポンジ層5はまんじゅう皮
の部分であり、浸透耐水層6および非浸透耐水層7は、
まんじゅう生地に対して設けたものである。
【0018】内部の空洞が食品収容部8で、該部に所要
の食品が収容できるようになっている。本体2と蓋3の
接合部は、卵白、糊などの食用接着剤で接着するが、食
品収容部8に食品を収容した後に行なわれる。
【0019】前記耐水層を構成する材料は、アルギン
酸、低メトキシペクチン、コンニャクマンナン、寒天、
ゼラチンなどを使用する。何れを選定するかは、食品収
容部8に収容する食品との適合性を考慮する。食品の温
度が高温か低温かということが重要で、次いで収容した
食品との食味の調和を考慮する必要がある。
【0020】アルギン酸、コンニャクマンナンは高温、
低温何れの食品を収容するのにも適し、寒天、ゼラチン
は低温の食品を収容する場合に適している。
【0021】非浸透耐水層7は、必ずしも必須のもので
はないが、食品収容部8に収容した食品によっては必要
な場合もある。従って、以下では非浸透耐水層7を設け
たもので説明する。
【0022】また、本体2および蓋3で構成される可食
容器1の形状は、図示のような円柱状に限られるもので
はなく、全体として球状としたものや、ラグビーボール
状としたもの等、他の形状とすることもできる。要する
に、内側に食品収容部8が形成できる形状であれば、ど
のような形状でも構わないものである。
【0023】次に、実施例の可食容器1の製造法につい
て説明する。
【0024】初めに使用する成形具について述べる。成
形具は何れもアルミニウムやステンレススチールなど、
通常食品製造具の材料によって作られる。
【0025】図2(a) は、本体用外部成形具9である。
形状は有底円筒状で、可食容器1の本体2のまんじゅう
皮の外形を成形するのに用いる。従って、内径および深
さは、まんじゅうの生地が蒸気で処理され、膨張した状
態、つまり製品となった時の寸法になるように定める。
図2(b) は、蓋用外部成形具13で、可食容器1の蓋3
の外形を成形する為に用いる。底板16と、周縁の立上
り壁14により浅い有底円筒形を形成する。また同様
に、内径および深さは、生地が膨張してまんじゅう皮に
成形された後の寸法を考慮して定めてある。内径は、本
体用外部成形具9と同じである。
【0026】図2(c) は、本体用内部成形具17であ
る。筒壁18と底板19で底部を塞がれた円筒形をして
いる。筒壁18の上端は開口し、底厚規定具21が十文
字に筒壁18の上縁に固着されている。底厚規定具21
の各端末は、筒壁18の外側に突出する突起22として
あり、これらは本体用外部成形具9の筒壁10の上縁に
設けられた4つの切り込み12に係合できるようにして
ある。これにより、本体用外部成形具9に本体用内部成
形具17をセットした時、両者の間の空間が前記本体2
のまんじゅう皮の底部の厚み、および周囲の厚みと高さ
を一定に成形できることになる。本体用内部成形具17
の全面には、多数の小孔20が穿たれている。
【0027】図2(d) は、蓋用内部成形具23である。
本体用内部成形具17の内径と等しい直径を有する円板
で、適当な厚さを有する。周縁に90°の間隔をおいて
4個の蓋厚規定具25が、放射状に連設してあり、更に
その先端に支え突起26が設けられている。これらの支
え突起26は、蓋用内部成形具23を蓋用外部成形具1
3に組合せる時、立上り壁14の上縁の4つの切り込み
15と係合して、両者の形成する間隙が蓋3となるべき
まんじゅう皮の厚みを規定する。蓋用内部成形具23の
全面にも多数の小孔24が穿たれている。
【0028】図6は、耐水層成形具31で可食容器1の
本体2の内面に構成される浸透耐水層6の上層として非
浸透耐水層7を形成する為に用いるものである。底板3
4と筒壁32とから成り、筒壁32が底板34に対し、
適当な傾斜角33を有しており、底板34から上方に向
って、径が次第に大きくなっている。
【0029】この筒壁32の外径は、本体用内部成形具
17の直径より適当な寸法小さい。十文字の形状をした
底厚規定具35が筒壁32の上縁に固着されている。底
厚規定具35の夫々の先端は、可食容器1の本体2の直
径を僅かに越える点で下方に90°折り曲げられ、位置
規定子36を形成する。
【0030】図6(a) は、この耐水層成形具31を可食
容器1の本体2へ装着した状態を表わしている。
【0031】次に、製造方法について説明する。
【0032】先ず、小麦粉にイースト菌、ベーキングパ
ウダー、砂糖などを加えて練り、所定時間発酵させて生
地を作る。
【0033】はじめに、可食容器1の本体2のまんじゅ
う皮の成形について述べる。
【0034】準備された生地を適当量、図2(a) の本体
用外部成形具9に入れる。本体用外部成形具9の内面に
は、予め小麦粉を付着させておき、生地の取り出しを容
易にしておく。次いで、上方より図2(c) の本体用内部
成形具17を圧入し、底厚規定具21の4つの支え突起
22を本体用外部成形具9の筒壁10に設けられた4つ
の切り込み12に係合させる(図3(a) 参照)。本体用
外部成形具9と本体用内部成形具17の間の間隙に、充
填された生地が圧延され、成形されるが、生地が不足な
ときは補充し、過剰なときは取り除き、筒壁10と筒壁
18の間に形成される環状の上面を平滑にする。生地本
体部27が本体用外部成形具9と本体用内部成形具17
の間隙に定型的に作成される。
【0035】次に、可食容器1の蓋3の成形について述
べる。予め内面に小麦粉を付着させた図2(b) の蓋用外
部成形具13の中に、前記と同様の生地を入れ、図2
(d) の蓋用内部成形具23を上方から圧入し、その蓋厚
規定具25の先端の四つの支え突起26を蓋用外部成形
具13の上縁の四つの切り込み15に係合させ、内部の
生地を過不足ないように調整し、、環状の露出表面を平
滑にする(図3(b) 参照)。生地蓋部28は、蓋用外部
成形具13と蓋用内部成形具23の作る間隙に定型的に
形成される。
【0036】次に、図3(a) に示す生地本体部27を中
に挾んだ本体用外部成形具9と本体用内部成形具17
と、同じく図3(b) に示す生地蓋部28を中に挾んだ蓋
用外部成形具13と蓋用内部成形具23を共に天地を逆
に置き換え(ひっくり返し)、夫々、本体用外部成形具
9と蓋用外部成形具13を取り外す。この状態を図4
(a) および図4(b) に示す。この状態を保って、夫々、
蒸し器に入れ、水蒸気により適当な時間蒸す。
【0037】蒸し器内において、水蒸気は生地本体部2
7と生地蓋部28の側面および上面を加熱するが、同時
に下面にも吹き上げる。二つの生地の下面の環状露出部
は、直接水蒸気にさらされるので、密度の高い表皮4が
作られる。取り出し時に表皮を剥がさないようにする
為、予め布などを敷いておく。本体用内部成形具17と
蓋用内部成形具23に対して吹き上げた水蒸気は、夫々
の成形具に穿たれた小孔20および24を透過して、夫
々の生地を加熱する。加熱された生地本体部27と生地
蓋部28は、澱粉質がアルファ状態に変化すると同時
に、炭酸ガスを発生して膨張する。内方と下方に膨張す
る部分は、小孔20と24に突出する。小孔周囲の成形
具に接している部分は、その表面に付着する。
【0038】蒸し器による処理が終わったら、再び両者
の天地を逆転して取り出し、夫々の成形具を取り外す
(図5(a) 、(b) 参照)。
【0039】可食容器1の本体2と蓋3から、夫々内部
成形具を取り除いた後は、成形具に接着した部分と小孔
に突出した部分の表皮が剥離されるので、内部のスポン
ジ層5が露出した、粗な凹凸面となる。
【0040】ここで、毛細管現象による浸透作用が起り
易い程度に乾燥するのを待ち、次いで、浸透耐水層6と
非浸透耐水層7を形成する。
【0041】耐水層用溶液の種類によって、浸透耐水層
6および非浸透耐水層7を形成する方法が異なる。
【0042】方法は大別すると3通りに分けられる。
【0043】a.造膜剤に皮膜凝結剤を反応させて耐水
層を作る方法。
【0044】b.こんにゃく層を作り、耐水層とする方
法。
【0045】c.寒天又はゼラチン層を作り耐水層とす
る方法。
【0046】先ず、造膜剤に皮膜凝結剤を反応させて、
耐水層を作る方法を述べる。
【0047】造膜剤としては、アルギン酸、低メトキシ
ペクチン等の可食性のものがあり、皮膜凝結剤として
は、多価金属塩、例えば塩化カルシウム、乳酸カルシウ
ム、酢酸カルシウムなどがある。目的に応じて選定す
る。
【0048】実施例として、アルギン酸ナトリウムを造
膜剤、塩化カルシウムを皮膜凝結剤として用いる場合を
述べる。
【0049】アルギン酸ナトリウムを適当な量(概ね重
量比率0.2%〜3.0%)溶解した水溶液を、本体2
と蓋3のスポンジ層5の表皮が剥れて露出した面全体に
塗布し、適当な厚さに浸透させる。アルギン酸ナトリウ
ムの水溶液は粘性があるので、スポンジ層の露出した粗
な凹凸面によく絡み、しかる後に気孔に浸透する。適当
に浸透したならその上に、塩化カルシウムの適量(概ね
重量比率0.1%〜1.5%)を溶解した水溶液を塗布
する。両者の反応により皮膜が生成される。この皮膜は
スポンジ層に浸透している部分が皮膜表面を支えるかた
ちとなり、必要な強靭さを備えたものとなる。かくして
浸透耐水層6が形成され、可食容器として実用に供され
る。図5に浸透耐水層6を作成した状態を示す。更に、
その上層に非浸透耐水層7を形成するには、浸透耐水層
6の全面に前記アルギン酸ナトリウムの水溶液を塗布
し、重ねて塩化カルシウムの溶液を塗布して皮膜を形成
すればよい。2重以上の層を形成する場合は、この手順
を繰返す。
【0050】コンニャクマンナンを用いる場合は、こん
にゃく精粉に水を加えて、適度な糊状液とし、これを本
体2と蓋3のスポンジ層5の露出面に塗布し、更に石灰
を抽出したアルカリ液をその上に塗布して凝固させる。
更に蒸し器に入れ、蒸気で蒸して固形化する(図5参
照)。
【0051】同じくコンニャクマンナンを用いて浸透耐
水層6と非浸透耐水層7を同時に形成する方法は、図6
(a) に示したように、耐水層成形具31を本体2に装着
し、位置どりをする。耐水層成形具31の底厚規定具3
5とその先端の位置規定子36によって耐水層成形具3
1の外面と本体2の内面の間、つまり側面と底面に間隙
37が生ずる。ここに前記コンニャクマンナンの溶液と
アルカリ液を混合して注入する。コンニャクマンナンの
溶液は逐次凝固するので、スポンジ層に浸透した部分は
浸透耐水層6となり、その上層は非浸透耐水層7とな
る。
【0052】溶液の注入に際して、耐水層成形具31が
溶液による浮力で浮き上らない程度の重量を保有させる
必要がある。
【0053】非浸透耐水層7が凝固したならば、耐水層
成形具31を引き抜く。このとき耐水層成形具の筒壁3
2に傾斜角33をつけてあるので、容易に抜き出すこと
ができる。
【0054】次いで蓋3に形成された凹部39に本体に
用いたと同じ耐水層用溶液を注入して満たし、凝固させ
る(図5(b) 参照)。
【0055】以上の過程を経た本体2及び蓋3を再び蒸
し器に入れて、水蒸気による加熱処理を行い、耐水層を
固形化し、固定させる。
【0056】次いで寒天層又はゼラチン層を作り、耐水
層とする方法を述べる。
【0057】寒天又はゼラチンのいずれも、同様の手順
で行うことができる。
【0058】本体2と蓋3のスポンジ層の露出面全体に
予め準備した前記寒天又はゼラチンの溶液を塗り、スポ
ンジ層に浸透させる。放置又は適当な方法で冷却すれ
ば、寒天又はゼラチンは凝固して、浸透耐水層6を形成
し、可食容器となる(図5参照)。
【0059】更に、浸透耐水層6と非浸透耐水層7を同
時に形成する方法を述べる。この方法は、前述のコンニ
ャクマンナンを用いた浸透耐水層6と非浸透耐水層7を
同時に作成する方法と、水蒸気による加熱処理を除いて
同じで、耐水層成形具31を本体2にセットし、本体2
との間隙に寒天又はゼラチン溶液を注入し、スポンジ層
5に浸透させる。吸収されずに残った部分が非浸透耐水
層となるので、吸収された分の溶液を補填して凝固さ
せ、浸透耐水層6と非浸透耐水層7を同時に形成する。
溶液を注入する際、寒天は28℃〜40℃、ゼラチンは
8℃〜10℃で凝固するので、所要の深さに浸透して、
凝固が始まるように、注入時の温度の配慮が必要である
(図6(a) 参照)。
【0060】蓋3に対しては、凹部39に本体に用いた
と同じ寒天又はゼラチンによる耐水層用溶液を注入して
凝固させる(図5(b) 参照)。
【0061】以上の如く、各種耐水層用溶液を用い、夫
々に適した方法で本体2と蓋3の内面に耐水層を形成す
ることができる。
【0062】尚、本体2と蓋3は、夫々底厚規定具21
と蓋厚規定具25の痕跡である凹部29、30がある。
夫々の規定具の厚みを薄くすることで、深さは僅かであ
る。しかし、平滑化と気密化の為に耐水層用溶液を用い
て補填する。
【0063】以上の如く作成し、ある程度乾燥させた本
体2の中、つまり食品収容部8に任意の食品を収容し、
本体上縁38と蓋の蓋裏下縁40の間に卵白などの食用
接着剤を用いて接着させると、可食容器1を用いたスナ
ック食品が完成する。
【0064】これは上面、側面、下面共に平滑な表皮4
をもって覆われているので、外観は良く、耐水性、保温
性に優れている。
【0065】従って、コロッケその他の固形調理品を収
容した場合には、調理したての温度を長時間保ち、温か
いスナック食品を提供することができる。アイスクリー
ムその他の冷菓食品を収容した場合、冷菓食品を長時間
保冷し、冷たいスナック食品を提供することができる。
また、カレー、汁粉、みつ豆その他の液状調理品も、洩
れることなく収容できるのみならず、カレーや汁粉の場
合、調理したての温度を長時間保ち、温かいスナック食
品を提供することができる。
【0066】また、収容した食品が冷めた場合には、再
び蒸し器で温めることもできる。可食容器1の内面に
は、耐水層を設けてあるので、収容した食品を蒸気にさ
らすことなく加温でき、味を損なわないようにできる。
【0067】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明によれ
ば、調理された食品を保温しながら収容したり、液状食
品を収容したり、或いは冷菓食品を保冷しながら収容で
きる可食容器を提供できる効果がある。
【0068】然して、この発明の可食容器に食品を収容
することによって、まんじゅう皮と様々な食品を結合し
た、新規な味覚のスナック食品を提供できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) はこの発明の実施例の可食容器の斜視図、
(b) は同じく一部を破切した斜視図である。
【図2】(a) は実施例の可食容器の製造に用いる本体用
外部成形具の一部を破切した斜視図、(b) は同じく蓋用
外部成形具の一部を破切した斜視図、(c) は同じく本体
用内部成形具の一部を破切した斜視図、(d) は同じく蓋
用内部成形具の斜視図である。
【図3】(a) は実施例の可食容器の本体の成形途中の状
態を示した、一部破切の斜視図、(b) は同じく蓋の成形
途中の状態を示した、一部破切の斜視図である。
【図4】実施例の可食容器を蒸し器で加熱する際の状態
で、(a) は本体の一部を破切した斜視図、(b) は蓋の一
部を破切した斜視図である。
【図5】実施例の可食容器に浸透耐水層を設ける際の状
態で、(a) は本体の一部を破切した斜視図、(b) は蓋の
一部を破切した斜視図である。
【図6】実施例の可食容器に浸透耐水層と非浸透耐水層
を設ける際の状態で、(a) は本体の一部を破切した斜視
図、(b) は耐水層成形具の一部を破切した斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 可食容器 2 本体 3 蓋 4 表皮 5 スポンジ層 6 浸透耐水層 7 非浸透耐水層 8 食品収容部 9 本体用外部成形具 13 蓋用外部成形具 17 本体用内部成形具 23 蓋用内部成形具 27 生地本体部 28 生地蓋部 31 耐水層成形具
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】次に、可食容器1の蓋3の成形について述
べる。予め内面に小麦粉を付着させた図2(b) の蓋用外
部成形具13の中に、前記と同様の生地を入れ、図2
(d) の蓋用内部成形具23を上方から圧入し、その蓋厚
規定具25の先端の四つの支え突起26を蓋用外部成形
具13の上縁の四つの切り込み15に係合させ、内部の
生地を過不足ないように調整し、環状の露出表面を平滑
にする(図3(b) 参照)。生地蓋部28は、蓋用外部成
形具13と蓋用内部成形具23の作る間隙に定型的に形
成される。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を有する本体と、前記開口部を閉
    鎖する為の蓋からなり、前記本体および蓋は、成形され
    たまんじゅう皮で成り、内面に耐水層が設けてあること
    を特徴とする可食容器。
  2. 【請求項2】 耐水層は、本体および蓋の内面に、食用
    耐水素材を浸透、凝固させて形成してある請求項1記載
    の可食容器。
  3. 【請求項3】 耐水層は、本体および蓋の内面に食用耐
    水素材を浸透、凝固させた層と、該層の内側に更に食用
    耐水素材を成形、凝固させた層で形成してある請求項1
    記載の可食容器。
  4. 【請求項4】 食用耐水素材は、アルギン酸、低メトキ
    シペクチン、コンニャクマンナン、寒天又はゼラチンを
    含む材料とした請求項2又は3記載の可食容器。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の可食容器の内部に、食品
    を収容したことを特徴とするスナック食品。
  6. 【請求項6】 収容した食品は、コロッケその他の固形
    調理品、カレー、みつ豆その他の液状調理品又はアイス
    クリーム、ソフトクリームその他の冷菓食品とした請求
    項5記載のスナック食品。
  7. 【請求項7】 可食容器の本体と蓋の接合部は、卵白そ
    の他の食用接着剤で接着してある請求項5又は6記載の
    スナック食品。
JP4093331A 1992-03-19 1992-03-19 可食容器およびスナック食品 Pending JPH0630741A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4093331A JPH0630741A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 可食容器およびスナック食品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4093331A JPH0630741A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 可食容器およびスナック食品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0630741A true JPH0630741A (ja) 1994-02-08

Family

ID=14079289

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4093331A Pending JPH0630741A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 可食容器およびスナック食品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0630741A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003088750A1 (en) * 2002-04-16 2003-10-30 Internet Agencies Pty Ltd A food product
WO2004112501A3 (en) * 2003-06-16 2005-03-10 John Amato Liquid filled, wafer covered, edible communion cup
KR102000732B1 (ko) * 2018-11-02 2019-10-02 이인숙 아이스크림 화과자의 제조방법 및 이로부터 제조된 아이스크림 화과자
KR20210046139A (ko) 2019-10-18 2021-04-28 (주) 케이에스에이프로젝트 섭취 가능한 용기 수용 식재료
WO2025095019A1 (ja) * 2023-11-02 2025-05-08 ザ・パック株式会社 耐油性コーティング剤、耐油性コーティング方法、耐油性包装材、及び耐油性食器
EP4501115A4 (en) * 2022-03-31 2025-09-10 Marquez Silva Belen EDIBLE CONTAINER FOR FOOD, METHOD OF MANUFACTURE AND USE THEREOF

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6137793B2 (ja) * 1980-09-01 1986-08-26 Mitsubishi Electric Corp
JPH059965U (ja) * 1991-07-18 1993-02-09 アオイ電子株式会社 サーマルプリントヘツドの放熱板

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6137793B2 (ja) * 1980-09-01 1986-08-26 Mitsubishi Electric Corp
JPH059965U (ja) * 1991-07-18 1993-02-09 アオイ電子株式会社 サーマルプリントヘツドの放熱板

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003088750A1 (en) * 2002-04-16 2003-10-30 Internet Agencies Pty Ltd A food product
WO2004112501A3 (en) * 2003-06-16 2005-03-10 John Amato Liquid filled, wafer covered, edible communion cup
KR102000732B1 (ko) * 2018-11-02 2019-10-02 이인숙 아이스크림 화과자의 제조방법 및 이로부터 제조된 아이스크림 화과자
KR20210046139A (ko) 2019-10-18 2021-04-28 (주) 케이에스에이프로젝트 섭취 가능한 용기 수용 식재료
EP4501115A4 (en) * 2022-03-31 2025-09-10 Marquez Silva Belen EDIBLE CONTAINER FOR FOOD, METHOD OF MANUFACTURE AND USE THEREOF
WO2025095019A1 (ja) * 2023-11-02 2025-05-08 ザ・パック株式会社 耐油性コーティング剤、耐油性コーティング方法、耐油性包装材、及び耐油性食器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3518091A (en) Cup-shaped bread or cake and integral cup
JPH0630741A (ja) 可食容器およびスナック食品
CN212852333U (zh) 蛋糕食品
JP3148380U (ja) 手作りグミキット
JP2777959B2 (ja) スープ等の容器に使用されるパン
JPH01174348A (ja) リゾットおよびその製造方法
JP2816728B2 (ja) 内部流動状カプセルを含有するケーキ類及びその製造方法
JPH09299036A (ja) アイスクリーム
JPS646720Y2 (ja)
JPS6021972Y2 (ja) スポンジケ−キセツト
JPS5838135B2 (ja) フライ用アイスクリ−ム類およびその製法
JP3303242B2 (ja) 包皮型食品製造器
JPH0453272Y2 (ja)
JPH0615203Y2 (ja) 電子レンジ用乾燥スパゲティ入り容器
JPH08242823A (ja) 容器入り冷凍スープ
JPH01190321A (ja) 焼そば等用の加温容器
JPH03254627A (ja) スープ等の容器に使用されるパン
JP3110696U (ja) トマト調理食品
JPH0424941Y2 (ja)
JPH0510780Y2 (ja)
JPH0325145B2 (ja)
JP2649591B2 (ja) オムライスおよびその製造方法
JP3084490B2 (ja) 包皮型食品の製造方法
JPH06327408A (ja) パイ菓子及びその製造方法
JPS59169453A (ja) チヨコレ−ト串団子