JPH0630752B2 - 廃棄合成樹脂の減容装置 - Google Patents

廃棄合成樹脂の減容装置

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JPH0630752B2
JPH0630752B2 JP7164590A JP7164590A JPH0630752B2 JP H0630752 B2 JPH0630752 B2 JP H0630752B2 JP 7164590 A JP7164590 A JP 7164590A JP 7164590 A JP7164590 A JP 7164590A JP H0630752 B2 JPH0630752 B2 JP H0630752B2
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shaft
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    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】 この発明は、廃棄合成樹脂を有効に再利用できるように
減容する装置に関する。
【従来の技術ならびに課題】
現在、膨大な量の使用済み合成樹脂が発生している。さ
らに、その量は著しく増加している。使用済み合成樹脂
は、ほとんどを焼却して廃棄処理している。廃棄合成樹
脂の焼却炉は寿命が短く、焼却コストを高騰させてい
る。また、合成樹脂の種類によっては、焼却時に有毒ガ
スを発生する。 使用済みの合成樹脂の一部は、再生品の成形に利用され
ている。廃棄合成樹脂を再利用するには、汚れた合成樹
脂を洗浄して溶融し、ペレット状に成形して再利用して
いる。この方法は、廃棄合成樹脂をペレットに加工する
処理コストが高くなる欠点がある。 膨大な発生量の廃棄合成樹脂を、有効に再利用するに
は、如何に処理コストを低減して減容できるかが大切で
ある。減容された廃棄合成樹脂は、成形機で再成形でき
る。 先端が細くなったシリンダーに、廃棄合成樹脂を押し込
んで減容する装置は開発されている(特開昭61−82
879号公報)。この減容装置は、押し出される廃棄合
成樹脂を熱で溶融するために、シリンダーの先端を加熱
している。この減容装置は、ピストンでもってシリンダ
ー内に廃棄合成樹脂を押し込み、先端で加熱溶融し、減
容された状態でシリンダーから押し出している。 この構造の減容装置は、シリンダーを、高温に加熱する
のに多量の熱エネルギーを必要とする。このため、ラン
ニングコストが高くなる。 この欠点を解決する減容装置として、合成樹脂を自己発
熱で溶融する装置が開発されている(実公昭62−22
340号公報)。この装置は、廃棄合成樹脂を押し出す
スクリュウ軸をシリンダーに内蔵させている。シリンダ
ーの先端開口部を細く絞り、この部分で合成樹脂を摩擦
熱で発熱させている。シリンダーの先端部で、合成樹脂
の発熱量が増加するように、スクリュウ軸の先端を、合
成樹脂の移送量が少なくなる形状としている。 この構造の減容装置は、シリンダーを加熱する熱エネル
ギーを少なくできる。しかしながら、全ての熱可塑性の
廃棄合成樹脂を能率よく減容することが難しい。それ
は、合成樹脂の種類や、水分含有率によって、発熱量が
著しく変動することが理由である。 本発明者は、この欠点を解決することを目的に、特願平
1−199917号(特開平3−65284号公報参
照)の減容装置を開発した。この減容装置は、押込シリ
ンダーと減容シリンダーとからなるシリンダーを備えて
いる。押込シリンダーには、供給された廃棄合成樹脂を
減容シリンダーに供給するスクリュウ軸が内蔵されてい
る。減容シリンダーには、ここに供給された合成樹脂を
加熱して減容するテーパー軸が内蔵されている。減容シ
リンダーは、開口端に向かって断面積が大きくなるテー
パー状の発熱減容開口が設けられている。テーパー軸と
発熱減容開口との間に加熱減容隙間ができるように、テ
ーパー軸も押出方向に向かって太くなるテーパー状をし
ている。テーパー軸の表面には、合成樹脂を摩擦させる
凸条を設けている。 この減容装置は、下記の状態で廃棄合成樹脂を減容す
る。 廃棄合成樹脂が、押込シリンダーに供給される。 押込シリンダーに送り込まれた合成樹脂は、スクリ
ュウ軸で前方に圧送される。 減容シリンダーに送り込まれた廃棄合成樹脂は、発
熱減容開口とテーパー軸との間の加熱減容隙間で摩擦さ
れて自己発熱する。 加熱減容隙間で廃棄合成樹脂が自己発熱するのは、回転
するテーパー軸によって、押圧された状態で摩擦される
からである。 この構造の減容装置は、廃棄合成樹脂を自己発熱させて
減容できるので、能率よく減容できる特長がある。しか
しながら、この構造の減容装置は、加熱減容隙間の間隔
調整が極めて難しい欠点がある。 それは、加熱減容隙間の間隔によって、合成樹脂の減容
状態と処理能力が著しく変動することが理由である。す
なわち、加熱減容隙間を狭くすると、廃棄合成樹脂は強
く押圧されて、発熱量が多くなる。反対に、加熱減容隙
間を広く調整すると、廃棄合成樹脂の押圧摩擦力が少な
くなり、発熱量が減少する。発熱量を多くするために、
加熱減容隙間を狭くすると、減容して押し出される合成
樹脂の量が少なくなり、処理能力が低下する。加熱減容
隙間は、供給された廃棄合成樹脂が充分に加熱、減容さ
れ、しかも、能率よく多くの廃棄合成樹脂を減容処理で
きる間隔に調整する必要がある。 また、困ったことに、この構造の減容装置は、押込シリ
ンダーに供給される廃棄合成樹脂の投入量によって、加
熱減容隙間の最適値が変動する欠点がある。このこと
が、加熱減容隙間の間隔調整を著しく難しくしている。
廃棄合成樹脂の投入量で発熱量が変動するのは、シリン
ダーに供給された廃棄合成樹脂が、加熱減容隙間の合成
樹脂を押し出すことが理由である。シリンダーに多量の
廃棄合成樹脂が供給されると、これが減容シリンダーの
合成樹脂を押し出して、減容シリンダーから短時間に合
成樹脂が排出される。このため、減容シリンダーで充分
に合成樹脂を減容できなくなる。反対に、押込シリンダ
ーに供給する廃棄合成樹脂量が少なくなると、減容シリ
ンダーの合成樹脂が押し出されず、長時間減容シリンダ
ーが摩擦されて高温に加熱され、加熱減容隙間の温度が
高くなり過ぎる欠点がある。 この発明は、さらにこの欠点を解決することを目的に開
発されたもので、この発明の重要な目的は、廃棄合成樹
脂の供給量にかかわらず、供給された廃棄合成樹脂を均
一加熱して減容できる減容装置を提供するにある。
【従来の課題を解決する為の手段】
この発明の廃棄合成樹脂の減容装置は、前述の目的を達
成するために、下記の構成を備えている。 (a) 減容装置はシリンダー1を備えている。 (b) シリンダーは、廃棄合成樹脂を供給する押込シ
リンダー1Bと、供給された廃棄合成樹脂を摩擦熱で加
熱して減容する減容シリンダー1Aを備えている。 (c) 押込シリンダー1Bには、供給された廃棄合成
樹脂を、減容シリンダー1Aに移送するためのスクリュ
ウ軸5が内蔵されている。 (d) 減容シリンダー1Aは、押込シリンダー1Bか
ら送られてくる合成樹脂を加熱して減容するように、押
込シリンダー1Bの先端に連結されている。 (e) 減容シリンダー1Aには、開口端に向かって断
面積が大きくなるテーパー状の発熱減容開口7が開口さ
れている。 (f) 発熱減容開口7の内部には、テーパー軸6が配
設されている。 (g) テーパー軸6は、発熱減容開口7の内面との間
に加熱減容隙間ができるように、テーパー軸6は廃棄合
成樹脂の押出方向に向かって次第に太くなるテーパー状
をしている。 (h) テーパー軸6の外周には、合成樹脂を摩擦熱で
効率よく自己発熱できるように、軸方向に延長して複数
の凸条13が設けられている。 (i) 凸条13は、加熱して減容した合成樹脂の送り
出し量を制御するために、テーパー軸6の軸方向に対し
て傾斜している。 凸条13の傾斜角が大きいと、加熱減容隙間の合成樹脂
が速やかに送り出しされる。反対に、凸条13の傾斜角
が小さいと、加熱減容隙間の合成樹脂の停滞時間が長く
なる。加熱減容隙間において、合成樹脂の停滞時間は長
すぎても、反対に短過ぎてもよくない。長すぎると廃棄
合成樹脂の処理能力が低下し、短すぎると廃棄合成樹脂
が充分に減容されないからである。 凸条のテーパー軸の軸方向に対する傾斜角度とは、第1
図に示すように、真上に凸条13が位置するテーパー軸
6の平面図において、凸条13と中心軸とが交差する角
度である。凸条13の傾斜角は、合成樹脂の処理能力
と、減容状態とを考慮して、好ましくは1〜15度の範
囲に調整される。 (j) 凸条13は、これが回転することによって、加
熱減容隙間から減容した合成樹脂を強制的に押し出しで
きるように、テーパー軸6が回転して合成樹脂を押し出
す方向に傾斜している。 (k) テーパー軸6は、加熱減容隙間を調整できるよ
うに、芯押台3を介して軸方向に移動できるように基台
に連結されている。
【作用効果】
この発明の減容装置は、下記の状態で廃棄合成樹脂を減
容して排出する。 押込シリンダー1Bに供給された廃棄合成樹脂は、
押込シリンダー1Bのスクリュウ軸5で減容シリンダー
1Aに送り込まれる。 減容シリンダー1Aに送られた廃棄合成樹脂は、加
熱減容隙間で摩擦されて、加熱溶融される。 加熱減容隙間において、廃棄合成樹脂は自己発熱して減
容される。廃棄合成樹脂の自己発熱は、回転するテーパ
ー軸の凸条で、発熱減容開口の内面に押圧された状態で
摩擦されるからである。 ただ、この発明の減容装置は、加熱減容隙間で、廃棄合
成樹脂を必ずしも完全に溶融する必要はない。廃棄合成
樹脂を、半溶融状態とし、あるいは、一部溶融する状態
としても、充分に減容できるからである。 加熱減容隙間で減容された廃棄合成樹脂は、テーパ
ー軸6の凸条13で加熱減容隙間から押し出される。凸
条13が、テーパー軸6の回転で加熱減容隙間の合成樹
脂を押し出す方向に傾斜しているからである。 このように、この発明の廃棄合成樹脂の減容装置は、合
成樹脂の送り出し方向に向かって大きくなるテーパー状
の加熱減容隙間を有し、この加熱減容隙間で廃棄合成樹
脂を加熱減容し、減容された合成樹脂をテーパー軸6の
凸条13で加熱減容隙間から強制的に押し出すように構
成している。すなわち、テーパー軸6の表面に設けられ
た凸条13が、加熱減容隙間に供給された廃棄合成樹脂
を摩擦熱で自己発熱させ、さらに、減容された廃棄合成
樹脂を順番に強制排出している。 この状態で廃棄合成樹を、加熱、減容、押出できる減容
装置は、供給された廃棄合成樹脂を均一に減容して排出
できる特長がある。それは、テーパー軸6の凸条13
が、廃棄合成樹脂の排出量を制御できるからである。言
い替えると、廃棄合成樹脂の供給量が変動しても、廃棄
合成樹脂の加熱減容隙間における加熱、減容条件の変動
が少なくなるからである。加熱減容隙間の合成樹脂が、
次々と供給される合成樹脂で後押しされて排出される従
来の減容装置は、廃棄合成樹脂の供給量が変動すると、
加熱減容隙間を通過する時間が変化する。加熱減容隙間
を通過する時間が変動すると、廃棄合成樹脂は加熱、減
容条件に変動を受ける。加熱、減容条件が変化する減容
装置は、供給された廃棄合成樹脂を均一に減容すること
ができず、また、廃棄合成樹脂の減容状態を決定する加
熱減容隙間の調整が極めて難しくなる。 ところが、この発明の減容装置は、廃棄合成樹脂の供給
量にかかわらず、供給された廃棄合成樹脂を均一に減容
して排出できるので、加熱減容隙間の調整が簡単で、加
熱減容隙間を理想的な状態に調整できる。加熱減容隙間
を廃棄合成樹脂の減容に理想的な状態に調整できるの
で、廃棄合成樹脂の処理能率を高くできる特長も実現す
る。
【好ましい実施例】 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。 但し、以下に示す実施例は、この発明の技術思想を具体
化する為の減容装置を例示するものであって、この発明
の減容装置は、構成部品の材質、形状、構造、配置を下
記の構造に特定するものでない。この発明の減容装置
は、特許請求の範囲に記載の範囲に於て、種々の変更が
加えられる。 更に、この明細書は、特許請求の範囲が理解し易いよう
に、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請
求の範囲の欄」、「従来の課題を解決する為の手段の
欄」および「作用効果の欄」に示される部材に付記して
いる。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例
の部材に特定するものでは決してない。 第2図の概略断面図と、第3図の斜視図に示す廃棄合成
樹脂の減容装置は、 押込シリンダー1Bと減容シリンダー1Aとからな
るシリンダー1と、 押込シリンダー1Bに配設されたスクリュウ軸5
と、 スクリュウ軸5の先端に連結されたテーパー軸6
と、 駆動軸2を回転させるモーター4とを備えている。 減容シリンダー1Aは、廃棄合成樹脂を加熱して減容す
る。廃棄合成樹脂は押込シリンダー1Bに供給される。
押込シリンダー1Bは、廃棄合成樹脂を減容シリンダー
1Aに圧入する。押込シリンダー部1Bは減容シリンダ
ー1Aの先端に連結されている。押込シリンダー部1B
と減容シリンダー1Aとは直列に接続されている。 減容シリンダー1Aは、廃棄合成樹脂を加熱減容して排
出する。減容シリンダー1Aには発熱減容開口7が開口
されている。発熱減容開口7は、開口端に向かって断面
積が大きくなるテーパー状に開口されている。この形状
の発熱減容開口7は、廃棄合成樹脂を能率よく減容で
き、また、供給された廃棄合成樹脂の種類や水分量によ
って発熱状態を調整できる特長がある。 発熱減容開口7の横断面図を第4図に示している。この
図に示すように、発熱減容開口7には、複数条の溝14
を設けている。溝14は、発熱減容開口7の内面に軸方
向に延長して設けられている。溝14は、発熱減容開口
7の内面に、5〜50条設けられる。溝14の深さと幅
とは1〜10mmの範囲に設計される。溝14の断面形状
は、第4図に示すように、横断面形状が半円状、あるい
は、図示しないが、方形状、台形状とすることができ
る。このように、溝14が設けられた発熱減容開口7
は、廃棄合成樹脂のスリップを少なくして、効率よく自
己発熱できる。 ところで、この減容装置は、廃棄合成樹脂を完全に溶融
して減容するのを理想とするが、必ずしも、廃棄合成樹
脂を溶融温度以上に加熱して完全に溶融する必要はな
い。廃棄合成樹脂を、半溶融状態とし、あるいは、一部
溶融する状態としても、充分に減容できるからである。 減容シリンダー1Aの発熱減容開口7には、テーパー軸
6が配設されている。テーパー軸6は、駆動軸2の先端
に連結されて、駆動軸2で回転される。 テーパー軸6の表面には、軸方向に延長して4本の凸条
13を設けている。凸条13は、加熱減容隙間に送り込
まれた廃棄合成樹脂を摩擦して減容し、減容したものを
強制的に排出する。凸条13は、テーパー軸6の軸方向
に対して傾斜している。傾斜角は、加熱減容隙間で減容
された合成樹脂の排出状態を決定する。傾斜角が大きい
と、加熱減容隙間の合成樹脂は速やかに排出される。こ
のため、廃棄合成樹脂の減容処理能力が大きくなる。反
対に、傾斜角が小さいと、加熱減容隙間における合成樹
脂の通過時間が長くなる。このため、廃棄合成樹脂を高
い温度で充分に減容できる。凸条13の傾斜角は、廃棄
合成樹脂の処理能力と減容状態とを考慮して最適値に調
整される。傾斜角は通常1〜15度、好ましくは2〜1
0度範囲に設計される。 また、傾斜した凸条13は、テーパー軸6が回転して、
加熱減容隙間から合成樹脂を強制的に排出する。このた
め、凸条13の傾斜方向は、第1図に示すように、テー
パー軸6から回転すると、加熱減容隙間から合成樹脂を
強制的に排出する方向に設計されている。 さらに、凸条13の横断面図形状を第5図に示してい
る。この図に示す凸条13は、前側面13Aと後側面1
3Bとで勾配が異なり、前側面13Aは緩やかな上り勾
配の傾斜面で、後側面13Bは前側面13Aよりも急峻
な下り勾配の降下面をしている。 前側面13Aは、次第に勾配が急峻となる曲面状をして
いる。好ましくは、凸条の前側面13Aは、所定の曲率
半径で湾曲する曲面をしている。凸条の前側面13Aの
傾斜部分の長さLは、凸条の高さHを考慮して最適値に
調整される。 傾斜部分の長さLと凸条の高さHとの比率は、 通常、 0.3≦L/H≦5 好ましくは、 0.5≦L/H≦3 の範囲に調整される。 また、凸条の高さHは、テーパー軸6の先端に向かって
次第に低くなるが、最も高い部分で、3〜40mmに設計
される。 テーパー軸の表面に設けられる凸条は、第6図に示すよ
うに、短い凸条14を軸方向に延長して、多少離して配
列することもできる。また、凸条はテーパー軸の表面
に、3〜10条設けることも可能である。 テーパー軸6は、駆動軸2の先端に、軸方向に移動でき
るように連結されている。従って、テーパー軸6の中心
には、駆動軸2が挿入される角孔が設けられている。駆
動軸2の先端は、角孔に摺動自在に挿入できる角柱状を
している。 駆動軸2の角柱が、テーパー軸6の角孔に挿入されて、
テーパー軸6は駆動軸2に回転される。テーパー軸6が
軸方向に移動すると、角柱が角孔に挿入される深さが変
化する。 テーパー軸6は駆動軸2に対して直線状に連結されてい
る。テーパー軸6は、駆動軸2に軸方向に移動できるよ
うに芯押台3に支承されている。テーパー軸6は、芯押
台3と一緒に軸方向に移動する。従って、テーパー軸6
は、芯押台3に、回転自在であるが、軸方向には移動し
ない状態で支承されている。テーパー軸6の先端に突出
する軸が、ベアリングを介して芯押台3に支承されてい
る。 芯押台3は、減容シリンダー1Aの軸方向に移動でき、
かつ、移動位置で固定できるように、基台に取り付けら
れている。 芯押台3はテーパー軸6を軸方向に移動させて、テーパ
ー軸6と減容シリンダー1Aとの隙間を調整する。芯押
台3をシリンダー1に接近させて、テーパー軸6を減容
シリンダー1Aに深く押し込むと、テーパー軸6と減容
シリンダー1Aとの隙間が狭くなる。反対に、芯押台3
をシリンダー1から離すと、テーパー軸6と減容シリン
ダー1Aとの隙間が広くなる。 テーパー軸6と減容シリンダー1Aとの隙間が狭くなる
と、狭い隙間で廃棄合成樹脂が強く押圧された状態で擦
り合わされる。このため、発熱量が大きくなり、溶融温
度の高い廃棄合成樹脂、あるいは、水分率の高い廃棄合
成樹脂を、より高い温度で完全に溶融できる。 テーパー軸6と減容シリンダー1Aとの隙間を広く調整
すると、廃棄合成樹脂の押圧力が弱くなり、発熱量が少
なくなる。従って、この状態は、溶融温度が低く、ある
いは、水分率の低い廃棄合成樹脂の処理に最適である。
この状態では、単位時間に排出される合成樹脂量が多く
なる。 従って、テーパー軸6と減容シリンダー1Aとの隙間
は、供給される合成樹脂の種類や水分率を考慮して、最
適の発熱量と処理量とに調整される。 ところで、この発明の廃棄合成樹脂の減容装置は、合成
樹脂を自己発熱させて減容するので、減容シリンダー1
Aには必ずもヒータ等の加熱手段を必要としないが、こ
の部分にヒータを装備することも可能であるのは言うま
でもない。ヒータを装備させても、減容シリンダー1A
では廃棄合成樹脂が自己発熱されるので、ヒータの加熱
容量を少なくできる特長がある。 減容シリンダー1Aに押込シリンダー部1Bが連結され
ている。押込シリンダー部1Bは、上方に開口して、廃
棄合成樹脂の供給口8が開口されている。押込シリンダ
ー部1Bの内部には、スクリュウ軸5とロータリーカッ
タ10とが同一水平面内に並べて配列されている。従っ
て、押込シリンダー部1Bは、2本の軸を収納できる筒
状に作られている。 スクリュウ軸5は、押込シリンダー部1Bの内部に回転
自在に配設されている。スクリュウ軸5は、モーター4
で回転されて、供給口8から押込シリンダー部1Bに送
り込まれた廃棄合成樹脂を圧送する。従って、スクリュ
ウ軸5の表面には、螺旋状のフィン9が設けられてい
る。 スクリュウ軸5と平行に配列されたロータリーカッタ1
0は、供給口8から供給された廃棄合成樹脂を、スクリ
ュウ軸5とで小さく切断して、減容シリンダー1Aに圧
送する。従って、ロータリーカッタ10の表面には縦に
延長して、複数の凸条11が設けられ、全体の形状がス
プライン状に加工されている。凸条11の先端縁、言い
替えると、凸条11の山部の頂上縁は、スクリュウ軸5
のフィン9の先端縁に接触ないしは、極めて接近し、ス
クリュウ軸のフィン9とロータリーカッタの凸条11と
で廃棄合成樹脂を挟んで切断する。 ロータリーカッタ10には、図示しないが、スプライン
状でなく、多数の短い凸条を、軸方向に延長して千鳥に
配列したものも使用できる。 ロータリーカッタ10は、スクリュウ軸5とで挟んで廃
棄合成樹脂を切断するように、スクリュウ軸5に対して
反対に回転される。第2図に示す減容装置は、ロータリ
ーカッタ10とスクリュウ軸5とが歯車12を介して互
い反対に回転される。 押込シリンダー部1Bの内形は、スクリュウ軸5のフィ
ン先端およびロータリーカッタ10の凸条先端縁が、例
えば、0.1〜5mmに接近する形状に加工されている。 このように、スクリュウ軸5と平行なロータリーカッタ
10を内蔵する押込シリンダー部1Bは、供給された廃
棄合成樹脂を小さく切断して減容シリンダー1Aに圧送
するので、長い紐状、シート状、袋状等の廃棄合成樹脂
をそのまま供給でき、また、色々の形状の廃棄合成樹脂
を、次の工程で効率よく摩擦できる形状にできる特長が
ある。 ただ、廃棄合成樹脂の種類や形状によっては、ロータリ
ーカッタを必ずしも必要とせず、スクリュウ軸とこれが
隙間少なく内蔵される円筒状の押込シリンダー部で、廃
棄合成樹脂を減容シリンダーに圧送することも可能であ
る。 スクリュウ軸5の後端は、減速モーター4に接続されて
回転駆動される。 ところで、押込シリンダー部の後端で、その底部には、
好ましくは、水抜口(図示せず)を開口する。ここに水
抜口を開口すると、水分率が高い廃棄合成樹脂が供給さ
れた時に、合成樹脂に含まれる水分が除去され、水分率
が低くなった合成樹脂を減容シリンダーに供給できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例にかかる減容装置に使用さ
れるテーパー軸の平面図、第2図と第3図とはこの発明
の一実施例を示す減容装置の断面図および斜視図、第4
図は減容シリンダーとテーパー軸の横断面図、第5図は
加熱減容隙間の拡大断面図、第6図はテーパー軸の他の
実施例を示す側面図である。 1……シリンダー、 1A……減容シリンダー、 1B……押込シリンダー、 2……駆動軸、 3……芯押台、4……モーター、 5……スクリュウ軸、6……テーパー軸、 7……発熱減容開口、 8……供給口、9……フィン、 10……ロータリーカッタ、 11……凸条、12……歯車、 13……凸条、13A……前側面、 13B……後側面、14……溝。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記の構成を有する廃棄合成樹脂の減容装
    置。 (a) 減容装置はシリンダー(1)を備えている。 (b) シリンダーは、押込シリンダー(1B)と、減容シ
    リンダー(1A)とを備えている。 (c) 押込シリンダー(1B)には、供給された廃棄合成
    樹脂を減容シリンダー(1A)に移送するスクリュウ軸(5)
    が内蔵されている。 (d) 押込シリンダー(1B)の先端に減容シリンダー(1
    A)が連結されている。 (e) 減容シリンダー(1A)には、開口端に向かって断
    面積が大きくなるテーパー状の発熱減容開口(7)が開口
    されている。 (f) 発熱減容開口(7)の内部には、テーパー軸(6)が
    配設されている。 (g) テーパー軸(6)は、発熱減容開口(7)の内面との
    間に加熱減容隙間ができるように、テーパー軸(6)は廃
    棄合成樹脂の押出方向に向かって次第に太くなるテーパ
    ー状をしている。 (h) テーパー軸(6)の外周には、軸方向に延長して
    複数の凸条(13)が設けられている。 (i) 凸条(13)は、テーパー軸(6)の軸方向に対し
    て、傾斜している。 (j) 凸条(13)は、テーパー軸(6)が回転して合成樹
    脂を押し出す方向に傾斜している。 (k) テーパー軸(6)は芯押台(3)を介して軸方向に移
    動できるように基台に連結されている。
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