JPH06308498A - 強誘電性液晶素子 - Google Patents

強誘電性液晶素子

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JPH06308498A
JPH06308498A JP5095995A JP9599593A JPH06308498A JP H06308498 A JPH06308498 A JP H06308498A JP 5095995 A JP5095995 A JP 5095995A JP 9599593 A JP9599593 A JP 9599593A JP H06308498 A JPH06308498 A JP H06308498A
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JP
Japan
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liquid crystal
stripe
electrode
ferroelectric liquid
pixel
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JP5095995A
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English (en)
Inventor
Hirokatsu Miyata
浩克 宮田
Katsuhiko Shinjo
克彦 新庄
Katsutoshi Nakamura
勝利 中村
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高コントラストで良好な諧調表示を行う。 【構成】 一対の対向電極(38,39)間に配した強
誘電性液晶(37)を有する液晶表示素子において、該
対向電極の一方(39)の表面上にはストライプ状の凸
部(32)が形成されているとともに、該対向電極のい
ずれか一方の表面上のみが垂直配向処理(36)されて
いることを特徴とする強誘電性液晶素子とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン等に利用
される液晶素子に関し、特に強誘電性液晶を用い、階調
性を持たせた強誘電性液晶素子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のアクティブマトリクス駆動方式を
用いた液晶テレビジョンパネルでは、薄膜トランジスタ
(以下、「TFT」と記す)を画素毎にマトリクス配置
し、TFTにゲートオンパルスを印加してソースとドレ
イン間を導通状態とし、この時画像信号がソースから印
加され、キャパシタに蓄積され、この蓄積された画像信
号に対応して液晶(例えばTN液晶)が駆動し、同時に
画像信号の電圧を変調することによって階調表示が行な
われている。
【0003】しかしこのようなTN液晶を用いたアクテ
ィブマトリクス駆動方式のテレビジョンパネルでは、使
用するTFTが複雑な構造を有しているため、作製工程
数が多く、高い製造コストがネックとなっている上に、
TFTを構成している薄膜半導体(例えばポリシリコ
ン、アモルファスシリコン)を広い面積に渡って被膜形
成することが困難である。
【0004】一方、低コストで製造できるものとしてT
N液晶を用いたパッシブマトリクス駆動方式の表示パネ
ルが知られているが、この表示パネルでは、走査線数
(N)が増大するに従って、1画素(1フレーム)を走
査する間に一つの選択点に有効な電界が印加されている
時間(デューティー比)が1/Nの割合で減少し、この
ためにクロストークが発生し、しかも画像のコントラス
トが低いという問題を有している上、デューティー比が
小さくなると各画素の階調を電圧変調により制御するこ
とが困難となるなど、高密度配線数の表示パネル、特に
液晶テレビジョンパネルには適していない。
【0005】この様な従来のTN液晶が持つ根本的な問
題点を解決するものとして、クラークとラガヴァルらの
米国特許第4367924号などで双安定状態を持つ強
誘電性液晶素子が提案されている。この強誘電性液晶素
子は、理想的には、2つの双安定状態のいずれかに安定
しようとして、中間的な分子位置をとらないため、階調
表現には不向きであると考えられてきた。従って、強誘
電性液晶素子を用いて階調表示を行うには画素分割法に
代表されるようなディジタル的な手法による階調表示に
頼らざるを得なかった。
【0006】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
述したディジタル的な手法による階調表示法では、1フ
レームを複数の画素によって構成されたサブクレームに
分割し、1フレーム描画時において、サブクレーム内の
各画素に対してデューティー比の異なった電界を印加し
て駆動する。この場合、高階調度特性を得るためには、
1つのサブクレームを構成する画素数が増大するため、
表示画面が大きくなるに従い、1画素あたりのデューテ
ィー比がかなり小さくなる。よって、高コントラストを
得るためには液晶材料の高速応答性が要求される。また
1画素の階調表示のために多数の駆動電極を必要とす
る。さらには、複雑な演算処理回路を必要とする等、近
年注目されている高品位テレビジョン(HDTV)など
の高階調表示素子に採用するには解決すべき技術課題が
多すぎる。
【0007】これに対して、本発明者らは、先ず、単一
のフレームに対し階調表示に対応して異なった波高値を
有するパルス電圧を液晶に印加して階調表示を行う方法
を見出した。しかしながら、この方法では、強誘電性液
晶の閾値特性が急峻であるため、非常に高い精度で印加
電圧を制御しなくてはならない。しかも、印加電圧に対
する表示画素内で局在的に発現する分極反転領域(ドメ
イン)の位置と、その成長方向がランダムになり易く、
その結果、線形の印加電圧−透過率特性を容易に得るこ
とが困難であった。
【0008】又、コントラストの点で更なる改善の余地
が残されていた。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点に
鑑みてなされたものであり、簡単な構成で大きな階調数
を有する強誘電性液晶素子を提供することが目的であ
る。
【0010】本発明の別の目的は、コントラストの高い
液晶素子を提供することにある。
【0011】上記目的は以下の構成により達成される。
【0012】即ち本発明は、一対の対向電極間に配置し
た強誘電性液晶を有する液晶表示素子において、該対向
電極の片方の電極表面上にストライプ状の凸部が形成さ
れ、且つ凸部を形成した電極上に配向膜が形成され、さ
らに界面での液晶分子の配向方向が基板に対して略平行
となるような一軸配向処理が施されており、前記対向電
極電極の他方の電極上には垂直配向処理が施されている
ことを特徴とする強誘電性液晶素子である。
【0013】上記目的は又、以下の構成により達成され
る。
【0014】即ち本発明は、一対の対向電極間に配置し
た強誘電性液晶を有する液晶表示素子において、該対向
電極の片方の電極表面上にストライプ状の凸部が形成さ
れ、且つ凸部を形成した電極上には垂直配向処理が施さ
れており、前記対向電極電極の他方の電極上には配向膜
が形成され、且つ界面での液晶分子の配向方向が基板に
対して略平行となるような一軸配向処理が施されている
ことを特徴とする強誘電性液晶素子である。
【0015】更には、一対の対向電極間に配置した強誘
電性液晶を有する液晶表示素子において、該対向電極の
一方の表面上にはストライプ状の凸部が形成されている
とともに、該対向電極のいずれか一方の表面上のみが垂
直配向処理されている強誘電性液晶素子である。
【0016】
【作用】本発明によれば、高コントラストの画像表示を
行うことができる。
【0017】又、本発明によれば、ドメインの大きさや
密度が印加電圧に良好にしかも再現性良く応答するもの
となるので、線形の印加電圧−透過率特性が容易かつ安
定的に得られ、優れたアナログ階調表示を行うことが出
来る。
【0018】更に、本発明によれば、実質的に液晶の配
向状態の設定と凹凸状のストライプの形成という信頼性
のある技術との組み合わせのみで、印加電圧に良好に応
答するドメインを形成することが出来るので、制御性の
よいアナログ階調表示を行うことが出来る。
【0019】そして、垂直配向処理を凸部電極側に施す
ことにより、良好な配向状態が得られる。一方、垂直配
向処理を凸部のない電極側に施すことによりより多諧調
数の表示が行える。
【0020】
【好適な実施態様の説明】本発明の一実施態様を図1と
図2に示す。
【0021】図1の素子はストライプ状の凸部32があ
る側に垂直配向処理層36を設けた形態である。
【0022】一方図2の素子はストライプ状の凸部32
がない側に垂直配向処理層36が設けられている形態で
ある。
【0023】いずれの形態においても、高コントラスト
の表示を行うことができる。以上、詳しく説明する。
【0024】一方、図1の素子においては片側の電極3
9を有する基板31の側にストライプ状の凹凸修飾32
が形成されており、スペーサ33によって一定のギャッ
プを保って、対向電極基板34と貼り合わせられてい
る。凹凸修飾32を施した電極側と、修飾を施していな
い平坦な電極側のうちの、凹凸修飾を施していない平坦
な側のみに配向膜35が形成されており、上下基板を貼
り合わせた際に対向電極上のストライプ状凹凸のストラ
イプの長手方向と平行になるような方向に一軸配向処理
(ラビング)が施されており、対向側のストライプ状凹
凸を形成した側の界面に垂直配向処理層36が形成され
ている。そして2つの基板の間に強誘電性液晶37を注
入して素子が形成されている。
【0025】本発明の素子の断面図を図2に示す。片側
の電極39を有する基板31の側に凹凸修飾としての凸
部32が形成されており、スペーサ33によって一定の
ギャップを保って対向電極基板34と貼り合わせられて
いる。凹凸修飾32を施した電極側と、修飾を施してい
ない平坦な電極側のうちの凹凸修飾を施した側に、配向
膜35を形成し、ストライプの長手方向に沿って一軸配
向処理(ラビング)を行い、平坦な側の界面には垂直配
向処理層36が施されている。そして2つの基板の間に
強誘電性液晶37を注入して素子が形成されている。
【0026】本発明に用いられる液晶セル、即ち画素を
形成する一対の電極としては、少なくとも一方が透明導
電体で形成されることが望ましく、そのような材料とし
ては酸化錫、酸化インジウム、酸化インジウム錫(IT
O)等が好適に用いられる。
【0027】用いられる配向膜は、ポリイミド、ポリビ
ニルアルコール、等の有機物が好ましく、垂直配向処理
としては、ポリシロキサン塗布、シランカップリング処
理等が好ましいがこれらに限定されるものではない。
【0028】そして、本発明に好ましく用いられる強誘
電性液晶は、スメクチックC層における液晶分子のコー
ン角が20°以上と大きいもので、片側の電極界面に水
平配向処理が、もう一方の電極界面には垂直配向処理が
施されているような非対称なセルにおいて良好な配向を
示し、かつ2つの消光位のなす角度をカイラルスメクチ
ックC相での分子のコーン角の2倍に近い角度にするこ
とができ、結果としてコントラストの高い良好な液晶素
子を得ることができるものである。
【0029】本発明において、ストライプ状凸部は一画
素内で均一な形状で形成されても不均一な形状で形成さ
れてもよい。また、一画素内を複数の副画素に分け、そ
れぞれの副画素内では均一とし、異なる副画素間では不
均一とするものであってもよい。この様なストライプ状
凸部は電極、或いはその上の配向膜の一部を用いて形成
してもよく、またストライプ状凸部のための特殊な部材
を設けてもよい。いずれにせよ、ストライプ状凸部は成
膜とパターニングにより容易に形成することができる。
【0030】ストライプ凸部のピッチは、使用する液晶
材料、セル厚によって最適な値を選ぶ必要があるが、一
般的には3μm〜50μmが好ましい。また、凹部と凸
部の幅の小さい方がセル厚程度以上、一般的には1μm
以上であることが好ましい。さらに、ストライプの長さ
はカイラルピッチ程度以上が望ましく、一般的には凹部
と凸部の幅の小さい方に対して3倍以上必要で、好まし
くは10倍以上である。凹凸の段差は均一な配向状態を
維持する程度ならば良く、セル厚の2分の1程度以下、
一般的には100nm〜500nmの範囲が好ましい。
【0031】そして、本発明の液晶素子は、諧調表示を
行う素子として好ましく用いられる。
【0032】図3には、液晶分子が双安定状態のうちの
一方の状態である初期状態にある領域(黒領域)12の
中に液晶分子が双安定状態のうちの他方の状態に分極反
転したドメイン(白領域)13が複数縞状に発現してい
る画素11が模式的に示されている。一方、図4に比較
対象として、ドメイン22が縞状ではなく無秩序に形成
された画素21を示す。ドメイン13が縞状に発現する
場合には、同じ波形の信号を印加した場合に同じドメイ
ンが現われる確率が極めて高くなる。しかも信号の波高
値及び/またはパルス幅に応じて縞状ドメインの長さや
密度がリニアに変化する。従って、透過率の制御性が良
好になり階調表示に適したものとなるのである。一方、
図4の場合には、同じ波形の信号を印加したとしても、
その度ごとに現われるドメインの形状や大きさが異なる
ことが多く再現性に劣る。よって、透過率が信号の波高
値及び/またはパルス幅に完全には対応しなくなるので
ある。
【0033】本発明に用いられる中間調信号としては、
波高値のみが変調された信号や、パルス幅のみが変調さ
れた信号、或いは波高値とパルス幅の両方が変調された
信号のいずれでも良い。この様な中間調信号を発生する
中間調信号発生手段は、半導体集積回路等により作製さ
れる。より好ましくは、一対の電極の各々に独立した信
号を印加してそれらの組み合せにより中間調信号とする
ことが望ましい。
【0034】そして、液晶材料、電極材料、液晶セル内
での配向状態等を適宜選択設計して、中間調信号に応じ
て分極反転する領域を強誘電性液晶の層方向と略平行な
縞状領域として発現させることが好ましい。このような
縞状のドメインはストライプ状の凹凸を用いることによ
り、より発現させやすいものである。
【0035】図5は本発明の素子の一画素を面に垂直な
方向から観察した場合のドメインの様子を説明するため
の模式図である。41は画素、42はストライプ凸部、
43は反転ドメインである。反転ドメイン43は縞状に
形成され、図4中のどのドメインの方向も層法線方向L
垂直な方向とほぼ一致している。つまり、反転ドメイン
43は層方向に伸びているのである。この様な縞状ドメ
インは、(A)のように複数のストライプを横切って伸
びる場合と、(B)のようにストライプ凹部のみ明確に
同一方向に縞状になり、はしご状にストライプ凹部をつ
なぐ形状の場合とがある。同一ピッチのストライプ凹凸
を付け凸部の幅を狭く、例えば液晶のカイラルピッチの
2分の1以下の幅の凸部とすることにより優先的に
(A)の状態を作り出すことができる。或いは、同一ピ
ッチのストライプ凹凸を付け、そのストライプ段差を比
較的低くすることによっても優先的に(A)の状態を作
り出すことができる。(A)、(B)いずれの場合であ
っても、反転ドメインは、印加信号に応じてその数は一
定のまま縞の太さが変化する。しかも、信号印加後、ド
メインウォールが形成されたさらに後にドメインが拡
大、或いは縮小する不安定性が極めて小さく、画素間で
の透過率のばらつきもほとんど見られなくなる。前述し
たように、ストライプのないセルの場合には、図4のよ
うに反転ドメインは、明確な方向性を持たず、且つ出現
位置にも規則性はなく、画素間で透過率がばらつき、さ
らにドメインウォール形成後ドメインの不安定性が見ら
れることになる。
【0036】更に、諧調表示特性を向上させる為には凹
凸のピッチを単位画素内で変えることが好ましい。
【0037】等しい電圧を印加した後の反転ドメインの
面積は、ストライプピッチが小さいほど大きく、ピッチ
が大きくなるに従って形成されるストライプ状ドメイン
の密度は小さくなる。この原因として、過渡状態におけ
るストライプ間の力学的な相関がストライプの間隔によ
って大きく異なっているということが考えられる。即
ち、同様の過渡状態を経たとして、ストライプピッチが
小さい場合には縞状のドメインがラッチドメインとして
残るがストライプピットが大きい場合には反転ドメイン
はピッチが小さい場合と同様には残らず、元の状態に戻
されてしまうということである。
【0038】つまり、ストライプ状凸部の間隔によって
過渡状態における力学的な相関の差異が生じ、それによ
って閾値差が生じていると考えられるわけである。
【0039】従って、ストライプ状凸部のピッチを1つ
の画素内で変化させることによって良好に閾値を制御す
ることができる。1つの画素中でストライプ状凸部のピ
ッチを変化させた場合のドメイン反転の様子を模式的に
図6に示す。図6中の各々の画素においてストライプ状
凸部ピッチは左側から右側へ連続的に大きくなってい
る。反転ドメインはストライプ状凸部の間隔の狭い領域
から出現しており、画素内に明確な閾値の勾配が形成さ
れている。
【0040】本発明のうち図1に示した実施態様によれ
ば、一方の電極表面上にのみ凹凸ストライプを設け、凹
凸ストライプを形成した側の電極には垂直配向処理を施
し、凹凸ストライプを設けていない対向電極側のみに配
向膜を形成して一軸配向処理を行うことによって、液晶
分子の分極反転ドメインの形状を縞状となるように制御
し、且つ階調制御性を向上させるとともに良好な配向状
態を形成するものである。
【0041】ストライプ状凸部を形成していない電極側
のみに配向膜を形成して一軸配向処理を施し、ストライ
プ状凸部を形成した対向電極側に垂直配向処理を施した
本発明の素子は、これと反対に凹凸の修飾を施した方の
基板の電極に配向膜を形成して一軸配向処理を施し、凹
凸の修飾を付けていない側に垂直配向処理を施したセル
に注入した場合に比較して、凹凸による配向の乱れが著
しく小さく、より一層良好な配向を得ることができた。
【0042】また、両側に配向膜を形成して両側に一軸
配向処理を施したセルにおいては、今回用いたような、
スメクチックC相での液晶分子のコーン角が20°以上
の液晶材料を配向させ、高コントラストの素子を作成し
てスイッチングさせることは難かしい。
【0043】さらに、図1の素子は、凹凸修飾のある側
とない側の両側の基板に配向膜を形成して両側に一軸配
向処理を行い、コーン角の小さな液晶を注入して得られ
る素子と比較しても凹凸による配向の乱れは少なく、単
にコントラストが向上するという以上の特性の改善がみ
られた。これは、凹凸の修飾の上に形成された配向膜を
ラビングした場合には不可避である。凹部と凸部でのラ
ビング強度の違いや、凸部側面でのラビングの特異性等
が、図2の素子には存在し難いためだと考えられる。
【0044】従って、液晶の配向を素子設計の最大のポ
イントとする場合には図1に示した素子の形態が好まし
く用いられる。具体的には、高機能ではないが低コスト
の素子を作製する場合に適している。
【0045】これに対して図2に示した形態の素子は、
より多諧調の高性能な表示素子として用いる場合に最適
である。但し、この場合には配向ができる限り良好にな
るように液晶材料との適合性を充分に考慮すべきであ
る。
【0046】本発明のうち図2に示した実施態様によれ
ば、一方の電極表面上にのみ凹凸ストライプを設け、凹
凸ストライプを形成した側のみに配向膜を形成して一軸
配向処理を行い、凹凸ストライプを形成していない対向
電極上には垂直配向処理を施すことによって、液晶分子
の分極反転ドメインの形状を縞状となるように制御し、
且つ階調制御性を向上させるとともにより多階調の表示
を行うことができる。
【0047】ストライプ状凸部を形成した側に配向膜を
形成して一軸配向処理を施し、対向電極側に垂直配向処
理を施した素子は、これと反対に凹凸の修飾を施してい
ない方の基板に配向膜を形成して一軸配向処理を施し、
凹凸の修飾を付けた側に垂直配向処理を施したセルに注
入した場合に比較して、階調制御性を示す指標である、
γ=(飽和反転電圧)/(反転閾値電圧)の値をより大
きくすることができ、階調表示の制御性を向上させるこ
とができる。この素子の印加電圧−透過率特性を図7の
(A)に、凹凸修飾を施していない方の界面に配向膜を
形成して一軸配向処理を行い、凹凸修飾を施した方の界
面に垂直配向処理を行った素子の電圧−透過率特性を図
7の(B)に、また、ストライプ状凸部の修飾を施して
いない素子の電圧−透過率特性を図7の(C)に示す。
本発明の形態の素子が最も階調制御性に優れていること
が明らかである。
【0048】さらに、凹凸修飾のある側とない側の両側
の基板に配向膜を形成して両側に一軸配向処理を行い、
本発明で用いたものよりもコーン角の小さな液晶を注入
して得られる素子の特性と比較した場合、本発明の素子
では、コントラストが高いのみならず、階調制御性を示
す指標である、γ=(飽和反転電圧)/(反転閾値電
圧)の値も更に大きくなっており、階調制御性に優れて
いた。これは、凹凸がある面をラビングしたために形成
された配向規制力の場所による分布が、ある程度の閾値
の変化を作り出し、その変化が対向基板の配向規制力の
ない、図2の形態の場合の方が顕著に現われるためであ
ると考えられる。
【0049】
【実施例】
(実施例1)図8に本実施例の液晶表示素子の画素パタ
ーンを示す。61の正方形部が各画素を示しており、6
2は基板上の透明薄膜電極上に設けられたストライプ凸
部である。画素61のサイズは一辺が200μm、スト
ライプ凸部の幅は3μm、スペースは5μmである。図
9に図8中のa−a′線によるセルの断面を示す。ガラ
ス基板71、72上にITO73、74が厚み150n
m程で成膜されており、2度のフォトリソグラフィーの
工程により画素パターン、及びストライプパターンが形
成されている。75がストライプ凸部であり、ストライ
プパターンの段差は約70nmである。さらにその上に
ポリシロキサン77をスピン塗布してある。一方、スト
ライプ凸部を施していない側の電極表面には、ポリイミ
ド76を約20nmの厚さで成膜し、ラビング処理を施
してある。ラビング方向は、上下の基板を貼り合わせた
場合に対向電極上の凹凸ストライプ修飾のストライプの
長手方向に平行になる方向である。その後、2枚の基板
はセルギャップ1.2μmで貼り合わせられている。そ
のギャップ中に、強誘電性液晶を注入してある。強誘電
性液晶としては、
【0050】
【外1】 という相系列を有し、30℃における液晶分子のチルト
角が25.3℃であるものを用いた。
【0051】以上のようにして液晶セルを作成した。こ
のセルは非常に良好な配向を示し、凸部での配向の乱れ
もほとんどなかった。
【0052】本発明の素子、ストライプ状凹凸修飾を施
していない素子、及び、本発明と反対に凹凸修飾を形成
した方の電極表面に配向膜を形成して一軸配向処理を行
い、平坦な側の電極表面に垂直配向処理を行った素子の
3種類の素子に同じ液晶材料を注入して、配向性の評価
を行った。配向性の評価は、上下の偏光板をパラニコル
の状態にした時の透過率を100%として、再びクロス
ニコルに戻した場合に消光位で測定される透過率T0
もって評価した。尚、3種類のセルは作製方法、液晶材
料、配向膜、垂直配向処理、セルギャップ等は全て同じ
である。3種類の素子で測定されたT0 を表1に示す。
【0053】
【表1】
【0054】この表から、本発明の素子のT0 値は、凹
凸を全く形成していない素子のT0値とほぼ同じである
ことが明らかで、このことは、本発明の素子では、凹凸
を形成してことによる配向の乱れがほとんどないという
ことを明瞭に示している。
【0055】本実施例で得られた素子において、2つの
消光位位置のなす角度は30℃で41.6°と液晶分子
のチルト角の2倍に近い値であり、高コントラストが達
成できた。スメクチックC相での層法線方向はストライ
プパターンの長手方向とほぼ平行であった。
【0056】このセルの上下電極間に図10に示すよう
なパルス電圧を印加し、光学応答特性を測定した。本実
施例ではΔt=20μsec、Vap=15〜30Vとし
た。以下、光学特性評価にはこの印加電圧波形を用い
た。
【0057】4×4のマトリクスで、初期黒状態で異な
るパルス電圧Vapを印加して反転ドメイン形状を観察し
たところ、図5(A)に模式的に示したような縞状のド
メインが観測され、印加電圧の増大に伴って縞の幅が広
がっていく様子が認められた。
【0058】この素子の印加電圧−透過率特性は非常に
安定していて再現性に優れており、また、画素ごとの透
過率のばらつきも非常に小さかった。
【0059】さらに、階調制御性を示す指標であるγ=
(飽和反転電圧)/(反転閾値電圧)の値は、ストライ
プ状凸部を形成しない素子ではγ=1.03であったも
のがγ=1.07と大きくなり階調制御性を向上させる
ことができた。
【0060】(実施例2)図11に本実施例の液晶表示
素子の画素パターンを示す。91の正方形部が各画素を
示しており、92は基板上の透明薄膜電極上に設けられ
たストライプ凸部である。画素91のサイズは一辺が2
00μm、ストライプ凸部の幅は3μmである。最もス
トライプ状凸部の密な箇所は1μmスペース、最も疎な
箇所は15μmスペースであり、段差は70nmであ
る。ラビング方向は実施例1と同じ、上下の基板を貼り
合わせた場合に対向電極上の凹凸ストライプ修飾のスト
ライプの長手方向に平行になる方向である。セルの作製
方法、液晶材料、配向膜、垂直配向処理、セルギャップ
等も実施例1と同じである。
【0061】以上のようにして液晶セルを作成した。こ
のセルは非常に良好な配向を示し、凸部での配向の乱れ
もほとんどなかった。測定されたT0 の値は0.6で、
実施例1と同じであった。
【0062】本実施例で得られた素子において、2つの
消光位位置のなす角度は30℃で41.2°と液晶分子
のチルト角の2倍に近い値であり、高コントラストが達
成できた。スメクチックC相での層法線方向はストライ
プパターンの長手方向とほぼ平行であった。
【0063】このセルの光学応答特性を実施例1と同様
の条件で測定した。
【0064】4×4のマトリクスで、初期黒状態で異な
るパルス電圧Vapを印加して反転ドメイン形状を観察し
たところ、図6に模式的に示したように、印加電圧の低
い場合にはストライプ間隔の小さい側にのみ縞状ドメイ
ンが出現し、印加電圧の増大に伴って縞のストライプ間
隔の広い側に伸びていく様子が認められた。
【0065】この素子の印加電圧−透過率特性は非常に
安定していて再現性に優れており、また、画素ごとの透
過率のばらつきも非常に小さかった。
【0066】この素子の印加電圧−透過率特性を図12
に示す。(A)が本実施例のセルにおいて観測された特
性であり、(B)は凹凸の修飾を施していないセルにお
いて観測された特性である。階調制御性を示す指標であ
るγ=(飽和反転電圧)/(反転閾値電圧)の値は、ス
トライプ状凸部を形成しない素子ではγ=1.03であ
ったものがγ=1.14と大きくなり、ストライプの間
隔を画素内で変化させることにより非常に効果的に階調
制御性を向上させることができた。
【0067】以上説明した様に、実施例1、2によれ
ば、高コントラストの強誘電性液晶素子において、中間
調表示の再現性を良好に保ち、階調制御性を大きく向上
させることができるため、高階調数の中間調表示を行う
ことが可能となる。しかも、配向状態が極めて良好で再
現性が高い中間調表示を行うことができる。
【0068】(実施例3)図13に本実施例の液晶表示
素子の画素パターンを示す。71の正方形部が各画素を
示しており、72は基板上の透明薄膜電極上に設けられ
たストライプ凸部である。画素71のサイズは一辺が2
00μm、ストライプ凸部の幅は3μm、スペースは5
μmである。図14に図13中のa−a′線によるセル
の断面を示す。ガラス基板81、82上にITO83、
84が厚み150nm程で成膜されており、2度のフォ
トリソグラフィーの工程により画素パターン、及びスト
ライプパターンが形成されている。85がストライプ凸
部であり、ストライプパターンの段差は約70nmであ
る。さらにその上にポリイミド87を約20nmの厚さ
で成膜し、ラビング処理を施す。ラビング方向は、スト
ライプの長手方向に平行である。一方、ストライプ凸部
を施していない側の電極表面には、ポリシロキサン86
をスピン塗布してある。その後、2枚の基板はセルギャ
ップ1.2μmで貼り合わせられている。そのギャップ
中に、強誘電性液晶を注入してある。強誘電性液晶とし
ては、
【0069】
【外2】 という相系列を有し、30℃における液晶分子のチルト
角が25.3℃であるものを用いた。
【0070】以上のようにして液晶セルを作成した。こ
のセルは良好な配向を示し、且つ2つの消光位位置のな
す角度は30℃で41.0°と液晶分子のチルト角の2
倍に近い値であり、高コントラストが達成できた。スメ
クチックC相での層法線方向はストライプパターンの長
手方向とほぼ平行であった。
【0071】このセルの上下電極間に図10に示したよ
うなパルス電圧を印加し、光学応答特性を測定した。本
実施例ではΔt=20μsec、Vap=15〜30Vと
した。以下、光学特性評価にはこの印加電圧波形を用い
た。
【0072】4×4のマトリクスで、初期黒状態で異な
るパルス電圧Vapを印加して反転ドメイン形状を観察し
たところ、図5(A)に模式的に示したような縞状のド
メインが観測され、印加電圧の増大に伴って縞の幅が広
がっていく様子が認められた。
【0073】この素子の印加電圧−透過率特性は非常に
安定していて再現性に優れており、また、画素ごとの透
過率のばらつきも非常に小さかった。
【0074】さらに、階調制御性を示す指標であるγ=
(飽和反転電圧)/(反転閾値電圧)の値は、ストライ
プ状凸部を形成しない素子ではγ=1.03であったも
のがγ=1.10と大きくなり、階調制御性を向上させ
ることができた。
【0075】(実施例4)図15に本実施例の液晶表示
素子の画素パターンを示す。1001の正方形部が各画
素を示しており、1002は基板上の透明薄膜電極上に
設けられたストライプ凸部である。画素1001のサイ
ズは一辺が200μm、ストライプ凸部の幅は3μmで
ある。最もストライプ状凸部の密な箇所は1μmスペー
ス、最も疎な箇所は15μmスペースであり、段差は7
0nmである。ラビング方向は実施例3と同じストライ
プの長手方向に平行な方向で、作製方法、液晶材料、配
向膜、垂直配向処理、セルギャップ等も実施例3と同じ
である。
【0076】以上のようにして液晶セルを作成した。こ
のセルは良好な配向を示し、且つ2つの消光位位置のな
す角度は30℃で41.4°と液晶分子のチルト角の2
倍に近い値であり、高コントラストが達成できた。スメ
クチックC相での層法線方向はストライプパターンの長
手方向とほぼ平行であった。
【0077】このセルの光学応答特性を実施例3と同様
の条件で測定した。
【0078】4×4のマトリクスで、初期黒状態で異な
るパルス電圧Vapを印加して反転ドメイン形状を観察し
たところ、図6に模式的に示したように、印加電圧の低
い場合にはストライプ間隔の小さい側にのみ縞状ドメイ
ンが出現し、印加電圧の増大に伴って縞のストライプ間
隔の広い側に伸びていく様子が認められた。
【0079】この素子の印加電圧−透過率特性は非常に
安定していて再現性に優れており、また、画素ごとの透
過率のばらつきも非常に小さかった。
【0080】この素子の印加電圧−透過率特性を図16
に示す。(A)が本実施例のセルにおいて観測された特
性であり、(B)は凹凸の修飾を施していないセルにお
いて観測された特性である。階調制御性を示す指標であ
るγ=(飽和反転電圧)/(反転閾値電圧)の値は、ス
トライプ状凸部を形成しない素子ではγ=1.03であ
ったものがγ=1.20と大きくなり、ストライプの間
隔を画素内で変化させることにより非常に効果的に階調
制御性を向上させることができた。
【0081】以上説明した様に、実施例3、4によれ
ば、高コントラストの強誘電性液晶素子において、中間
調表示の再現性を良好に保ち、階調制御性をより一層大
きく向上させることができるため、より高階調数の中間
調表示を行うことが可能となる。
【0082】
【発明の効果】本発明によれば高コントラストで、良好
な中間調表示が行える液晶素子を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様による液晶素子の模式的断
面図である。
【図2】本発明の他の実施態様による液晶素子の模式的
断面図である。
【図3】ストライプ状ドメインを説明する模式的平面図
である。
【図4】ランダムなドメインを説明する模式的平面図で
ある。
【図5】ストライプ状凸部を付与したセルにおいて観測
されるストライプ状ドメインを説明する平面図である。
【図6】ストライプ状凸部の間隔を画素内で変化させた
セルにおける反転ドメインの形成を説明する平面図であ
る。
【図7】本発明の素子の印加電圧−透過率特性を示す図
である。
【図8】実施例1の素子のストライプパターンを示す図
である。
【図9】実施例1の素子の断面図である。
【図10】駆動印加電圧を示す図である。
【図11】実施例2の素子のストライプパターンを示す
図である。
【図12】実施例2の素子の印加電圧−透過率特性を示
す図である。
【図13】実施例3の素子のストライプパターンを示す
図である。
【図14】実施例3の素子の断面図である。
【図15】実施例4の素子のストライプパターンを示す
図である。
【図16】実施例4の素子の印加電圧−透過率特性を示
す図である。
【符号の説明】
31 上基板のITO 32 ストライプ状凸部 33 スペーサ 34 下基板のITO 35 配向膜 36 垂直配向処理層 37 強誘電性液晶 38 電極 39 電極 41 画素エリア 42 ストライプ状凸部 43 反転ドメイン 51 画素エリア 52 反転ドメイン 61 画素エリア 62 ストライプ状凸部 71、72 ガラス基板 73、74 ITO 75 ストライプ状凸部 76 ポリイミド 77 垂直配向処理層 91 画素エリア 92 ストライプ状凸部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の対向電極間に配置した強誘電性液
    晶を有する液晶表示素子において、該対向電極の片方の
    電極表面上にストライプ状の凸部が形成され、且つ凸部
    を形成した電極上に配向膜が形成され、さらに界面での
    液晶分子の配向方向が基板に対して略平行となるような
    一軸配向処理が施されており、前記対向電極の他方の電
    極上には垂直配向処理が施されていることを特徴とする
    強誘電性液晶素子。
  2. 【請求項2】 一軸配向処理の方向がストライプ状凸部
    の長手方向とほぼ平行であることを特徴とする請求項1
    に記載の強誘電性液晶素子。
  3. 【請求項3】 ストライプ状凸部のピッチが画素内で均
    一であることを特徴とする請求項1及び2に記載の強誘
    電性液晶素子。
  4. 【請求項4】 ストライプ状凸部のピッチが画素内で不
    均一であることを特徴とする請求項1及び2に記載の強
    誘電性液晶素子。
  5. 【請求項5】 一対の対向電極間に配置した強誘電性液
    晶を有する液晶表示素子において、該対向電極の片方の
    電極表面上にストライプ状の凸部が形成され、且つ凸部
    を形成した電極上には垂直配向処理が施されており、前
    記対向電極の他方の電極上には配向膜が形成され、且つ
    界面での液晶分子の配向芳香が基板に対して略平行とな
    るような一軸配向処理が施されていることを特徴とする
    強誘電性液晶素子。
  6. 【請求項6】 一軸配向処理の方向がストライプ状凸部
    の長手方向とほぼ平行であることを特徴とする請求項5
    に記載の強誘電性液晶素子。
  7. 【請求項7】 ストライプ状凸部のピッチが画素内で均
    一であることを特徴とする請求項5及び6に記載の強誘
    電性液晶素子。
  8. 【請求項8】 ストライプ状凸部のピッチが画素内で不
    均一であることを特徴とする請求項5及び6に記載の強
    誘電性液晶素子。
  9. 【請求項9】 一対の対向電極間に配した強誘電性液晶
    を有する液晶表示素子において、該対向電極の一方の表
    面上にはストライプ状の凸部が形成されているととも
    に、該対向電極のいずれか一方の表面上のみが垂直配向
    処理されていることを特徴とする強誘電性液晶素子。
JP5095995A 1993-04-22 1993-04-22 強誘電性液晶素子 Pending JPH06308498A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001281660A (ja) * 2000-03-27 2001-10-10 Hewlett Packard Co <Hp> 液晶デバイス
JP2002202510A (ja) * 2000-11-02 2002-07-19 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 液晶表示装置及びその製造方法
US7573555B2 (en) 2003-10-10 2009-08-11 Seiko Epson Corporation Liquid crystal display and electronic apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002202510A (ja) * 2000-11-02 2002-07-19 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 液晶表示装置及びその製造方法
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