JPH06308509A - 液晶注入方法 - Google Patents

液晶注入方法

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JPH06308509A
JPH06308509A JP5122169A JP12216993A JPH06308509A JP H06308509 A JPH06308509 A JP H06308509A JP 5122169 A JP5122169 A JP 5122169A JP 12216993 A JP12216993 A JP 12216993A JP H06308509 A JPH06308509 A JP H06308509A
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淳司 藤原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液晶セル内に液晶を注入する際に、液晶セル
における液晶容器内の液晶中に浸される部分をできるだ
け小さくする。 【構成】 液晶容器7内に予め設定された量の液晶9が
収納されると、液晶容器7内に直立して設けられたコイ
ルスプリング10の上端部に表面張力により液晶9の盛
り上がり部9aが形成される。液晶セル4内を真空とし
た後、液晶セル4の液晶注入口5の部分を液晶9の盛り
上がり部9aに浸し、真空槽6内を大気圧とすると、盛
り上がり部9aの液晶9が液晶注入口5を介して液晶セ
ル4内に注入される。この場合、液晶容器7内の液晶9
の液面を液面検出センサ14が検出し、制御回路15は
この検出信号に基づいて電磁弁12の開閉を制御し、液
晶容器7内の液晶9の液面の高さが常に所定の高さとな
るように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、液晶セル内に液晶を
注入する液晶注入方法に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶パネルは、一般に、相対向する面に
それぞれ透明電極が形成された2枚の透明基板をシール
材を介して貼り合わせ、シール材の内側における両透明
基板間に液晶を封入した構造となっている。
【0003】ところで、このような液晶パネルの製造に
際して液晶を注入する場合には、一例として図3(A)
に示すように、まず、2枚の透明基板1、2をシール材
3を介して貼り合わせてなるもの、つまり液晶が封入さ
れていない液晶セル4を用意する。この場合、液晶セル
4の下端部におけるシール材3の中央部には液晶注入口
5が形成されている。そして、液晶セル4を真空槽6内
に配置された液晶容器7の上方に配置し、次いで真空槽
6に一端部を接続された配管8の他端部に接続された図
示しない真空ポンプの駆動により真空槽6内を真空とす
ることにより、液晶注入口5を介して液晶セル4内を真
空とする。次に、図3(B)に示すように、液晶セル4
の下端部を液晶容器7内の液晶9中に浸し、次いで配管
8を介して真空槽6内を大気圧とすることにより、液晶
容器7内の液晶9を液晶注入口5を介して液晶セル4内
に注入する。次に、液晶セル4を真空槽6から取り出
し、次いで液晶注入口5を図示しない封止材で封止して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このような液晶注入方法では、液晶セル4の液晶注入口
5が形成された下端部全体を液晶容器7内の液晶9中に
浸すことになるので、液晶セル4における液晶容器7内
の液晶9中に浸される部分が液晶注入口5の大きさに比
べてかなり大きくなってしまう。この結果、例えば液晶
注入口5の部分のみを浸す場合と比較して、液晶セル4
の外面に付着しているごみや透明基板1、2がガラス基
板である場合にはガラス中のアルカリ成分等の不純物が
液晶容器7内の液晶9中に侵入する量がかなり多くな
り、このため液晶容器7内の液晶9が汚染されやすく、
この汚染された液晶9が液晶セル4内に注入されると、
表示品質が低下するという問題があった。また、液晶セ
ル4の下端部全体の外面に液晶9が不要に付着すること
になるが、これを後工程で溶剤によって洗浄しているの
で、高価な液晶をかなり無駄にすることとなり、その分
だけコスト高になるという問題があった。この発明の目
的は、液晶セルにおける液晶容器内の液晶中に浸される
部分をできるだけ小さくすることのできる液晶注入方法
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、液晶容器内
に直立して設けられたコイルスプリングの上端部によっ
て前記液晶容器内の液晶の液面の一部を盛り上げ、この
液晶の盛り上がり部に液晶セルの液晶注入口を浸し、こ
の状態で前記液晶容器内の液晶を前記液晶セル内に前記
液晶注入口を介して注入するようにしたものである。
【0006】
【作用】この発明によれば、液晶容器内に直立して設け
られたコイルスプリングの上端部によって液晶容器内の
液晶の液面の一部を盛り上げ、この液晶の盛り上がり部
に液晶セルの液晶注入口を浸し、この状態で液晶容器内
の液晶を液晶セル内に液晶注入口を介して注入すること
になるので、液晶セルにおける液晶容器内の液晶中に浸
される部分をできるだけ小さくすることができる。
【0007】
【実施例】図1(A)はこの発明の一実施例における液
晶注入装置の概略構成を示したものである。この図にお
いて、図3(A)と同一名称部分には同一の符号を付
し、その説明を適宜省略する。この液晶注入装置では、
液晶容器7内の所定の個所にコイルスプリング10が直
立して設けられている。そして、液晶容器7内に予め設
定された量の液晶9が収納されると、コイルスプリング
10の上端部に表面張力により液晶9の盛り上がり部9
aが形成され、これにより液晶容器7内の液晶9の液面
の一部を盛り上げるようになっている。この場合、コイ
ルスプリング10の直径が液晶注入口5の幅よりも大き
くなっていることにより、コイルスプリング10の上端
部に形成された液晶9の盛り上がり部9aの直径が液晶
注入口5の幅よりも大きくなるようになっている。
【0008】液晶容器7の上方には液晶供給管11の一
端部が配置されている。液晶供給管11の他端部は真空
槽6の外部に突出され、電磁弁12を介して外部液晶容
器13に接続されている。また、液晶容器7の上方には
液面検出センサ14が配置されている。液面検出センサ
14は、下方に向かってレーザ光14aを放射するとと
もに液晶容器7内の液晶9の液面で反射されたレーザ光
14aを検出し、これにより液晶容器7内の液晶9の液
面の高さを検出するようになっている。液面検出センサ
14の検出信号は制御回路15に供給され、制御回路1
5はこの検出信号に基づいて電磁弁12の開閉を制御す
るようになっている。なお、図示していないが、コイル
スプリング10の上方における真空槽6内の所定の個所
には、液晶セル4を保持して上下動させるためのモータ
等からなる上下動手段が設けられている。
【0009】さて、この液晶注入装置によって液晶セル
4内に液晶9を注入する場合には、まず、液晶セル4を
真空槽6内に所定の上限位置に配置し、次いで真空槽6
内を密閉状態とする。次に、配管8に接続された真空ポ
ンプの駆動により真空槽6内を真空とすることにより、
液晶注入口5を介して液晶セル4内を真空とする。次
に、モータ等からなる上下動手段の駆動により液晶セル
4を下降させて下限位置に位置させる。この状態は、液
晶セル4の下端面によりコイルスプリング10が僅かに
圧縮され、図1(B)に示すように、液晶セル4の下端
面における液晶注入口5の部分がコイルスプリング10
の上端部にある程度の圧力を持って圧接することによ
り、液晶セル4の液晶注入口5の部分がコイルスプリン
グ10の上端部に形成された液晶9の盛り上がり部9a
に浸されることになる。そこで、配管8を介して真空槽
6内を大気圧とすると、盛り上がり部9aの液晶9が液
晶注入口5を介して液晶セル4内に注入される。
【0010】そして、液晶セル4内への液晶8の注入に
伴って液晶容器7内の液晶9の液面が下がると、これを
液面検出センサ14が検出し、検出信号を制御回路15
に供給する。すると、制御回路15はこの検出信号に基
づいて電磁弁12を開弁し、これにより外部液晶容器1
3内の液晶9が液晶供給管11を介して液晶容器7内に
供給される。そして、液晶容器7内の液晶9の液面が上
がって所定の高さになると、これを液面検出センサ14
が検出し、検出信号を制御回路15に供給する。する
と、制御回路15はこの検出信号に基づいて電磁弁12
を閉弁し、これにより外部液晶容器13内からの液晶供
給管11を介しての液晶容器7内への液晶9の供給が停
止される。このようなことの繰返しにより、液晶容器7
内の液晶9の液面の高さが常に所定の高さとなるように
制御される。そして、液晶セル4内への液晶9の注入が
終了したら、液晶セル4を真空槽6から取り出し、次い
で液晶注入口5を図示しない封止材で封止すると、液晶
セル4内への液晶8の注入の全工程が終了する。
【0011】このように、この液晶注入装置では、液晶
容器7内に直立して設けられたコイルスプリング10の
上端部によって液晶容器7内の液晶9の液面の一部を盛
り上げ、この液晶9の盛り上がり部9aに液晶セル4の
液晶注入口5の部分を浸し、この状態で液晶容器7内の
液晶9を液晶セル4内に液晶注入口5を介して注入して
いるので、液晶セル4における液晶容器7内の液晶9中
に浸される部分をできるだけ小さくすることができる。
この結果、液晶セル4の外面に付着しているごみ等の不
純物が液晶容器7内の液晶9中に侵入する量をかなり少
なくすることができ、このため液晶容器7内の液晶9が
汚染されにくく、したがって液晶9の汚染による表示品
質の低下をできるだけ防止することができる。また、液
晶セル4の液晶注入口5の部分の外面のみに液晶9が不
要に付着することになるので、これを後工程で溶剤によ
って洗浄しても、高価な液晶をかなり節約することがで
き、したがってその分だけコストダウンを図ることがで
きる。さらに、液晶容器7内に複数のコイルスプリング
10を等間隔ずつ離間して配置した場合には、複数の液
晶セル4に対して一度に液晶9の注入を行うこともでき
る。
【0012】なお、上記実施例では、コイルスプリング
10の直径を液晶注入口5の幅よりも大きくして、コイ
ルスプリング10の上端部に形成された液晶9の盛り上
がり部9aの直径が液晶注入口5の幅よりも大きくなる
ようにしているが、これに限定されるものではない。例
えば、図2(A)に示すように、コイルスプリング10
の直径を液晶注入口5の幅よりも小さくして、コイルス
プリング10の上端部に形成された液晶9の盛り上がり
部9aの直径が液晶注入口5の幅よりも小さくなるよう
にしてもよい。ただし、この場合、液晶容器7の幅を液
晶注入口5の幅よりも若干大きくし、かつ液晶容器7内
に液晶9を満杯に入れた状態における液面の高さが所定
の高さとなるようにする。なお、このようにしても、液
晶容器7の長さをある程度長くすると、例えば図1
(A)に示す液面検出センサ14による液晶9の液面の
高さ検出および液晶供給管11による液晶9の供給を行
うことができるばかりでなく、複数の液晶セル4に対し
て一度に液晶9の注入を行うこともできる。
【0013】そして、図2(B)に示すように、液晶セ
ル4の液晶注入口5の部分をコイルスプリング10の上
端部にある程度の圧力を持って圧接させると、コイルス
プリング10が縮むことにより、液晶セル4の下端面と
液晶容器7の側壁の上端面との隙間が小さくなり、この
結果液晶注入口5の近傍における液晶容器7内の液晶9
が表面張力によりある程度大きく盛り上がり、この盛り
上がり部9aの幅が液晶注入口5の幅よりも大きくな
る。したがって、コイルスプリング10の直径を液晶注
入口5の幅よりも小さくしても、液晶容器7の幅を液晶
注入口5の幅よりも若干大きくすることにより、液晶9
の盛り上がり部9aの幅を液晶注入口5の幅よりも大き
くして、液晶容器7内の液晶9を液晶注入口5を介して
液晶セル4内に良好に注入することができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、液晶容器内に直立して設けられたコイルスプリング
の上端部によって液晶容器内の液晶の液面の一部を盛り
上げ、この液晶の盛り上がり部に液晶セルの液晶注入口
を浸し、この状態で液晶容器内の液晶を液晶セル内に液
晶注入口を介して注入しているので、液晶セルにおける
液晶容器内の液晶中に浸される部分をできるだけ小さく
することができ、ひいては液晶の汚染による表示品質の
低下をできるだけ防止することができ、また高価な液晶
をかなり節約することができ、その分だけコストダウン
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はこの発明の一実施例における液晶注入
装置の概略構成図、(B)はその液晶注入時の状態を示
す図。
【図2】(A)はこの発明の他の実施例における液晶注
入装置の概略構成図、(B)はその液晶注入時の状態を
示す図。
【図3】(A)は従来の液晶注入装置の概略構成図、
(B)はその液晶注入時の状態を示す図。
【符号の説明】
4 液晶セル 5 液晶注入口 6 真空槽 7 液晶容器 9 液晶 9a 盛り上がり部 10 コイルスプリング 11 液晶供給管 12 電磁弁 14 液面検出センサ 15 制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶容器内に直立して設けられたコイル
    スプリングの上端部によって前記液晶容器内の液晶の液
    面の一部を盛り上げ、この液晶の盛り上がり部に液晶セ
    ルの液晶注入口を浸し、この状態で前記液晶容器内の液
    晶を前記液晶セル内に前記液晶注入口を介して注入する
    ことを特徴とする液晶注入方法。
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US08/229,453 US5477349A (en) 1993-04-27 1994-04-18 Liquid crystal injecting method
KR1019940008885A KR0151249B1 (ko) 1993-04-27 1994-04-26 액정의 주입방법
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JP2775087B2 JP2775087B2 (ja) 1998-07-09

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS502954A (ja) * 1973-05-09 1975-01-13
JPH04367824A (ja) * 1991-06-17 1992-12-21 Seiko Instr Inc 液晶注入方法
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JPH06222371A (ja) * 1993-01-25 1994-08-12 Sony Corp 液晶注入装置

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