JPH06310056A - シュリンクバンド、バンド補強型ブラウン管及びその製造方法 - Google Patents
シュリンクバンド、バンド補強型ブラウン管及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH06310056A JPH06310056A JP10261793A JP10261793A JPH06310056A JP H06310056 A JPH06310056 A JP H06310056A JP 10261793 A JP10261793 A JP 10261793A JP 10261793 A JP10261793 A JP 10261793A JP H06310056 A JPH06310056 A JP H06310056A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- ray tube
- cathode ray
- shrink
- metal frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明におけるシュリンクバンドおよびバ
ンド補強型ブラウン管は、ブラウン管に焼き嵌めにて取
り付けられるシュリンクバンドの管軸方向の取り付け高
さ位置を爆縮現象を防止するに最も適正な位置に構成す
ることができるので、優れた防爆効果が得られ、また、
取り付け金具を用いないのでシュリンクバンドが安価に
製作できる。 【構成】 環状の金属枠帯の四隅曲率部を除く部位に該
金属枠帯の厚みとほぼ等しい厚みで成形され上記金属枠
帯をブラウン管のパネルスカート部周囲に焼き嵌めによ
り取り付ける際に上記金属枠帯を支持する突起形状部を
有するシュリンクバンドと、このシュリンクバンドをブ
ラウン管のパネルスカート部に焼き嵌めにて取り付けた
バンド補強型ブラウン管及びその製造方法。
ンド補強型ブラウン管は、ブラウン管に焼き嵌めにて取
り付けられるシュリンクバンドの管軸方向の取り付け高
さ位置を爆縮現象を防止するに最も適正な位置に構成す
ることができるので、優れた防爆効果が得られ、また、
取り付け金具を用いないのでシュリンクバンドが安価に
製作できる。 【構成】 環状の金属枠帯の四隅曲率部を除く部位に該
金属枠帯の厚みとほぼ等しい厚みで成形され上記金属枠
帯をブラウン管のパネルスカート部周囲に焼き嵌めによ
り取り付ける際に上記金属枠帯を支持する突起形状部を
有するシュリンクバンドと、このシュリンクバンドをブ
ラウン管のパネルスカート部に焼き嵌めにて取り付けた
バンド補強型ブラウン管及びその製造方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、シュリンクバンド、
バンド補強型ブラウン管及びその製造方法に関するもの
である。
バンド補強型ブラウン管及びその製造方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図7は従来から慣用的に用いられている
バンド補強型ブラウン管を示す側面図である。図におい
て、1はブラウン管、1aはブラウン管1のパネル画像
面、1bはパネルスカート、2はパネルスカート1b部の
外周縁に貼付した耐熱性を有する粘着テープ、3はこの
外周縁に焼き嵌めにて取り付けられた環状の金属帯枠
(以下シュリンクバンドと称す)で、ブラウン管を取付
枠(図示せず)に固定させる為の穴を形成したL字形状
の取付金具4が点溶接等で取り付けられると共に、その
継合部5は点溶接されることにより、図8に示すように
環状に形成されている。
バンド補強型ブラウン管を示す側面図である。図におい
て、1はブラウン管、1aはブラウン管1のパネル画像
面、1bはパネルスカート、2はパネルスカート1b部の
外周縁に貼付した耐熱性を有する粘着テープ、3はこの
外周縁に焼き嵌めにて取り付けられた環状の金属帯枠
(以下シュリンクバンドと称す)で、ブラウン管を取付
枠(図示せず)に固定させる為の穴を形成したL字形状
の取付金具4が点溶接等で取り付けられると共に、その
継合部5は点溶接されることにより、図8に示すように
環状に形成されている。
【0003】このようなブラウン管はガラス材から構成
される真空の容器体であるので、図9に示すように、大
気圧によりパネルフェース中央部には圧縮応力、パネル
スカート部には引張応力が発生しており、特に引張応力
部位が構造的に弱くなっている。このため、真空容器体
が突然脱真空現象を生じた場合(一般的に爆縮現象と呼
ばれている)ガラス材は紛砕し、破壊音と共に外部に鋭
利な破面で飛散し、視聴者に多大な危険を及ぼすことが
ある。この爆縮現象を避けるために、この引張応力を低
減させるように補強して安全な真空容器体にするのが防
爆処理である。即ち、ブラウン管が急激な脱真空現象を
生じても外部にガラス材の飛散現象を生じなく、視聴者
からの安全を確保するのに重要な技術である。
される真空の容器体であるので、図9に示すように、大
気圧によりパネルフェース中央部には圧縮応力、パネル
スカート部には引張応力が発生しており、特に引張応力
部位が構造的に弱くなっている。このため、真空容器体
が突然脱真空現象を生じた場合(一般的に爆縮現象と呼
ばれている)ガラス材は紛砕し、破壊音と共に外部に鋭
利な破面で飛散し、視聴者に多大な危険を及ぼすことが
ある。この爆縮現象を避けるために、この引張応力を低
減させるように補強して安全な真空容器体にするのが防
爆処理である。即ち、ブラウン管が急激な脱真空現象を
生じても外部にガラス材の飛散現象を生じなく、視聴者
からの安全を確保するのに重要な技術である。
【0004】従来からブラウン管1の爆縮処理として、
ブラウン管1のパネルスカート1b部に締め付け用の環
状のシュリンクバンド3を焼き嵌める、いわゆるシュリ
ンク方式がとられている。例えば特公昭63−2429
0号公報に示されている。このブラウン管1は、図10
に示されているように、まずパネルスカート1b部の外
周縁よりもやや短く形成した内周長を有する均一な厚さ
の薄い環状のシュリンクバンド3を加熱により伸長させ
て、ブラウン管1のパネルスカート1bに粘着テープを
介して嵌めこみ、常温に復した場合にパネルスカート1
bに締め付ける力が加わるように製造されている。
ブラウン管1のパネルスカート1b部に締め付け用の環
状のシュリンクバンド3を焼き嵌める、いわゆるシュリ
ンク方式がとられている。例えば特公昭63−2429
0号公報に示されている。このブラウン管1は、図10
に示されているように、まずパネルスカート1b部の外
周縁よりもやや短く形成した内周長を有する均一な厚さ
の薄い環状のシュリンクバンド3を加熱により伸長させ
て、ブラウン管1のパネルスカート1bに粘着テープを
介して嵌めこみ、常温に復した場合にパネルスカート1
bに締め付ける力が加わるように製造されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のバンド補強型ブ
ラウン管は以上のように構成されているので、次のよう
な問題が生じる。図10に示されているように、台上の
シュリンクバンドは台とL字形状の取り付け金具4とが
係合し、台上に4点で支持されている。この状態でシュ
リンクバンドを加熱すると、図11に示すように、取り
付け金具4と当接する部位Aのシュリンクバンド長さl1
での重量をW1、辺部部位Bのシュリンクバンド長さl1の
重量をW2とすると、部位AではL字形状の取り付け金具の
分板厚が増し(図内t2)重量が増える(W1>W2)。シュ
リンクバンドの加熱時間を一定とした場合(同熱量Qカ
ロリーを加えること)、部位Aの熱量Q1はQ1=W1*C*δt
a、部位Bの熱量Q2はQ2=W2*C*δtb(Cはシュリンクバン
ドの比熱)Q1=Q2によりδta=Q1/W1*Cδtb=Q2/W2*Cとな
る。ここでW1>W2であるからδta<δtbとなる。即ち、
δta、δtbはバンドの温度上昇差であるから、部位Bの
方が温度上昇大となり、シュリンクバンドの伸びが大き
くなる。このような理由から取り付け金具と当接する部
位Aのシュリンクバンドが均等に外方向に伸長せず図1
2のような伸長を示す。図でCはパネルスカート部外周
壁、Dは加熱前の取り付け金具の取り付けられたシュリ
ンクバンドの内周壁、Eは加熱後の取り付け金具の取り
付けられたシュリンクバンドの内周壁である。上記説明
は取り付け金具4により生じる不具合を説明したが、金
具を取り付ける構造でなく、シュリンクバンドの角部に
シュリンクバンドと一体に形成されている場合には、加
熱伸長する際この一体に形成されたL字形状の部分に剛
性が生じ、均一な伸びを阻害する。このような理由か
ら、規定位置に挿入するために必要な、パネルスカート
部外周壁と加熱後(伸長)のバンド内周壁とは図13に
示すような相似形状でなければ規定位置に挿入すること
ができずそのような形状でないと図14に示すようにシ
ュリンクバンドが傾いて取り付けられ、適正な爆縮防止
処理を行えないという問題があった。
ラウン管は以上のように構成されているので、次のよう
な問題が生じる。図10に示されているように、台上の
シュリンクバンドは台とL字形状の取り付け金具4とが
係合し、台上に4点で支持されている。この状態でシュ
リンクバンドを加熱すると、図11に示すように、取り
付け金具4と当接する部位Aのシュリンクバンド長さl1
での重量をW1、辺部部位Bのシュリンクバンド長さl1の
重量をW2とすると、部位AではL字形状の取り付け金具の
分板厚が増し(図内t2)重量が増える(W1>W2)。シュ
リンクバンドの加熱時間を一定とした場合(同熱量Qカ
ロリーを加えること)、部位Aの熱量Q1はQ1=W1*C*δt
a、部位Bの熱量Q2はQ2=W2*C*δtb(Cはシュリンクバン
ドの比熱)Q1=Q2によりδta=Q1/W1*Cδtb=Q2/W2*Cとな
る。ここでW1>W2であるからδta<δtbとなる。即ち、
δta、δtbはバンドの温度上昇差であるから、部位Bの
方が温度上昇大となり、シュリンクバンドの伸びが大き
くなる。このような理由から取り付け金具と当接する部
位Aのシュリンクバンドが均等に外方向に伸長せず図1
2のような伸長を示す。図でCはパネルスカート部外周
壁、Dは加熱前の取り付け金具の取り付けられたシュリ
ンクバンドの内周壁、Eは加熱後の取り付け金具の取り
付けられたシュリンクバンドの内周壁である。上記説明
は取り付け金具4により生じる不具合を説明したが、金
具を取り付ける構造でなく、シュリンクバンドの角部に
シュリンクバンドと一体に形成されている場合には、加
熱伸長する際この一体に形成されたL字形状の部分に剛
性が生じ、均一な伸びを阻害する。このような理由か
ら、規定位置に挿入するために必要な、パネルスカート
部外周壁と加熱後(伸長)のバンド内周壁とは図13に
示すような相似形状でなければ規定位置に挿入すること
ができずそのような形状でないと図14に示すようにシ
ュリンクバンドが傾いて取り付けられ、適正な爆縮防止
処理を行えないという問題があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、焼き嵌めにて取り付けられるシ
ュリンクバンドがパネルスカート部の規定位置に取り付
けることができ、防爆効果に優れたバンド補強型ブラウ
ン管を得ることを目的とする。
ためになされたもので、焼き嵌めにて取り付けられるシ
ュリンクバンドがパネルスカート部の規定位置に取り付
けることができ、防爆効果に優れたバンド補強型ブラウ
ン管を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るシュリン
クバンドは、環状の金属枠帯の四隅曲率部を除く部位に
該金属枠帯の厚みとほぼ等しい厚みで成形され上記金属
枠帯をブラウン管のパネルスカート部周囲に焼き嵌めに
より取り付ける際に上記金属枠帯を支持する突起形状部
を有するものである。
クバンドは、環状の金属枠帯の四隅曲率部を除く部位に
該金属枠帯の厚みとほぼ等しい厚みで成形され上記金属
枠帯をブラウン管のパネルスカート部周囲に焼き嵌めに
より取り付ける際に上記金属枠帯を支持する突起形状部
を有するものである。
【0008】また、この発明に係るバンド補強型ブラウ
ン管は、ブラウン管のパネルスカート部に環状の金属帯
枠を焼き嵌めにて取り付けたバンド補強型ブラウン管で
あって、上記環状の金属帯枠の四隅曲率部を除く部位
に、外方向に上記金属帯枠の厚みとほぼ等しい厚みの突
起形状部を形成したことを特徴とするものである。
ン管は、ブラウン管のパネルスカート部に環状の金属帯
枠を焼き嵌めにて取り付けたバンド補強型ブラウン管で
あって、上記環状の金属帯枠の四隅曲率部を除く部位
に、外方向に上記金属帯枠の厚みとほぼ等しい厚みの突
起形状部を形成したことを特徴とするものである。
【0009】また、突起形状部は環状の金属枠帯の短辺
上の対向した位置に不連続に成形されたことを特徴とす
るものである。
上の対向した位置に不連続に成形されたことを特徴とす
るものである。
【0010】また、突起形状部は環状の金属帯枠のブラ
ウン管の画像面側とは逆の端部に形成されていることを
特徴とするものである。
ウン管の画像面側とは逆の端部に形成されていることを
特徴とするものである。
【0011】また、この発明に係るバンド補強型ブラウ
ン管の製造方法は、環状の金属枠帯の四隅曲率部を除く
部位に成形され、外方向に上記金属枠帯の厚みとほぼ等
しい厚みの突起形状部で上記環状の金属枠帯を支持し、
上記環状の金属枠帯を加熱伸長し、ブラウン管のパネル
スカート部を上記加熱伸長した環状の金属枠帯に嵌め込
んだ後、常温に復して上記ブラウン管のパネルスカート
部に上記環状の金属枠帯の締め付け力が加わるようにし
たものである。
ン管の製造方法は、環状の金属枠帯の四隅曲率部を除く
部位に成形され、外方向に上記金属枠帯の厚みとほぼ等
しい厚みの突起形状部で上記環状の金属枠帯を支持し、
上記環状の金属枠帯を加熱伸長し、ブラウン管のパネル
スカート部を上記加熱伸長した環状の金属枠帯に嵌め込
んだ後、常温に復して上記ブラウン管のパネルスカート
部に上記環状の金属枠帯の締め付け力が加わるようにし
たものである。
【0012】また、突起形状部がブラウン管を嵌めこん
だ際、金属帯枠の画像面側とは逆の端部に位置するよう
環状の金属枠帯を支持することを特徴とするものであ
る。
だ際、金属帯枠の画像面側とは逆の端部に位置するよう
環状の金属枠帯を支持することを特徴とするものであ
る。
【0013】
【作用】この発明においては、シュリンクバンド加熱・
伸長後の外周縁形状は、パネルスカート部の外周縁形状
と相似形状に構成することができる。従ってシュリンク
バンドがパネルスカート部の所望される管軸方向の高さ
位置に取り付けることができる。
伸長後の外周縁形状は、パネルスカート部の外周縁形状
と相似形状に構成することができる。従ってシュリンク
バンドがパネルスカート部の所望される管軸方向の高さ
位置に取り付けることができる。
【0014】また、この発明においては、突起形状部を
環状の金属枠帯の短辺上の対向する位置に不連続に成形
されているので焼き嵌めの際の熱による変形を受けにく
い。
環状の金属枠帯の短辺上の対向する位置に不連続に成形
されているので焼き嵌めの際の熱による変形を受けにく
い。
【0015】また、この発明においては、突起形状部を
環状の金属帯枠のブラウン管の画像面側とは逆の端部に
形成しているので、パネルスカート部の引張応力の低減
に効果的である。
環状の金属帯枠のブラウン管の画像面側とは逆の端部に
形成しているので、パネルスカート部の引張応力の低減
に効果的である。
【0016】
実施例1.以下、この発明の一実施例について説明す
る。図1において、12はパネル画像面側とは逆の端部
に外方向に突出したコの字形状の突起形状で、短い辺部
に4カ所成形加工にて形成したものである。この短い辺
部に形成するのは長辺部に形成したものより焼き嵌めの
際の変形の影響を受けにくいからである。図2は、図1
の突起形状の要部詳細の斜視図である。この突起形状は
シュリンクバンド11とほぼ同じ板厚である。
る。図1において、12はパネル画像面側とは逆の端部
に外方向に突出したコの字形状の突起形状で、短い辺部
に4カ所成形加工にて形成したものである。この短い辺
部に形成するのは長辺部に形成したものより焼き嵌めの
際の変形の影響を受けにくいからである。図2は、図1
の突起形状の要部詳細の斜視図である。この突起形状は
シュリンクバンド11とほぼ同じ板厚である。
【0017】このように形成されたシュリンクバンド1
1は、図10に示すのと同様な方法で加熱伸長する際、
この突起形状12部でシュリンクバンド11を支持する
ことができるので、加熱伸長時の外周縁形状はパネルス
カート1b部の外周縁形状と相似形状に構成することが
できる。これは、シュリンクバンド11のコーナー4隅
部に取り付け金具が取り付けられておらず、板厚もほぼ
均一であるからである。従ってシュリンクバンド11加
熱時の膨張が、外周縁に均一に伸長されていることを意
味するものである。このように成形される突起形状の幅
Pは、シュリンクバンドの板厚にもよるが大体板厚の3
〜8倍が望ましく、実施例のものは板厚0.8mmに対し、
幅Pは5mmである。また、図10のシュリンクバンドの支
持のされ方では取り付け金具は画像面側に位置するが、
本実施例のものはパネルスカート部の引張応力を効果的
に低減させるため画像面側とは逆のシュリンクバンド端
部に突起形状部がくるようにブラウン管に焼き嵌められ
ることが望ましい。従って、製造する際に、図10の台
座20に支持されるシュリンクバンドは台座下側に存在
するように突起形状部により支持される。
1は、図10に示すのと同様な方法で加熱伸長する際、
この突起形状12部でシュリンクバンド11を支持する
ことができるので、加熱伸長時の外周縁形状はパネルス
カート1b部の外周縁形状と相似形状に構成することが
できる。これは、シュリンクバンド11のコーナー4隅
部に取り付け金具が取り付けられておらず、板厚もほぼ
均一であるからである。従ってシュリンクバンド11加
熱時の膨張が、外周縁に均一に伸長されていることを意
味するものである。このように成形される突起形状の幅
Pは、シュリンクバンドの板厚にもよるが大体板厚の3
〜8倍が望ましく、実施例のものは板厚0.8mmに対し、
幅Pは5mmである。また、図10のシュリンクバンドの支
持のされ方では取り付け金具は画像面側に位置するが、
本実施例のものはパネルスカート部の引張応力を効果的
に低減させるため画像面側とは逆のシュリンクバンド端
部に突起形状部がくるようにブラウン管に焼き嵌められ
ることが望ましい。従って、製造する際に、図10の台
座20に支持されるシュリンクバンドは台座下側に存在
するように突起形状部により支持される。
【0018】実施例2.図3は、この発明の他の実施例
を示す突起形状の要部詳細図で、シュリンクバンド11
のパネル画像面側とは逆の端部に外方向にL字形状の折
り曲げ形状13部を成形加工にて形成したものである。
このように形成されたシュリンクバンド11は、この折
り曲げ形状13部で支持することができるので、上記と
同様な効果を有することができる。
を示す突起形状の要部詳細図で、シュリンクバンド11
のパネル画像面側とは逆の端部に外方向にL字形状の折
り曲げ形状13部を成形加工にて形成したものである。
このように形成されたシュリンクバンド11は、この折
り曲げ形状13部で支持することができるので、上記と
同様な効果を有することができる。
【0019】実施例3.図4は、この発明の他の実施例
を示す突起形状の要部詳細図で、図5はこの突起形状の
要部断面図である。シュリンクバンド11の幅中央部か
ら画像面側とは逆の端部迄の部位に外方向の膨らみ形状
14を成形加工にて形成したものである。このように形
成されたシュリンクバンド11は、この膨らみ形状14
部で支持することができるので、上記と同様な効果を有
することができる。
を示す突起形状の要部詳細図で、図5はこの突起形状の
要部断面図である。シュリンクバンド11の幅中央部か
ら画像面側とは逆の端部迄の部位に外方向の膨らみ形状
14を成形加工にて形成したものである。このように形
成されたシュリンクバンド11は、この膨らみ形状14
部で支持することができるので、上記と同様な効果を有
することができる。
【0020】上記実施例1、3についてはブラウン管の
パネルスカート部に焼き嵌めた時に、突起形状部12、
14がパネルスカート部と係合せずその分締め付け力が
落ちる不具合が生じるがシュリンクバンド幅を幾分大き
くとればそれも解消できる。図6は上記実施例1、2及
び3によるバンド補強型ブラウン管を取り付けたものを
示したものである。図において、15はブラウン管1を
押さえる押えホルダー、16はブラウン管1を位置決め
する位置決めガイド、17はパッキン、18はブラウン
管1の画像面を冷却するために封入されている冷却液、
19はブラウン管の前面部を保持するホルダー、21は
レンズ等の光学系である。この構成のように、ブラウン
管の小型化により取り付け金具でホルダー側に固定する
必要の無いブラウン管のシュリンクバンドに特に有効で
ある。この図では示されていないがこの構成ではシュリ
ンクバンド11に成形された突起形状の部分は位置決め
ガイドが逃げている。しかし、大型ブラウン管にも適用
できるように、シュリンクバンドに設けられた突起形状
部と位置決めガイドとを係合させてより確実に固定する
ようにしてもよく、突起形状部に穴を開けて位置決めガ
イドまたはホルダーにネジ止めするようにしてもよい。
尚、上記実施例の構成では画像面前面に冷却液及び光学
系が配置されているが、テレビ等に取り付ける構成では
これらは必要ない。
パネルスカート部に焼き嵌めた時に、突起形状部12、
14がパネルスカート部と係合せずその分締め付け力が
落ちる不具合が生じるがシュリンクバンド幅を幾分大き
くとればそれも解消できる。図6は上記実施例1、2及
び3によるバンド補強型ブラウン管を取り付けたものを
示したものである。図において、15はブラウン管1を
押さえる押えホルダー、16はブラウン管1を位置決め
する位置決めガイド、17はパッキン、18はブラウン
管1の画像面を冷却するために封入されている冷却液、
19はブラウン管の前面部を保持するホルダー、21は
レンズ等の光学系である。この構成のように、ブラウン
管の小型化により取り付け金具でホルダー側に固定する
必要の無いブラウン管のシュリンクバンドに特に有効で
ある。この図では示されていないがこの構成ではシュリ
ンクバンド11に成形された突起形状の部分は位置決め
ガイドが逃げている。しかし、大型ブラウン管にも適用
できるように、シュリンクバンドに設けられた突起形状
部と位置決めガイドとを係合させてより確実に固定する
ようにしてもよく、突起形状部に穴を開けて位置決めガ
イドまたはホルダーにネジ止めするようにしてもよい。
尚、上記実施例の構成では画像面前面に冷却液及び光学
系が配置されているが、テレビ等に取り付ける構成では
これらは必要ない。
【0021】
【発明の効果】以上のように、この発明によればブラウ
ン管に焼き嵌めにて取り付けられるシュリンクバンドの
管軸方向の取り付け高さ位置を爆縮現象を防止するに最
も適正な位置に構成することができるので、優れた防爆
効果が得られ、また、取り付け金具を用いないのでシュ
リンクバンドが安価に製作できる。
ン管に焼き嵌めにて取り付けられるシュリンクバンドの
管軸方向の取り付け高さ位置を爆縮現象を防止するに最
も適正な位置に構成することができるので、優れた防爆
効果が得られ、また、取り付け金具を用いないのでシュ
リンクバンドが安価に製作できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すシュリンクバンドの
斜視図である。
斜視図である。
【図2】この発明の一実施例を示す図1の突起形状部の
要部詳細の斜視図である。
要部詳細の斜視図である。
【図3】この発明の他の実施例を示す突起形状の要部詳
細の斜視図である。
細の斜視図である。
【図4】この発明の他の実施例を示す突起形状の要部詳
細の斜視図である。
細の斜視図である。
【図5】この発明の他の実施例を示す図4のX-X断面図
である。
である。
【図6】この発明のセットへの取付状態を示す説明図で
ある。
ある。
【図7】従来のバンド補強型ブラウン管を示す側面図で
ある。
ある。
【図8】図6のシュリンクバンドを示す斜視図である。
【図9】ブラウン管の応力を説明する説明図である。
【図10】シュリンクバンドをブラウン管に焼き嵌めす
ることを説明する説明図である。
ることを説明する説明図である。
【図11】従来のシュリンクバンドの不具合を説明する
説明図である。
説明図である。
【図12】従来のシュリンクバンドの加熱伸長を示す説
明図である。
明図である。
【図13】最適のシュリンクバンドの加熱伸長を示す説
明図である。
明図である。
【図14】従来のシュリンクバンドとブラウン管の焼き
嵌めの不適当な例を説明する説明図である。
嵌めの不適当な例を説明する説明図である。
1 ブラウン管 1a パネル画像面 1b パネルスカート 11 シュリンクバンド 12 突起形状部 13 突起形状部 14 突起形状部
Claims (6)
- 【請求項1】 環状の金属枠帯の四隅曲率部を除く部位
に該金属枠帯の厚みとほぼ等しい厚みで成形され上記金
属枠帯をブラウン管のパネルスカート部周囲に焼き嵌め
により取り付ける際に上記金属枠帯を支持する突起形状
部を有するシュリンクバンド。 - 【請求項2】 ブラウン管のパネルスカート部に環状の
金属帯枠を焼き嵌めにて取り付けたバンド補強型ブラウ
ン管において、上記環状の金属帯枠の四隅曲率部を除く
部位に、外方向に上記金属帯枠の厚みとほぼ等しい厚み
の突起形状部を形成したことを特徴とするバンド補強型
ブラウン管。 - 【請求項3】 請求項2における突起形状部は環状の金
属枠帯の短辺上の対向した位置に不連続に成形されたこ
とを特徴とするバンド補強型ブラウン管。 - 【請求項4】 請求項2、3における突起形状部は環状
の金属帯枠のブラウン管の画像面側とは逆の端部に形成
されていることを特徴とするバンド補強型ブラウン管。 - 【請求項5】 環状の金属枠帯の四隅曲率部を除く部位
に成形され、外方向に上記金属枠帯の厚みとほぼ等しい
厚みの突起形状部で上記環状の金属枠帯を支持し、上記
環状の金属枠帯を加熱伸長し、ブラウン管のパネルスカ
ート部を上記加熱伸長した環状の金属枠帯に嵌め込んだ
後、常温に復して上記ブラウン管のパネルスカート部に
上記環状の金属枠帯の締め付け力が加わるようにしたバ
ンド補強型ブラウン管の製造方法。 - 【請求項6】 請求項5において突起形状部がブラウン
管を嵌めこんだ際、金属帯枠の画像面側とは逆の端部に
位置するよう環状の金属枠帯を支持することを特徴とす
るバンド補強型ブラウン管の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10261793A JPH06310056A (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | シュリンクバンド、バンド補強型ブラウン管及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10261793A JPH06310056A (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | シュリンクバンド、バンド補強型ブラウン管及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06310056A true JPH06310056A (ja) | 1994-11-04 |
Family
ID=14332213
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10261793A Pending JPH06310056A (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | シュリンクバンド、バンド補強型ブラウン管及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06310056A (ja) |
-
1993
- 1993-04-28 JP JP10261793A patent/JPH06310056A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR19980033343A (ko) | 음극선관용 글래스 벌브 | |
| JPH06310056A (ja) | シュリンクバンド、バンド補強型ブラウン管及びその製造方法 | |
| EP0360134B1 (en) | Cathode ray tube | |
| US5055934A (en) | Implosion protection means having mounting lug base-accommodating concavities therein | |
| JP2699125B2 (ja) | 耐内破性陰極線管 | |
| US5057929A (en) | Cathode ray tube having implosion band with raised tabs and method | |
| KR920007117B1 (ko) | 보강형 음극선관 | |
| KR950011705B1 (ko) | 설치 브래킷 및 그의 부착방법 | |
| JPH0799668B2 (ja) | 収縮密着型爆縮防止バンドの成形法 | |
| JP2510437B2 (ja) | 焼ばめ内破保護バンドを形成する方法 | |
| IT9021603A1 (it) | Tubo a raggi catodici dotato di una fascia anti-implosione | |
| JPH0234133B2 (ja) | ||
| JPH03187136A (ja) | 陰極線管のフェースプレート・パネル用の収縮密着型爆縮防止バンド | |
| KR100496483B1 (ko) | 수축끼워맞춤 밴드를 구비한 음극선관 | |
| JP2001332192A (ja) | 防爆補強バンドおよびバンド補強形ブラウン管 | |
| KR910006638Y1 (ko) | 음극선관의 방폭밴드 | |
| JPS58128631A (ja) | 防爆形ブラウン管の製造方法 | |
| JPH1021857A (ja) | ヒートシュリンクバンド、陰極線管および製造方法 | |
| KR100227698B1 (ko) | 음극선관의 밴드 장착방법 및 그 밴드 | |
| KR0165325B1 (ko) | 음극선관용 밴드 클립부 평활장치 | |
| JP3395587B2 (ja) | 受像管 | |
| JPS61140020A (ja) | バンド補強形陰極線管の製造方法 | |
| JPH0745873Y2 (ja) | 防爆形ブラウン管 | |
| JPH0644003Y2 (ja) | 防爆形ブラウン管 | |
| JPS5861550A (ja) | 陰極線管 |