JPH0631047B2 - スクータ形自動二輪車 - Google Patents
スクータ形自動二輪車Info
- Publication number
- JPH0631047B2 JPH0631047B2 JP57010614A JP1061482A JPH0631047B2 JP H0631047 B2 JPH0631047 B2 JP H0631047B2 JP 57010614 A JP57010614 A JP 57010614A JP 1061482 A JP1061482 A JP 1061482A JP H0631047 B2 JPH0631047 B2 JP H0631047B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- shield plate
- main frame
- cover
- functional component
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ユニットスイング形を動力ユニットを備え、
この動力ユニットの上方にシートを配置するとともに、
このシートから動力ユニットの周囲にかけてをカバーで
覆ったスクータ形自動二輪車に関する。
この動力ユニットの上方にシートを配置するとともに、
このシートから動力ユニットの周囲にかけてをカバーで
覆ったスクータ形自動二輪車に関する。
[従来の技術] ヘッドパイプに連なるメインフレーム部材を、フロント
フォークとシートとの間で下向きに大きく屈曲させ、こ
の屈曲部の底となる部分に、運転者の足載せとなるフー
トレストボードを設置した、いわゆるスクータ形自動二
輪車は、シートとフロントフォークとの間に運転者の脚
部を収めるための広いスペースを必要とするため、この
部分にエンジンを設置することができない。
フォークとシートとの間で下向きに大きく屈曲させ、こ
の屈曲部の底となる部分に、運転者の足載せとなるフー
トレストボードを設置した、いわゆるスクータ形自動二
輪車は、シートとフロントフォークとの間に運転者の脚
部を収めるための広いスペースを必要とするため、この
部分にエンジンを設置することができない。
したがって、この種の自動二輪車では、シートの下方
に、エンジンと後輪を一体化したユニットスイング形の
動力ユニットを配置することが行われている。そして、
このシートの下方から動力ユニットの周囲にかけての範
囲は、カバーで覆われており、このカバー内には、上記
シートと動力ユニットとの間に位置して、各種の機能部
品が配置されている。
に、エンジンと後輪を一体化したユニットスイング形の
動力ユニットを配置することが行われている。そして、
このシートの下方から動力ユニットの周囲にかけての範
囲は、カバーで覆われており、このカバー内には、上記
シートと動力ユニットとの間に位置して、各種の機能部
品が配置されている。
[発明が解決しようとする課題] ところが、このような構成によると、カバーの内側が外
方とは区画された空間となるので、このカバーの内側に
エンジンの熱気が篭り易くなる。特に、渋滞中のように
エンジンがアイドリング状態で停止している場合には、
走行風によるカバー内の換気が不可能となるので、エン
ジンの熱気がそのまま上昇し、このカバー内の上部に滞
留する傾向にある。
方とは区画された空間となるので、このカバーの内側に
エンジンの熱気が篭り易くなる。特に、渋滞中のように
エンジンがアイドリング状態で停止している場合には、
走行風によるカバー内の換気が不可能となるので、エン
ジンの熱気がそのまま上昇し、このカバー内の上部に滞
留する傾向にある。
このため、エンジンの真上に配置された機能部品がエン
ジンの熱影響を直接受け易くなり、この機能部品が不所
望に過熱されるといった問題が生じてくる。
ジンの熱影響を直接受け易くなり、この機能部品が不所
望に過熱されるといった問題が生じてくる。
本発明は、このような事情にもとづいてなされたもの
で、エンジンの上方にエンジンの熱気が滞留するのを防
止でき、特にエンジンの真上に位置する機能部品への熱
影響を少なく抑えることができるとともに、エンジンの
放熱性能も充分に確保できるスクータ形自動二輪車の提
供を目的とする。
で、エンジンの上方にエンジンの熱気が滞留するのを防
止でき、特にエンジンの真上に位置する機能部品への熱
影響を少なく抑えることができるとともに、エンジンの
放熱性能も充分に確保できるスクータ形自動二輪車の提
供を目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明に係るスクータ形自動
二輪車は、ヘッドパイプから下向きに延び、かつこの下
端部が後方に向けて延長されるとともに、この延長部分
の後部から上向きに延びる左右一対の立ち上がり部を含
むメインフレーム部材と、このメインフレーム部材の立
ち上がり部の間に亘って取り付けられた機能部品と、こ
の機能部品の上方に配置されたシートと、エンジンと後
輪とが一体化され、そのエンジン側の前部が前記メイン
フレーム部材に上下方向に揺動可能に連結されるととも
に、上記エンジンが上記機能部品の直下に位置されたユ
ニットスイング形の動力ユニットと、この動力ユニット
の少なくともエンジンの周囲から上記機能部品および上
記シートの下方にかけての範囲を連続して覆うカバーと
を備えている。
二輪車は、ヘッドパイプから下向きに延び、かつこの下
端部が後方に向けて延長されるとともに、この延長部分
の後部から上向きに延びる左右一対の立ち上がり部を含
むメインフレーム部材と、このメインフレーム部材の立
ち上がり部の間に亘って取り付けられた機能部品と、こ
の機能部品の上方に配置されたシートと、エンジンと後
輪とが一体化され、そのエンジン側の前部が前記メイン
フレーム部材に上下方向に揺動可能に連結されるととも
に、上記エンジンが上記機能部品の直下に位置されたユ
ニットスイング形の動力ユニットと、この動力ユニット
の少なくともエンジンの周囲から上記機能部品および上
記シートの下方にかけての範囲を連続して覆うカバーと
を備えている。
そして、上記カバーの内側に位置された上記機能部品と
エンジンとの間に、上記左右の立ち上がり部の間に跨が
って前後方向に延びる遮蔽板を配置し、この遮蔽板は、
後方に進むに従い上向きに傾斜されるとともに、上記エ
ンジンとの間に空間を介在させた状態で上記メインフレ
ーム部材側に取り付けられていることを特徴としてい
る。
エンジンとの間に、上記左右の立ち上がり部の間に跨が
って前後方向に延びる遮蔽板を配置し、この遮蔽板は、
後方に進むに従い上向きに傾斜されるとともに、上記エ
ンジンとの間に空間を介在させた状態で上記メインフレ
ーム部材側に取り付けられていることを特徴としてい
る。
[作用] この構成によれば、遮蔽板は、カバーの内側においてエ
ンジンと機能部品とを熱的に隔離するので、エンジンの
熱気が機能部品に直接伝わることはなく、機能部品に対
するエンジンの熱影響が少なくなる。
ンジンと機能部品とを熱的に隔離するので、エンジンの
熱気が機能部品に直接伝わることはなく、機能部品に対
するエンジンの熱影響が少なくなる。
そして、この場合、エンジンと遮蔽板との間には空間が
存在するため、エンジンからの熱気の温度は、遮蔽板に
至るまでの間に低下する。このため、遮蔽板にエンジン
の熱気が直接伝えられずに済み、機能部品に対する熱影
響をより少なく抑えることができる。
存在するため、エンジンからの熱気の温度は、遮蔽板に
至るまでの間に低下する。このため、遮蔽板にエンジン
の熱気が直接伝えられずに済み、機能部品に対する熱影
響をより少なく抑えることができる。
しかも、この遮蔽板は、後上りに傾斜されているので、
エンジンからカバー内に発散された後、このカバー内を
上昇する熱気は、自然にあるいは自動二輪車の走行中、
カバー内に流入する前方からの走行風を受けることによ
り、遮蔽板の傾斜に沿うようにして後方に案内され、上
記機能部品を外れた位置に導かれる。したがって、エン
ジンの熱気が、このエンジンと機能部品との間に滞留し
難くなり、エンジンの放熱性を妨げないとともに、上記
機能部品に対する熱影響をより一層少なく抑えることが
できる。
エンジンからカバー内に発散された後、このカバー内を
上昇する熱気は、自然にあるいは自動二輪車の走行中、
カバー内に流入する前方からの走行風を受けることによ
り、遮蔽板の傾斜に沿うようにして後方に案内され、上
記機能部品を外れた位置に導かれる。したがって、エン
ジンの熱気が、このエンジンと機能部品との間に滞留し
難くなり、エンジンの放熱性を妨げないとともに、上記
機能部品に対する熱影響をより一層少なく抑えることが
できる。
そして、エンジンが上下に揺動するユニットスイング形
の動力ユニットでは、エンジンと遮蔽板との間の空間
は、これらエンジンと遮蔽板との干渉を避ける意味から
も必須の構成であり、このような空間がエンジンの上方
に存在し、かつ遮蔽板がメインフレーム部材側に取り付
けられていれば、自動二輪車の走行中、カバー内に流入
する前方からの走行風が空気に導入され易くなり、エン
ジン上方の通気性を高めることができる。このため、上
記エンジンの上方に熱気が滞留し難いことと合わせて、
エンジンの放熱性能を高めることができる。
の動力ユニットでは、エンジンと遮蔽板との間の空間
は、これらエンジンと遮蔽板との干渉を避ける意味から
も必須の構成であり、このような空間がエンジンの上方
に存在し、かつ遮蔽板がメインフレーム部材側に取り付
けられていれば、自動二輪車の走行中、カバー内に流入
する前方からの走行風が空気に導入され易くなり、エン
ジン上方の通気性を高めることができる。このため、上
記エンジンの上方に熱気が滞留し難いことと合わせて、
エンジンの放熱性能を高めることができる。
[実施例] 以下本発明を、図面に示す一実施例にもとづいて説明す
る。
る。
図中符号1で示すフレームは、その前端にヘッドパイプ
2を備えている。ヘッドパイプ2の下部後面には、下向
きに延びるダウンチューブ3が溶接されており、このダ
ウンチューブ3の下端部には、左右一対のメインパイプ
4,4の前端部が溶接されている。メインパイプ4,4
は、後方に延びる水平部4aと、この水平部4aの後端
から後方斜め上向きに立ち上がる立ち上がり部5を有し
ている。この立ち上がり部5は、第2図および第3図に
示すように、水平部4aに連なる下半部5aと、この下
半部5aの上部に連なるとともに、上方への傾斜角度が
下半部5aよりも小さく設定された上半部5bとで構成
され、この立ち上がり部5は、途中で折れ曲がってい
る。そして、立ち上がり部5の上端部は、後方に向って
略水平に延長されており、この延長部分はシートレール
6を構成している。
2を備えている。ヘッドパイプ2の下部後面には、下向
きに延びるダウンチューブ3が溶接されており、このダ
ウンチューブ3の下端部には、左右一対のメインパイプ
4,4の前端部が溶接されている。メインパイプ4,4
は、後方に延びる水平部4aと、この水平部4aの後端
から後方斜め上向きに立ち上がる立ち上がり部5を有し
ている。この立ち上がり部5は、第2図および第3図に
示すように、水平部4aに連なる下半部5aと、この下
半部5aの上部に連なるとともに、上方への傾斜角度が
下半部5aよりも小さく設定された上半部5bとで構成
され、この立ち上がり部5は、途中で折れ曲がってい
る。そして、立ち上がり部5の上端部は、後方に向って
略水平に延長されており、この延長部分はシートレール
6を構成している。
したがって、これらヘッドパイプ2、ダウンチューブ3
およびメインパイプ4,4は、アンダーボーン形のパイ
プフレームを構成しており、本実施例の場合は、上記ダ
ウンチューブ3およびメインパイプ4,4がメインフレ
ーム部材となっている。
およびメインパイプ4,4は、アンダーボーン形のパイ
プフレームを構成しており、本実施例の場合は、上記ダ
ウンチューブ3およびメインパイプ4,4がメインフレ
ーム部材となっている。
ヘッドパイプ2には、ステアリング軸7が支持されてい
る。このステアリング軸7の上端部には、バーハンドル
8が取り付けられているとともに、下端部には、前輪9
を有するフロントフォーク10が連結されている。そし
て、ヘッドパイプ2およびダウンチューブ3の後面は、
レッグシールド11で覆われている。このレッグシール
ド11の前面には、ヘッドパイプ2およびステアリング
軸7を前方から覆い隠す前面カバー13が取り付けられ
ており、この前面カバー13は、フロントフェンダ12
を兼ねている。メインパイプ4,4の水平部4aには、
フートレストボード14が載置されており、このフート
レストボード14は、レッグシールド11の下端部に連
なっている。
る。このステアリング軸7の上端部には、バーハンドル
8が取り付けられているとともに、下端部には、前輪9
を有するフロントフォーク10が連結されている。そし
て、ヘッドパイプ2およびダウンチューブ3の後面は、
レッグシールド11で覆われている。このレッグシール
ド11の前面には、ヘッドパイプ2およびステアリング
軸7を前方から覆い隠す前面カバー13が取り付けられ
ており、この前面カバー13は、フロントフェンダ12
を兼ねている。メインパイプ4,4の水平部4aには、
フートレストボード14が載置されており、このフート
レストボード14は、レッグシールド11の下端部に連
なっている。
立ち上がり部5の上半部5bには、機能部品としての燃
料タンク15が固定されている。燃料タンク15は、上
半部5bやシートレール6よりも上方に突出されてお
り、この燃料タンク15上には、シート16が配置され
ている。シート16は、燃料タンク15の上面前端部に
ヒンジ17を介して開閉可能に枢支されている。
料タンク15が固定されている。燃料タンク15は、上
半部5bやシートレール6よりも上方に突出されてお
り、この燃料タンク15上には、シート16が配置され
ている。シート16は、燃料タンク15の上面前端部に
ヒンジ17を介して開閉可能に枢支されている。
ま、左右一対の立ち上がり部5の下半部5aには、夫々
後方に突出するエンジンブラケット18が溶接されてい
る。エンジンブラケット18には、枢支ボルト19を介
して駆動リング20が枢支されている。駆動リング20
の間には、ピボット軸21を介して動力ユニット22の
前端部が上下方向に揺動可能に連結されている。動力ユ
ニット22は、2サイクルエンジン23と、このエンジ
ン23のクランクケース24の左側から後方へ一体に延
びる伝動ケース25を備えている。伝動ケース25は、
スイングアームを兼ねるとともに、その後端部にVベル
ト駆動される後輪26を支持しており、この伝動ケース
25の後端部が一方のシートレール6に緩衝器27を介
して懸架されている。
後方に突出するエンジンブラケット18が溶接されてい
る。エンジンブラケット18には、枢支ボルト19を介
して駆動リング20が枢支されている。駆動リング20
の間には、ピボット軸21を介して動力ユニット22の
前端部が上下方向に揺動可能に連結されている。動力ユ
ニット22は、2サイクルエンジン23と、このエンジ
ン23のクランクケース24の左側から後方へ一体に延
びる伝動ケース25を備えている。伝動ケース25は、
スイングアームを兼ねるとともに、その後端部にVベル
ト駆動される後輪26を支持しており、この伝動ケース
25の後端部が一方のシートレール6に緩衝器27を介
して懸架されている。
動力ユニット22のエンジン23は、直立形のシリンダ
(図示せず)を備えている。このシリンダやシリンダヘ
ッドの周囲は、エアシュラウド28によって覆われてい
る。エアシュラウド28内には、このエアシュラウド2
8の右側面の吸入孔29内に設けたファンによって強制
的に冷却風が送風されるようになっており、この冷却風
は、シリンダやシリンダヘッドを冷却した後、エアシュ
ラウド28の左側面の吹出口30から排出される。した
がって、このエンジン23は強制空冷式であり、上記エ
アシュラウド28が燃料タンク15の真下に近接対向さ
れている。
(図示せず)を備えている。このシリンダやシリンダヘ
ッドの周囲は、エアシュラウド28によって覆われてい
る。エアシュラウド28内には、このエアシュラウド2
8の右側面の吸入孔29内に設けたファンによって強制
的に冷却風が送風されるようになっており、この冷却風
は、シリンダやシリンダヘッドを冷却した後、エアシュ
ラウド28の左側面の吹出口30から排出される。した
がって、このエンジン23は強制空冷式であり、上記エ
アシュラウド28が燃料タンク15の真下に近接対向さ
れている。
なお、第3図中符号31は点火プラグ、32は気化器で
ある。
ある。
燃料タンク15およびエンジン23の周囲は、シート1
6に連なるカバー36によって覆われている。カバー3
6は、第1図や第2図に示すように、燃料タンク15の
前半部の周囲および立ち上がり部5の前方からエアシュ
ラウド28の側方にかけてを覆うフロントカバー33
と、燃料タンク15の後半部の周囲からシートレール6
の上方を覆うアッパカバー34と、これら両カバー3
3,34に連続してシートレール6の側方から後輪26
の上方にかけての範囲を覆う左右一対のサイドカバー3
5,35とによって構成され、いわゆるフルカバードタ
イプをなしている。このようなカバー36によって覆わ
れた部分は、外方から区画されたエンジンルーム36a
を構成しており、このエンジンルーム36a内に上記燃
料タンク15やエンジン23が配置されている。
6に連なるカバー36によって覆われている。カバー3
6は、第1図や第2図に示すように、燃料タンク15の
前半部の周囲および立ち上がり部5の前方からエアシュ
ラウド28の側方にかけてを覆うフロントカバー33
と、燃料タンク15の後半部の周囲からシートレール6
の上方を覆うアッパカバー34と、これら両カバー3
3,34に連続してシートレール6の側方から後輪26
の上方にかけての範囲を覆う左右一対のサイドカバー3
5,35とによって構成され、いわゆるフルカバードタ
イプをなしている。このようなカバー36によって覆わ
れた部分は、外方から区画されたエンジンルーム36a
を構成しており、このエンジンルーム36a内に上記燃
料タンク15やエンジン23が配置されている。
ところで、燃料タンク15とエンジン23との間には、
平板状をなす耐熱合成樹脂製の遮蔽板37が配置されて
いる。遮蔽板37は、第5図に示すように、エンジンル
ーム36a内を燃料タンク15が収容される上部空間3
6bと、エンジン23が収容される下部空間36cとに
上下に区画しており、これら上部空間36bと下部空間
36cとを熱的に隔離している。そして、遮蔽板37
は、立ち上がり部5の下半部5aの上部から上半部5b
にかけての範囲に亘って取り付けられており、この取り
付け構造の詳細については、第3図ないし第6図に示さ
れている。
平板状をなす耐熱合成樹脂製の遮蔽板37が配置されて
いる。遮蔽板37は、第5図に示すように、エンジンル
ーム36a内を燃料タンク15が収容される上部空間3
6bと、エンジン23が収容される下部空間36cとに
上下に区画しており、これら上部空間36bと下部空間
36cとを熱的に隔離している。そして、遮蔽板37
は、立ち上がり部5の下半部5aの上部から上半部5b
にかけての範囲に亘って取り付けられており、この取り
付け構造の詳細については、第3図ないし第6図に示さ
れている。
すなわち、遮蔽板37は、その左右の側部が立ち上がり
部5の曲率に沿うように彎曲されて、この立ち上がり部
5の下面に当てがわれている。遮蔽板37の下面には、
立ち上がり部5の内側に位置して、この立ち上がり部5
の軸方向に延びる一対の突条38,38が突設されてい
る。そして、遮蔽板37の前端部は、上記エンジンブラ
ケット18の間を決ぶクロスメンバ39にブラケット4
0を介して連結されている。ブラケット40は、クロス
メンバ39に溶接したボルト41にナット42を介して
固着され、その上端部に遮蔽板37の前端部に開設した
係合孔43に引っ掛かるフック部44を備えている。
部5の曲率に沿うように彎曲されて、この立ち上がり部
5の下面に当てがわれている。遮蔽板37の下面には、
立ち上がり部5の内側に位置して、この立ち上がり部5
の軸方向に延びる一対の突条38,38が突設されてい
る。そして、遮蔽板37の前端部は、上記エンジンブラ
ケット18の間を決ぶクロスメンバ39にブラケット4
0を介して連結されている。ブラケット40は、クロス
メンバ39に溶接したボルト41にナット42を介して
固着され、その上端部に遮蔽板37の前端部に開設した
係合孔43に引っ掛かるフック部44を備えている。
また、遮蔽板37の御端部は、その左右両側の二箇所が
クランプ金具45,45を介して上記立ち上がり部5の
上半部5bに止着されている。クランプ金具45,45
は、金属製の帯板を断面略C形に成形してなれるので、
立ち上がり部5の上半部5bの外周に嵌め込まれるよう
になっている。したがって、遮蔽板37の係合孔43を
フック部44に引っ掛けて、この遮蔽板37の両側部を
上半部5bの下面に当てがった後、クランプ金具45,
45を上半部5bの外周に嵌め込むと、第5図に示すよ
うに、クランプ金具45,45が弾性的に拡径されて遮
蔽板37の後端側両側部を上半部5bとの間で挾み込
み、遮蔽板37を立ち上がり部5の周面に密着保持する
ようになっている。このことにより、遮蔽板37は、左
右の立ち上がり部5の間に跨がって前後方向に延びると
ともに、この立ち上がり部5の上半部5bの傾斜に沿う
ように、後方に進むに従い上向きに傾斜された姿勢で固
定されている。そして、この遮蔽板37の前端部は、エ
ンジン23よりも前方に突出されており、これら遮蔽板
37とエンジン23との間には、第3図や第5図から明
らかなように、エンジンルーム36aの下部空間36c
に連なる空間47が形成されている。
クランプ金具45,45を介して上記立ち上がり部5の
上半部5bに止着されている。クランプ金具45,45
は、金属製の帯板を断面略C形に成形してなれるので、
立ち上がり部5の上半部5bの外周に嵌め込まれるよう
になっている。したがって、遮蔽板37の係合孔43を
フック部44に引っ掛けて、この遮蔽板37の両側部を
上半部5bの下面に当てがった後、クランプ金具45,
45を上半部5bの外周に嵌め込むと、第5図に示すよ
うに、クランプ金具45,45が弾性的に拡径されて遮
蔽板37の後端側両側部を上半部5bとの間で挾み込
み、遮蔽板37を立ち上がり部5の周面に密着保持する
ようになっている。このことにより、遮蔽板37は、左
右の立ち上がり部5の間に跨がって前後方向に延びると
ともに、この立ち上がり部5の上半部5bの傾斜に沿う
ように、後方に進むに従い上向きに傾斜された姿勢で固
定されている。そして、この遮蔽板37の前端部は、エ
ンジン23よりも前方に突出されており、これら遮蔽板
37とエンジン23との間には、第3図や第5図から明
らかなように、エンジンルーム36aの下部空間36c
に連なる空間47が形成されている。
なお、上記クランプ金具45,45を上半部5bに嵌め
込んだ状態にあっては、その一端部が突条38,38に
当接し、上記上半部5bの周方向への回転が阻止される
ようになっている。
込んだ状態にあっては、その一端部が突条38,38に
当接し、上記上半部5bの周方向への回転が阻止される
ようになっている。
このような構成によれば、燃料タンク15とエンジン2
3との間に、これら両者間を熱的に隔離する遮蔽板37
を配置したので、燃料タンク15とエンジン23とが、
カバー36で囲まれた同一のエンジンルーム36a内に
配置されているにも拘らず、エンジン23の熱気が燃料
タンク15に直接伝わることはなく、燃料タンク15に
対するエンジン23の熱影響が少なくなる。
3との間に、これら両者間を熱的に隔離する遮蔽板37
を配置したので、燃料タンク15とエンジン23とが、
カバー36で囲まれた同一のエンジンルーム36a内に
配置されているにも拘らず、エンジン23の熱気が燃料
タンク15に直接伝わることはなく、燃料タンク15に
対するエンジン23の熱影響が少なくなる。
そして、エンジン23と遮蔽板37との間には空間47
が存在するので、エンジン23の熱気の温度は、遮蔽板
37に至るまでの間に低下することになる。よって、遮
蔽板37にエンジン23の熱気が直接伝えられずに済
み、燃料タンク15への熱影響がより少なくなる。
が存在するので、エンジン23の熱気の温度は、遮蔽板
37に至るまでの間に低下することになる。よって、遮
蔽板37にエンジン23の熱気が直接伝えられずに済
み、燃料タンク15への熱影響がより少なくなる。
このため、特にエンジン23がアイドリング状態で停車
している場合のように、走行風によるエンジンルーム3
6a内の換気が不可能に近い状態であっても、燃料タン
ク15がエンジン23の熱気に直接さらされることはな
く、燃料タンク15の過熱やそれに伴う燃料の気化を抑
制することができる。
している場合のように、走行風によるエンジンルーム3
6a内の換気が不可能に近い状態であっても、燃料タン
ク15がエンジン23の熱気に直接さらされることはな
く、燃料タンク15の過熱やそれに伴う燃料の気化を抑
制することができる。
しかも、この遮蔽板37は、メインパイプ4,4の立ち
上がり部5に沿うようにして後上りに傾斜されているの
で、エンジン23からエンジンルーム36a内に発散さ
れた後、このエンジンルーム36a内を上昇する熱気
は、遮蔽板37の位置にまで達した時点で、自然にある
いは自動二輪車の走行中、フートレストボード14の下
面を伝わってカバー36内に流入する前方からの走行風
を受けることにより、上記遮蔽板37を案内面として後
方に流れ、燃料タンク15の後方に向けて導かれる。
上がり部5に沿うようにして後上りに傾斜されているの
で、エンジン23からエンジンルーム36a内に発散さ
れた後、このエンジンルーム36a内を上昇する熱気
は、遮蔽板37の位置にまで達した時点で、自然にある
いは自動二輪車の走行中、フートレストボード14の下
面を伝わってカバー36内に流入する前方からの走行風
を受けることにより、上記遮蔽板37を案内面として後
方に流れ、燃料タンク15の後方に向けて導かれる。
したがって、エンジン23の熱気が、このエンジン23
と燃料タンク15との間に滞留し難くなり、エンジン2
3の放熱性を妨げないとともに、燃料タンク15に対す
る熱影響をより一層少なく抑えることができる。
と燃料タンク15との間に滞留し難くなり、エンジン2
3の放熱性を妨げないとともに、燃料タンク15に対す
る熱影響をより一層少なく抑えることができる。
その上、遮蔽板37は、自動二輪車の走行中に揺動する
動力ユニット22ではなくて、メインフレーム部材の立
ち上がり部5に取り付けられているので、エンジン23
と遮蔽板37との間に、エンジン23の揺動を許容する
ための空間を形成して、この空間をエンジン23の放熱
用空間として積極的に機能させることができる。すなわ
ち、エンジン23が上下に揺動するユニットスイング形
の動力ユニット22を備えたスクータ形自動二輪車で
は、上記エンジン23と遮蔽板37との間の空間47
は、これらエンジン23と遮蔽板37との干渉を避ける
意味からも必須の構成要件であって、このような空間4
7がエンジン23の上方に存在し、かつこの空間47を
形成する遮蔽板37が立ち上がり部5に取り付けられて
いれば、自動二輪車の走行中、カバー36内に流入する
前方からの走行風が空間47に導入され易くなり、エン
ジン23の上方の通気性を高めることができる。このた
め、エンジン23の放熱性能も充分に確保することがで
き、熱溜まりの発生を未然に防止することができる。
動力ユニット22ではなくて、メインフレーム部材の立
ち上がり部5に取り付けられているので、エンジン23
と遮蔽板37との間に、エンジン23の揺動を許容する
ための空間を形成して、この空間をエンジン23の放熱
用空間として積極的に機能させることができる。すなわ
ち、エンジン23が上下に揺動するユニットスイング形
の動力ユニット22を備えたスクータ形自動二輪車で
は、上記エンジン23と遮蔽板37との間の空間47
は、これらエンジン23と遮蔽板37との干渉を避ける
意味からも必須の構成要件であって、このような空間4
7がエンジン23の上方に存在し、かつこの空間47を
形成する遮蔽板37が立ち上がり部5に取り付けられて
いれば、自動二輪車の走行中、カバー36内に流入する
前方からの走行風が空間47に導入され易くなり、エン
ジン23の上方の通気性を高めることができる。このた
め、エンジン23の放熱性能も充分に確保することがで
き、熱溜まりの発生を未然に防止することができる。
さらに、本実施例では、遮蔽板37が立ち上がり部5の
傾斜に沿って取り付けられているので、この遮蔽板37
がエンジンルーム36a内に大きく張り出さずに済む。
このため、エンジンルーム36内の限られたスペース
を、燃料タンク15やその他の部品類の設置スペースと
して広く有効に活用できるといった利点がある。
傾斜に沿って取り付けられているので、この遮蔽板37
がエンジンルーム36a内に大きく張り出さずに済む。
このため、エンジンルーム36内の限られたスペース
を、燃料タンク15やその他の部品類の設置スペースと
して広く有効に活用できるといった利点がある。
なお、本発明に係る遮蔽板の取り付け構造は、上記実施
例に特定されるものではなく、例えばシートレールにブ
ラケットを設けて、このブラケットに遮蔽板をボルト締
めすようにしても良い。
例に特定されるものではなく、例えばシートレールにブ
ラケットを設けて、このブラケットに遮蔽板をボルト締
めすようにしても良い。
[発明の効果] 以上詳述した本発明によれば、エンジンの熱気が機能部
品に直接伝わらずに済むとともに、エンジン上方の空間
の存在により、このエンジンの熱気の温度は遮蔽板に至
るまでの間に低下するので、遮蔽板にもエンジンの熱気
が直接伝えられずに済むことになり、機能部品に対する
エンジンの熱影響が少なくなる。
品に直接伝わらずに済むとともに、エンジン上方の空間
の存在により、このエンジンの熱気の温度は遮蔽板に至
るまでの間に低下するので、遮蔽板にもエンジンの熱気
が直接伝えられずに済むことになり、機能部品に対する
エンジンの熱影響が少なくなる。
しかも、この遮蔽板は、後上りに傾斜されているので、
エンジンからカバー内に発散された後に、このカバー内
を上昇する熱気は、自然あるいは自動二輪車の走行中に
カバー内に流入する前方からの走行風を受けることによ
り、遮蔽板を案内面として機能部品の後方に導かれる。
したがって、エンジンの熱気が、エンジンと機能部品と
の間に滞留し難くなり、エンジンの放熱性を妨げないと
ともに、上記機能部品に対する熱影響をよリ一層少なく
抑えることができる。
エンジンからカバー内に発散された後に、このカバー内
を上昇する熱気は、自然あるいは自動二輪車の走行中に
カバー内に流入する前方からの走行風を受けることによ
り、遮蔽板を案内面として機能部品の後方に導かれる。
したがって、エンジンの熱気が、エンジンと機能部品と
の間に滞留し難くなり、エンジンの放熱性を妨げないと
ともに、上記機能部品に対する熱影響をよリ一層少なく
抑えることができる。
また、エンジンが上下に揺動するユニットスイング形の
動力ユニットを有するスクータ形の自動二輪車では、上
記エンジンと遮蔽板との間の空間は、これらエンジンと
遮蔽板との干渉を避ける意味からも必須の構成であり、
このような空間がエンジンの上方に存在し、かつ、この
空間を形成するための遮蔽板がメインフレーム部材側に
取り付けられていれば、自動二輪車の走行中、カバー内
に流入する前方からの走行風が空間に導入され易くな
り、エンジン上方の通気性を高めることができる。した
がって、上記遮蔽板の傾斜によりエンジンの上方に熱気
が滞留し難くなることと合わせて、エンジンの放熱性能
を充分に確保することができる。
動力ユニットを有するスクータ形の自動二輪車では、上
記エンジンと遮蔽板との間の空間は、これらエンジンと
遮蔽板との干渉を避ける意味からも必須の構成であり、
このような空間がエンジンの上方に存在し、かつ、この
空間を形成するための遮蔽板がメインフレーム部材側に
取り付けられていれば、自動二輪車の走行中、カバー内
に流入する前方からの走行風が空間に導入され易くな
り、エンジン上方の通気性を高めることができる。した
がって、上記遮蔽板の傾斜によりエンジンの上方に熱気
が滞留し難くなることと合わせて、エンジンの放熱性能
を充分に確保することができる。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明の一実施例を示し、 第1図は、スクータ形自動二輪車の側面図、 第2図は、カバー類を取り外した状態のスクータ形自動
二輪車の側面図、 第3図は、燃料タンクおよびエンジ回りを拡大して示す
側面図、 第4図は、遮蔽板の取り付け構造を示す断面図、 第5図は、第3図中V−V線に沿う断面図、 第6図は、第3図中VI線方向から見た矢視図である。 2……ヘッドパイプ、3,4……メインフレーム部材
(ダウンチューブ、メインパイプ)、5……立ち上がり
部、15……機能部品(燃料タンク)、16……シー
ト、22……動力ユニット、23……エンジン、24…
…クランクケース、25……伝動ケース、36……カバ
ー、37……遮蔽板、47……空間。
二輪車の側面図、 第3図は、燃料タンクおよびエンジ回りを拡大して示す
側面図、 第4図は、遮蔽板の取り付け構造を示す断面図、 第5図は、第3図中V−V線に沿う断面図、 第6図は、第3図中VI線方向から見た矢視図である。 2……ヘッドパイプ、3,4……メインフレーム部材
(ダウンチューブ、メインパイプ)、5……立ち上がり
部、15……機能部品(燃料タンク)、16……シー
ト、22……動力ユニット、23……エンジン、24…
…クランクケース、25……伝動ケース、36……カバ
ー、37……遮蔽板、47……空間。
Claims (1)
- 【請求項1】ヘッドパイプから下向きに延び、かつこの
下端部が後方に向けて延長されるとともに、この延長部
分の後部から上向きに延びる左右一対の立ち上がり部を
含むメインフレーム部材と、 このメインフレーム部材の立ち上がり部の間に亘って取
り付けられた機能部品と、 この機能部品の上方に配置されたシートと、 エンジンと後輪とが一体化され、そのエンジン側の前部
が前記メインフレーム部材に上下方向に揺動可能に連結
されるとともに、上記エンジンが上記機能部品の直下に
位置されたユニットスイング形の動力ユニットと、 この動力ユニットの少なくともエンジンの周囲から上記
機能部品および上記シートの下方にかけての範囲を連続
して覆うカバーと、を備えているスクータ形自動二輪車
において、 上記カバーの内側に位置された上記機能部品とエンジン
との間に、上記左右の立ち上がり部の間に跨がって前後
方向に延びる遮蔽板を配置し、 この遮蔽板は、後方に進むに従い上向きに傾斜させると
ともに、上記エンジンとの間に空間を介在させた状態で
上記メインフレーム部材側に取り付けられていることを
特徴とするスクータ形自動二輪車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57010614A JPH0631047B2 (ja) | 1982-01-26 | 1982-01-26 | スクータ形自動二輪車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57010614A JPH0631047B2 (ja) | 1982-01-26 | 1982-01-26 | スクータ形自動二輪車 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3172113A Division JP2709207B2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | スクータ形自動二輪車 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58128979A JPS58128979A (ja) | 1983-08-01 |
| JPH0631047B2 true JPH0631047B2 (ja) | 1994-04-27 |
Family
ID=11755110
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57010614A Expired - Lifetime JPH0631047B2 (ja) | 1982-01-26 | 1982-01-26 | スクータ形自動二輪車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0631047B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60240579A (ja) * | 1984-05-16 | 1985-11-29 | ヤマハ発動機株式会社 | スク−タ型車両の後輪用泥除構造 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5491519U (ja) * | 1977-12-13 | 1979-06-28 |
-
1982
- 1982-01-26 JP JP57010614A patent/JPH0631047B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58128979A (ja) | 1983-08-01 |
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