JPH06313916A - カメラのファインダ装置 - Google Patents

カメラのファインダ装置

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JPH06313916A
JPH06313916A JP1307393A JP1307393A JPH06313916A JP H06313916 A JPH06313916 A JP H06313916A JP 1307393 A JP1307393 A JP 1307393A JP 1307393 A JP1307393 A JP 1307393A JP H06313916 A JPH06313916 A JP H06313916A
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JP
Japan
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polarizing
optical system
polarization direction
finder
polarizing means
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Application number
JP1307393A
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English (en)
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Shuji Yoneyama
修二 米山
Yukio Hasushita
幸生 蓮下
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/18Signals indicating condition of a camera member or suitability of light
    • G03B17/20Signals indicating condition of a camera member or suitability of light visible in viewfinder
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
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    • G03B13/12Viewfinders adjusting viewfinders field to compensate for change of camera lens or size of picture

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成からなり、ファインダ視野内の被
写体像を、出来上がりの写真と同様に表示させるカメラ
のファインダ装置の実現を可能にすること。 【構成】 偏光シート25と偏光板29、及び、該偏光
シート25と偏光板29それぞれの偏光方向を互いに交
わらせた状態でファインダ光路内に位置させる配置手段
を有するカメラのファインダ装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、カメラのファインダ装置に関
し、特に、撮影範囲の変更が可能な撮影光学系と、この
撮影光学系による撮影範囲の変更動作に連動して観察位
置を変更させるファインダ光学系とを有するカメラのフ
ァインダ装置に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】スチルカメラにおいて、
近年、例えば簡易なパノラマ撮影として、フィルム面の
上下所定幅を所定量遮光して、通常の撮影画面より横長
な比率の画面上に撮影を行ない、プリント時に、この横
長画面を横長印画紙に焼き付けるものがある。
【0003】このようなパノラマ撮影モードを有するカ
メラでは、ファインダ内に、通常撮影モード(フルサイ
ズ撮影モード)の撮影範囲とは別に、パノラマ撮影モー
ドの撮影範囲を示すことが望ましい。このため、従来の
ファインダ装置では、通常の撮影範囲を示す視野内に、
上下から所定の距離を置いた位置に二本の枠線を描き、
この枠線内をパノラマ撮影範囲として表示していた。し
たがって、通常撮影時には、枠線を無視してファインダ
視野全体を目視し、パノラマ撮影時には、二本の枠線を
意識しながらファインダ視野を見るのである。
【0004】しかしながら、人によっては二本の枠線が
目障りとなって、撮影時のフィーリングが損なわれるこ
とがある。またパノラマ撮影時には、上記二本の枠線内
の像が撮影されるということが理屈としては分かるもの
の、これを撮影者に実感させることは難しかった。
【0005】
【発明の目的】本発明は、このような従来の問題点に鑑
みなされたものであり、簡単な構成からなり、ファイン
ダ視野枠内に形成される被写体像を、出来上がりの写真
と同様に表示させることのできるカメラのファインダ装
置を得ることを目的とする。
【0006】
【発明の概要】上記問題点を解決する本発明は、撮影範
囲の変更が可能な撮影光学系と、この撮影光学系による
撮影範囲の変更動作に連動して観察範囲の変更可能なフ
ァインダ光学系とを有するカメラにおいて、ある観察範
囲に対応させた領域に、偏光方向を所定の方向に向けて
固定配置した状態で、上記ファインダ光学系の光路中に
位置する第一偏光手段、および、上記撮影範囲の変更動
作に連動して動作し、その偏光方向を上記第一偏光手段
の偏光方向に対して角度を持った状態で、上記ファイン
ダ光学系の光路中に位置する第二偏光手段を有すること
を特徴としている。
【0007】
【発明の実施例】以下図示実施例について本発明に係る
ファインダ装置を説明する。このファインダ装置は、ズ
ーム撮影光学系(撮影光学系)とは別に構成したズーム
ファインダ光学系(ファインダ光学系)Fを有してい
る。このズームファインダ光学系Fは、物体側から順
に、第一レンズ群L1〜第四レンズ群(接眼レンズ群)
L4の4群を備えており、第三レンズ群L3と第四レン
ズ群L4の間にポロプリズムPを有している。第三レン
ズ群L3とポロプリズムPの間(対物レンズの結像面)
に、本発明の特徴である、偏光シート(第一偏光手段)
25を貼付した透明プレート22および偏光板(第二偏
光手段)29が設けられている。
【0008】第一レンズ群L1と第四レンズ群L4は固
定レンズ群であり、第二レンズ群L2と第三レンズ群L
3が光軸方向に可動の変倍レンズ群である。ポロプリズ
ムPは、第一〜第三レンズ群L1〜L3の対物光学系で
形成される実像の上下左右を反転させて、該ポロプリズ
ムPと接眼レンズ(第四レンズ群)L4からなる接眼光
学系で観察するためのものである。
【0009】第二、第三レンズ群L2、L3は、それぞ
れ移動枠11と12に固定されており、この移動枠11
と12には、その上面に駆動ピン13、14が植設され
ている。この第二、第三レンズ群L2、L3の上部に
は、支持プレート15と、この支持プレート15に横方
向に移動自在に支持されたカムプレート16とが位置し
ている。カムプレート16には、駆動ピン13と14が
嵌まるカム溝17、18が形成されている。このカムプ
レート16には、その後部に、横方向にラック19が形
成されていて、このラック19がギヤ列20のピニオン
21と噛み合う。このギヤ列20は、ズーム撮影光学系
のパノラマ撮影領域への移行動作、ズーム撮影領域での
動作、およびマクロ撮影領域への移行動作に連動して回
転し、これによりカムプレート16が横方向に移動す
る。
【0010】カム溝17と18には、図2に示すよう
に、移動枠11(第二レンズ群L2)と移動枠12(第
三レンズ群L3)を移動させまたはその位置に保持する
ためのパノラマ撮影移行区間d3、ズーム区間d1、お
よびマクロ移行区間d2が設けられている。
【0011】パノラマ撮影移行区間d3は、ズーム撮影
系の最短焦点距離(この例では28mm)を維持する区間で
あり、傾斜がない。ズーム区間(この例では28〜70mm)
d1では、カム溝17と18に傾斜が与えられ、変倍レ
ンズ群L2とL3が光軸方向に移動して、その倍率をズ
ーム撮影系の倍率に応じて変化させる。マクロ移行区間
d2においては、カム溝17と18に、ズーム区間d1
におけると反対方向の傾斜が与えられていて、変倍レン
ズ群L2とL3によるファインダ倍率が最長焦点距離
(70mm)におけるそれより下がる。
【0012】上記透明プレート22は、合成樹脂材料ま
たはガラス等の透明部材からなり、その中央部に測距ゾ
ーンマーク23が蒸着され、上下には、所定幅の偏光シ
ート25がそれぞれの偏光方向を図1の矢印C方向(左
右の二辺に沿わせた方向)に揃えて貼付されている。偏
光板29はその偏光方向が、パノラマ撮影移行区間以外
では、図1の実線で示すように偏光シート25の偏光方
向と同じになるように配置されている。偏光シート25
と偏光板29は、それぞれに偏光方向が所定の方向に向
くように構成されていて、互いに重ねられた状態でそれ
ぞれの偏光方向が直交されると、偏光シート25と偏光
板29を通過しようとする光を遮ることができる。これ
らの偏光シート25と偏光板29には、例えばポリビニ
ルアルコール等の鎖状高分子膜にヨウ素結晶を吸着させ
て作ったポラロイドやダイクローム板を用いることがで
きる。
【0013】偏光板29には、ギヤ列20から分岐させ
たピニオン30の回転が図示しない回転伝達機構を介し
て伝達される。すなわち、この回転伝達機構は、ズーム
撮影光学系がズーム撮影領域からパノラマ撮影領域へ移
行するとき、つまり画面サイズが変更されるとき、ピニ
オン30の回転を偏光板29に伝達し、この偏光板29
を、図1の実線で示す状態から同図の矢印A(又はB)
方向に回転させて、その偏光方向を偏光シート25の偏
光方向と直交させる。また回転伝達機構は、ズーム撮影
光学系がパノラマ撮影領域からズーム撮影領域へ移行す
るとき、ピニオン30の回転を偏光板29に伝達し、こ
の偏光板29を、偏光シート25の偏光方向と直交させ
た状態から矢印B(又はA)方向に回転させて、その偏
光方向を偏光シート25の偏光方向に沿わせる。
【0014】以上の構成を有する本ファインダ装置は従
って、ズーム撮影光学系がズーム撮影領域からパノラマ
撮影領域に移行して画面サイズを変更させるとき、回転
伝達機構によって回転を伝達されて図1の矢印A(又は
B)方向に回転する偏光板29が、その偏光方向を偏光
シート25の偏光方向と直交させる。すると、上下の偏
光シート25の部分が遮光されるから、偏光板29を介
して接眼レンズL4を覗いている撮影者(観察者)に
は、観察範囲が変更されて横長に見える。従って撮影者
は、実際に撮影されるパノラマ写真と同様のファインダ
視野を通して、パノラマ写真のイメージを実感すること
ができる。
【0015】このように、本ファインダ装置は、偏光シ
ート25に対する偏光板29の偏光方向を変えるだけの
簡単な構成によって、パノラマ写真に対応させたファイ
ンダ視野を確実に得ることができるから、例えばLCD
を用いて電気的にパノラマ撮影範囲を表示する等の複雑
な構成のファインダ装置に比して、大幅なコストダウン
が期待できる。
【0016】また図1の二点鎖線で示すように、偏光板
29をポロプリズムPと第四レンズ群L4の間に配置し
ても、本第一の実施例と同様の効果を得ることができ
る。
【0017】ところで、偏光シート(第一偏光手段)2
5と偏光板(第二偏光手段)29の間に、例えばアクリ
ル製のプリズム等を反射手段として使用した場合、アク
リルは通常、内部に異方性を持っているため、その複屈
折によって、第一偏光手段がある方向に揃えた偏光状態
を乱し、十分な効果が得ることができない虞れがある。
このため、ズームファインダ光学系Fの全系において、
上記アクリル製の光学部材が含まれている場合、或は偏
光板29の面精度があまり高くない場合には、偏光状態
が乱れたり、ファインダ像が劣化する等の不具合を生じ
る虞れがある。上述の第一実施例では、偏光シート25
の直後方に偏光板29を配置していたが、この偏光板2
9を、図1の二点鎖線で示すように、偏光シート25の
直前方に配置しても、上述のような偏光状態の乱れやフ
ァインダ像の劣化等の不具合を防止することができる。
すなわち、偏光板29をこのように配置すれば、偏光シ
ート25と偏光板29のうちのいずれか一方によって揃
えられた偏光方向を乱すことなく、他方の偏光手段に入
射させることができ、従って、観察範囲をより明瞭に示
すことができる。
【0018】また反射手段を、光学的に等質等方な光学
材料、例えば光学ガラスのみにより構成すると、偏光方
向に乱れが生じる不都合をなくすることができる。例え
ば、ポロプリズムPを光学ガラスにより構成すれば、ア
クリル製のプリズムより屈折率を高くすることができ、
全反射条件を有利にすることができる。
【0019】図3に第二の実施例を示す。偏光シート2
5と偏光板29の間の光路中に反射手段を配置する場
合、同図に示すように、その反射手段をミラーM(表面
反射部材)のみで構成することができる。すなわち、ポ
ロプリズムPに代えて、反射面をこのようにミラーMの
みによって構成した正立手段を用いても良い。このよう
な構成とすれば、ポロプリズムPを使用した場合に比し
て、ファインダ装置の重量を軽減させることができる。
また偏光シート25と偏光板29の間の光路中における
偏光方向の乱れを少なくすることが可能であり、従っ
て、観察範囲をより明瞭に示すことができる。本第二の
実施例では、同図に示されるように、偏光板29をミラ
ーMと第四レンズ群L4の間に配置しているが、この偏
光板29を、図1で説明した上記第一の実施例と同様
に、偏光シート25の直後方または直前方に配置するこ
とも勿論可能である。
【0020】上記第一、第二の実施例において、実際に
は、偏光シート25の透過率が透過部27のそれより落
ちるため、偏光板29をA(又はB)方向に回転させな
いとき(オフ時)でも、この透過部27の上下に偏光シ
ート25が薄く見えることがある。その場合は、透過部
27に減光フィルタ、例えばNDフィルタシート31
(図4)を貼付すれば良い。このNDフィルタシート3
1は、アセテートフィルムやゼラチン膜等でできたフィ
ルム状のフィルタであり、光の全波長域に亘り略平均的
に透過を制限する。これにより、偏光板29をA(又は
B)方向に回転させないときの偏光シート25と透過部
27との透過率を略均一化させ、ファインダを覗くとき
のフィーリングをより向上させることができる。
【0021】なお、NDフィルタシート31の貼付に代
えて、透明プレート22の透過部27に直接コーティン
グするNDコート(減光コート)を用いても良い。ま
た、偏光シート25より前方(物体側)の光路中に円偏
光手段を介在させれば、水面からの反射光等、ある一定
方向の偏光を多く含んでいる場合にも、観察範囲を明瞭
に示すことができる。
【0022】上記第一、第二の実施例では、偏光板29
の偏光方向を偏光シート25のそれに対して直交させた
が、偏光板29を、その偏光方向を偏光シート25のそ
れに対して直交させず、直角より小さい角度又は大きい
角度で回転させることによっても、偏光シート25部分
の透過率を落として、本願発明を成立させることができ
る。その場合は、上下の偏光シート25の部分が完全に
は遮光されずに半透過状態となるが、ファインダ視野の
変更状態を十分に認識することができるのは勿論、該偏
光シート25を透過してファインダ視野外の物体を視認
することもできる。
【0023】また上記第一、第二の実施例では、偏光方
向を変えるため偏光板29を回転させたが、この偏光板
29を、パノラマ撮影領域への移行時のみに、その偏光
方向を偏光シート25のそれに対し直交させた状態でズ
ームファインダ光学系の光路中に移動できるように構成
しても良い。この場合も、上述と同様に、偏光板29の
偏光シート25に対する偏光方向の角度は直交に限られ
ず、直角より小さい角度又は大きい角度でも良い。これ
によれば、上述と同様に上下の偏光シート25を透過し
て全体のファインダ視野像を見ることも可能である。
【0024】さらに上記第一、第二の実施例では、偏光
シート25の偏光方向を透明プレート22の左右二辺に
沿わせたが、図5の偏光シート25′のように、その偏
光方向を該左右二辺に沿わせず左方、右方のいずれかに
傾けて貼付しても良い。この場合も、偏光板29を図6
のように回転させて、その偏光方向が偏光シート25の
偏光方向と交わるように傾ければ良く、透過率を戻すと
きはこれと反対方向に回転させて偏光シート25′の偏
光方向に沿わせれば良い。
【0025】また本発明による画面サイズの変更は、フ
ィルムをフルサイズで使用するタイプのカメラでも、ハ
ーフサイズで使用するタイプのカメラでも可能である。
さらに、画面サイズは変更させない、例えば画面サイズ
は一定で焦点距離を変更させる撮影光学系(テレ、ワイ
ドの二焦点)に対して、ファインダ光学系は変倍せずに
ファインダ視野内のフレームサイズのみを焦点距離に応
じて変更させるファインダ装置にも適用することができ
る。また偏光シート25を、例えば透明プレート22の
左右の一辺および上下の一辺に図10のように貼付する
ことにより、近距離撮影時等に撮影光学系の光軸とファ
インダ光学系の光軸が距離によっては一致しない、所謂
視差(パララックス)を補正する用途にも応用すること
ができる。
【0026】さらに第一、第二の実施例では、第一、第
二偏光手段を、偏光シート25を貼付した透明プレート
22および偏光板29として別設したが、ファインダ光
学系Fを構成するレンズまたはプリズムの表面に偏光手
段を設け、レンズ等と偏光手段を兼用させる構成として
も良い。この構成によれば、部品点数の増加を抑えるこ
とが可能となる。
【0027】また第一、第二の実施例では、撮影範囲を
変更可能なカメラにおいて、その撮影範囲の変更をファ
インダ視野内に表示することに関して説明したが、図7
と図8に示すように、第一偏光手段として、あるパター
ンに切り抜いた偏光シート33、34を用いれば、撮影
情報等を撮影者に知らせる用途にも応用できる。
【0028】以上本第一、第二の実施例では、本発明
を、撮影光学系とは別個に設けたファインダ光学系Fに
適用した例について説明したが、本発明は他のファイン
ダ光学系、例えば一眼レフカメラのファインダ光学系に
も適用させることができる。このように、本願発明を一
眼レフカメラ35に適用させた第三の実施例を、図9を
用いて説明する。
【0029】この一眼レフカメラ35は、カメラ本体3
6に、撮影レンズ群37を備えた撮影光学系を内蔵する
撮影レンズ38、およびペンタプリズム39とアイピー
ス40を含むファインダ光学系41を有している。撮影
レンズ群37に入射する光は、クイックリターンミラー
42で反射してピント板43で結像し、この結像した実
像の上下左右をペンタプリズム39により反転させて、
アイピース40で観察する。同図中の44はフィルムで
ある。
【0030】このような一眼レフカメラ35に本願発明
を適用させる場合も、基本的には、図1のズームファイ
ンダ装置Fに適用させる場合と同様である。例えば、結
像面であるピント板43の近傍に、偏光シート(第一偏
光手段)25を設け、撮影光学系とファインダ光学系の
全系中のいずれかに、例えばペンタプリズム39とアイ
ピース40の間に偏光板(第二偏光手段)29を設け
る。さらに、該偏光板29を、画面サイズの変更に連動
させて回転させるように構成すれば、上記第一、第二の
実施例と同様に、偏光板29の偏光方向を偏光シート2
5の偏光方向と交差させて、上下の偏光シート25の部
分を遮光し、偏光板29を通して覗く撮影者に、実際に
撮影されるパノラマ写真のイメージを実感させることが
できる。
【0031】ところで、撮影光学系からアイピース40
までの全系において、偏光依存性を有する反射部材や、
上述のように内部で複屈折を生じるアクリル等の光学部
材が含まれている場合には、このような光学部材を、上
記第一、第二の偏光手段の間に配置するのは、偏光状態
が乱れるため好ましくない。すなわち、本第三の実施例
においては、測光、測距のために偏光依存性ハーフミラ
ーとして構成される、光路を分割するクイックリターン
ミラー42を備えているため、偏光シート25を結像面
の近傍に配置しかつ偏光板29を、クイックリターンミ
ラー42より後方における例えばペンタプリズム39の
後方に配置している。
【0032】クイックリターンミラー42ような偏光状
態を乱すような部材が存在しない場合には、偏光板29
は、全系の何処に配置しても良い。但し、この偏光板2
9の面精度が余り高くない場合には、撮影光学系の結像
面の近傍に、すなわち、偏光シート25の近傍に配置し
た方が、偏光板29の面精度によるファインダ像の劣化
を減少させる利点がある。換言すれば、偏光板(第二偏
光手段)29を偏光シート(第一偏光手段)25の近傍
に配置した方が、偏光板29の面精度を余り高くしなく
て済むこととなる。このことは、上記第一、第二の実施
例のズームファインダ装置Fにおいても同様である。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、簡単な構
成により、観察範囲を撮影範囲の変更に合わせて確実に
変更させることができ、撮影者(観察者)に、実際に撮
影される写真、例えばパノラマ写真と同様のイメージ
を、ファインダ視野を通して実感させ得るファインダ装
置を提供することができる。しかも撮影者に見えるファ
インダ視野は、従来のような二本の枠線からなるもので
はなく、ファインダ視野の所定幅を遮光させて得られる
ものであるから、二本の枠線が目障りとなって撮影時の
フィーリングが損なわれる等の不具合を確実に解消する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第一の実施例を示す要部の分解斜
視図である。
【図2】同実施例のカムプレートを単体で示す平面図で
ある。
【図3】本発明による第二の実施例を示す要部の分解斜
視図である。
【図4】透過部にNDフィルタを貼付して、オフ時の偏
光シートと透過部との透過率を略均一化させた透明プレ
ートを示す図である。
【図5】偏光方向を傾けた偏光シートを透明プレートに
貼付した例を示す図である。
【図6】図5に示した偏光シートの偏光方向とその偏光
方向を交差させるように回転させた偏光板を示す図であ
る。
【図7、図8】マーク状に形成した偏光シートを貼付し
た透明プレートを単体で示す斜視図である。
【図9】本発明による第三の実施例を示す一眼レフカメ
ラの概略側面図である。
【図10】偏光シートをパララックスの補正に応用した
一例を示す図である。
【符号の説明】
11 12 移動枠 13 14 駆動ピン 15 支持プレート 16 カムプレート 22 透明プレート 23 測距ゾーンマーク 25 25′ 33 34偏光シート(第一偏光手段) 26 境界 27 透過部 29 偏光板(第二偏光手段) 31 NDフィルタ(減光手段) 35 一眼レフカメラ 36 カメラ本体 37 撮影レンズ群 38 撮影レンズ 39 ペンタプリズム 40 アイピース 41 ファインダ光学系 42 クイックリターンミラー 43 ピント板 F ズームファインダ光学系 L1 第一レンズ群 L2 第二レンズ群 L3 第三レンズ群 L4 第四レンズ群 M ミラー P ポロプリズム
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年4月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【技術分野】本発明は、カメラのファインダ装置に関す
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【発明の目的】本発明は、このような従来の問題点に鑑
みなされたものであり、簡単な構成からなり、ファイン
ダ視野枠内に形成される被写体像を、出来上がりの写真
と同様に表示するカメラのファインダ装置 の実現を可能
にすることを目的とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【発明の概要】上記目的を達成するための本発明は、
一及び第二偏光手段、及 び、上記第一及び第二偏光手段
それぞれの偏光方向を互いに交わらせた状態でファイン
光路内に位置させる配置手段を有することを特徴とし
ている。また本発明は、カメラのファインダ装置におい
、ファインダ光路内に設けられた、所定形状の第一偏
光手段;ファインダ光路内で該第一 偏光手段と共に働く
第二偏光手段、及び、この第二偏光手段の偏光方向が第
一偏光手段の 偏光方向と一致する位置と、第二偏光手段
の偏光方向が第一偏光手段の偏光方向と交わる 位置との
間で、第二偏光手段の位置を変更させる位置変更手段を
有することを特徴として いる。さらに本発明は、カメラ
のファインダ装置において、ファインダ 光路内に設けら
れた、所定形状の第一偏光手段、及び、ファインダ光路
内に進退可能な第 二偏光手段を有し、この第二偏光手段
がファインダ光路内に進出するとき、該第二偏光手 段の
偏光方向が第一偏光手段の偏光方向と交わるように構成
したことを特徴としている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】偏光板29には、ギヤ列20から分岐させ
たピニオン30の回転が回転伝達機構を介して伝達され
る。この回転伝達機構は、偏光板29の外周に形成し
外周歯29aと噛み合うピニオン30aを含み、ズーム
撮影光学系がズーム撮影領域からパノラマ撮影領域へ移
行するとき、つまり画面サイズが変更されるとき、ピニ
オン30の回転を偏光板29に伝達し、この偏光板29
を、図1の実線で示す状態から同図の矢印A(又はB)
方向に回転させて、その偏光方向を偏光シート25の偏
光方向と直交させる。また回転伝達機構は、ズーム撮影
光学系がパノラマ撮影領域からズーム撮影領域へ移行す
るとき、ピニオン30の回転を偏光板29に伝達し、こ
の偏光板29を、偏光シート25の偏光方向と直交させ
た状態から矢印B(又はA)方向に回転させて、その偏
光方向を偏光シート25の偏光方向に沿わせる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】ところで、偏光シート(第一偏光手段)2
5と偏光板(第二偏光手段)29の間に、例えばアクリ
ル製のプリズム等を反射手段として使用した場合、アク
リルは通常、内部に異方性を持っているため、その複屈
折によって、第一偏光手段がある方向に揃えた偏光状態
を乱し、十分な効果が得ることができない虞れがある。
このため、ズームファインダ光学系Fの全系において、
上記アクリル製の光学部材が含まれている場合、或は偏
光板29の面精度があまり高くない場合には、偏光状態
が乱れたり、ファインダ像が劣化する等の不具合を生じ
る虞れがある。上述の第一実施例では、偏光シート25
の直後方に偏光板29を配置していたが、この偏光板2
9を、図1の二点鎖線で示す偏光板29′ように、偏光
シート25の直前方に配置しても、上述のような偏光状
態の乱れやファインダ像の劣化等の不具合を防止するこ
とができる。すなわち、偏光板29をこのように配置す
れば、偏光シート25と偏光板29のうちのいずれか一
方によって揃えられた偏光方向を乱すことなく、他方の
偏光手段に入射させることができ、従って、観察範囲を
より明瞭に示すことができる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】また上記第一、第二の実施例では、偏光方
向を変えるため偏光板29を回転させたが、この偏光板
29を、例えば図1の二点鎖線で示す偏光板29″のよ
に、パノラマ撮影領域への移行時のみに、その偏光方
向を偏光シート25のそれに対し直交させた状態でズー
ムファインダ光学系の光路中に移動できるように構成し
ても良い。この場合も、上述と同様に、偏光板29の偏
光シート25に対する偏光方向の角度は直交に限られ
ず、直角より小さい角度又は大きい角度でも良い。これ
によれば、上述と同様に上下の偏光シート25を透過し
て全体のファインダ視野像を見ることも可能である。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】また本発明によるファインダ視野サイズの
変更は、フィルムをフルサイズで使用するタイプのカメ
ラでも、ハーフサイズで使用するタイプのカメラでも可
能である。さらに、例えばファインダ視野サイズは一定
で焦点距離を変更させる撮影光学系(テレ、ワイドの二
焦点)に対して、ファインダ光学系は変倍せずにファイ
ンダ視野内のフレームサイズのみを焦点距離に応じて変
更させるファインダ装置にも適用することができる。ま
た偏光シート25を、例えば透明プレート22の左右の
一辺および上下の一辺に図10のように貼付することに
より、近距離撮影時の所謂視差(パララックス)を補正
する用途にも応用することができる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、簡単な構
成により、観察範囲を撮影範囲の変更に合わせて確実に
変更させることができ、撮影者(観察者)に、実際に撮
影される写真、例えばパノラマ写真と同様のイメージ
を、ファインダ視野を通して実感させ得るファインダ装
の実現を可能にすることができる。しかも撮影者に見
えるファインダ視野は、従来のような二本の枠線からな
るものではないから、二本の枠線が目障りとなって撮影
時のフィーリングが損なわれる等の不具合を確実に解消
することが可能となる
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影範囲の変更が可能な撮影光学系と;
    この撮影光学系による撮影範囲の変更動作に連動して観
    察範囲の変更可能なファインダ光学系と;を有するカメ
    ラにおいて、 ある観察範囲に対応させた領域に、偏光方向を所定の方
    向に向けて固定配置した状態で、上記ファインダ光学系
    の光路中に位置する第一偏光手段;および、 上記撮影範囲の変更動作に連動して動作し、その偏光方
    向を上記第一偏光手段の偏光方向に対して角度を持った
    状態で、上記ファインダ光学系の光路中に位置する第二
    偏光手段;を有することを特徴とするカメラのファイン
    ダ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、第二偏光手段は、フ
    ァインダ光学系の光路中に常時位置されていて、撮影範
    囲の変更動作に連動して回転しその偏光方向を第一偏光
    手段の偏光方向に対し角度を持たせるカメラのファイン
    ダ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、第二偏光手段は、フ
    ァインダ光学系の光路中に常時は位置せず、撮影範囲の
    変更動作に連動して動作し、その偏光方向を第一偏光手
    段の偏光方向に対し角度を持たせた状態でファインダ光
    学系の光路中に移動されるカメラのファインダ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項において、
    第二偏光手段は、第一偏光手段の直前または直後に位置
    するカメラのファインダ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれか1項において、
    さらに、第一偏光手段と第二偏光手段の間の光路中に反
    射手段を有し、この反射手段は表面反射部材のみにより
    構成されているカメラのファインダ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜3のいずれか1項において、
    さらに、第一偏光手段および第二偏光手段との間の光路
    中に反射手段を有し、この反射手段は、光学的に等質等
    方な光学材料のみにより構成されているカメラのファイ
    ンダ装置。
JP1307393A 1993-01-29 1993-01-29 カメラのファインダ装置 Pending JPH06313916A (ja)

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