JPH06317832A - カメラフィルム巻上機構 - Google Patents
カメラフィルム巻上機構Info
- Publication number
- JPH06317832A JPH06317832A JP10817593A JP10817593A JPH06317832A JP H06317832 A JPH06317832 A JP H06317832A JP 10817593 A JP10817593 A JP 10817593A JP 10817593 A JP10817593 A JP 10817593A JP H06317832 A JPH06317832 A JP H06317832A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- motor
- reduction
- shaft
- spool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 title claims abstract description 17
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 25
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 25
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 25
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 20
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 claims description 6
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 claims description 6
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 6
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 6
- 239000003365 glass fiber Substances 0.000 claims description 4
- PXGOKWXKJXAPGV-UHFFFAOYSA-N Fluorine Chemical compound FF PXGOKWXKJXAPGV-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 3
- 150000001336 alkenes Chemical class 0.000 claims description 3
- NJLLQSBAHIKGKF-UHFFFAOYSA-N dipotassium dioxido(oxo)titanium Chemical compound [K+].[K+].[O-][Ti]([O-])=O NJLLQSBAHIKGKF-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 3
- 229910052731 fluorine Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 239000011737 fluorine Substances 0.000 claims description 3
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 claims description 3
- JRZJOMJEPLMPRA-UHFFFAOYSA-N olefin Natural products CCCCCCCC=C JRZJOMJEPLMPRA-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 3
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 108010014173 Factor X Proteins 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
- Gear Transmission (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 小型、低コストに形成でき、かつ歯車のスム
ーズな回転が得られる。 【構成】 モータ歯車17が、モータ14の回転軸16
に嵌合するボス部18と、ボス部18にモータ14の回
転軸16と同軸に設けられ、一端においてヘッドケース
21の軸受21aに軸承される軸部19と、軸部19上
に歯底円径がモータ出力軸16よりも小径になるよう設
けられた歯部20を有し、該歯部20の歯数が5〜7枚
に設定されていると共に、モータ歯車17の軸部19と
ヘッドケース21の軸受21aとの間のクリアランスが
0.1〜0.25mmに設定されている。
ーズな回転が得られる。 【構成】 モータ歯車17が、モータ14の回転軸16
に嵌合するボス部18と、ボス部18にモータ14の回
転軸16と同軸に設けられ、一端においてヘッドケース
21の軸受21aに軸承される軸部19と、軸部19上
に歯底円径がモータ出力軸16よりも小径になるよう設
けられた歯部20を有し、該歯部20の歯数が5〜7枚
に設定されていると共に、モータ歯車17の軸部19と
ヘッドケース21の軸受21aとの間のクリアランスが
0.1〜0.25mmに設定されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は小型かつ安価に形成でき
るカメラフィルム巻上機構に関する。
るカメラフィルム巻上機構に関する。
【0002】
【従来の技術】カメラフィルム巻上機構では、カメラ本
体内にスプールを回転自在に支持し、駆動モータを該ス
プール内にその本体が位置するよう支持し、駆動モータ
の回転軸にモータ歯車を取付け、該モータ歯車に多段の
減速歯車装置を接続し、この減速歯車装置の外部伝達歯
車に、クラッチ機構を構成する揺動歯車装置の太陽歯車
を噛合するようにしている。この揺動歯車装置は、軸を
中心に揺動自在に設けられた揺動アーム上に該軸を中心
に回転する太陽歯車および揺動アームの先端部上に設け
られ、太陽歯車に噛合して回転する遊星歯車を有し、該
揺動歯車装置の遊星歯車が揺動アームの揺動位置で、ス
プール歯車と巻戻機構に駆動力を伝達する巻戻歯車とに
選択的に噛合するようになっている。そして駆動モータ
が正転すると、外部伝達歯車を介して太陽歯車に駆動力
が伝達され、太陽歯車もしくは遊星歯車が所定のトルク
を必要とするよう構成されていることから、揺動アーム
がスプール歯車方向に揺動されてその遊星歯車がスプー
ル歯車に噛合されてフィルムの巻上げが行われ、駆動モ
ータが逆方向に回転されると揺動アームが逆方向に揺動
して巻戻歯車に遊星歯車が噛合して、巻戻機構を駆動さ
せてフィルムを巻き戻すようになっている。
体内にスプールを回転自在に支持し、駆動モータを該ス
プール内にその本体が位置するよう支持し、駆動モータ
の回転軸にモータ歯車を取付け、該モータ歯車に多段の
減速歯車装置を接続し、この減速歯車装置の外部伝達歯
車に、クラッチ機構を構成する揺動歯車装置の太陽歯車
を噛合するようにしている。この揺動歯車装置は、軸を
中心に揺動自在に設けられた揺動アーム上に該軸を中心
に回転する太陽歯車および揺動アームの先端部上に設け
られ、太陽歯車に噛合して回転する遊星歯車を有し、該
揺動歯車装置の遊星歯車が揺動アームの揺動位置で、ス
プール歯車と巻戻機構に駆動力を伝達する巻戻歯車とに
選択的に噛合するようになっている。そして駆動モータ
が正転すると、外部伝達歯車を介して太陽歯車に駆動力
が伝達され、太陽歯車もしくは遊星歯車が所定のトルク
を必要とするよう構成されていることから、揺動アーム
がスプール歯車方向に揺動されてその遊星歯車がスプー
ル歯車に噛合されてフィルムの巻上げが行われ、駆動モ
ータが逆方向に回転されると揺動アームが逆方向に揺動
して巻戻歯車に遊星歯車が噛合して、巻戻機構を駆動さ
せてフィルムを巻き戻すようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでカメラは益々
小型化する傾向にあることから、これに組み込まれるカ
メラフィルム巻上機構も小型化の要請が強い。カメラフ
ィルム巻上機構の小型化は前記した減速歯車装置の歯車
群の小型化に負うところが大きい。これら歯車群の小型
化は強度の大きな金属製の歯車を用いることにより可能
であるが、金属製の小型のしかも精度のよい歯車は加工
コストが高いという問題点がある。歯車を安価に形成す
るには樹脂製のものとするのがよいが、樹脂製のもので
は必要な歯強度を確保するためにモジュールを大きく設
定せねばならず、必然的にピッチ円が大となり、小型化
の要請に反する。
小型化する傾向にあることから、これに組み込まれるカ
メラフィルム巻上機構も小型化の要請が強い。カメラフ
ィルム巻上機構の小型化は前記した減速歯車装置の歯車
群の小型化に負うところが大きい。これら歯車群の小型
化は強度の大きな金属製の歯車を用いることにより可能
であるが、金属製の小型のしかも精度のよい歯車は加工
コストが高いという問題点がある。歯車を安価に形成す
るには樹脂製のものとするのがよいが、樹脂製のもので
は必要な歯強度を確保するためにモジュールを大きく設
定せねばならず、必然的にピッチ円が大となり、小型化
の要請に反する。
【0004】そこで、本発明は上記問題点を解決すべく
なされたものであり、その目的とするところは、小型、
低コストに形成でき、かつ歯車のスムーズな回転が得ら
れるカメラフィルム巻上機構を提供するにある。
なされたものであり、その目的とするところは、小型、
低コストに形成でき、かつ歯車のスムーズな回転が得ら
れるカメラフィルム巻上機構を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、カメラ本体内に
回転自在に支持されたスプールと、該スプール内に位置
して支持された駆動モータと、この駆動モータの回転軸
に取り付けられたモータ歯車と、該モータ歯車に接続さ
れた減速歯車装置と、軸を中心に揺動自在に設けられた
揺動アーム上に該軸を中心に回転する太陽歯車および揺
動アームの先端部上で太陽歯車に噛合する遊星歯車を有
し、前記太陽歯車が前記減速歯車装置の外部伝達歯車に
噛合する揺動歯車装置を具備し、前記揺動歯車装置の前
記遊星歯車が揺動アームの揺動位置で、スプール歯車も
しくはスプール歯車に駆動力を伝達する巻上歯車と巻戻
機構に駆動力を伝達する巻戻歯車とに選択的に噛合する
カメラフィルム巻上機構において、前記スプールは減速
歯車支持体の有底円筒状の支持部が嵌入することで該支
持部上に回転自在に支持され、前記駆動モータの本体が
前記支持部底面にネジ止めされてスプール内に位置さ
れ、駆動モータの前記回転軸は、支持部底面に設けた透
孔を貫通して支持部内に延出され、該支持部内の回転軸
に樹脂製の前記モータ歯車が嵌着され、前記減速歯車装
置は複数の樹脂製の減速平歯車が平面的に配置噛合され
て前記有底円筒状の支持部内に配置されると共に、該支
持部と支持部を覆うヘッドケース間に回転自在に軸承さ
れ、前記減速歯車装置の外部伝達歯車または前記揺動歯
車装置の太陽歯車がスプール端縁を跨いで配置され、該
外部伝達歯車と太陽歯車とが噛合され、前記モータ歯車
は、モータの回転軸に嵌合するボス部と、該ボス部にモ
ータの回転軸と同軸に設けられ、一端において前記ヘッ
ドケースの軸受に軸承される軸部と、該軸部上に歯底円
径がモータ出力軸よりも小径になるよう設けられた歯部
を有し、該歯部の歯数が5〜7枚に設定されていると共
に、前記モータ歯車の軸部とヘッドケースの軸受との間
のクリアランスが0.1〜0.25mmに設定されてい
ることを特徴としている。前記減速平歯車群の歯車を、
特殊ナイロンに、フッ素、オレフィン等の潤滑材とチタ
ン酸カリウム等からなるウィスカーとを混入した比較的
に軟質の軟質合成樹脂材か、特殊ナイロンにガラス繊維
が混入された強化合成樹脂材で形成し、軟質合成樹脂材
による歯車と強化合成樹脂材による歯車とを交互に用い
て減速平歯車群を構成すると好適である。
するため次の構成を備える。すなわち、カメラ本体内に
回転自在に支持されたスプールと、該スプール内に位置
して支持された駆動モータと、この駆動モータの回転軸
に取り付けられたモータ歯車と、該モータ歯車に接続さ
れた減速歯車装置と、軸を中心に揺動自在に設けられた
揺動アーム上に該軸を中心に回転する太陽歯車および揺
動アームの先端部上で太陽歯車に噛合する遊星歯車を有
し、前記太陽歯車が前記減速歯車装置の外部伝達歯車に
噛合する揺動歯車装置を具備し、前記揺動歯車装置の前
記遊星歯車が揺動アームの揺動位置で、スプール歯車も
しくはスプール歯車に駆動力を伝達する巻上歯車と巻戻
機構に駆動力を伝達する巻戻歯車とに選択的に噛合する
カメラフィルム巻上機構において、前記スプールは減速
歯車支持体の有底円筒状の支持部が嵌入することで該支
持部上に回転自在に支持され、前記駆動モータの本体が
前記支持部底面にネジ止めされてスプール内に位置さ
れ、駆動モータの前記回転軸は、支持部底面に設けた透
孔を貫通して支持部内に延出され、該支持部内の回転軸
に樹脂製の前記モータ歯車が嵌着され、前記減速歯車装
置は複数の樹脂製の減速平歯車が平面的に配置噛合され
て前記有底円筒状の支持部内に配置されると共に、該支
持部と支持部を覆うヘッドケース間に回転自在に軸承さ
れ、前記減速歯車装置の外部伝達歯車または前記揺動歯
車装置の太陽歯車がスプール端縁を跨いで配置され、該
外部伝達歯車と太陽歯車とが噛合され、前記モータ歯車
は、モータの回転軸に嵌合するボス部と、該ボス部にモ
ータの回転軸と同軸に設けられ、一端において前記ヘッ
ドケースの軸受に軸承される軸部と、該軸部上に歯底円
径がモータ出力軸よりも小径になるよう設けられた歯部
を有し、該歯部の歯数が5〜7枚に設定されていると共
に、前記モータ歯車の軸部とヘッドケースの軸受との間
のクリアランスが0.1〜0.25mmに設定されてい
ることを特徴としている。前記減速平歯車群の歯車を、
特殊ナイロンに、フッ素、オレフィン等の潤滑材とチタ
ン酸カリウム等からなるウィスカーとを混入した比較的
に軟質の軟質合成樹脂材か、特殊ナイロンにガラス繊維
が混入された強化合成樹脂材で形成し、軟質合成樹脂材
による歯車と強化合成樹脂材による歯車とを交互に用い
て減速平歯車群を構成すると好適である。
【0006】
【作用】本発明によれば、上述したように、支持部が有
底円筒状に形成されてスプール内に嵌入し、この支持部
内に平歯車群で構成した減速歯車装置が収納され、外部
への駆動力の伝達は平歯車からなる外部伝達歯車もしく
は太陽歯車の板状部のみをスプール端縁を跨ぐようにし
て配置しているので、これら減速歯車群の実質的厚さを
減ずることができ、装置の小型化が図れる。また本発明
ではモータ歯車の歯数を5〜7枚の少数に設定でき、減
速比を大きくすることが可能となった。さらにモータ歯
車の軸部とヘッドケースの軸受とのクリアランスを通常
の10倍程の0.1〜0.25mmと大きく設定するこ
とにより、モータ歯車の歯数を5〜7枚に設定したこと
による多少の無理が吸収され、歯車がスムーズに回転す
る。またさらに、減速歯車群を軟質合成樹脂材のものと
強化合成樹脂材のものとで交互に用いることで磨耗を減
じることができる。
底円筒状に形成されてスプール内に嵌入し、この支持部
内に平歯車群で構成した減速歯車装置が収納され、外部
への駆動力の伝達は平歯車からなる外部伝達歯車もしく
は太陽歯車の板状部のみをスプール端縁を跨ぐようにし
て配置しているので、これら減速歯車群の実質的厚さを
減ずることができ、装置の小型化が図れる。また本発明
ではモータ歯車の歯数を5〜7枚の少数に設定でき、減
速比を大きくすることが可能となった。さらにモータ歯
車の軸部とヘッドケースの軸受とのクリアランスを通常
の10倍程の0.1〜0.25mmと大きく設定するこ
とにより、モータ歯車の歯数を5〜7枚に設定したこと
による多少の無理が吸収され、歯車がスムーズに回転す
る。またさらに、減速歯車群を軟質合成樹脂材のものと
強化合成樹脂材のものとで交互に用いることで磨耗を減
じることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。図1はフィルム巻き上げ機構の
歯車群の展開図、図2は平面図を示す。図において、1
0は円筒状をなすスプールでその一方の端部外周にスプ
ール歯車11が形成され、減速歯車支持体12の有底円
筒状の支持部13上に軸線を中心として回転自在に支持
されている。スプール10の中途部には図示しないが、
フィルムの送り孔に嵌入する送り爪が設けられている。
14は駆動モータであり、ネジ15により、支持部13
の底部に固定され、本体はスプール10内に位置する。
モータの回転軸16は支持部13の底部に設けた透孔を
貫通して支持部13内に突出しており、この回転軸16
の先端部は断面D状に形成されている。17はモータ歯
車であり、合成樹脂で一体的に形成され、ボス部18、
軸部19、歯部20からなる。モータ歯車17はボス部
18において断面D状に形成されると共に0.01〜
0.04mm程度のクリアランスをもって回転軸16に
嵌着されて回転軸16と共に回転する。またモータ歯車
17はその軸部19先端部において蓋体をなすヘッドケ
ース21の軸受21aに軸承されることにより両持ち的
に支持され、軸振れを防止される。軸部19の外周上に
形成されている歯部20はその歯底が回転軸16より小
径になるよう設定されている。モータ歯車17の歯数は
5〜7の少数枚に形成されている。本実施例では、軸部
19と軸受21aとの間のクリアランスが通常の約10
倍の大きさである0.1〜0.25mm、好適には0.
20mm程度となるように設定されている。なお減速歯
車支持体12は図示しないネジによりヘッドケース21
と共にカメラボディ26に共締めされて固定されてい
る。
づいて詳細に説明する。図1はフィルム巻き上げ機構の
歯車群の展開図、図2は平面図を示す。図において、1
0は円筒状をなすスプールでその一方の端部外周にスプ
ール歯車11が形成され、減速歯車支持体12の有底円
筒状の支持部13上に軸線を中心として回転自在に支持
されている。スプール10の中途部には図示しないが、
フィルムの送り孔に嵌入する送り爪が設けられている。
14は駆動モータであり、ネジ15により、支持部13
の底部に固定され、本体はスプール10内に位置する。
モータの回転軸16は支持部13の底部に設けた透孔を
貫通して支持部13内に突出しており、この回転軸16
の先端部は断面D状に形成されている。17はモータ歯
車であり、合成樹脂で一体的に形成され、ボス部18、
軸部19、歯部20からなる。モータ歯車17はボス部
18において断面D状に形成されると共に0.01〜
0.04mm程度のクリアランスをもって回転軸16に
嵌着されて回転軸16と共に回転する。またモータ歯車
17はその軸部19先端部において蓋体をなすヘッドケ
ース21の軸受21aに軸承されることにより両持ち的
に支持され、軸振れを防止される。軸部19の外周上に
形成されている歯部20はその歯底が回転軸16より小
径になるよう設定されている。モータ歯車17の歯数は
5〜7の少数枚に形成されている。本実施例では、軸部
19と軸受21aとの間のクリアランスが通常の約10
倍の大きさである0.1〜0.25mm、好適には0.
20mm程度となるように設定されている。なお減速歯
車支持体12は図示しないネジによりヘッドケース21
と共にカメラボディ26に共締めされて固定されてい
る。
【0008】22はモータ歯車17に噛合する大径の歯
車22aと小径の歯車22bの2段からなる減速平歯
車、24は歯車22bに噛合する大径の歯車24aと小
径の歯車24bの2段からなる減速平歯車、25はこの
減速平歯車24の歯車24bに噛合する外部伝達歯車で
ある。この外部伝達歯車25はその板状の歯車本体がス
プール10の端縁部を跨いでその歯部の一部がスプール
10の外部に突出するよう設定されている。減速平歯車
22、減速平歯車24は前記有底円筒状の支持部13内
に配置され、支持部13とヘッドケース21に回転自在
に軸承されている。さらに本実施例では減速平歯車2
2、24の小歯車22b、24bの歯数はいずれも6〜
7枚の少数に設定されている。
車22aと小径の歯車22bの2段からなる減速平歯
車、24は歯車22bに噛合する大径の歯車24aと小
径の歯車24bの2段からなる減速平歯車、25はこの
減速平歯車24の歯車24bに噛合する外部伝達歯車で
ある。この外部伝達歯車25はその板状の歯車本体がス
プール10の端縁部を跨いでその歯部の一部がスプール
10の外部に突出するよう設定されている。減速平歯車
22、減速平歯車24は前記有底円筒状の支持部13内
に配置され、支持部13とヘッドケース21に回転自在
に軸承されている。さらに本実施例では減速平歯車2
2、24の小歯車22b、24bの歯数はいずれも6〜
7枚の少数に設定されている。
【0009】27はヘッドケース21とカメラボディ2
6との間に設けられた揺動歯車装置である。28はその
揺動アームであり、スプール10の外側近傍に位置して
ヘッドケース21と減速歯車支持体12とに軸承された
軸29に所定の摩擦力をもって取り付けられ、軸29を
中心として揺動自在に設けられている。30は軸29に
嵌着された太陽歯車である。31は揺動アーム28の先
端部上に設けた軸32を中心に回転自在に揺動アーム2
8上に設けられた遊星歯車であり、太陽歯車23と噛合
している。遊星歯車31は皿バネ33により揺動アーム
28上に圧接され、揺動アーム28に対して所定の摩擦
抵抗をもって回転する。遊星歯車31は揺動アーム28
がスプール10方向に揺動した際スプール軸11に噛合
する。また遊星歯車31はスプール10の反対方向に揺
動された際、巻戻歯車35に噛合する。なお、遊星歯車
31は適当な巻上歯車(図示せず)を介してスプール軸
11に噛合するようにしてもよい。
6との間に設けられた揺動歯車装置である。28はその
揺動アームであり、スプール10の外側近傍に位置して
ヘッドケース21と減速歯車支持体12とに軸承された
軸29に所定の摩擦力をもって取り付けられ、軸29を
中心として揺動自在に設けられている。30は軸29に
嵌着された太陽歯車である。31は揺動アーム28の先
端部上に設けた軸32を中心に回転自在に揺動アーム2
8上に設けられた遊星歯車であり、太陽歯車23と噛合
している。遊星歯車31は皿バネ33により揺動アーム
28上に圧接され、揺動アーム28に対して所定の摩擦
抵抗をもって回転する。遊星歯車31は揺動アーム28
がスプール10方向に揺動した際スプール軸11に噛合
する。また遊星歯車31はスプール10の反対方向に揺
動された際、巻戻歯車35に噛合する。なお、遊星歯車
31は適当な巻上歯車(図示せず)を介してスプール軸
11に噛合するようにしてもよい。
【0010】モータ歯車17、減速平歯車22、減速平
歯車24、外部伝達歯車25、太陽歯車30、遊星歯車
31はいずれも合成樹脂で形成されている。この場合に
上記歯車群、特にモータ歯車17、減速平歯車22、減
速平歯車24、外部伝達歯車25は次の特殊合成樹脂材
で形成するのがよい。すなわち、特殊ナイロンに、フッ
素、オレフィン等の潤滑材とチタン酸カリウム等からな
るウィスカーとを混入した比較的に軟質の軟質合成樹脂
材か、あるいは特殊ナイロンにガラス繊維が混入された
強化合成樹脂材で形成する。そして軟質合成樹脂材によ
る歯車と強化合成樹脂材による歯車とが交互に噛合する
よう歯車群を構成すると好適である。
歯車24、外部伝達歯車25、太陽歯車30、遊星歯車
31はいずれも合成樹脂で形成されている。この場合に
上記歯車群、特にモータ歯車17、減速平歯車22、減
速平歯車24、外部伝達歯車25は次の特殊合成樹脂材
で形成するのがよい。すなわち、特殊ナイロンに、フッ
素、オレフィン等の潤滑材とチタン酸カリウム等からな
るウィスカーとを混入した比較的に軟質の軟質合成樹脂
材か、あるいは特殊ナイロンにガラス繊維が混入された
強化合成樹脂材で形成する。そして軟質合成樹脂材によ
る歯車と強化合成樹脂材による歯車とが交互に噛合する
よう歯車群を構成すると好適である。
【0011】上記のように構成されていて、駆動モータ
14が正転方向に回転すると、モータ歯車17、減速平
歯車22、減速平歯車24を介して外部伝達歯車25が
所定方向に回転され、これにより太陽歯車30が回転さ
れるが、太陽歯車30は所定の回転トルクを要する遊星
歯車31に噛合しているので、太陽歯車30の回転にも
所定の回転トルクが必要なことからその抵抗により揺動
アーム28が揺動され、遊星歯車31がスプール歯車1
1に噛合し、スプール10がフィルム巻上方向に回転さ
れてフィルムを巻き上げるのである。駆動モータ14が
上記と逆方向に回転されると揺動アーム28が逆方向に
揺動され、遊星歯車31が巻戻歯車35を回転し、公知
の機構によりフィルムがパトローネ内に巻き戻されるの
である。
14が正転方向に回転すると、モータ歯車17、減速平
歯車22、減速平歯車24を介して外部伝達歯車25が
所定方向に回転され、これにより太陽歯車30が回転さ
れるが、太陽歯車30は所定の回転トルクを要する遊星
歯車31に噛合しているので、太陽歯車30の回転にも
所定の回転トルクが必要なことからその抵抗により揺動
アーム28が揺動され、遊星歯車31がスプール歯車1
1に噛合し、スプール10がフィルム巻上方向に回転さ
れてフィルムを巻き上げるのである。駆動モータ14が
上記と逆方向に回転されると揺動アーム28が逆方向に
揺動され、遊星歯車31が巻戻歯車35を回転し、公知
の機構によりフィルムがパトローネ内に巻き戻されるの
である。
【0012】そして前記したように、支持部13が有底
円筒状に形成されてスプール10内に嵌入し、この支持
部13内に平歯車群で構成した減速歯車装置が収納さ
れ、外部への駆動力の伝達は平歯車からなる外部伝達歯
車25の板状部のみをスプール端縁を跨ぐようにして配
置しているので、これら減速歯車群の実質的厚さを減ず
ることができ、装置の小型化が図れる。また歯車群を上
記した軟質合成樹脂材による歯車と強化合成樹脂材によ
る歯車とが交互に噛合するよう構成することにより、歯
車の磨耗を低減化でき、したがって合成樹脂の歯車であ
っても歯車を比較的に薄いものにできて、これによって
も装置の小型化が図れる。因みに、全ての歯車を強度の
大きい強化合成樹脂材で形成した方が磨耗を防止できそ
うであるが、混入するガラス繊維が互いにヤスリ状に作
用し、かえって磨耗を増大させた。
円筒状に形成されてスプール10内に嵌入し、この支持
部13内に平歯車群で構成した減速歯車装置が収納さ
れ、外部への駆動力の伝達は平歯車からなる外部伝達歯
車25の板状部のみをスプール端縁を跨ぐようにして配
置しているので、これら減速歯車群の実質的厚さを減ず
ることができ、装置の小型化が図れる。また歯車群を上
記した軟質合成樹脂材による歯車と強化合成樹脂材によ
る歯車とが交互に噛合するよう構成することにより、歯
車の磨耗を低減化でき、したがって合成樹脂の歯車であ
っても歯車を比較的に薄いものにできて、これによって
も装置の小型化が図れる。因みに、全ての歯車を強度の
大きい強化合成樹脂材で形成した方が磨耗を防止できそ
うであるが、混入するガラス繊維が互いにヤスリ状に作
用し、かえって磨耗を増大させた。
【0013】また前記のごとくモータ歯車17の歯部2
0はその歯底が回転軸16よりも小径になるよう設定さ
れている。しかも歯部20は軸部19の径を小さいもの
に設定することで、その歯底径を自由に小さく設定でき
る。したがって歯部20の歯数を少なく、例えば従来は
8〜9程度にしか設定できなかったのが、本実施例では
5〜7程度に設定でき、減速比を大きくすることが可能
となった。ところで本実施例では、減速平歯車22、2
4の小歯車22b、24bの歯数も6〜7枚の少数に設
定している。
0はその歯底が回転軸16よりも小径になるよう設定さ
れている。しかも歯部20は軸部19の径を小さいもの
に設定することで、その歯底径を自由に小さく設定でき
る。したがって歯部20の歯数を少なく、例えば従来は
8〜9程度にしか設定できなかったのが、本実施例では
5〜7程度に設定でき、減速比を大きくすることが可能
となった。ところで本実施例では、減速平歯車22、2
4の小歯車22b、24bの歯数も6〜7枚の少数に設
定している。
【0014】小径の歯車において、歯数を小さくするの
は極めて困難である。一般に耐圧歯強度Pは、P=σm
bYで表される。σは材料応力、mはモジュール、bは
歯厚、Yは歯形係数である。金属の場合には材料応力σ
が大きいから、モジュールmを小さくしても、したがっ
てピッチ円を小さく、歯数を大きくしても大きな耐圧歯
強度が得られる。すなわち小径の歯車が作れる。しかし
材料が合成樹脂の場合には材料応力σが小さいから、耐
圧歯強度を必要な大きさに確保するには必然的にモジュ
ールを大きくしなければならず、したがってピッチ円が
大きくなり、大径の歯車しかできなかった。このように
大径の歯車にあってはカメラの小型化の要請に反するこ
とは前記した通りである。一方ピッチ円を小さく保って
モジュールを大きくするには、歯数を少なくすることが
考えられるが、インボリュート歯形の場合、歯数が13
枚以下だとアンダーカット部が生じ、特に金属の場合に
は切削加工の都合上歯数は8枚が限度とされる。材料が
合成樹脂の場合にはアンダーカット部が生じても成形は
可能であるが、図3に示すように、歯の根元が大きくア
ンダーカットとなり、このため合成樹脂にあっては歯強
度が極端に悪くなり、採用できない。インボリュート歯
形では、歯形のアンダーカットは歯形係数Y、ひいては
モジュールmと転位係数Xに関係する。発明者は転位係
数Xを大きくすることにより、歯数を小さくした場合に
も歯形のアンダーカット形状をなくすることができるこ
とに想到した。すなわち、歯数を6〜7枚にしても歯形
のアンダーカットがほとんどなくなり、必要な歯強度を
得ることができた。表1は図に示す実施例の各歯車のデ
ータを示す。
は極めて困難である。一般に耐圧歯強度Pは、P=σm
bYで表される。σは材料応力、mはモジュール、bは
歯厚、Yは歯形係数である。金属の場合には材料応力σ
が大きいから、モジュールmを小さくしても、したがっ
てピッチ円を小さく、歯数を大きくしても大きな耐圧歯
強度が得られる。すなわち小径の歯車が作れる。しかし
材料が合成樹脂の場合には材料応力σが小さいから、耐
圧歯強度を必要な大きさに確保するには必然的にモジュ
ールを大きくしなければならず、したがってピッチ円が
大きくなり、大径の歯車しかできなかった。このように
大径の歯車にあってはカメラの小型化の要請に反するこ
とは前記した通りである。一方ピッチ円を小さく保って
モジュールを大きくするには、歯数を少なくすることが
考えられるが、インボリュート歯形の場合、歯数が13
枚以下だとアンダーカット部が生じ、特に金属の場合に
は切削加工の都合上歯数は8枚が限度とされる。材料が
合成樹脂の場合にはアンダーカット部が生じても成形は
可能であるが、図3に示すように、歯の根元が大きくア
ンダーカットとなり、このため合成樹脂にあっては歯強
度が極端に悪くなり、採用できない。インボリュート歯
形では、歯形のアンダーカットは歯形係数Y、ひいては
モジュールmと転位係数Xに関係する。発明者は転位係
数Xを大きくすることにより、歯数を小さくした場合に
も歯形のアンダーカット形状をなくすることができるこ
とに想到した。すなわち、歯数を6〜7枚にしても歯形
のアンダーカットがほとんどなくなり、必要な歯強度を
得ることができた。表1は図に示す実施例の各歯車のデ
ータを示す。
【0015】
【表1】
【0016】表1から明らかなように、小歯車22b、
24bの転位係数は各々0.773、0.655に設定
してある。従来の通常の転位係数は0.5程度である。
なお、インボリュート歯形において転位係数を大にする
といわゆる噛み合い圧力角が大きくなり、軸受け損失が
大きくなる。上記実施例においては、軸に悪影響の及ぼ
さない範囲で、転位係数をできる限り大きく設定し、も
って歯形にアンダーカットの生じないようにして必要な
歯強度を確保するようにしている。そしてこれにより、
ピッチ円を比較的小さく設定して歯車径を小にしても、
モジュールを大きくでき、必要な歯強度を大きくでき
た。そしてまた減速平歯車22、24が小径となり、有
底円筒状の支持部内に配置でき、減速機構の小型化が図
れた。
24bの転位係数は各々0.773、0.655に設定
してある。従来の通常の転位係数は0.5程度である。
なお、インボリュート歯形において転位係数を大にする
といわゆる噛み合い圧力角が大きくなり、軸受け損失が
大きくなる。上記実施例においては、軸に悪影響の及ぼ
さない範囲で、転位係数をできる限り大きく設定し、も
って歯形にアンダーカットの生じないようにして必要な
歯強度を確保するようにしている。そしてこれにより、
ピッチ円を比較的小さく設定して歯車径を小にしても、
モジュールを大きくでき、必要な歯強度を大きくでき
た。そしてまた減速平歯車22、24が小径となり、有
底円筒状の支持部内に配置でき、減速機構の小型化が図
れた。
【0017】上記のようにモータ歯車17の歯数を5〜
7、減速平歯車22、24の小径の歯車22b、24b
の歯数を6〜7に設定することにより小型化が可能とな
った。しかしながらこのように歯数を少なくすることに
よりやはり噛み合い圧力角が大きくなり、多少無理が生
じて歯車の回転に多少スムーズさを欠く。この点本実施
例では前記のように、モータ歯車17の軸部19とその
軸受21aとの間のクリアランスを通常の10倍程の
0.1〜0.25mmという大きいクリアランスに設定
することで、特に高速での歯車群の回転がスムーズにな
ることがわかった。このようにクリアランスを大きくす
ることで歯車群の回転がスムーズになる理由は定かでな
いが、前記のように噛み合い圧力角が大きくなることに
よる無理が吸収されることによると考えられる。なお装
置の小型化の点からは減速平歯車22、24の小径の歯
車22b、24bの歯数を6〜7に設定するのがよい
が、減速比に応じて適宜に設定できる。また減速平歯車
は2個に限られないことはもちろんである。なお上記実
施例では、外部伝達歯車25の板状部をスプール10の
端縁を跨ぐようにしたが、従動歯車30の板状部をスプ
ール端縁を跨がせるようにしてもよい。
7、減速平歯車22、24の小径の歯車22b、24b
の歯数を6〜7に設定することにより小型化が可能とな
った。しかしながらこのように歯数を少なくすることに
よりやはり噛み合い圧力角が大きくなり、多少無理が生
じて歯車の回転に多少スムーズさを欠く。この点本実施
例では前記のように、モータ歯車17の軸部19とその
軸受21aとの間のクリアランスを通常の10倍程の
0.1〜0.25mmという大きいクリアランスに設定
することで、特に高速での歯車群の回転がスムーズにな
ることがわかった。このようにクリアランスを大きくす
ることで歯車群の回転がスムーズになる理由は定かでな
いが、前記のように噛み合い圧力角が大きくなることに
よる無理が吸収されることによると考えられる。なお装
置の小型化の点からは減速平歯車22、24の小径の歯
車22b、24bの歯数を6〜7に設定するのがよい
が、減速比に応じて適宜に設定できる。また減速平歯車
は2個に限られないことはもちろんである。なお上記実
施例では、外部伝達歯車25の板状部をスプール10の
端縁を跨ぐようにしたが、従動歯車30の板状部をスプ
ール端縁を跨がせるようにしてもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、上述したように、支持
部が有底円筒状に形成されてスプール内に嵌入し、この
支持部内に平歯車群で構成した減速歯車装置が収納さ
れ、外部への駆動力の伝達は平歯車からなる外部伝達歯
車もしくは太陽歯車の板状部のみをスプール端縁を跨ぐ
ようにして配置しているので、これら減速歯車群の実質
的厚さを減ずることができ、装置の小型化が図れる。ま
た本発明ではモータ歯車の歯数を5〜7枚の少数に設定
でき、減速比を大きくすることが可能となった。さらに
モータ歯車の軸部とヘッドケースの軸受とのクリアラン
スを通常の10倍程の0.1〜0.25mmと大きく設
定することにより、モータ歯車の歯数を5〜7枚に設定
したことによる多少の無理が吸収され、歯車がスムーズ
に回転する。またさらに、減速歯車群を軟質合成樹脂材
のものと強化合成樹脂材のものとで交互に用いることで
磨耗を減じることができる。
部が有底円筒状に形成されてスプール内に嵌入し、この
支持部内に平歯車群で構成した減速歯車装置が収納さ
れ、外部への駆動力の伝達は平歯車からなる外部伝達歯
車もしくは太陽歯車の板状部のみをスプール端縁を跨ぐ
ようにして配置しているので、これら減速歯車群の実質
的厚さを減ずることができ、装置の小型化が図れる。ま
た本発明ではモータ歯車の歯数を5〜7枚の少数に設定
でき、減速比を大きくすることが可能となった。さらに
モータ歯車の軸部とヘッドケースの軸受とのクリアラン
スを通常の10倍程の0.1〜0.25mmと大きく設
定することにより、モータ歯車の歯数を5〜7枚に設定
したことによる多少の無理が吸収され、歯車がスムーズ
に回転する。またさらに、減速歯車群を軟質合成樹脂材
のものと強化合成樹脂材のものとで交互に用いることで
磨耗を減じることができる。
【図1】フィルム巻き上げ機構の歯車群の展開図であ
る。
る。
【図2】フィルム巻上機構の歯車群の平面図である。
【図3】歯形のアンダーカット形状の説明図である。
10 スプール 12 減速歯車支持体 13 支持部 14 駆動モータ 16 回転軸 18 ボス部 19 軸部 20 歯部 22、24 減速平歯車 25 外部伝達歯車 27 揺動歯車装置 29、32 軸 30 太陽歯車 31 遊星歯車 35 巻戻歯車
Claims (2)
- 【請求項1】 カメラ本体内に回転自在に支持されたス
プールと、該スプール内に位置して支持された駆動モー
タと、この駆動モータの回転軸に取り付けられたモータ
歯車と、該モータ歯車に接続された減速歯車装置と、軸
を中心に揺動自在に設けられた揺動アーム上に該軸を中
心に回転する太陽歯車および揺動アームの先端部上で太
陽歯車に噛合する遊星歯車を有し、前記太陽歯車が前記
減速歯車装置の外部伝達歯車に噛合する揺動歯車装置を
具備し、前記揺動歯車装置の前記遊星歯車が揺動アーム
の揺動位置で、スプール歯車もしくはスプール歯車に駆
動力を伝達する巻上歯車と巻戻機構に駆動力を伝達する
巻戻歯車とに選択的に噛合するカメラフィルム巻上機構
において、 前記スプールは減速歯車支持体の有底円筒状の支持部が
嵌入することで該支持部上に回転自在に支持され、前記
駆動モータの本体が前記支持部底面にネジ止めされてス
プール内に位置され、駆動モータの前記回転軸は、支持
部底面に設けた透孔を貫通して支持部内に延出され、該
支持部内の回転軸に樹脂製の前記モータ歯車が嵌着さ
れ、前記減速歯車装置は複数の樹脂製の減速平歯車が平
面的に配置噛合されて前記有底円筒状の支持部内に配置
されると共に、該支持部と支持部を覆うヘッドケース間
に回転自在に軸承され、前記減速歯車装置の外部伝達歯
車または前記揺動歯車装置の太陽歯車がスプール端縁を
跨いで配置され、該外部伝達歯車と太陽歯車とが噛合さ
れ、前記モータ歯車は、モータの回転軸に嵌合するボス
部と、該ボス部にモータの回転軸と同軸に設けられ、一
端において前記ヘッドケースの軸受に軸承される軸部
と、該軸部上に歯底円径がモータ出力軸よりも小径にな
るよう設けられた歯部を有し、該歯部の歯数が5〜7枚
に設定されていると共に、前記モータ歯車の軸部とヘッ
ドケースの軸受との間のクリアランスが0.1〜0.2
5mmに設定されていることを特徴とするカメラフィル
ム巻上機構。 - 【請求項2】 前記減速平歯車群の歯車を、特殊ナイロ
ンに、フッ素、オレフィン等の潤滑材とチタン酸カリウ
ム等からなるウィスカーとを混入した比較的に軟質の軟
質合成樹脂材か、特殊ナイロンにガラス繊維が混入され
た強化合成樹脂材で形成し、軟質合成樹脂材による歯車
と強化合成樹脂材による歯車とを交互に用いて減速平歯
車群を構成したことを特徴とする請求項1記載のカメラ
フィルム巻上機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10817593A JPH06317832A (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | カメラフィルム巻上機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10817593A JPH06317832A (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | カメラフィルム巻上機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06317832A true JPH06317832A (ja) | 1994-11-15 |
Family
ID=14477896
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10817593A Pending JPH06317832A (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | カメラフィルム巻上機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06317832A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6071018A (en) * | 1997-09-17 | 2000-06-06 | Minolta Co., Ltd. | Film drive mechanism |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58160938A (ja) * | 1982-03-19 | 1983-09-24 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | カメラのモ−タドライブ装置 |
| JPS6051349B2 (ja) * | 1977-08-17 | 1985-11-13 | 株式会社日立製作所 | 永久磁石式同期機の回転子製作方法 |
| JPH0287130A (ja) * | 1988-09-22 | 1990-03-28 | Konica Corp | カメラ |
-
1993
- 1993-05-10 JP JP10817593A patent/JPH06317832A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6051349B2 (ja) * | 1977-08-17 | 1985-11-13 | 株式会社日立製作所 | 永久磁石式同期機の回転子製作方法 |
| JPS58160938A (ja) * | 1982-03-19 | 1983-09-24 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | カメラのモ−タドライブ装置 |
| JPH0287130A (ja) * | 1988-09-22 | 1990-03-28 | Konica Corp | カメラ |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6071018A (en) * | 1997-09-17 | 2000-06-06 | Minolta Co., Ltd. | Film drive mechanism |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5005035B2 (ja) | 動力源と機械的発振装置との間の動力伝達を一定トルクで行う時計のムーブメント | |
| US4959672A (en) | Motor-driven film winder | |
| JPH06317832A (ja) | カメラフィルム巻上機構 | |
| JPS6256649A (ja) | 制御用変速装置 | |
| JPH0659323A (ja) | カメラフィルム巻上機構 | |
| JPH05332403A (ja) | 減速機 | |
| JPH07191391A (ja) | カメラフィルム巻上機構 | |
| US5091740A (en) | Film winding device | |
| JPH05142633A (ja) | カメラフイルム巻上機構 | |
| US5479231A (en) | Film advancing mechanism | |
| JPH07191392A (ja) | カメラフィルム巻上機構 | |
| CN210372660U (zh) | 摄像机角度调节机构以及摄像机系统 | |
| JP4622274B2 (ja) | ぜんまい残量表示機構および時計 | |
| JPH07208583A (ja) | 歯 車 | |
| JP2628974B2 (ja) | カメラフィルム巻上機構 | |
| JPS59110946A (ja) | 歯車装置 | |
| JP2658666B2 (ja) | 入力軸の回転速度を増減させる遊星歯車機構 | |
| JP3503857B2 (ja) | プリンタのキャリッジ駆動機構 | |
| JPS59226734A (ja) | 減速装置 | |
| JPH07174197A (ja) | 減速機 | |
| JPH11118000A (ja) | 変速歯車装置 | |
| JPS5821951Y2 (ja) | ジクノオウフクハンテンキコウ | |
| CN2651696Y (zh) | 卷尺的变速传动机构 | |
| JPH0523873Y2 (ja) | ||
| HK40121126A (zh) | 由钟表机芯驱动的用於柔性显示指针的致动机构 |